JP2006088536A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが設定した内容など装置の状態を容易にかつすばやく確認することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成要求に基づいて印刷媒体に対して画像形成を行う画像形成装置が、当該画像形成装置の各種の状態を表すステータス情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段が格納する前記ステータス情報を前記印刷媒体に印刷したステータスシートを、ステータスシート出力指示に従って生成し、出力する出力手段と、前記記憶手段が格納する前記ステータス情報が更新された際に、前記ステータスシート出力指示を出して、前記出力手段に前記ステータスシートを出力させる制御手段とを有する。
【選択図】 図3
【解決手段】画像形成要求に基づいて印刷媒体に対して画像形成を行う画像形成装置が、当該画像形成装置の各種の状態を表すステータス情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段が格納する前記ステータス情報を前記印刷媒体に印刷したステータスシートを、ステータスシート出力指示に従って生成し、出力する出力手段と、前記記憶手段が格納する前記ステータス情報が更新された際に、前記ステータスシート出力指示を出して、前記出力手段に前記ステータスシートを出力させる制御手段とを有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、印刷条件や各種環境についてユーザが設定可能な画像形成装置に関し、特に、その時点で設定されている内容を容易にかつすばやく確認することのできる画像形成装置に関する。
プリンタなどの画像形成装置においては、通常、ユーザは、印刷時の品質、印刷媒体などの印刷条件や装置の動作環境等についてその内容を設定できると共に、その時点で設定されている内容を確認することができる。
従来装置においてユーザがかかる設定を行う場合には、一般に、装置に備えられた操作パネルに対して所定の操作を行う。より具体的には、操作ボタンを用いて、表示パネルに表示される複数のメニューの中から設定を行うためのメニューを選択し、その後、設定を行う項目及びその設定内容を選択して上記設定操作を行う。また、装置に設定されている各種項目の内容を確認する場合には、例えば、前記メニューの中からステータスシートを出力するためのメニューを選択して当該ステータスシートを出力させ、記載されている内容から確認を行う。このステータスシートとは、その時点での設定状態、接続状態等の装置状態を紙などに印刷して表示したものである。
かかるステータスシートの出力に関しては、例えば、下記特許文献1にも記載されている。当該文献に記載の装置では、操作者が印刷可能状態になったことを容易に知ることができるように、装置の電源が投入された時点で、装置が使用できる状態になったことを知らせる旨の記載を含む初期シートなるものが自動的に印刷される。そして、その初期シートに前記ステータスシートの内容の一部又は全部を含めてもよい旨が記載されている。
特開平10−278382号公報
前述したプリンタなどの画像形成装置では、近年、多機能化が進むと共に使用の仕方の自由度も高くなってきていることから、ユーザが操作、設定できる項目が大変多くなっており、それに伴い、操作パネルに表示されるメニューも階層化されている。また、前述したステータスシートに表示する項目も多いことから分野別に複数のステータスシートが用意されるようになっている。従って、ユーザが装置の設定内容を確認するために、前述のようにステータスシートを出力させる場合には、上記階層化されたメニューからステータスシート出力のメニューを選択し、さらに、複数用意されたステータスシートの中から所望のものを選択する必要があり、これらの操作は容易なものではなかった。
一方、上記特許文献1に記載の装置では、上述のように、電源投入時にステータスシートの如きものが自動的に出力されるが、その後は、例えば、ユーザが設定を変更した後などは、ステータスシート出力のために上記面倒な操作をしなければならない。
そこで、本発明の目的は、ユーザが設定した内容など装置の状態を容易にかつすばやく確認することのできる画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、画像形成要求に基づいて印刷媒体に対して画像形成を行う画像形成装置が、当該画像形成装置の各種の状態を表すステータス情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段が格納する前記ステータス情報を前記印刷媒体に印刷したステータスシートを、ステータスシート出力指示に従って生成し、出力する出力手段と、前記記憶手段が格納する前記ステータス情報が更新された際に、前記ステータスシート出力指示を出して、前記出力手段に前記ステータスシートを出力させる制御手段とを有することである。従って、本発明によれば、画像形成装置のステータスが変更された際にステータスシートが出力されるようになり、ユーザは、変更されたステータスの内容をすばやく確認することができる。また、その際に、面倒な操作を必要としないので、ユーザを煩わせることもない。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、更に、ユーザが前記画像形成装置の操作をするための操作手段を有し、前記記憶手段が格納するステータス情報が更新された際とは、前記操作手段を用いてユーザが前記記憶手段に格納されるステータス情報を変更する操作を終了した際であることを特徴とする。これにより、ユーザは自分が変更したステータス情報を容易に、すばやく確認することが可能となる。
また、上記の発明において、好ましい態様は、前記記憶手段に格納されるステータス情報は複数のグループに分類されており、前記制御手段は、前記ステータス情報が更新された際に、当該更新されたステータス情報が含まれる前記グループのステータス情報を印刷したステータスシートの前記出力指示を出すことを特徴とする。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記ステータス情報が更新された際に前記出力手段から出力されるステータスシートにおける、前記更新されたステータス情報の表現が、他のステータス情報の表現と異なることを特徴とする。これにより、ユーザは、更新されたステータス情報の内容をよりすばやく正確に確認することができるようになる。
また、上記の発明において、一つの態様は、前記制御手段は、前記ステータス情報が更新された際に、ユーザに前記ステータスシートの出力を行うか否かの指示を促し、前記ユーザからのステータスシートの出力を行う旨の指示を受けた後に、前記ステータスシート出力指示を出すことを特徴とする。
更に、上記の発明において、一つの態様は、前記ステータス情報の更新が、前記画像形成要求を出すホスト装置からなされることを特徴とする。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用した画像形成装置の実施の形態例に係る構成図である。図1に示すプリンタ2が本実施の形態例に係る画像形成装置であり、ホストコンピュータ1からの印刷要求に基づいて紙などの印刷媒体に印刷を実行する。かかるプリンタ2は、ユーザが当該プリンタ2の設定を変更した際に、ユーザに複雑な操作をさせずに適切なステータスシート6を出力して、ユーザが設定内容を容易に且つすばやく確認できるようにしようとするものである。
図1に示すホストコンピュータ1は、プリンタ2に対して印刷要求を行なうホスト装置であり、ユーザ操作等に基づいて印刷対象の印刷データをプリンタ2に送信する。なお、ホストコンピュータ1は、所謂パーソナルコンピュータなどで構成することができる。図示していないが、ホストコンピュータ1内には、印刷要求元であるアプリケーションと、アプリケーションからの印刷要求に基づいてプリンタ2に送信する上記印刷データを生成するプリンタドライバが備えられる。
プリンタ2は、前記ホストコンピュータ1から送信される印刷データを受信して、ページ単位で印刷を実行するいわゆる4サイクルのレーザプリンタであり、図1に示すように、コントローラ3、エンジン4、及び操作部5が備えられている。コントローラ3には、I/F31、CPU32、ROM33、RAM34、不揮発性メモリ35、及びエンジンI/F36が備えられる。
I/F31は、ホストコンピュータ1から送信される前記印刷データを受信する部分であり、ROM33は、プリンタ2を制御するための各種プログラムを記憶する部分である。RAM34は、前記受信した印刷データ等を格納するメモリであり、エンジン4で印刷処理が行われる各ページの画像データは、ここからエンジンI/F36に引き渡される。
不揮発性メモリ35は、プリンタ2の電源がオフにされた際にも消去されずに記憶しておくべきデータを格納するRAMであり、ここに、プリンタ2に対する各種の設定内容(ステータス情報)が格納される。そして、格納されている設定内容のデータが、ステータスシート6の出力の際に用いられる。
図2は、不揮発性メモリ35に格納される設定内容のデータを例示した図である。図2に示す「メニュー項目」は、プリンタ2についての設定項目を分類する大項目であり、同時に、ユーザが操作する際に表示パネルに表示されるメニューの項目になっている。例えば、“給紙装置”というメニュー項目には、プリンタ2が印刷を行う用紙を収容するトレイやカセットなど用紙の供給に係る各部の設定項目が含まれる。
「設定項目」は、その名の通り、所定の内容を設定する各項目であり、図2に示すように、“カセット1用紙サイズ”など多数の項目が用意されている。「ステータス」は、その時点でプリンタ2に対して設定されている設定内容を表している。例えば、“カセット1用紙サイズ”という設定項目には、“A3”という内容が設定されている。これは、カセット1にはA3のサイズの用紙がセットされていることを意味している。かかる「ステータス」の内容がユーザによって変更されることになる。
また、「分類」は、これらのデータに基づいてステータスシート6を出力する際のグループ分けを示す情報である。本プリンタ2では、複数種類のステータスシート6、具体的には3種類のステータスシートA、B、及びCを出力するように設計されており、「分類」の“A”、“B”、及び“C”は、それぞれ、その項目に関してステータスシートA、B、及びCに含まれて出力されることを意味している。例えば、図2のメニュー項目が“給紙装置”であるステータ情報は、ステータスシートAに印字されて出力される。
CPU32は、本プリンタ2において行われる各種処理を制御する部分であるが、特に、ユーザとのインターフェースを形成する操作部5を制御する処理、及び、ステータスシート6を出力させる処理を司る。本プリンタ2では、ユーザが設定内容を変更する際の処理内容に特徴あり、その具体的な内容については後述する。なお、CPU32が実行する処理は、主に前記ROM33に記憶されたプログラムに従って行われるものである。
次に、エンジンI/F36は、エンジン4で印刷を実行する際に、所定のタイミングで前述したRAM34に格納されている画素データを読み出し、それらに所定の処理を施した後にエンジン4に引き渡す、コントローラ3とエンジン4とのインターフェースを司る部分である。
以上説明したコントローラ3の各部は、図1に示すように、相互にデータ授受可能に接続されている。
次に、エンジン4は、エンジンI/F36から出力されたデータに基づく印刷処理を実行し、用紙などの印刷媒体に対する画像形成を行う部分である。かかるエンジン4には、通常のレーザプリンタと同様に、帯電ユニット、露光ユニット、現像装置、転写ユニット等(図示せず)が備えられる。また、前記CPU32の指示を受けて、ステータスシート6の印刷処理も実行する。
また、操作部5は、ユーザがプリンタ2を操作するための部分であり、表示パネルや各種操作ボタン等で構成される。当該操作部5では、プリンタ2における印刷条件の設定など各種の設定行為が可能であると共に、ステータスシート6の出力指示も可能である。
以上説明したような構成を有する本実施の形態例に係るプリンタ2では、ホストコンピュータ1からの印刷要求があった場合など、通常の印刷処理を実行する場合には、従来と同様に処理が行われるが、ユーザが設定内容を変更する際の処理に特徴を有し、以下、かかる処理内容について具体的に説明する。
図3及び図4は、ユーザが設定内容を変更する際の処理内容について例示したフローチャートである。まず、ユーザが設定内容を変更する場合には、操作部5の表示パネルに表示される複数のメニューの中から、操作ボタンを用いて、設定内容を変更するための「プリンタ設定メニュー」を選択する(図3のステップS1)。その後、当該プリンタ設定メニューでの設定変更操作を行うので、当該メニューを終了させる操作は行わずに(図3のステップS2のNo)、変更しようとする設定項目を一つ選択してその内容を変更する操作を行う(図3のステップS3)。
かかる変更の操作が行われると、コントローラ3のCPU32は、変更された設定項目の内容を不揮発性メモリ35に記憶する(図3のステップS4)。すなわち、図2に例示したデータにおいて、今回変更された「設定項目」の「ステータス」を変更された内容に更新する。例えば、“カセット2用紙サイズ”の内容が“A4”であったものを“B4”に変更した場合には、そのように更新され、図2に示すようなデータとなる。
次に、CPU32は、今回変更された設定項目がステータスシートAに含まれる項目であるか否かをチェックする(図3のステップS5)。各設定項目は、予めどのステータスシート6に含まれるか定められており、CPU32は、図2の「分類」として記憶されている情報等などからかかるチェックを行う。その結果、ステータスシートAに含まれる項目である場合には(ステップS5のYes)、CPU32は、ステータスシートA印刷フラグなるものをRAM34内に立てる(図3のステップS6)。すなわち、ステータスシートAを印刷すべき旨の情報がRAM34に記憶される。
一方、ステータスシートAに含まれる項目でない場合には(ステップS5のNo)、今回変更された設定項目がステータスシートBに含まれる項目であるか否かをチェックし(図3のステップS7)、そうであれば(ステップS7のYes)、CPU32は、同様に、ステータスシートB印刷フラグをRAM34内に立てる(図3のステップS8)。
また、ステータスシートBに含まれる項目でない場合には(ステップS7のNo)、当該項目はステータスシートCに含まれることになるので(ステップS9のYes)、CPU32は、同様に、ステータスシートC印刷フラグをRAM34内に立てる(図3のステップS10)。
このように、変更された設定項目が属するいずれかのステータスシート6の印刷フラグが立てられると、一つの設定項目についての更新処理が終了し、処理がステップS2に戻る。
ここで、前述したプリンタ設定メニューを終了する操作がユーザによってなされるまで、前述したステップS3からの処理が繰り返し行われる(ステップS3〜S2)。すなわち、連続して他の設定項目についても更新処理が行われる。
そして、設定内容の変更操作が終了し、プリンタ設定メニューを終了する操作がなされると(ステップS2のYes)、図4のステップS11に処理が移行し、CPU32は、まず、RAM34内に前述したステータスシートA印刷フラグが立っているか否かを確認する。すなわち、ステータスシートAを印刷すべき旨の情報がRAM34に記憶されているかチェックする。
その結果、ステータスシートA印刷フラグが立っている場合には(ステップS11のYes)、CPU32は、エンジン4に対してステータスシートAを印刷すべき指示を出し、当該指示に基づいてエンジン4はステータスシートAを印刷し、ステータスシートAがプリンタ2から出力される(ステップS12)。ここで行われるエンジン4によるステータスシート6の印刷処理は、前述した不揮発性メモリ35内に記憶される更新後の設定内容を読み出して、予め定められたフォーマットで用紙に印字を行うことによって実行される。より具体的には、ここではステータスシートAを印刷するので、図2に示す設定項目のうち「分類」が“A”である全ての項目について格納されているデータを読み出して印字する。
図5は、出力されるステータスシートAの一例を示した図である。図5に示す例では、不揮発性メモリ35に記憶されているデータ(図2に示すデータ)と同様の形式で、“A”に属する各項目とその設定内容が印字されている。この出力により、ユーザは、設定内容変更後のその時点でのプリンタ2のステータスを確認することができる。
一方、ステータスシートA印刷フラグが立っていない場合(ステップS11のNo)と、前記ステップS12が完了した後は、ステップS13に処理が移行し、CPU32は、RAM34内にステータスシートB印刷フラグが立っているか否かを確認する。この場合にも、当該フラグが立っている場合には(ステップS13のYes)ステータスシートAの場合と同様に、ステータスシートBの印刷がエンジン4に指示されて印刷処理が実行される(ステップS14)。
また、当該フラグが立っていない場合(ステップS13のNo)とステップS14の終了後は、処理がステップS15に移行する。ここでも同様に、RAM34内にステータスシートC印刷フラグが立っているか否かが確認され、当該フラグが立っている場合には(ステップS15のYes)、ステータスシートCの印刷がエンジン4に指示されて印刷処理が実行される(ステップS16)。
当該フラグが立っていない場合(ステップS15のNo)、あるいは前記ステップS16が完了した場合には、一連の設定内容変更処理が終了する。
以上説明した設定内容変更処理においては、ユーザが変更操作をした後に、変更した項目に関連するステータスシート6が自動的にプリンタ2から出力されることとなるが、ステータスシート6の出力についてユーザの意思を確認してから出力するようにしてもよい。
図6は、かかる場合の処理内容を例示したフローチャートである。図4に基づいて説明した前述の態様では、各ステータスシート6の印刷フラグが立っていることが確認されれば、そのままそのステータスシート6の印刷を実行したが、図6に示す場合には、各ステータスシート6の印刷フラグが立っていることが確認された場合に(図6のステップS21、S25、及びS29のYes)、まず、ステータスシート6を印刷するか否かの確認を促すメッセージを操作部5の表示パネルに表示する(ステップS22、S26、及びS30)。
そして、当該表示に応答してユーザが印刷の実行ボタンを押した場合には(ステップS23、S27、及びS31のYes)、各ステータスシート6の印刷を実行し(ステップS24、S28、及びS32)、実行ボタンが押されない場合には(ステップS23、S27、及びS31のNo)、ステータスシート6の印刷を行わない。
このような態様とすることにより、ユーザが必要としない時にもステータスシート6を出力してしまうことを防ぐことができる。
また、ステータスシート6の出力の際に、その時の設定内容変更処理で変更された内容の印刷表現を他の内容と変えるようにしてもよい。図7は、かかる場合の出力例を示した図である。図7に示す例は、ユーザによって“カセット2用紙サイズ”と“解像度”について設定内容が変更された場合であり、その際に出力されるステータスシート6では、変更されたこれら2項目の内容だけが四角で囲われ(図7のa部)、他の部分と異なる表現とされている。かかる印刷表現の変更は、設定内容が変更された際にそのステータスシート6の印刷フラグを立てる時に合わせて内容が変更された設定項目の変更フラグを立てておき、ステータスシート6の印刷時にRAM34に立てられた当該変更フラグに基づいて印刷表現を変えることによって実現できる。
このように印字表現を変えることにより、今回変更された内容がわかりやすくなり、ユーザは、自分が変更した設定内容をすばやく且つ間違えることなく確認することができるようになる。なお、かかる表現の変更方法としては、図7に示した例に限らず、変更された内容の印字色を変更する、変更された内容の部分を網掛けする、あるいは、変更された内容を太字で表現するなど他の方法を用いても構わない。
また、前述の実施の形態例では、設定内容の変更操作をプリンタ2に備えられた操作部5から行ったが、かかる操作をホストコンピュータ1から行うようにしてもよい。この場合には、設定内容変更のためのアプリケーションがホストコンピュータ1に備えられ、当該アプリケーションが提供するインターフェース画面に対してユーザが所定の操作を行って、所望の項目について設定内容の変更を行う。
変更された内容についての情報はプリンタ2側に送信されて、適宜設定の変更が行われる。そして、その後の不揮発性メモリ35への変更内容の記憶(図3のステップS4)、ステータスシート6の印刷フラグ立て(図3のステップS6、S8、S10)、及び印刷フラグに基づく印刷の実行(図4のステップS12、S14、S16)については、前述の内容と同様に行われる。
なお、設定内容の変更操作が終了した時点でステータスシート6を出力する制御は、予めプリンタ2側に設定されていてもよいが、ホストコンピュータ1が前記設定内容変更のためのアプリケーションを終了するときに、変更された設定内容が印刷されるステータスシート6を印刷する旨のコマンドをプリンタ2側へ送信するようにしてもよい。なお、この設定内容変更のためのアプリケーションは、処理内容を指示するプログラムとその指示に従って処理を実行する制御装置で構成することができる。
以上説明したように、本実施の形態例に係るプリンタ2では、ユーザがプリンタ2の設定内容を変更した際に、変更した内容を含むステータスシート6が自動的に印刷されて出力される。従って、ユーザは、出力されたステータスシート6により、自分が変更した設定項目の内容が正しく反映されているかということ、及びその時点でのプリンタ2の各種ステータスをすばやく確認することができる。さらに、ステータスシート6は自動的に出力されるので、ユーザは、階層構造のメニューから所望のステータスシート6を出力させるためのメニューを探し出して操作するという煩わしさから解放される。
また、前述のように、設定内容の変更操作の後にステータスシート6を出力するか否かをユーザに確認するようにしてもよい。この場合には、ステータスシート6の出力が必要でないときにも出力してしまうという無駄を省くことができ、また、かかる確認の操作も容易でありユーザを煩わすことはない。
また、前述のように、出力されるステータスシート6において、今回変更された内容について、印刷の表現を他の内容と変更するようにしてもよい。これにより、今回変更した内容について、よりすばやくかつ正確に確認が行えるようになる。
さらに、本プリンタ2では、設定内容の変更をホストコンピュータ1側から行えるようにすることもでき、より利便性を向上できる。
また、本プリンタ2では、複数種類のステータスシート6を有し、設定内容の変更操作後に出力されるのは、変更した内容が含まれるステータスシート6である。従って、無駄に多くの出力をしてしまうことを避けられ、かつ、前述の通り自動的に出力されるので、複数種類の中から選ぶ操作をする必要もない。
なお、プリンタ2の設定項目があまり多くない場合などには、ステータスシート6を1種類としてもよい。この場合には、ユーザが設定内容の変更を1項目でも行った場合には、1種類のステータスシート印刷フラグを立て、ユーザがプリンタ設定メニューを終了した際には、そのステータスシート印刷フラグの有無に基づいてステータスシート6の印刷を行う。
また、本実施の形態例に係るプリンタ2は、4サイクルのレーザプリンタであったが、本発明は、タンデム式のレーザプリンタやインクジェット式のプリンタなど他の方式のプリンタにも適用することができる。
また、本発明は、プリンタ以外の例えばファクシミリ装置や複写機などにも適用することができる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
1 ホストコンピュータ、 2 プリンタ、 3 コントローラ、 4 エンジン(出力手段)、 5 操作部(操作手段)、 6 ステータスシート 31 I/F、 32 CPU(制御手段)、 33 ROM、 34 RAM、 35 不揮発性メモリ(記憶手段)、 36 エンジンI/F
Claims (6)
- 画像形成要求に基づいて印刷媒体に対して画像形成を行う画像形成装置であって、
当該画像形成装置の各種の状態を表すステータス情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段が格納する前記ステータス情報を前記印刷媒体に印刷したステータスシートを、ステータスシート出力指示に従って生成し、出力する出力手段と、
前記記憶手段が格納する前記ステータス情報が更新された際に、前記ステータスシート出力指示を出して、前記出力手段に前記ステータスシートを出力させる制御手段とを有する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
更に、ユーザが前記画像形成装置の操作をするための操作手段を有し、
前記記憶手段が格納するステータス情報が更新された際とは、前記操作手段を用いてユーザが前記記憶手段に格納されるステータス情報を変更する操作を終了した際である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1あるいは請求項2において、
前記記憶手段に格納されるステータス情報は複数のグループに分類されており、
前記制御手段は、前記ステータス情報が更新された際に、当該更新されたステータス情報が含まれる前記グループのステータス情報を印刷したステータスシートの前記出力指示を出す
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、
前記ステータス情報が更新された際に前記出力手段から出力されるステータスシートにおける、前記更新されたステータス情報の表現が、他のステータス情報の表現と異なる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、
前記制御手段は、前記ステータス情報が更新された際に、ユーザに前記ステータスシートの出力を行うか否かの指示を促し、前記ユーザからのステータスシートの出力を行う旨の指示を受けた後に、前記ステータスシート出力指示を出す
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1において、
前記ステータス情報の更新が、前記画像形成要求を出すホスト装置からなされる
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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