JP2006257764A - 自走式開閉装置 - Google Patents

自走式開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006257764A
JP2006257764A JP2005077496A JP2005077496A JP2006257764A JP 2006257764 A JP2006257764 A JP 2006257764A JP 2005077496 A JP2005077496 A JP 2005077496A JP 2005077496 A JP2005077496 A JP 2005077496A JP 2006257764 A JP2006257764 A JP 2006257764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
self
propelled
switchgear
vehicle door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2005077496A
Other languages
English (en)
Inventor
Ritsuro Hiramatsu
律郎 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2005077496A priority Critical patent/JP2006257764A/ja
Priority to US11/373,975 priority patent/US7500331B2/en
Publication of JP2006257764A publication Critical patent/JP2006257764A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/60Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
    • E05F15/603Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
    • E05F15/665Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for vertically-sliding wings
    • E05F15/689Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for vertically-sliding wings specially adapted for vehicle windows
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/55Windows

Abstract

【課題】ドアの薄型化に貢献することができる自走式開閉装置を提供する。
【解決手段】自走式開閉装置としてのパワーウインドウ装置1は、車両ドア2に固定される固定部5aと、ウインドウガラス3に固定される駆動部5bと、駆動部5bに電力を供給するケーブル6と、を備えている。ケーブル6は略扁平形状の断面を有している。ケーブル6の駆動源側固定部35はその扁平方向が車両ドア2の厚さ方向と一致する態様で駆動部5bに固定される。また、ケーブル6の電源供給側固定部36はその扁平方向が車両ドア2の高さ方向と一致する態様で車両ドア2に固定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は自走式開閉装置に関する。
従来、車両ドアに設けられたウインドウガラスを開閉するウインドウレギュレータを備えたパワーウインドウ装置において、ウインドウレギュレータを駆動するモータがウインドウガラス側に固定された自走式パワーウインドウ装置(自走式開閉装置)がある(例えば、特許文献1)。自走式パワーウインドウ装置はウインドウガラスの開閉動作に伴ってモータが移動するため、車両ドア側に設けられた電源からモータに対する給電は、電源とモータとに接続されたケーブルを介して行われる。
ところで、モータはウインドウガラスの開閉動作に伴って移動するため、ケーブルの長さはモータが電源から最も離間するときもモータに追従できるように設定されている。そのため、モータと電源との距離はウインドウガラスの開閉動作に伴って変化し、モータと電源との距離が近づくにつれてケーブルのたわみ量が増大する。よって、パワーウインドウ装置を車両ドアの内部に配置する際には、ウインドウレギュレータのみならずケーブルも他の部材と干渉しないよう、ケーブルのたわみも考慮して配置する必要がある。
実開昭60−68284号公報(第3図)
しかしながら、一般的にモータに給電するために用いられるケーブルは、束ねられた複数のリード線がビニールチューブで被覆され略円形状の断面を有している。このような構成を有するケーブルは、あらゆる方向に均等に屈曲しうるため、ケーブルの屈曲方向を予想することは困難である。よって、ケーブルと他の機構との干渉を防ぐためにパワーウインドウ装置と他の機構とを離間させて配置しなければならず、車両ドアの薄型化の妨げとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、他の機構の近傍に配置することができる自走式開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、被開閉部材が固定され供給される駆動電源により移動して前記被開閉部材を開閉駆動する駆動源と、一端側が前記駆動源に接続され他端側がから前記駆動源に対して前記駆動電源を供給するケーブルと、を備える自走式開閉装置であって、前記ケーブルは、略扁平形状の断面を有する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自走式開閉装置において、前記ケーブルは、複数のリード線を内包し、前記リード線は、前記ケーブルの長手方向に沿って平行に配置されるとともに前記ケーブルの幅方向に沿って一列に配列される。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の自走式開閉装置において、前記ケーブルは、ひねられる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の自走式開閉装置において、前記ケーブルの一端側の幅方向と、前記ケーブルの他端側の幅方向と、は異なる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の自走式開閉装置において、前記被開閉部材は車両ドアのドアパネル内に収容されるウインドウガラスであって、前記ケーブルの一端側の幅方向は前記ドアパネルの厚さ方向と一致する。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3〜5の何れか1項に記載の自走式開閉装置において、前記ケーブルは、その長手方向に沿って略90°ひねられる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載の自走式開閉装置において、前記ケーブルの一端には、電源供給部に接続されるコネクタ部が配設される。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか1項に記載の自走式開閉装置において、前記ケーブルは、前記ケーブルをその扁平方向に沿った方向に回動可能に支持する固定用突起を有する。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、ケーブルの断面が扁平形状を有するため、断面において断面係数の異なる軸が少なくとも2つ存在する。断面係数が異なると曲げに対する強さも異なるため、ケーブルの断面において屈曲しやすい方向(以後、屈曲方向とする)と屈曲し難い方向とが存在する。すなわち、断面係数の異なる軸を持たない略円形状の断面を有する従来のケーブルと比較して屈曲方向が限定されるため、容易にケーブルの屈曲方向を予想することができる。よって、自走式開閉装置を他の部材の近傍に配置することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、複数のケーブルがケーブルの幅方向に一列に配列されるため、ケーブルの屈曲方向がさらに限定される。
請求項3に記載の発明によれば、断面が同一形状のケーブルであってもケーブルがひねられることによりたわみに対するケーブル全体の剛性が向上する。よって、ケーブルのたわみ量を低減させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、一端側のケーブルの幅方向と他端側の幅方向とが異なるため、ケーブルの長手方向に沿ってケーブルの屈曲方向が変化する。よって、一端側の屈曲方向と他端側の屈曲方向とを変化させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ケーブルの一端側の幅方向がドアパネルの厚さ方向と一致するため、ドアパネルの厚さ方向におけるケーブルのたわみ量が低減される。よって、ケーブルとドアパネルとが干渉するおそれを低減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ケーブルの屈曲方向を略90°変化させることができる。よって、ケーブルの一端側をケーブルの他端側の幅方向に移動させることが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、ケーブルはコネクタ部を有するため、パワーウインドウ装置を容易に組付けることができる。
請求項8に記載の発明によれば、固定用突起によってケーブルは回動可能に支持されるため、駆動源に対するケーブルの追従性を向上させることが可能となる。
本発明によれば、ドアの薄型化に貢献することができる自走式開閉装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は本実施形態に係るパワーウインドウ装置1を備えた車両ドア2の概略構成図であり、図2はパワーウインドウ装置1の一部の側面図である。なお、図1及び図2図示状態で上下方向を高さ方向とする。また、図1図示状態において左側を前方とし右側を後方とし、図2図示状態において左右方向を厚さ方向とする。
図1及び図2に示すように、パワーウインドウ装置1は、車両ドア2に設けられたウインドウガラス3を移動させ車窓を開閉する装置であり、ドアパネル4の内壁4aと外壁4bとの間に収容されている。
パワーウインドウ装置1は、ウインドウガラス3を移動させるウインドウレギュレータ5と、ウインドウレギュレータ5に電力を供給するためのケーブル6と、を備えている。
ウインドウレギュレータ5は、ウインドウガラス3の移動方向に沿って延びる態様で車両ドア2に固定された固定部5aと、ウインドウガラス3に固定され駆動源を備えた駆動部5bと、から構成されている。固定部5aは車両ドア2の高さ方向に延びており駆動部5bの移動を案内する。駆動部5bはウインドウガラス3に固定されており、駆動部5bが固定部5aに沿って移動することでウインドウガラス3が車両ドア2の高さ方向に移動させられ車窓を開閉する。ケーブル6は、その一端が車両ドア2に支持され、その他端が駆動部5bに固定されている。ケーブル6の長さは駆動部5bの移動に追従可能な長さとなっており、ウインドウガラス3の開閉動作(駆動部5bの高さ方向に対する上下移動)に伴って屈曲したわむ。なお、本発明に係るパワーウインドウ装置1は、被開閉部材としてのウインドウガラス3とともに駆動源が移動する自走式開閉装置である。
まず、図3及び図4を用いてウインドウレギュレータ5について詳しく説明する。
図3はパワーウインドウ装置1の拡大図であり、図4は図3図示状態で矢印Aからみたパワーウインドウ装置1の一部断面図である。
前述したように、ウインドウレギュレータ5は、車両ドア2に固定された固定部5aと、ウインドウガラス3に固定された駆動部5bと、から構成されている。
固定部5aは、ウインドウガラス3が移動させられる方向(高さ方向)に沿って延びるラック11と、車両ドア2に固定されたラックブラケット12と、を備えている。
ラック11は、車両ドア2の後方に突出する歯部11aを備え、車両ドア2の高さ方向(図1及び図2参照)に延びる態様で配置されたラックブラケット12に固定されている。ラックブラケット12の長手方向両端部には、コ字状に形成された取付片12aが固定されている(図2参照)。取付片12aがボルト12bによってドアパネルの内壁4aに締結されることにより、ラック11は車両ドア2に固定される。
駆動部5bは、ラック11に歯合するピニオンギヤ21と、ピニオンギヤ21を駆動する駆動源としてのモータ22と、ピニオンギヤ21及びモータ22を支持するギヤハウジング23と、を備えている。
ピニオンギヤ21は、その外周にラック11と歯合する歯21aが形成されている。ピニオンギヤ21が回転することによりピニオンギヤ21とラック11とが歯合する位置が順次移動する。ピニオンギヤ21が正逆回転することで、ギヤハウジング23はラックブラケット12の長手方向に移動し、駆動部5bが固定部5aに沿って移動する。
モータ22は、ギヤハウジング23の車両後方側に着脱可能な状態で固定されている。モータ22の回転速度はギヤハウジング23に収容されている図示しない減速ギヤによって減速され、ピニオンギヤ21に伝達される。
ギヤハウジング23には、ラックブラケット12の前後方向両端部にラックブラケット12の長手方向に連続して鉤状に形成された被係合部12cに係合する係合突起23aが形成されている。係合突起23aと被係合部12cとが係合することによってギヤハウジング23はラックブラケット12の長手方向に摺動可能に支持される。
また、ギヤハウジング23には、ウインドウガラス3の端部を板厚方向に挟む態様で支持する1対の支持部材23bが固定されている。
また、モータ22は、ギヤハウジング23からその下側面にモータ側コネクタ部23cを有する。モータ側コネクタ部23cは、図3において紙面左側に屈曲され内部に複数の端子を有する。モータ側コネクタ部23cはモータ22のブラシホルダ(図示せず)に一体成形されている。そして、モータ側コネクタ部23cとケーブル6とが係合することにより、モータ22はケーブル6と電気的に接続される。
次に、ケーブルについて図5及び図6を用いて説明する。
なお、図5(a)はケーブル6の側面図であり、図5(b)はケーブル6の平面図であり、図5(c)は図5(a)のB−B断面図である。また、図6(a)はケーブル6が駆動部5bに接続されているときのパワーウインドウ装置1の側面図であり(b)はその平面図である。
ケーブル6は、図5(c)に示すように、5本のリード線31がその長手方向に沿って平行に配置されその外周をゴムなどの延性を有する絶縁材料からなる皮膜32に覆われた帯状のフラットケーブルである。
また、ケーブル6は、図5(c)に示すように略扁平形状の断面を有している。ここで、以後の説明の簡略化のため、ケーブル6の幅方向方向をケーブル6の扁平方向とする。また、ケーブル6の扁平方向から外力が作用する場合その断面係数は同一断面において最も大きく定義されるが、扁平方向に対して垂直な方向(図5(c)図示状態において上下方向)から外力が作用する場合その断面係数は最も小さく定義される。よって、以後の説明においては、断面係数が最も小さく設定される時に外力が作用する方向をケーブル6が屈曲しやすい方向として屈曲方向とする。なお、本実施形態のケーブル6は扁平方向と屈曲方向とが略垂直となっている。また、リード線31はケーブル6の扁平方向に並んで配置されていることとなる。
また、図5(a)及び(b)に示すように、ケーブル6は、一端側にウインドウレギュレータ5に固定されるレギュレータ側コネクタ33と、他端側に車両ドア2に固定されるドア側コネクタ34とを備えている。なお、ケーブル6において、レギュレータ側コネクタ33が配設されモータ22側に固定される部分が駆動源側固定部35となり、ドア側コネクタ34が配設され車両ドア2に設けられた図示しない電源供給部に固定される部分が電源供給側固定部36となる。
なお、電源供給側固定部36は、図1に示すように、ウインドウガラス3の開閉動作に伴って全閉位置P1と全開位置P2との間の移動ストロークS1をほぼ二分する直線状に配置されている。よって、ケーブル6の長さは全閉位置P1及び全開位置P2のどちらにも追従可能な範囲において最も短く設定されている。
レギュレータ側コネクタ33は、図5(a)及び(b)に示すように、ケーブル6の扁平形状に応じた長方形状の端面33aを有する略四角柱状に形成され、その端面33aからケーブル6が延出される態様で一体的に形成されている。レギュレータ側コネクタ33は、その先端側に端子33bを備え、ギヤハウジング23に形成されたモータ側コネクタ部23cに応じた形状で形成されている。レギュレータ側コネクタ33とモータ側コネクタ部23cとが嵌合することで、ケーブル6の駆動源側固定部35はその扁平方向が車両ドア2の厚さ方向と一致する態様でギヤハウジング23に固定される(図1及び図6参照)。
ドア側コネクタ34は、ケーブル6の扁平形状に応じた長方形状の端面34aを有する略四角柱状に形成されており、その端面34aからケーブル6が延出される態様で一体的に形成されている。また、ドア側コネクタ34のケーブル6が延出されていない側の端部には、図示しない端子を備えた電源側係合部34bが形成されている。電源側係合部34bと車両ドア2に設けられた電源プラグ40とが係合することでケーブル6と電源プラグ40とが電気的に接続され、モータ22に駆動電源が供給される。また、ドア側コネクタ34は、車両ドア2に配設されたコネクタ固定部材41にドア側コネクタ34を固定するための固定用突起34cがケーブル6の屈曲方向一方の端面34dから略垂直に突出する態様で一体的に形成されている(図5(b)参照)。
コネクタ固定部材41は、車両ドア2の厚さ方向に貫通された貫通孔41aを有し車両ドア2に固定されている。固定用突起34cと貫通孔41aとが嵌合することで、ケーブル6の電源供給側固定部36はその扁平方向が車両ドア2の高さ方向と一致する態様で車両ドア2に固定される(図1及び図6参照)。なお、ドア側コネクタ34は固定用突起34cを軸としてコネクタ固定部材41に回動可能に支持されている。
ここで、ケーブル6は、上述したように、駆動源側固定部35の扁平方向が車両ドア2の厚さ方向となり、電源供給側固定部36の扁平方向が車両ドア2の高さ方向となるように配設されているため、図6に示すようにケーブル6の長手方向において略90°ひねられている。換言すれば、レギュレータ側コネクタ33の扁平方向が車両ドア2の厚さ方向となり、ドア側コネクタ34の扁平方向が車両ドア2の高さ方向となるように配設されている。
上述した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ケーブル6の断面が扁平方向を有する扁平形状を有するため、ケーブル6の断面形状に応じた屈曲しやすい方向(屈曲方向)と屈曲し難い方向とが存在する。すなわち、断面係数の異なる軸を持たない略円形状の断面を有する従来のケーブルと比較して屈曲方向は限定されるため容易にケーブル6の屈曲方向を予想することができる。よって、パワーウインドウ装置1を他の部材の近傍に配置することが可能となり、車両ドア2の薄型化に貢献することができる。
(2)複数のケーブル6がケーブル6の扁平方向に一列に配列されるため、ケーブル6は扁平方向にさらに屈曲しにくくなる。
(3)ケーブル6がひねられているためケーブル6全体の剛性が向上する。よって、ケーブルのたわみ量を低減させることができる。
(4)ケーブル6は駆動源側固定部35側のケーブル6の断面の扁平方向と電源供給側固定部36の断面の扁平方向とが異なる態様で車両ドア2に固定される。よって、駆動源側固定部35側のケーブル6の屈曲方向を変化させることができる。
(5)駆動源側固定部35の断面の扁平方向がドアパネル4の厚さ方向と一致するため、ドアパネル4の厚さ方向におけるケーブル6のたわみ量が低減される。よって、ケーブル6とドアパネル4とが干渉するおそれを低減され、車両ドア2の薄型化に貢献することができる。
(6)電源供給側固定部36の断面の扁平方向に対して駆動源側固定部35の断面の扁平方向が略垂直となっているため、ケーブル6の屈曲方向が略90°変化する。よって、ケーブルの屈曲方向を略90°変化させることが可能となり、駆動部5bを電源供給側固定部36の断面の扁平方向に容易に移動させることが可能となる。
(7)ケーブル6にはコネクタ部としてのドア側コネクタ34を介して電源プラグ40に接続されるためパワーウインドウ装置1を車両ドア2に固定した後にケーブル6と電源プラグ40とを接続することができる。よって、パワーウインドウ装置1を容易に車両ドア2に組付けることができる。
(8)電源供給側固定部36側に電源供給側固定部36の断面の扁平方向に対して略垂直に突出する突出する固定用突起34cを形成することにより、電源供給側固定部36を固定用突起34cを軸として回動させることができる。よって、駆動部5bに対するケーブル6の追従性を向上させることが可能となる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、ケーブル6はその断面の扁平方向と屈曲方向とが略垂直となる断面を有しているが、このような態様に限定されずケーブル6の断面の形状は扁平方向を有する他の形状に適宜変更可能である。また、リード線31の本数も適宜変更可能である。
○上記実施形態では、ケーブル6が内包するリード線31は扁平方向に並んで配置されているがこのような態様に限定されず、例えばリード線31を束ね、その外周を扁平形状の断面となるよう皮膜を形成してもよい。
○上記実施形態においては、ケーブル6の駆動源側固定部35の断面の扁平方向とドアパネル(車両ドア2)の厚さ方向と一致しているがこのような態様に限定されない。例えば、電源供給側固定部36の断面の扁平方向とドアパネル(車両ドア2)の厚さ方向と一致させ、駆動源側固定部35の断面の扁平方向とドアパネル(車両ドア2)の高さ方向と一致させることによっても上述した(5)の効果を奏することは可能である。
○上記実施形態においては、電源供給側固定部36側に固定用突起34cを形成し、電源供給側固定部36を固定用突起34cを軸として回動可能としているがこのような態様に限定されない。例えば、電源供給側固定部36が車両ドア2に接着されており回動できなくとも上述した(1)〜(7)の効果を奏することは可能である。
○上記実施形態においては、パワーウインドウ装置1を例にとって説明したが、これに限らず、例えば、サンルーフ装置やブラインド装置にも適用できる。
○上記実施形態では、モータ側コネクタ部23cは図3において紙面左側に向って屈曲されており、ギヤハウジング23に対してモータ22とは反対側でケーブル6と係合しているがこのような態様に限定されない。例えば、図7に示すように、モータ側コネクタ部50は、ギヤハウジング51からモータ52側に屈曲されギヤハウジング51に対してモータ52側でケーブル6と係合してもよい。
本実施形態に係るパワーウインドウ装置1の概略構成図。 本実施形態に係るパワーウインドウ装置1の一部の側面図。 本実施形態に係るパワーウインドウ装置1の一部拡大図。 図3矢印Aからみたパワーウインドウ装置1の一部断面図。 (a)〜(c)本実施形態に係るケーブル6の概略図。 (a)本実施形態に係るパワーウインドウ装置1の側面図、(b)平面図。 別例を示す側面図。
符号の説明
1・・・自走式開閉装置としてのパワーウインドウ装置、2…車両ドア、3…ウインドウガラス、4…ドアパネル、6…ケーブル、31…リード線、34c…固定用突起、35…駆動源側固定部、36…電源供給側固定部、40・・・電源プラグ。

Claims (8)

  1. 被開閉部材が固定され供給される駆動電源により移動して前記被開閉部材を開閉駆動する駆動源と、一端側が前記駆動源に接続され他端側から前記駆動源に対して前記駆動電源を供給するケーブルと、を備える自走式開閉装置であって、
    前記ケーブルは、略扁平形状の断面を有する
    ことを特徴とする自走式開閉装置。
  2. 請求項1に記載の自走式開閉装置において、
    前記ケーブルは、複数のリード線を内包し、
    前記リード線は、前記ケーブルの長手方向に沿って平行に配置されるとともに前記ケーブルの幅方向に沿って一列に配列される
    ことを特徴とする自走式開閉装置。
  3. 請求項1又は2に記載の自走式開閉装置において、
    前記ケーブルは、ひねられる
    ことを特徴とする自走式開閉装置。
  4. 請求項3に記載の自走式開閉装置において、
    前記ケーブルの一端側の幅方向と、前記ケーブルの他端側の幅方向と、は異なる
    ことを特徴とする自走式開閉装置。
  5. 請求項3又は4に記載の自走式開閉装置において、
    前記被開閉部材は車両ドアのドアパネル内に収容されるウインドウガラスであって、
    前記ケーブルの一端側の幅方向は前記ドアパネルの厚さ方向と一致する
    ことを特徴とする自走式開閉装置。
  6. 請求項3〜5の何れか1項に記載の自走式開閉装置において、
    前記ケーブルは、その長手方向に沿って略90°ひねられる
    ことを特徴とする自走式開閉装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の自走式開閉装置において、
    前記ケーブルの一端には、電源供給部に接続されるコネクタ部が配設される
    ことを特徴とする自走式開閉装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の自走式開閉装置において、
    前記ケーブルは、前記ケーブルをその扁平方向に沿った方向に回動可能に支持する固定用突起を有する
    ことを特徴とする自走式開閉装置。
JP2005077496A 2005-03-17 2005-03-17 自走式開閉装置 Abandoned JP2006257764A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077496A JP2006257764A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 自走式開閉装置
US11/373,975 US7500331B2 (en) 2005-03-17 2006-03-14 Self-driving closure device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077496A JP2006257764A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 自走式開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006257764A true JP2006257764A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37008833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005077496A Abandoned JP2006257764A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 自走式開閉装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7500331B2 (ja)
JP (1) JP2006257764A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108252610A (zh) * 2015-08-19 2018-07-06 株式会社城南制作所 车窗开闭调节器
US10472876B2 (en) 2014-02-06 2019-11-12 Johnan Manufacturing Inc. Window regulator

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202005014420U1 (de) * 2005-09-12 2007-02-01 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Fensterheber eines Kraftfahrzeugs
US20080000160A1 (en) * 2006-06-29 2008-01-03 Arvinmeritor Technology, Llc Moving motor pull type window regulator
JP5052268B2 (ja) * 2007-09-10 2012-10-17 矢崎総業株式会社 給電構造
WO2010024088A1 (ja) * 2008-08-29 2010-03-04 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネスの配索構造
DE102009037674A1 (de) * 2009-08-14 2011-02-17 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt Fensterheberbaugruppe für ein Kraftfahrzeug
DE202013100567U1 (de) * 2013-02-07 2014-05-08 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt Fensterheberbaugruppe mit einer Führungseinrichtung mit unterschiedlichen steifen Leitungsführungselementen für wenigstens eine Leitung
DE102013003532A1 (de) * 2013-03-02 2014-09-04 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt Baugruppe für ein verstellbares Fahrzeugteil
DE102014104418A1 (de) * 2014-03-28 2015-10-01 Küster Holding GmbH Elektrisch schaltbare Kraftfahrzeugverglasung
DE102018124213A1 (de) * 2018-10-01 2020-04-02 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Türbaugruppe mit Sender- und Empfängereinheit zur drahtlosen Übertragung von Energie und/oder Daten
US11318818B2 (en) * 2019-02-15 2022-05-03 Hi-Lex Controls, Inc. Window regulator with power supply connection for electrical device on movable glass
KR20220066583A (ko) * 2020-11-16 2022-05-24 현대자동차주식회사 차량의 도어글래스용 전력 공급 장치

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3330561A1 (de) 1983-08-24 1985-03-07 Westerwälder Eisenwerk Gerhard GmbH, 5241 Weitefeld Frachtcontainer fuer fliessfaehige stoffe
JPS6068284U (ja) 1983-10-18 1985-05-15 三菱自動車工業株式会社 パワウインドレギユレ−タ
JPH0636217Y2 (ja) 1987-12-09 1994-09-21 アスモ株式会社 自走式開閉装置の給電装置
US4939867A (en) * 1989-07-31 1990-07-10 Amso Co., Ltd. Power supplying system for self-driving closure device
DE4340013A1 (de) * 1993-11-24 1995-06-01 Brose Fahrzeugteile Elektrisch angetriebene Verstellvorrichtung für Fensterscheiben oder Schiebedächer von Kraftfahrzeugen
DE19717490A1 (de) * 1997-04-25 1998-10-29 Kiekert Ag Kraftfahrzeug
US6174020B1 (en) * 1998-12-15 2001-01-16 Daimlerchrysler Corporation Sliding door system for vehicles
JP4516232B2 (ja) * 2000-04-11 2010-08-04 矢崎総業株式会社 スライド構造体の給電構造
JP4667844B2 (ja) * 2004-05-31 2011-04-13 古河電気工業株式会社 スライドドア用給電装置
US7213370B2 (en) * 2004-09-01 2007-05-08 Dura Global Technologies, Inc. Window regulator
US20060059782A1 (en) * 2004-09-20 2006-03-23 Hi-Lex Corporation Cord support for window regulator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10472876B2 (en) 2014-02-06 2019-11-12 Johnan Manufacturing Inc. Window regulator
CN108252610A (zh) * 2015-08-19 2018-07-06 株式会社城南制作所 车窗开闭调节器

Also Published As

Publication number Publication date
US7500331B2 (en) 2009-03-10
US20060207183A1 (en) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006257764A (ja) 自走式開閉装置
JP2007143264A (ja) スライド構造体用の給電装置
EP2520450B1 (en) Window shade device for vehicles
JP2007056501A (ja) ワイヤドラム式ウインドレギュレータ
EP2551979A1 (en) Electricity-feeding wiring structure
JP2009255724A (ja) 車両用自動開閉装置
EP2549605B1 (en) Electricity-feeding wiring structure
JP2007185063A (ja) スライド構造体用給電装置
JP4747471B2 (ja) 車両用スライドドア装置
JP2007196925A (ja) スイングスライドドアの配索構造
JP2007176322A (ja) 車両ドア用感圧センサのワイヤハーネス配索構造
JP6446173B2 (ja) 車両のスライド窓及び給電装置
JP2009056986A (ja) 可動板状体への給電構造
JP4723997B2 (ja) ハーネスプロテクタを用いたハーネス配索構造
EP2034580B1 (en) Electric power-feeding structure
JP2009133340A (ja) 開閉体駆動用ラックベルト及び該開閉体駆動用ラックベルトを用いた開閉体駆動装置
JP2005178700A (ja) スライドドア用給電装置
JP2008057127A (ja) ワイヤ式ウィンドレギュレータ
JP5012010B2 (ja) スライドドア駆動機構
JP2007151316A (ja) ハーネス配索構造とそれを備えた給電装置
JP4380647B2 (ja) スライドドアのドアハーネス配索構造
JP2008252993A (ja) 給電箱
JP2002127847A (ja) スライドドアのドアハーネス配索構造
JP2019010950A (ja) 車両用スライドドア
JP2008030715A (ja) スライドドア用給電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070919

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20090722