JP2006269532A - 半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

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Kazuyuki Okuda
和幸 奥田
Masayuki Asai
優幸 浅井
Masayuki Kyoda
昌幸 経田
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Abstract

【課題】ALD(Atomic Layer Deposition)法によりアミン系材料を用いて成膜を行う場合に優れた膜質の膜が形成できる半導体デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】処理室201内にアミン系の第1の反応種を供給し、基板200表面に第1の反応種を化学吸着させる工程と、処理室から余剰な第1の反応種を除去するため水素ガスを用いてパージする工程と、処理室201内に、第1の反応種とは異なる第2の反応種を供給し、基板200表面の反応サイトに化学吸着させる工程と、処理室201から余剰な第2の反応種を除去するためパージガスによりパージする工程と、から成るステップを所望回数繰り返して基板上に所望の厚さの薄膜を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体デバイスの製造方法に関し、特に、ALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて半導体シリコンウエハに所望の膜形成する行程を備える半導体デバイスの製造方法に関する。
ALD法は、ある成膜条件(温度、時間等)の下で、成膜に用いる2種類(またはそれ以上)の原料となるガスを1種類ずつ交互に基板上に供給し、1原子層単位で吸着させ、表面反応を利用して成膜を行う手法である。
半導体デバイス製造プロセスで、ALD法によりアミン系材料を用いて成膜を行う場合、たとえば、TiNの成膜では、TiのソースとNのソースとを処理室内の半導体シリコン基板上に交互に供給するが、TiのソースからNのソースに切り替える際にはTiのソースを処理室から除去するためにNを用いてパージを行い、または、その逆のNのソースからTiのソースに切り替える際には、Nのソースを処理室から除去するためにNを用いてパージを行っていた。
しかしながら、このようにして得られるTiNの膜質があまり良くないという問題があった。
従って、本発明の主な目的は、ALD法によりアミン系材料を用いて成膜を行う場合に優れた膜質の膜が形成できる半導体デバイスの製造方法を提供することにある。
本発明によれば、
基板を収容した処理室内にアミン系の第1の反応種を供給し、基板表面に前記第1の反応種を化学吸着させる工程と、
前記処理室から余剰な第1の反応種を除去するためパージガスによりパージする工程と、
前記処理室内に、前記第1の反応種とは異なる第2の反応種を供給し、基板表面の反応サイトに化学吸着させる工程と、
前記処理室から余剰な第2の反応種を除去するためパージガスによりパージする工程と、から成るステップを所望回数繰り返して基板上に所望の厚さの薄膜を形成する半導体デバイスの製造方法であって、
前記パージ工程の内、少なくとも前記余剰な第1の反応種をパージする工程において水素ガスを用いてパージすることを特徴とする半導体デバイスの製造方法が提供される。
本発明によれば、ALD法によりアミン系材料を用いて成膜を行う場合に優れた膜質の膜が形成できる半導体デバイスの製造方法が提供される。
次に、本発明の好ましい実施例を説明する。
本発明の好ましい実施例においては、基板である半導体シリコンウエハを収容した処理室内にアミン系有機金属材料のTiのソースを供給し、ウエハ表面にアミン系有機金属材料を化学吸着させる工程と、その後、処理室から余剰なアミン系有機金属材料を除去するため水素ガスを用いてパージする工程と、その後、アンモニアプラズマ等のNのソースとなる反応種を供給し、アミン系有機金属材料の化学吸着およびその後の水素ガスによるパージにより形成されたウエハ表面の反応サイトに化学吸着させる工程と、その後、処理室から余剰なNのソースとなる反応種を除去するためパージガスによりパージする工程とを有する成膜ステップを所望回数繰り返してウエハ上に所望の厚さのTiN薄膜を形成する。
一例として、アミン系有機金属材料のTiのソースであるTDMAT(Tetrakis (Dimethylamido) Titanium)とNのソースとしてのアンモニアプラズマとを処理室内の半導体シリコン基板上に交互に供給してTiNの成膜を行うが、TDMATからアンモニアプラズマに切り替える際にはHを用いてパージを行い、その逆のアンモニアプラズマからTDMATに切り替える際にも、Hを用いてパージを行う。
好ましくは、TDMAT供給→真空引き→H供給→真空引き→NHplasma供給→真空引き→H供給→真空引き→TDMAT供給に戻り、所定回数繰り返す。
反応は、次のような形で進むと考えられる。なお、各分子の係数は省略してある。
Figure 2006269532
Ti-N-(CH)において、NHラジカルのNHの作用により、Ti-Nと(CH)の間で結合が切れ、Ti-NとNH(CH)が生成すると考えられる。
ガスによりパージした場合には、Ti-N-(CH)において、TiとN(CH)の間で結合が切れ、TiとNH(CH)が生成すると考えられる。このようにして生成された金属元素としてのTiは、通常の反応生成物と比較して長時間のマイグレーションが可能となり、膜中の空隙を埋めるようにTi元素が働き、膜の緻密化を促進することが期待できる。その結果、膜質の向上、たとえばシート抵抗の低減を図ることができる。
次に、図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図1は、本実施例にかかる縦型の基板処理炉を説明するための概略構成図であり、処理炉部分を縦断面で示し、図2は本実施例にかかる縦型の基板処理炉を説明するための概略構成図であり、処理炉部分を横断面で示す。
加熱手段であるヒータ207の内側に、基板であるウエハ200を処理する反応容器として石英製の反応管203が設けられ、この反応管203の下端開口は蓋体であるシールキャップ219により気密部材であるOリング220を介して気密に閉塞されている。反応管203およびヒータ207の外側には断熱部材208が設けられている。断熱部材208はヒータ207の上方端を覆うように設けられている。少なくとも、ヒータ207、断熱部材208、反応管203、及びシールキャップ219により処理炉202を形成している。また、反応管203、シールキャップ219および後述する反応管203内に形成されたバッファ室237により処理室201を形成している。シールキャップ219には石英キャップ218を介して基板保持手段であるボート217が立設され、石英キャップ218はボート217を保持する保持体となっている。そして、ボート217は処理炉202に挿入される。ボート217にはバッチ処理される複数のウエハ200が水平姿勢で管軸方向に多段に垂直方向に積載される。ヒータ207は処理炉202に挿入されたウエハ200を所定の温度に加熱する。
そして、処理炉202へは複数種類、ここでは2種類のガスを供給する供給管としての2本のガス供給管232a、232bが設けられる。ここではガス供給管232aからは流量制御手段であるマスフローコントローラ241a及び開閉弁であるバルブ243aを介し、更に後述する反応管203内に形成されたバッファ室237を介して処理室201に反応ガスが供給され、ガス供給管232bからは流量制御手段であるマスフローコントローラ241b、開閉弁であるバルブ243bを介し、更に後述するガス供給部249を介して処理室201に反応ガスが供給される。
2本のガス供給管232a、232bには、反応副生成物の付着を防ぐために、120℃程度まで加熱できる配管ヒータ(図示せず。)を装着している。
ガス供給管232bには、バルブ243bの下流側にガス供給管331が接続されている。ガス供給管331には上流側から流量制御手段であるマスフローコントローラ332および開閉弁であるバルブ333がこの順に設けられている。ガス供給管232aには、バルブ243aの下流側にガス供給管334が接続されている。ガス供給管334には上流側から流量制御手段であるマスフローコントローラ335および開閉弁であるバルブ336がこの順に設けられている。
処理室201は、ガスを排気する排気管であるガス排気管231によりバルブ243dを介して排気手段である真空ポンプ246に接続され、真空排気されるようになっている。尚、このバルブ243dは弁を開閉して処理室201の真空排気・真空排気停止ができ、更に弁開度を調節して圧力調整可能になっている開閉弁である。
処理室201を構成している反応管203の内壁とウエハ200との間における円弧状の空間には、反応管203の下部より上部の内壁にウエハ200の積載方向に沿って、ガス分散空間であるバッファ室237が設けられている。バッファ室237のウエハ200と隣接する内側の壁の端部近傍にはガスを供給する供給孔であるガス供給孔248aが設けられている。このガス供給孔248aは反応管203の中心へ向けて開口している。このガス供給孔248aは、ウエハ200の積載方向に沿って下部から上部に所定の長さにわたってそれぞれ同一の開口面積を有し、更に同じ開口ピッチで設けられている。
そしてバッファ室237のガス供給孔248aが設けられた端部と反対側の端部近傍には、ノズル233が、やはり反応管203の下部より上部にわたりウエハ200の積載方向に沿って配設されている。そしてノズル233にはガスを供給する供給孔であるガス供給孔248bが複数設けられている。複数のガス供給孔248bは、ガス供給孔248aの場合と同じ所定の長さにわたってウエハ200の積載方向に沿って配設されている。そして、複数のガス供給孔248bと複数のガス供給孔248aとをそれぞれ1対1で対応させて配置している。
また、ガス供給孔248bの開口面積は、バッファ室237と処理炉202の差圧が小さい場合には、上流側から下流側まで同一の開口面積で同一の開口ピッチとすると良いが、差圧が大きい場合には上流側から下流側に向かって開口面積を大きくするか、開口ピッチを小さくすると良い。
ガス供給孔248bの開口面積や開口ピッチを上流側から下流にかけて調節することで、まず、各ガス供給孔248bよりガスの流速の差はあるが、流量はほぼ同量であるガスを噴出させる。そしてこの各ガス供給孔248bから噴出するガスをバッファ室237に噴出させて一旦導入し、ガスの流速差の均一化を行うことができる。
すなわち、バッファ室237において、各ガス供給孔248bより噴出したガスはバッファ室237で各ガスの粒子速度が緩和された後、ガス供給孔248aより処理室201に噴出する。この間に、各ガス供給孔248bより噴出したガスは、各ガス供給孔248aより噴出する際には、均一な流量と流速とを有するガスとすることができる。
さらに、バッファ室237に、細長い構造を有する棒状電極269及び棒状電極270が上部より下部にわたって電極を保護する保護管である電極保護管275に保護されて配設され、この棒状電極269又は棒状電極270のいずれか一方は整合器272を介して高周波電源273に接続され、他方は基準電位であるアースに接続されている。この結果、棒状電極269及び棒状電極270間のプラズマ生成領域224にプラズマが生成される。
この電極保護管275は、棒状電極269及び棒状電極270のそれぞれをバッファ室237の雰囲気と隔離した状態でバッファ室237に挿入できる構造となっている。ここで、電極保護管275の内部は外気(大気)と同一雰囲気であると、電極保護管275にそれぞれ挿入された棒状電極269及び棒状電極270はヒータ207の加熱で酸化されてしまう。そこで、電極保護管275の内部は窒素などの不活性ガスを充填あるいはパージし、酸素濃度を充分低く抑えて棒状電極269又は棒状電極270の酸化を防止するための不活性ガスパージ機構が設けられる。
さらに、ガス供給孔248aの位置より、反応管203の内周を120°程度回った内壁に、ガス供給部249が設けられている。このガス供給部249は、ALD法による成膜においてウエハ200へ、複数種類のガスを1種類ずつ交互に供給する際に、バッファ室237とガス供給種を分担する供給部である。
このガス供給部249もバッファ室237と同様にウエハと隣接する位置に同一ピッチでガスを供給する供給孔であるガス供給孔248cを有し、下部ではガス供給管232bが接続されている。
ガス供給孔248cの開口面積はバッファ室237と処理室201の差圧が小さい場合には、上流側から下流側まで同一の開口面積で同一の開口ピッチとすると良いが、差圧が大きい場合には上流側から下流側に向かって開口面積を大きくするか開口ピッチを小さくすると良い。
反応管203内の中央部には複数枚のウエハ200を多段に同一間隔で鉛直方向に載置するボート217が設けられており、このボート217は図中省略のボートエレベータ機構により反応管203に出入りできるようになっている。また処理の均一性を向上するためにボート217を回転するための回転手段であるボート回転機構267が設けてあり、ボート回転機構267を回転することにより、石英キャップ218に保持されたボート217を回転するようになっている。
制御手段であるコントローラ321は、マスフローコントローラ241a、241b、332、335、バルブ243a、243b、243d、333、336、ヒータ207、真空ポンプ246、ボート回転機構267、ボートエレベータ121、高周波電源273、整合器272に接続されており、マスフローコントローラ241a、241b、332、335の流量調整、バルブ243a、243b、333、336の開閉動作、バルブ243dの開閉及び圧力調整動作、ヒータ207の温度調節、真空ポンプ246の起動・停止、ボート回転機構267の回転速度調節、ボートエレベータ121の昇降動作制御、高周波電極273の電力供給制御、整合器272によるインピーダンス制御が行われる。
次にALD法による成膜例について、TDMAT及びNHガスを用いてTiN膜を成膜する例で説明する。
まず成膜しようとするウエハ200をボート217に装填し、処理炉202に搬入する。搬入後、次のステップ1〜4を順次実行する。
[ステップ1]
ステップ1では、まずガス供給管232bに設けたバルブ243b、及びガス排気管231に設けたバルブ243dを共に開けて、ガス供給管232bからマスフローコントローラ241bにより流量調整されたTDMATをガス供給部249のガス供給孔248cから処理室201に供給しつつ、ガス排気管231から排気する。TDMATを流すときは、バルブ243dを適正に調整して処理室201内圧力を20〜65Paとする。マスフローコントローラ241bで制御するTDMAT供給流量は0.2〜0.4g/minである。TDMATにウエハ200を晒す時間は10〜60秒間である。このときのヒータ207の温度はウエハが150〜200℃になるよう設定してある。TDMATを流すことにより、ウエハ200表面にTDMATが化学吸着する。その後、バルブ243bを閉じ、バルブ243dを開けてままとして処理室201を真空排気し、残留するTDMATの成膜に寄与した後のガスを排除する。
[ステップ2]
ステップ2では、処理室201の排気が終わったら、ガス排気管231のバルブ243dは開いたままにし、真空ポンプ246により処理室201を排気しつつ、バルブ333を開けて、ガス供給管331からHガスを供給して処理室201内のHパージを行う。このとき、マスフローコントローラ332で制御するHの供給流量は500〜2000sccmである。また、バルブ243dを適正に調整して処理室201内圧力を20〜65Paとする。Hパージの時間は10〜60秒間である。このHパージにより、下地膜と化学結合していたTDMATの結合手が変化してHパージ前とは異なる種類の反応サイトを形成する。その後、ガス排気管231のバルブ243dは開いたままにしガス供給管331のバルブ333を閉じて、真空ポンプ246により、処理室201を5〜10Pa以下に排気し、残留Hを処理室201から排除する。
[ステップ3]
ステップ3では、処理室201の排気が終わったら、ガス排気管231に設けたバルブ243dを開けたままにして、ガス供給管232aに設けたバルブ243aを開けて、ガス供給管232aからマスフローコントローラ241aにより流量調整されたNHガスをノズル233のガス供給孔248bからバッファ室237へ噴出し、棒状電極269及び棒状電極270間に高周波電源273から整合器272を介して高周波電力を印加してNHをプラズマ励起し、活性種として処理室201に供給しつつガス排気管231から排気する。NHガスをプラズマ励起することにより活性種として流すときは、バルブ243dを適正に調整して処理室201内圧力を20〜65Paとする。マスフローコントローラ241aで制御するNHの供給流量は3000〜5000sccmである。NHをプラズマ励起することにより得られた活性種にウエハ200を晒す時間は10〜60秒間である。このときのヒータ207の温度はウエハが150〜200℃になるよう設定してある。NHガスをプラズマ励起することによる活性種の供給により、TDMATの供給およびその後のHパージにより形成された反応サイトにこの活性種が化学吸着し、Ti−Nの結合を形成する。その後、ガス供給管232aのバルブ243aを閉めて、NHの供給を止める。ガス排気管231のバルブ243dは開いたままにし真空ポンプ246により、処理室201を5〜10Pa以下に排気し、残留NHを処理室201から排除する。
[ステップ4]
ステップ4では、処理室201の排気が終わったら、ガス排気管231のバルブ243dは開いたままにし、真空ポンプ246により処理室201を排気しつつ、バルブ336を開けて、ガス供給管334からHガスを供給して処理室201内のHパージを行う。このとき、マスフローコントローラ335で制御するHの供給流量は3000〜7000sccmである。また、バルブ243dを適正に調整して処理室201内圧力を20〜65Paとする。Hパージの時間は10〜60秒間である。その後、ガス排気管231のバルブ243dは開いたままにしガス供給管334のバルブ336を閉じて、真空ポンプ246により、処理室201を5〜10Pa以下に排気し、残留Hを処理室201から排除する。
上記ステップ1〜4を1サイクルとし、このサイクルを複数回繰り返すことによりウエハ上に所定膜厚のTiN膜を成膜する。
次に、図3、図4を参照して本実施例の基板処理装置の概略を説明する。
筐体101内部の前面側には、図示しない外部搬送装置との間で基板収納容器としてのカセット100の授受を行う保持具授受部材としてのカセットステージ105が設けられ、カセットステージ105の後側には昇降手段としてのカセットエレベータ115が設けられ、カセットエレベータ115には搬送手段としてのカセット移載機114が取りつけられている。又、カセットエレベータ115の後側には、カセット100の載置手段としてのカセット棚109が設けられると共にカセットステージ105の上方にも予備カセット棚110が設けられている。予備カセット棚110の上方にはクリーンユニット118が設けられクリーンエアを筐体101の内部を流通させるように構成されている。
筐体101の後部上方には、処理炉202が設けられ、処理炉202の下方には基板としてのウエハ200を水平姿勢で多段に保持する基板保持手段としてのボート217を処理炉202に昇降させる昇降手段としてのボートエレベータ121が設けられ、ボートエレベータ121に取りつけられた昇降部材122の先端部には蓋体としてのシールキャップ219が取りつけられボート217を垂直に支持している。ボートエレベータ121とカセット棚109との間には昇降手段としての移載エレベータ113が設けられ、移載エレベータ113には搬送手段としてのウエハ移載機112が取りつけられている。又、ボートエレベータ121の横には、開閉機構を持ち処理炉202の下側を気密に閉塞する閉塞手段としての炉口シャッタ116が設けられている。
ウエハ200が装填されたカセット100は、図示しない外部搬送装置からカセットステージ105にウエハ200が上向き姿勢で搬入され、ウエハ200が水平姿勢となるようカセットステージ105で90°回転させられる。更に、カセット100は、カセットエレベータ115の昇降動作、横行動作及びカセット移載機114の進退動作、回転動作の協働によりカセットステージ105からカセット棚109又は予備カセット棚110に搬送される。
カセット棚109にはウエハ移載機112の搬送対象となるカセット100が収納される移載棚123があり、ウエハ200が移載に供されるカセット100はカセットエレベータ115、カセット移載機114により移載棚123に移載される。
カセット100が移載棚123に移載されると、ウエハ移載機112の進退動作、回転動作及び移載エレベータ113の昇降動作の協働により移載棚123から降下状態のボート217にウエハ200を移載する。
ボート217に所定枚数のウエハ200が移載されるとボートエレベータ121によりボート217が処理炉202に挿入され、シールキャップ219により処理炉202が気密に閉塞される。気密に閉塞された処理炉202内ではウエハ200が加熱されると共に処理ガスが処理炉202内に供給され、ウエハ200に処理がなされる。
ウエハ200への処理が完了すると、ウエハ200は上記した作動の逆の手順により、ボート217から移載棚123のカセット100に移載され、カセット100はカセット移載機114により移載棚123からカセットステージ105に移載され、図示しない外部搬送装置により筐体101の外部に搬出される。炉口シャッタ116は、ボート217が降下状態の際に処理炉202の下面を気密に閉塞し、外気が処理炉202内に巻き込まれるのを防止している。
なお、カセット移載機114等の搬送動作は、搬送制御手段124により制御される。
本発明の好ましい実施例に係る基板処理装置の縦型の基板処理炉を説明するための概略縦断面図である。 本発明の好ましい実施例に係る基板処理装置の縦型の基板処理炉を説明するための概略横断面図である。 本発明の好ましい実施例に係る基板処理装置を説明するための概略斜視図である。 本発明の好ましい実施例に係る基板処理装置を説明するための概略縦断面図である。
符号の説明
100…カセット
101…筐体
105…カセットステージ
109…カセット棚
110…予備カセット棚
112…ウエハ移載機
113…移載エレベータ
114…カセット移載機
115…カセットエレベータ
116…炉口シャッタ
118…クリーンユニット
121…ボートエレベータ
122…昇降部材
123…移載棚
124…搬送制御手段
200…ウエハ
201…処理室
202…処理炉
203…反応管
207…ヒータ
208…断熱部材
217…ボート
218…石英キャップ
219…シールキャップ
220…Oリング
224…プラズマ生成領域
231…ガス排気管
232a…ガス供給管
232b…ガス供給管
233…ノズル
237…バッファ室
241a…マスフローコントローラ
241b…マスフローコントローラ
243a…バルブ
243b…バルブ
243d…バルブ
246…真空ポンプ
248a…ガス供給孔
248b…ガス供給孔
248c…ガス供給孔
249…ガス供給部
267…ボート回転機構
269…棒状電極
270…棒状電極
272…整合器
273…高周波電源
275…電極保護管
321…コントローラ
331…ガス供給管
332…マスフローコントローラ
333…バルブ
334…ガス供給管
335…マスフローコントローラ
336…バルブ

Claims (1)

  1. 基板を収容した処理室内にアミン系の第1の反応種を供給し、基板表面に前記第1の反応種を化学吸着させる工程と、
    前記処理室から余剰な第1の反応種を除去するためパージガスによりパージする工程と、
    前記処理室内に、前記第1の反応種とは異なる第2の反応種を供給し、基板表面の反応サイトに化学吸着させる工程と、
    前記処理室から余剰な第2の反応種を除去するためパージガスによりパージする工程と、から成るステップを所望回数繰り返して基板上に所望の厚さの薄膜を形成する半導体デバイスの製造方法であって、
    前記パージ工程の内、少なくとも前記余剰な第1の反応種をパージする工程において水素ガスを用いてパージすることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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