JP2006267948A - 透過型スクリーン - Google Patents
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Abstract
【課題】 高精細な映像を忠実に表示することができると共に、歪みのある外光反射像を映し出すことのない透過型スクリーンを提供する。
【解決手段】 観察者側に配置されるレンチキュラーレンズシート10と、光源側に配置されるフレネルレンズシート30とを有する透過型スクリーン1において、レンチキュラーレンズシート10を主に形成する支持部材12の曲げ弾性率と厚さをそれぞれε1(MPa)、t1(mm)とし、フレネルレンズシート30を主に形成する支持基材32の曲げ弾性率と厚さをそれぞれε2(MPa)、t2(mm)としたとき、t1≧1の条件下で下記式1の関係を満たすように構成する。5500(MPa・mm)≦ε1×t1+ε2×t2 …1
【選択図】 図1
【解決手段】 観察者側に配置されるレンチキュラーレンズシート10と、光源側に配置されるフレネルレンズシート30とを有する透過型スクリーン1において、レンチキュラーレンズシート10を主に形成する支持部材12の曲げ弾性率と厚さをそれぞれε1(MPa)、t1(mm)とし、フレネルレンズシート30を主に形成する支持基材32の曲げ弾性率と厚さをそれぞれε2(MPa)、t2(mm)としたとき、t1≧1の条件下で下記式1の関係を満たすように構成する。5500(MPa・mm)≦ε1×t1+ε2×t2 …1
【選択図】 図1
Description
本発明は、LCDやDLP等の単管光源を用いたプロジェクションテレビジョンの透過型スクリーンに関する。
背面投射型表示装置であるプロジェクションテレビジョンには、光源から発せられた映像光を投影する透過型スクリーンが備えられている。この透過型スクリーンは、一般に、光源から投射される映像光を観察者側へ略平行光(平行光を含む)に偏向させるためのフレネルレンズシートと、その略平行光を拡散させて画像の視野角を広くするためのレンチキュラーレンズシートとを有している。光源については、従来、3管方式のCRT光源が一般的であったが、近年のデジタル化、高精細化及びコンパクト化の要求につれ、LCD(Liquid Crystal Display)やDLP(Digital Light Processing)を用いた単管方式の光源(以下、本願では「単光源」という。)が使用されてきている(例えば特許文献1を参照)。この単光源を用いたプロジェクションテレビジョンでは、その特徴である画素表示により、透過型スクリーン上に投影される画像がより一層鮮明になるという利点がある。
特開2002−169224号公報
単光源に対応したプロジェクションテレビジョンでは、高精細な映像を忠実に表示するために、更には、歪みのある外光反射像を映し出さないために、使用される透過型スクリーンに撓みや湾曲が生じないことが要求される。こうした要求に対しては、レンチキュラーレンズシートやフレネルレンズシートの厚さを増すことにより対応していた。
本発明は、上記要求に応えるべくなされたものであって、その目的は、高精細な映像を忠実に表示することができると共に、歪みのある外光反射像を映し出すことのない透過型スクリーンを提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するための研究を行っている過程で、従来のようにレンチキュラーレンズシートやフレネルレンズシートの厚さを単に増すのではなく、透過型スクリーンに歪みを生じさせないための指標を見出すことができ、本発明を完成するに至った。
すなわち、上記課題を解決するための本発明の透過型スクリーンは、観察者側に配置されるレンチキュラーレンズシートと、光源側に配置されるフレネルレンズシートとを有する透過型スクリーンにおいて、前記レンチキュラーレンズシートを主に形成する部材の曲げ弾性率と厚さをそれぞれε1(MPa)、t1(mm)とし、前記フレネルレンズシートを主に形成する部材の曲げ弾性率と厚さをそれぞれε2(MPa)、t2(mm)としたとき、t1≧1の条件下で式1の関係を満たすことを特徴とする透過型スクリーン。
本発明の透過型スクリーンにおいて、前記レンチキュラーレンズシートを主に形成する部材が、観察者側表面を主に形成する部材であることを特徴とする。
本発明の透過型スクリーンにおいて、前記レンチキュラーレンズシートを主に形成する部材が、接着層を介して貼り合わされた支持部材であり、前記フレネルレンズシートを主に形成する部材が、フレネルレンズが形成された支持基材であることを特徴とする。
本発明の透過型スクリーンにおいて、前記レンチキュラーレンズシートの観察者側の最表面には、反射防止層、低反射層、ハードコート層、帯電防止層、防眩層、汚染防止層、偏光フィルタ層、及び電磁波シールド層から選ばれる1又は2以上の機能層が形成されていることを特徴とする。
本発明の透過型スクリーンによれば、レンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシートそれぞれを主に形成する各部材の曲げ弾性率と厚さを上記式1を満たすように設定したので、撓みや湾曲が生じない透過型スクリーンとすることができる。その結果、こうした透過型スクリーンを用いてプロジェクションテレビジョンを構成すれば、精細な映像を忠実に表示することができると共に、歪みのある外光反射像を映し出すのを極力抑制することができる。
特に、動画や静止画がより一層鮮明になる画素表示タイプの単光源を光源としたプロジェクションテレビジョンにこの透過型スクリーンを用いれば、単に厚さを増して従来の問題を解決していた従来の透過型スクリーンを用いた場合とは異なり、必要最低限のスクリーン厚さを考えれば良いので、結果的に厚さを薄くできる。その結果、材料費等のスクリーンコストを大幅に削減することができる。
以下、本発明の透過型スクリーンについて図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本発明の技術的範囲は以下の実施形態及び図面に限定解釈されるものではない。
(透過型スクリーン)
本発明の透過型スクリーンは、観察者側に配置されるレンチキュラーレンズシートと、光源側に配置されるフレネルレンズシートとを有している。
本発明の透過型スクリーンは、観察者側に配置されるレンチキュラーレンズシートと、光源側に配置されるフレネルレンズシートとを有している。
本発明の透過型スクリーンの実施形態の例としては、例えば図1〜図3に例示する態様を挙げることができる。図1の模式斜視図に示す透過型スクリーン1は、シリンドリカル型のレンチキュラーレンズを片面に有するレンチキュラーレンズシート10と、フレネル中心をシート面内に有する屈折タイプのサーキュラー型フレネルレンズシート30とを備えるものであり、図2の模式斜視図に示す透過型スクリーン2は、片面に略V字形状の多数の溝を有し且つその溝内に光吸収性粒子を含有した樹脂からなる光吸収部を有するレンチキュラーレンズシート20と、フレネル中心をシート面内に有する屈折タイプのサーキュラー型フレネルレンズシート30とを備えるものであり、図3の模式斜視図に示す透過型スクリーン3は、片面に略V字形状の多数の溝を有し且つその溝内に光吸収性粒子を含有した樹脂からなる光吸収部を有するレンチキュラーレンズシート20と、フレネル中心をシート面内に有さない全反射タイプのサーキュラー型フレネルレンズシート40とを備えるものである。なお、本発明の透過型スクリーンがこれらの例に限定されないことは言うまでもない。
本発明の透過型スクリーンは、レンチキュラーレンズシートを主に形成する部材の曲げ弾性率と厚さをそれぞれε1(MPa)、t1(mm)とし、フレネルレンズシートを主に形成する部材の曲げ弾性率と厚さをそれぞれε2(MPa)、t2(mm)としたとき、t1≧1の条件下で式1の関係を満たしている点に特徴がある。
式1の関係を満たすように構成された透過型スクリーンは、撓みや湾曲が生じないので、この透過型スクリーンを用いてプロジェクションテレビジョンを構成すれば、精細な映像を忠実に表示することができると共に、歪みのある外光反射像を映し出すのを極力抑制することができる。一方、上記式1の関係を満たさない部材により構成された透過型スクリーン、すなわち「ε1×t1+ε2×t2」が5500(MPa・mm)未満となる透過型スクリーンは、撓みや湾曲が生じ易く、この透過型スクリーンを用いてプロジェクションテレビジョンを構成すれば、映像に歪みが生じると共に、歪みのある外光反射像が映し出される。
本発明においては、上記式1の関係を満たすように構成された透過型スクリーンは、レンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシートそれぞれを構成する部材が式1の関係を満たす限りおいて、種々の部材を適用することができる。なお、式1は透過型スクリーンの歪み防止が、各部材の厚さのみの変更により行われるのではなく、構成部材の曲げ弾性率と厚さとの関係で設定されることを示している。
以下、本発明の透過型スクリーンを構成するレンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシートについて説明する。
(レンチキュラーレンズシート)
図4は、本発明の透過型スクリーンを構成するレンチキュラーレンズシートの一例を示す模式断面図である。このレンチキュラーレンズシート10は、レンチキュラーレンズ部材11と、支持部材12と、両者を貼り合わせる接着層13とを有している。
図4は、本発明の透過型スクリーンを構成するレンチキュラーレンズシートの一例を示す模式断面図である。このレンチキュラーレンズシート10は、レンチキュラーレンズ部材11と、支持部材12と、両者を貼り合わせる接着層13とを有している。
レンチキュラーレンズ部材11は、図4に示すように、光源側の面に縦方向に延びるシリンドリカル型のレンチキュラーレンズ14を備え、その反対面に同じく縦方向に延びるブラックストライプ層17からなる光吸収部と、ブラックストライプ層17間に位置する光透過部とからなるBSパターンを備えている。そして、そのレンチキュラーレンズ14の側から、基材フィルム15、感光性粘着層16及びブラックストライプ層17とを有している。
レンチキュラーレンズ14は、レンチキュラーレンズ部材面に垂直に入射する平行光が光透過部表面又はその近傍に集光するように、そのレンズ形状が設計されている。このレンチキュラーレンズ14は、近年の単光源に対応したファインピッチで形成されており、その形成材料としては、放射線硬化型樹脂、具体的にはウレタン系、ポリエステル系、エポキシ系等のアクリレート系樹脂材料が用いられる。
レンチキュラーレンズ14の形成は、前記の放射線硬化型樹脂をレンチキュラーレンズ14の賦形型に塗布し、その上に載せた基材フィルム15上から放射線(例えば紫外線や電子線等)を照射し、その放射線硬化型樹脂を硬化させる方法により行うことができる。その後、賦形型からシートを剥離して、レンチキュラーレンズ14が形成されたレンチキュラーレンズ部材中間体を作製する。作製されたレンチキュラーレンズ部材中間体の平坦面側であるレンチキュラーレンズ非形成面に、ラジカル重合性の感光性粘着層16をラミネートし、レンチキュラーレンズ形成面側から平行光の紫外線を照射してその感光性粘着層16を露光し、そのレンチキュラーレンズ自身の機能を利用した所謂セルフアライメント法により、感光性粘着層16のうちの集光部分を硬化させる。このとき、露光されて硬化した部分は粘着性が失われ、露光されない非集光部分は粘着性が維持される。次いで、感光性粘着層16の上からカーボン転写紙をラミネートし、その後、カーボン転写紙の転写剥離層を剥がして、上記非集光部分にブラックストライプ層17を転写してBSパターンを形成する。こうしてフィルム状のレンチキュラーレンズ部材11を作製することができる。
この実施形態においては、支持部材12は、レンチキュラーレンズシート10を主に形成する部材であり、上記の式1の曲げ弾性率ε1(MPa)と厚さt1(mm)を持っている。なお、「レンチキュラーレンズシートを主に形成する」とは、レンチキュラーレンズシートのうちで曲げ弾性率が最も高い部材(この実施形態では支持基材12を指している)という意味で用いている。なお、この支持部材12は、図4に示すように、レンチキュラーレンズシート10の観察者側表面19を主に形成する部材である。ここで、「観察者側表面を主に形成する」とは、観察者側表面に後述する機能層が形成されている場合も包含する意味で用いている。なお、この支持部材12は、支持板又は前面板と呼ばれることがある。
支持部材12の曲げ弾性率ε1と厚さt1は、フレネルレンズシート30,40を主に形成する部材(図1〜図3中の支持基材32,42を参照)の曲げ弾性率ε2と厚さt2との関係で決まり、また、支持部材12の曲げ弾性率ε1は、その支持部材12の構成材料で決まる。なお、支持部材12の厚さt1は、1mm以上ものが用いられ、この条件下において、上記の式1が満たされる。通常は厚さ1〜3mmの範囲内の樹脂シートが好ましく用いられる。なお、支持部材12は、樹脂材料をプレス成形、押出成形、射出成形、キャスティング成形等することにより所定の厚さに作製される。
支持部材12に用いられる樹脂シートとしては、ポリスチレン樹脂シート、アクリル樹脂シート、メタクリル−スチレン共重合体樹脂シート、ポリカーボネート樹脂シートを挙げることができ、特に、メタクリル−スチレン共重合体樹脂シート等からなる透明樹脂シートを好ましく挙げることができる。各シートの曲げ弾性率ε1の値は、ポリスチレン樹脂シートが2300〜3500MPa、アクリル樹脂シートが1800〜3400MPa、メタクリル−スチレン共重合体樹脂シートが2300〜3500MPa、ポリカーボネート樹脂シートが2200〜2500MPa、程度である。なお、曲げ弾性率は、JIS K 7203に従って測定された値である。
支持部材12は、光拡散剤を含有していることが好ましい。光拡散剤としては、一般的に光学シートに用いられる光拡散性微粒子等の光拡散剤であればよく、スチレン樹脂微粒子、シリコーン樹脂微粒子、アクリル樹脂微粒子、MS樹脂(メタクリル−スチレン共重合樹脂)微粒子等の有機系微粒子、硫酸バリウム微粒子、ガラス微粒子、水酸化アルミニウム微粒子、炭酸カルシウム微粒子、シリカ(二酸化珪素)微粒子、酸化チタン微粒子、ガラスビーズ等の無機系微粒子等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を樹脂中に含有させることができる。なお、こうした光拡散剤は、上記のレンチキュラーレンズ部材11に含有されていてもよいし、下記の接着層13に含有されていてもよい。
支持部材12の観察者側の表面である出光面には、各種の機能層を形成することができる。通常、観察者側の最表面には、例えば、反射防止層、低反射層、ハードコート層、帯電防止層、防眩層、汚染防止層、偏光フィルタ層、及び電磁波シールド層等から選ばれる1又は2以上の機能層が、その目的に応じて設けられる。なお、支持部材12の観察者側の最表面は、機能層の有無にかかわらず、通常、平坦面となっている。
接着層13は、レンチキュラーレンズ部材11と支持部材12とを貼り合わせるために設けられ、通常、放射線硬化型の接着剤やポリマー粘着剤で形成される。放射線硬化型の接着剤としては、ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂等の接着剤が好ましく用いられ、ポリマー粘着剤としては、アクリル系ポリマー粘着剤等が好ましく用いられる。接着層13の厚さは特に限定されないが、通常10〜100μm程度である。
接着剤により接着層13を形成する場合には、例えば、レンチキュラーレンズ部材11と支持部材12のうちの一方の部材の片面に、上記接着剤を塗布した後、塗布した接着剤の上にもう一方の部材を載せ、その後、下方又は上方から放射線(紫外線や電子線等)を照射することによって形成される。一方、粘着剤により接着層13を形成する場合には、例えば、アクリル系ポリマー粘着剤からなる粘着シートを、レンチキュラーレンズ部材11と支持部材12のうちの一方の部材の片面に貼り合わせることにより形成される。なお、上記いずれの場合においても、貼り合わせの際にニップロールで加圧してもよい。
図5は、本発明の透過型スクリーンを構成するレンチキュラーレンズシートの他の一例を示す模式断面図である。このレンチキュラーレンズシート20は、レンチキュラーレンズ部材21と、支持部材22と、両者を貼り合わせる接着層23とを有している。このレンチキュラーレンズシート20において、支持部材22と接着層23は、図4のレンチキュラーレンズシート10で説明したものと同じものとすることができるので、以下においては、ライトガイド機能をもつレンチキュラーレンズ部材21について説明する。
レンチキュラーレンズ部材21は、図5に示すように、基材フィルム24と、ライトガイド機能をもつ光拡散部25とを有する。光拡散部25は、光吸収部26を有し、その光吸収部26は、出光面となる観察者側の面に縦方向に延びると共に、横方向に一定のピッチで形成されている。この光吸収部26は、略V字形状の多数の溝に、光吸収性粒子を含有した低屈折率樹脂が充填されてなるものであり、低屈折率部を構成している。
このレンチキュラーレンズ部材21において、溝以外の部分29は高屈折率部を構成するものであり、溝を形成する斜面は低屈折率部と高屈折率部との界面となる。その斜面は第1斜面27と第2斜面28とで構成され、それらの斜面27,28は、フレネルレンズシートで偏向された略平行光を全反射させる全反射面である。こうした全反射面を有するレンチキュラーレンズ部材21は、ライトガイドとして機能する。また、光吸収性樹脂を含有する低屈折率部は、透過型スクリーン内の迷光を吸収すると共に外光を吸収してコントラストを向上させるように作用する。
このレンチキュラーレンズ部材21も、上記のレンチキュラーレンズ部材11と同様、近年の単光源に対応したファインピッチで形成されており、その形成材料としても、放射線硬化型樹脂、具体的にはウレタン系、ポリエステル系、エポキシ系等のアクリレート系樹脂材料が用いられる。レンチキュラーレンズ部材21の形成は、先ず、溝の反転形状が形成された型ロール上に上記の放射線硬化型樹脂を塗布すると共にその上から基材フィルム24を貼り合わせ、基材フィルム24側から放射線(例えば紫外線や電子線等)を照射し、その放射線硬化型樹脂を硬化させる。その後、型ロールからシートを剥離し、形成されたV字形状の多数の溝に光吸収性微粒子を含有した低屈折率樹脂を充填することにより、レンチキュラーレンズ部材21が作製される。この基材フィルム24としては、通常、厚さが0.05mm以上0.25mm以下のPETフィルムが好ましく用いられる。
こうしたレンチキュラーレンズ部材21は、支持部材22と接着層23を介して貼り合わされる。具体的には、レンチキュラーレンズ部材21の溝形成面上又は支持部材22上に、接着層23形成用の放射線硬化型樹脂の所定量を塗布し、その上にもう一つの部材を載せ、必要に応じてニップロールで加圧した後に、シート部材側又は他の部材側から紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させることにより、図5に示すレンチキュラーレンズシート20が作製される。
なお、上述した図4及び図5に示す各レンチキュラーレンズシートにおいて、レンチキュラーレンズシートを主に形成する部材は、図4の実施形態においては支持部材12であり、図5の実施形態においては支持部材22であるとして説明しているが、そうした支持部材12,22が2枚構成であったり3枚構成であったりする場合には、レンチキュラーレンズ部材11,21を構成する基材フィルム15,24を含めた複数のシート状若しくはフィルム状部材のうちで、曲げ弾性率の最も高い部材が「レンチキュラーレンズシートを主に形成する部材」となる。
(フレネルレンズシート)
図6は、本発明の透過型スクリーンを構成するフレネルレンズシートの一例を示す模式断面図である。このフレネルレンズシート30は、フレネル中心をシート面に有する屈折タイプのサーキュラー型フレネルレンズ31と、そのフレネルレンズ31の基材となる支持基材32とからなるものである。
図6は、本発明の透過型スクリーンを構成するフレネルレンズシートの一例を示す模式断面図である。このフレネルレンズシート30は、フレネル中心をシート面に有する屈折タイプのサーキュラー型フレネルレンズ31と、そのフレネルレンズ31の基材となる支持基材32とからなるものである。
フレネルレンズシート30は、光源からの光を略平行光に偏向するためのレンズシートであり、近年の単光源に対応したファインピッチで形成されている。その形成材料としては、上記のレンチキュラーレンズ部材で説明したのと同様の放射線硬化型樹脂、具体的にはウレタン系、ポリエステル系、エポキシ系等のアクリレート系樹脂材料が用いられる。そうしたフレネルレンズシート30の形成は、上記放射線硬化型樹脂をフレネルレンズ31の賦形型に塗布し、さらにその上に載せた支持基材32上から放射線(例えば紫外線や電子線等)を照射して放射線硬化型樹脂を硬化させることにより行うことができる。その後、賦形型からシートを剥離してフレネルレンズシート30を作製する。
支持基材32は、フレネルレンズシートを主に形成する部材であり、上記の式1の曲げ弾性率ε2(MPa)と厚さt2(mm)を持つ部材を指している。なお、「フレネルレンズシートを主に形成する」とは、フレネルレンズシートのうちで剛性が最も高い部材(すなわち支持基材32)という意味で用いている。
支持基材32の曲げ弾性率ε2と厚さt2は、レンチキュラーレンズシート10,20を主に形成する部材(図1〜図3中の支持部材12,22を参照)の曲げ弾性率ε1と厚さt1との関係で決まり、また、支持基材32の曲げ弾性率ε2は、その支持基材32の構成材料で決まる。なお、支持基材32の厚さt2は、0.2mm以上ものが用いられ、通常は厚さ0.5〜2mmの範囲内の樹脂シートが好ましく用いられる。なお、支持基材32は、樹脂材料をプレス成形、押出成形、射出成形、キャスティング成形等することにより所定の厚さに作製される。
支持基材32に用いられる樹脂シートとしては、上記の支持部材12と同様、ポリスチレン樹脂シート、アクリル樹脂シート、メタクリル−スチレン共重合体樹脂シート、ポリカーボネート樹脂シートを挙げることができ、特に、メタクリル−スチレン共重合体樹脂シート等からなる透明樹脂シートを好ましく挙げることができる。各シートの曲げ弾性率の値は、上記と同じである。
なお、本発明の透過型スクリーンを構成するフレネルレンズシートは、図3に示すように、フレネル中心をシート面に有さない全反射タイプのサーキュラー型フレネルレンズ41を支持基材42上に備えたフレネルレンズシート40であってもよい。
(背面投射型表示装置)
図7は、本発明の透過型スクリーンが装着された背面投写型表示装置の例を示す構成図である。図7(A)は、フレネル中心がシート面内にあるサーキュラーフレネルレンズを有する透過型スクリーン1,2が装着された背面投写型表示装置70aの例であり、図7(B)は、フレネル中心がシート面外にある全反射型のサーキュラーフレネルレンズを有する透過型スクリーン3が装着された背面投写型表示装置70bの例である。
図7は、本発明の透過型スクリーンが装着された背面投写型表示装置の例を示す構成図である。図7(A)は、フレネル中心がシート面内にあるサーキュラーフレネルレンズを有する透過型スクリーン1,2が装着された背面投写型表示装置70aの例であり、図7(B)は、フレネル中心がシート面外にある全反射型のサーキュラーフレネルレンズを有する透過型スクリーン3が装着された背面投写型表示装置70bの例である。
背面投射型表示装置70a,70bは、本発明の透過型スクリーン1,2,3を前面側の窓部に備えたものであり、比較的薄型の筐体71a,71bの底部に光源72a,72bが配置され、筐体71a,71bの後部壁内面には光源72a,72bからの光を透過型スクリーン1,2,3に向かって反射させるミラー73a,73bが配置されている。このときの光源72a,72bは、LCD(Liquid Crystal Display)やDLP(Digital Light Processing)を用いた単管方式の単光源である。
次に、具体的な実施例と比較例を挙げて、本発明をさらに詳しく説明する。
(実施例1)
図1に示す形態の透過型スクリーンを構成した。透過型スクリーン1を構成するレンチキュラーレンズシートとして、シリンドリカルレンズを有するレンチキュラーレンズ部材11と支持部材12とが接着層13を介して貼り合わされてなるレンチキュラーレンズシート10を作製した。
図1に示す形態の透過型スクリーンを構成した。透過型スクリーン1を構成するレンチキュラーレンズシートとして、シリンドリカルレンズを有するレンチキュラーレンズ部材11と支持部材12とが接着層13を介して貼り合わされてなるレンチキュラーレンズシート10を作製した。
先ず、レンズピッチが0.1mmでレンズ厚さが35μmとなるように加工されたレンチキュラーレンズの賦形型の上に、紫外線硬化型樹脂であるウレタンアクリレート樹脂を塗布し、その上に厚さ0.75mmのPETフィルム(東洋紡績株式会社、A−4100)を載せ、その上からゴムニップロールで紫外線硬化型樹脂を引き延ばした後、上方から紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させた。その後、賦形型からシートを剥離して、レンチキュラーレンズが形成されたレンチキュラーレンズ部材中間体を作製した。
その後、作製されたレンチキュラーレンズ部材中間体の平坦面側であるレンチキュラーレンズ非形成面に、ラジカル重合性の感光性粘着層を形成し、レンチキュラーレンズ形成面側から平行光の紫外線を照射してその感光性粘着層を露光し、そのレンチキュラーレンズ自身の機能を利用した所謂セルフアライメント法により、感光性粘着層のうちの集光部分を硬化させた。このとき、露光により硬化した部分は粘着性が失われ、露光されない非集光部分は粘着性が維持された。次いで、感光性粘着層の上からカーボン転写紙をラミネートし、その後、カーボン転写紙の転写剥離層を剥がして、上記非集光部分にブラックストライプ層を転写してBSパターンを形成した。こうしてフィルム状のレンチキュラーレンズ部材11を作製した。
次に、アクリル樹脂(住友化学株式会社製の耐衝撃アクリル樹脂、商品名:HT55X)中に、MS樹脂系ビーズからなる光拡散剤(平均粒径:12μm、積水化成品工業株式会社製、商品名:MS10X−12D、支持部材用母材料との屈折率差:0.04)を2.0重量%含有させた支持部材用樹脂を用い、厚さt1が1.0mmで曲げ弾性率ε1が2400MPaの支持部材12を押出により作製した。その支持部材12の上に、接着層形成用のウレタンアクリレート樹脂を、硬化後の接着層の厚さが50μmになるように所定量を塗布し、その上に、予め作製した上記レンチキュラーレンズ部材11を載せて加圧しながら貼り合わせ、その後、上方から紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させて、最終的に50インチサイズ(1130mm×650mm)のレンチキュラーレンズシート10を作製した。
一方、フレネルレンズシート30は、フレネルレンズを形成するための賦形型上に、上記同様のウレタンアクリレート硬化型樹脂を塗布し、その上に支持基材32を載せ、ゴムニップロールで平滑になるように加圧した後、紫外線を照射して硬化させ、その後に型から剥離して作製した。なお、支持基材32は、レンチキュラーレンズシートの支持部材用樹脂と同じ樹脂を使用し、上記と同じ光拡散剤を0.5重量%含有させた支持部材用樹脂を用いて押出成形したものであり、厚さt2が1.3mmで曲げ弾性率ε2が2400MPaのものを用いた。
こうして作製したレンチキュラーレンズシート10とフレネルレンズシート30とで、本発明に係る透過型スクリーン1を構成した。なお、支持部材と支持基材の曲げ弾性率は、JIS K 7203に従って測定を行った。
また、この実施例1及び後述の実施例2〜6及び比較例1〜3において、透過型スクリーン1のゲインが4.0になるように、レンチキュラーレンズシート10を構成する支持部材12中の光拡散剤の量と、フレネルレンズシート30を構成する支持基材32中の光拡散剤の量とを調整した。ゲインとは、スクリーンの後方から光線を入射し、前方に出てくる光の輝度の角度分布を測定し、スクリーンにおける照度と輝度とから、ゲインG=π×輝度(cd/m2)/照度(lx)の関係式により求めたものである。光の輝度の角度分布は、光線出射角度毎に輝度を測定する装置である微小偏角輝度計により測定して得られる。本実施例と比較例でのゲイン4.0は、スクリーンの中心をスクリーンの正面から観察したときの値である。
(実施例2〜6及び比較例1〜3)
実施例1において、レンチキュラーレンズシート10を構成する支持部材12と、フレネルレンズシート30を構成する支持基材32とを表1に示すように変更した他は、上記実施例1と同様にして、実施例2〜6及び比較例1〜3の透過型スクリーンを作製した。
実施例1において、レンチキュラーレンズシート10を構成する支持部材12と、フレネルレンズシート30を構成する支持基材32とを表1に示すように変更した他は、上記実施例1と同様にして、実施例2〜6及び比較例1〜3の透過型スクリーンを作製した。
(映像歪みと外光反射像歪みの評価)
実施例1〜6及び比較例1〜3の透過型スクリーン1について、図8に示すように、レンチキュラーレンズシート10とフレネルレンズシート30とを、両者のレンズ面が相対するようにして合わせ、四辺をテープ81で固定した後、50W−DLP光源を備えた50インチのプロジェクションテレビジョン(三星電子社製、HLM5065W)のスクリーン固定枠80に装着した。
実施例1〜6及び比較例1〜3の透過型スクリーン1について、図8に示すように、レンチキュラーレンズシート10とフレネルレンズシート30とを、両者のレンズ面が相対するようにして合わせ、四辺をテープ81で固定した後、50W−DLP光源を備えた50インチのプロジェクションテレビジョン(三星電子社製、HLM5065W)のスクリーン固定枠80に装着した。
映像歪みと外光反射像歪みについては、プロジェクションテレビジョンのオン状態での映像の歪みの状態と、オフ状態での外光反射像の歪みの状態を評価した。映像歪みについては、図9に示すように、プロジェクションテレビジョン90に装着した透過型スクリーン100上に、黒のバックグラウンドに白のクロスハッチングを入れた画面を映し出したときのクロスハッチングの歪みを観察して評価した。一方、外光反射像歪みについては、蛍光灯を外光とし、その外光が透過型スクリーンの表面に映り込んだときの歪みを観察して評価した。評価結果を総合的に判断して、◎(ほとんど歪みなし)、○(若干歪みがあるが問題なし)、×(歪みが大きく不良)の3段階で評価した。
その結果を表2及び図10に示した。図10(A)は、実施例1〜6の透過型スクリーンに係るものであり、透過型スクリーンに剛性があって歪みがなく、映像と外光反射像のいずれにおいても顕著な歪みがみられなかった。こうした透過型スクリーンは、上述の関係式1を満たすものであった。一方、図10(B)は、比較例1〜3の透過型スクリーンに係るものであり、透過型スクリーンの剛性が不十分で歪みがあり、映像と外光反射像のいずれにおいても顕著な歪みがみられた。
1,2,3,100 透過型スクリーン
10,20 レンチキュラーレンズシート
11,21 レンチキュラーレンズ部材
12,22 支持部材
13,23 接着層
14 レンチキュラーレンズ
15,24 基材フィルム
16 感光性粘着層
17 ブラックストライプ層
19 観察者側表面
25 光拡散部
26 光吸収部
27 第1斜面
28 第2斜面
29 溝以外の部分
30,40 フレネルレンズシート
31,41 フレネルレンズ
32,42 支持基材
70a,70b,90 背面投写型表示装置(プロジェクションテレビジョン)
71a,71b 筐体
72a,72b 単光源
73a,73b ミラー
74 映像光
75 出射光
80 固定枠
81 テープ
10,20 レンチキュラーレンズシート
11,21 レンチキュラーレンズ部材
12,22 支持部材
13,23 接着層
14 レンチキュラーレンズ
15,24 基材フィルム
16 感光性粘着層
17 ブラックストライプ層
19 観察者側表面
25 光拡散部
26 光吸収部
27 第1斜面
28 第2斜面
29 溝以外の部分
30,40 フレネルレンズシート
31,41 フレネルレンズ
32,42 支持基材
70a,70b,90 背面投写型表示装置(プロジェクションテレビジョン)
71a,71b 筐体
72a,72b 単光源
73a,73b ミラー
74 映像光
75 出射光
80 固定枠
81 テープ
Claims (4)
- 前記レンチキュラーレンズシートを主に形成する部材が、観察者側表面を主に形成する部材であることを特徴とする請求項1に記載の透過型スクリーン。
- 前記レンチキュラーレンズシートを主に形成する部材が、接着層を介して貼り合わされた支持部材であり、
前記フレネルレンズシートを主に形成する部材が、フレネルレンズが形成された支持基材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の透過型スクリーン。 - 前記レンチキュラーレンズシートの観察者側の最表面には、反射防止層、低反射層、ハードコート層、帯電防止層、防眩層、汚染防止層、偏光フィルタ層、及び電磁波シールド層から選ばれる1又は2以上の機能層が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の透過型スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005089905A JP2006267948A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 透過型スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005089905A JP2006267948A (ja) | 2005-03-25 | 2005-03-25 | 透過型スクリーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006267948A true JP2006267948A (ja) | 2006-10-05 |
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ID=37203941
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2005
- 2005-03-25 JP JP2005089905A patent/JP2006267948A/ja active Pending
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