JP2006256106A - 印刷装置 - Google Patents

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博幸 徳永
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Abstract

【課題】バーコード印刷を行う場合において、トナー濃度が任意のものに設定されているときでも、バー幅を変更する操作やトナー濃度を標準値に戻す操作を行わなくても済む印刷装置を、提供する。
【解決手段】バーコード印刷を行う場合、印刷装置10は、トナー濃度が任意のものに設定されていたときでも、そのトナー濃度で印刷されたバーコードのバーコードリーダによる読取率が最も高くなるように、そのバーコードのバーの幅を自動的に変更して、バーコードの印刷を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷装置に、関する。
周知のように、バーコードを印刷するための機能を有する印刷装置がある。この種の印刷装置は、バーコード描画コマンドがヘッダに付加されている印刷要求がホストコンピュータから送られてくると、バーコードを印刷するようになっている。
なお、バーコードを印刷する機能を有する印刷装置の中には、バーコードを構成するバーの幅を変更するための機能を有するものがある(例えば特許文献1及び特許文献2)。このような印刷装置によれば、印刷したバーコードの情報をバーコードリーダーにて読み取らせるときの読取率が悪い場合に、そのバーコードのバー幅を変えて再印刷するという作業を行うことにより、読取率を向上させたバーコードを生成することができることになる。
特開平05−159089号公報 特開平07−262293号公報
ところで、バーコード印刷機能を有する印刷装置の中には、トナー濃度を任意のものに変更して設定できるものがある。
ところが、この種の印刷装置においてバーコード印刷を行う際、トナー濃度が任意のものに設定されていると、その印刷装置において印刷したバーコードの情報をバーコードリーダーに読み取らせたときに、その情報の読取率が悪化することがある。この場合、利用者は、読取率の悪化を防ぐため、バーコードを構成するバーの幅を手動で調整するか、トナー濃度の設定を標準値に戻すかする必要があった。
本発明は、前述したような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、バーコード印刷を行う場合において、トナー濃度が任意のものに設定されているときでも、バー幅を変更する操作やトナー濃度を標準値に戻す操作を行わなくて済むようにすることにある。
上記の課題を解決するために発明された印刷装置の第1の態様は、幾つかのトナー濃度を示す情報の中から選択された一つの情報を記憶する設定部,前記設定部が記憶する情報にて示されるトナー濃度にて用紙上に印刷を行う印刷機構,前記設定部において設定し得る全てのトナー濃度のそれぞれについて、そのトナー濃度を規定する情報とそのトナー濃度で印刷されたバーコードについてのバーコードリーダによる読取率が最適となるバー幅に対する基準バー幅からの増分量とを対応付けて記憶する記憶部,ホストコンピュータから通信手段を介して印刷要求を受信するための受信部,及び、前記受信部が前記ホストコンピュータから前記印刷要求を受信すると、その印刷要求がバーコード印刷を指示するものでない場合には、その印刷要求中の印刷データに基づくドキュメント画像の印刷を前記印刷機構に行わせ、その印刷要求がバーコード印刷を指示するものである場合には、前記設定部に設定されているトナー濃度に対応するバー幅の増分量を前記記憶部から読み出し、バーコードのバーの幅がその増分量だけ増加されるよう、受信した印刷要求中の印刷データを構成するコマンドのパラメータを変更して、変更後の印刷データに基づくバーコード画像の印刷を前記印刷機構に行わせる印刷制御部を備えることを、特徴としている。
このように構成されると、バーコード印刷を行う場合において、トナー濃度が任意のものに設定されていたときでも、そのトナー濃度で印刷されたバーコードのバーコードリーダによる読取率が最も高くなるように、そのバーコードのバーの幅が自動的に変更されて、バーコードの印刷が行われるので、利用者は、バー幅を変更する操作やトナー濃度を標準値に戻す操作を行わなくても済むようになる。
また、上記の課題を解決するために発明された印刷装置の第2の態様は、幾つかのトナー濃度を示す情報の中から選択された一つの情報を記憶する設定部,前記設定部が記憶する情報にて示されるトナー濃度にて用紙上に印刷を行う印刷機構,バーコード印刷に適するトナー濃度を示す情報が記録された記憶部,ホストコンピュータから通信手段を介して印刷要求を受信するための受信部,及び、前記受信部が前記ホストコンピュータから前記印刷要求を受信すると、その印刷要求がバーコード印刷を指示するものでない場合には、その印刷要求中の印刷データに基づくドキュメント画像の印刷を前記印刷機構に行わせ、その印刷要求がバーコード印刷を指示するものである場合には、前記設定部に設定されるトナー濃度の代わりに、前記記憶部に記録される情報にて示されるトナー濃度にて、その印刷要求中の印刷データに基づくバーコード画像の印刷をその印刷機構に行わせる印刷制御部を備えることを、特徴としている。
このように構成されると、バーコード印刷を行う場合において、トナー濃度が任意のものに設定されていたときでも、バーコードリーダによる読取率が最も高くなるように、トナー濃度の設定が自動的に変更されて、バーコードの印刷が行われるので、利用者は、バー幅を変更する操作やトナー濃度を標準値に戻す操作を行わなくても済むようになる。
従って、本発明によれば、バーコード印刷を行う場合において、トナー濃度が任意のものに設定されているときでも、バー幅を変更する操作やトナー濃度を標準値に戻す操作をを行わなくて済むようになる。
以下、添付図面に基づいて、本発明を実施するための二つの形態について、説明する。
実施形態1
まず、第1の実施形態の印刷システムの構成を説明する。
図1は、第1の実施形態の印刷システムの構成図である。印刷システムは、印刷装置10とホストコンピュータ20とからなる。印刷装置10とホストコンピュータ20は、パラレルケーブル、ネットワークケーブル及びUSBケーブル等の通信手段を介して接続されている。
印刷装置10は、ホストコンピュータ20から印刷要求を受信して動作する装置であり、主要な構成として、外部I/F装置11,操作表示盤12,印刷機構13,給紙機構14,DRAM15,ROM16,EEPROM17,CPU18,及び、ASIC19を、内蔵している。
外部I/F装置11は、ホストコンピュータ20から印刷要求を受信するためのユニットであり、具体的には、いわゆる通信インターフェースポートである。なお、この外部I/F装置11には、前述した通信手段が接続される。
操作表示盤12は、利用者から各種の指示を受け付けたり各種の画面を表示したりするための機器であり、ボタンやタッチスクリーンを備えている。
印刷機構13は、用紙上への印刷を実際に行う機構である。なお、図示していないが、この印刷機構13は、走査ユニット,現像ユニット,転写ユニット,定着ユニットなどの一般的なユニットを含んでおり、このうち、現像ユニットは、後述のCPU18からの指示を受けて、感光ドラム上に付着するトナーの濃度を増加又は減少する機能を有している。
給紙機構14は、その印刷機構13に一種類以上の用紙を供給する機構であり、用紙の束を充填するための用紙カセットが着脱自在に装着されるスロットを一基以上備えている。
DRAM[Dynamic Random Access Memory]15は、ホストコンピュータ20から送られてくる印刷要求の一時記憶に使用されるとともに、印刷機構13へ供給すべき画像データの生成に使用される揮発性メモリである。
ROM[Read Only Memory]16は、印刷装置10を制御するためのプログラムや、印刷要求に基づいて画像データを生成する際に使用されるフォントデータを記憶した不揮発性メモリである。
EEPROM[Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory]17は、電源投入の有無に拘わらず印刷に係る各種の設定を記録しておくための書込可能ROMである。
CPU[Central Processing Unit]18は、ROM16内のプログラムに従って各部を統合的に制御する制御回路である。なお、このCPU18は、EEPROM17において印刷時のトナー濃度を規定する情報として設定されている値に応じたトナー濃度で現像を行うよう、印刷機構13に指示するようになっている。従って、EEPROM17は、前述した設定部に相当している。
ASIC[Application Specific Integrated Circuit]19は、各ハードウエア11〜18間のデータや指示の遣り取りを制御するインターフェース回路モジュールが組み込まれた半導体集積回路であり、各ハードウエア11〜18に接続されている。
一方、ホストコンピュータ20は、一般的に市販されているパーソナルコンピュータであり、液晶ディスプレイ等の表示装置,キーボードやマウス等の入力装置,及び、これら表示装置や入力装置に接続される本体からなっている。具体的なハードウエア構成及びソフトウエア構成の説明及び図示は省略するが、その本体には、CPU,DRAM,CDD[Compact Disk Drive],DVDD[Digital Versatile Disk Drive],通信インターフェースポート(パラレルインターフェースポート,ネットワークインターフェースポート,USBインターフェースポートなど),HDD[Hard Disk Drive]が内蔵され、HDDには、オペレーティングシステムを実現するためのプログラム群及びデータ群,利用者に様々なツールを提供する各種のアプリケーションを実現するためのプログラム群及びデータ群,印刷装置10を含む各種の周辺機器の制御を行うためのドライバプログラム群が、記録されている。そして、この図示せぬHDDに記録されているドライバプログラム群の中には、ドキュメント又はバーコードを生成するためのコマンドからなる印刷データを含む印刷要求を生成するためのプリンタドライバ21が、含まれている。
次に、ホストコンピュータ20から印刷要求が送られてきた際に印刷装置10が実行する処理について、説明する。
印刷装置10では、ホストコンピュータ20から印刷要求が送られてくると、ASIC19内の図示せぬDMAコントローラが印刷要求を外部I/F装置11からDRAM15に転送する。なお、ASIC19内の図示せぬDMAコントローラや外部I/F装置11は、前述した受信部に相当している。そして、DMA転送がなされた後、CPU18がROM16から所定のプログラムを読み出して処理を開始する。図2は、このときCPU18が実行する処理の流れを示す図である。
まず、CPU18は、バーコード印刷以外の印刷の指示を受けたか否かを、判別する(S101)。具体的には、CPU18は、受信した印刷要求のヘッダにバーコード描画コマンドが含まれているか否かを、判別する。
そして、バーコード印刷以外の印刷の指示を受けていた場合(S101;NO)、すなわち、受信した印刷要求のヘッダにバーコード描画コマンドが含まれていなかった場合、CPU18は、その印刷要求に含まれる印刷データに基づいて画像データを生成する処理(この図2に係る処理と並行に行われる処理)を開始するとともに、トナー濃度を規定する情報としてEEPROM17からDRAM15に読み出している値に応じたトナー濃度で現像を行うよう、印刷機構13に指示し(S105)、図2に係る処理を終了する。なお、ここで開始された処理により生成された画像データは、ASIC19において印刷機構13内の図示せぬ走査ユニットが処理できる電気信号に変換されて、印刷機構13へ出力される。その結果、その画像データに基づくドキュメント画像が用紙に印刷されることとなる。
一方、バーコード印刷の指示を受けていた場合(S101;YES)、すなわち、受信した印刷要求のヘッダにバーコード描画コマンドが含まれていた場合、CPU18は、印刷時のトナー濃度を規定する情報としてEEPROM17に設定されている値をDRAM15に読み出す(S102)。
続いて、CPU18は、ROM16内に記録されているテーブルを参照して、DRAM15に読み出したトナー濃度の設定値に対応するバー幅の増分量の値(単位はドット)を取得する(S103)。なお、ROM16内のテーブルには、トナー濃度を規定する情報として採り得る全ての値のそれぞれについて、そのトナー濃度の設定値と、そのトナー濃度でのバーコードリーダによる読取率が最も高くなる黒バーの幅に対する基準のバー幅からの増分量の値(負ならば減量分の値)とが、対応付けられた状態で、記録されている。従って、このROM16は、前述した記憶部に相当している。
その後、CPU18は、ホストコンピュータ20から受信した印刷要求に含まれる印刷データを構成するバーコード描画用コマンドのパラメータのうち、バーコードを構成する黒バーの幅を規定するパラメータに対し、取得した増分量の値を反映(加算)する処理を行う(S104)。
そして、CPU18は、パラメータが変更されたコマンドに基づいてバーコードの画像データを生成する処理(この図2に係る処理と並行に行われる処理)を開始するとともに、トナー濃度を規定する情報としてEEPROM17からDRAM15に読み出している値に応じたトナー濃度で現像を行うよう、印刷機構13に指示し(S105)、図2に係る処理を終了する。なお、ここで開始された処理により生成された画像データは、ASIC19において印刷機構13内の図示せぬ走査ユニットが処理できる電気信号に変換されて、印刷機構13へ出力される。その結果、その画像データに基づくバーコード画像が用紙に印刷されることとなる。
なお、この図2に係る処理を実行するCPU18は、前述した印刷制御部に相当している。
次に、第1の実施形態の印刷システムの作用及び効果について説明する。
利用者が、ホストコンピュータ20において、バーコードではない通常のドキュメントの印刷の実行を指示すると、そのドキュメントの画像を生成するための印刷データを含む印刷要求が、プリンタドライバ21に従った図示せぬCPUによって生成され、その印刷要求がそのホストコンピュータ20から印刷装置10へ送られる。印刷装置10は、この印刷要求を受けると、バーコード印刷に係る印刷要求ではないと判断し(S101;NO)、印刷データから画像データを生成し(S105)、この画像データに基づく画像の用紙への印刷を行う。このときのトナー濃度は、EEPROM17に設定されているトナー濃度となっている。
一方、利用者が、ホストコンピュータ20において、バーコード印刷の実行を指示すると、そのバーコード画像を生成するための印刷データとバーコード描画コマンドとを含む印刷要求が、プリンタドライバ21に従った図示せぬCPUによって生成され、その印刷要求がそのホストコンピュータ20から印刷装置10へ送られる。印刷装置10は、この印刷要求を受けると、バーコード印刷に係る印刷要求であると判断し(S101;YES)、EEPROM17に設定されているトナー濃度に対応するバー幅の増分量の値を取得して、その増分量の値が反映されるように印刷データ中のパラメータを変更する(S102〜S104)。その後、印刷装置10は、パラメータが変更された印刷データに基づいて画像データを生成し(S105)、その画像データに基づくバーコード画像の用紙への印刷を行う。
このように、第1の実施形態の印刷システムによれば、バーコード印刷を行う場合において、トナー濃度が任意のものに設定されていたときでも、そのトナー濃度で印刷されたバーコードのバーコードリーダによる読取率が最も高くなるように、そのバーコードのバーの幅が自動的に変更されて、バーコードの印刷が行われるので、利用者は、バー幅を変更する操作やトナー濃度を標準値に戻す操作を行わなくても済むようになる。
ところで、前述した第1の実施形態においては、バーコードは、一次元バーコードであっても良いし、二次元バーコード(二次元シンボル)であっても良い。後者の二次元バーコードの場合、二次元バーコードは、矩形の箱や枠線にて構成されるため、トナー濃度に応じて、矩形の箱の大きさや枠線の幅が、増加又は減少されることとなる。
実施形態2
第2の実施形態は、第1の実施形態のようにトナー濃度に合わせてバーコードの黒バーの幅を変更するものではなく、バーコード印刷の場合にバーコード印刷に最適なトナー濃度となるように設定を変えてしまうというものである。
図3は、第2の実施形態において印刷要求の受信に応じて印刷装置10が実行する処理の流れを示す図である。
まず、CPU18は、バーコード印刷以外の印刷の指示を受けたか否かを、判別する(S101)。具体的には、CPU18は、受信した印刷要求のヘッダにバーコード描画コマンドが含まれているか否かを、判別する。
そして、バーコード印刷以外の印刷の指示を受けていた場合(S201;NO)、すなわち、受信した印刷要求のヘッダにバーコード描画コマンドが含まれていなかった場合、CPU18は、その印刷要求に含まれる印刷データに基づいて画像データを生成する処理(この図3に係る処理と並行に行われる処理)を開始するとともに、EEPROM17におけるトナー濃度を規定する情報としてEEPROM17からDRAM15に読み出している値に応じたトナー濃度で現像を行うよう、印刷機構13に指示し(S203)、図3に係る処理を終了する。なお、ここで開始された処理により生成された画像データは、ASIC19において印刷機構13内の図示せぬ走査ユニットが処理できる電気信号に変換されて、印刷機構13へ出力される。その結果、その画像データに基づくドキュメント画像が用紙に印刷されることとなる。
一方、バーコード印刷の指示を受けていた場合(S201;YES)、すなわち、受信した印刷要求のヘッダにバーコード描画コマンドが含まれていた場合、CPU18は、印刷時のトナー濃度を規定する情報としてEEPROM17に設定されている値をDRAM15に読み出し、DRAM15に読み出した値を、バーコード印刷に最適なトナー濃度を規定する情報としてROM16に記録されている値に、強制的に切り替える(S202)。従って、ROM16は、前述した記憶部に相当している。
その後、CPU18は、パラメータが変更されたコマンドに基づいてバーコードの画像データを生成する処理(この図2に係る処理と並行に行われる処理)を開始するとともに、トナー濃度を規定する情報としてDRAM15上に記録されている値に応じたトナー濃度で現像を行うよう、印刷機構13に指示し(S203)、図3に係る処理を終了する。なお、ここで開始された処理により生成された画像データは、ASIC19において印刷機構13内の図示せぬ走査ユニットが処理できる電気信号に変換されて、印刷機構13へ出力される。その結果、その画像データに基づくバーコード画像が用紙に印刷されることとなる。
なお、この図3に係る処理を実行するCPU18は、前述した印刷制御部に相当している。
次に、第2の実施形態の印刷システムの作用及び効果について説明する。
利用者が、ホストコンピュータ20において、バーコードではない通常のドキュメントの印刷の実行を指示すると、そのドキュメントの画像を生成するための印刷データを含む印刷要求が、プリンタドライバ21に従った図示せぬCPUによって生成され、その印刷要求がそのホストコンピュータ20から印刷装置10へ送られる。印刷装置10は、この印刷要求を受けると、バーコード印刷に係る印刷要求ではないと判断し(S201;NO)、印刷データから画像データを生成し(S203)、この画像データに基づく画像の用紙への印刷を行う。このときのトナー濃度は、EEPROM17に設定されているトナー濃度となっている。
一方、利用者が、ホストコンピュータ20において、バーコード印刷の実行を指示すると、そのバーコード画像を生成するための印刷データとバーコード描画コマンドとを含む印刷要求が、プリンタドライバ21に従った図示せぬCPUによって生成され、その印刷要求がそのホストコンピュータ20から印刷装置10へ送られる。印刷装置10は、この印刷要求を受けると、バーコード印刷に係る印刷要求であると判断し(S201;YES)、この印刷でのトナー濃度がバーコード印刷に最適なトナー濃度となるよう強制的に設定を変更する(S202)。その後、印刷装置10は、印刷要求中の印刷データに基づいて画像データを生成し(S203)、その画像データに基づくバーコード画像の用紙への印刷を行う。このときのトナー濃度は、EEPROM17に設定されているトナー濃度ではなく、バーコード印刷に最適なトナー濃度となっている。
このように、第2の実施形態の印刷システムによれば、バーコード印刷を行う場合において、トナー濃度が任意のものに設定されていたときでも、バーコードリーダによる読取率が最も高くなるように、トナー濃度の設定が自動的に変更されて、バーコードの印刷が行われるので、利用者は、バー幅を変更する操作やトナー濃度を標準値に戻す操作を行わなくても済むようになる。
第1の実施形態の印刷システムの構成図 印刷装置が印刷要求の受信時に行う処理の流れを示す図 第2の実施形態の印刷装置が印刷要求の受信時に行う処理の流れを示す図
符号の説明
10 印刷装置
11 外部I/F装置
12 操作表示盤
13 印刷機構
14 給紙機構
15 DRAM
16 ROM
17 EEPROM
18 CPU
19 ASIC
20 ホストコンピュータ
21 プリンタドライバ

Claims (2)

  1. 幾つかのトナー濃度を示す情報の中から選択された一つの情報を記憶する設定部,
    前記設定部が記憶する情報にて示されるトナー濃度にて用紙上に印刷を行う印刷機構,
    前記設定部において設定し得る全てのトナー濃度のそれぞれについて、そのトナー濃度を規定する情報とそのトナー濃度で印刷されたバーコードについてのバーコードリーダによる読取率が最適となるバー幅に対する基準バー幅からの増分量とを対応付けて記憶する記憶部,
    ホストコンピュータから通信手段を介して印刷要求を受信するための受信部,及び、
    前記受信部が前記ホストコンピュータから前記印刷要求を受信すると、その印刷要求がバーコード印刷を指示するものでない場合には、その印刷要求中の印刷データに基づくドキュメント画像の印刷を前記印刷機構に行わせ、その印刷要求がバーコード印刷を指示するものである場合には、前記設定部に設定されているトナー濃度に対応するバー幅の増分量を前記記憶部から読み出し、バーコードのバーの幅がその増分量だけ増加されるよう、受信した印刷要求中の印刷データを構成するコマンドのパラメータを変更して、変更後の印刷データに基づくバーコード画像の印刷を前記印刷機構に行わせる印刷制御部
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 幾つかのトナー濃度を示す情報の中から選択された一つの情報を記憶する設定部,
    前記設定部が記憶する情報にて示されるトナー濃度にて用紙上に印刷を行う印刷機構,
    バーコード印刷に適するトナー濃度を示す情報が記録された記憶部,
    ホストコンピュータから通信手段を介して印刷要求を受信するための受信部,及び、
    前記受信部が前記ホストコンピュータから前記印刷要求を受信すると、その印刷要求がバーコード印刷を指示するものでない場合には、その印刷要求中の印刷データに基づくドキュメント画像の印刷を前記印刷機構に行わせ、その印刷要求がバーコード印刷を指示するものである場合には、前記設定部に設定されるトナー濃度の代わりに、前記記憶部に記録される情報にて示されるトナー濃度にて、その印刷要求中の印刷データに基づくバーコード画像の印刷をその印刷機構に行わせる印刷制御部
    を備えることを特徴とする印刷装置。
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