JP2006273410A - 収納袋のワンタッチ式脱気弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 弁体のロック操作及びロック解除操作が容易で脱気作業時の操作性が良好な収納袋のワンタッチ式脱気弁を提供する。
【解決手段】収納袋3に連通する弁開口1aを有するベース1と、ベース1に嵌合するカバー2とを備え、カバー2に形成した凹状孔部2aに、弁開口1aを閉じた状態にロックするための戻しバネ付きのロックボタン5を遊嵌させ、弁開口1aが開放された状態にて脱気用のノズルNを凹状孔部2aのまわりに形成した吸気開口2dを囲むように当接させて収納袋3内を脱気できるようにした収納袋のワンタッチ式脱気弁に、ロックボタン5の押し込み操作により、弁開口1aを弁体8を介して閉止状態にロックするロック状態と、ロック状態を解除して弁開口1aを開放するロック解除状態と、を交互に反復させるためのカム機構Cを設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、布団や毛布等の寝具や衣服等を収納するための収納袋に設けられるワンタッチ式の脱気弁に関する。
従来より、寝具や衣服等を押し入れやタンス等に収納、保管する際に、限られたスペースを有効に活用するため、収納物を収納袋内に収納した後、電気掃除機等を使用して袋体内の空気を排出(脱気)して収納袋をコンパクトに圧縮する作業が行われていた。このような作業は、旅行する際に身の回り品を袋内に収納する場合にも行われ、また、寝具類を取り扱う業者においても行われていた。
その脱気作業は、収納袋の開口部に設けられているファスナーを少しだけ開いて、その隙間から電気掃除機の吸気ノズルを差し込んで袋体内を脱気するように行われるが、その際に、吸気ノズルの先端に収納物が吸い付いて収納物を損傷することがあった。また、吸気ノズルが詰まって脱気が困難になることがあり、そのような時には、モータに大きな負荷が作用してトラブルが発生することもあった。
そこで、このような難点を解消するために、袋体内に連通する弁開口を備えた脱気弁を収納袋に取り付け、その脱気弁に電気掃除機の吸気ノズルを外部から当接させることで、袋体内を脱気できるようにした脱気弁付きの収納袋が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この例では、袋体内を脱気した後、その脱気状態をロックするためのロック機構を設けている。
特開2004−338784号公報
上記従来例(特許文献1)では、袋体内の脱気状態をロックするためのロック機構が、蓋体の回動動作によって作動するように構成されている。即ち、蓋体の下面側には、この蓋体を一方向に回動操作すると弁板を下方に押圧して脱気孔の上端開口部を閉止状態にロック保持し、他方向に回動操作すると、ロック状態が解除されて上記弁板の上下動を許容するように構成したロック機構が設けられている。
従って、脱気作業の前にロック状態を解除するために、蓋体をわざわざ手動で回動させなければならず、また、脱気作業が終了した後、ロック状態とするために再び蓋体を逆方向に回動させなければならず、脱気作業時にロック機構を作動させるための手動による操作が煩瑣であった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、弁体のロック操作及びロック解除操作が容易で脱気作業時の操作性が良好な収納袋のワンタッチ式脱気弁を提供することを目的とする。
また、上記従来例では、蓋体が収納袋から外部に突出した状態に設けられているため、例えば、収納袋を積み重ねて収納する際等には、蓋体に不用意に外力が作用しやすく、ロックが解除される方向に蓋体が回動されることが懸念される。そのような場合には、脱気孔を閉じている弁板が上下可動となるため、収納袋の脱気状態を安定に保持することができなくなる。さらに、脱気作業時に、電気掃除機の吸気ノズルをドーム型の蓋体の吸気用孔に対して安定な状態で当接させるための対策が施されておらず、作業性の改善が求められる。
そこで、本発明は、弁体のロックが容易に解除されないようにすること、及び、脱気作業時には、脱気用のノズルを蓋体の吸気用孔に安定な状態で当接させることができるようすることをも目的とする。
(1)本発明の収納袋のワンタッチ式脱気弁は、収納袋3に連通する弁開口1aを有するベース1と、該ベース1に嵌合するカバー2とを備え、前記カバー2に形成した凹状孔部2aに、前記弁開口1aを閉じた状態にロックするための戻しバネ付きのロックボタン5を遊嵌させ、前記弁開口1aが開放された状態にて脱気用のノズルNを前記凹状孔部2aのまわりに形成した吸気開口2dを囲むように当接させて前記収納袋3内を脱気できるようにした収納袋のワンタッチ式脱気弁であって、
前記ロックボタン5の押し込み操作により、前記弁開口1aを弁体8を介して閉止状態にロックするロック状態と、前記ロック状態を解除して前記弁開口1aを開放するロック解除状態と、を交互に反復させるためのカム機構Cを設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、ロックボタン5の押し込み動作によりロック解除状態からロック状態に、また、ロック状態からロック解除状態へと交互に反復させることができるため、例えば、そのロックボタン5を脱気用のノズルNの先端で押し込むことで、容易に操作できるため、(従来のように手動で蓋体等を回動させなくてもよいので)脱気作業時の操作性が向上する。
(2)このような収納袋のワンタッチ式脱気弁では、前記弁体8は、前記ロックボタン5と前記弁開口1aの間に配設されて押えスプリング11によって前記弁開口1aを閉じる方向に付勢され、かつ、前記ロックボタン5と前記弁体8の間に、ロックピン10が介装され、該ロックピン10と前記ロックボタン5に、前記カム機構Cが形成されてもよい。このようにすれば、ロックボタン5の押し込み動作によってカム機構Cを作動させることができる。
(3)前記ロック状態では、前記ロックボタン5を、少なくとも前記凹状孔部2aから外部に突出させないようにしてもよい。このようにすれば、ロックボタン5が不用意に押し込まれてロック状態が解除されるような不具合の発生を防ぐことができる。
(4)前記カバー2には、脱気用のノズルNの先端を前記ロックボタン5に当接させるためのガイド溝2cが形成されてもよい。このようにすれば、脱気作業時にロック状態を解除する際に、ノズルNの先端をロックボタン5に当接させやすくなりロックボタン5の押し込み操作が容易となる。また、ノズルNの先端を吸気開口2dを囲むようにカバー2に当接させて収納袋3内を脱気する際に、ノズルNの先端とガイド溝2cとの間に隙間が形成されるため、掃除機のモータに対する付加を軽減することができ、いわゆる詰まり現象により掃除機のモータの負荷が異常に上昇するようなトラブルの発生をなくすことができる。
(5)前記カバー2には、脱気用のノズルNの先端を吸気開口2dに対応させるためのガイド突起2kが形成されていてもよい。このようにすれば、脱気作業時に、電気掃除機の吸気用のノズルNをカバー2の吸気開口2dに対して安定な状態で当接させることができる。
(6)前記収納袋3の開口縁部を、前記ベース1とカバー2の嵌合部4に挟持させてもよい。このようにすれば、収納袋3に脱気弁を取り付ける際に、接着剤が不要となり、組み付け工程を簡素化することができる。
本発明に係る収納袋のワンタッチ式脱気弁は、ロックボタンの押し込み動作により、弁開口を閉止状態にロックするロック状態と、ロック状態を解除して弁開口を開放するロック解除状態と、を交互に反復させることができるので、例えば、そのロックボタンを脱気用のノズルの先端で押し込むことで容易に操作できるため、脱気作業時の操作性が向上する。
また、ロック状態では、ロックボタンを少なくとも前記凹状孔部から外部に突出させないようにすれば、ロックボタンが不用意に押し込まれてロック状態が解除されるような不具合の発生を防ぐことができる。そして、脱気用のノズルの先端をロックボタンに当接させるためのガイド溝を形成すれば、脱気作業時にロックボタンの押し込み動作を容易に行うことができ作業性が向上する。さらに、カバーに、脱気用のノズルの先端を吸気開口に対応させるためのガイド突起を形成すれば、脱気作業時にロックボタンの押し込み動作を容易に行うことができ作業性が向上する。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係る収納袋のワンタッチ式脱気弁について詳細に説明する。
図1は収納袋のワンタッチ式脱気弁の断面図、図2は分解対応図である。これらの図にて、符号1はベース、2は、ベース1に嵌合するカバー、3は収納袋で、その開口縁がベース1とカバー2の嵌合部4に挟持(挟着)されている。ベース1は、図3(a)〜(c)に示すように、円板状に形成され、その中央に、収納袋3の内部に連通する弁開口1aを有し、その底面には弁開口1aから放射状にリブrが形成され、ベース1が収納物に密着した状態になっても弁開口1aに向けて空気を集約吸引できるようにしている。また、ベース1の上面には、カバー2との嵌合部4を構成する円弧状の係止部1bが形成されている。
カバー2は、図4(a)〜(d)に示すように、円形ドーム状に形成され、その中央には凹状孔部2aが形成され、その凹状孔部2aには、弁開口1aを閉じた状態にロックするためのロックボタン5(後述する)が遊嵌される。また、カバー2の下端内周には、ベース1との嵌合部4を構成する円弧状の係止部2bが内向きに形成されている。その凹状孔部2aのまわりには、脱気用のノズルN(図8参照)の先端をロックボタン5に対応する状態に嵌合させるための円弧状のガイド溝2cが形成されている。また、凹状孔部2aを囲むように4つの吸気開口2dが形成され、その吸気開口2dの外側には、電気掃除機の吸気用のノズルNを吸気開口2dに対応させるための4つのガイド突起2kが形成されている。そして、凹状孔部2aの内側には内孔2eが形成され、その内孔2eの内周面に3条の縦溝2fが120°の位相間隔をおいて形成されている。そして、その内孔2eの下端底面側には、図4(c)(d)に示すように、それぞれ一方向にのみ傾斜する複数の円弧状の傾斜面部2g,2gが縦溝2f,2fの間に2つづつ段違い状に連設状態に形成されている。
ロックボタン5は、図5(a)〜(c)に示すように、円形状のヘッド5aの中央部に下向きに筒状の軸部5bを突設してなり、その軸部5bには、軸方向に延びる3本縦リブ5cが120°の位相間隔をおいて形成され、その下端には下向きの山形状のカム5dが形成されている。その縦リブ5cが、カバー2の内孔2eに形成された3条の縦溝2fに摺動自在に遊嵌され、ロックボタン5がカバー2に対して相対的に回動することなく、その軸方向への移動が許容される。また、軸部5bの内側には、後述するロックピン10を吊持状態に係止させる係止ピン5fがヘッド5aと一体に下向きに突設されている。そして、ヘッド5aと凹状孔部2aの間には戻しバネ6が張設される(図1,2参照)。
ベース1に形成された弁開口1aの内側にはブッシュ7が嵌装され、その弁開口1aの外周縁上面に、弁開口1aを閉止するための弁体8(図6(a)〜(c)参照)がパッキン9を介して脱着自在に密着する。この弁体8とロックボタン5の間にはロックピン10が介装され、ロックピン10(及びロックボタン5)と弁体8の間には押えスプリング11が張設される。弁体8は、底面側にパッキン9を嵌合させるための円周溝8aを有して、カバー2の凹状孔部2aを囲むように配設された4つの係止片2h(図4(b)(c)参照)にその底部周縁を係止され、その係止位置と凹状孔部2aの底面との間で上下方向の移動が許容される。
ロックピン10には、図7(a)〜(d)に示すように、ロックボタン5の軸部5b内に遊嵌する軸部10bが形成され、その軸部10bのまわりには、ロックボタン5の軸部5bの下端に形成されたカム5dに対応するカムフォロワー10dが120°の位相間隔をおいて3つ形成されている。そして、その軸部10bの上端に形成された被係止孔10fが、ロックボタン5の係止ピン5fに係止され、ロックピン10がロックボタン5に対して、軸方向に若干の移動が許容される状態で一体化され、このカム5dとカムフォロワー10dとで、弁体8を介して弁開口1aを閉止状態にロックするロック状態と、そのロック状態を解除して弁開口1aを開放するロック解除状態と、を交互に反復させるためのカム機構Cが構成される。
そのカム機構Cについて詳しく説明すると、ロックボタン5に形成されるカム5dは(図5(a)〜(c)参照)、下向きの山形状部が円弧上に6つ連続して形成されるように構成される一方、ロックピン10に形成されるカムフォロワー10dは(図7(a)〜(d)参照)、一方向にのみ傾斜する傾斜面を有する上向きの突状部を軸部10bの半径方向に対して若干偏向させた状態で120°の位相間隔をおいて3つ等間隔に配設してなる。各カムフォロワー10dの底部は円板状の底フランジ部10eに一体化されており、その3つのカムフォロワー10dが、カバー2の内孔2eに形成された3条の縦溝2fに摺動自在に遊嵌され、前記底フランジ部10eが、カバー2の凹状孔部2aの底面に当接してロックピン10の上方への移動が規制される。他方、図4(c)(d)の拡大図に示すように、カバー2の内孔2eの下端底面には、それぞれ一方向にのみ傾斜する複数の円弧状の傾斜面部2g,2gが縦溝2fの間に2つづつ段違い状に連設形成されている。なお、この縦溝2fもカムフォロワー10dに対応して内孔2eの半径方向に対して若干偏向した状態に形成されている。
このような構成により、ロックボタン5が凹状孔部2aと同一高さのロック解除位置(図8(c)参照)から限度まで押し下げられると、カム5dの山形状部がカムフォロワー10dの傾斜面に押し当てられるため、ロックピン10は押し下げられ、3つのカムフォロワー10dが、カバー2の内孔2eに形成された3条の縦溝2fから下方に離間した時点で一方向(図7(a)の状態にて右回り)に回動する。その後、ロックボタン5が離されると、戻しバネ6の弾発力によってロックボタン5は押し戻されるが、3つのカムフォロワー10dの上端が、内孔2eの下端底面に形成されている傾斜面部2g,2g間に係止される。この状態では、ロックピン10がカバー2の内孔2eよりも下方で係止されているため、ロック部材は、凹状孔部2a内に少し入り込んだロック位置(図1参照)に止まり、かつ、押えスプリング11を介して弁体8が弁開口1aの外周縁上面に強く押圧され弁開口1aを閉止するロック状態となる。
このようなロック状態にて、ロックボタン5が再び限度まで押し込まれると、カム5dの山形状部がカムフォロワー10dの傾斜面に押し当てられるため、ロックピン10は押し下げられ、3つのカムフォロワー10dの上端が、カバー2の内孔2eの下端に形成されている傾斜面部2gから下方に離間した時点で一方向(図7(a)の状態にて右回り)に回動する。その後、ロックボタン5が離されると戻しバネ6の弾発力によって初期位置(図8(c)参照)に復帰すると共に、3つのカムフォロワー10dの上端が、再び、内孔2eに形成されている3条の縦溝2fに遊嵌し、ロックピン10が上方に引き上げられ(係止孔10fが係止ピン5fに係止されているため)、底フランジ部10eが、カバー2の凹状孔部2aの底面に当接する位置で係止される。この状態では、ロックピン10が内孔2e内に引き込まれているため、弁体8が弁開口1aの外周縁上面から離間自在となりロック解除状態となる。以上のようなロック状態とロック解除状態とが、ロックボタン5の押し込み動作によって反復される。
以上のように構成される収納袋のワンタッチ式脱気弁の一連の操作について図8(a)〜(d)に基づいて説明する。まず、図8(a)の状態では、弁体8が弁開口1aの外周縁上面に密着して弁開口1aを閉じたロック状態となっている。このようなロック状態では、ロックボタン5は、カバー2の凹状孔部2a内に押し込まれたロック位置にあるため、たとえ、収納袋3が積み重ねて収納されてもロックボタン5が不用意に作動することはなく、安定なロック状態が保持される。この状態から収納袋3の脱気を行うには、まず、図8(b)に示すように、電気掃除機の吸気用のノズルNの先端を、カバー2のガイド溝2cに対応させてロックボタン5を押し込むことによって、ロック解除状態とする。従って、わざわざ手指でロックボタン5を押し込む煩わしさから開放される。
次いで、ロック解除状態となっている図8(c)に示すように、カバー2の4つのガイド突起2k内に吸気用のノズルNの先端をガイド状態で当接させてノズルNの先端で吸気開口2dを囲むようにして電気掃除機を作動させ、収納袋3内の脱気を行う。このように、4つのガイド突起2k内に吸気用のノズルNの先端をガイド状態で当接させることで、安定な状態で脱気することができる。また、脱気の際に、ノズルNの先端とガイド溝2cとの間に隙間が形成されるため、掃除機のモータに対する付加を軽減することができ、いわゆる詰まり現象により掃除機のモータの負荷が異常に上昇するようなトラブルの発生をなくすことができる。脱気が完了したら、図8(d)に示すように、指でロックボタン5を押し下げてロック状態とする。また、この時、電気掃除機の吸気用のノズルNの先端を、カバー2のガイド溝2cに対応させてロックボタン5を押し込むようにしてもよい。
なお、本発明は、実施の形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて、設計変更や改良等を行うのは自由であり、例えば、カバーの外形も適宜に変化させてよいし、脱気弁の収納袋への取付には、接着剤を使用してもよく、融着、溶着等で取り付けてもよい。
本発明の実施の形態に係る収納袋のワンタッチ式脱気弁のロック状態の断面図である。 同分解組み付け対応図である。 (a)は同ベースの平面図、(b)は断面図、(c)は底面図である。 (a)は同カバーの平面図、(b)は断面図、(c)は底面図、(d)は(c)の拡大図におけるD−D線矢視相当断面図である。 (a)は同ロックボタンの平面図、(b)は断面図、(c)は底面図である。 (a)は同弁体の平面図、(b)は断面図、(c)は底面図である。 (a)は同ロックピンの平面図、(b)は断面図、(c)は側面図、(d)は底面図である。 (a)は同ロック状態の断面図、(b)ロック解除状態の断面図、(c)は脱気作業時の断面図、(d)はロック状態とした時の断面図である。
符号の説明
1…ベース、1a…弁開口、2…カバー、2a…凹状孔部、2d…吸気開口、2k…ガイド突起、3…収納袋、4…嵌合部、5…ロックボタン、8…弁体、C…カム機構、10…ロックピン、11…押えスプリング

Claims (6)

  1. 収納袋(3)に連通する弁開口(1a)を有するベース(1)と、該ベース(1)に嵌合するカバー(2)とを備え、前記カバー(2)に形成した凹状孔部(2a)に、前記弁開口(1a)を閉じた状態にロックするための戻しバネ付きのロックボタン(5)を遊嵌させ、前記弁開口(1a)が開放された状態にて脱気用のノズル(N)を前記凹状孔部(2a)のまわりに形成した吸気開口(2d)を囲むように当接させて前記収納袋(3)内を脱気できるようにした収納袋のワンタッチ式脱気弁であって、
    前記ロックボタン(5)の押し込み操作により、前記弁開口(1a)を弁体(8)を介して閉止状態にロックするロック状態と、前記ロック状態を解除して前記弁開口(1a)を開放するロック解除状態と、を交互に反復させるためのカム機構(C)を設けたことを特徴とする収納袋のワンタッチ式脱気弁。
  2. 前記弁体(8)は、前記ロックボタン(5)と前記弁開口(1a)の間に配設されて押えスプリング(11)によって前記弁開口(1a)を閉じる方向に付勢され、かつ、前記ロックボタン(5)と前記弁体(8)の間に、ロックピン(10)が介装され、該ロックピン(10)と前記ロックボタン(5)に、前記カム機構(C)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の収納袋のワンタッチ式脱気弁。
  3. 前記ロック状態では、前記ロックボタン(5)を、少なくとも前記凹状孔部(2a)から外部に突出させないようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の収納袋のワンタッチ式脱気弁。
  4. 前記カバー(2)には、脱気用のノズル(N)の先端を前記ロックボタン(5)に当接させるためのガイド溝(2c)が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の収納袋のワンタッチ式脱気弁。
  5. 前記カバー(2)には、脱気用のノズル(N)の先端を吸気開口(2d)に対応させるためのガイド突起(2k)が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の収納袋のワンタッチ式脱気弁。
  6. 前記収納袋(3)の開口縁部を、前記ベース(1)とカバー(2)の嵌合部(4)に挟持させることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の収納袋のワンタッチ式脱気弁。
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