JP2011250210A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジョブの処理の能力を従来より向上することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 MFPは、画像メモリにおいて複数の役割に対して領域を割り当てる領域割当部20aと、領域割当部20aによって割り当てられた領域を使用してジョブを処理するジョブ処理部20bと、画像メモリにおける領域の配分が異なりジョブの種類毎に設定された複数のモードから1つのモードを受け付けるモード受付部20cと、ジョブ処理部20bによって処理されたジョブの履歴を保存する不揮発記憶装置31と、不揮発記憶装置31によって保存された履歴に基づいて複数のモードから1つのモードを選択するモード選択部20dと、モード選択部20dによって選択されたモードを利用者に通知するモード通知部20eとを備えており、領域割当部20aは、モード受付部20cによって受け付けられたモードで領域を割り当てることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ジョブの処理を制御することができる画像形成装置に関する。
従来、ジョブの処理を制御することができる画像形成装置として、ジョブを生成したサービスに応じてジョブの処理の優先度を変えることができ、この優先度をどのように変えるかを利用者の希望に沿って設定することができるデジタルコピーシステムが知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開平10−289074号公報 特開平10−320156号公報
しかしながら、従来のデジタルコピーシステムは、利用者の指示に応じてジョブの処理の順番を制御しているのみであり、ジョブの処理の能力自体に変化がない。
そこで、本発明は、ジョブの処理の能力を従来より向上することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、画像の処理に使用される画像メモリと、前記画像メモリにおいて複数の役割に対して領域を割り当てる領域割当手段と、前記領域割当手段によって割り当てられた前記領域を使用してジョブを処理するジョブ処理手段と、前記画像メモリにおける前記領域の配分が異なり前記ジョブの種類毎に設定された複数のモードを記憶するモード記憶手段と、前記モード記憶手段によって記憶された前記複数のモードから1つのモードを受け付けるモード受付手段と、前記ジョブ処理手段によって処理された前記ジョブの履歴を保存する履歴保存手段と、前記履歴保存手段によって保存された前記履歴に基づいて前記複数のモードから1つのモードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段によって選択された前記モードを利用者に通知するモード通知手段とを備えており、前記領域割当手段は、前記モード受付手段によって受け付けられた前記モードで前記領域を割り当てることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、画像メモリにおいて複数の役割に対して割り当てられる領域の配分を利用者の指示に応じて変更するので、ジョブの処理の能力をジョブの種類に応じて変更することができる。したがって、本発明の画像形成装置は、ジョブの処理の能力を従来より向上することができる。また、本発明の画像形成装置は、履歴に基づいて選択した適切なモードを利用者に通知するので、適切なモードを利用者に容易に指示させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、画像の処理に使用される画像メモリと、前記画像メモリにおいて複数の役割に対して領域を割り当てる領域割当手段と、前記領域割当手段によって割り当てられた前記領域を使用してジョブを処理するジョブ処理手段と、前記画像メモリにおける前記領域の配分が異なり前記ジョブの種類毎に設定された複数のモードを記憶するモード記憶手段と、前記ジョブ処理手段によって処理された前記ジョブの履歴を保存する履歴保存手段と、前記履歴保存手段によって保存された前記履歴に基づいて前記複数のモードから1つのモードを選択するモード選択手段とを備えており、前記領域割当手段は、前記モード選択手段によって選択された前記モードで前記領域を割り当てることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、画像メモリにおいて複数の役割に対して割り当てられる領域の配分をジョブの履歴に応じて変更するので、ジョブの処理の能力をジョブの種類に応じて変更することができる。したがって、本発明の画像形成装置は、ジョブの処理の能力を従来より向上することができる。また、本発明の画像形成装置は、履歴に基づいて選択した適切なモードで自動的に領域を割り当てるので、利用者にモードを指示させる構成と比較して、利用者の利便性を向上することができる。
本発明の画像形成装置は、ジョブの処理の能力を従来より向上することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るMFPのブロック図である。 図1に示すコントローラの機能を示すブロック図である。 利用者にモードを通知するときの図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 利用者によってモードが指示されたときの図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るMFPのコントローラの機能を示すブロック図である。 画像メモリにおける領域の割り当てを実行するときの本発明の第2の実施の形態に係るMFPの動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るMFP10のブロック図である。
図1に示すように、MFP10は、MFP10全体を制御するコントローラ20と、MFP10が実行したジョブの履歴を保存する本発明の履歴保存手段としての不揮発記憶装置31と、種々の情報を表示する表示パネル32と、利用者によって種々の操作が入力される操作部33と、用紙に印刷を実行するプリントエンジン34と、原稿を読み込んで画像データを生成する読込デバイスであるスキャナ35と、PC(Personal Computer)などの図示していない外部の装置とLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して通信を行うためのネットワーク通信部36と、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの外部の記憶装置と接続するための外部メモリ接続部37とを備えている。
コントローラ20は、CPU(Central Processing Unit)21と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)22と、CPU21の作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)23とを備えている。CPU21は、ROM22に記憶されているプログラムを実行することによってコントローラ20を動作させる演算処理装置である。RAM23は、CPU21によってプログラムが実行されるときにプログラムや各種のデータを一時的に記憶するようになっている。RAM23には、画像の処理に使用される画像メモリ23aが確保されるようになっている。
不揮発記憶装置31は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの記憶デバイスである。
表示パネル32は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである。
操作部33は、例えば、表示パネル32とともにタッチパネルを形成するボタンなどの入力デバイスである。
プリントエンジン34は、例えば、スキャナ35によって生成された画像データや、外部の装置からネットワーク通信部36を介して受信された印刷データや、外部の記憶装置から外部メモリ接続部37を介して受信されたデータなどの各種のデータを印刷する印刷デバイスである。
スキャナ35は、自動的に連続して原稿を読み込むことができる機能を有している。
ネットワーク通信部36は、例えば、スキャナ35によって生成された画像データを外部の装置に送信したり、プリントエンジン34で印刷されるための印刷データを外部の装置から受信したりするようになっている。
外部メモリ接続部37は、例えば、スキャナ35によって生成された画像データを外部の記憶装置に送信したり、プリントエンジン34で印刷されるためのデータを外部の記憶装置から受信したりするようになっている。
図2は、コントローラ20の機能を示すブロック図である。なお、図2においては、コントローラ20の機能のうち、表示パネル32、操作部33、プリントエンジン34、スキャナ35、ネットワーク通信部36および外部メモリ接続部37に関する機能について省略している。
図2に示すように、コントローラ20は、画像メモリ23aにおいて複数の役割に対して領域を割り当てる本発明の領域割当手段としての領域割当部20aと、領域割当部20aによって割り当てられた領域を使用してジョブを処理する本発明のジョブ処理手段としてのジョブ処理部20bとして機能するようになっている。
領域割当部20aによって割り当てられる領域としては、例えば、「スキャナワークメモリ」、「受信データ処理メモリ」、「編集処理メモリ」、「プリンタ描画用メモリ」などがある。なお、領域割当部20aによって割り当てられる領域としては、ここに示したものに限られるものではない。
「スキャナワークメモリ」は、スキャナ35による読み込みに関するジョブ処理部20bにおける入力の処理速度と、ジョブ処理部20bにおける編集または出力の処理速度との速度差を吸収する役割のバッファメモリ領域である。ジョブ処理部20bがスキャナ35によって画像を読み込む処理速度は、スキャナ35によって読み込まれた画像データをジョブ処理部20bが編集したり、ジョブ処理部20bが不揮発記憶装置31に記憶させたりする処理速度より速い。したがって、ジョブ処理部20bは、スキャナ35による読み込みを行う場合、スキャナワークメモリを使用する必要がある。
「受信データ処理メモリ」は、ネットワーク通信部36を介した受信に関するジョブ処理部20bにおける入力の処理速度と、ジョブ処理部20bにおける編集または出力の処理速度との速度差を吸収する役割のバッファメモリ領域である。ジョブ処理部20bがネットワーク通信部36によって外部の装置からデータを受信する処理速度は、ネットワーク通信部36によって受信されたデータをジョブ処理部20bが編集したり、ジョブ処理部20bが不揮発記憶装置31に記憶させたりする処理速度より速い。したがって、ジョブ処理部20bは、ネットワーク通信部36を介した受信を行う場合、受信データ処理メモリを使用する必要がある。
「編集処理メモリ」は、ジョブ処理部20bが画像データを回転したり、オーバーレイしたりして編集するときに、その画像データを記憶する役割のメモリ領域である。したがって、ジョブ処理部20bは、画像データを編集する場合、編集処理メモリを使用する必要がある。
「プリンタ描画用メモリ」は、外部の装置から受信した印刷データをジョブ処理部20bがインタプリトして、描画データを生成するときに、そのデータを記憶する役割のメモリ領域である。したがって、ジョブ処理部20bは、印刷データをインタプリトする場合、プリンタ描画用メモリを使用する必要がある。
ここで、ROM22は、画像メモリ23aにおける領域の配分が異なりジョブの種類毎に設定された複数のモードを記憶しており、本発明のモード記憶手段を構成している。ROM22に記憶されているモードとしては、画像メモリ23aにおいて複数の役割に対して割り当てられる領域の配分がプリントのジョブ(以下「PRNジョブ」という。)よりコピーのジョブ(以下「Copyジョブ」という。)に適した配分である「コピー優先モード」と、画像メモリ23aにおいて複数の役割に対して割り当てられる領域の配分がCopyジョブよりPRNジョブに適した配分である「プリント優先モード」と、画像メモリ23aにおいて複数の役割に対して割り当てられる領域の配分がCopyジョブおよびPRNジョブの双方に同程度に適した配分である「マルチジョブモード」とがある。
ここで、Copyジョブとは、スキャナ35によって生成された画像データをプリントエンジン34で印刷するジョブである。また、PRNジョブとは、外部の装置からネットワーク通信部36を介して受信された印刷データや、外部の記憶装置から外部メモリ接続部37を介して受信されたデータをプリントエンジン34で印刷するジョブである。
「コピー優先モード」は、例えば、Copyジョブにおいて一回で作成することができる部数の最大値が「プリント優先モード」および「マルチジョブモード」よりも上がる、Copyジョブにおいてスキャナ35によって一度に自動的に連続して読み込むことができる原稿の枚数の最大値が「プリント優先モード」および「マルチジョブモード」よりも上がる、Copyジョブにおいて「プリント優先モード」および「マルチジョブモード」ではできない画像合成などの編集操作ができる、などの利点がある。「コピー優先モード」は、例えば、画像メモリ23aにおいて「スキャナワークメモリ」や「編集処理メモリ」が「プリント優先モード」および「マルチジョブモード」よりも多く配分されるモードである。
「プリント優先モード」は、例えば、PRNジョブにおいて印刷可能な文書のサイズが「コピー優先モード」および「マルチジョブモード」よりも上がる、PRNジョブにおいて印刷速度が「コピー優先モード」および「マルチジョブモード」よりも上がる、PRNジョブにおいて印刷を保留することができるジョブのサイズが「コピー優先モード」および「マルチジョブモード」よりも上がる、などの利点がある。「プリント優先モード」は、例えば、画像メモリ23aにおいて「受信データ処理メモリ」や「プリンタ描画用メモリ」が「コピー優先モード」および「マルチジョブモード」よりも多く配分されるモードである。
「マルチジョブモード」は、Copyジョブにおいて「コピー優先モード」以下であるが「プリント優先モード」以上である性能を発揮することができ、PRNジョブにおいて「プリント優先モード」以下であるが「コピー優先モード」以上である性能を発揮することができる。「マルチジョブモード」は、例えば、画像メモリ23aにおいて「受信データ処理メモリ」や「プリンタ描画用メモリ」が「コピー優先モード」よりも多く配分され、「スキャナワークメモリ」や「編集処理メモリ」が「プリント優先モード」よりも多く配分されるモードである。
コントローラ20は、ROM22によって記憶された複数のモードから1つのモードを受け付ける本発明のモード受付手段としてのモード受付部20cと、不揮発記憶装置31によって保存された履歴に基づいて複数のモードから1つのモードを選択する本発明のモード選択手段としてのモード選択部20dと、モード選択部20dによって選択されたモードを利用者に通知する本発明のモード通知手段としてのモード通知部20eとして機能するようになっている。
次に、MFP10の動作について説明する。
ジョブ処理部20bは、CopyジョブやPRNジョブを処理すると、処理したジョブの履歴を不揮発記憶装置31に保存する。ここで、不揮発記憶装置31に保存された履歴には、Copyジョブ、PRNジョブなどのジョブの種類も含まれている。
図3は、利用者にモードを通知するときのMFP10の動作のフローチャートである。
MFP10は、所定の時期に図3に示す処理を実行する。この時期は、1週間毎や1ヶ月毎など、任意に設定されることができる。
図3に示すように、コントローラ20のモード選択部20dは、不揮発記憶装置31によって保存された履歴に基づいて複数のモードから1つのモードを選択する(S51)。例えば、モード選択部20dは、1週間や1ヶ月など、所定の期間におけるジョブの処理回数をジョブの種類毎に比較し、Copyジョブの処理回数がPRNジョブの処理回数よりも多いとき、利用者によって主に利用されているジョブがCopyジョブであると判断して「コピー優先モード」を選択し、PRNジョブの処理回数がCopyジョブの処理回数よりも多いとき、利用者によって主に利用されているジョブがPRNジョブであると判断して「プリント優先モード」を選択する。モード選択部20dは、Copyジョブの処理回数と、PRNジョブの処理回数とが所定の回数の差しかないとき、利用者によってCopyジョブおよびPRNジョブが同程度利用されていると判断して「マルチジョブモード」を選択するようになっていても良い。なお、モード選択部20dが履歴に基づいてモードを選択する基準は、上述した基準以外の基準であっても良い。例えば、モード選択部20dは、モードを選択する基準として、ジョブの処理回数に加えて、または、ジョブの処理回数に代えて、ジョブの種類毎の印刷枚数を利用するようになっていても良い。
次いで、コントローラ20のモード通知部20eは、モード選択部20dによって選択されたモードをMFP10の管理者などの利用者に通知する(S52)。この通知の方法としては、例えば、利用者のPCに電子メールなどの通信手段によって通知する方法や、表示パネル32に表示する方法がある。また、通知の内容としては、「コピー優先モード」、「プリント優先モード」、「マルチジョブモード」のように直接的にモードを通知するものであっても良いし、「Copyジョブの利用頻度が高い」、「PRNジョブの利用頻度が高い」、「CopyジョブおよびPRNジョブの利用頻度は同程度である」のように間接的にモードを通知するものであっても良い。利用者は、「Copyジョブの利用頻度が高い」と通知されたときには「コピー優先モード」が適切であると認識することができ、「PRNジョブの利用頻度が高い」と通知されたときには「プリント優先モード」が適切であると認識することができ、「CopyジョブおよびPRNジョブの利用頻度は同程度である」と通知されたときには「マルチジョブモード」が適切であると認識することができる。
コントローラ20による図3に示す処理によって、利用者は、MFP10の利用状況に応じた適切なモードを認識することができる。したがって、利用者は、適切なモードへの変更をMFP10に指示することができる。この指示の方法としては、操作部33から指示する方法、Web、SNMP(Simple Network Management Protocol)、PJL(Printer Job Language)などのコマンド、WSDL(Web Services Description Language)などを使用してネットワーク通信部36を介して外部の装置から指示する方法などがある。
図4は、利用者によってモードが指示されたときのMFP10の動作のフローチャートである。
利用者によってモードが指示されると、モード受付部20cは、図4に示すように、ROM22によって記憶された複数のモードから利用者によって指示されたモードを受け付ける(S61)。
次いで、領域割当部20aは、モード受付部20cによって受け付けられたモードで画像メモリ23aにおける領域を割り当てる(S62)。
そして、MFP10は、図4に示す処理の後、再起動されることによって、領域割当部20aによる変更を有効にする。その後、ジョブ処理部20bは、領域の配分が変更された画像メモリ23aを使用してジョブを処理することになる。
以上に説明したように、MFP10は、画像メモリ23aにおいて複数の役割に対して割り当てられる領域の配分を利用者の指示に応じて変更するので、ジョブの処理の能力をジョブの種類に応じて変更することができる。したがって、MFP10は、ジョブの処理の能力を従来より向上することができる。
また、MFP10は、履歴に基づいて選択した適切なモードを利用者に通知するので、適切なモードを利用者に容易に指示させることができる。
(第2の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る画像形成装置としてのMFPの構成について説明する。
本実施の形態に係るMFPの構成のうち、第1の実施の形態に係るMFP10(図1参照。)の構成と同様の構成については、MFP10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、本実施の形態に係るMFPのコントローラ120の機能を示すブロック図である。なお、図5においては、コントローラ120の機能のうち、表示パネル32、操作部33、プリントエンジン34、スキャナ35、ネットワーク通信部36および外部メモリ接続部37に関する機能について省略している。
本実施の形態に係るMFPの構成は、MFP10がコントローラ20(図2参照。)に代えてコントローラ120(図5参照。)を備えた構成と同様の構成である。
コントローラ120は、コントローラ20とハードウェア構成が同じであるが、ROM22に記憶されているプログラムが異なる。
図5に示すように、コントローラ120は、コントローラ20が領域割当部20a(図2参照。)、モード受付部20c(図2参照。)およびモード通知部20e(図2参照。)を備えておらず、画像メモリ23aにおいて複数の役割に対して領域を割り当てる本発明の領域割当手段としての領域割当部120aと、画像メモリ23aにおける領域の割り当ての実行の時期を設定する割当時期設定部120bとを備えている構成と同様の構成である。
次に、本実施の形態に係るMFPの動作について説明する。
利用者は、画像メモリ23aにおける領域の割り当ての実行の時期を本実施の形態に係るMFPに指示することができる。この指示の方法としては、操作部33から指示する方法、Web、SNMP、PJLなどのコマンド、WSDLなどを使用してネットワーク通信部36を介して外部の装置から指示する方法などがある。また、時期は、1週間毎や1ヶ月毎など、任意に設定されることができる。
割当時期設定部120bは、画像メモリ23aにおける領域の割り当ての実行の時期が利用者によって指示されると、利用者によって指示された時期を設定する。そして、割当時期設定部120bは、設定した時期に図6に示す処理をコントローラ120に実行させる。なお、コントローラ120は、割当時期設定部120bの機能が無効にされている場合には、設定した時期になったとしても図6に示す処理を実行しない。
図6は、画像メモリ23aにおける領域の割り当てを実行するときの本実施の形態に係るMFPの動作のフローチャートである。
図6に示すように、コントローラ120のモード選択部20dは、S51(図3参照。)と同様に、不揮発記憶装置31によって保存された履歴に基づいて複数のモードから1つのモードを選択する(S151)。
次いで、領域割当部120aは、モード選択部20dによって選択されたモードで画像メモリ23aにおける領域を割り当てる(S152)。
そして、本実施の形態に係るMFPは、図6に示す処理の後、再起動されることによって、領域割当部120aによる変更を有効にする。その後、ジョブ処理部20bは、領域の配分が変更された画像メモリ23aを使用してジョブを処理することになる。
以上に説明したように、本実施の形態に係るMFPは、画像メモリ23aにおいて複数の役割に対して割り当てられる領域の配分をジョブの履歴に応じて変更するので、ジョブの処理の能力をジョブの種類に応じて変更することができる。したがって、本実施の形態に係るMFPは、ジョブの処理の能力を従来より向上することができる。
また、本実施の形態に係るMFPは、履歴に基づいて選択した適切なモードで自動的に領域を割り当てるので、利用者にモードを指示させる構成と比較して、利用者の利便性を向上することができる。
なお、本発明の画像形成装置は、上述した各実施の形態においてMFPであるが、コピー機、プリンタ、ファクシミリ機など、MFP以外の画像形成装置であっても良い。
また、画像メモリ23aのモードは、上述した各実施の形態において「コピー優先モード」、「プリント優先モード」および「マルチジョブモード」であるが、これらに限られるものではない。例えば、画像メモリ23aのモードは、画像メモリ23aにおいて複数の役割に対して割り当てられる領域の配分がファクシミリのジョブに適した配分である「ファクシミリ優先モード」を含んでいても良い。
10 MFP(画像形成装置)
20a 領域割当部(領域割当手段)
20b ジョブ処理部(ジョブ処理手段)
20c モード受付部(モード受付手段)
20d モード選択部(モード選択手段)
20e モード通知部(モード通知手段)
22 ROM(モード記憶手段)
23a 画像メモリ
31 不揮発記憶装置(履歴保存手段)
120a 領域割当部(領域割当手段)

Claims (2)

  1. 画像の処理に使用される画像メモリと、前記画像メモリにおいて複数の役割に対して領域を割り当てる領域割当手段と、前記領域割当手段によって割り当てられた前記領域を使用してジョブを処理するジョブ処理手段と、前記画像メモリにおける前記領域の配分が異なり前記ジョブの種類毎に設定された複数のモードを記憶するモード記憶手段と、前記モード記憶手段によって記憶された前記複数のモードから1つのモードを受け付けるモード受付手段と、前記ジョブ処理手段によって処理された前記ジョブの履歴を保存する履歴保存手段と、前記履歴保存手段によって保存された前記履歴に基づいて前記複数のモードから1つのモードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段によって選択された前記モードを利用者に通知するモード通知手段とを備えており、
    前記領域割当手段は、前記モード受付手段によって受け付けられた前記モードで前記領域を割り当てることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像の処理に使用される画像メモリと、前記画像メモリにおいて複数の役割に対して領域を割り当てる領域割当手段と、前記領域割当手段によって割り当てられた前記領域を使用してジョブを処理するジョブ処理手段と、前記画像メモリにおける前記領域の配分が異なり前記ジョブの種類毎に設定された複数のモードを記憶するモード記憶手段と、前記ジョブ処理手段によって処理された前記ジョブの履歴を保存する履歴保存手段と、前記履歴保存手段によって保存された前記履歴に基づいて前記複数のモードから1つのモードを選択するモード選択手段とを備えており、
    前記領域割当手段は、前記モード選択手段によって選択された前記モードで前記領域を割り当てることを特徴とする画像形成装置。
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