JP2008213367A - 画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォントサイズの小さい色文字の視認性を向上させることができる画像形成装置、及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】文字コード434とフォントサイズ435と色情報436とを含む文字情報432を記憶する記憶部43と、文字情報432に基づいて、ドットを併置する併置混色とドットを重ねる減法混色とを用いて複数の色成分にそれぞれ対応する色のドットを用紙に形成することにより、当該文字情報432の色情報436で表される色の文字画像を形成する画像形成部5と、文字情報432に基づいて、フォントサイズ435が小さいほどドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、画像形成部5によりドットを形成させる画像形成制御部41とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字のカラー画像を形成する画像形成装置、及び画像形成方法に関する。
従来、例えば折れ線グラフや表の枠線等、線を画像形成する場合、線が細いと画像の視認性が悪くなるという、不都合があった。そこで、画像形成しようとする印刷データにおいて、線、及び当該線の幅を検出し、線幅が所定値より細い場合に当該線の濃度を濃くすることにより、線の視認性を向上するようにした画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、カラー画像を形成する方法としては、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)の各色成分に対応した色のドットを、並べて配置することにより所望の色を生成する併置混色と、当該各色成分に対応した色のドットを、重ね合わせることにより所望の色を生成する減法混色とが知られている。
特開平5−130439号公報
ところで、文字をハーフトーンで画像形成する場合、文字のフォントサイズが小さくなるほど視認性が低下するという不都合があった。しかしながら、文字は線ではないので、特許文献1に記載の技術を適用することはできず、フォントサイズの小さいハーフトーンの文字の視認性を向上させることはできなかった。また、仮に文字の辺を線画として取り扱かうことにより、特許文献1に記載の技術を適用したとしても、文字の辺以外の点や撥ねには適用できず、文字の視認性を充分向上させることはできない。また、文字のフォントサイズの大小は、必ずしも線幅の大小と対応しないから、仮に特許文献1に記載の技術を文字に適用したとしても、フォントサイズの小さい文字の視認性を充分向上させることはできない。
さらに、文字の色を併置混色によって生成する場合、図8に示すように、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)のドットが散らばって配置されるため、本来あるべき文字の辺の輪郭100から、ドットがはみ出して配置される。そうすると、仮にフォントサイズの小さい文字の辺は細いという前提の元に、文字の辺を線画として取り扱かうことにより特許文献1に記載の技術を適用した場合であっても、フォントサイズの小さい文字の辺は、濃度を濃くするためにドットの数が増加するから、文字の辺の輪郭100からはみ出すドットの数も増加する結果、微細な文字がつぶれてしまったり、輪郭100からはみ出したドットによって色がちらついたりするために、視認性が低下するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、フォントサイズの小さい色文字の視認性を向上させることができる画像形成装置、及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、文字コードとフォントサイズと色を表す色情報とを含む文字情報に基づいて、ドットを併置する併置混色とドットを重ねる減法混色とを用いて複数の色成分にそれぞれ対応する色のドットを用紙に形成することにより、当該文字情報の色情報で表される色の文字画像を形成する画像形成部と、前記文字情報に基づいて、フォントサイズが小さいほど前記ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、前記画像形成部によりドットを形成させる画像形成制御部とを備える。
この構成によれば、画像形成制御部によって、文字情報に基づいて、フォントサイズが小さいほど、すなわち視認性が低いほど、併置混色及び減法混色により形成されるドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、画像形成部による文字画像の形成が制御される。この場合、フォントサイズが小さくなるほどドットが重なる面積の比率が増大し、すなわち減法混色の比率が増大されることで、ドットの散らばりが減少し、本来あるべき文字の辺の輪郭からはみ出して配置されるドットが減少する。その結果、微細な文字がつぶれてしまったり、輪郭からはみ出したドットによって色がちらついたりするために視認性が低下するおそれが低減され、フォントサイズの小さい色文字の視認性を向上させることができる。
また、予めフォントサイズ毎に、フォントサイズが小さいほど前記ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、当該面積比率が対応付けられた混色テーブルを記憶する記憶部をさらに備え、前記画像形成制御部は、前記記憶部に記憶されている混色テーブルにより前記文字情報のフォントサイズに対応付けられている面積比率で、前記画像形成部によって前記ドットを重ねさせることにより、前記減法混色による色生成を行わせることが好ましい。
この構成によれば、画像形成制御部によって、記憶部に記憶されている混色テーブルにより文字情報のフォントサイズに対応付けられている面積比率で、画像形成部によりドットを重ねさせることにより、減法混色による色生成が行われる。この場合、混色テーブルは、予めフォントサイズ毎に、フォントサイズが小さいほどドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、当該面積比率が対応付けられているので、画像形成制御部によって、文字情報に基づいて、フォントサイズが小さいほど、すなわち視認性が低いほど、併置混色及び減法混色により形成されるドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、画像形成部による文字画像の形成が制御される。
また、前記画像形成制御部は、前記文字情報のフォントサイズが予め設定された基準フォントサイズより大きい場合、前記ドットが重なる面積の比率を予め設定された第1比率に設定し、当該フォントサイズが当該基準フォントサイズより小さい場合、前記ドットが重なる面積の比率を、予め設定された設定比率だけ前記第1比率より増大させることが好ましい。
この構成によれば、文字情報のフォントサイズが予め設定された基準フォントサイズより大きく、従って、併置混色によるドットの散らばりが目立たないと考えられる場合には、ドットが重なる面積の比率が予め設定された第1比率に設定される。また、当該フォントサイズが当該基準フォントサイズより小さく、従って併置混色によるドットの散らばりによって、文字の視認性が低下するおそれがあると考えられる場合には、ドットが重なる面積の比率が、予め設定された設定比率だけ第1比率より増大され、すなわち減法混色の割合が増大されるので、ドットの散らばりが低減される結果、フォントサイズの小さい色文字の視認性を向上させることができる。
また、前記基準フォントサイズ及び前記設定比率の設定を受け付ける設定受付部をさらに備えることが好ましい。この構成によれば、ユーザが、文字画像の仕上がりを確認しつつ、文字の視認性を向上させるように、設定受付部を用いて適宜基準フォントサイズ及び設定比率を設定することができるので、色文字の視認性が向上するように、適宜基準フォントサイズ及び設定比率を調整することが容易となる。
また、本発明に係る画像形成方法は、画像形成手段が、文字コードとフォントサイズと色を表す色情報とを含む文字情報に基づいて、ドットを併置する併置混色とドットを重なる減法混色とを用いて複数の色成分にそれぞれ対応する色のドットを用紙に形成することにより、当該文字情報の色情報で表される色の文字画像を形成する工程、画像形成制御手段が、前記文字情報に基づいて、フォントサイズが小さいほど前記ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、前記画像形成手段によりドットを形成させる工程から構成される。
この構成によれば、文字情報に基づいて、フォントサイズが小さいほど、すなわち視認性が低いほど、併置混色及び減法混色により形成されるドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、文字画像の形成が行われる。この場合、フォントサイズが小さくなるほどドットが重なる面積の比率が増大し、すなわち減法混色の比率が増大されることで、ドットの散らばりが減少し、本来あるべき文字の辺の輪郭からはみ出して配置されるドットが減少する。その結果、微細な文字がつぶれてしまったり、輪郭からはみ出したドットによって色がちらついたりするために視認性が低下するおそれが低減され、フォントサイズの小さい色文字の視認性を向上させることができる。
このような構成の画像形成装置、及び画像形成方法は、文字情報に基づいて、フォントサイズが小さいほど、すなわち視認性が低いほど、併置混色及び減法混色により形成されるドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、文字画像の形成が行われる。この場合、フォントサイズが小さくなるほどドットが重なる面積の比率が増大し、すなわち減法混色の比率が増大されることで、ドットの散らばりが減少し、本来あるべき文字の辺の輪郭からはみ出して配置されるドットが減少する。その結果、微細な文字がつぶれてしまったり、輪郭からはみ出したドットによって色がちらついたりするために視認性が低下するおそれが低減され、フォントサイズの小さい色文字の視認性を向上させることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成方法を用いた画像形成装置の一例であるプリンタの構成を示すブロック図である。図1に示すプリンタ1は、例えばネットワーク2を介してパーソナルコンピュータ3とデータ送受信可能に接続されている。図1に示すプリンタ1は、制御部4、画像形成部5、ディスプレイ6、操作部7(設定受付部)、及び通信I/F部8を備えている。なお、画像形成装置は、プリンタに限られず、例えばプリンタ機能の他、複写機能やファクシミリ機能等を備えた複合機であってもよい。
制御部4は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成された記憶部43と、その周辺回路等とを備えて構成されている。記憶部43には、画像形成制御プログラム431やオペレーティングシステムその他のプログラム、及び文字情報432が記憶されている。
そして、制御部4は、CPUによって、記憶部43に記憶されている画像形成制御プログラム431を実行することにより、画像形成制御部41として機能する。
ディスプレイ6は、例えば液晶表示装置により構成された表示装置である。操作部7は、キースイッチやタッチパネル等の操作入力装置である。通信I/F部8は、例えばイーサネット(登録商標)や、USB(Universal Serial Bus)等のインターフェイス回路である。そして、通信I/F部8は、文字情報432を、例えばパーソナルコンピュータ3からイーサネット(登録商標)やUSB等のネットワーク2を介して受信し、記憶部43に記憶させる。
文字情報432には、例えば、文書を構成する文字の文字コード434と、フォントサイズ435と、色情報436とが含まれている。また、色情報436は、文字の色を表すべく、Y(イエロー)の濃度を示す濃度値Yと、M(マゼンダ)の濃度を示す濃度値Mと、C(シアン)の濃度を示す濃度値Cと、K(黒)の濃度を示す濃度値Kとを含んでいる。濃度値Y、M、C、Kは、各色成分の濃度を、例えば8ビットで00h〜FFh(16進表示)の範囲で表しており、濃度値Y、M、C、Kの値が大きくなるほど濃い濃度を示すようになっている。以下、16進数には「h」を付して表記する。
画像形成部5は、例えば電子写真方式やインクジェット方式等により用紙に画像を形成する画像形成機構である。そして、画像形成部5は、画像形成制御部41からの制御信号に応じて、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(黒)のドットを並置する併置混色とこれらのドットを重ねる減法混色とを用いて、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(黒)のドットを用紙に形成することにより、文字情報432の色情報436で表される色の文字画像を用紙に形成する。
画像形成制御部41は、記憶部43に記憶されている文字情報432におけるフォントサイズ435が、予め設定された基準フォントサイズZs以下に小さくなると、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比Sを増大させて、画像形成部5によりドットを形成させる。
次に、上述のように構成されたプリンタ1の動作について説明する。図2は、図1に示すプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。また、図3、図4は、画像形成部5による画像形成動作を説明するための説明図である。
まず、画像形成制御部41によって、記憶部43から印刷対象の文字情報432が読み出される(ステップS1)。そして、画像形成制御部41によって、予め設定された基準フォントサイズZsと、文字情報432のフォントサイズ435とが比較される(ステップS2)。基準フォントサイズZsは、フォントサイズが小さいことにより文字の視認性が低下するようなフォントサイズが、画像形成部5の性能に応じて予め設定されている。
そして、フォントサイズ435が基準フォントサイズZsより大きければ(ステップS2でNO)、フォントサイズが小さいことによる文字の視認性の低下はないと考えられるので、画像形成制御部41によって、文字情報432に基づいて、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比が予め設定された面積比S1(第1比率)となるように、ドットを併置する併置混色とドットを重ねる減法混色とを併用して、画像形成部5による画像形成が実行され(ステップS3)、用紙に文字情報432に基づく画像が形成されて、処理を終了する。
面積比S1は、例えば文字情報432の色情報436で表される色の再現性が良好になるような面積比、すなわち併置混色と減法混色との比率が、画像形成部5の性能に応じて予め設定されている。
例えば、基準フォントサイズZsが「6」、面積比S1が10%に設定されており、フォントサイズ435が「10」の場合、ステップS3において、例えば図3に示すように、C,M,Yの各ドットが重なる減法混色の比率が10%、C,M,Yの各ドットが並置される併置混色の比率が90%となる。このように、フォントサイズ435が基準フォントサイズZsより大きい場合には、減法混色の比率が増大されることなく、併置混色の比率が維持されて、文字色の再現性が向上される。この場合、本来あるべき文字の辺の輪郭100から、はみ出して配置されるドットが増大するものの、フォントサイズが大きいので、輪郭100からはみ出すドットによる視認性の劣化の影響が低減される。
一方、フォントサイズ435が基準フォントサイズZs以下であれば(ステップS2でYES)、フォントサイズが小さいことにより文字の視認性が低下するおそれがあると考えられるので、画像形成制御部41によって、文字情報432に基づいて、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比が面積比S1より、予め設定された設定比率S2だけ増大されて、すなわち減法混色の比率が増大されて、画像形成部5による画像形成が実行され(ステップS4)、用紙に文字情報432に基づく画像が形成されて、処理を終了する。
設定比率S2は、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比を、面積比S1より設定比率S2だけ増大させることにより、基準フォントサイズZs以下の文字の視認性を向上できるような値が、画像形成部5の性能に応じて予め設定されている。
例えば、基準フォントサイズZsが「6」、面積比S1が10%、設定比率S2が40%に設定されており、フォントサイズ435が「6」の場合、ステップS2において、フォントサイズ435が基準フォントサイズZs以下なので、ステップS4に移行し、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比が10%+40%とされて、例えば図4に示すように、C,M,Y,Kの各ドットが重なる減法混色の比率が50%、C,M,Y,Kの各ドットが並置される併置混色の比率が50%とされる。このように、フォントサイズ435が小さくなると、減法混色の比率が増大され、ドットの散らばりが減少することで、本来あるべき文字の辺の輪郭100からはみ出して配置されるドットが減少し、微細な文字がつぶれてしまったり、輪郭100からはみ出したドットによって色がちらついたりするために、視認性が低下するおそれが低減される結果、フォントサイズの小さい色文字の視認性を向上させることができる。
なお、例えばユーザが、操作部7を用いて適宜、基準フォントサイズZs、面積比S1、及び設定比率S2を設定できるようにしてもよい。この場合、ユーザは画像形成の仕上がりを見ながら、画像形成部5の性能に応じて良好な文字画像が得られるように、基準フォントサイズZs、面積比S1、及び設定比率S2の値を調節することができる。
また、縮小拡大印刷や、1枚の用紙に2ページ分の画像を形成する2in1の設定がされていた場合には、フォントサイズ435にその画像の倍率を乗じて得られるフォントサイズに基づいて、ステップS2の処理を行うようにしてもよい。例えば、処理対象の文字情報432において、フォントサイズ435が「7」で2in1の設定がされている場合、画像倍率は70%であるから、7×0.7=5となる。そうすると、画像形成制御部41は、ステップS2において、処理対象の文字のフォントサイズが基準フォントサイズZs以下と判断してステップS3へ移行するようにしてもよい。これにより、縮小印刷や2in1の設定がされている場合に、文字が縮小されることにより視認性が低下するおそれが低減される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成方法を用いた画像形成装置の一例であるプリンタ1aについて説明する。図5は、プリンタ1aの構成の一例を示すブロック図である。図5に示すプリンタ1aは、図1に示すプリンタ1とは、記憶部43に混色テーブル433がさらに記憶されている点、及び画像形成制御プログラム431aが異なる。そして、制御部4が画像形成制御プログラム431aを実行することにより構成される画像形成制御部41aの動作が異なる。
その他の構成は図1に示すプリンタ1と同様であるのでその説明を省略し、以下本実施形態の特徴的な点について説明する。
図6は、記憶部43に記憶されている混色テーブル433の一例を示す説明図である。図6に示す混色テーブル433は、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率である面積比Sが、1〜10のフォントサイズZ毎に、フォントサイズが小さいほど100%〜10%の範囲で増大するように、対応付けられている。
混色テーブル433は、例えばユーザが、操作部7を用いて適宜、フォントサイズZと面積比Sとの組み合わせを設定できるようにしてもよい。この場合、ユーザは画像形成の仕上がりを見ながら、画像形成部5の性能に応じて良好な文字画像が得られるように、混色テーブル433の設定を調節することができる。
画像形成制御部41は、混色テーブル433に基づいて、フォントサイズ435が小さいほど、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比Sが増大するように、画像形成部5によりドットを形成させる。
次に、上述のように構成されたプリンタ1aの動作について説明する。図7は、図5に示すプリンタ1aの動作の一例を示すフローチャートである。まず、画像形成制御部41aによって、記憶部43から印刷対象の文字情報432が読み出され(ステップS11)、混色テーブル433において文字情報432のフォントサイズ435と対応付けられた面積比Sが取得される(ステップS12)。
そうすると、図6に示すように、混色テーブル433は、面積比Sが、1〜10のフォントサイズZ毎に、フォントサイズが小さいほど100%〜10%の範囲で増大するように対応付けられているので、記憶部43に記憶されている文字情報432におけるフォントサイズ435が小さいほど、大きな面積比Sが取得される。
次に、画像形成制御部41aによって、文字情報432に基づいて、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比が、面積比Sとなるように、画像形成部5により画像形成が実行される(ステップS13)。これにより、記憶部43に記憶されている文字情報432におけるフォントサイズ435が小さいほど、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比Sが増大するように、画像形成部5による画像形成が実行される。
そうすると、フォントサイズ435が大きく、例えば「10」の場合には、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比Sが、図6に示す混色テーブル433に応じて10%にされており、例えば図3に示すように、C,M,Yの各ドットが重なる減法混色の比率が10%、C,M,Yの各ドットが並置される併置混色の比率が90%にされる。このように、フォントサイズ435が大きい場合には、併置混色の比率が増大されて文字色の再現性が向上される。この場合、本来あるべき文字の辺の輪郭100から、はみ出して配置されるドットが増大するものの、フォントサイズが大きいので、輪郭100からはみ出すドットによる視認性の劣化の影響が低減される。
一方、フォントサイズ435が小さくなり、例えば「6」の場合には、ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積比Sが、図6に示す混色テーブル433に応じて50%にされており、例えば図4に示すように、C,M,Yの各ドットが重なる減法混色の比率が50%、C,M,Yの各ドットが並置される併置混色の比率が50%となっている。このように、フォントサイズ435が小さくなると、減法混色の比率が増大され、ドットの散らばりが減少することで、本来あるべき文字の辺の輪郭100からはみ出して配置されるドットが減少し、微細な文字がつぶれてしまったり、輪郭100からはみ出したドットによって色がちらついたりするために、視認性が低下するおそれが低減される結果、フォントサイズの小さい色文字の視認性を向上させることができる。
なお、縮小拡大印刷や、1枚の用紙に2ページ分の画像を形成する2in1の設定がされていた場合には、フォントサイズ435にその画像の倍率を乗じて得られるフォントサイズに基づいて、ステップS12の処理を行うようにしてもよい。例えば、処理対象の文字情報432において、フォントサイズ435が「7」で2in1の設定がされている場合、画像倍率は70%であるから、7×0.7=5となる。そうすると、画像形成制御部41は、ステップS12において、混色テーブル433においてフォントサイズ「5」と対応付けられた面積比S「60%」を取得するようにしてもよい。これにより、縮小印刷や2in1の設定がされている場合に、文字が縮小されることにより視認性が低下するおそれが低減される。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成方法を用いた画像形成装置の一例であるプリンタの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示すプリンタの動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成部による画像形成動作を説明するための説明図である。 図1に示す画像形成部による画像形成動作を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成方法を用いた画像形成装置の一例であるプリンタの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す混色テーブルの一例を示す説明図である。 図5に示すプリンタの動作の一例を示すフローチャートである。 背景技術を説明するための説明図である。
符号の説明
1,1a プリンタ
2 ネットワーク
3 パーソナルコンピュータ
4 制御部
5 画像形成部
6 ディスプレイ
7 操作部
8 通信I/F部
41,41a 画像形成制御部
43 記憶部
431,431a 画像形成制御プログラム
432 文字情報
433 混色テーブル
434 文字コード
435 フォントサイズ
436 色情報
S1 面積比
S2 設定比率
Zs 基準フォントサイズ

Claims (5)

  1. 文字コードとフォントサイズと色を表す色情報とを含む文字情報に基づいて、ドットを併置する併置混色とドットを重ねる減法混色とを用いて複数の色成分にそれぞれ対応する色のドットを用紙に形成することにより、当該文字情報の色情報で表される色の文字画像を形成する画像形成部と、
    前記文字情報に基づいて、フォントサイズが小さいほど前記ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、前記画像形成部によりドットを形成させる画像形成制御部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 予めフォントサイズ毎に、フォントサイズが小さいほど前記ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、当該面積比率が対応付けられた混色テーブルを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記画像形成制御部は、前記記憶部に記憶されている混色テーブルにより前記文字情報のフォントサイズに対応付けられている面積比率で、前記画像形成部によって前記ドットを重ねさせることにより、前記減法混色による色生成を行わせること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成制御部は、前記文字情報のフォントサイズが予め設定された基準フォントサイズより大きい場合、前記ドットが重なる面積の比率を予め設定された第1比率に設定し、当該フォントサイズが当該基準フォントサイズより小さい場合、前記ドットが重なる面積の比率を、予め設定された設定比率だけ前記第1比率より増大させること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記基準フォントサイズ及び前記設定比率の設定を受け付ける設定受付部をさらに備えること
    を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 画像形成手段が、文字コードとフォントサイズと色を表す色情報とを含む文字情報に基づいて、ドットを併置する併置混色とドットを重なる減法混色とを用いて複数の色成分にそれぞれ対応する色のドットを用紙に形成することにより、当該文字情報の色情報で表される色の文字画像を形成する工程、
    画像形成制御手段が、前記文字情報に基づいて、フォントサイズが小さいほど前記ドットの面積の合計に対するドットが重なる面積の比率が増大するように、前記画像形成手段によりドットを形成させる工程から構成されることを特徴とする画像形成方法。
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