JP2006256778A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷用紙補給者が給紙トレイを十分引き出せなかった際も、給紙トレイ内をよく視認することができ、補給時に印刷用紙をどこかに引っ掛けることによる印刷用紙の折れ曲がりや損傷等を防ぐ給紙トレイを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 印刷用紙を収納する給紙トレイ1を前後方向へ引出し自在に収容する画像形成装置において、給紙トレイは、画像形成装置によって引出し自在に支持されたトレイ本体2と、該トレイ本体によって前後方向へ進退自在に支持された用紙セット部3と、を備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】 印刷用紙を収納する給紙トレイ1を前後方向へ引出し自在に収容する画像形成装置において、給紙トレイは、画像形成装置によって引出し自在に支持されたトレイ本体2と、該トレイ本体によって前後方向へ進退自在に支持された用紙セット部3と、を備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタの如く、印刷用紙を収納する給紙トレイを備えている画像形成装置に関するものである。
画像形成装置本体に対して出し入れ自在に収容されている給紙トレイを収容部にセットする過程において用紙をカセットの正規位置に移動する構成の給紙トレイが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7はロック時の給紙トレイを示す正面図、及び側部縦断面図である。図8はロック解除時における図7の給紙トレイの正面図、及び側面図である。図9は一般的な画像形成装置に搭載された給紙トレイを示す正面図(一部断面図)である。
給紙トレイ1は、画像形成装置Aの前面に設けた空所内に出し入れ自在に収容される構成を備え、トレイ本体2と、トレイ本体2内に収容された用紙セット部分(底板等)3と、トレイ本体の前面に回動自在に設けた取っ手4と、取っ手4を図7のロック状態にしたときに用紙セット部分3をロック状態にすると共に、取っ手7を図8のロック解除状態にしたときに用紙セット部分3をロック解除状態にするロック部材5と、を備えている。ロック部材5はトレイ本体2の底部に設けた穴から下方へ突出入自在に構成されており、図7のロック時にはトレイ本体内に収納され、図8のロック解除時には下方へ突出する。給紙トレイ1が画像形成装置内に収納された状態において図7のロック状態にすると、用紙セット部分3が上昇しているので、画像形成装置側の給紙コロに用紙上面が当接した状態となり、給紙が可能となる。
用紙補給のために給紙トレイ1が画像形成装置A(図9)から引き出す際に、図7の状態のまま給紙トレイ1を引き出してから取っ手4を回す等の解除動作を行うとロック部材5が外れ、給紙トレイ1内の用紙セット部分3が傾く(図8)。図8の状態では、用紙セット部分3に対する用紙の補給が可能となる。用紙の補給を終えて給紙トレイを装置本外側に戻す場合には、取っ手4を図7の状態に戻してから装置本体にセットすると、図示しない給紙ローラと用紙最上面とが接触して給紙が可能な状態となる。
特開2000−128363公報
図7はロック時の給紙トレイを示す正面図、及び側部縦断面図である。図8はロック解除時における図7の給紙トレイの正面図、及び側面図である。図9は一般的な画像形成装置に搭載された給紙トレイを示す正面図(一部断面図)である。
給紙トレイ1は、画像形成装置Aの前面に設けた空所内に出し入れ自在に収容される構成を備え、トレイ本体2と、トレイ本体2内に収容された用紙セット部分(底板等)3と、トレイ本体の前面に回動自在に設けた取っ手4と、取っ手4を図7のロック状態にしたときに用紙セット部分3をロック状態にすると共に、取っ手7を図8のロック解除状態にしたときに用紙セット部分3をロック解除状態にするロック部材5と、を備えている。ロック部材5はトレイ本体2の底部に設けた穴から下方へ突出入自在に構成されており、図7のロック時にはトレイ本体内に収納され、図8のロック解除時には下方へ突出する。給紙トレイ1が画像形成装置内に収納された状態において図7のロック状態にすると、用紙セット部分3が上昇しているので、画像形成装置側の給紙コロに用紙上面が当接した状態となり、給紙が可能となる。
用紙補給のために給紙トレイ1が画像形成装置A(図9)から引き出す際に、図7の状態のまま給紙トレイ1を引き出してから取っ手4を回す等の解除動作を行うとロック部材5が外れ、給紙トレイ1内の用紙セット部分3が傾く(図8)。図8の状態では、用紙セット部分3に対する用紙の補給が可能となる。用紙の補給を終えて給紙トレイを装置本外側に戻す場合には、取っ手4を図7の状態に戻してから装置本体にセットすると、図示しない給紙ローラと用紙最上面とが接触して給紙が可能な状態となる。
しかしながら、このような構成では、給紙トレイ1を引き出して取っ手4を図8の状態にしてから用紙補給を行い、その後で取っ手4を図7のロック状態に移行させてから装置本体に装着するのでないと、突出状態にあるロック部材5が本体構造と干渉するため、給紙トレイ1を装置本体に装着することが不可となる。
かかる給紙トレイ1では、用紙セット部分3に印刷用紙をセットするさい、印刷機である画像形成装置Aの前側に十分なスペースがないと給紙トレイ1を十分引き出せず印刷用紙の補給がしづらい。
また、かかる給紙トレイ1では、ロック部材5を解除したまま(図8の状態のまま)画像形成装置A本体へセットしてしまう恐れがある。或いは、給紙トレイ1を本体へセットしたままロック部材5を解除してしまう恐れがある。
とくに、給紙トレイの最大幅よりも狭い印刷用紙をセットするさいでも、大抵の印刷機では給紙トレイの中央に用紙をセットするため、必要以上に給紙トレイを引き出す必要がある。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、印刷用紙補給者が給紙トレイを十分引き出せなかった場合においても、給紙トレイ内をよく視認することができ、補給時に印刷用紙をどこかに引っ掛けることによる印刷用紙の折れ曲がりや損傷等を防ぐ給紙トレイを備えた画像形成装置を提供することにある。
かかる給紙トレイ1では、用紙セット部分3に印刷用紙をセットするさい、印刷機である画像形成装置Aの前側に十分なスペースがないと給紙トレイ1を十分引き出せず印刷用紙の補給がしづらい。
また、かかる給紙トレイ1では、ロック部材5を解除したまま(図8の状態のまま)画像形成装置A本体へセットしてしまう恐れがある。或いは、給紙トレイ1を本体へセットしたままロック部材5を解除してしまう恐れがある。
とくに、給紙トレイの最大幅よりも狭い印刷用紙をセットするさいでも、大抵の印刷機では給紙トレイの中央に用紙をセットするため、必要以上に給紙トレイを引き出す必要がある。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、印刷用紙補給者が給紙トレイを十分引き出せなかった場合においても、給紙トレイ内をよく視認することができ、補給時に印刷用紙をどこかに引っ掛けることによる印刷用紙の折れ曲がりや損傷等を防ぐ給紙トレイを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、印刷用紙を収納する給紙トレイを前後方向へ引出し自在に収容する画像形成装置において、前記給紙トレイは、画像形成装置によって引出し自在に支持されたトレイ本体と、該トレイ本体によって前後方向へ進退自在に支持された用紙セット部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記給紙トレイに設けた取っ手の手動操作と連動して作動することによって、前記用紙セット部を前記トレイ本体内の後方位置にロックしたり、該ロックを解除して該用紙セット部を前方へ移動可能にする第1のロック機構を備えていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記第1のロック機構のロックを解除した状態で、前記給紙トレイを装置本体内に収容しようとした場合に、該給紙トレイの完全収容を阻止する第2のロック機構を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1、2又は3において、前記給紙トレイが装置本体内に収容された状態において前記第1のロック機構のロックが解除された場合に、ロックが解除されたことを検知する検知手段を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記給紙トレイに設けた取っ手の手動操作と連動して作動することによって、前記用紙セット部を前記トレイ本体内の後方位置にロックしたり、該ロックを解除して該用紙セット部を前方へ移動可能にする第1のロック機構を備えていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記第1のロック機構のロックを解除した状態で、前記給紙トレイを装置本体内に収容しようとした場合に、該給紙トレイの完全収容を阻止する第2のロック機構を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1、2又は3において、前記給紙トレイが装置本体内に収容された状態において前記第1のロック機構のロックが解除された場合に、ロックが解除されたことを検知する検知手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、給紙トレイ内の印刷用紙セット部のみ前面に移動することができることにより、例えばA4縦の印刷用紙をセットするユーザはA3等の大サイズ用紙をセットするときほど給紙トレイを引き出さなくても印刷用紙を印刷用紙セット部にセットすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は一般的な画像形成装置において使用する給紙トレイを示す斜視図である。図2(a)及び(b)は通常時における図1の給紙トレイの正面図、及び側部縦断面図である。図3(a)及び(b)はロック解除時における図1の給紙トレイの正面図、及び側部縦断面図である。なお、本発明の給紙トレイを画像形成装置本体に装着した状態については図9を参照する。
また、図4(a)は、本発明におけるロック及び解除機構(第1のロック機構)のロック状態を示す正面図、及び平面図、(b)は同機構のロック解除状態を示す正面図、及び平面図である。
取っ手4は給紙トレイ1の前面板の外側に軸4aを中心として回動自在に支持されており、取っ手4の一端にはピン4bを介して給紙トレイロック及び解除機構(以下、第1のロック機構という)10が連結されている。
第1のロック機構10は、ピン4bに一端を回動自在に軸支された第1のリンク11、第1のリンクの他端に一端を回動自在に軸支された第2のリンク12、第2のリンク12の他端に設けたピン12aにより一端を回動自在に軸支された第3のリンク13と、第3のリンク13の中間部を軸支するためにトレイ本体側に配置したピン2aと、第3のリンク13の他端に設けた係止部13aと、を備える。更に、トレイ本体2により前後方向へ進退自在に支持された用紙セット部分(底板等)3の底部には係止部13aに対して係合可能な被係止部3aが設けられている。更に、用紙セット部3の奥部とトレイ本体2の内壁との間には用紙セット部3を常時前方(引出し方向)へ付勢する弾性部材15が配置されている。また、第3のリンク13を常時係止方向へ付勢するための弾性部材16も配置する。
また、図4(a)は、本発明におけるロック及び解除機構(第1のロック機構)のロック状態を示す正面図、及び平面図、(b)は同機構のロック解除状態を示す正面図、及び平面図である。
取っ手4は給紙トレイ1の前面板の外側に軸4aを中心として回動自在に支持されており、取っ手4の一端にはピン4bを介して給紙トレイロック及び解除機構(以下、第1のロック機構という)10が連結されている。
第1のロック機構10は、ピン4bに一端を回動自在に軸支された第1のリンク11、第1のリンクの他端に一端を回動自在に軸支された第2のリンク12、第2のリンク12の他端に設けたピン12aにより一端を回動自在に軸支された第3のリンク13と、第3のリンク13の中間部を軸支するためにトレイ本体側に配置したピン2aと、第3のリンク13の他端に設けた係止部13aと、を備える。更に、トレイ本体2により前後方向へ進退自在に支持された用紙セット部分(底板等)3の底部には係止部13aに対して係合可能な被係止部3aが設けられている。更に、用紙セット部3の奥部とトレイ本体2の内壁との間には用紙セット部3を常時前方(引出し方向)へ付勢する弾性部材15が配置されている。また、第3のリンク13を常時係止方向へ付勢するための弾性部材16も配置する。
図4(a)に示すように取っ手4がロック状態にあるときには第1のロック機構10は係止部13aによって被係止部3aを係止しているため、用紙セット部3はトレイ本体2内の奥方へ偏位している。
一方、図4(b)に示すように取っ手4を回動してロック解除状態にすると、第1のロック機構10は係止部13aによる被係止部3aの係止を解除しているため、弾性部材15の付勢力によって用紙セット部3は前方へ移動した状態となる。
従って、装置本体A内に装着された状態にある給紙トレイ1を引き出す際には、取っ手4をロック解除状態に移行させてから引き出すことにより、引き出した状態において用紙セット部3が図4(b)のように前方へ変位しているため、大サイズ用紙が収容されている場合に、給紙トレイ全体を完全に引き出さなくても大サイズ用紙の補給が可能となる。給紙トレイを引き出してからロックを解除して弾性部材15の付勢力によって用紙セット部3を前方へスライドさせるようにしてもよい。
ロックを解除せずに給紙トレイを引き出した場合には用紙セット部3が奥方に位置しているが、この場合にも用紙の補給は可能である。
なお、用紙セット部3を構成する底板を上下動させる機構としては、給紙トレイの出し入れ動作と連動して作動する昇降機構を採用すればよい。
一方、図4(b)に示すように取っ手4を回動してロック解除状態にすると、第1のロック機構10は係止部13aによる被係止部3aの係止を解除しているため、弾性部材15の付勢力によって用紙セット部3は前方へ移動した状態となる。
従って、装置本体A内に装着された状態にある給紙トレイ1を引き出す際には、取っ手4をロック解除状態に移行させてから引き出すことにより、引き出した状態において用紙セット部3が図4(b)のように前方へ変位しているため、大サイズ用紙が収容されている場合に、給紙トレイ全体を完全に引き出さなくても大サイズ用紙の補給が可能となる。給紙トレイを引き出してからロックを解除して弾性部材15の付勢力によって用紙セット部3を前方へスライドさせるようにしてもよい。
ロックを解除せずに給紙トレイを引き出した場合には用紙セット部3が奥方に位置しているが、この場合にも用紙の補給は可能である。
なお、用紙セット部3を構成する底板を上下動させる機構としては、給紙トレイの出し入れ動作と連動して作動する昇降機構を採用すればよい。
次に、図5(a)乃至(e)は本発明の変形実施形態の構成及び動作を示す図であり、図1乃至図4に示した第1のロック機構に対して、更に第2のロック機構を付加した構成を有している。
この第2のロック機構20は、図5(c)のように給紙トレイ1を引き出した状態において用紙セット部3が前方へスライドした状態にある時に、用紙セット部3を給紙トレイの奥方に復帰させない状態において給紙トレイを装置本体A内にセットすることを禁止する役割を果たす。
即ち、第2のロック機構20は、装置本体A側に設けたピン30によって一端を軸支された第1のリンク21と、第1のリンク21の他端により一端を回動自在に軸支された第2のリンク22と、第2のリンク22の他端に設けた係止部22aとを備えている。また、弾性部材が第2のリンク22を一方へ付勢している。
図5(a)の状態においては給紙トレイ1は装置本体の収容空所内に装着された状態にあり、取っ手4がロック状態にあるため用紙セット部3は最奥位置にスライドした状態にある。つまり、第1のロック機構10は係止部13aが被係止部3aを係止しているため、用紙セット部3は前方へスライドしていない。この際、第2のロック機構20の第2のリンク22は用紙セット部3側に付勢されているため、係止部22aによって用紙セット3の前端角部を係止している。
図5(b)では取っ手4をロック解除状態にしているため、第1のロック機構10の係止部13aが被係止部3aから離脱しているが、第2のロック機構20の係止部22aが用紙セット部3を係止しているため、用紙セット部3は前方へスライドできない。
続いて、図5(c)に示すように取っ手4のロックを解除したまま給紙トレイ1を引き出すと、係止部22aによる用紙セット部3の係止が強制的に解除されるため、用紙セット部3は弾性部材15によって前方へ押し出された状態となる。このため、給紙トレイを完全に装置本体から引き出さなくとも大サイズ用紙の補給が可能となる。なお、(c)の状態では第3のリンク13の先端部が用紙セット部3の奥側に設けたストッパ部3Aに干渉しているため、用紙セット部3の前方へのスライド限界を定めることができる。
この第2のロック機構20は、図5(c)のように給紙トレイ1を引き出した状態において用紙セット部3が前方へスライドした状態にある時に、用紙セット部3を給紙トレイの奥方に復帰させない状態において給紙トレイを装置本体A内にセットすることを禁止する役割を果たす。
即ち、第2のロック機構20は、装置本体A側に設けたピン30によって一端を軸支された第1のリンク21と、第1のリンク21の他端により一端を回動自在に軸支された第2のリンク22と、第2のリンク22の他端に設けた係止部22aとを備えている。また、弾性部材が第2のリンク22を一方へ付勢している。
図5(a)の状態においては給紙トレイ1は装置本体の収容空所内に装着された状態にあり、取っ手4がロック状態にあるため用紙セット部3は最奥位置にスライドした状態にある。つまり、第1のロック機構10は係止部13aが被係止部3aを係止しているため、用紙セット部3は前方へスライドしていない。この際、第2のロック機構20の第2のリンク22は用紙セット部3側に付勢されているため、係止部22aによって用紙セット3の前端角部を係止している。
図5(b)では取っ手4をロック解除状態にしているため、第1のロック機構10の係止部13aが被係止部3aから離脱しているが、第2のロック機構20の係止部22aが用紙セット部3を係止しているため、用紙セット部3は前方へスライドできない。
続いて、図5(c)に示すように取っ手4のロックを解除したまま給紙トレイ1を引き出すと、係止部22aによる用紙セット部3の係止が強制的に解除されるため、用紙セット部3は弾性部材15によって前方へ押し出された状態となる。このため、給紙トレイを完全に装置本体から引き出さなくとも大サイズ用紙の補給が可能となる。なお、(c)の状態では第3のリンク13の先端部が用紙セット部3の奥側に設けたストッパ部3Aに干渉しているため、用紙セット部3の前方へのスライド限界を定めることができる。
次に、図5(c)の状態から給紙トレイを装置本体内に戻す場合には、図5(d)のように取っ手4をロック状態に戻してから用紙セット部3を弾性部材15に抗して手作業により奥方へスライドさせると、係止部13aが被係止部3aに係止した状態となる。この状態で給紙トレイを装置本体内に押し込むことにより、図5(a)のように第2のロック機構の係止部22aが用紙セット部3を奥側位置にロックした状態となる。
なお、図5(c)の状態にある紙トレイを装置本体内に押し込む際に、図5(e)に示すように取っ手4のロックを解除せずに押し込もうとした場合には、用紙セット部3を手作業により奥方へ押し込んでも第3のリンク13の先端の係止部13aが被係止部3a側へ移動できないため、係止部13aが被係止部3aをロックすることができない。そして、このまま給紙トレイ1を押し込んだ場合には第2のロック機構の係止部22aが用紙セット部3の側面に設けた被係止部(溝、或いは突起)に係合し、奥方への移動途中で用紙セット部3をロックするため、給紙トレイ全体としてもそれ以上装置本体内に移動することができず、途中で停止する。
給紙トレイ1内の印刷用紙セット部3のみ前面に移動することができることにより、例えばA4縦の印刷用紙をセットするユーザはA3をセットするときほどトレイを引き出さなくても印刷用紙を印刷用紙セット部3にセットをすることができる。
次に、図6(a)及び(b)は本発明の他の実施形態であり、この実施形態では画像形成装置A内に給紙トレイ1が収容されている(引き出されていない)場合に、ロックが解除されたことを検知することにより、用紙セット部3が前方へ移動してしまい、給紙コロによる給紙が不可能になる事態を防止する。具体的には、給紙中にロックが解除されると、搬送中の用紙のスキューや用紙詰まりを起こす原因となるため、このような不具合を防止すべくロック解除をセンサによって検知してオペレータに報知するものである。
即ち、この実施形態では、ロック機構10を構成する第3のリンク13に設けた被検知部13Aを、装置本体側に設けたセンサ(フォトセンサその他の検知手段)40によって検知し、当該検知信号を図示しない制御手段(CPU)に出力することによって、警報を発生してオペレータにロックが解除されて給紙に不具合が発生する旨を報知するようにしている。
なお、図5(c)の状態にある紙トレイを装置本体内に押し込む際に、図5(e)に示すように取っ手4のロックを解除せずに押し込もうとした場合には、用紙セット部3を手作業により奥方へ押し込んでも第3のリンク13の先端の係止部13aが被係止部3a側へ移動できないため、係止部13aが被係止部3aをロックすることができない。そして、このまま給紙トレイ1を押し込んだ場合には第2のロック機構の係止部22aが用紙セット部3の側面に設けた被係止部(溝、或いは突起)に係合し、奥方への移動途中で用紙セット部3をロックするため、給紙トレイ全体としてもそれ以上装置本体内に移動することができず、途中で停止する。
給紙トレイ1内の印刷用紙セット部3のみ前面に移動することができることにより、例えばA4縦の印刷用紙をセットするユーザはA3をセットするときほどトレイを引き出さなくても印刷用紙を印刷用紙セット部3にセットをすることができる。
次に、図6(a)及び(b)は本発明の他の実施形態であり、この実施形態では画像形成装置A内に給紙トレイ1が収容されている(引き出されていない)場合に、ロックが解除されたことを検知することにより、用紙セット部3が前方へ移動してしまい、給紙コロによる給紙が不可能になる事態を防止する。具体的には、給紙中にロックが解除されると、搬送中の用紙のスキューや用紙詰まりを起こす原因となるため、このような不具合を防止すべくロック解除をセンサによって検知してオペレータに報知するものである。
即ち、この実施形態では、ロック機構10を構成する第3のリンク13に設けた被検知部13Aを、装置本体側に設けたセンサ(フォトセンサその他の検知手段)40によって検知し、当該検知信号を図示しない制御手段(CPU)に出力することによって、警報を発生してオペレータにロックが解除されて給紙に不具合が発生する旨を報知するようにしている。
A 画像形成装置、1 給紙トレイ、2 トレイ本体、3 用紙セット部、4 取っ手、10 第1のロック機構、11、12、13 リンク、13a 係止部、20 第2のロック機構、21、22 リンク、22a 係止部、40 検知手段
Claims (4)
- 印刷用紙を収納する給紙トレイを前後方向へ引出し自在に収容する画像形成装置において、前記給紙トレイは、画像形成装置によって引出し自在に支持されたトレイ本体と、該トレイ本体によって前後方向へ進退自在に支持された用紙セット部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記給紙トレイに設けた取っ手の操作と連動して作動することによって、前記用紙セット部を前記トレイ本体内の後方位置にロックしたり、該ロックを解除して該用紙セット部を前方へ移動可能にする第1のロック機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1のロック機構のロックを解除した状態で、前記給紙トレイを装置本体内に収容しようとした場合に、該給紙トレイの完全収容を阻止する第2のロック機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記給紙トレイが装置本体内に収容された状態において前記第1のロック機構のロックが解除された場合に、ロックが解除されたことを検知する検知手段を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の画像形成装置。
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JP2005076118A JP2006256778A (ja) | 2005-03-16 | 2005-03-16 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2006256778A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010174332A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Jfe Steel Corp | 非調質低降伏比高張力厚鋼板およびその製造方法 |
US9718631B2 (en) | 2015-05-14 | 2017-08-01 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet container and image forming apparatus incorporating the sheet container |
-
2005
- 2005-03-16 JP JP2005076118A patent/JP2006256778A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2010174332A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Jfe Steel Corp | 非調質低降伏比高張力厚鋼板およびその製造方法 |
US9718631B2 (en) | 2015-05-14 | 2017-08-01 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet container and image forming apparatus incorporating the sheet container |
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