JP2006260529A - プログラム提供システム - Google Patents

プログラム提供システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006260529A
JP2006260529A JP2005368126A JP2005368126A JP2006260529A JP 2006260529 A JP2006260529 A JP 2006260529A JP 2005368126 A JP2005368126 A JP 2005368126A JP 2005368126 A JP2005368126 A JP 2005368126A JP 2006260529 A JP2006260529 A JP 2006260529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
business
server
providing system
memory medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005368126A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Tano
敦 田野
Masahiro Kumamoto
正宏 熊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2005368126A priority Critical patent/JP2006260529A/ja
Priority to DE102006007084.4A priority patent/DE102006007084B4/de
Priority to US11/354,996 priority patent/US20060184619A1/en
Priority to CN2006100937039A priority patent/CN1866260B/zh
Publication of JP2006260529A publication Critical patent/JP2006260529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/61Installation

Abstract

【課題】プログラムの重複開発を防止して無駄な開発を回避する。
【解決手段】ユーザがクライアント3によりサーバ2にアクセスし、所望の業務プログラム9を検索すると、サーバ2は、データベース8に登録されている該当の業務プログラム9を提供する。この場合、該当の業務プログラム9が存在しない場合は、クライアント3が要求する業務プログラム9を構成するのに必要なプログラム部品10を検索し、その情報をユーザに送信する。ユーザは、クライアント3に表示されたGUI上で業務プログラム9を構成するのに必要なプログラム部品を選択する。この場合、シミュレーション画面で業務プログラム9の動作を確認することができ、動作がOKのときは、業務プログラムをクライアント3を介して携帯型読取情報端末4にダウンロードする。このとき、業務プログラムをサーバ2で公開したときは、ダウンロード料金を割引くことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが通信網を介してサーバにアクセスすることにより所望のプログラムを取得するプログラム提供システムに関する。
従来、例えばバーコードリーダのような携帯型読取情報端末用の業務プログラムは、特殊な開発環境上で専門的な知識を持った技術者がユーザの要望を聞いて独自に構築するようにしている。
尚、本発明の従来技術は一般的であることから、その先行文献の記載を省略する。
しかしながら、開発者とユーザとの間で綿密な打ち合わせが必要であり、また、最終的に納品されたアプリケーションが、ユーザの期待通りに動作しなかった場合は、再度やり直しが必要となり、膨大な時間と費用が必要となってしまう。
そこで、出願人は、ユーザがGUI(Graphical User Interface)環境で容易にアプリケーションを開発可能な開発プログラムを提供するようにしているものの、このような開発環境は、スタンドアロンなパソコンで提供されることから、ユーザがアプリケーションを開発するにしても、そのアプリケーションを他のユーザに提供することはできない。このため、アプリケーションの重複開発が行われ、開発時間或いは開発時間が無駄となるという問題を生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、プログラムの重複開発を防止して無駄な開発を回避することができるプログラム提供システムを提供することにある。
請求項1の発明によれば、ユーザが所望のプログラムを入手したい場合は、通信網を介してサーバにアクセスし、ユーザ端末装置の入力手段からプログラムが備えるべき要件を入力する。すると、サーバが入力された要件を満たすプログラムを記憶手段から検索し、該当するプログラムが記憶されていた場合は、そのプログラムをユーザ端末装置の表示手段に表示するので、ユーザ端末装置の取得手段により取得することができる。従って、ユーザが所望するプログラムがサーバに登録されていた場合は、サーバからユーザ端末装置にプログラムを取得することができるので、プログラムを無駄に開発してしまうことを回避することができる。
請求項2の発明によれば、サーバに所望のプログラムが登録されていなかった場合は、ユーザ端末装置の操作手段を操作すると、サーバにおいてプログラムを編集することができるので、サーバに所望のプログラムが登録されていない場合であっても、プログラムの開発負担を軽減することができる。この場合、サーバにおいてプログラムを編集することができるので、ユーザ端末装置の負担を軽減することができる。
請求項3の発明によれば、ユーザが表示手段に表示されているプログラムをシミュレートしたい場合は、ユーザ端末装置のシミュレート指示手段により指示する。すると、サーバにおいてプログラムがシミュレートされ、そのシミュレート結果が表示手段に表示されるので、シミュレーション結果に基づいてプログラムが適切かを判断することができる。この場合、サーバにおいてプログラムを編集することができるので、ユーザ端末装置の負担を軽減することができる。
請求項4の発明によれば、サーバに登録された所望のプログラム或いは修正したプログラムを所望のタイミングでサーバからユーザ端末装置にダウンロードすることができるので、ユーザは、適切なタイミングでプログラムを取得することができる。
請求項5の発明によれば、ユーザ端末装置による業務を実行するための適切な業務プログラムがサーバに登録されている場合は、その業務プログラムを開発することなくサーバから取得することができる。
請求項6の発明によれば、業務プログラムのプログラム部品として機能する適切な機能プログラムがサーバに登録されている場合は、その業務プログラムを開発することなくサーバから取得することができる。
請求項7の発明によれば、サーバにおいて要件を最も満たす機能プログラムを検索することができるので、要件を満たす業務プログラムがサーバに登録されていない場合であっても、該当する機能プログラムがサーバに登録されている場合は、その機能プログラムを開発することなくサーバから取得することができる。
請求項8の発明によれば、ユーザは、サーバが選択したプログラムを同時に確認することができるので、所望のプログラムを容易に選択することができる。
請求項9の発明によれば、プログラムのシミュレートモードから編集モードに素早く移行することができるので、シミュレート結果に基づいてプログラムを迅速に修正することができる。
請求項10の発明によれば、ユーザが構築したプログラムを他のユーザに公開することができるので、システムの充実を図ることができる。
請求項11の発明によれば、サーバにより業務プログラムを最適に修正することができるので、ユーザの負担を軽減することができる。
請求項12の発明によれば、業務プログラムをダウンロードしたユーザから業務プログラムの規模に応じた適切な料金を徴収することができる。
請求項13の発明によれば、ユーザが構築した業務プログラムを公開した場合は、所定の料金を割り引くことができるので、業務プログラムの規模に応じた適切な料金をユーザに負担させることができる。
請求項14の発明によれば、業務プログラムに使用する機能プログラムの数に応じて料金を決定することができる。
請求項15の発明によれば、業務プログラムに新たに使用する機能プログラムの数に応じて料金を決定することができる。
請求項16及び17の発明によれば、本発明を携帯型読取情報端末に適用することができる。
請求項18の発明によれば、サーバからユーザ端末装置にダウンロードされたプログラムをライセンスキーで認証して動作可能とする場合に、ライセンスキーが記憶されたメモリ媒体がユーザ端末装置のメモリ媒体装着ポートに装着されていることを確認することにより行なうようにしたので、プログラムを使用するユーザ端末装置を変更するにしても、そのユーザ端末装置にライセンスキーが記憶されたメモリ媒体を装着すればよい。従って、ライセンスキーをユーザ端末装置に入力したり、ライセンスキーを示すバーコードを読取ったりする場合に比較して、ユーザ端末装置の変更に容易に対応することができる。
請求項19の発明によれば、メモリ媒体に記憶されたライセンスキーはパスワードにより外部からのアクセスが保護されたアクセス保護領域に記憶されているので、メモリ媒体の複製を防止することができ、ユーザに供与するライセンスを確実に管理することができ
る。
請求項20の発明によれば、プログラム実行手段によりパスワードがメモリ媒体のパスワードレジスタに出力されると共に、メモリ媒体から入力したライセンスキーの認証が行なわれるので、プログラムに認証機能を持たせる必要がなく、それだけプログラムの負担を軽減することができる。
請求項21の発明によれば、プログラムを構成する機能或いは機能プログラムをライセンスで管理することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の一実施例について図1ないし図17を参照して説明する。図2は、本発明のシステム構成を概略的に示している。この図2において、インターネット(通信網に相当)1には、ホスト側としてサーバ2が接続されている。このサーバ2は、例えば携帯型読取情報端末の販売者が設置したもので、ユーザが所有する携帯型読取情報端末に業務プログラムをダウンロードするためのものである。また、インターネット1には、ユーザ側としてパーソナルコンピュータからなるクライアント3が接続されており、そのクライアント3に携帯型読取情報端末4が接続可能となっている。これらのクライアント3及び携帯型読取情報端末4によりユーザ端末装置が構成されている。
図1は、図2に示すシステム構成を機能ブロックで示している。この図1において、サーバ2は、WEBサーバ(編集手段、登録手段、再編集手段、課金手段に相当)5、サーチエンジン(検索手段に相当)6、プログラムシミュレータ(シミュレート手段に相当)7、データベース(記憶手段、機能プログラム記憶手段に相当)8などから構成されている。データベース8には、業務プログラム9とプログラム部品(機能プログラムに相当)10が登録されている。
パーソナルコンピュータからなるクライアント3は、一般的なWEBブラウザ(入力手段、表示手段、取得手段、操作手段、シミュレート指示手段、ダウンロード指示手段に相当)11と携帯型読取情報端末4へファイルを送り込む通信ツール12とから構成されている。GUI(Graphical User Interface)とは、ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、大半の基礎的な操作をマウスなどのポインティングデバイスによって行なうことができるユーザインターフェースのことである。通信ツール12は、予めサーバ2からダウンロードしてクライアント3にインストールするか、WEBブラウザ11上で走るJava(登録商標)アプレットのようなプログラムからなる。
クライアント3と共にユーザ端末装置を構成する携帯型読取情報端末4は、直接実行が可能なオブジェクト形式の業務プログラム9を受取る場合と、インタープリタ的にパラメータファイルを解読しながら動作させる場合とがある。インタープリタの場合、パラメータファイルを構成するパラメータ(設定)を解釈して実行するオペレーティングシステムが実装される。
図3は、業務プログラム9をサーバ2からクライアント3にダウンロードするまで流れ図を示している。この図3において、ユーザがWEBブラウザ11によりクライアント3をサーバ2に接続すると、サーバ2のWEBサーバ5が起動し、クライアント3に対して要件入力画面を表示し、要件が入力されるまで待機する(S1)。
図4は、クライアント3のディスプレイ3aに表示される要件入力画面の一例を示している。この図4において、要件入力画面には検索キーワード入力部13が表示されると共に、検索条件が表示される。従って、ユーザは、業務プログラム9を検索する場合は、検
索キーワード入力部13に業務プログラム9を検索するのに最適なキーワードを入力すると共に、読取機能、ファイル操作機能などの各機能から所望の機能を選択してから、「検索」ボタン14をクリックする。すると、これらの情報がサーバ2に送信される。図4の例では、検索キーワードとして「棚卸」が設定され、バーコードまたは2次元コードを読取対象とし、マスターファイルを参照することを示している。
サーバ2のサーチエンジン6は、データベース8に登録されている業務プログラム9のうち検索条件を満たす業務プログラム9を検索し、該当業務プログラム9がある場合は、その検索結果をクライアント3に送信する(S2)。この場合、サーバ2は、要件を満たす業務プログラム9が存在しない場合は、満たさない要件が最も少ない業務プログラム9を検索してクライアント3に送信するようになっている。
図5は、クライアント3の業務プログラム検索結果画面の一例を示している。この図5において、業務プログラム検索結果画面には、検索数と、検索された業務プログラム9の一覧が表示される。図5の例では、プログラム名に「棚卸」というキーワードを含むと共に、検索条件を満たす「固定資産棚卸プログラム」、「書籍棚卸プログラム」、「棚卸データ登録プログラム」などが、それらのプログラムの構成内容と共に表示されている。
ユーザは、要件を満たす業務プログラム9があるかを判断し(S3)、ある場合は(S3:YES)、その業務プログラム9を評価する(S4)。つまり、WEBサーバ5は、図5に示す業務プログラム検索結果画面において例えば固定資産棚卸プログラムが選択されたときは、データベース8に登録された固定資産棚卸プログラムの構成を示す情報をクライアント3に送信する。
図6は、クライアント3に送信される業務プログラム9のファイル構造を概略的に示している。この図6において、業務プログラム9は、プログラムコードが直接記述されているのではなく、パラメータの集合体のような構造となっている。つまり、業務プログラム9は、サブプログラム(以下、SUB)−A,SUB−B,SUB−C,SUB−Dというプログラム部品10を繰返して実行する構造をなしており、プログラム部品10であるSUB−A,SUB−B,SUB−C,SUB−Dに対応してプログラム名及びパラメータが設定されている。そして、業務プログラム9は、各プログラム部品10に対応して設定されたパラメータを参照して動作するようになっている。
尚、図6のバーコード入力の読取コードとして、「A,K,Q」は、AがJANコード、KがCODE128、QがQRコードに対応していることを意味している。
図7は、クライアント3の業務プログラム構成画面の一例を示している。この図7において、プログラム構成画面には、業務プログラム9を構成するプログラム部品10が表示されると共に、「動作確認」ボタン15、「ダウンロード」ボタン16が表示されている。図7の例では、固定資産プログラムは、バーコード入力作業、マスターファイル参照作業、結果表示作業、データ登録作業から構成されていることを示している。つまり、この固定資産棚卸プログラムでは、棚卸対象の棚及び当該棚に収納されている製品或いは部品が1次元コードまたは2次元コード(バーコードと総称)で管理され、棚卸作業を行う際は、携帯型読取情報端末4で棚番号及び製品或いは部品のバーコードを読取り、その読取データに対応する製品名或いは部品名をマスターファイルで参照し、その参照結果を表示してから、データを登録するという作業を繰返すことを示している。
ここで、バーコード入力作業の詳細を確認したい場合は、「バーコード入力」表示部をダブルクリックする。すると、バーコード入力作業の詳細が表示され、読取コードとしてJANコード、CODE128、QRコード、読取桁数として10〜23、データ表示がONであることを確認することができる。これらの詳細内容はパラメータとして記憶され
るもので、バーコード入力作業を実行する際は、図7に示すパラメータを参照して動作することになる。
図7に示すプログラム構成画面において、ユーザは、選択した業務プログラム9を購入するのに先立ってその動作が満たすかを確認したい場合は、画面に表示されている「動作確認」ボタン15をクリックする。
サーバ2は、「動作確認」ボタン15がクリックされたときは、プログラムシミュレータを起動する。
図8は、プログラムシミュレータを概念的に示している。この図8において、プログラムシミュレータは、メインプログラム17を主体としてなり、メインプログラム17がプログラム部品10に対応したサブルーチンを順に実行するようになっている。この場合、プログラム部品10を実行する際にデータを表示するときは、仮想画面18に表示し、プログラム部品10がデータを必要とするときは、仮想ファイル19を参照し、携帯型読取情報端末4からの入力待ちのときは、仮想デバイス20に対する操作を入力とするようになっている。
図9は、クライアント3のプログラムシミュレータ画面を示している。この図9において、プログラムシミュレータ画面には、仮想携帯型読取情報端末21が表示されていると共に、この仮想携帯型読取情報端末21の表示部として仮想画面18が表示され、さらに操作スイッチとして仮想デバイス20が表示されている。また、「実行」ボタン22、「終了」ボタン23、「業務編集」ボタン24が表示されていると共に、固定資産棚卸プログラムを構成する各プログラム部品名が表示されている。
さて、ユーザが「実行」ボタン22をクリックすると、プログラムシミュレータは、図8に示すようにメインプログラム17でプログラム構造を解釈し、その構造に従って業務プログラム9を構成するプログラム部品10を読出す。この場合、プログラム部品10は、図10に示すようにベーシックを改良したプログラム言語によりサブルーチンの形式で記述されており、それをメインプログラム17で解読しながら実行するようになっている。プログラム内のパラメータとしては、プログラム部品10に設定されたパラメータがセットされる。
即ち、プログラムシミュレータは、図6に示す例では、最初に実行する作業はバーコード入力であることから、ユーザが仮想携帯型読取情報端末21の読取ボタンをクリックすると、仮想ファイル19から仮想データを入力して仮想画面18に表示する。この場合、バーコード入力に対応したプログラム部品10のパラメータとして、図6に示す例では、データ表示が「1」に設定されているので、仮想携帯型読取情報端末21の仮想画面18には仮想の読取データが表示されることになる。
次に、プログラムシミュレータは、マスター参照作業を実行する。図6の例では、照合元として「MASTER.DAT」、照合フィールドとして「1」、参照フィールドとして「2」が設定されているので、プログラムシミュレータは、「MASTER.DAT」という名称のマスターファイルの1番目のフィールドを参照し、該当する2番目のフィールドのデータを取出して表示することになる。つまり、マスターファイルは図11に示す例のようにフィールド1とフィールド2が設定されており、例えば読取データが「934892399」であったときは、それに一致するフィールド2のデータは「ノートパソコン」となり、その「ノートパソコン」が仮想画面18に表示されることになる。
次に、プログラムシミュレータは、結果表示作業に移行して、結果を仮想画面に表示する。この場合、前画面クリアとして「1」が設定され、クリア範囲として「0」が設定さ
れ、さらに表示位置として「X:1 Y:4」が設定されているので、前画面が全てクリアされ、仮想画面18上におけるX=1、Y=4で示される位置にマスター参照結果である「ノートパソコン」が表示される。
次に、プログラムシミュレータは、データ登録作業を実行する。図6の例では、登録ファイルとして「データ登録」、登録ファイルとして「RSFILE1.DAT」、レコード数として1500、フィールド構造として10,5,8が設定されているので、「RSFILE1.DAT」というデータファイルに、最大1500のレコードが登録されることになる。ここで、フィールド構造が10,5,8とは、フィールド1が10文字、フィールド2が5文字、フィールド3が8文字に区切られた構造をしているファイルであることを示している。つまり、図12に示すように読取データが「1234567890」の場合は、データファイルのフィールド1に管理番号として「1234567890」が登録され、フィールド2に数量として「00001」が登録され、フィールド3に登録日として「1990202」が登録されるもので、レコードとしては「1234567890000011990202」が登録されることになる。尚、数量としてキーボード入力が設定されている場合は、仮想携帯型読取情報端末21においてクリックされた数値キーが示す数値が設定される。
以上のような動作確認により仮想携帯型読取情報端末21での動作を確認し、図3において、評価OKの場合は(S5:YES)、そのままクライアント3にダウンロードすることができる。このとき、業務プログラム9は既に公開されたものであり、公開する必要はないことから(S6:NO)、対価として通常代金が課金されてから(S13)、業務プログラム9をダウンロードすることができる(S8)。
一方、検索された業務プログラム9が、要件を満たさないものの、満たさない要件が最少である場合は、新規作成することなく(S9:NO)、要件を満たすように業務プログラム9を編集する必要がある(S10)。つまり、業務プログラム9は、プログラム部品10の組合せであるため、既存の業務プログラム9にプログラム部品10を追加したり、差替えたりすることでも新しい業務プログラム9を構築することが可能となる。
また、全く新規に構築する場合は(S9:YES)、標準的な雛形業務を選択し(S14)、この雛型業務を編集することにより要件を満たすように新しい業務プログラム9を構築することができる(S10)。
さて、クライアント3に表示された業務プログラム9が要件を満たさない場合は、図9に示すプログラムシミュレータ画面に表示されている「業務編集」ボタン24をクリックする。
WEBサーバ5は、「業務編集」ボタン24がクリックされたときは、業務プログラムエディタを表示する。
図13は、クライアント3の業務プログラムエディタ画面の一例を示している。この図13において、業務プログラムエディタは、クライアント3のGUI上で動作するようになっており、その画面には、「新規作成」ボタン25、「業務読込」ボタン26、「動作確認」ボタン27、「保存」ボタン28、「終了」ボタン29が表示されていると共に、プログラム構造表示部30及びプログラム部品表示部31が表示され、さらにそれらの間に「業務追加」ボタン32、「業務削除」ボタン33、「詳細設定」ボタン34が表示されている。
ここで、ユーザが現在の固定資産棚卸プログラムに例えば照合作業を付加したい場合は、図13に示す業務プログラムエディタ画面のプログラム部品表示部31に表示されている「照合」オブジェクトをプログラム構造表示部30にドラッグアンドドロップする。すると、ドラッグアンドドロップしたプログラム部品10が適正の場合は、当該プログラム
部品10が図14に示すように固定資産棚卸プログラムに組込まれる。この場合、照合作業のパラメータは標準値が設定されていることから、要件を満たさない場合は、「詳細設定」ボタン34に対する操作によりパラメータを変更する。
図15は、バーコード入力作業の詳細設定画面を示している。この図15に示す例では、詳細設定画面には、プログラム部品10の名称に加えて、読取バーコード、桁数、画面表示などのパラメータが設定可能となっており、GUI上で入力可能となっている。
上述のように業務プログラム9の編集が終了したときは、図14に示す「動作確認」ボタン27をクリックしてその動作をシミュレートすることにより評価する(S11)。評価がOKの場合に(S12:YES)、プログラムを公開するときは(S6:YES)、割引料金が課金されてから(S7)、業務プログラム9をダウンロードすることができる(S8)。
図16に示す例では、割引料金が課金されてダウンロードする例を示しており、その割引料金は、ユーザが構築したパソコン棚卸プログラムのプログラム部品数及び総プログラム容量により決定される、そして、「ダウンロード」ボタン35がクリックされる固定資産プログラムがサーバ2からクライアント3にダウンロードされる。
クライアント3にダウンロードされた業務プログラム9は、所定の通信ツール12を使用して携帯型読取情報端末4へダウンロードすることができる。この場合、携帯型読取情報端末4にダウンロードされる業務プログラム9の形態としては、業務プログラム9がコンパイルされているときは、携帯型読取情報端末4が直接実行可能なプログラムとして記憶されることになる。また、パラメータファイルの場合は、携帯型読取情報端末4がパラメータを解読可能なインタープリタがオペレーティングシステムとして搭載されていることが条件となる。
ここで、出来上がったオリジナルな業務プログラム9をサーバ2からダウンロードする際に、サーバ2へ一般公開可能なプログラムとして登録(アップロード)すると、対価として支払う料金が割引かれるようになっているのは、ユーザが作成した業務プログラム9を一般公開することで、他のユーザがこの業務プログラム9を利用することが可能になるからで、利用者が増えるほど、このシステムは充実したものとなる。
尚、クライアント3からサーバに業務プログラム9を登録する際に、その業務プログラム9が修正要であることを指示すると、サーバ2は、登録された業務プログラム9をプログラム部品10に分解し、クライアント3から入力された要件を満たすために不足するプログラム部品10を検索して補い、要件を満たす新たな業務プログラム9として再編集するようにしてもよい。この場合、ユーザは、業務プログラム9を完全なものとして編集する必要がないから、ユーザの負担を大幅に軽減することができる。
また、サーバ2は、業務プログラム9を登録する際に、クライアント3からシミュレーション実施要が指示されたときは、GUI上で入力された情報に基づいて業務プログラム9のシミュレーションを実行する。従って、ユーザは、サーバ2に登録する業務プログラム9の動作を確認することができるので、正常に動作する業務プログラム9を確実に登録することができる。
一方、業務の関係上、ユーザが業務プログラム9を公開したくない場合は(S6:NO)、業務プログラム9をサーバ2へ登録する必要はなく、この場合は、業務プログラム9のダウンロード対価として規定の料金を支払ってから(S13)、業務プログラム9を自分の携帯型読取情報端末4にダウンロードすることになる。
また、業務プログラム9はダウンロードした段階では、試用版という扱いになり、ダウンロードしてから一定期間を経過すると、携帯型読取情報端末4で動作しなくなる。このような場合、ダウンロードした業務プログラム9を継続して利用するためには、別途、試用版制限を解除する解除キーが必要となる。これは、業務プログラム9をダウンロードしても代金が支払われなかった場合などに対応するもので、銀行振込みなどのリアルタイム処理できない代金支払い方法でも、このようなシステムを成立することを可能とすることができる。
解除キーは、ユーザが通知するプログラムID(携帯型読取情報端末4に表示される)を元に数学的計算を加え、ユニークな値を得たものである。プログラムIDは、ダウンロードした個別のプログラム毎に割当てられる番号と、情報端末に登録されているシリアル番号から得たユニークな番号であり、業務プログラム9は、起動時に、解除キーが登録されているかを確認し、プログラムIDから計算した結果を照合して一致すれば、業務プログラム9を起動する。一致しない場合は、起動をとりやめる。従って、他ユーザがダウンロードした業務プログラム9を登録したり、他の情報端末へ不正コピーしたりした場合は、プログラムIDと解除キーとが一致せず、起動できないので、不正使用を確実に防止することができる。
図17は、携帯型読取情報端末4の解除キーの入力画面を示しており、携帯型読取情報端末4に表示された解除キーをキー入力することにより試用版を解除することができる。
このような実施例によれば、クライアント3からサーバ2にアクセスして業務プログラム9の要件を入力することによりサーバ2に登録されている既存の業務プログラム9を検索すると共に、その業務プログラム9の情報をクライアント3で表示し、ユーザが業務プログラム9の情報を確認してダウンロードを指示したときは、当該業務プログラム9をサーバ2からクライアント3にダウンロードするようにしたので、所望の業務プログラム9がサーバ2に登録されていた場合は、業務プログラム9の重複開発を防止して無駄な開発を回避することができる。
しかも、既存の業務プログラム9が存在しない場合は、要件を満たすためのプログラム部品10をGUI上で表示することにより当該プログラム部品10をサーバ2で修正可能としたので、要件を満たす業務プログラム9が見つからない場合であっても、要件を満たすためのプログラム部品10により業務プログラム9を作成することができ、業務プログラム9の作成負担を大幅に軽減することができる。この場合、サーバ2側で業務プログラム9を修正することができるので、クライアント3の負担を軽減することができる。
また、ユーザが業務プログラム9を作成した場合は、その業務プログラム9を他のユーザが使用可能にサーバ2により公開するようにしたので、サーバ2が公開する業務プログラム9の数の増加を図る仕組みを提供することができ、ビジネスモデルとして構築することができる。
さらに、ユーザが選択または編集した業務プログラム9をクライアント3のGUI上でシミュレートし、その業務プログラム9の良否を確認するようにしたので、業務プログラム9を実際の操作時の環境で判断することができ、業務プログラム9を適正に判断することができる。この場合、サーバ2側で業務プログラム9の動作をシミュレートするようにしたので、クライアント3の負担を軽減することができる。
加えて、業務プログラム9のシミュレートを終了したときは、編集モードに移行するようにしたので、シミュレート結果に基づいて業務プログラム9を迅速に修正することができる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について図18ないし図22を参照して説明する。第1実施例では、携帯型読取情報端末4にダウンロードした業務プログラムの試用版を解除キーで解除するようにしたが、本実施例では、ユーザにライセンスを発行し、そのライセンスが認証された場合にダウンロードした業務プログラムを使用可能とするようにした。
ところで、正規のライセンスを受けているユーザが、使用している携帯型読取情報端末4の故障などの理由により、携帯型読取情報端末4を入れ替える場合、ライセンスを認証するための固有のライセンスキーを再度入手する必要がある。つまり、ユーザは、既に正規にプログラムのライセンスを受けており、ライセンスの範囲内での使用にもかかわらず、メーカからライセンスを再度取得しなければならず、ユーザにとっては、非常に煩わしい。
そこで、本実施例では、例えばSDメモリカード(登録商標)からなるメモリ媒体にライセンスキーを記憶し、そのメモリ媒体をユーザに対して発行するようにした。つまり、ライセンスキーが記憶されたメモリ媒体を携帯型読取情報端末4のメモリ媒体装着ポートに装着した状態で、携帯型読取情報端末4により後述の認証手続きが行なわれることを条件として、メモリ媒体に記憶されたライセンスキーを取得可能となっている。
図18は、メモリ媒体のメモリ構成を概略的に示している。この図18において、メモリ媒体(パスワード管理手段に相当)41には、パスワードで保護されて読出しまたは書込みが制限されたアクセス保護領域と、読出しが制限されていない通常領域とが設定されている。アクセス保護領域にはライセンスキー42が記憶されており、パスワードレジスタ43に書込まれたパスワードが正規である場合に、外部からアクセス保護領域へのアクセスを許可したり、或いは書込みを許可したりする認証機能(パスワード管理手段に相当)を有している。ライセンスキー42は、サーバ2によりパスワードを含んで作成されるものである。また、通常領域には、ライセンスキー42の使い方の説明書、ユーザデータ、プログラムなどが記憶される。
本実施例では、サーバ2は、図19に示すように携帯型読取情報端末4に業務プログラムをダウンロードした際に、携帯型読取情報端末4にパスワードを同時に通知するようになっている。このパスワードは、携帯型読取情報端末4のOS(Operating System、プログラム実行手段に相当)が受取って所定領域に記憶する。サーバ2は、パスワードを携帯型読取情報端末4に通知したときは、当該パスワードを含んでライセンスキー42を作成するライセンスキー発行手段の機能を有する。ソフト提供者は、サーバ2が作成してパスワードで保護されたライセンスキー42をメモリ媒体41のアクセス保護領域に記憶してユーザに配送する。このような機能は、ユーザに提供する業務プログラム毎に当該業務プログラムの実行を許可するライセンスキー42を設定し、携帯型読取情報端末4がサーバ2から提供された業務プログラムを実行したときに、ライセンスキー42の有無を確認する認証動作を実行するようにサーバ2が当該業務プログラム9を構成することにより実施されている。尚、プログラム実行手段の機能をドライバに持たせるようにしてもよい。
このようにメモリ媒体41のアクセス保護領域にライセンスキー42を記憶することにより、メモリ媒体41を紛失した場合であっても、第3者にライセンスキー42を読取られることがないことから、ライセンスが第3者に不正に使用されることを防止できる。
ユーザは、メモリ媒体41を受取ったときは、業務プログラムがダウンロードされた携帯型読取情報端末4のメモリ媒体装着ポートにメモリ媒体41を装着する。このようにメモリ媒体41が携帯型読取情報端末4に装着された状態では、携帯型読取情報端末4のOSは、上述のようにサーバ2から通知されて保存しているパスワードをメモリ媒体41のパスワードレジスタ43に出力する。
メモリ媒体41は、パスワードレジスタ43に出力されたパスワードが正規な場合は、アクセス保護領域に記憶されたライセンスキー42を出力するので、携帯型読取情報端末4は、メモリ媒体41のアクセス保護領域に記憶されたライセンスキー42を読取ることができる。
図20は、携帯型読取情報端末4によるライセンスキー42の取得動作の手順を示している。この図20において、アプリケーションとしての業務プログラムは、OSにより起動操作されたときは、OS(ドライバが認証機能を有している場合はドライバ)に対してライセンスキーを要求する。
携帯型読取情報端末4のOSは、ライセンスキーが要求されたときは、メモリ媒体41に対してライセンスキーの読出しを要求する。メモリ媒体41の認証機能は、ライセンスキーの読出しが要求されたときは、携帯型読取情報端末4のOSに対して読出しパスワードを要求する。携帯型読取情報端末4のOSは、メモリ媒体41から読出しパスワードが要求されたときは、自己が保有しているパスワードをメモリ媒体41のパスワードレジスタ43に出力する。
メモリ媒体41の認証機能は、パスワードレジスタ43に入力したパスワードが業務プログラムに対して設定されたライセンスキーと一致したときは、アクセス保護領域へのアクセスを許可するので、メモリ媒体41のアクセス制御機能は、アクセス保護領域に記憶されたライセンスキー42を読出して携帯型読取情報端末4のOSに与える。
そして、携帯型読取情報端末4のOSは、メモリ媒体41から読取ったライセンスキー42を業務プログラムに与える。
以上の動作により、業務プログラムは、メモリ媒体41からライセンスキー42を受取ることができるので、ライセンスキーを認証することにより動作を継続し、作業者の指示に従って動作する。一方、メモリ媒体41からライセンスキーを受取ることができなかった場合は、以後の動作を中止する。
さて、使用している携帯型読取情報端末4を故障などで使用することができなくなった場合は、図21に示すように携帯型読取情報端末4からメモリ媒体41を抜取り、同一の業務プログラムがダウンロード或いはコピーされた携帯型読取情報端末4のメモリ媒体装着ポートに装着する。これにより、新たな携帯型読取情報端末4は、上述のようにメモリ媒体41に記憶されたライセンスキー42を認証することができるので、携帯型読取情報端末4の業務プログラムを動作させて業務を継続することができる。
このような実施例によれば、メモリ媒体41においてパスワードによる認証機能で保護されたアクセス保護領域にライセンスキー42を記憶し、携帯型読取情報端末4にメモリ媒体41が装着された状態で携帯型読取情報端末4からメモリ媒体41に正規のパスワードが出力された場合のみ、メモリ媒体41から携帯型読取情報端末4にライセンスキー42を与えるようにしたので、ライセンスキー42が外部から見えないメモリ媒体41の複製を防止することができると共に、ライセンスキー42の数だけライセンスを供与することができ、ユーザに発行したライセンスを確実に管理することができる。
また、携帯型読取情報端末4のOSにメモリ媒体41のパスワードレジスタ43に対するパスワードの出力機能及びメモリ媒体41から受取ったライセンスキー42の受渡し機能を持たせるようにしたので、業務プログラムの負担を大幅に軽減することができる。
尚、ユーザにライセンスを供与する形態としては、図22(a)に示すようにプログラムに1対1に限定されることはなく、同図(b)に示すようにプログラムの各機能に対応
させるようにしてもよいし、同図(c)に示すようにプログラムの複数の機能に対応させるようにしてもよい。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
クライアント3にGUI環境を作成する手段としては、Javaサーブレット、Javaアプレット、Javaスクリプト、CGI(Common Gateway Interface)などを用いるようにしてもよい。
上述したクライアント3による処理を携帯型読取情報端末4が直接実行するようにしてもよい。
サーバ2から携帯型読取情報端末4に編集された業務プログラムをインストールした場合に、その業務プログラムが適切でない場合は、当該業務プログラムをサーバ2にアップロードし、サーバ2において、アップロードされた業務プログラムを機能プログラムに分解し、要件を満たすように再編集するようにしてもよい。
第2実施例において、メモリ媒体41に記憶されたライセンスキー42の認証方法は、パスワード以外の方法を用いるようにしてもよい。
本発明の第1実施例におけるシステム全体の構成を示す概略 システム全体を示す概略図 業務プログラムをダウンロードするまでの流れ図 業務プログラム検索画面を示す図 業務プログラム検索結果画面を示す図 業務プログラムの構造を示す図 業務プログラム構成画面を示す図 プログラムシミュレータの構成を示す図 プログラムシミュレータ画面を示す図 プログラム部品をサブルーチンプログラムで表した図 マスターファイルのレコード例を示す図 データファイルのレコード例を示す図 業務プログラムエディタ画面を示す図 照合プログラムを加入した状態で示す図13相当図 詳細設定画面を示す図 プログラムダウンロード画面を示す図 試用期限の警告画面を示す図 本発明の第2実施例におけるメモリ媒体のメモリ構成を示す図 サーバによるメモリ媒体の発行を説明するための図 携帯型読取情報端末によるライセンスキーの取得動作の手順を示す図 メモリ媒体の移動によるライセンスキーの認証を説明するための図 ライセンスキーの発行態様の変形例を説明するための図
符号の説明
図面中、1はインターネット(通信網)、2はサーバ(ライセンスキー発行手段)、3はクライアント(パーソナルコンピュータ、ユーザ端末装置)、4は携帯型読取情報端末(ユーザ端末装置、プログラム実行手段)、5はWEBサーバ(編集手段、登録手段、再編集手段、課金手段)、6はサーチエンジン(検索手段)、7はプログラムシミュレータ(シミュレート手段)、8はデータベース(記憶手段、機能プログラム記憶手段)、9は業務プログラム、10はプログラム部品(機能プログラム)、11はWEBブラウザ(入力手段、表示手段、取得手段、操作手段、シミュレート指示手段、ダウンロード指示手段に相当)、41はメモリ媒体(パスワード管理手段)、42はライセンスキー、43はパ
スワードレジスタである。

Claims (21)

  1. ユーザが目的とするプログラムが備えるべき要件を入力する入力手段と、
    既存のプログラムを記憶する記憶手段と、
    前記入力手段により入力された前記要件を満たすプログラムを前記記憶手段より検索する検索手段と、
    検索されたプログラムを表示する表示手段と、
    この表示手段に表示されたプログラムを取得する取得手段とを備えたプログラム提供システムであって、
    ユーザ端末装置は、前記入力手段及び前記表示手段並びに前記取得手段を備え、
    サーバは、前記記憶手段及び前記検索手段を備え、
    前記ユーザ端末装置と前記サーバは通信網を介して接続されていることを特徴とするプログラム提供システム。
  2. 前記ユーザ端末装置は、前記表示手段に表示されたプログラムの編集操作を実行する操作手段を備え、
    前記サーバは、前記操作手段による操作に応じて前記プログラムを編集し、その結果を前記表示手段に表示させる編集手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のプログラム提供システム。
  3. 前記ユーザ端末装置は、前記表示手段に表示されたプログラムのシミュレートの実行を指示するシミュレート指示手段を備え、
    前記サーバは、前記シミュレート指示手段による指示を受けたときは前記プログラムをシミュレートし、その結果を前記表示手段に表示させるシミュレート手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のプログラム提供システム。
  4. 前記ユーザ端末装置は、プログラムのダウンロードを指示するダウンロード指示手段を備え、
    前記サーバは、前記ダウンロード指示手段の指示を受けたときは、プログラムを前記ユーザ端末装置に送信し、
    前記取得手段は、前記サーバから送信されたプログラムを取得することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプログラム提供システム。
  5. 前記プログラムは、前記ユーザ端末装置により業務を実行するための業務プログラムであることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のプログラム提供システム。
  6. 前記プログラムは、前記業務プログラムのプログラム部品として機能する機能プログラムであることを特徴とする請求項5記載のプログラム提供システム。
  7. 業務プログラムを構成する複数のプログラム部品である既存の機能プログラムを記憶する機能プログラム記憶手段を備え、
    前記検索手段は、前記入力手段で入力された前記要件を満たす業務プログラムを検索できなかった場合は、前記要件を最も満たす機能プログラムを前記機能プログラム記憶手段より検索することを特徴とする請求項6記載のプログラム提供システム。
  8. 前記表示手段は、前記入力手段から入力した要件を満たすプログラムの候補を列挙して表示することを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載のプログラム提供システム。
  9. 前記シミュレート手段は、前記ユーザ端末装置から修正を指示されたときは、シミュレートを終了し、前記編集手段による編集可能状態に移行することを特徴とする請求項3な
    いし8のいずれかに記載のプログラム提供システム。
  10. 前記サーバは、ユーザが構築したプログラムを公開可能なプログラムとして登録する登録手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし9の何れかに記載のプログラム提供システム。
  11. 前記サーバは、前記登録手段に登録した業務プログラムに対して前記ユーザ端末装置から修正要が指示されたときは、当該業務プログラムを機能プログラムに分解し、前記入力手段から入力された前記要件を満たすために不足する機能プログラムを検索して補い、要件を満たす新たな業務プログラムとして再編集する再編集手段を備えたことを特徴とする請求項5ないし10の何れかに記載のプログラム提供システム。
  12. 前記サーバは、前記ユーザ端末装置にダウンロードする業務プログラムの規模に応じて料金を課金する課金手段を備えたことを特徴とする請求項5ないし11の何れかに記載のプログラム提供システム。
  13. 前記サーバは、ユーザが構築した業務プログラムを公開可能な業務プログラムとして登録した場合には、所定の料金を割り引く課金手段を備えたことを特徴とする請求項5ないし11の何れかに記載のプログラム提供システム。
  14. 前記業務プログラムの規模は、業務プログラムに使用する機能プログラムの数であることを特徴とする請求項12記載のプログラム提供システム。
  15. 前記業務プログラムの規模は、業務プログラムに新たに使用する機能プログラムの数であることを特徴とする請求項12記載のプログラム提供システム。
  16. 前記ユーザ端末装置は、携帯型読取情報端末であることを特徴とする請求項1ないし15の何れかに記載のプログラム提供システム。
  17. 前記ユーザ端末装置は、パーソナルコンピュータと携帯型読取情報端末とから構成され、
    前記サーバからダウンロードされた前記業務プログラムは、前記パーソナルコンピュータを介して前記携帯型読取情報端末へダウンロードされることを特徴とする請求項1ないし15の何れかに記載のプログラム提供システム。
  18. 前記サーバは、ユーザに提供するプログラム毎に当該プログラムの実行を許可するライセンスキーを設定し、前記プログラムの起動時に前記ライセンスキーの有無を確認する認証動作を実行するように当該プログラムを構成して提供すると共に、前記ライセンスキーを記録したメモリ媒体を発行するライセンスキー発行手段を備え、
    前記ユーザ端末装置は、前記メモリ媒体を装着可能なメモリ媒体装着ポートと、
    前記取得手段によって取得した前記プログラムを実行するプログラム実行手段とを備え、
    前記プログラム実行手段は、前記プログラムを実行する場合に、当該プログラムの実行を許可するライセンスキーが記録されたメモリ媒体が、前記メモリ媒体装着ポートに装着されていることを確認したときは、以降のプログラム実行を継続すると共に、当該プログラムの実行を許可するライセンスキーが記録されたメモリ媒体が、前記メモリ媒体装着ポートに装着されていることが確認できなかったときは、当該プログラムの実行を中止することを特徴とする請求項1ないし17の何れかに記載のプログラム提供システム。
  19. 前記メモリ媒体は、内蔵するメモリ領域のうちの少なくとも一部の領域の読出しまたは
    書込みがパスワードによって保護されたアクセス保護領域と、
    前記パスワードを入力するパスワードレジスタと、
    このパスワードレジスタに入力されたパスワードが正規であるかどうかを照合して、当該パスワードが正規であると判断したときは、前記アクセス保護領域に対する読出しまたは書込みを許可するパスワード管理手段とを備え、
    前記サーバは、少なくとも前記パスワードを含めて前記ライセンスキーを設定することを特徴とする請求項18記載のプログラム提供システム。
  20. 前記プログラム実行手段は、前記プログラムを実行する場合に、当該プログラムに対して設定された前記ライセンスキーに含まれるパスワードを前記メモリ媒体が備える前記パスワードレジスタに対して出力した後、当該メモリ媒体からライセンスキーの読出し操作を実行し、前記メモリ媒体からライセンスキーを読取った場合に、前記プログラムの実行を許可するライセンスキーが記録されたメモリ媒体が前記メモリ媒体装着ポートに装着されていると確認することを特徴とする請求項19記載のプログラム提供システム。
  21. 前記サーバは、ユーザに提供するプログラムに含まれる複数の機能、または提供するプロプラムを構成する複数の機能プログラムのそれぞれに対応して、複数のライセンスキーを設定することを特徴とする請求項18ないし20の何れかに記載のプログラム提供システム。

JP2005368126A 2005-02-16 2005-12-21 プログラム提供システム Pending JP2006260529A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005368126A JP2006260529A (ja) 2005-02-16 2005-12-21 プログラム提供システム
DE102006007084.4A DE102006007084B4 (de) 2005-02-16 2006-02-15 System zum Liefern von Programmen zu einer von einem Nutzer bedienbaren Vorrichtung
US11/354,996 US20060184619A1 (en) 2005-02-16 2006-02-16 Method and system for providing programs to user operable device
CN2006100937039A CN1866260B (zh) 2005-02-16 2006-02-16 向用户可操作设备提供程序的方法和系统

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005039128 2005-02-16
JP2005368126A JP2006260529A (ja) 2005-02-16 2005-12-21 プログラム提供システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006260529A true JP2006260529A (ja) 2006-09-28

Family

ID=36816899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005368126A Pending JP2006260529A (ja) 2005-02-16 2005-12-21 プログラム提供システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060184619A1 (ja)
JP (1) JP2006260529A (ja)
CN (1) CN1866260B (ja)
DE (1) DE102006007084B4 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012503261A (ja) * 2008-09-22 2012-02-02 パーソニクス ホールディングス インコーポレイテッド 個人化された音声管理および方法
JP2015225598A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 富士通株式会社 処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
WO2018097407A1 (ko) * 2016-11-25 2018-05-31 (주) 더존비즈온 사용자 정의 erp 펑션 공유 방법 및 시스템
JP2018136972A (ja) * 2009-07-01 2018-08-30 ハンド ヘルド プロダクツ インコーポレーティッド 非汎用装置のための汎用連結性
JP2020001326A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、およびプログラム
WO2021066231A1 (ko) * 2019-10-01 2021-04-08 (주) 더존비즈온 Sql 쿼리 추천 방법 및 시스템

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7451246B2 (en) * 2006-04-19 2008-11-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Indirectly controlling a target device on a network
US20080115124A1 (en) * 2006-11-10 2008-05-15 Charles J. Kulas Trial mode for selectively trying a component that adds functionality to base software
CN102779151B (zh) * 2012-05-10 2015-12-02 北京奇虎科技有限公司 应用程序的搜索方法、装置及系统
TWI478070B (zh) * 2012-08-29 2015-03-21 E Ink Holdings Inc 射頻識別與顯示功能並存的控制方法
CN103414765B (zh) * 2013-07-26 2017-04-12 华为技术有限公司 图形码中信息的分流方法、装置及系统
DE102013021158A1 (de) * 2013-12-10 2015-06-11 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Verfahren zum Update und/oder Upgrade der Betriebssoftware eines elektronischen Gerätes
US9720672B2 (en) * 2014-01-06 2017-08-01 Quixey, Inc. Searching and accessing application functionality
JP6957855B2 (ja) * 2016-10-06 2021-11-02 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
CN111712883A (zh) * 2018-02-09 2020-09-25 费森尤斯维尔公司 用于在医疗软件应用中注册用户的方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314701A (ja) * 1995-05-16 1996-11-29 Hitachi Ltd エンドユーザ作成プログラムの自動検出管理方式と管理装置
JP2002312165A (ja) * 2001-04-09 2002-10-25 Ricoh Co Ltd ソフトウェア供給システム
JP2003150971A (ja) * 2001-11-09 2003-05-23 Konica Corp 情報処理方法、情報処理システム、情報処理装置、及びプログラムを記録した情報記録媒体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6757729B1 (en) * 1996-10-07 2004-06-29 International Business Machines Corporation Virtual environment manager for network computers
EP0917367B1 (en) * 1997-10-17 2006-06-07 Sony Corporation Data distribution system, distribution equipment, terminal equipment, and data distribution method
ES2318907T3 (es) * 1998-12-16 2009-05-01 NOKIA SIEMENS NETWORKS GMBH & CO. KG Sistema de servicios en una red.
EP1139233A1 (en) * 2000-03-31 2001-10-04 BRITISH TELECOMMUNICATIONS public limited company Method, computer and computer program for the supply of information, services or products
US7689510B2 (en) * 2000-09-07 2010-03-30 Sonic Solutions Methods and system for use in network management of content
US7555538B2 (en) * 2002-12-26 2009-06-30 Research In Motion Limited System and method for building and execution of platform-neutral generic services' client applications
US7814477B2 (en) * 2003-05-20 2010-10-12 Oracle International Corp. Packaging system for customizing software
US7831693B2 (en) * 2003-08-18 2010-11-09 Oracle America, Inc. Structured methodology and design patterns for web services
US7765600B2 (en) * 2004-05-04 2010-07-27 General Instrument Corporation Methods and apparatuses for authorizing features of a computer program for use with a product

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314701A (ja) * 1995-05-16 1996-11-29 Hitachi Ltd エンドユーザ作成プログラムの自動検出管理方式と管理装置
JP2002312165A (ja) * 2001-04-09 2002-10-25 Ricoh Co Ltd ソフトウェア供給システム
JP2003150971A (ja) * 2001-11-09 2003-05-23 Konica Corp 情報処理方法、情報処理システム、情報処理装置、及びプログラムを記録した情報記録媒体

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012503261A (ja) * 2008-09-22 2012-02-02 パーソニクス ホールディングス インコーポレイテッド 個人化された音声管理および方法
JP2018136972A (ja) * 2009-07-01 2018-08-30 ハンド ヘルド プロダクツ インコーポレーティッド 非汎用装置のための汎用連結性
JP2015225598A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 富士通株式会社 処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
WO2018097407A1 (ko) * 2016-11-25 2018-05-31 (주) 더존비즈온 사용자 정의 erp 펑션 공유 방법 및 시스템
CN110249356A (zh) * 2016-11-25 2019-09-17 德尊弼尊有限公司 一种用户定义的erp功能的共享方法及系统
CN110249356B (zh) * 2016-11-25 2023-10-10 德尊弼尊有限公司 一种用户定义的erp功能的共享方法及系统
JP2020001326A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、およびプログラム
JP7107030B2 (ja) 2018-06-29 2022-07-27 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、およびプログラム
WO2021066231A1 (ko) * 2019-10-01 2021-04-08 (주) 더존비즈온 Sql 쿼리 추천 방법 및 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
DE102006007084B4 (de) 2015-08-06
DE102006007084A1 (de) 2006-09-14
CN1866260A (zh) 2006-11-22
CN1866260B (zh) 2010-11-10
US20060184619A1 (en) 2006-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006260529A (ja) プログラム提供システム
KR100796583B1 (ko) 라이센스 관리를 위한 시스템, 방법 및 기록 매체
CN103858096B (zh) 内容相关元数据到在线内容门户的批量摄取
CN101960423A (zh) 应用开发辅助装置、程序以及记录介质
JP2004070606A (ja) コンテンツ管理方法および装置
JP2005004448A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP4302079B2 (ja) デジタルコンテンツ販売方法及びその実施装置
JPH09305675A (ja) 汎用アプリケーションの配付方式
CN108140074A (zh) 管理应用特定的特征权限
JP4765459B2 (ja) ライセンス認証装置
JP5010068B2 (ja) デバイス環境設定システム、デバイス環境設定処理方法及び情報記録媒体
JP2007156783A (ja) 電子書籍システム
JP2005301927A (ja) アプリケーションソフトの利用管理システム
JP2002182910A (ja) アプリケーション開発方法及びアプリケーション開発環境システム
JP4054626B2 (ja) 情報端末装置、及びプログラム
JP6813782B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム
Rauland WooCommerce Cookbook
CN106663004A (zh) 订阅者定义的动态事件
JP3672066B2 (ja) 取引予約システム及び記録媒体
JP2002258968A (ja) ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、プログラム
US20060212513A1 (en) Managing apparatus, managing method and computer-readable storage medium
KR100923412B1 (ko) Rtc 설정 시스템 및 방법, 그리고 이에 적용되는 장치
KR100509095B1 (ko) 컨텐츠 판매 시스템
JP2002117022A (ja) 文書データ管理装置、文書データ管理システム、文書データ管理方法、文書データ管理プログラム、および文書データ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2005032183A (ja) ソフトウェア提供方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110111