JP2006264428A - シートの支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートの起立姿勢にあるときにシートのがたつきを防止すること。
【解決手段】 折り畳みシートを起立姿勢にするシートクッションの前部に、フロア側ヒンジ金具7とシート側ヒンジ金具9を設けている。シート側ヒンジ金具9のヒンジ孔を長孔9cに形成し、長孔9cにヒンジ軸12を遊嵌させ、シート1の起立姿勢でシート側ヒンジ金具9にヒンジ軸12を長孔9cの一方に寄せる規制部9aを形成した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、シートバックをシートクッションの上に折り畳んだままの姿勢でシートを起立状態にさせることができるシートの支持構造に関する。
に関する。
図9は、自動車の跳ね上げ式リヤシート1を示し、シート1はシートクッション2の前側がフロアパネル11に固定されたフロア側ヒンジ金具7により支持され、後側がシートクッション2の底部に取付けられたラッチ14を介し、フロアパネル11に固定されたストライカ15に支持される。シート1はシートバック3がヒンジ軸17を回動中心として、シートクッション2の上に折り畳むことができる。そして、ラッチ14とストライカ15との係合を解除することにより、シート1は折り畳んだままの状態で、フロア側ヒンジ金具7の前側ヒンジ軸12を回動中心として起立姿勢にすることができ、シート1を起立させることにより、フロアパネル11に荷物を積むことができる。
シート1を起立姿勢からもとの着座状態にする際、前側ヒンジ軸12とストライカ15間の距離Lにある寸法誤差をシートフレーム側で吸収し、ラッチ14とストライカ15の噛み合いを良好に保つ必要がある。
そこで、図10のAに示すように、シートクッション2のシート側ヒンジ金具9に長孔9aを形成し、この長孔9aにヒンジ軸12を軸支させて誤差を吸収し、シート1を長孔9aの遊び分だけのずれを許容して、ストライカ15とラッチ14とがうまく噛合できるようにしている。
特開平8−132940号公報 特開平8−132941号公報
しかしながら、ラッチ14とストライカ15が噛合している場合はシート1が固定されているので問題はないが、図10のBに示すように、シート1の起立姿勢では、シート1の重力作用で長孔9cの上縁部がヒンジ軸12に支持されているだけであるので、車体の揺れなどによりシート側ヒンジ金具9が上方aに移動が可能でありシート1が上方にがたつくことがある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、シートの起立姿勢にあるときにシートのがたつきを防止することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、シートクッションの後部に設けられているシートバックを前記シートクッションの上に折り畳んだままの姿勢で、シートをシートクッションの前端部に設けたヒンジ部のヒンジ軸を中心にして起立姿勢にし、前記ヒンジ部に、シートクッション側に取付けられるシート側ヒンジ金具とフロア側に取付けられるフロア側ヒンジ金具とを備え、これらのヒンジ金具の一方のヒンジ孔を長孔で形成し、該長孔にヒンジ軸を遊嵌させているシートの支持構造において、前記シートの起立姿勢でシート側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具のいずれか一方に前記ヒンジ軸を前記長孔の一方に寄せる規制部を形成した。
上記発明は、前記シート側ヒンジ金具に前記長孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、前記長孔がシートの起立姿勢で上下方向に延在し、シートの起立姿勢では、前記シートの自重によりヒンジ軸が長孔の上端に当接し、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が他方の金具のストッパに規制されることによりシート側ヒンジ金具の上方への移動を規制するようにした。
上記発明は、前記シート側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に前記長孔をシートの前後方向に向けて形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、 前記シートの起立姿勢では、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が、他方の金具に設けられたストッパに規制されることによりヒンジ軸を前記長孔の前方側へ移動させるとともに、シート側ヒンジ金具の後方への移動を規制するようにした。
上記発明は、前記シート側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に前記長孔をシートの前後方向に向けて形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、 前記シートの起立姿勢では、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が、他方の金具に設けられたストッパに規制されることによりヒンジ軸を前記長孔の後方側へ移動させるとともに、シート側ヒンジ金具の前方への移動を規制するようにした。
さらに前記発明は、前記ストッパがシートの幅方向に配設された円形軸状部材であって、前記規制部が円形軸状部材に対応する円弧形状であるようにした。
上記発明は、シートの起立姿勢でシート側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具のいずれか一方にヒンジ軸を前記長孔の一方に寄せる規制部を形成した。これにより、シートを起立状態から使用状態にする時、ヒンジ、ロック機構間の寸法誤差、組付上の誤差があるとシートを固定させるロック機構部が、かみ合いにくい場合がある。前後方向にガタを設定すると、ガタによってロック機構とストライカのずれ分、シート側が移動することができ、ロック機構のずれによる不具合を防止できる。その為、ロック機構の係合がスムーズに行える。シート起立状態では、ガタを抑制する為、異音振動等を防げる。
また、上記発明は、前記シート側ヒンジ金具に前記長孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、前記長孔がシートの起立姿勢で上下方向に延在し、シートの起立姿勢では、前記シートの自重によりヒンジ軸が長孔の上端に当接し、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が他方の金具のストッパに規制されることによりシート側ヒンジ金具の上方への移動を規制するようにしたので、シート起立状態では、シートの上方への動きをシート側ヒンジ金具に取付けられた規制部で規制し、下部への動きを長孔の上端に軸が当接することで規制するので、異音振動等を防げる。
また、上記発明は、前記シート側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に前記長孔をシートの前後方向に向けて形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、前記シートの起立姿勢では、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が、他方の金具に設けられたストッパに規制されることによりヒンジ軸を前記長孔の前方側へ移動させるとともに、シート側ヒンジ金具の後方への移動を規制するようにしたので、シート起立状態では、シートの後方側への動きをストッパで規制し、前部への動きを長孔の前端に軸が当接する事で規制するので、異音振動等を防げる。
また、上記発明は、前記シート側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に前記長孔をシートの前後方向に向けて形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、前記シートの起立姿勢では、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が、他方の金具に設けられたストッパに規制されることによりヒンジ軸を前記長孔の後方側へ移動させるとともに、シート側ヒンジ金具の前方への移動を規制するようにしたので、シート起立姿勢では、シートの前方側への動きをストッパで規制し、後部への動きを長孔の後端に軸が当接することで規制するので、異音振動等を防げる。
さらに、上記発明は、前記ストッパがシートの幅方向に配設された円形軸状部材であって、前記規制部が円形軸状部材に対応する円弧形状であるので、シート起立状態でストッパの保持が、より確実になる。
以下、本発明の第1の実施の形態のシートの支持構造について、図面を参照しながら説明する。
図1は、自動車のフロア上に設けられている跳ね上げ式の折り畳みリヤシート1であり、図2のそのリヤシートの斜視図である。
図に示すように、自動車のフロアパネル11には、リヤシート1が設けられ、リヤシート1は、乗員の着座部としてのシートクッション2と背もたれ部としてのシートバック3とを備えている。シートクッション2とシートバック3は、ヒンジ金具(図示せず)により連結されている。
シートクッション2の後側底面には、シートクッション2をフロアパネル11に固定するためのラッチ14を設けている。このラッチ14の位置に対応させて、フロアパネル11には、フロアパネル11を窪ませた凹部18を形成し、凹部18の底面には軸上部材をコ字形状に折り曲げたストライカ15を取付けている。ストライカ15は、その上端側の軸が車幅方向に向くようにして凹部18の底面から立設させている。シートクッション2のラッチ14が、ストライカ15と噛合することにより、シートクッション2がフロアパネル11に固定される。ラッチ14とストライカ15の噛合は、ラッチ14をストライカ15に押し込むことによりラッチ機構が自動的に行う。
シート1の前下部には、シート支持部5が設けられ、図3及び図4に示すように、シート支持部5はベース板6、フロア側ヒンジ金具7、カラー8、シート側ヒンジ金具9を備えている。ベース板6は、フロアパネル11に固定され、ベース板6の前端側には、ボルト差し込み用のU溝6aが形成されている。そして、ベース板6の両端部にはボルト取付孔6bが形成されている。
ベース板6には、フロア側ヒンジ金具7が接合され、フロア側ヒンジ金具7は断面がコ字形状であり、左右両側壁には図5及び図6に示すように、ヒンジ孔7aが形成され、ヒンジ軸12が軸支される。同様に左右両側壁には、一対のストッパピン13a,13bが取付けられている。フロア側ヒンジ金具7の内側には、がたつき防止のための樹脂カラー8を介在させて、断面コ字形状のシート側ヒンジ金具9が設けられている。このシート側ヒンジ金具9は、シートクッション2のシートフレーム4に固定される。
シート側ヒンジ金具9のヒンジ軸12の周囲には、コイルバネ10が配設されている。コイルバネ10は、コイルバネ10がストッパピン13aに付勢するように構成されている。そして、コイルバネ10は、シート1を折り畳んで起立姿勢にする際に、シート1に回転力を付与させる。
図5に示すように、フロア側ヒンジ金具7のヒンジ孔7aは真円形の丸孔に形成し、シート側ヒンジ金具9のヒンジ孔は長孔9cである。この長孔9cは、図5に示すように、シート1が乗員の着座状態にあるときは車体の前後方向に長く、シートが起立姿勢にあるときは、上下方向に長くなる。ヒンジ軸12はヒンジ孔7a及び長孔9cを貫通するように取付けられ、ヒンジ軸12は長孔9c内を遊嵌することができる。なお、樹脂カラー8は、シート側ヒンジ金具9の動きに伴って追従し、樹脂カラー8にも長孔9cと同じ大きさの長孔(符号省略)を形成している。
シート側ヒンジ金具9には、コ字形状の底面に断面が略S字形状の規制部9aを形成している。規制部9aは、シート1の着座状態の固定時では、フロアパネル11側に下向きに突出し、フリー状態である。シート1を90度回転させた起立姿勢時では、規制部9aは水平方向に向き、下側ストッパピン13bを載置することができるような位置に配置されている。規制部9aの先端は、ストッパピン13bの下部に案内されるような形状に、ガイド部9bを形成している。なお、図5及び図6中の符号16は、フロア側ヒンジ金具7のフロアパネル11への位置決めピンである。
以下、本発明のシートの支持構造の作用について説明する。
リヤシート1は、乗員の着座姿勢にあるリヤシート1をシートバック3のヒンジ軸17を回動軸として、シートバック3をシートクッション2の上に重ねて折り畳んだ状態では、図5に示すように、長孔9cは前後方向に向いている。このとき、規制部9aとストッパピン13bは離れた位置にある。
次いで、シートバック3を折り畳んだままの姿勢で、シートクッション2の前下部にあるヒンジ軸12を回動軸として、リヤシート1を90度回転させて起立状態にする(図9参照)と、図6に示すように、長孔9cが上下方向に向く。このとき、長孔9cに遊嵌するヒンジ軸12は、シート1の自重により長孔9cの上端縁と当接する。
このとき、規制部9aは90度回転することにより、ストッパピン13bの下側にガイド部9bがストッパピン13bの周囲と当接した後、規制部9aがストッパピン13bの下側に当接して、それ以上のシート1の回転が阻止される。このように、規制部9aをストッパピン13bの下側に当てることにより、シート1は上方へ移動しようとすると、規制部9aがストッパピン13bに阻止され、シート1が下方へ移動するときは、長孔9cの上縁部によって阻止される。このように、シート1は、車体の揺れなどで、がたつこうとしても、規制部9aにより規制されてその移動ができない。よって、シート1のがたつきが防止される。
シート1を着座姿勢に戻すときは、シート1とともにシート側ヒンジ金具9が回転することにより、規制部9aとストッパピン13bの係合が解除され、長孔9cが前後方向に向き、長孔9cの遊び分だけシート1を前後に移動可能であり、ラッチ14のストライカ15への噛合が容易になる。
次に、本発明のシートの支持構造の第2の実施の形態について、図7を参照にして説明する。図中の図7のAは、シートが着座状態にあり、図7のBは、シートが起立姿勢にある状態を示す。
図に示すように、フロア側ヒンジ金具7のヒンジ孔を長孔7aとし、長孔7aは水平方向に向けられ、シート側ヒンジ金具9及び樹脂カラー8に真円形のヒンジ孔9cを形成している。
フロア側ヒンジ金具7のヒンジ孔を長孔7aとし、長孔7aは水平方向に向けられ、シート側ヒンジ金具9及び樹脂カラー8に真円形のヒンジ孔9cを形成している。
シート1の着座状態では、断面コ字形状のシート側ヒンジ金具9の底面下部に、ストッパピン13bの外周面に対応する形状の規制部9aを形成している。他の説明していない部分については、上記第1の実施の形態と同じである。
本実施の形態では、フロア側ヒンジ金具7に長孔7aを形成したので、図7のA及びBに示すように、常に長孔7aが車体の前後方向に向いている。よって、シート1が起立姿勢にあっても着座状態であっても、シート1の上下方向のがたつきはなく、長孔7aの分だけ前後方向における移動が可能になる。
着座状態からシートバック3が折り畳まれたリヤシート1は、図7のAに示すように、規制部9aとストッパピン13bは、離れた位置にある。次いで、シートバック3を折り畳んだままの姿勢から、リヤシート1を90度回転させて起立状態にすると、図7のBに示すように、長孔7a内を遊嵌するヒンジ軸12は、長孔7aの前端縁と当接する。同時にストッパピン13bの前側に規制部9aが当接して、それ以上のシート1の回転が阻止される。
このように、規制部9aをストッパピン13bの前側に当てることにより、シート1は前方へ移動しようとすると、長孔9cの前縁部によって阻止される。シート1が後方へ移動するときは、規制部9aがストッパピン13bに阻止され、このように、シート1は、起立姿勢にあるとき、車体の揺れなどで、がたつこうとしても、規制部9aにより規制される。
また、図7のAに示すように、ヒンジ軸12は長孔7aに遊嵌しているので、シート1は前後方向に長孔7aの分だけ遊びを有する。よって、シートを起立姿勢からフロアパネル11に固定するときは、ヒンジ軸12が長孔7aの前後方向への動きが可能であり、長孔7aの遊び分だけシート1が前後に移動でき、ラッチ14のストライカ15への噛合が容易になる。
次に、本発明のシートの支持構造の第3の実施の形態について、図8を参照にして説明する。図8中のAは、シートが着座状態にあり、図8のBは、シートが起立姿勢にある状態を示す。
図に示すように、フロア側ヒンジ金具7のヒンジ孔を長孔7aとし、長孔7aは水平方向に向けられ、シート側ヒンジ金具9及び樹脂カラー8に真円形のヒンジ孔9cを形成している。
シート1の着座状態では、断面コ字形状のシート側ヒンジ金具9の底面から、ほぼ横向きに突出した規制部9aとガイド部9bを形成している。説明していない部分については、上記第1及び第2の実施の形態と同じである。
本実施の形態では、フロア側ヒンジ金具7に長孔7aを形成したので、図8のA及びBに示すように、常に長孔7aが車体の前後方向に向いている。よって、シート1が起立姿勢にあっても着座状態であっても、シート1の上下方向のがたつきはなく、長孔7aの遊び分だけヒンジ軸12の前後方向における移動が可能になる。
着座状態から折り畳まれたリヤシート1は、図8のAに示すように、規制部9aとストッパピン13bは、離れた位置にある。次いで、シートバック3を折り畳んだままの姿勢から、リヤシート1を90度回転させて起立状態にすると、図8のBに示すように、長孔7a内を遊嵌するヒンジ軸12は、長孔7aの後端縁と当接する。同時にストッパピン13bの下側にガイド部9bがストッパピン13bの周囲と当接した後、規制部9aがストッパピン13bの後側に当接して、それ以上のシート1の回転が阻止される。
このように、規制部9aをストッパピン13bの後側に当てることにより、シート1は前方へ移動しようとすると、規制部9aがストッパピン13bに阻止され、シート1が後方へ移動するときは、長孔9cの後縁部によって阻止される。このように、シート1は、起立姿勢にあるとき、車体の揺れなどで、がたつこうとしても、規制部9aにより規制される。
また、図8のAに示すように、ヒンジ軸12は長孔7aに遊嵌しているので、シート1は前後方向に長孔7aの分だけ遊びを有する。よって、シートを起立姿勢からフロアパネル11に固定するときは、ヒンジ軸12が長孔7aの前後方向への動きが可能であり、長孔7aの遊び分だけシート1が前後方向に移動でき、ラッチ14のストライカ15への噛合が容易になる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の技術的思想に基いて種々の変形及び変更が可能である。
シート側ヒンジ金具9とカラー8は別体にしたが、これを一体にしてもよい。
板状の規制部9aと軸状のストッパピン13bで規制するようにしたが、例えば両者とも板状部材同士で規制するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態のシートの支持構造を採用しているシートの側面図である。 図1のシートの斜視図(円内におけるシート支持部の拡大斜視図も示す)である。 図1のシート支持部の拡大斜視図である。 図1のシート支持部であって、図3とは別角度から見た拡大斜視図である。 図1のシート支持部のフロア側ヒンジ金具とシート側ヒンジ金具がシートの着座状態にあるときの側面図である。 図1のシート支持部のフロア側ヒンジ金具とシート側ヒンジ金具がシートの起立姿勢にあるときの側面図である。 本発明の第2の実施の形態のシートの支持構造であって、Aはフロア側ヒンジ金具とシート側ヒンジ金具がシートの着座状態にあるとき、Bはシートの起立姿勢にあるときの側面図である。 本発明の第3の実施の形態のシートの支持構造であって、Aはフロア側ヒンジ金具とシート側ヒンジ金具がシートの着座状態にあるとき、Bはシートの起立姿勢にあるときの側面図である。 従来の折り畳み式シートの折り畳み方を説明するための側面図である。 従来のシートの支持構造であって、Aはフロア側ヒンジ金具とシート側ヒンジ金具がシートの着座状態にあるとき、Bはシートの起立姿勢にあるときの側面図である。
符号の説明
1 シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 シートフレーム
5 シート支持部
6 ベース板
6a U溝
6b ボルト取付孔
7 フロア側ヒンジ金具
7a ヒンジ孔
8 カラー
8a 長孔
9 シート側ヒンジ金具
9a 規制部
9b ガイド部
10 コイルバネ
11 フロアパネル
12 ヒンジ軸
13a,13b ストッパピン
14 ラッチ
15 ストライカ
16 位置決めピン

Claims (5)

  1. シートクッションの後部に設けられているシートバックを前記シートクッションの上に折り畳んだままの姿勢で、シートをシートクッションの前端部に設けたヒンジ部のヒンジ軸を中心にして起立姿勢にし、
    前記ヒンジ部に、シートクッション側に取付けられるシート側ヒンジ金具とフロア側に取付けられるフロア側ヒンジ金具とを備え、これらのヒンジ金具の一方のヒンジ孔を長孔で形成し、該長孔にヒンジ軸を遊嵌させているシートの支持構造において、
    前記シートの起立姿勢でシート側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具のいずれか一方に前記ヒンジ軸を前記長孔の一方に寄せる規制部を形成したことを特徴とするシートの支持構造。
  2. 前記シート側ヒンジ金具に前記長孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、前記長孔がシートの起立姿勢で上下方向に延在し、
    シートの起立姿勢では、前記シートの自重によりヒンジ軸が長孔の上端に当接し、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が他方の金具のストッパに規制されることによりシート側ヒンジ金具の上方への移動を規制するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のシートの支持構造。
  3. 前記シート側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に前記長孔をシートの前後方向に向けて形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、
    前記シートの起立姿勢では、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が、他方の金具に設けられたストッパに規制されることによりヒンジ軸を前記長孔の前方側へ移動させるとともに、シート側ヒンジ金具の後方への移動を規制するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のシートの支持構造。
  4. 前記シート側ヒンジ金具に円形のヒンジ孔を形成し、フロア側ヒンジ金具に前記長孔をシートの前後方向に向けて形成し、前記ヒンジ軸が長孔とヒンジ孔を貫通し、
    前記シートの起立姿勢では、シートクッション側ヒンジ金具及びフロア側ヒンジ金具の一方の金具に設けられた規制部が、他方の金具に設けられたストッパに規制されることによりヒンジ軸を前記長孔の後方側へ移動させるとともに、シート側ヒンジ金具の前方への移動を規制するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のシートの支持構造。
  5. 前記ストッパがシートの幅方向に配設された円形軸状部材であって、前記規制部が円形軸状部材に対応する円弧形状であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のシートの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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