JP2006265809A - 繊維の改質方法 - Google Patents
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Abstract
【効果】 本発明によれば、二硫化炭素等の有毒な溶媒を使用することなく繊維を改質できるため安全性も高く、製造工程が煩雑ではなく、毛羽立ちを防止し、引っ張り強度の向上、耐摩耗性、制電性、吸水性に優れた改質繊維を得ることができる。また、従来のギマ加工と比較して簡便な方法で改質が可能で、アルカリ耐性の低い繊維の改質も可能となる。
【選択図】 なし
Description
更に、ギマ加工ではアルカリ水溶液を用いるため、酸で中和凝固させる工程が必要となる上、アルカリに対する耐性の低い繊維の改質は困難であった。
請求項1:
アルキル基及び/又はヒドロキシアルキル基によるモル置換度が0.05〜1.3である低置換度セルロースエーテルを水中又はアルカリ濃度が1質量%以下の希アルカリ水溶液中に懸濁分散し、剪断力をかけて得られた剪断分散液を繊維に付着させた後、乾燥することを特徴とする繊維の改質方法。
請求項2:
低置換度セルロースエーテルが、モル置換度0.1〜0.7の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースであることを特徴とする請求項1記載の繊維の改質方法。
請求項3:
低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を得る方法が、振動ボールミル、コロイドミル、ホモミキサー又はホモジナイザーを用いて、剪断前分散液中の低置換度セルロースエーテルを互いに衝突させるか又は衝突板に衝突させて低置換度セルロースエーテルを摩砕させる方法である請求項1又は2記載の繊維の改質方法。
請求項4:
低置換度セルロースエーテルをアルカリの水溶液に溶解し、このアルカリ溶液を当量又はアルカリ濃度を1質量%以下とする量の酸で中和して低置換度セルロースエーテルを析出させることにより低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液を得る請求項3記載の繊維の改質方法。
請求項5:
低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を得る方法が、低置換度セルロースエーテルをアルカリの水溶液に溶解し、このアルカリ溶液をコロイドミルで剪断して低置換度セルロースエーテルを摩砕するか、又はホモジナイザーを用いて低置換度セルロースエーテルを衝突、粉砕させながら、上記アルカリと当量又はアルカリ濃度を1質量%以下とする量の酸で中和して分散液を得る方法である請求項1又は2記載の繊維の改質方法。
請求項6:
低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液をノズルから70〜250MPaの高圧で噴射させると共に、低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液同士又は低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液と衝突板とを90〜180°の角度で1〜200回衝突させて、低置換度セルロースエーテルの平均粒子長さを1/4以下に粉砕することにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を得るようにした請求項1又は2記載の繊維の改質方法。
請求項7:
低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液に500sec-1以上の剪断力を1〜60回かけて低置換度セルロースエーテルを摩砕分散させることにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を得るようにした請求項1又は2記載の繊維の改質方法。
請求項8:
低置換度セルロースエーテルの剪断分散液中の濃度が0.5〜20質量%であり、ピックアップ率が10〜500質量%である請求項1〜7のいずれか1項記載の繊維の改質方法。
ヒドロキシプロピル置換度0.25の低置換度セルロースエーテル100gを900gの水に分散した後、増幸産業(株)製のセレンディピターにて臼クリアランスを60ミクロン、回転数を1,500min-1で10回処理した剪断分散液を調製した。次に、ニットコーマ綿糸30/1番手をこの試料液に浸漬させた後、ローラマングルでピックアップ率108%に絞り、次いで105℃で2時間乾燥して試料を得た。
このようにして得られた試料について、下記試験法に従い、毛羽立ち性、引張り強度、耐摩耗性、制電性、吸水性を評価した。結果を表1に示す。
ヒドロキシプロピル置換度0.25の低置換度セルロースエーテル50gを950gの水に分散した後、スギノマシーン(株)製のアルテマイザーの対向衝突型ユニットを用い、圧力150MPaにて高圧分散を行った。この処理を10回実施することにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を調製した。次に、ニットコーマ綿糸30/1番手をこの試料液に浸漬させた後、ローラマングルでピックアップ率108%に絞り、次いで105℃で2時間乾燥して試料を得た。
このようにして得られた試料について、下記試験法に従い、毛羽立ち性、引張り強度、耐摩耗性、制電性、吸水性を評価した。結果を表1に示す。
ヒドロキシプロピル置換度0.25の低置換度セルロースエーテル50gを475gの水に分散した後、20質量%濃度苛性ソーダを475g添加して低置換度セルロースエーテル苛性ソーダ水溶液を調製した。ホモミキサーにて5,000min-1で撹拌しながら、氷酢酸142.5gを徐々に添加して中和し、クリーム状の低置換度セルロースエーテル水分散液を調製した。この分散液を更にスギノマシーン(株)製のアルテマイザーの対向衝突型ユニットを用い、圧力150MPaにて高圧分散を行った。この処理を10回実施することにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を調製した。次に、ニットコーマ綿糸30/1番手をこの試料液に浸漬させた後、ローラマングルでピックアップ率108%に絞り、次いで105℃で2時間乾燥して試料を得た。
このようにして得られた試料について、下記試験法に従い、毛羽立ち性、引張り強度、耐摩耗性、制電性、吸水性を評価した。結果を表1に示す。
ヒドロキシプロピル置換度0.15の低置換度セルロースエーテル50gを0.5質量%水酸化ナトリウム水溶液950gに分散した後、スギノマシーン(株)製のアルテマイザーの対向衝突型ユニットを用い、圧力150MPaにて高圧分散を行った。この処理を10回実施することにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を調製した。次に、ニットコーマ綿糸30/1番手をこの試料液に浸漬させた後、ローラマングルでピックアップ率108%に絞り、次いで105℃で2時間乾燥して試料を得た。
このようにして得られた試料について、下記試験法に従い、毛羽立ち性、引張り強度、耐摩耗性、制電性、吸水性を評価した。結果を表1に示す。
メチル基置換度0.14、ヒドロキシプロピル置換度0.14の低置換度セルロースエーテル50gを950gの水に分散した後、スギノマシーン(株)製のアルテマイザーの対向衝突型ユニットを用い、圧力150MPaにて高圧分散を行った。この処理を10回実施することにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を調製した。次に、ニットコーマ綿糸30/1番手をこの試料液に浸漬させた後、ローラマングルでピックアップ率108%に絞り、次いで105℃で2時間乾燥して試料を得た。
このようにして得られた試料について、下記試験法に従い、毛羽立ち性、引張り強度、耐摩耗性、制電性、吸水性を評価した。結果を表1に示す。
メチル基置換度0.21の低置換度セルロースエーテル50gを950gの水に分散した後、スギノマシーン(株)製のアルテマイザーの対向衝突型ユニットを用い、圧力150MPaにて高圧分散を行った。この処理を10回実施することにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を調製した。次に、ニットコーマ綿糸30/1番手をこの試料液に浸漬させた後、ローラマングルでピックアップ率108%に絞り、次いで105℃で2時間乾燥して試料を得た。
このようにして得られた試料について、下記試験法に従い、毛羽立ち性、引張り強度、耐摩耗性、制電性、吸水性を評価した。結果を表1に示す。
日本製紙(株)製の粉末セルロースKCフロックW100により、セルロース換算濃度3質量%、苛性ソーダ濃度6質量%、二硫化炭素2.5質量%からなるビスコース100質量部を試料液として調製した。次に、ニットコーマ綿糸30/1番手をこの試料液に浸漬させ、ローラマングルでピックアップ率108%に絞った後、直ちに10質量%の硫酸ナトリウム、10質量%硫酸からなる液に浸漬して、凝固させた。その後、十分洗浄を行い、105℃で2時間乾燥して試料を得た。
このようにして得られた試料について、下記試験法に従い、毛羽立ち性、引張り強度、耐摩耗性、制電性、吸水性を評価した。結果を表1に示す。
敷島紡績(株)製のF−INDEX TESTERの光学式毛羽試験装置により2mm以下、3mm以下、4mm以下の合計毛羽量を求め、未加工の糸の値に対する割合を求めた。
<引張り強度>
エーアンドディ社製のテンシロン引張り強度測定装置にて、長さ100mmの試料糸10本についての引張り強度の未処理繊維との比を測定した。
<耐摩耗性>
蛭田式摩耗性試験装置にて、試料糸が破断するまでの回数を未処理の糸での破断回数で除した値として求めた。
<制電性>
JIS L 1094−1980により半減期を求め、未処理品に対する比として求めた。
<吸水速度>
JIS L 1096−1979により10分間における吸水長さを未処理品との比として求めた。
Claims (8)
- アルキル基及び/又はヒドロキシアルキル基によるモル置換度が0.05〜1.3である低置換度セルロースエーテルを水中又はアルカリ濃度が1質量%以下の希アルカリ水溶液中に懸濁分散し、剪断力をかけて得られた剪断分散液を繊維に付着させた後、乾燥することを特徴とする繊維の改質方法。
- 低置換度セルロースエーテルが、モル置換度0.1〜0.7の低置換度ヒドロキシプロピルセルロースであることを特徴とする請求項1記載の繊維の改質方法。
- 低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を得る方法が、振動ボールミル、コロイドミル、ホモミキサー又はホモジナイザーを用いて、剪断前分散液中の低置換度セルロースエーテルを互いに衝突させるか又は衝突板に衝突させて低置換度セルロースエーテルを摩砕させる方法である請求項1又は2記載の繊維の改質方法。
- 低置換度セルロースエーテルをアルカリの水溶液に溶解し、このアルカリ溶液を当量又はアルカリ濃度を1質量%以下とする量の酸で中和して低置換度セルロースエーテルを析出させることにより低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液を得る請求項3記載の繊維の改質方法。
- 低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を得る方法が、低置換度セルロースエーテルをアルカリの水溶液に溶解し、このアルカリ溶液をコロイドミルで剪断して低置換度セルロースエーテルを摩砕するか、又はホモジナイザーを用いて低置換度セルロースエーテルを衝突、粉砕させながら、上記アルカリと当量又はアルカリ濃度を1質量%以下とする量の酸で中和して分散液を得る方法である請求項1又は2記載の繊維の改質方法。
- 低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液をノズルから70〜250MPaの高圧で噴射させると共に、低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液同士又は低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液と衝突板とを90〜180°の角度で1〜200回衝突させて、低置換度セルロースエーテルの平均粒子長さを1/4以下に粉砕することにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を得るようにした請求項1又は2記載の繊維の改質方法。
- 低置換度セルロースエーテルの剪断前分散液に500sec-1以上の剪断力を1〜60回かけて低置換度セルロースエーテルを摩砕分散させることにより、低置換度セルロースエーテルの剪断分散液を得るようにした請求項1又は2記載の繊維の改質方法。
- 低置換度セルロースエーテルの剪断分散液中の濃度が0.5〜20質量%であり、ピックアップ率が10〜500質量%である請求項1〜7のいずれか1項記載の繊維の改質方法。
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