JP2008306653A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外部メモリの所有者にとって、使い勝手の良いユーザインタフェースを提供する。
【解決手段】 操作履歴はリムーバブルメディア等の外部メモリに記憶し、その操作履歴からユーザインタフェースを変更する。
【選択図】 図1
【解決手段】 操作履歴はリムーバブルメディア等の外部メモリに記憶し、その操作履歴からユーザインタフェースを変更する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像処理装置及び画像処理装置のユーザインタフェース提供方法に関し、詳細には、デジタル複合機などの多機能な画像処理装置におけるユーザインタフェースに関する。
近年、オフィスなどにおいて使用される複写機やプリンタなどの様々な機能を1台に組み込む複合化が進められている。複写機の内部に画像処理機能を有するプリンタコントローラを組み込み、1台で複写機とプリンタとの両方の機能を有するデジタル複合機と呼ばれる画像処理装置が市場で発売されている。このような複合機には、ファクシミリ機能などが更に追加され多機能化が進んでいる。
そのため、デジタル複合機の機能が増え、操作が複雑になるに従って、操作の容易なユーザインタフェースを提供するのが難しくなりつつある。
このような問題を解決するために、ユーザの操作履歴を記憶し、その履歴に基づいて新しいユーザインタフェースを作成することが提案されている。
特開2005-123866号公報
しかしながら、デジタル複合機はオフィスなどに設置されて複数のユーザが使用する場合がほとんどであるので、その操作履歴からユーザインタフェースを変更しても、ユーザ毎の使い勝手の良いユーザインタフェースを提供することが困難であった。
原稿を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段で読み取った原稿の画像を印刷する印刷手段と、外部記憶装置を解除可能に接続するための接続手段と、前記接続手段に接続された外部記憶装置の記憶情報を読み込み可能な記憶情報読み込み手段と、前記接続手段に接続された外部記憶装置に記憶情報を書き込み可能な記憶情報書き込み手段と、表示パネルを含み、ユーザが操作するための操作手段と、前記操作手段に対してユーザが行った操作の履歴を前記外部記憶装置に記憶する操作履歴記憶手段と、前記操作履歴記憶手段に記憶された操作の履歴に基づいて前記操作手段の表示パネルの表示を変更する表示変更手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
操作履歴はリムーバブルメディア等の外部メモリに記憶し、その操作履歴からユーザインタフェースを変更するので、外部メモリの所有者にとって使い勝手の良いユーザインタフェースを提供することができる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
図1は、本発明を適用可能な画像形成装置の構成を説明する斜視図であり、例えば本実施形態を適用するに好適なマルチファンクションプリンタ(以下、MFPと呼ぶ)の構成例である。なお、MFPのプリント方式は、レーザビームプリンタ等の電子写真方式に限られるものではなく、他のプリント方式のMFPでも良い。
MFP100は、USB差込口やカードリーダ部であるリムーバブルメディアI/F112を有している。このリムーバブルメディアI/F112にUSBメモリ等のリムーバブルメディアを接続することにより、外部記憶装置とMFP100間で、双方向の記憶情報の送受信が可能となる。
MFP100は、操作パネル111を備えており、ユーザ操作による、各種の指示や、文字、数字などのデータの入力を受け付ける操作部と、ユーザに対する指示メニューや取得した画像に関する情報などを表示する液晶などからなるディスプレイを有している。
また、MFP100は、原稿を光学的に読み取って画像データを得るスキャナ部114と、画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷する印刷部113とを備えている。
図2は本実施形態におけるMFP300のハードウエア構成を示すブロック図である。
図2のMFP300において、311はプリンタCPUで、ROM313プログラムROM領域に記憶された制御プログラム、或いはハードディスク等のハードディスク323に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス314に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御したり、印刷部インタフェース316を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)320に出力情報としての画像信号を出力したり、スキャナ部I/F317を介して接続されるスキャナ部(スキャナエンジン)321からの入力情報を処理したりする。また、このROM313のプログラム用ROMには、本実施形態におけるフローチャートで示されるようなCPU311の制御プログラム等を記憶しても良い。
ROM313のフォントROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM313のデータROMにはハードディスク等のハードディスク323が無いプリンタの場合には、ホストコンピュータ211上で利用される情報等を記憶している。
CPU311はネットワークI/F315を介してホストコンピュータ211との通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ211に通知可能に構成されている。また、ネットワークI/F315は、ネットワーク通信路319に接続されインターネット200へのアクセスが可能に構成されている。
312は前記CPU311の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
なお、RAM312は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述したハードディスク(HD)、メモリカード等のハードディスク323は、メモリコントローラ(MC)318によりアクセスを制御される。
また、ハードディスク323は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、前述した外部メモリは1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていても良い。
322は操作パネルで、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作パネル322からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。CPU311は、ユーザの操作パネル322の操作履歴をRAM312の環境データ格納領域に一時的に記憶する。また、CPU311は、RAM312に保存された操作履歴から操作パネル322の表示を変更する。
321は原稿読み取り部(スキャナ部)で、原稿等を読み取り、スキャナI/F部317を介して出力として画像データを生成する。
319はネットワークで、ホストコンピュータ211と同等のハードウエア資源を備えるホストコンピュータ211と所定のプロトコルで通信可能に構成されている。
リムーバブルメディアI/F324はUSB差込口やカードリーダ部である。外部記憶装置の記憶情報、例えば画像データを記憶するUSBメモリやメモリカード等のリムーバブルメディア325の挿入有無を検知する検知部と、リムーバブルメディア325の挿入状態を検知してCPU311に通知する機能を備えている。上述の通知を受けたCPU311は、リムーバブルメディア325を使用した機能の制御を行う。例えば、リムーバブルメディア325に記憶されている画像データを印刷部320で直接読み出して印刷すること(ダイレクトプリント)や、スキャナ部321からの情報をリムーバブルメディア325に保存する機能(スキャンToメモリ)等のリムーバブルメディア325を使用する機能を操作パネル322に表示する制御を行う。また、CPU311は、リムーバブルメディア325から操作履歴を読み出し、RAM312に格納する。なお、リムーバブルメディアI/F324におけるカードリーダ部は、いわゆる複数の規格化されているメディアに対応したメモリスロットで構成される。よって、メモリカードに換えて、例えばICメモリ等より画像データを読み出し可能に構成されていても、本発明を適用可能である。
なお、上述の外部記憶装置に記憶される情報は、例えばユーザがホストコンピュータにインストールされたアプリケーションを実行して作成されたデータファイルである。例えば、イメージデータ、グラフィックスデータ、テキストデータ、あるいはこれらの組み合わせデータを含む各種のデータやデジタルカメラで撮像された撮像データを含むものとする。さらに、MFP300の操作履歴が、MFP300と対応付けて記憶されている。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置及び画像形成装置のユーザインタフェース提供方法のための、操作履歴を示す図である。
401は、リムーバブルメディアを使用する機能等の特定の機能を示す。402は、ユーザインタフェースを変更するための優先順位を示す。403は、401の次に行われた操作の具体的な内容を示し、404は403の使用回数を示す。405は、403が最後に使用された日時を示す。
図4は、本実施形態に係る画像形成装置及び画像形成装置のユーザインタフェース提供方法のための、操作履歴の保存手順の一例を示すフローチャートである。図2に示したCPU311がROM313やハードディスク323に記憶された制御プログラムに基づいて、リムーバブルメディアI/F324に装着されるメディアに操作履歴を記憶する手順に対応する。なお、(1001)〜(1008)は各ステップを示し、各ステップは図2に示したCPU311がROM313やハードディスク323に記憶された制御プログラムをRAM312にロードして実行することで実現される。なお、本MFP300のCPU311の実行するソフトウエアは、複数の処理タスクが並列的に動作するマルチタスクのソフトウエア構造となっている。
まず、ステップ(1001)において、MFP300のCPU311は、リムーバブルメディアI/F324からの検知信号をモニタしてユーザによりリムーバブルメディア325が挿入されたことを検知する。そして、ステップ(1002)において、MFP300のCPU311は、自機の操作履歴がリムーバブルメディア325内に記憶されているかをチェックする。自機の操作履歴か判断する手段は、操作履歴400を自機のシリアルナンバー等の固有の情報を対応付けて記憶することによって可能となる。
自機の操作履歴が記憶されていると判断された場合は、ステップ(1003)へ進み、ステップ(1003)において、CPU311は操作履歴をRAM312へ読み出す。
記憶されていないと判断された場合は、ステップ(1004)へ進み、ステップ(1004)において、CPU311は操作履歴をRAM312に新規作成する。
そして、ステップ(1005)において、CPU311は特定の操作が行われたかを判断し、行われた場合はステップ(1006)へ進み、行われていない場合はステップ(1005)へ戻る。
ステップ(1006)において、次の操作が行われたかを判断し、行われた場合はステップ(1007)へ進み、行われていない場合は、処理を終了する。
ステップ(1007)において、CPUはステップ(1005)で行われた操作とステップ(1006)で行われた操作を対応付けて、操作履歴400を更新する。
そして、ステップ(1008)において、CPU311は操作履歴400をリムーバブルメディア325に保存し、タスクを終了する。
以上により、MFP300における操作履歴をリムーバブルメディア325の所有者毎に保存することができる。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置及び画像形成装置のユーザインタフェース提供のための、メニューの優先表示手順の一例を示すフローチャートである。図2に示したCPU311がROM313やハードディスク323に記憶された制御プログラムに基づいて、リムーバブルメディアI/F324に装着されるメディアに操作履歴を記憶する手順に対応する。なお、(2001)〜(2006)は各ステップを示し、各ステップは図2に示したCPU311がROM313やハードディスク323に記憶された制御プログラムをRAM312にロードして実行することで実現される。なお、本MFP300のCPU311の実行するソフトウエアは、複数の処理タスクが並列的に動作するマルチタスクのソフトウエア構造となっている。
まず、ステップ(2001)において、MFP300のCPU311は、リムーバブルメディアI/F324からの検知信号をモニタしてユーザによりリムーバブルメディア325が挿入されたことを検知する。そして、ステップ(2002)において、MFP300のCPU311は、自機の操作履歴がリムーバブルメディア325内に記憶されているかをチェックする。自機の操作履歴か判断する手段は、操作履歴400を自機のシリアルナンバー等の固有の情報を対応付けて記憶することによって可能となる。
自機の操作履歴が記憶されていると判断された場合は、ステップ(2003)へ進み、ステップ(2003)において、CPU311は操作履歴をRAM312へ読み出す。
記憶されていないと判断された場合は、タスクを終了する。
ステップ(2005)において、CPU311は図4のFAXアーカイブ設定401等の特定の操作が行われたかを判断し、行われた場合はステップ(2006)へ進み、行われていない場合はタスクを終了する。
ステップ(2006)において、優先順位402の順にUIメニューを表示するように変更し、タスクを終了する。
311 CPU
313 ROM
323 ハードディスク
324 リムーバブルメディアI/F(ユーザが使用可能なI/F)
325 リムーバブルメディア(ユーザにより挿入される)
313 ROM
323 ハードディスク
324 リムーバブルメディアI/F(ユーザが使用可能なI/F)
325 リムーバブルメディア(ユーザにより挿入される)
Claims (3)
- 原稿を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段で読み取った原稿の画像を印刷する印刷手段と、外部記憶装置を解除可能に接続するための接続手段と、前記接続手段に接続された外部記憶装置の記憶情報を読み込み可能な記憶情報読み込み手段と、前記接続手段に接続された外部記憶装置に記憶情報を書き込み可能な記憶情報書き込み手段と、表示パネルを含み、ユーザが操作するための操作手段と、前記操作手段に対してユーザが行った操作の履歴を前記外部記憶装置に記憶する操作履歴記憶手段と、前記操作履歴記憶手段に記憶された操作の履歴に基づいて前記操作手段の表示パネルの表示を変更する表示変更手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
- 前記操作履歴記憶手段は、画像処理装置の情報と対応付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記操作履歴記憶手段は、機能毎にその次にそれぞれの機能が選択された回数を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007154136A JP2008306653A (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | 画像処理装置 |
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JP2007154136A Pending JP2008306653A (ja) | 2007-06-11 | 2007-06-11 | 画像処理装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102739900A (zh) * | 2011-04-13 | 2012-10-17 | 夏普株式会社 | 图像输出系统 |
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2007
- 2007-06-11 JP JP2007154136A patent/JP2008306653A/ja active Pending
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US10701226B2 (en) | 2011-04-13 | 2020-06-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image output system having a customized user interface |
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