JP5900095B2 - 印刷制御プログラム、及び、印刷制御装置 - Google Patents

印刷制御プログラム、及び、印刷制御装置 Download PDF

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Description

集約印刷されたページを仕切る仕切り線を印刷する技術に関する。
従来、一のシートに複数のページを集約して印刷する集約印刷を行う画像処理装置において、ページ間の余白幅と、ページを仕切る仕切り線幅とをユーザが任意に設定できるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−35482号公報
しかしながら、従来の技術によると、ユーザの設定した余白幅次第ではページと仕切り線との区別が付き難くなり、仕切り線を印刷しない場合に比べて却ってページが見難くなってしまう虞がある。
例えば、仕切り線を印刷する場合に、仕切り線を印刷しない場合よりもユーザが余白幅を狭く設定してしまうと、ページと仕切り線との区別が付き難くなり、仕切り線を印刷しない場合に比べて却ってページが見難くなってしまう。
本明細書では、集約印刷においてページを仕切る仕切り線を印刷する場合に、仕切り線を印刷しない場合に比べて却ってページが見難くなってしまうことを低減する技術を開示する。
本明細書によって開示される印刷制御プログラムは、印刷部を制御する印刷制御装置に、一のシートに複数のページを集約して印刷する集約印刷の実行指示を受け付ける受付処理と、前記受付処理によって前記実行指示が受け付けられると、前記ページ間に仕切り線を印刷するか否かを、予め設定されている判断基準に従って判断する判断処理と、前記判断処理によって前記仕切り線を印刷すると判断された場合は前記仕切り線を印刷しないと判断された場合に比べて前記ページ間を広い間隔で集約印刷させるとともに、前記ページ間に前記仕切り線を印刷させる印刷制御処理と、を実行させる。
上記印刷制御プログラムによると、仕切り線を印刷する場合は仕切り線を印刷しない場合に比べてページの間隔を広くするので、仕切り線を印刷しない場合に比べて却ってページが見難くなってしまわないようにすることができる。
また、上記印刷制御プログラムは、前記判断処理によって前記仕切り線を印刷すると判断された場合に、前記ページの縁部領域であって他の前記ページに対向する側の縁部領域を構成する全画素に占める白色以外の画素の割合が基準割合以上であるか否かを判断する割合判断処理を前記印刷制御装置に実行させ、前記印刷制御処理において、前記割合判断処理によって白色以外の画素の割合が前記基準割合以上であると判断された場合は、前記基準割合未満であると判断された場合に比べて前記ページ間を広い間隔で集約印刷させてもよい。
縁部領域を構成する全画素に占める白色以外の画素の割合が基準割合以上である場合は、基準割合未満である場合に比べてページの区別が付き難くなる。
上記印刷制御プログラムによると、白色以外の画素の割合が基準割合以上である場合は基準割合未満である場合に比べてページの間隔を広くするので、ページをより区別し易くなる。
また、上記印刷制御プログラムは、前記ページの印刷に用いる着色剤を節約する節約印刷の設定をユーザから受け付ける節約設定処理を前記印刷制御装置に実行させ、前記印刷制御処理において、前記割合判断処理によって白色以外の画素の割合が前記基準割合以上であると判断された場合に、前記節約印刷が設定されている場合は、前記節約印刷が設定されていない場合よりも狭い間隔で前記複数のページを印刷させてもよい。
着色剤を節約して印刷すると、ページの間隔を広くしなくてもページと仕切り線とを区別し易い。
上記印刷制御プログラムによると、白色以外の画素の割合が基準割合以上であっても、節約印刷が設定されている場合は、節約印刷が設定されていない場合よりも狭い間隔でページを印刷させるので、仕切り線を印刷しない場合に比べて却ってページが見難くなってしまわないようにしつつページのサイズを大きくすることができる。
また、上記印刷制御プログラムは、前記仕切り線の種類の設定をユーザから受け付ける種類設定処理を前記印刷制御装置に実行させ、前記印刷制御処理において、印刷に用いられる着色剤の量が多い種類の仕切り線が設定されている場合ほど前記間隔を広くしてもよい。
印刷に用いられる着色剤の量が多い種類の線ほど仕切り線が印刷される面積が多くなる。このため、印刷に用いられる着色剤の量が多い場合も少ない場合もページの間隔を同じにすると、印刷に用いられる着色剤の量が多い種類の仕切り線の場合にページと仕切り線との間が詰まって見え、ユーザにとってページが見難くなる虞がある。
上記印刷制御プログラムによると、印刷に用いられる着色剤の量が多い種類の仕切り線ほどページの間隔を広くするので、仕切り線の印刷に用いられる着色剤の量が多くなってもページが見難くならないようにすることができる。
また、上記印刷制御プログラムであって、前記仕切り線を印刷するか否かの設定をユーザから受け付ける設定受付処理を前記印刷制御装置に実行させ、前記判断処理において、前記設定受付処理によって前記仕切り線を印刷する設定が受け付けられている場合に、前記仕切り線を印刷すると判断してもよい。
上記印刷制御プログラムによると、仕切り線を印刷するか否かをユーザが設定できる。
また、上記印刷制御プログラムは、前記判断処理において、前記ページの縁部領域であって他の前記ページに対向する側の縁部領域に含まれる白色以外の画素の数が基準数以上であるか否かを判断し、前記基準数以上である場合に、前記仕切り線を印刷すると判断してもよい。
例えば、ページの間隔が狭くても縁部領域のほとんどが白色の画素である場合は仕切り線を印刷しなくてもページを区別し易い。一方、縁部領域のほとんどが白色以外の画素である場合はページの区別が付き難くなる。
上記印刷制御プログラムによると、仕切り線を印刷するか否かを縁部領域に含まれる白色以外の画素の数に基づいて判断するので、仕切り線を印刷するか否かをより適切に判断できる。
また、上記印刷制御プログラムは、前記ページの印刷に用いる着色剤を節約する節約印刷の設定をユーザから受け付ける節約設定処理を前記印刷制御装置に実行させ、前記印刷制御処理において、前記判断処理によって前記仕切り線を印刷しないと判断された場合であっても、前記節約印刷が設定されている場合は前記仕切り線を印刷してもよい。
着色剤を節約して印刷するとページが薄く印刷されるので、ページを区別し難くなる。
上記印刷制御プログラムによると、仕切り線を印刷しないと判断された場合であっても、着色剤を節約する設定が受け付けられている場合は仕切り線を印刷するので、ページを区別し易くなる。
なお、本明細書によって開示する技術は、印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御装置を備える印刷装置、印刷制御プログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
パーソナルコンピュータの電気的構成を簡略化して示すブロック図。 印刷設定画面を示す模式図。 レイアウトを説明するための模式図。 ページの間隔の設定を説明するための模式図。 ページ間隔テーブルの一例を示す模式図。 印刷制御処理の流れを示すフローチャート。 実施形態2に係る縁部領域を説明するための模式図。 ページの間隔の設定を説明するための模式図。 ページ間隔テーブルの一例を示す模式図。 印刷制御処理の流れを示すフローチャート。 集約印刷ジョブ生成処理の流れを示すフローチャート。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図6によって説明する。
(1)パーソナルコンピュータの電気的構成
図1に示すように、パーソナルコンピュータ(PCと記す)1は、CPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、表示部15、操作部16、通信インタフェース部(図1では通信IF部と記す)17などを備えて構成されている。
CPU11は、ROM12や記憶部14に記憶されているプログラムを実行することによってPC1の各部を制御する。ROM12にはCPU11によって実行されるプログラムやデータなどが記憶されている。RAM13はCPU11が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。CPU11は制御部の一例である。
記憶部14は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリを用いて各種のプログラムやデータを記憶する装置である。記憶部14には、オペレーティングシステム(OSと記す)31、アプリケーションプログラム(アプリケーションと記す)32、プリンタドライバ33などが記憶されている。
OS31としては例えばマイクロソフト社のWINDOWS(登録商標)を用いることができる。なお、OS31はWINDOWS(登録商標)に限られるものではない。
アプリケーション32はワードプロセッサや表計算ソフトなど、OS31を介してプリンタドライバ33に印刷を指示する機能を有するものであれば任意のプログラムであってよい。
プリンタドライバ33はプリンタ2を制御するデバイスドライバプログラムである。プリンタドライバ33は印刷制御プログラムの一例である。
表示部15は、液晶ディスプレイなどの表示装置18が接続されるインタフェース、表示装置18を駆動する駆動回路などを備えて構成されている。
操作部16は、キーボードやマウスなどの入力装置19が接続されるインタフェースなどを備えて構成されている。
通信インタフェース部17は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの通信ネットワーク4を介してPC1をプリンタ2と通信可能に接続するものである。なお、通信インタフェース部17は有線によって通信ネットワーク4に接続されてもよいし、無線によって通信ネットワーク4に接続されてもよい。また、通信インタフェース部17はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルやパラレルケーブルを介してプリンタ2と直接接続されるものであってもよい。通信インタフェース部17は接続部の一例である。
(2)プリンタ
プリンタ2は、PC1から受信した印刷ジョブが表す画像をシートに印刷する装置である。実施形態1ではトナーを用いて画像を印刷する電子写真方式のプリンタ2を例に説明する。なお、プリンタ2はインクを用いて画像を印刷するインクジェット方式のプリンタであってもよい。
プリンタ2は印刷部の一例である。また、トナー及びインクは着色剤の一例である。
(3)印刷条件の設定
ユーザはアプリケーション32によって表示装置18に表示される図示しない印刷画面でプリンタを選択して所定のボタンをクリックすることにより、選択したプリンタを制御するプリンタドライバに印刷設定画面の表示を指示することができる。ここではプリンタ2が選択されて印刷設定画面の表示が指示されたものとする。プリンタ2を制御するプリンタドライバ33は、印刷設定画面の表示が指示されると図2に示す印刷設定画面を表示装置18に表示する。
印刷設定画面35は、用紙サイズ、印刷の向き、部数、用紙種類、印刷品質、カラー/モノクロ、トナー節約印刷36、レイアウト37、両面印刷/小冊子印刷、給紙方法などの印刷設定項目の設定値を設定するための画面である。
トナー節約印刷36は、ページの印刷に用いるトナーを節約するか否かを設定する項目である。トナー節約印刷36がオンにされた場合は、プリンタドライバ33又はプリンタ2は、シートに印刷する画像の1ドット当たりの大きさを小さくする、あるいは画像データの1画素に対応するドットの数を少なくすることにより、トナーを節約して印刷する。
レイアウト37は、一のシートの片面に複数のページを集約して印刷する集約印刷を設定するための項目である。ここでページとは、1枚のシートの片面に1ページを印刷するとした場合に、その片面に印刷される単位のデータをいう。
図3に示すように、実施形態1ではレイアウト37の設定値として1in1、2in1、4in1、9in1、又は、16in1を設定できる。本実施形態では1in1を除く設定値、すなわち2in1以上の設定値のことをNin1という。
図2に戻る。レイアウト37にNin1(N≧2)を設定した場合には、更に、ページの順序37a、及び、仕切り線の種類37bを設定することができる。
ページの順序37aは、シート上の印刷領域にページを配置するときの配置の仕方を設定する項目である。ここで印刷領域とはシートの全領域からシートのサイズに応じて予め決められている上下左右のマージンを除外した領域のことをいう。例えば2in1の場合はページの順序37aの設定値として「左から右」又は「右から左」を設定することができる。また、例えば4in1以上の場合には「左上から左下、右上、右下」または「左上から右上、左下、右下」を設定することができる。
仕切り線の種類37bは、ページとページとの間に印刷する仕切り線の種類を設定する項目である。仕切り線の種類37bとしては、実線、破線、又は、なしを設定することができる。なしを設定した場合には仕切り線は印刷されない。
プリンタドライバ33が印刷設定画面35を表示してレイアウトの設定を受け付ける処理は集約印刷の実行指示を受け付ける受け付け処理の一例である。また、ユーザから仕切り線の種類37bの設定を受け付ける処理は種類設定処理及び設定受付処理の一例である。また、ユーザからトナー節約印刷36の設定を受け付ける処理は節約設定処理の一例である。
印刷設定画面35でユーザがOKボタン35a又はキャンセルボタン35bをクリックすると印刷設定画面35が閉じて前述した印刷画面に戻る。OKボタン35aがクリックされた場合は、プリンタドライバ33は印刷設定画面35に設定されている設定値を印刷条件としてRAM13の所定の領域に書き込んだ上で印刷設定画面35を閉じる。一方、キャンセルボタン35bがクリックされた場合は、プリンタドライバ33は印刷設定画面35に設定されている設定値を上述した所定の領域に書き込まずに印刷設定画面35を閉じる。この場合、設定値はデフォルト値が用いられることになる。
ユーザは前述した印刷画面で印刷を指示することができる。ユーザが印刷画面で印刷を指示すると、アプリケーション32からOS31を介してプリンタドライバ33に印刷対象データがページ単位で出力される。
(4)ページ間の間隔
プリンタドライバ33は、アプリケーション32から印刷対象データが出力されると、当該印刷対象データと、RAM13の所定の領域に書き込まれている印刷条件とに基づいて印刷ジョブを生成する。
この場合に、プリンタドライバ33は、レイアウトの設定値としてNin1(N≧2)が設定されている場合は、仕切り線の種類37b、及び、トナー節約印刷36の設定に基づいてページとページとの間隔(以下「ページの間隔」と記す)を設定する。
以下、図4を参照して、ページの間隔の設定について、トナー節約印刷36がオフにされている場合とオンにされている場合とに分けて説明する。ここでは4in1を例に説明する。図4においてA方向(横方向)はプリンタ2の主走査方向を示しており、B方向(縦方向)はプリンタ2の副走査方向を示している。また、図4では一部のページの符号を省略している。
先ず、トナー節約印刷36がオフにされている場合について説明する。プリンタドライバ33は、仕切り線の種類37bとして「なし」が設定されている場合に、トナー節約印刷36がオフにされている場合は、シート41に示すように、プリンタ2の主走査方向におけるページ47の間隔Xを4mmに設定する。
同様に、プリンタドライバ33は、仕切り線48の種類として「破線」が設定されている場合はシート42に示すようにページ47の間隔Xを5mmに設定し、「実線」が設定されている場合はシート43に示すようにページ47の間隔Xを7mmに設定する。ここで、「実線」は「破線」よりも印刷に用いられるトナーの量が多い種類の線である。
仕切り線48の種類として「破線」や「実線」が設定されている場合は「なし」が設定されている場合よりもページの間隔を広くする理由は、仕切り線48を印刷しない場合のページの間隔と同じ間隔のままで仕切り線48を印刷すると、ページ47と仕切り線48との間が詰まってしまい、ページ47と仕切り線48との区別が付き難くなり、却ってページ47が見難くなってしまう虞があるためである。
また、「実線」が設定されている場合は「破線」が設定されている場合よりもページ47の間隔を広くする理由は、「実線」は「破線」よりも印刷に用いられるトナーの量が多い種類の線だからである。印刷に用いられるトナーの量が多い種類の線ほど仕切り線が印刷される面積が多くなる。このため、印刷に用いられるトナーの量が多い場合も少ない場合もページ47の間隔を同じにすると、印刷に用いられるトナーの量が多い種類の仕切り線48の場合にページ47と仕切り線48との間が詰まって見え、ユーザにとってページ47が見難くなる虞があるからである。
主走査方向の間隔Xが設定されると、それに応じてページがアスペクト比を維持したまま拡大あるいは縮小される。言い換えると、主走査方向の間隔Xが設定されると、それに応じてページのサイズが決まる。ページのサイズが決まると、結果としてプリンタ2の副走査方向におけるページの間隔Yが決まる。つまり、副走査方向の間隔Yは主走査方向の間隔Xに応じて一義的に決まる。
なお、主走査方向の間隔Xを設定するのではなく、副走査方向の間隔Yを設定してもよい。
次に、トナー節約印刷36がオンにされている場合について説明する。プリンタドライバ33は、仕切り線48の種類に「なし」が設定されていても、トナー節約印刷36がオンにされている場合は、シート44に示すように、仕切り線48の種類を「実線」に変更する。つまり、プリンタドライバ33は、仕切り線の種類37bに「なし」が設定されていても仕切り線を印刷する。これは、トナーを節約して印刷した場合にはページ47が薄く印刷されるので、仕切り線48を印刷した方がページ47を区別し易くなるからである。なお、シート44では仕切り線48を実線で印刷しているが、仕切り線48は破線で印刷されてもよい。
ただし、プリンタドライバ33は、仕切り線48の種類を「実線」に変更しても、ページの間隔については仕切り線の種類37bが「なし」の場合の間隔(X=4mm)のままとする。これは、トナーを節約して印刷した場合にはページ47が薄く印刷されるので、仕切り線を印刷しない場合に比べてページ47の間隔を広くしなくてもページ47と仕切り線48との区別が付き易いからである。
また、同じ理由により、プリンタドライバ33は、仕切り線48の種類として「破線」や「実線」が設定されていても、トナー節約印刷36がオンにされている場合は、シート45やシート46に示すように、仕切り線48の種類が「なし」の場合のページの間隔(X=4mm)と同じ間隔のままで仕切り線48を印刷する。
なお、仕切り線48の種類として「破線」や「実線」が設定されている場合に、トナー節約印刷36がオンにされている場合は、トナー節約印刷36がオンにされている場合よりも狭い範囲で、仕切り線の種類37bに「なし」が設定されている場合よりも広い間隔にしてもよい。
上述した説明では4in1を例に説明したが、ページの間隔はレイアウトの設定値によって異なる。プリンタドライバ33は、図5に示すページ間隔テーブルを参照して、レイアウトの設定値毎にページの間隔を決定する。例えば2in1の場合は、仕切り線の種類37bが「なし」の場合はページの間隔が5mmに設定され、「破線」の場合は7mmに設定され、「実線」の場合は10mmに設定される。
(5)印刷制御処理
次に、図6を参照して、プリンタドライバ33によって実行される印刷制御処理について説明する。本処理はアプリケーション32からプリンタドライバ33に印刷対象データが出力されると開始される。
S101では、プリンタドライバ33を実行するCPU11(以下、単に「プリンタドライバ33」という)は、前述した印刷条件のレイアウトにNin1(N≧2)が設定されているか否かを判定し、Nin1が設定されていない場合、すなわち1in1が設定されている場合はS102に進み、Nin1が設定されている場合はS103に進む。
S102では、プリンタドライバ33は、アプリケーション32から出力された印刷対象データ、及び、印刷条件に従って、一のシートに一のページが印刷される印刷ジョブを生成する。
S103では、プリンタドライバ33は仕切り線の種類37bの設定値から仕切り線の種類を判断する。
S104では、プリンタドライバ33は図5に示すページ間隔テーブルを参照して、レイアウトの設定値と仕切り線の種類とからページの間隔を決定する。
ここで、前述したように、仕切り線48の種類として「破線」や「実線」が設定されている場合に、トナー節約印刷36がオンにされている場合は、プリンタドライバ33は、ページの間隔を、仕切り線の種類37bに「なし」が設定されている場合と同じ間隔に設定するものとする。
S105では、プリンタドライバ33は、マージン、レイアウトの設定値、用紙サイズの設定値、及び、S104で決定したページの間隔から、ページのサイズを決定する。
S106では、プリンタドライバ33は仕切り線を印刷するか否かを、予め設定されている判断基準に従って判断する。
具体的には、プリンタドライバ33は、印刷設定画面35で仕切り線の種類37bとして「なし」が設定されている場合は仕切り線を印刷しないと判断し、「なし」以外、すなわち「破線」又は「実線」が設定されている場合は仕切り線を印刷すると判断する。S106は判断処理の一例である。
プリンタドライバ33は、仕切り線を印刷しない場合はS107に進み、印刷する場合はS109に進む。
S107では、プリンタドライバ33はトナー節約印刷36がオンにされているか否かを判断し、オンにされている場合はS108に進み、オフにされている場合はS109に進む。
S108では、プリンタドライバ33は仕切り線の種類37bの設定値を実線に変更することにより、仕切り線を印刷する設定に変更する。ただし、ページの間隔については仕切り線の種類37bが「なし」の場合の間隔のままとする。
S109では、プリンタドライバ33は、アプリケーション32から出力された印刷対象データ、印刷条件、S104で決定したページの間隔、及び、S105で決定したページのサイズに従って、一のシートに複数のページが集約印刷される集約印刷ジョブを生成する。
ここで、印刷条件は、S108で仕切り線の種類37bの設定値が変更された場合は変更後の印刷条件のことをいう。
S110では、プリンタドライバ33は生成した印刷ジョブ又は集約印刷ジョブをプリンタ2に送信して印刷を実行させる。
(6)実施形態の効果
以上説明した実施形態1に係るプリンタドライバ33によると、仕切り線を印刷する場合は仕切り線を印刷しない場合に比べてページの間隔を広くするので、仕切り線を印刷しない場合に比べてページが見難くなってしまわないようにすることができる。一方、仕切り線を印刷しない場合は仕切り線を印刷する場合に比べてページの間隔を狭くするので、印刷されたページの視認性を向上させることができる。
更に、プリンタドライバ33によると、印刷に用いられるトナーの量が多い種類の仕切り線が設定されている場合ほどページの間隔を広くするので、仕切り線の印刷に用いられるトナーの量が多くなってもページが見難くならないようにすることができる。
更に、プリンタドライバ33によると、印刷設定画面35で仕切り線の種類37bに「実線」又は「破線」が設定されている場合に仕切り線を印刷すると判断するので、仕切り線を印刷するか否かをユーザが設定できる。
更に、プリンタドライバ33によると、仕切りの種類として「なし」が設定されている場合であっても、トナー節約印刷36が設定されている場合は仕切り線を印刷するので、トナーを節約して印刷した場合にもユーザがページを区別し易くなる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図7ないし図11によって説明する。
実施形態1では仕切り線を印刷するか否かを仕切り線の種類に基づいて判断する場合を例に説明した。これに対し、実施形態2では、仕切り線を印刷するか否かを、ページの縁部領域であって他のページに対向する側の縁部領域に含まれる白色以外の画素の数に基づいて判断する。
先ず、図7を参照して、縁部領域について説明する。図7では一のシート60に印刷される各ページ47において他のページ47に対向する側の辺から内側に5ピクセルの範囲を縁部領域61とする場合を示している。なお、縁部領域61とするピクセル数は5ピクセルに限定されるものではなく、適宜に設定可能である。
次に、図8を参照して、実施形態2に係る仕切り線の印刷について説明する。実施形態2に係るプリンタドライバ33は、一のシートに印刷される各ページについてそれぞれ縁部領域61に含まれる白色以外の画素の数が基準数以上であるか否かを判断する。そして、プリンタドライバ33は、白色以外の画素の数が基準数以上であるページが一つでもある場合は仕切り線を印刷すると判断し、いずれのページにおいても白色以外の画素の数が基準数未満である場合は仕切り線を印刷しないと判断する。
ここで基準数とは、仕切り線を印刷するか否かを決定するための基準として予め設定されている数のことをいう。基準数は具体的には例えば1である。基準数を1とした場合、一のシートに印刷される複数のページのうちいずれかのページの縁部領域61に白色以外の画素が一つでもあれば基準数以上であると判断され、いずれのページも縁部領域61に白色以外の画素が一つもない場合は基準数未満であると判断されることになる。
なお、基準数は適宜に設定することができる。また、基準数はユーザが設定してもよいし、固定の値としてプリンタドライバ33に設定されていてもよい。
また、本実施形態において白色とは、例えばページがRGB色空間で表される場合にはRGBの濃度値が(255,255,255)であることをいう。なお、濃度値が(255,255,255)の周辺の色も含めて白色としてもよい。白色の定義は適宜に決定することができる。
また、ここではシート毎に白色以外の画素の数が基準数以上であるか否かを判断する場合を例に説明するが、一のシートに印刷される各ページの縁部領域における白色以外の画素の数を合計し、合計した数が基準数以上であるか否かを判断してもよい。
図8においてシート71は縁部領域61に白色以外の画素がないページが印刷されたシートを表している。従って、シート71には仕切り線は印刷されない。一方、シート72〜74は縁部領域に白色以外の画素があるページが印刷されたシートを表している。従って、シート72〜74には仕切り線48が印刷される。
ここで、実施形態2に係る印刷設定画面35では仕切り線の種類37bとして「なし」は設定できないものとする。仕切り線を印刷するか否かは上述したように白色以外の画素の数に基づいて判断されるからである。また、同じ理由により、実施形態2に係る印刷設定画面35では「破線」や「実線」を設定しても必ずしも仕切り線は印刷されない。「破線」や「実線」の設定は、仕切り線を印刷すると判断された場合に仕切り線の種類として用いられる。実施形態2では仕切り線を印刷すると判断されたときのために「破線」又は「実線」のどちらかは設定されるものとする。
実施形態2に係るプリンタドライバ33も、仕切り線を印刷する場合は仕切り線を印刷しない場合に比べてページの間隔を広くする。この場合に、実施形態2に係るプリンタドライバ33は、仕切り線の種類37b、及び、トナー節約印刷36の設定値に加えて、更に、縁部領域61を構成する全画素に占める白色以外の画素の割合も考慮してページの間隔を決定する。以下、具体的に説明する。
仕切り線を印刷する場合、縁部領域61を構成する全画素に占める白色以外の画素の割合が低い場合と高い場合とでは、ページの間隔が同じであっても仕切り線とページとの区別のし易さに違いが生じる。
例えば、図8においてシート72は文書を表すページ75が印刷されたシートを表している。一方、シート73は写真やイラストなどを表すページ76が印刷されたシートを表している。文書を表すページ75の場合には縁部領域を構成する全画素に占める白色以外の画素の割合が低くなる。これに対し、写真やイラストなどを表すページ76の場合には白色以外の画素の割合が高くなる。この場合、シート72とシート73とでページの間隔を同じにして仕切り線を印刷したとすると、シート73の場合はページと仕切り線との区別が付き難くなる。
そこで、プリンタドライバ33は、縁部領域を構成する全画素に占める白色以外の画素の割合が基準割合以上であるか否かを判断し、基準割合以上である場合は、基準割合未満である場合に比べてページの間隔を広くする。
ここで基準割合とは、ページの間隔を決定するための基準として予め設定されている割合のことをいう。基準割合は具体的には例えば50%である。なお、基準割合は適宜に設定することができる。また、基準割合はユーザが設定してもよいし、固定の値としてプリンタドライバ33に設定されていてもよい。
例えば、シート72は白色以外の画素の割合が50%未満であり、シート73は白色以外の画素の割合が50%以上であるとする。この場合、プリンタドライバ33は、シート73のページの間隔をシート72のページの間隔より広くする。図示する例では、シート72におけるページの間隔は、仕切り線が印刷されないシート71におけるページの間隔(4mm)より広い間隔である5mmに設定されている。そして、シート73におけるページの間隔は、シート72におけるページの間隔(5mm)より更に広い間隔である7mmに設定されている。
ただし、プリンタドライバ33は、白色以外の画素の割合が基準割合以上であっても、トナー節約印刷36がオンにされている場合は、トナー節約印刷36がオフにされている場合よりもページの間隔を狭くする。具体的には、プリンタドライバ33は、シート74に示すように、白色以外の画素の割合が基準割合以上であってもトナー節約印刷36がオンにされている場合は、白色以外の画素の数が基準数以上であって白色以外の画素の割合が基準割合未満であるシート72のページの間隔(X=5mm)と同じ間隔にする。
なお、白色以外の画素の割合が基準割合以上であってもトナー節約印刷36がオンにされている場合は、仕切り線を印刷しない場合のページの間隔(X=4mm)と同じ間隔にしてもよい。
図9に示すように、実施形態2に係るページ間隔テーブルは、白色以外の画素の割合が基準割合以上であるか否かの判断が追加されている。図9において「−」はページの間隔が設定されていないことを示している。仕切り線の種類37bが「なし」の場合に白色以外の画素の割合が基準割合以上になることはないからである。
次に、図10を参照して、実施形態2に係る印刷制御処理について説明する。実施形態2においても、仕切り線を印刷しないと判断した場合であってもトナー節約印刷36がオンにされている場合は仕切り線を印刷するものとする。
S201では、プリンタドライバ33はレイアウトにNin1(N≧2)が設定されているか否かを判定し、Nin1が設定されている場合はS201に進み、設定されていない場合はS203に進む。
S202では、プリンタドライバ33は集約印刷ジョブ生成処理を実行する。集約印刷ジョブ生成処理は、Nin1の設定で印刷ジョブを生成する処理である。
S203では、プリンタドライバ33は、アプリケーション32から出力された印刷対象データ、及び、印刷条件に従って、一のシートに一のページが印刷される印刷ジョブを生成する。
S204では、プリンタドライバ33はS202又はS203で生成した印刷ジョブをプリンタ2に送信して印刷を実行させる。
次に、図11を参照して、上述したS202で実行される集約印刷ジョブ生成処理について説明する。ここではシート毎にページの間隔を設定する場合を例に説明する。
S301では、プリンタドライバ33は印刷対象データから一のシートに割り付ける複数のページを取得する。
S302では、プリンタドライバ33は仕切り線を印刷するか否かを、予め設定されている判断基準に従って判断する。
具体的には、プリンタドライバ33は、S301で取得した各ページについて縁部領域61に含まれる白色以外の画素の数をカウントし、白色以外の画素の数が基準数以上であるか否かを判断する。そして、プリンタドライバ33は、白色以外の画素の数が基準数未満である場合は仕切り線を印刷しないと判断してS303に進み、基準数以上である場合は仕切り線を印刷すると判断して307に進む。S302は割合判断処理の一例である。
S303〜S306はS302で仕切り線を印刷しないと判断された場合の処理である。
S303では、プリンタドライバ33は仕切り線の種類37bの設定値を「なし」に変更することにより、仕切り線を印刷しない設定にする。
S304では、プリンタドライバ33は、図9に示すページ間隔テーブルを参照して、レイアウトの設定値、仕切り線の種類37bが「なし」、及び、基準割合未満という判定結果からページの間隔を決定する。ここで白色以外の画素の割合を基準割合未満としているのは、前述したように仕切り線の種類37bに「なし」が設定されるのは縁部領域61に白色以外の画素がない場合だからである。
S305では、プリンタドライバ33はトナー節約印刷36がオンにされているか否かを判断し、オンにされている場合はS306に進み、オフにされている場合はS311に進む。
S306では、プリンタドライバ33は、仕切り線の種類37bの設定値を、S303で「なし」に変更する前の種類、すなわち印刷設定画面35で設定されていた種類に戻すことにより、仕切り線を印刷する設定に変更する。ただし、ページの間隔については仕切り線の種類37bが「なし」の場合の間隔のままとする。
S307〜S310はS302で仕切り線を印刷すると判断された場合の処理である。
S307では、プリンタドライバ33は縁部領域を構成する全画素に占める白色以外の画素の割合が基準割合以上であるか否かを判断し、基準割合以上である場合はS308に進み、基準割合未満である場合はS310に進む。
S308では、プリンタドライバ33はトナー節約印刷36がオンにされているか否かを判断し、オフにされている場合はS309に進み、オンにされている場合はS310に進む。
S309では、プリンタドライバ33は、図9に示すページ間隔テーブルを参照して、レイアウトの設定値、仕切り線の種類37bの設定値、及び、基準割合以上という判定結果からページの間隔を決定する。
S310では、プリンタドライバ33は、図9に示すページ間隔テーブルを参照して、レイアウトの設定値、仕切り線の種類37bの設定値、及び、基準割合未満という判定結果とからページの間隔を決定する。
S311では、プリンタドライバ33は、マージン、レイアウトの設定値、用紙サイズの設定値、及び、決定したページの間隔から、ページのサイズを決定する。
S312では、プリンタドライバ33は、アプリケーション32から出力された印刷対象データ、印刷条件、決定したページの間隔、及び、決定したページのサイズに従って、集約印刷ジョブを構成する一のシート分の集約印刷データを生成する。ここで、印刷条件は、S306で仕切り線の種類37bの設定値が変更された場合は変更後の印刷条件のことをいう。
S313では、プリンタドライバ33は印刷対象データの中の全てのページを取得したか否かを判断し、取得した場合は印刷制御処理に戻り、取得していない場合はS301に戻って処理を繰り返す。
以上説明した実施形態2に係るプリンタドライバ33によると、白色以外の画素の割合が基準割合以上である場合は、基準割合未満である場合に比べてページ間を広い間隔で集約印刷させる。白色以外の画素の割合が基準割合以上である場合は、基準割合未満である場合に比べてページの区別が付き難くなる。このため、白色以外の画素の割合が基準割合以上である場合はページの間隔を広くすることにより、ページをより区別し易くなる。
更に、プリンタドライバ33によると、白色以外の画素の割合が基準割合以上であっても、トナー節約印刷36がオンにされている場合は、トナー節約印刷36がオフにされている場合よりも狭い間隔で複数のページを印刷させる。トナーを節約して印刷すると、ページの間隔を広くしなくてもページと仕切り線とを区別し易い。プリンタドライバ33によると、トナー節約印刷36がオンにされている場合はトナー節約印刷36がオフにされている場合よりも狭い間隔でページを印刷させるので、仕切り線を印刷しない場合に比べて却ってページが見難くなってしまわないようにしつつページのサイズを大きくすることができる。
更に、プリンタドライバ33によると、縁部領域に含まれる白色以外の画素の数が基準数以上である場合に、仕切り線を印刷すると判断する。
例えば、ページの間隔が狭くても縁部領域のほとんどが白色の画素である場合は仕切り線を印刷しなくてもページを区別し易い。一方、縁部領域のほとんどが白色以外の画素である場合は仕切り線を印刷しないとページの区別が付き難い。プリンタドライバ33によると、仕切り線を印刷するか否かを縁部領域に含まれる白色以外の画素の数に基づいて判断するので、仕切り線を印刷するか否かを適切に判断できる。
<他の実施形態>
上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1及び2では仕切り線の種類37bに「なし」が設定されていてもトナー節約印刷36がオンにされている場合は仕切り線を印刷する場合を例に説明した。これに対し、仕切り線の種類37bに「なし」が設定されている場合は、トナー節約印刷36がオンにされていても仕切り線を印刷しないようにしてもよい。
(2)上記実施形態1及び2ではページ間隔テーブルとしてトナー節約印刷36がオフにされている場合に用いられるページ間隔テーブルを説明した。これに対し、トナー節約印刷36がオンにされている場合に用いられるページ間隔テーブルを別途設け、トナー節約印刷36がオンに設定されている場合は別途設けたページ間隔テーブルを参照してページの間隔を決定してもよい。
(3)上記実施形態2ではシート毎にページの間隔を設定する場合を例に説明した。しかしながら、ユーザによってはいずれのシートについてもページの間隔が同じであることを望む場合もある。その場合は、例えば印刷制御処理が開始されると始めに全てのシートついてそれぞれページの間隔を決定する処理を実行し、シート毎に決定した間隔のうち最も広い間隔を全てのシートに一律に適用してもよい。
また、シート毎にページの間隔を決定するか、又は、全てのシートに同じ間隔を適用するかをユーザが選択できるようにしてもよい。
(4)上記実施形態2では縁部領域に含まれる白色以外の画素の数が基準数以上であるか否かを、白色以外の画素の数をカウントすることによって直接的に判断する場合を例に説明した。これに対し、縁部領域に含まれる白色の画素の数をカウントし、白色の画素の数が所定の数未満であれば、縁部領域に含まれる白色以外の画素の数が基準数以上であると間接的に判断してもよい。
(5)上記実施形態2では縁部領域を構成する画素に占める白色以外の画素の割合が基準割合以上であるか否かを、白色以外の画素の数をカウントすることによって直接的に判断する場合を例に説明した。これに対し、縁部領域に含まれる白色の画素の数をカウントし、白色の画素の数が所定の割合(=1−基準割合)未満であれば、縁部領域に含まれる白色以外の画素の割合が基準割合以上であると間接的に判断してもよい。
(6)上記実施形態2では仕切り線を印刷する場合に白色以外の画素の割合が基準割合以上であるか基準割合未満であるかに応じてページの間隔を決定する場合を例に説明した。これに対し、白色以外の画素の割合に応じてより細かくページの間隔を決定してもよい。
(7)上記実施形態2では仕切り線を印刷するか否かを縁部領域に含まれる白色以外の画素の数に基づいて判断する場合を例に説明した。これに対し、実施形態2においても、実施形態1と同様に仕切り線の種類37bに「なし」が設定されている場合は仕切り線を印刷しないと判断し、「破線」や「実線」が設定されている場合は仕切り線を印刷すると判断してもよい。
(8)上記実施形態1及び2では仕切り線の種類37bとして「破線」及び「実線」を例に説明したが、仕切り線の種類は適宜に選択可能である。例えば図4に示す実線よりも細い実線、太い実線、二重線、図4に示す破線よりも細い破線、太い破線、2点鎖線などであってもよい。そして、印刷に用いられるトナーの量が多い線ほどページの間隔を広くしてもよい。
(9)上記実施形態では印刷制御装置としてPC1を例に説明した。これに対し、印刷制御装置はプリンタ2が備える制御部であってもよい。具体的には、PC2から送信された印刷ジョブに格納されている印刷条件に基づいて、プリンタ2の制御部がページの間隔を設定してもよい。プリンタ2の制御部によってページの間隔を設定する場合は、PC1から印刷ジョブを受信することが受付処理の一例である。なお、プリンタ2の制御部によってページの間隔を設定する場合の受付処理は、端末装置から集約印刷ジョブを受信する受信処理と言い換えることもできる。
プリンタ2の制御部は1以上のCPUによって構成されてもよいし、1以上のASICによって構成されてもよいし、1以上のCPUと1以上のASICとの組み合わせによって構成されてもよい。
また、プリンタ2は、コピー機能やダイレクトプリント機能を有しているものであってもよい。
例えばコピー機能の場合には、複数の原稿を一枚ずつ読み取って画像を生成し、生成した画像を一のシートに集約印刷する場合に、本明細書で開示した技術を適用してもよい。
また、ダイレクトプリント機能の場合には、印刷装置に装着されたリムーバブルメモリに記憶されている画像の中から印刷する画像をユーザに選択させ、ユーザが選択した複数の画像を一のシートに集約印刷する場合に、本明細書で開示した技術を適用してもよい。
また、印刷制御装置は携帯電話や携帯情報端末であってもよい。
1・・・PC、2・・・プリンタ、11・・・CPU、33・・・プリンタドライバ、35・・・印刷設定画面、42〜47・・・シート、48・・・仕切り線、60・・・シート、61・・・縁部領域、71〜74・・・シート、75・・・ページ、76・・・ページ

Claims (8)

  1. 印刷部を制御する印刷制御装置に、
    一のシートに複数のページを集約して印刷する集約印刷の実行指示を受け付ける受付処理と、
    前記受付処理によって前記実行指示が受け付けられると、前記ページ間に仕切り線を印刷するか否かを、予め設定されている判断基準に従って判断する判断処理と、
    前記判断処理によって前記仕切り線を印刷すると判断された場合は前記仕切り線を印刷しないと判断された場合に比べて前記ページ間を広い間隔で集約印刷させるとともに、前記ページ間に前記仕切り線を印刷させる印刷制御処理と、
    を実行させる印刷制御プログラム。
  2. 請求項1に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記判断処理によって前記仕切り線を印刷すると判断された場合に、前記ページの縁部領域であって他の前記ページに対向する側の縁部領域を構成する全画素に占める白色以外の画素の割合が基準割合以上であるか否かを判断する割合判断処理を前記印刷制御装置に実行させ、
    前記印刷制御処理において、前記割合判断処理によって白色以外の画素の割合が前記基準割合以上であると判断された場合は、前記基準割合未満であると判断された場合に比べて前記ページ間を広い間隔で集約印刷させる、印刷制御プログラム。
  3. 請求項2に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記ページの印刷に用いる着色剤を節約する節約印刷の設定をユーザから受け付ける節約設定処理を前記印刷制御装置に実行させ、
    前記印刷制御処理において、前記割合判断処理によって白色以外の画素の割合が前記基準割合以上であると判断された場合に、前記節約印刷が設定されている場合は、前記節約印刷が設定されていない場合よりも狭い間隔で前記複数のページを印刷させる、印刷制御プログラム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記仕切り線の種類の設定をユーザから受け付ける種類設定処理を前記印刷制御装置に実行させ、
    前記印刷制御処理において、印刷に用いられる着色剤の量が多い種類の仕切り線が設定されている場合ほど前記間隔を広くする、印刷制御プログラム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記仕切り線を印刷するか否かの設定をユーザから受け付ける設定受付処理を前記印刷制御装置に実行させ、
    前記判断処理において、前記設定受付処理によって前記仕切り線を印刷する設定が受け付けられている場合に、前記仕切り線を印刷すると判断する、印刷制御プログラム。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記判断処理において、前記ページの縁部領域であって他の前記ページに対向する側の縁部領域に含まれる白色以外の画素の数が基準数以上であるか否かを判断し、前記基準数以上である場合に、前記仕切り線を印刷すると判断する、印刷制御プログラム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の印刷制御プログラムであって、
    前記ページの印刷に用いる着色剤を節約する節約印刷の設定をユーザから受け付ける節約設定処理を前記印刷制御装置に実行させ、
    前記印刷制御処理において、前記判断処理によって前記仕切り線を印刷しないと判断された場合であっても、前記節約印刷が設定されている場合は前記仕切り線を印刷する、印刷制御プログラム。
  8. 印刷部を制御する印刷制御装置であって、
    制御部と、
    前記印刷部と前記制御部とを接続する接続部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    一のシートに複数のページを集約して印刷する集約印刷の実行指示を受け付ける受付処理と、
    前記受付処理によって前記実行指示が受け付けられると、前記ページ間に仕切り線を印刷するか否かを、予め設定されている判断基準に従って判断する判断処理と、
    前記判断処理によって前記仕切り線を印刷すると判断された場合は前記仕切り線を印刷しないと判断された場合に比べて前記ページ間を広い間隔で集約印刷させるとともに、前記ページ間に前記仕切り線を印刷させる印刷制御処理と、
    を実行する、印刷制御装置。
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