JP2008032956A - 光拡散シート、透過型スクリーン及び背面投射型表示装置 - Google Patents

光拡散シート、透過型スクリーン及び背面投射型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】透過型スクリーンに光拡散シートとして装着された際に、黒味をアップしてコントラストを向上させることができる光拡散シートを提供する。
【解決手段】上記課題を解決する光拡散シートは、厚さ方向の一方の面(入射面1a)から入射する映像光の一部を全反射により拡散させて他方の面(出射面1b)側から出射させる光拡散部12を少なくとも有し、その光拡散部12は、出射面1bから入射面1aに向かって先細る溝15に光吸収性粒子5を含む樹脂が充填された断面略楔形状の光吸収部2と、光吸収部2,2間に設けられて映像光を透過させる断面略台形形状の光透過部4とが交互に並設されている。光吸収部2は、溝15に充填された樹脂の屈折率が、光透過部4の屈折率よりも低く、光吸収部2の溝15を形成する対向面が、入射面1a側に位置して映像光を全反射させる角度からなる第1側面3aと、第1側面3aと出射面1bとを繋ぐように位置して当該光拡散シートの法線と平行に形成された第2側面3bとを含む側面3によって形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光拡散シート、透過型スクリーン及び背面投射型表示装置に関し、更に詳しくは、透過型スクリーンに光拡散シートとして装着された際に、黒味をアップしてコントラストを向上させることができる光拡散シート、その光拡散シートを備えた透過型スクリーン及び背面投射型表示装置に関するものである。
背面投射型表示装置等の大画面の表示装置は、透過型スクリーン(以下、単に「スクリーン」ということがある。)に映し出される映像を複数人で見る場合が多く、小型の表示装置に比べて広い視野角が求められる。例えば、背面投射型表示装置であるプロジェクションテレビジョンには、光源から発せられた映像光を投影する透過型スクリーンが備えられている。この透過型スクリーンは、一般に、光源から投射される映像光を観察者側へ略平行光(平行光も含む)に偏向させるためのレンズ部材であるフレネルレンズシートと、その略平行光を拡散させて画像の視野角を広くするための光拡散シートとを有している。
ところで、上記光拡散シートについては、その光拡散シートを平面視したときに、(1)上下方向に延びるシリンドリカルレンズが左右方向に並設された屈折タイプの光拡散シートや、(2)観察者側の面から光源側の面に向かって先細る溝に光吸収性粒子を含む樹脂が充填された断面略楔形状の光吸収部と、その光吸収部間に設けられて映像光を透過させる断面略台形形状の光透過部とが交互に並設されてなり、且つ光吸収部を形成する斜面で入射光が全反射する全反射タイプの光拡散シート、等が知られている。
図13は、上記光拡散シートのうち、全反射タイプの光拡散シートの一例を示す概略断面図である(例えば、特許文献1を参照。)。全反射タイプの光拡散シート201は、図13に示すように、通常、基材211と光拡散部212と接着層213と支持板214とをその順に有し、その光拡散部212は、基材側に向かって先細る断面略V字形状の多数の溝215に光吸収性粒子205を含有する樹脂が充填された光吸収部202と、その光吸収部間に設けられて映像光を透過させる断面略台形形状の光透過部204とで構成されている。
各光透過部204の上底216側は出射面となり、その出射面側の光吸収部202は光吸収性を兼ね備えたブラックストライプパターン(BSパターン)となっている。光透過部204において、上底216と下底217とが平面視で重なる領域Aでは、光軸に平行な光はそのまま透過して出射面から出射するが、それ以外の領域Bでは、光軸に平行な光は光透過部204と光吸収部202との界面(斜面203)で全反射し、光透過部204の上底216とその上底上に設けられた媒質層(図13においては接着層213や支持板214)との界面で屈折して出射する。この全反射タイプの光拡散シート201においては、通常、光吸収部202が光吸収性粒子を含む樹脂材料で形成されているので、その光吸収部202はBSパターンとして機能し、透過型スクリーンに映し出される映像のコントラストを向上させるように作用する。
特開2004−4148号公報
近年、背面投射型表示装置においては、デジタル化、高精細化、コンパクト化の要求につれ、LCD(Liquid Crystal Display)やDLP(Digital Light Processing)を用いた単管方式の光源(以下、本願では「単光源」という。)が使用されてきている。この単光源を用いた場合には、その特徴である画素表示により、静止画や文字表示がより一層鮮明になるという利点がある反面、こうした利点により、従来はさほど問題にならなかったコントラスト不足が問題になっている。そこで、コントラストをより向上させて、引き締まった映像を映し出すことができる透過型スクリーンが要求されている。
しかしながら、図14に示すように、上述した従来の全反射タイプの光拡散シートは、断面略V字形状の溝215が一定の傾きを持つ斜面203で形成されているので、当該シートを平面視したとき、出射面近傍の溝内に存在する光吸収性粒子205によって光吸収性を確保する幅W1が、設計上光吸収性を確保しようとする溝幅W2よりも狭くなって、いわゆる黒味が低下してコントラストの向上が図れないという問題が生じた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、透過型スクリーンに光拡散シートとして装着された際に、黒味をアップしてコントラストを向上させることができる光拡散シート、その光拡散シートを備えた透過型スクリーン及び背面投射型表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の光拡散シートは、厚さ方向の一方の面から入射する映像光の一部を全反射により拡散させて他方の面側から出射させる光拡散部を少なくとも有し、当該光拡散部は、前記他方の面から前記一方の面に向かって先細る溝に光吸収性粒子を含む樹脂が充填された断面略楔形状の光吸収部と、当該光吸収部間に設けられて前記映像光を透過させる断面略台形形状の光透過部とが交互に並設されてなる光拡散シートにおいて、前記溝に充填された樹脂の屈折率が、前記光透過部の屈折率よりも低く、前記光吸収部の溝を形成する対向面が、前記一方の面側に位置して前記映像光を全反射させる角度からなる第1側面と、当該第1側面と前記他方の面とを繋ぐように位置して当該光拡散シートの法線と平行に形成された第2側面とを含む側面によって形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、光吸収部の溝を形成する対向面が、一方の面(以下、入射面ともいう。)側に位置して映像光を全反射させる角度からなる第1側面と、その第1側面と他方の面(以下、出射面ともいう。)とを繋ぐように位置して光拡散シートの法線と平行に形成された第2側面とを含む側面によって形成されているので、光拡散シートを平面視したとき、出射面近傍の溝内に存在する光吸収性粒子によって光吸収性を確保する幅W1と、設計上光吸収性を確保しようとする溝幅W2とが同じになる。すなわち、第2側面が光拡散シートの法線と平行に形成されているので、光吸収性粒子はその第2側面に接触する態様で存在している。その結果、光拡散シートを平面視したとき、光吸収性粒子が存在する領域と第2側面で囲まれた光吸収部の領域とが一致するので、従来のような黒味の低下が起こらず、コントラストの向上が図れないという問題を解消できる。
本発明の光拡散シートにおいては、前記他方の面から、前記第1側面と第2側面との交点までの高さが、前記光吸収性粒子の平均粒径の1/2以上、100μm以下であることを特徴とする。
この発明によれば、他方の面(出射面)から、第1側面と第2側面との交点までの高さが、光吸収性粒子の平均粒径の1/2以上、100μm以下であるので、光拡散シートを平面視したとき、光吸収性粒子が存在する領域と第2側面で囲まれた光吸収部の領域とがよく一致するので、従来のような黒味の低下が起こらず、コントラストの向上が図れないという問題を解消できる。
上記課題を解決するための本発明の透過型スクリーンは、上記本発明の光拡散シートを有することを特徴とする。この発明によれば、上記本発明の光拡散シートを有するので、黒味がアップしたコントラストのよい透過型スクリーンとすることができる。
本発明の透過型スクリーンにおいては、映像光が入射する側に、フレネルレンズシートが配置され、又はフレネルレンズ部が接合されていることが好ましい。さらに、前記フレネルレンズシート又は前記フレネルレンズ部が、全反射フレネルレンズを有することが好ましい。
本発明の透過型スクリーンにおいては、映像光が出射する側に、支持板が配置又は接合されていてもよい。
上記課題を解決するための本発明の背面投射型表示装置は、透過型スクリーンが装着された背面投射型表示装置において、当該透過型スクリーンの構成部材として、上記本発明の光拡散シートを有することを特徴とする。この発明によれば、コントラストが良好で、視野角の広い背面投射型表示装置を提供できる。
本発明の光拡散シートによれば、光拡散シートの法線と平行に形成された第2側面に、光吸収性粒子が接触する態様で存在しているので、光拡散シートを平面視したとき、出射面近傍の溝内に存在する光吸収性粒子によって光吸収性を確保する幅と、設計上光吸収性を確保しようとする溝幅とが同じになる。その結果、従来のような黒味の低下が起こらず、コントラストの向上が図れないという問題を解消できる。
また、本発明の透過型スクリーン及び背面投射型表示装置によれば、本発明の光拡散シートを有するので、黒味がアップしたコントラストのよい画像を形成することができる。
以下、本発明の光拡散シート、透過型スクリーン及び背面投射型表示装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、本発明の技術的範囲は以下の実施形態に限定解釈されるものではない。
(光拡散シート)
図1は、本発明の光拡散シートの一例を示す模式断面図である。本発明の光拡散シート10は、厚さ方向の一方の面(以下、入射面1aという。)から入射する映像光の一部を全反射により拡散させて他方の面(以下、出射面1bという。)側から出射させる光拡散部12を少なくとも有している。その具体例としては、図1に示すように、光源側から、基材11と、基材11上に設けられてその基材側からの映像光の一部を全反射により拡散させる光拡散部12と、光拡散部12上に設けられた接着層13を介して貼り合わされた支持板14とからなる光拡散シート10を例示することができるが、必ずしも基材11や支持板14が貼り合わされている必要はなく、それらは任意に設けられる。
本発明は、図1に示すように、光吸収部2と光透過部4とが交互に並設されてなる光拡散部12の構造に特徴がある。光吸収部2は、出射面1bから入射面1aに向かって先細る溝15に光吸収性粒子を含む樹脂が充填された断面略楔形状からなるものであり、光透過部4は、光吸収部2,2間に設けられて映像光を透過させる断面略台形形状からなるものである。そして、本発明の特徴は、光吸収部2の溝15を形成する対向面が、入射面1a側に位置して映像光を全反射させる角度からなる第1側面3aと、第1側面3aと出射面1bとを繋ぐように位置して当該光拡散シートの法線と平行に形成された第2側面3bとを含む側面3によって形成されていることにある。なお、光透過部4の断面略台形形状は、図1に示すように、溝15の先端を繋ぐ出射面1b側の上底16と、入射面1a側の下底17とで表される形状である。
この光拡散シート10を観察者側又は光源側から見た(以下、平面視という。)場合、光透過部4の上底16と下底17とが平面視で重なる領域Aでは、光軸OAに平行な光はそのまま透過して出射面1bから出射する。一方、第1側面3aを有する光吸収部2に相当する領域Bでは、光軸OAに平行な光は第1側面3aで全反射し、光透過部4を通って出射面1bから出射する。本発明の光拡散シート10は、入射した映像光を上記のように全反射させて拡散させることができるので、光拡散特性(特に水平拡散の光拡散特性)を向上させることができる。本発明において、「映像光の一部を全反射により拡散させて」というのは、光拡散シートに入射した光のうち、第1側面3aを有する光吸収部2に相当する領域Bで全反射する光を含んでいることによる。
以下、本発明の光拡散シートの各構成要素について詳しく説明する。なお、本願を説明する各図においては、断面を表すハッチング(斜線)を適宜省略して説明している。
(基材)
基材11は、フィルム状又はシート状の透明部材であり、例えばポリエチレンテレフタレートフィルムやポリカーボネートフィルム等が用いられる。基材11の厚さは特に限定されないが、通常、0.05mm〜0.25mm程度である。
(光拡散部)
光拡散部12は、光吸収部2と光透過部4とが交互に並設されてなるものであり、通常は、図1に示すように基材11上に設けられている。光吸収部2は、出射面1bとなる観察者側の面に、幅方向に一定のピッチで配列されていると共に平面視で縦方向に延びる断面略V字形状の多数の溝15内に、光吸収性粒子5を含む樹脂であって光透過部4の屈折率よりも低い屈折率の樹脂が充填されることにより形成され、全体として、断面略楔形状を呈している。光吸収部2は、例えば50〜150μmの範囲内のピッチで幅方向に配列されている。一方、光透過部4は、光吸収部2の屈折率よりも高い屈折率の樹脂で形成され、断面略台形形状を呈している。
図2は、光吸収部の形状についての詳細な説明図である。なお、図2においては、光吸収部2内に含まれる光吸収性粒子5の図示を省略している。光吸収部2は、図2に示すように、溝15を形成する対向面が、入射面1a側に位置して映像光を全反射させる角度θからなる第1側面3aと、第1側面3aと出射面1bとを繋ぐように位置して当該光拡散シートの法線CLと平行に形成された、角度θ(90°)からなる第2側面3bとを含む側面3によって形成されている。
第1側面3aは、低屈折率材料からなる光吸収部2と、高屈折率材料からなる光透過部4との界面を構成する斜面であり、光軸OAと平行又は略平行に入射した映像光を全反射させるように、第1側面3aの法線CLに対して臨界角を超える角度θ’(単位は「度(°)」)で形成されている。
第1側面3aの、出射面1bを含む平面(光軸OAに直交する平面のこと。)に対する傾斜角θは、第1側面3aの延長線Lが上記平面と交わる点を点P、光軸OAに平行な映像光VRの第1側面3aへの入射点を点Q、上記平面に対する垂線のうちで点Qを通る垂線Lと上記平面との交点を点Rとすると、角QPRで表される。このとき、角PQRの値は(90−θ)°であるので、第1側面3aの傾斜角θは、点Qでの映像光VRの入射角θ’と同じ値である。したがって、第1側面3aへの映像光VRの入射角θ’が臨界角を超えるように、第1側面3aの傾斜角θは上記臨界角を超える角度で形成されている。
第2側面3bも上記第1側面3aと同様、低屈折率材料からなる光吸収部2と、高屈折率材料からなる光透過部4との界面を構成する側面であるが、この第2側面3bは、当該光拡散シートの法線CLと平行に形成されており、その角度θは90°である。
第1側面3aの傾斜角θは、高屈折率材料からなる光透過部4と低屈折率材料からなる光吸収部2との屈折率差に応じて、53°〜90°程度の範囲内で適宜選定可能である。この範囲の第1側面3aの傾斜角θは、後述のように、光透過部4を構成する高屈折率材料の屈折率が、光吸収部2を構成する低屈折率材料の屈折率よりも、1.02〜1.25倍である場合に好ましく適用される。こうした屈折率差を有する界面において、第1側面3aを53°〜90°程度の範囲内とすることにより第1側面3aに入射した映像光を全反射させることができる。
光透過部4を構成する樹脂材料としては、例えば、ウレタンアクリレート系、エポキシアクリレート系等のアクリレート系樹脂が好ましく用いられる。この樹脂材料は、光吸収部2を構成する樹脂材料よりも、1.02〜1.25倍程度高い屈折率のものが選定される。例えば屈折率1.55に調整されたウレタンアクリレート系又はエポキシアクリレート系の放射線硬化型樹脂が好ましく用いられる。
一方、光吸収部2を構成する低屈折率の樹脂材料としては、例えばアクリル系、エポキシ系、ウレタン系等の放射線硬化型樹脂が好ましく用いられる。この樹脂材料は、光透過部4を構成する樹脂材料に比べて上記範囲の比率を満たす1.46〜1.50程度の低い屈折率のものが選定される。例えば屈折率1.48に調整されたウレタンアクリレート系又はエポキシアクリレート系の放射線硬化型樹脂が好ましく用いられる。
光吸収部2には、光吸収性粒子(図2では図示を省略している。)が含まれる。光吸収性粒子を含む光吸収部2は、光拡散シート10に入った迷光又は光拡散シート10内で生じた迷光を吸収すると共に、光拡散シート10に入った外光を吸収してコントラストを向上させるように作用し、いわゆるブラックストライプパターン(BSパターン)として機能する。光吸収性粒子としては、例えば、カーボンブラック、グラファイト、黒色酸化鉄等の金属塩、着色した有機微粒子や着色したガラスビーズ等を挙げることができる。
図3は、入射した平行光が光拡散部12で拡散する様子を示す模式的な光線経路図である。なお、図3においても、光吸収部2内に含まれる光吸収性粒子5の図示を省略している。図3には、光拡散部12の入射面1aに入射角0°で入射する4つの平行光PR〜PRが記載されているが、そのうち、光透過部4の上底と下底とが平面視で重なる領域A(図1を参照)に入射した平行光PR、PRは、光透過部4をそのまま透過して出射面1bから出射する。
第1側面3aを有する光吸収部2に相当する領域Bに入射した平行光PR、PRは、第1側面3aへの入射角θが臨界角を超えるので、その第1側面3aで全反射して出射面1bから出射する。このとき、出射面1bに図1に示すような接着層13や支持板14が設けられている場合には、その接着層13や支持板14で屈折して観察者側に出射する。
図4は、光吸収性粒子の平均粒径と、出射面から第1側面と第2側面とが交わる交点までの高さとの関係の説明図である。本発明においては、出射面1bから、第1側面と第2側面との交点Sまでの高さhが、光吸収性粒子5の平均粒径の1/2以上、100μm以下であることが好ましく、より好ましくは、光吸収性粒子5の平均粒径の4倍以上、100μm以下である。光吸収性粒子5の平均粒径をこの範囲内とすることにより、光拡散シート10を観察者側又は光源側から平面視したとき、光吸収性粒子5が存在する領域と第2側面3bで囲まれた光吸収部2の領域とがよく一致するので、従来のような黒味の低下が起こらず、コントラストの向上が図れないという問題を解消できる。
一方、高さhが光吸収性粒子5の平均粒径の1/2未満では、図14に示す従来の形態と同様、光拡散シートを平面視したとき、光吸収性粒子5が存在する領域が、設計上光吸収性を確保しようとする溝幅よりも狭くなって、いわゆる黒味が低下してコントラストの向上が図れない。また、高さhが100μmを超えると、型ロールの切削が困難になるという不具合が生じることがある。
(光拡散部の他の形態)
図5及び図6は、光拡散部の他の形態を示す模式断面図である。なお、図5及び図6においては、光吸収部2内に含まれる光吸収性粒子5の図示を省略している。図5に示す光拡散部12aは、入射面1aに向かって先細る溝15の先端18が平らな形状となっている光吸収部2を有するものである。図6に示す光拡散部12bは、溝15に充填される樹脂が、出射面1b上に薄い層19として形成された形態からなるものである。この場合における層19の厚さは、光吸収性粒子5の平均粒径の1/2以下で形成されていることが好ましい。
(接着層)
接着層13は、接着層形成用樹脂組成物を光拡散部12上に塗布等することにより形成され、光拡散部12と支持板14とを接着するように作用する。接着層13を構成する樹脂組成物としては、各種の樹脂組成物を用いることができ、具体的には、放射線硬化型樹脂組成物が好ましく用いられ、例えば、ウレタン(メタ)アクリレートをプレポリマーとした樹脂組成物を挙げることができる。
(支持板)
支持板14は、接着層13上に設けられる剛性を有する板状部材であり、上記の光拡散部12を支持するために好ましく設けられる。支持板14には、通常、0.5〜5.0mmの厚さ範囲のアクリル樹脂板、MS(メタクリル−スチレン共重合)樹脂板、ポリカーボネート樹脂板等を好ましく用いることができる。
(他の構成)
以上、本発明の光拡散シートの主要な構成について説明したが、本発明の光拡散シートは、以下のような構成をさらに付加したものであってもよい。
本発明の光拡散シート10には、光拡散性をコントロールする光拡散材を含有させることができる。具体的には、基材11、光透過部4、接着層13及び支持板14のうちの1又は2以上の中に含有させることができる。含有させることができる光拡散材としては、一般的に光学シートに用いられる光拡散性微粒子等の光拡散材であればよく、スチレン樹脂微粒子、シリコーン樹脂微粒子、アクリル樹脂微粒子、MS樹脂(メタクリル−スチレン共重合樹脂)微粒子等の有機系微粒子、硫酸バリウム微粒子、ガラス微粒子、水酸化アルミニウム微粒子、炭酸カルシウム微粒子、シリカ(二酸化珪素)微粒子、酸化チタン微粒子、ガラスビーズ等の無機系微粒子等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を樹脂中に含有させることができる。こうした光拡散材を含有させることにより、光拡散特性を更に良好なものとすることができ、その結果、視野角を拡大させることができる。
また、本発明の光拡散シート10の観察者側の面、すなわち支持板14の観察者側の面に、反射防止層、低反射層、ハードコート層、帯電防止層、防眩層、汚染防止層、偏光フィルタ層、及び電磁波シールド層等を必要に応じて1層又は2層以上設けたものであってもよい。また、支持板14の観察者側の面の表面粗さを調整して、反射防止機能や防眩機能を持たせてもよい。こうした機能層又は機能表面が設けられた支持板14は、プロジェクションテレビジョンの観察者側の最前面に位置する前面板として作用する。
また、本発明の光拡散シートの光源側の面、すなわち基材11の光源側の面に、凹凸形状が設けられたものであってもよい。その凹凸形状としては、例えば図7に示すような、光学要素21を挙げることができる。この光学要素21は、基材11の光源側の面に山型の傾斜面を備えたものであり、この光学要素21により、基材11の光源側から入射した入射光が屈折し、その屈折光が平行光とは異なる角度で光透過部4を通過し、その一部は第1側面3aで全反射して出射面1bから出射する。そのため、図7に示す光拡散シートは、光学要素21を有さない場合に比べて、観察者側に出射する出射光の角度分布が広がるので、視野角の広い透過型スクリーンの構成部材として好ましく用いられる。なお、こうした光学要素21は、図7の態様のものに限られず、同様の作用効果を奏する従来公知のものを適用することができる。なお、図7においても、光吸収部2内に含まれる光吸収性粒子5の図示を省略している。
以上説明したように、本発明の光拡散シートによれば、光拡散シートの法線CLと平行に形成された第2側面3bに、光吸収性粒子5が接触する態様で存在しているので、光拡散シート10を平面視したとき、出射面1b近傍の溝15内に存在する光吸収性粒子5によって光吸収性を確保する幅W1と、設計上光吸収性を確保しようとする溝幅W2とが同じになる。その結果、従来のような黒味の低下が起こらず、コントラストの向上が図れないという問題を解消できる。特に、静止画や文字表示が鮮明な単光源使用の背面投射型表示装置において好ましく用いることができる。
(光拡散シートの製造方法)
次に、光拡散シートの製造方法について説明する。図8は、本発明の光拡散シートの製造方法の一例を示す工程図である。
本発明の光拡散シートは、先ず、溝の賦形形状が周面に形成された型ロール111を回転させながら、型ロール111とその型ロール111の周面に沿って進む基材112との間に光透過部形成用の放射線硬化型樹脂組成物113を供給装置123から供給した後、放射線源である例えばUVランプ114で紫外線を照射して光透過部を形成し、その後、型ロール111から剥がして中間部材115を形成する。次いで、光吸収性粒子を含む放射線硬化型樹脂組成物116を供給装置124から供給して中間部材115の溝に充填し、さらに放射線源である例えばUVランプ117で紫外線を照射して光吸収部を形成する。このとき、中間部材115の溝への光吸収性粒子を含む放射線硬化型樹脂組成物116の充填は、ドクター118を用いて余分な樹脂組成物を掻き落とすことにより行われる。図8中には示さないが、さらにその上に接着層を介して支持板を貼り合わせ、所定の大きさに切断して本発明の光拡散シートが製造される。
なお、符号119はロール状に巻き上げられたフィルム状又はシート状の基材であり、符号120は光透過部形成用の放射線硬化型樹脂組成物113を型ロール面に押しつけるためのニップロールであり、符号121は硬化した光透過部を備えた中間部材115を剥離するための剥離ロールであり、符号122はドクター118で余分な樹脂組成物を効率よく除去するためのバックアップロールである。
(透過型スクリーン)
図9及び図10は、本発明の透過型スクリーンの例を示す概略斜視図である。本発明の透過型スクリーンは、上述した本発明の光拡散シートを有している。具体的には、単光源からの光を略平行光に偏向するフレネルレンズ部材を映像光源側に備え、偏向された略平行光を拡散させて視野角を調整する光拡散シートを観察者側に備えるものである。
より詳細には、図9に示す透過型スクリーン40は、フレネル中心をシート面に有する屈折タイプのサーキュラー型フレネルレンズ部材30と、上述した本発明の光拡散シート10とを備えるものである。また、図10に示す透過型スクリーン50は、フレネル中心をシート面に有さない全反射タイプのサーキュラー型フレネルレンズ部材31と、上述した本発明の光拡散シート10とが接着層を介して貼り合わされてなるものである。なお、透過型スクリーンは、光拡散シート10の基材11に対向するように(接着層を介さずに)全反射タイプのフレネルレンズ部材31が配置された形態であってもよい(図示しない)。
本発明の透過型スクリーンに用いられるフレネルレンズ部材は、近年の単光源に対応したファインピッチで形成されており、その形成材料としては、上記の光拡散シートで説明したのと同様の放射線硬化型樹脂組成物、具体的にはウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレートあるいはエポキシ(メタ)アクリレート等の放射線硬化型プレポリマーに、適宜、反応性希釈剤として放射線硬化型モノマー及び光重合開始剤を配合した放射線硬化型樹脂組成物が好ましく用いられる。そうしたフレネルレンズ部材の形成は、上記放射線硬化型樹脂組成物をフレネルレンズの賦形型にキャストし、その上に載せた基材フィルム上から放射線(例えば紫外線や電子線等)を照射して放射線硬化型樹脂組成物を硬化させて行うことができる。その後、賦形型からシートを剥離してシート状のフレネルレンズ部材が作製される。
こうした本発明の透過型スクリーンによれば、上記本発明の光拡散シートを備えるので、黒味がアップしたコントラストのよい画像を形成することができる。
(背面投射型表示装置)
図11及び図12は、本発明の透過型スクリーンが装着された背面投写型表示装置の例を示す構成図である。図11は、フレネル中心がシート面内にあるサーキュラーフレネルレンズを有する透過型スクリーンが装着された背面投写型表示装置の例であり、図12は、フレネル中心がシート面外にある全反射型のサーキュラーフレネルレンズを有する透過型スクリーンが装着された背面投写型表示装置の例である。
背面投射型表示装置60a,60bは、本発明の光拡散シートを構成部材とした透過型スクリーン40,50を前面側の窓部に備えたものであり、比較的薄型の筐体61a,61bの底部に光源62a,62bが配置され、筐体61a,61bの後部壁内面には光源62a,62bからの光を透過型スクリーン40,50に向かって反射させるミラー63a,63bが配置されている。このときの光源62a,62bは、LCD(Liquid Crystal Display)やDLP(Digital Light Processing)を用いた単管方式の単光源である。この透過型スクリーン40,50は、本発明の光拡散シートが構成部材として使用されているので、透過型スクリーン上に黒味がアップしたコントラストのよい画像を形成することができる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
ピッチが50μmで深さが117μmの溝15を形成するための突起(凸部)を有した賦形型ロールを準備し、その賦形型ロールにエポキシアクリレート系の紫外線硬化型樹脂を供給装置から供給し、その樹脂を賦形型ロールとの間に挟むように厚さ188μmのPETフィルム(基材11)をニップロールで押し当てながら貼り合わせた後、そのPETフィルム側から紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させて屈折率1.55(波長540nmで測定)の光透過部4を形成した。硬化した中間部材を賦形型ロールから剥がした後、その中間部材上に光吸収性粒子5(カーボンブラックを添加したウレタンフィラー、平均粒径8μm、粒径の標準偏差2μm)を20重量%含有するウレタンアクリレート系の紫外線硬化型樹脂を供給装置から供給すると共にドクターで余分な樹脂を掻き落とすことにより、樹脂を略V字形状(開口幅30μm)の溝15に充填した。引き続いて、PETフィルム側から紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化させて屈折率1.48(波長540nmで測定)の光吸収部2を形成した。
光吸収部2は、平均高さが117μm、出射面1b側の溝幅W2が平均30μmであり、第1側面3aの傾斜角θは平均80°、第2側面の角度θは90°、第1側面3aと第2側面3bとの交点Sまでの高さhは平均32μmである。また、光透過部4は、領域A(図1参照)での厚さが147μmで、光が透過する出射面1bの幅が20μmである。
この光拡散部12の出射面1b上に、接着特性を有するアクリル系紫外線硬化型樹脂料を塗布し、その上に支持板14を載せた後、支持板14上から紫外線を照射し、厚さ70μmで屈折率1.48の接着層13を介して支持板14を貼り合わせた。なお、支持板14は、MS(メタクリル−スチレン共重合体)樹脂からなる樹脂材料を押出成形法により成形した厚さ2mmのものを用いた。こうして、縦300mm×幅200mmの光拡散シート10を作製した。
(実施例2〜10、比較例1〜4)
実施例1の光拡散シートにおいて、表1に示すように、第1側面3aと第2側面3bとの交点Sまでの高さhを変化させ、光吸収部2の平均高さと光吸収性粒子5の平均粒径を種々の値に変更した。その他は実施例1と同様にして、実施例2〜10及び比較例1〜4の光拡散シートを作製した。
(黒味とコントラストの評価)
実施例1〜10と比較例1〜4の光拡散シートに関しては、ピッチ120μmのフレネルレンズシートと組み合わせ、50W−DLP光源を備えた50インチ(縦:約65cm×横:約115cm×対角:約127cm)のプロジェクションテレビジョン(三星電子社製、HLM5065W)に実装して、スクリーンから2.5m離れた位置でスクリーン正面±20°の範囲で観察した。
コントラストの評価は、比較例1の光拡散シートを用いたものを基準とし、目視により比較した結果でコントラストの良否を評価した。コントラストの良否の基準は、全てのサンプルの中で最も良好なものを「+3」とし、最も悪いものを「0」とし、その範囲内で評価した。その結果を、表1に併せて示す。
Figure 2008032956
本発明の光拡散シートの一例を示す模式断面図である。 光吸収部の形状についての詳細な説明図である。 入射した平行光が光拡散部で拡散する様子を示す模式的な光線経路図である。 光吸収性粒子の平均粒径と、出射面から第1側面と第2側面とが交わる交点までの高さとの関係の説明図である。 光拡散部の他の形態を示す模式断面図である。 光拡散部のさらに他の形態を示す模式断面図である。 本発明の光拡散シートの他の一例を示す模式断面図である。 本発明の光拡散シートの製造方法の一例を示す工程図である。 本発明の透過型スクリーンの一例を示す概略斜視図である。 本発明の透過型スクリーンの他の一例を示す概略斜視図である。 本発明の透過型スクリーンが装着された背面投写型表示装置の一例を示す構成図である。 本発明の透過型スクリーンが装着された背面投写型表示装置の他の一例を示す構成図である。 従来の全反射タイプの光拡散シートの一例を示す概略断面図である。 図13に示した全反射タイプの光拡散シートの部分拡大図である。
符号の説明
1a 入射面
1b 出射面
2 光吸収部
3 側面
3a 第1側面
3b 第2側面
4 光透過部
5 光吸収性粒子
10 光拡散シート
11 基材
12,12a,12b 光拡散部
13 接着層
14 支持板
15 溝
16 上底
17 下底
18 溝の先端
19 出射面上の層
20 光吸収層
21 光学要素
30,31 フレネルレンズ部材
32 接着層
40,50 透過型スクリーン
S 第1側面と第2側面との交点
h 出射面から第1側面と第2側面との交点Sまでの高さ
W1 出射面近傍の溝内に存在する光吸収性粒子によって光吸収性を確保する幅
W2 設計上光吸収性を確保しようとする溝幅

Claims (7)

  1. 厚さ方向の一方の面から入射する映像光の一部を全反射により拡散させて他方の面側から出射させる光拡散部を少なくとも有し、当該光拡散部は、前記他方の面から前記一方の面に向かって先細る溝に光吸収性粒子を含む樹脂が充填された断面略楔形状の光吸収部と、当該光吸収部間に設けられて前記映像光を透過させる断面略台形形状の光透過部とが交互に並設されてなる光拡散シートにおいて、
    前記溝に充填された樹脂の屈折率が、前記光透過部の屈折率よりも低く、
    前記光吸収部の溝を形成する対向面が、前記一方の面側に位置して前記映像光を全反射させる角度からなる第1側面と、当該第1側面と前記他方の面とを繋ぐように位置して当該光拡散シートの法線と平行に形成された第2側面とを含む側面によって形成されていることを特徴とする光拡散シート。
  2. 前記他方の面から、前記第1側面と第2側面との交点までの高さが、前記光吸収性粒子の平均粒径の1/2以上、100μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の光拡散シート。
  3. 請求項1又は2に記載の光拡散シートを有することを特徴とする透過型スクリーン。
  4. 映像光が入射する側に、フレネルレンズシートが配置され、又はフレネルレンズ部が接合されていることを特徴とする請求項3に記載の透過型スクリーン。
  5. 前記フレネルレンズシート又は前記フレネルレンズ部が、全反射フレネルレンズを有することを特徴とする請求項4に記載の透過型スクリーン。
  6. 映像光が出射する側に、支持板が配置又は接合されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の透過型スクリーン。
  7. 透過型スクリーンが装着された背面投射型表示装置において、当該透過型スクリーンの構成部材として、請求項1又は2に記載の光拡散シートを有することを特徴とする背面投射型表示装置。
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