JP2006264565A - 車載用電磁ブザー制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載用電磁ブザー制御装置において、通常の安全確認用に用いる電磁ブザーの鳴動音と、セキュリティ装置として機能させるアラーム用の鳴動音とを異ならせ、識別性を持たせる。
【解決手段】セキュリティのためのアラームモードとこれを解除した通常モードとを選択的に設定するメインスイッチSW1(モードスイッチ)と、車両の傾き、振動又は衝撃を検知するセンサ7と、メインスイッチSW1の設定に応じて電源から電磁ブザーへの通電路を開閉制御する制御回路6とを備え、制御回路6は、アラームモード設定時に、センサ7が車両の傾き等を検知したとき電磁ブザー3への通電路を閉じてアラーム用の鳴動音を発せしめ、通常モード設定時に、ホーンスイッチSW2が閉じられたとき電磁ブザー3への通電路を閉じて安全確認用の鳴動音を発せしめ、これらアラーム用の鳴動音と安全確認用の鳴動音とが互いに異なるように電源供給を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車、自動二輪車、原付自転車等の車両に搭載する電磁ブザーの鳴動を制御する車載用電磁ブザー制御装置に関するものである。
従来から、自動二輪車等の盗難防止のためのセキュリティ装置としては、自動二輪車の車体(車両)の傾きを検出したときにブザーを鳴動させる装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開2003−212095号公報
ところで、自動車、自動二輪車、原付自転車には走行時に安全を確認するために用いる電磁ブザーが搭載されており、この電磁ブザーは運転者がホーンスイッチをオンさせると、車載用電源(バッテリー)から直接電圧が印加されて鳴動し、電磁ブザー固有の鳴動音を発するようになっている。
この鳴動音は電磁ブザーの音源固有の振動周波数により音色が一定であるため、上述のような通常時における安全確認用と、セキュリティ装置として機能させるアラーム用とで、ブザーを兼用させた場合、音色で識別させることができなかった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、通常の安全確認用に用いる電磁ブザーの鳴動音と、セキュリティ装置として機能させるアラーム用の鳴動音とを異ならせ、識別性を持たせることができる車載用電磁ブザー制御装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、車両に搭載された、電磁ブザーと、この電磁ブザーを駆動するための電源と、前記駆動用電源から前記電磁ブザーへの通電路を開閉するホーンスイッチとを備えた車載用電磁ブザー制御装置において、セキュリティのためのアラームモードと該アラームモードを解除した通常モードとを選択的に設定するモードスイッチと、前記車両の傾き、振動又は衝撃のいずれか1つ以上を検知するセンサと、前記モードスイッチの設定に応じて前記電源から前記電磁ブザーへの通電路を開閉制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、アラームモード設定時に、前記センサが車両の傾き、振動又は衝撃を検知したとき前記電磁ブザーへの通電路を閉じて該電磁ブザーにアラーム用の鳴動音を発せしめ、通常モード設定時に、ユーザ操作により前記ホーンスイッチが閉じられたとき前記電磁ブザーへの通電路を閉じて該電磁ブザーに安全確認用の鳴動音を発せしめ、前記アラーム用の鳴動音と安全確認用の鳴動音とが互いに異なるように電源供給を制御するものである。
また、前記制御手段は、前記アラーム用の鳴動音を発せしめるとき、前記電源の電圧をPWM制御し、このPWM制御された電圧を前記電磁ブザーに印加し、一方、前記安全確認用の鳴動音を発せしめるとき、前記電磁ブザーに連続的に電源電圧を印加するものとすればよい。
また、前記電磁ブザーは、アラーム用と安全確認用とに1つで共用すればよい。
また、前記電磁ブザーは、アラーム用と安全確認用とにそれぞれ別々に備えていてもよい。
また、前記センサによる車両の傾き、振動又は衝撃を検知したレベルに応じて電磁ブザーの鳴動音の音圧叉は周波数を変えるためのしきい値設定手段をさらに備えたものとしてもよい。
本発明によれば、アラームモード設定時には、車両の傾き、振動又は衝撃の検知に連動させて、電磁ブザーを鳴動させることができるので、自動二輪や原付自転車等の車両盗難警報を報知できる。そして、通常の安全確認用の鳴動音とセキュリティのためのアラーム用の鳴動音とが互いに異なることで、識別性が得られる。
ここに、安全確認用の鳴動音を発鳴させるとき、電磁ブザーに連続的に電源電圧を印加し、一方、アラーム用の鳴動音を発鳴させるとき、電磁ブザーの駆動電圧を制御して鳴動音の音圧レベルを制御するものとすることで、両者の識別性が得られる。アラーム用の鳴動音を発鳴させるとき、PWM制御された電圧信号を駆動電圧とすれば、電磁ブザーに流れる電流が間歇となるので、消費電力を抑えることができる。
また、車両の傾き、振動又は衝撃の検知レベルに応じて鳴動音の音圧又は周波数が変わるしきい値の設定を変更することで、鳴動音からユーザは車両の傾き、振動又は衝撃のレベルを知ることができる。
以下、本発明の各種実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る車載用電磁ブザー制御装置2の回路を、図2は、その具体的な回路構成を、図3は、同制御装置が搭載される原付自転車(或いは自動二輪車)1を示す。本実施形態の車載用電磁ブザー制御装置2は、通常の安全確認用として搭載されておりホーンとして機能する電磁ブザー3と、車載用バッテリーを用いた、電磁ブザー3を駆動するための電源4と、メインスイッチSW1と、ホーンスイッチSW2をコネクタ接続により外付けとするユニット基板10とからなる。
ユニット基板10には、ドライブ回路5を通じて電源4の電圧をPWM制御し、このPWM制御された電圧を電磁ブザー3に駆動電圧として印加させることで電磁ブザー3の鳴動を制御するマイクロコンピュータからなる制御回路(制御手段)6と、制御回路6の制御動作を検知信号によって起動させる傾きセンサ7と、電源4の電圧を所定電圧に変換して制御回路6及び傾きセンサ7に動作電圧として供給する電源回路8と、電磁ブザー3の通電路としてドライブ回路5を介する通電路とするか、直接、電磁ブザー3に電源4を接続する通電路とするかを、メインスイッチSW1の操作位置に応じて切り替える切り替え回路9と、上記のドライブ回路5とを備えている。
メインスイッチSW1は、ユーザ操作により選択的にモードを設定するためのモードスイッチであり、施錠側の接点a(LOCK),中立接点c(OFF)、解錠側の接点b(ON)に切り替えることができるもので、警戒状態セット時、すなわちセキュリティのためのアラームモード時には、施錠側(接点a)側に投入され、走行時、すなわちアラームモードを解除した通常モード時には、解錠側(接点b)側に投入されるようになっている。
ホーンスイッチSW2は、通常モード時に、ユーザが操作して安全確認用に電磁ブザー3を鳴動させるためのものである。
傾きセンサ7(以下、センサという)は、車両が一定角度以上傾いたときに、検知信号を制御回路6の入力ポートへ出力するようになっているもので、例えば、静電容量式の加速度センサ等からなる。このセンサ7は、傾き検知をするものに限られず、車両の振動又は衝撃を検知するセンサであってもよい。
制御回路6は、アラームモード設定時には、傾きセンサ7が車両の傾きを検知すると、電源4の電圧をPWM制御し、このPWM制御された電圧を電磁ブザー3に印加してアラーム用の鳴動音を発せしめる。一方、通常モード設定時には、切り替え回路9が作動して、電磁ブザー3に連続的に電源電圧を印加可能な通電路を形成し、ホーンスイッチSW2が閉じられると、安全確認用の鳴動音を発せしめる。
ここに、1つの電磁ブザー3をセキュリティのためのアラーム用と安全確認用とに共用して、アラーム用の鳴動音と、安全確認用の鳴動音とが互いに異なるように電源供給が制御される。このように鳴動音が互いに異なることで、識別性が得られる。また、アラームモード設定により、車両の傾き検知に連動してアラーム鳴動音を発して自動二輪等の車両盗難警報を報知できる。
切り替え回路9は、2つの直流用のリレーRy1,Ry2とそれぞれのリレー接点r1,r2とで構成され、リレーRy1,Ry2の励磁コイルCL1.CL2を並列接続するとともに、この並列回路をメインスイッチSW1の接点b側、つまり解錠側を介して電源4に接続し、リレー接点r1の共通端子を電磁ブザー3の一端に接続し、NO側をメインスイッチSW1の接点bに、NC側を接点a側、つまり施錠側に接続し、また、リレー接点r2の共通端子を電磁ブザー3の他端に接続し、ホーンスイッチSW2を介してNO側を電源2のグランド(マイナス極)に、NC側をドライブ回路5のトランジスタのコレクタに接続している。
制御回路6は、電源回路8からの電圧を動作電圧として動作するとともに、傾きセンサ7から検知信号が入力すると、例えば周波数が10kHz程度のPWM信号をドライブ回路5へ出力する機能を備えているものである。
さらに、制御回路6には、センサ7による車両の傾き、振動又は衝撃を検知したレベルに応じて電磁ブザー3の鳴動音の音圧叉は周波数を変えるためのしきい値設定手段としてのスイッチd1,d2が設けられている。例えば、一方のスイッチd1がオンされると、しきい値が上がり、大音量の鳴動音が発せられ、他方のスイッチd2がオンされると、しきい値が下がり、小音量の鳴動音が発せられる。これにより、スイッチd1がオンされている状態で、鳴動音が発せられると、車両に相当に大きな衝撃が加わったことが分かりる。誤作動防止にもなる。また、スイッチd2がオンされている状態で、鳴動音が発せられると、軽微な衝撃が加わったことが分かる。
次に、電源回路8及びドライブ回路5について、図2の具体回路構成を参照して説明する。電源回路8は、電源入力端子I1、I2間に接続するサージ吸収素子Sと、逆流防止用のダイオードD1を介してサージ吸収素子Sに並列に接続されたコンデンサC1と、このコンデンサC1の両端電圧を一定電圧に安定化する3端子レギュレータUと、この3端子レギュレータUの出力端子側に並列接続されたコンデンサC2とからなり、安定化した直流電圧をセンサ7及び制御回路6に動作電源として供給するようになっている。
ドライブ回路5は、コンデンサC1に並列に抵抗R1、R2を介してコレクタ・エミッタ間が接続され、制御回路6からのPWM信号が抵抗R3を介してベースに入力されるNPN型のトランジスタQ1と、抵抗R1、R2の接続点にベースが接続され、抵抗R5,R6を介してコンデンサC1にエミッタ・コレクタ間が並列に接続されるPNP型のトランジスタQ2と、抵抗R5,R6の接続点にベースが接続され、後述する切り替え回路9のリレーRy1のリレー接点r1のNO側と電磁ブザー3とリレーRy2のリレー接点r2のNO側との直列回路を介してコンデンサC1に並列にコレクタ・エミッタ間が接続されるNPN型のトランジスタQ3と、リレーRy1のリレー接点r1のNO側と電磁ブザー3とリレーRy2のリレー接点r2のNO側との直列回路に並列に接続された逆起電圧吸収用ダイオードD2とから構成される。また、電磁ホーン3に並列にコンデンサC3が接続されている。
次に、本実施形態に係る車載用電源ブザー制御装置2の動作を説明する。まず、メインスイッチSW1が図1又は図2で示す中立接点c側から解錠状態(走行状態)の位置、つまり接点b側に投入されると、電源4から、切り替え回路9を構成する2つのリレーRy1,Ry2の励磁コイルCL1,CL2に励磁電流が流れる通電路が形成され、それぞれのリレーRy1,Ry2はそれぞれのリレー接点r1,r2をNC側からNO側に切り替える。この切り替えにより、電源4からリレー接点r1、電磁ブザー3、リレー接点r2、及びホーンスイッチSW2を通り電源4に戻る通電路が形成される。
この状態で、ホーンスイッチSW2をオンすると、電磁ブザー3には電源4の電圧が連続的に印加され、電源電圧で定まる所定の音圧レベルで鳴動音を発することになる。つまり安全確認用の鳴動音が出音される。なお、この解錠状態では電源回路8には電源4が接続されないため、電磁ブザー制御装置2の電力消費はリレーRy1,Ry2の励磁のための電力消費のみとなる。
次に、駐車などして盗難防止のための警戒状態、つまりセキュリティのためのアラームモードにセットするために、メインスイッチSW1を接点a側に投入すると、リレーRy1,Ry2の励磁コイルCL1,CL2の励磁電流が遮断されるため、リレー接点r1,r2はNC側に復帰することになる。一方、電源回路8に電源4が接続されるため、3端子レギュレータUから傾きセンサ7及び制御回路6に動作電源が供給され、動作待機状態となる。
そして、車体(車両)が一定以上傾斜し、叉は振動・衝撃を受け、センサ7からその検知信号が出力されると、制御回路6が起動して所定のデューティ比の方形波電圧からなるPWM信号をドライブ回路5のトランジスタQ1のベースに出力する。なお、ここでは、具体的な図2の回路で説明する。これにより、トランジスタQ1はPWM信号の”H”期間でオン、”L”期間でオフする動作を繰り返し、更に、トランジスタQ1のオン/オフを反転する形でトランジスタQ2もオン/オフを繰り返し、また、トランジスタQ3が、トランジスタQ2のオン/オフを反転する形でオン/オフを繰り返す。
その結果、リレーRy1の接点r1のNC側、電磁ブザー3、リレーRy2のリレー接点r2のNC側、トランジスタQ3の経路で電磁ブザー3に印加される電源4の電圧は、PWM制御され、電磁ブザー3に印加される駆動電圧がデューティ比により決まる平均電圧となり、そのため、音圧レベルが安全確認時より小さくなる。つまり、アラームモードでの鳴動音は、安全確認時の鳴動音と異なるものとなり、識別性を有することになる。従って、ユーザはこの鳴動音をアラーム警報音として認識し、直ちに盗難防止の対処を図ることができる。
本実施形態では、PWM制御された電圧を電磁ブザー3に印加するため、電磁ブザー3に流れる電流が間歇的となり、連続的な電圧を印加して駆動する場合に比べて電磁ブザー3の消費電力が少なくなる。また、メインスイッチSW1を中立位置に投入した状態では、電源4からリレーRy1,Ry2の励磁電流や電源回路8への電力供給を行わないため、消費電力は少なくなる。
なお、メインスイッチSW1は、車両のキー操作と連動していることが望ましい。すなわち、例えば、キーをロック位置で抜く(叉はリモコンキーでロック操作を行う)と、ステアリングロックがセットされると同時にセキュリティのためのアラームモードとなり、逆に、キーをキー穴に差し込み(叉はリモコンキーでロックを解除し)、エンジンスタート位置に回転させると、上記アラームロックが解除されるものとすればよい。
(実施形態1の変形例)
図4は、上記実施形態の変形例に係る車載用電源ブザー制御装置2を示す。この変形例では、ユニット基板10は、上記のような電磁リレーから成る切り替え回路9を有していない。そして、ダイオードD1とホーンスイッチSW2と電磁ブザー3が、直列にしてメインスイッチSW1の接点bとグランドとの間に接続され、また、ユニット基板10により駆動されるトランジスタQとダイオードD2と上記電磁ブザー3が、直列にしてメインスイッチSW1の接点aとグランドとの間に接続されている。電磁ブザー3が、安全確認用に動作するときと、アラーム用に動作するときとで、鳴動音が互いに異なるように電磁ブザー3を駆動することは上記と同様である。この変形例においては、ユニット基板10が万一、故障しても、電磁ブザー3を通常の安全確認用に使用可能である。
(実施形態2)
図5は、実施形態2に係る車載用電源ブザー制御装置2を示す。上記実施形態1では、1つの電磁ブザー3を安全確認用とアラーム用とに共用したものを示したが、実施形態2では、安全確認用の電磁ブザー3Aと、アラーム用の電磁ブザー3Bとを別に備えている。電磁ブザー3Aは、ホーンスイッチSW2と直列に、メインスイッチSW1の接点bとグランドとの間に接続されている。電磁ブザー3Bは、ユニット基板10により駆動されるトランジスタQと直列にしてメインスイッチSW1の接点aとグランドとの間に接続されている。電磁ブザー3A,3Bは、同じものを用いても異なる機能構成のものでもよい。これら電磁ブザー3Aと電磁ブザー3Bとは、その鳴動音が互いに異なるように動作される。
この実施形態2によれば、電磁ブザーが2個必要であるが、安全確認用の構成部品が故障しても、アラーム用の構成部品が故障しても、互いに独立しているので、他に影響を与えない利点がある。
なお、本実施形態では、原付自転車や自動二輪等の二輪車に搭載した場合を挙げたが、四輪車(自動車)に本発明を適用してもよい。
本発明の実施形態1に係る車載用電源ブザー制御装置の回路図。 上記装置の具体的な回路構成図。 上記装置の車両搭載状態の側面図。 上記実施形態1の変形例に係る装置の回路図。 本発明の実施形態2に係る車載用電源ブザー制御装置の回路図。
符号の説明
2 電磁ブザー制御装置
3,3A,3B 電磁ブザー
4 電源
5 ドライブ回路
6 制御回路
7 傾きセンサ(センサ)
8 電源回路
9 切り替え回路
10 ユニット基板
SW1 メインスイッチ(モードスイッチ)
SW2 ホーンスイッチ

Claims (5)

  1. 車両に搭載された、電磁ブザーと、この電磁ブザーを駆動するための電源と、前記駆動用電源から前記電磁ブザーへの通電路を開閉するホーンスイッチとを備えた車載用電磁ブザー制御装置において、
    セキュリティのためのアラームモードと該アラームモードを解除した通常モードとを選択的に設定するモードスイッチと、
    前記車両の傾き、振動又は衝撃のいずれか1つ以上を検知するセンサと、
    前記モードスイッチの設定に応じて前記電源から前記電磁ブザーへの通電路を開閉制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、アラームモード設定時に、前記センサが車両の傾き、振動又は衝撃を検知したとき前記電磁ブザーへの通電路を閉じて該電磁ブザーにアラーム用の鳴動音を発せしめ、通常モード設定時に、ユーザ操作により前記ホーンスイッチが閉じられたとき前記電磁ブザーへの通電路を閉じて該電磁ブザーに安全確認用の鳴動音を発せしめ、前記アラーム用の鳴動音と安全確認用の鳴動音とが互いに異なるように電源供給を制御することを特徴とする車載用電磁ブザー制御装置。
  2. 前記制御手段は、アラームモード設定時には、前記電源の電圧をPWM制御し、このPWM制御された電圧を前記電磁ブザーに印加してアラーム用の鳴動音を発せしめ、
    通常モード設定時には、前記電磁ブザーに連続的に電源電圧が印加されるように通電路を形成し、安全確認用の鳴動音を発せしめることを特徴する請求項1記載の車載用電磁ブザー制御装置。
  3. 前記電磁ブザーは、アラーム用と安全確認用とに1つで共用していることを特徴とする請求項1に記載の車載用電磁ブザー制御装置。
  4. 前記電磁ブザーは、アラーム用と安全確認用とにそれぞれ別々に備えていることを特徴とする請求項1に記載の車載用電磁ブザー制御装置。
  5. 前記センサによる車両の傾き、振動又は衝撃を検知したレベルに応じて電磁ブザーの鳴動音の音圧叉は周波数を変えるためのしきい値設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の車載用電磁ブザー制御装置。
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