JP2006261838A - アナログ−ディジタル変換回路 - Google Patents

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亮 池内
Shuhei Abe
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Abstract

【課題】入力電圧をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路に関し、低コストで、リニアリティの高いアナログ−ディジタル変換回路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、基準電圧(Vref)を複数の電圧(V11〜V13)に分割する抵抗群(111)と、抵抗群(111)により分割された複数の電圧(Vref、V11〜V13)のうち入力ディジタルデータに応じた電圧を選択する選択手段(112)と、選択手段(112)により選択された電圧と入力電圧との大小を比較する比較手段(113)と、比較手段(113)の比較結果に応じて入力電圧(Vin)に対応する入力ディジタルデータを決定する処理手段(114)とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はアナログ−ディジタル変換回路に係り、特に、入力電圧をディジタルデータに変換するアナログ−ディジタル変換回路に関する。
従来のアナログ−ディジタル変換回路は、例えば、R−2Rラダー抵抗と電流源を用いて構成された。このような構成のアナログディジタル変換回路では、それぞれの相対精度が非常に良いものが必要となる。また、MSBの重みが大きくなるため、リニアリティを良くすることが難しかった。よって、設計が悪いと単調増加性を確保することも難しくなる。
しかるに、従来のアナログ−ディジタル変換回路は、構成が複雑である上に、精度が出し難く、リニアリティが悪いなどの課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、低コストで、リニアリティの高いアナログ−ディジタル変換回路を提供することを目的とする。
本発明は、基準電圧(Vref)を複数の電圧(V11〜V13)に分割する抵抗群(111)と、抵抗群(111)により分割された複数の電圧(Vref、V11〜V13)のうち入力ディジタルデータに応じた電圧を選択する選択手段(112)と、選択手段(112)により選択された電圧と入力電圧との大小を比較する比較手段(113)と、比較手段(113)の比較結果に応じて入力電圧(Vin)に対応する入力ディジタルデータを決定する処理手段(114)とを有することを特徴とする。
抵抗群(111)は、基準電圧(Vref)と接地の間に直列に接続された複数の抵抗(R11〜R14)から構成されていることを特徴とする。
選択手段(112)は、複数の抵抗(R11〜R14)の接続点から一つを選択的に比較手段(113)に接続する複数のスイッチ(SW11〜SW12、SW21〜SW23、SW31〜SW36)を有することを特徴とする。
選択手段(112)は、複数の抵抗(R11〜R14)の接続点に一端が接続され、他端が比較手段(113)に接続され、処理手段(114)により決定された入力ディジタルデータに応じてスイッチングする複数のスイッチ(SW11〜SW14)を有することを特徴とする。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって特許請求の範囲の記載が限定されるものではない。
本発明によれば、基準電圧を複数の電圧に分割する抵抗群により分割された複数の電圧のうち入力ディジタルデータに応じた電圧を選択手段により選択し、選択された電圧と入力電圧との大小を比較手段により比較し、処理手段によりその比較結果に応じて入力電圧に対応する入力ディジタルデータを決定することにより、比較的簡単な構成で、回路を構成できるとともに、抵抗群の精度によってリニアリティが決定できるので、高精度な出力データを取得できる。
〔第1実施例〕
図1は本発明の第1実施例のブロック構成図を示す。
本実施例のアナログ−ディジタル変換回路100は、抵抗群111、選択回路112、コンパレータ113、処理部114から構成される。
抵抗群111は、抵抗R11、R12、R13、R14から構成されている。抵抗R11、R12、R13、R14は、基準電圧Vrefと接地GNDとの間に直列に接続されている。抵抗R11〜R14は、基準電圧Vrefを分割し、抵抗R11と抵抗R12との接続点から電圧V11、抵抗R12と抵抗R13との接続点から電圧V12、抵抗R13と抵抗R14との接続点から電圧V13を出力する。
選択回路112は、スイッチSW11、SW12、SW13、SW14から構成されている。スイッチSW11は、一端に基準電圧Vrefが印加されており、他端がコンパレータ113の反転入力端子に接続されている。
スイッチSW12は、一端が抵抗R11と抵抗R12との接続点に接続され、他端がコンパレータ113の反転入力端子に接続されている。スイッチSW13は、一端が抵抗R12と抵抗R13との接続点に接続され、他端がコンパレータ113の反転入力端子に接続されている。スイッチSW14は、一端が抵抗R13と抵抗R14との接続点に接続され、他端がコンパレータ113の反転入力端子に接続されている。スイッチSW11〜SW14は、処理部114から供給される4ビットの制御データに応じてスイッチングされる。スイッチSW11〜SW14は、例えば、対応する制御ビットが「0」のときにオフし、「1」のときにオンする。
コンパレータ113は、反転入力端子にスイッチSW11〜SW14により選択された電圧Vselが印加され、非反転入力端子に入力電圧Vinが印加されている。コンパレータ113は、選択回路112により選択された電圧Vselが入力電圧Vinより小さいときには、出力をハイレベルとし、選択回路112により選択された電圧Vselが入力電圧Vinより大きいときには、出力をローレベルとする。コンパレータ113の出力は、処理部114に供給される。
処理部114はシフトレジスタなどを含む構成とされており、コンパレータ113の出力の他にクロックCLOCKが供給されており、クロックCLOCKに応じて選択回路112に供給する4ビット制御データを順次に変更し、コンパレータ113の出力がハイレベルとなる4ビット制御データとローレベルとなる4ビット制御データとの境界部分の制御データを検索し、検索結果に基づいてディジタルデータを作成し、出力ポートPoutから出力する。
〔動作〕
次に本実施例の動作を説明する。
図2は処理部114の処理フローチャートを示す。
まず、処理部114は、ステップS1−1で選択回路112に「0010」の4ビット制御データを供給することにより、選択回路112のスイッチSW11、SW12、SW14をオフし、スイッチSW13をオンする。スイッチSW13がオンすることにより、コンパレータ113の反転入力端子には電圧V12が選択電圧Vselとして印加される。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧V12より大きければ、ハイレベルになり、入力電圧Vinが電圧V12より小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部114に供給される。
処理部114は、ステップS1−2で、コンパレータ113の出力がハイレベルのときには、ステップS1−3で選択回路112に「0100」の4ビット制御データを供給し、スイッチSW11、SW13、SW14をオフし、スイッチSW12をオンする。選択回路112は「0100」の4ビット制御データ供給され、スイッチSW12がオンすることにより、コンパレータ113の反転入力端子には、電圧V11が選択電圧Vselとして印加される。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧V11より大きければ、ハイレベルになり、入力電圧Vinが電圧V11より小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部114に供給される。
次に、処理部114は、ステップS1−4でコンパレータ113の出力がハイレベルになると、選択回路112に「1000」の4ビット制御データを供給し、スイッチSW12、SW13、SW14をオフし、スイッチSW11をオンする。スイッチSW11がオンすることにより、コンパレータ113の反転入力端子には、電圧Vrefが選択電圧Vselとして印加される。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きければ、ハイレベルとなり、入力電圧Vinが電圧Vrefより小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部114に供給される。
処理部114は、ステップS1−7でコンパレータ113の出力がハイレベル、すなわち、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きければ、ステップS1−8でディジタルデータ「1000」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。また、処理部114は、ステップS1−7でコンパレータ113の出力がローレベル、すなわち、入力電圧Vinが電圧Vrefより小さければ、ステップS1−9で、ディジタルデータ「0100」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
さらに、処理部114は、ステップS1−4でコンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より大きく、電圧V11より小さいときには、ステップS1−6で、ディジタルデータ「0010」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
また、処理部114は、ステップS1−2でコンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より小さいときには、ステップS1−10でスイッチSW11、SW12、SW13をオフし、スイッチSW14をオンする。これによって、コンパレータ113の反転入力端子には、電圧V13が印加される。
次に、処理部114は、ステップS1−11で、コンパレータ113の出力がハイレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より小さく、電圧V13より大きいときには、ステップS1−12でディジタルデータ「0001」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
また、処理部114は、ステップS1−11で、コンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V13より小さいときには、ステップS1−13で、ディジタルデータ「0000」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
このように、本実施例によれば、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きいとき、すなわち、
Vref<Vin
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「1000」を出力する。
また、入力電圧Vinが電圧V11より大きくVrefより小さいとき、すなわち、
V11<Vin<Vref
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「0100」を出力する。
さらに、入力電圧Vinが電圧V11より小さくV12より大きいとき、すなわち、
V12<Vin<V11
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「0010」を出力する。
また、入力電圧Vinが電圧V12より小さくV13より大きいとき、すなわち、
V13<Vin<V12
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「0001」を出力する。
さらに、入力電圧Vinが電圧V13より小さいとき、すなわち、
Vin<V13
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「0000」を出力する。
〔効果〕
本実施例によれば、抵抗群111、選択回路112、コンパレータ113、処理部114により簡単な構成で実現可能である。また、抵抗群111を構成する抵抗R11〜R14のみの精度でリニアリティが決まるので、LSBの1%程度の精度が出せる。さらに、クロック周波数の1/Nでサンプリング可能なため高速化が可能となる。
〔第2実施例〕
図3は本発明の第2実施例のブロック構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアナログ−ディジタル変換回路200は、選択回路212の構成及び処理部214の処理が第1実施例とは相違する。
本実施例の選択回路212は、スイッチSW21、SW22、SW23から構成されている。スイッチSW21は、基準電圧Vref及び電圧V11のいずれかを選択的に出力する。スイッチSW21の出力は、スイッチSW23に供給される。また、スイッチSW22は、電圧V12と電圧V13のいずれかを選択的に出力する。スイッチSW22の出力は、スイッチSW23に供給される。スイッチSW23は、スイッチSW21の出力又はスイッチSW22の出力を選択的に出力する。スイッチSW23の出力は、コンパレータ113の反転入力端子に供給される。
スイッチSW21〜SW23は、処理部214から供給される制御ビットの論理が「0」のときに実線で示すように切り替えられ、論理が「1」のときに破線で示すように切り替えられる。
図4は処理部214の処理フローチャートを示す。
まず、処理部214は、ステップS2−1で選択回路212に「×10」の3ビット制御データを供給することにより、電圧V12がコンパレータ113の反転入力端子に供給されるようにはスイッチSW21、SW22、SW23を制御する。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧V12より大きければ、ハイレベルになり、入力電圧Vinが電圧V12より小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部114に供給される。
処理部214は、ステップS2−2で、コンパレータ113の出力がハイレベルのときには、ステップS2−3で選択回路212に「0×1」のビット制御データを供給し、コンパレータ113の反転入力端子には、電圧V11が選択電圧Vselとして印加されるようにスイッチSW21〜SW23を制御する。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧V11より大きければ、ハイレベルになり、入力電圧Vinが電圧V11より小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部114に供給される。
次に、処理部114は、ステップS2−4でコンパレータ113の出力がハイレベルになると、選択回路112に「1×1」の4ビット制御データを供給し、コンパレータ113の反転入力端子には、電圧Vrefが選択電圧Vselとして印加されるように選択回路212を制御する。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きければ、ハイレベルとなり、入力電圧Vinが電圧Vrefより小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部114に供給される。
処理部114は、ステップS2−7でコンパレータ113の出力がハイレベル、すなわち、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きければ、ステップS2−8でディジタルデータ「1×1」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。また、処理部114は、ステップS2−7でコンパレータ113の出力がローレベル、すなわち、入力電圧Vinが電圧Vrefより小さければ、ステップS2−9で、ディジタルデータ「0×1」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
さらに、処理部114は、ステップS2−4でコンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より大きく、電圧V11より小さいときには、ステップS2−6で、ディジタルデータ「1×1」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
また、処理部114は、ステップS2−2でコンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より小さいときには、ステップS2−10でコンパレータ113の反転入力端子に電圧V13が印加されるように選択回路112を制御する。
次に、処理部114は、ステップS2−11で、コンパレータ113の出力がハイレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より小さく、電圧V13より大きいときには、ステップS2−12でディジタルデータ「×00」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
また、処理部114は、ステップS2−11で、コンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V13より小さいときには、ステップS2−13で、例えば、ディジタルデータ「000」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
このように、本実施例によれば、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きいとき、すなわち、
Vref<Vin
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「1×1」を出力する。
また、入力電圧Vinが電圧V11より大きくVrefより小さいとき、すなわち、
V11<Vin<Vref
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「0×1」を出力する。
さらに、入力電圧Vinが電圧V11より小さくV12より大きいとき、すなわち、
V12<Vin<V11
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「×10」を出力する。
また、入力電圧Vinが電圧V12より小さくV13より大きいとき、すなわち、
V13<Vin<V12
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「×00」を出力する。
さらに、入力電圧Vinが電圧V13より小さいとき、すなわち、
Vin<V13
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「000」を出力する。
本実施例によれば、出力ビット数を削減できる。
〔第3実施例〕
図5は本発明の第3実施例のブロック構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のアナログ−ディジタル変換回路300は、選択回路312の構成及び処理部314の処理が第1実施例とは相違する。
本実施例の選択回路312は、スイッチSW31〜SW36から構成されている。スイッチSW31は、基準電圧Vrefを選択するスイッチである。スイッチSW32は、電圧V11を選択するスイッチである。スイッチSW33は、電圧V12を選択するスイッチである。スイッチSW34は、電圧V13を選択するスイッチである。スイッチSW35は、スイッチSW31の出力及びスイッチSW32の出力を選択するスイッチである。スイッチSW35の出力は、コンパレータ113の反転入力端子に接続されている。
スイッチSW36は、スイッチSW33の出力及びスイッチSW34の出力を選択するスイッチである。スイッチSW36の出力は、コンパレータ113の反転入力端子に接続されている。
スイッチSW31〜SW36は、処理部314から供給される制御ビットの論理が「0」のときにオフし、論理が「1」のときにオンする。
図6は処理部314の処理フローチャートを示す。
まず、処理部314は、ステップS3−1で選択回路312に「001001」の6ビット制御データを供給することにより、電圧V12がコンパレータ113の反転入力端子に供給されるように選択回路312を制御する。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧V12より大きければ、ハイレベルになり、入力電圧Vinが電圧V12より小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部314に供給される。
処理部314は、ステップS3−2で、コンパレータ113の出力がハイレベルのときには、ステップS2−3で選択回路312に「010010」のビット制御データを供給し、コンパレータ113の反転入力端子には、電圧V11が選択電圧Vselとして印加されるように選択回路312を制御する。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧V11より大きければ、ハイレベルになり、入力電圧Vinが電圧V11より小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部314に供給される。
次に、処理部314は、ステップS3−4でコンパレータ113の出力がハイレベルになると、選択回路112に「100010」の制御データを供給し、コンパレータ113の反転入力端子には、電圧Vrefが選択電圧Vselとして印加されるように選択回路312を制御する。
コンパレータ113の出力は、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きければ、ハイレベルとなり、入力電圧Vinが電圧Vrefより小さければ、ローレベルになる。コンパレータ113の出力は、処理部314に供給される。
処理部314は、ステップS3−7でコンパレータ113の出力がハイレベル、すなわち、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きければ、ステップS3−8でディジタルデータ「100010」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。また、処理部314は、ステップS3−7でコンパレータ113の出力がローレベル、すなわち、入力電圧Vinが電圧Vrefより小さければ、ステップS2−9で、ディジタルデータ「010010」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
さらに、処理部314は、ステップS3−4でコンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より大きく、電圧V11より小さいときには、ステップS3−6で、ディジタルデータ「001001」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
また、処理部314は、ステップS3−2でコンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より小さいときには、ステップS3−10でコンパレータ113の反転入力端子に電圧V13が印加されるように選択回路312を制御する。
次に、処理部314は、ステップS3−11で、コンパレータ113の出力がハイレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V12より小さく、電圧V13より大きいときには、ステップS2−12でディジタルデータ「000101」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
また、処理部314は、ステップS3−11で、コンパレータ113の出力がローレベルのとき、すなわち、入力電圧Vinが電圧V13より小さいときには、ステップS3−13で、例えば、ディジタルデータ「000001」を入力電圧Vinに対応するディジタルデータとして出力ポートPoutより出力する。
このように、本実施例によれば、入力電圧Vinが電圧Vrefより大きいとき、すなわち、
Vref<Vin
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「100010」を出力する。
また、入力電圧Vinが電圧V11より大きくVrefより小さいとき、すなわち、
V11<Vin<Vref
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「010010」を出力する。
さらに、入力電圧Vinが電圧V11より小さくV12より大きいとき、すなわち、
V12<Vin<V11
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「001001」を出力する。
また、入力電圧Vinが電圧V12より小さくV13より大きいとき、すなわち、
V13<Vin<V12
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「000101」を出力する。
さらに、入力電圧Vinが電圧V13より小さいとき、すなわち、
Vin<V13
のときには、出力ポートPoutよりディジタルデータ「000001」を出力する。
本実施例によれば、出力ビット数を削減できる。
〔その他〕
なお、上記実施例では、ブリーダ抵抗を4つとしたが、当然、これに限定されるものではなく、2以上あれば、これに限定されるものではない。また、本実施例では、スイッチSW11〜SW14、SW21〜SW23、SW31〜SW36に供給するディジタルデータをそのまま出力データとして出力したが、デコードして出力するようにしてもよい。
本発明の第1実施例のブロック構成図である。 処理部114の処理フローチャートである。 本発明の第2実施例のブロック構成図である。 処理部214の処理フローチャートである。 本発明の第3実施例のブロック構成図である。 処理部314の処理フローチャートである。
符号の説明
100、200、300 アナログ−ディジタル変換回路
111 抵抗群、112、212、312 選択回路、113 コンパレータ
114、214、314 処理部
SW11〜SW14、SW21〜SW23、SW31〜SW36 スイッチ

Claims (4)

  1. 基準電圧を複数の電圧に分割する抵抗群と、
    前記抵抗群により分割された複数の電圧のうち入力ディジタルデータに応じた電圧を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された電圧と入力電圧との大小を比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に応じて前記入力電圧に対応する入力ディジタルデータを決定する処理手段とを有することを特徴とするアナログ−ディジタル変換回路。
  2. 前記抵抗群は、基準電圧と接地の間に直列に接続された複数の抵抗から構成されていることを特徴とする請求項1記載のアナログ−ディジタル変換回路。
  3. 前記選択手段は、前記複数の抵抗の接続点から一つを選択的に前記比較手段に接続する複数のスイッチを有することを特徴とする請求項1又は2記載のアナログ−ディジタル変換回路。
  4. 前記選択手段は、前記複数の抵抗の接続点に一端が接続され、他端が前記比較手段に接続され、前記処理手段により決定された入力ディジタルデータに応じてスイッチングする複数のスイッチを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のアナログ−ディジタル変換回路。
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KR100851637B1 (ko) 2006-11-27 2008-08-13 삼성전기주식회사 디지털-아날로그 변환기의 리니어 곡선 출력 장치 및 그방법
JP2011081517A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Toppan Printing Co Ltd バンドギャップリファレンス回路及びこれを備えるadコンバータ、並びに、バンドギャップリファレンス回路の調整方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100851637B1 (ko) 2006-11-27 2008-08-13 삼성전기주식회사 디지털-아날로그 변환기의 리니어 곡선 출력 장치 및 그방법
JP2011081517A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Toppan Printing Co Ltd バンドギャップリファレンス回路及びこれを備えるadコンバータ、並びに、バンドギャップリファレンス回路の調整方法

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