JP2019036905A - 電子機器及びメモリー管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ジョブの処理能力をさらに向上させる。【解決手段】モード構成管理部119により、それぞれ異なる機能毎に使用する画像メモリー115の領域の割り当てを示すモードを構成し、メモリー管理部118により、モード選択画面で選択されたモードに基づき、画像メモリー115に対して領域を割り当て、EEPROM116により、機能毎の使用履歴を記憶し、システム制御部122により、たとえば使用履歴の合計が一定数に達すると、使用履歴から求めた領域毎の使用頻度をモード構成管理部119に与え、新規モードの構成を指示する。また、モード構成管理部119は領域毎の使用頻度を元に、領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成し、システム制御部122は新規モードをモード選択画面に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、画像メモリーを搭載した電子機器及びメモリー管理プログラムに関する。
たとえば、電子機器の一つである、MFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置においては、印刷機能、コピー機能、FAX(Facsimile)機能、スキャナー機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能等が搭載されている機種がある。また、これらの各種機能を備えた画像形成装置では、画像処理で用いられる画像メモリーを効率的に使用することで、各種ジョブの処理能力が高められている。
このような画像メモリーの使用に関するものとして、特許文献1では、画像の処理に使用される画像メモリーと、画像メモリーにおいて複数の役割に対して領域を割り当てる領域割当手段と、領域割当手段によって割り当てられた領域を使用してジョブを処理するジョブ処理手段と、画像メモリーにおける領域の配分が異なりジョブの種類毎に設定された複数のモードを記憶するモード記憶手段と、ジョブ処理手段によって処理されたジョブの履歴を保存する履歴保存手段と、履歴保存手段によって保存された履歴に基づいて複数のモードから1つのモードを選択するモード選択手段とを備え、領域割当手段は、モード選択手段によって選択されたモードで領域を割り当てる画像形成装置を提案している。
特開2011−250210号公報
上述した特許文献1の画像形成装置では、印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能等のそれぞれの機能に適した画像メモリーにおける領域の割り当てを示す優先モードをジョブの履歴に応じて選択し、選択した優先モードで画像メモリーの領域を割り当てるので、ジョブの処理能力を向上させることができる。
ところで、たとえば特定の機能の使用が集中し、その特定の機能で使用される画像メモリーの領域の使用頻度が高くなっている場合、使用頻度が高くなっている領域を広げるように変更すると、ジョブの処理能力をさらに向上させることができるものと考えられる。
ところが、特許文献1の画像形成装置では、それぞれの機能に適した優先モードでの画像メモリーにおける領域の割り当てが固定化されている。このため、たとえば特定の機能の使用が集中した場合であっても、優先モードでの画像メモリーにおける領域の割り当てを変更できないことから、ジョブの処理能力をさらに向上させることができないという問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる電子機器及びメモリー管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、それぞれ異なる機能毎に使用する画像メモリーの領域の割り当てを示すモードを構成するモード構成管理部と、前記モードのモード選択画面を表示するパネル部と、前記モード選択画面で選択されたモードに基づき、前記画像メモリーに対して前記領域を割り当てるメモリー管理部と、前記機能毎の使用履歴を記憶する記憶デバイスと、特定の条件を満たせば、前記使用履歴から求めた前記領域毎の使用頻度を前記モード構成管理部に与え、新規モードの構成を指示するシステム制御部とを備え、前記モード構成管理部は、前記領域毎の使用頻度を元に、前記領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成し、前記システム制御部は、前記新規モードを前記モード選択画面に表示させることを特徴とする。
また、前記モード構成管理部は、前記領域毎の使用頻度に合わせた比率で、前記領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成することを特徴とする。
また、前記モード構成管理部は、前記領域毎の使用頻度に合わせた比率を求め、さらに前記使用頻度の最も低い領域の比率の一部を、前記使用頻度の最も高い領域の比率に加えて変更した比率で、前記領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成することを特徴とする。
また、前記特定の条件は、前記使用履歴の合計が一定数に達したことであることを特徴とする。
また、前記特定の条件は、前記電子機器の電源がOFFモードからONモードに移行したことであることを特徴とする。
また、前記特定の条件は、前回の一定期間が経過してから更に一定期間が経過したことであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
本発明のメモリー管理プログラムは、電子機器を制御するコンピューターに実行させるメモリー管理プログラムであって、モード構成管理部により、それぞれ異なる機能毎に使用する画像メモリーの領域の割り当てを示すモードを構成する工程と、パネル部により、前記モードのモード選択画面を表示する工程と、メモリー管理部により、前記モード選択画面で選択されたモードに基づき、前記画像メモリーに対して前記領域を割り当てる工程と、記憶デバイスにより、前記機能毎の使用履歴を記憶する工程と、システム制御部により、前記使用履歴の合計が一定数に達すると、前記使用履歴から求めた前記領域毎の使用頻度を前記モード構成管理部に与え、新規モードの構成を指示する工程とを有し、前記モード構成管理部は、前記領域毎の使用頻度を元に、前記領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成し、前記システム制御部は、前記新規モードを前記モード選択画面に表示させることを特徴とする。
本発明の電子機器及びメモリー管理プログラムでは、モード構成管理部により、それぞれ異なる機能毎に使用する画像メモリーの領域の割り当てを示すモードを構成し、パネル部により、モードのモード選択画面を表示し、メモリー管理部により、モード選択画面で選択されたモードに基づき、画像メモリーに対して領域を割り当て、記憶デバイスにより、機能毎の使用履歴を記憶し、システム制御部により、たとえば使用履歴の合計が一定数に達すると、使用履歴から求めた領域毎の使用頻度をモード構成管理部に与え、新規モードの構成を指示する。また、モード構成管理部は領域毎の使用頻度を元に、領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成し、システム制御部は新規モードをモード選択画面に表示させる。
このように、モード構成管理部が領域毎の使用頻度を元に、領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成することで、たとえば特定の機能の使用が集中し、その特定の機能で使用される画像メモリーの領域の使用頻度が高くなっている場合、使用頻度が高くなっている領域を広げるように画像メモリーの領域の割り当てを変更できる。
本発明の電子機器及びメモリー管理プログラムによれば、使用頻度が高くなっている領域を広げるように画像メモリーの領域の割り当てを変更できるので、ジョブの処理能力をさらに向上させることができる。
本発明の電子機器をMFPに適用した場合の一実施形態を説明するための図である。 図1のパネル部に表示されるモード選択画面の一例について説明するための図である。 図1のモード構成管理部によるモードの構成について説明するものであって、図3(a)は画像メモリーにおける機能毎の使用頻度を説明するための図であり、図3(b)は図3(a)の使用頻度に基づいた新規モードの構成について説明するための図である。 図1の画像メモリーの領域の割り当て処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の電子機器の一実施形態を、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての電子機器の一例としては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX(Facsimile)機能、スキャナー機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能等を搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。
まず、図1に示すように、MFP100は、スキャナー部101、プリンター部102、FAX部103、I/F(インターフェース)104、パネル部105及びHDD106の動作を制御する制御部110を備えている。
スキャナー部101は、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる、図示しない用紙上の画像をデジタルの画像データに変換し、制御部110に入力するデバイスである。プリンター部102は、制御部110から出力される印刷データに基づき、図示しない用紙上に画像を印刷するデバイスである。FAX部103は、制御部110から出力されるデータを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからのデータを受信して制御部110に入力するデバイスである。
I/F104は、ネットワークを介し、図示しない他のMFPやユーザー端末等との通信を受け持つ。なお、I/F104は、図示しないコンテンツサーバーやウェブサーバー等との通信を受け持ってもよい。パネル部105は、たとえばMFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネルとハードウェアキーとを有するデバイスである。また、パネル部105は、後述の図2に示すモード選択画面105Aを表示する。HDD106は、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラム等を記憶している記憶デバイスである。また、HDD106は、ユーザー端末側から登録された印刷ジョブを記憶するユーザーボックスを有している。
制御部110は、認証プログラム等のアプリケーションプログラム、画像形成プログラム、及び制御プログラム等を実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部110は、スキャナー制御部111、プリンター制御部112、FAX制御部113、通信制御部114、画像メモリー115、EEPROM(electrically erasable and programmable read-only memory)116、画像処理部117、メモリー管理部118、モード構成管理部119、パネル操作制御部120、HDD制御部121、システム制御部122を備えている。また、これらは、データバス123に接続されている。
スキャナー制御部111は、スキャナー部101の読み取り動作を制御する。プリンター制御部112は、プリンター部102の印刷動作を制御する。FAX制御部113は、FAX部103によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部114は、I/F104を介し、ネットワーク経由でのデータ等の送受信の制御を行う。画像メモリー115は、プログラムを実行するためのワークメモリーであり、詳細については後述するが、メモリー管理部118により、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能での使用に適した領域が割り当てられる。EEPROM116には、各部の動作チェックや起動シーケンスを生成する制御プログラム等が記憶されている。また、EEPROM116には、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能のそれぞれの使用履歴と画像メモリー115の領域毎の使用頻度とが記憶される。
なお、印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能のそれぞれの使用履歴と画像メモリー115の領域毎の使用頻度とについては、EEPROM116に限らず、HDD106に記憶させてもよい。また、画像メモリー115の領域毎の使用頻度とは、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能のそれぞれの使用履歴の合計を一定数(たとえば100)とし、その一定数でのそれぞれの機能が使用する画像メモリー115の領域毎の使用回数である。よって、画像メモリー115の領域毎の使用頻度は、EEPROM116が記憶しているそれぞれの機能の使用履歴から求めることができる。なお、それぞれの機能の使用履歴の合計については、一定期間毎(たとえば1ヶ月毎、3ヶ月毎、6ヶ月毎等)で集計してもよい。
画像処理部117は、スキャナー部101によって読み取られた画像データに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。また、画像処理部117は、HDD106のユーザーボックスに登録された印刷ジョブに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。なお、システム制御部122は、画像処理部117が画像処理した印刷データを、一旦、画像メモリー115に記憶させる。
メモリー管理部118は、詳細については後述するが、システム制御部122の指示に従い、画像メモリー115の領域の割り当てを行う。モード構成管理部119は、詳細については後述するが、メモリー管理部118に対して画像メモリー115の領域の割り当てを行わせるためのモードの構成と、構成したモードの管理とを行う。また、モード構成管理部119は、後述の図2に示すモード選択画面105Aを構成し管理する。パネル操作制御部120は、パネル部105の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部120は、パネル部105を介し、印刷、コピー、FAX、スキャン、ネットワーク経由でのデータ送受信等の設定を受け付ける。また、パネル操作制御部120は、パネル部105を介し、モード選択を受け付ける。
HDD制御部121は、HDD106に対するデータの読み出し及び書き込み等を制御する。システム制御部122は、各部の連携動作等を制御する。また、システム制御部122は、パネル操作制御部120がパネル部105を介してモード選択を受け付けると、メモリー管理部118に対し、画像メモリー115の領域の割り当てを指示する。また、システム制御部122は、EEPROM116に対し、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能のそれぞれの使用履歴と画像メモリー115の領域毎の使用頻度とを記憶させる。また、システム制御部122は、詳細については後述するが、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能のそれぞれの使用履歴の合計が一定数(たとえば100)に達すると、モード構成管理部119に対して新規モードを構成させる。なお、使用履歴の合計については、100に限るものではなく、100未満であってよいし、100を超えていてもよい。
次に、図2を参照し、パネル部105に表示されるモード選択画面105Aの一例について説明する。なお、以下では、説明の都合上、画像メモリー115のサイズがたとえば100MB(メガバイト)であるとして説明する。また、モード選択画面105Aに表示される、後述の現行モード、モードA、モードB、モードC、モードDは、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能のそれぞれの使用履歴の合計が一定数(たとえば100)に達した際、システム制御部122の指示に基づきモード構成管理部119が構成したものである。また、モード構成管理部119による新規モードの構成については、後述の図3で説明する。
まず、モード選択画面105Aには、たとえば標準モード、現行モード、モードA、モードB、モードC、モードDが表示される。また、符号105a〜105fは、それぞれのモードの表示領域を示している。また、符号115a〜115dは、メモリー管理部118が画像メモリー115に割り当てる機能毎の領域を示している。
ここで、標準モードは、モード構成管理部119がデフォルトとして管理するものである。標準モードでは、メモリー管理部118が画像メモリー115に対して割り当てるそれぞれの機能毎の領域115a〜115dのサイズが25MBとなっている。現行モードは、メモリー管理部118による画像メモリー115に対しての現在の領域115a〜115dの割り当てを示している。なお、現行モードは、モード構成管理部119が構成した新規モードから選択されたものである。現行モードでは、印刷機能の領域115aが23MB、コピー機能の領域115bが27MB、FAX機能の領域115cが23MB、スキャナー機能の領域115dが27MBとして割り当てられている。
モードA〜Dは、現行モードと同様に、モード構成管理部119が構成した新規モードである。モードA〜Dの並び順については、モード構成管理部119による構成の新しい順であってもよいし、古い順であってもよい。また、モードA〜Dの数については、モードA〜Dの4つに限定されるものではない。3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。また、表示可能又は選択可能な新規モードの数に上限を設けても良い。新規モードの数が上限を超えた場合、モード構成管理部119は、最も古い新規モードを削除しても良い。
モードAでは、印刷機能の領域115aが42MB、コピー機能の領域115bが30MB、FAX機能の領域115cが16MB、スキャナー機能の領域115dが12MBとして割り当てられることを示している。モードBでは、印刷機能の領域115aが40MB、コピー機能の領域115bが30MB、FAX機能の領域115cが14MB、スキャナー機能の領域115dが16MBとして割り当てられることを示している。モードCでは、印刷機能の領域115aが55MB、コピー機能の領域115bが23MB、FAX機能の領域115cが11MB、スキャナー機能の領域115dが11MBとして割り当てられることを示している。モードDでは、印刷機能の領域115aが31MB、コピー機能の領域115bが35MB、FAX機能の領域115cが17MB、スキャナー機能の領域115dが17MBとして割り当てられることを示している。
次に、図3を参照し、モード構成管理部119による新規モードの構成について説明する。なお、以下では、図2のたとえば現行モードで画像メモリー115の領域115a〜115dが割り当てられている状態で、それぞれの機能の使用履歴の合計が100に達した際、システム制御部122の指示により、モード構成管理部119が新たなモードを構成する場合で説明する。
まず、図3(a)は、それぞれの機能の使用履歴の合計がたとえば100に達した際の領域115a〜115dの(使用履歴の合計100回に対する)使用頻度の一例を示している。すなわち、印刷機能の領域115aの使用頻度が40回、コピー機能の領域115bの使用頻度が30回、FAX機能の領域115cの使用頻度が16回、スキャナー機能の領域115dの使用頻度が14回であるとする。ここで、モード構成管理部119は、それぞれの領域115a〜115dの使用頻度を元に、画像メモリー115の領域115a〜115dの新たな割り当てを示す新規モードを構成する。なお、それぞれの機能の使用履歴の合計が100に達した後、それぞれの機能の使用履歴の合計をリセットする。つまり、モード構成管理部119は、それぞれの機能の使用履歴の合計で100回ごとに、その100回に対するそれぞれの領域115a〜115dの使用頻度を元に新たなモードを構成する。
なお、モード構成管理部119は、画像メモリー115の領域115a〜115dの新たな割り当てを決める場合、それぞれの領域115a〜115dの使用頻度に合う比率で新たな割り当てを決めてもよい。この場合、モード構成管理部119は、図3(b)に示すように、画像メモリー115のサイズがたとえば100MBであるとき、それぞれの領域115a〜115dの使用頻度に合う比率を元にすると、印刷機能の領域115aを40MB、コピー機能の領域115bを30MB、FAX機能の領域115cを16MB、スキャナー機能の領域115dを14MBとした割り当てを示す新規モードを構成できる。また、モード構成管理部119は、構成した新規モードを、図2のように、たとえばモードA〜Dとして管理する。
なお、モード構成管理部119は、使用頻度に合わせた比率を求め、さらに使用頻度の最も低い領域の比率の一部を、使用頻度の最も高い領域の比率に加えて変更した比率で、新たな割り当てを決めてもよい。すなわち、使用頻度の最も高い領域115aに対しては、たとえば42MBとなるような比率で割り当て、使用頻度の最も低い領域115dに対しては、たとえば12MBとなるような比率で割り当ててもよい。このように、使用頻度の最も高い領域115aをさらに広げることで、たとえば印刷ジョブの処理能力のさらなる向上が可能となる。
次に、図4を参照し、画像メモリー115の領域115a〜115dの割り当て処理について説明する。なお、以下では、それぞれの機能の使用履歴の合計がたとえば100に達した際、システム制御部122がモード構成管理部119に対して新規モードの構成を指示するものとして説明する。また、システム制御部122がモード構成管理部119に対して新規モードの構成を指示するタイミングは、たとえばモード選択画面105Aの表示が指示されたときとする。また、それぞれの機能の使用履歴は、EEPROM116に記憶されているとする。
(ステップS101)
システム制御部122は、モード選択画面105Aの表示が指示されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部122は、パネル操作制御部120からのパネル部105を介してのモード選択画面105Aの表示の指示を受け付けたことを示す通知が無ければ、モード選択画面105Aの表示が指示されないと判断する(ステップS101:No)。
これに対し、システム制御部122は、パネル操作制御部120からのパネル部105を介してのモード選択画面105Aの表示の指示を受け付けたことを示す通知が有れば、モード選択画面105Aの表示が指示されたと判断し(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。
(ステップS102)
システム制御部122は、使用履歴の合計が一定数に達したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部122は、EEPROM116に記憶されている使用履歴を参照し、使用履歴の合計が一定数(たとえば100)に達していないと判断すると(ステップS102:No)、ステップS105に移行する。
これに対し、システム制御部122は、EEPROM116に記憶されている使用履歴を参照し、使用履歴の合計が一定数(たとえば100)に達していると判断すると(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。
(ステップS103)
システム制御部122は、モード構成管理部119に対し、新規モードの構成を指示する。
この場合、システム制御部122は、EEPROM116に記憶されている使用履歴から、画像メモリー115のそれぞれの領域115a〜115dの使用頻度を求め、モード構成管理部119に与える。
ここで、システム制御部122は、図3(a)に示したように、印刷機能の領域115aの使用頻度が40回、コピー機能の領域115bの使用頻度が30回、FAX機能の領域115cの使用頻度が16回、スキャナー機能の領域115dの使用頻度が14回であることを確認する。
また、モード構成管理部119は、図3(b)に示したように、画像メモリー115のサイズがたとえば100MBである場合、それぞれの領域115a〜115dの使用頻度を元に、印刷機能の領域115aを40MB、コピー機能の領域115bを30MB、FAX機能の領域115cを16MB、スキャナー機能の領域115dを14MBとした割り当てを示す新規モードを構成する。また、モード構成管理部119は、構成した新規モードを、図2のように、たとえばモードA〜Dとして管理する。
(ステップS104)
システム制御部122は、新規モードの構成が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部122は、モード構成管理部119からの新規モードの構成が完了したことを示す通知が無ければ新規モードの構成が完了していないと判断する(ステップS104:No)。
これに対し、システム制御部122は、モード構成管理部119からの新規モードの構成が完了したことを示す通知が有れば新規モードの構成が完了したと判断し(ステップS104:Yes)、ステップS105に移行する。
(ステップS105)
システム制御部122は、モード選択画面105Aを表示させる。
この場合、システム制御部122は、モード構成管理部119が管理しているモードに基づき、パネル操作制御部120を介し、パネル部105にモード選択画面105Aを表示させる。
(ステップS106)
システム制御部122は、モードが選択されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部122は、パネル操作制御部120からのパネル部105を介してのモード選択画面105Aでのモードが選択されたことを示す通知が無ければ、モードが選択されないと判断する(ステップS106:No)。
これに対し、システム制御部122は、パネル操作制御部120からのパネル部105を介してのモード選択画面105Aでのモードが選択されたことを示す通知が有れば、モードが選択されたと判断し(ステップS106:Yes)、ステップS107に移行する。
(ステップS107)
システム制御部122は、メモリー管理部118に対し、選択されたモードでの割り当てを指示する。
このとき、メモリー管理部118は、システム制御部122から図2に示したたとえばモードAでの割り当ての指示を受け取ると、画像メモリー115に対し、印刷機能の領域115aが42MB、コピー機能の領域115bが30MB、FAX機能の領域115cが16MB、スキャナー機能の領域115dが12MBとした割り当てを行う。
なお、以上の処理において、モード構成管理部119は、特定のユーザーの使用履歴を対象としてモードを構成しているが、複数のユーザー毎の使用履歴を対象とし、それぞれのユーザー毎のモードを構成してもよい。この場合、ユーザー毎の使用履歴をそれぞれのユーザーのユーザーID等のユーザー識別情報に紐付けてEEPROM116に記憶させ、MFP100のログイン時に受け付けたユーザー識別情報に該当する使用履歴を対象とすることで、ユーザー毎の使用履歴から求めた画像メモリー115のそれぞれの領域115a〜115dの使用頻度に合わせたモードを構成できる。
また、システム制御部122は、モード選択画面105Aの表示が指示された後のステップS102で、使用履歴の合計が一定数に達したという条件を満たせば新規モードの構成を指示しているが、この例に限らず、他の特定の条件を満たせば、新規モードの構成を指示してもよい。例えば、システム制御部122は、MFP100の電源がOFFモードからONモードに移行したという条件を満たせば、新規モードの構成を指示してもよい。この場合、モード構成管理部119は、前回のONモードからOFFモードに移行するまでのそれぞれの機能の使用履歴の合計に対する領域115a〜115dの使用頻度を元に新規モードを構成してもよい。また、システム制御部122は、前回の一定期間経過時から更に一定期間が経過したという条件を満たせば、つまり一定期間毎(たとえば1ヶ月毎、3ヶ月毎、6ヶ月毎等)に新規モードの構成を指示してもよい。この場合、モード構成管理部119は、一定期間中のそれぞれの機能の使用履歴の合計に対する領域115a〜115dの使用頻度を元に新規モードを構成してもよい。
このように、本実施形態では、モード構成管理部119により、それぞれ異なる機能毎に使用する画像メモリー115の領域の割り当てを示すモードを構成し、パネル部105により、モードのモード選択画面105Aを表示し、メモリー管理部118により、モード選択画面105Aで選択されたモードに基づき、画像メモリー115に対して領域を割り当て、EEPROM116(記憶デバイス)により、機能毎の使用履歴を記憶し、システム制御部122により、たとえば使用履歴の合計が一定数に達すると、使用履歴から求めた領域毎の使用頻度をモード構成管理部119に与え、新規モードの構成を指示する。また、モード構成管理部119は領域毎の使用頻度を元に、領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成し、システム制御部122は新規モードをモード選択画面に表示させる。
このように、モード構成管理部119が領域毎の使用頻度を元に、領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成することで、たとえば特定の機能の使用が集中し、その特定の機能で使用される画像メモリーの領域の使用頻度が高くなっている場合、使用頻度が高くなっている領域を広げるように画像メモリーの領域の割り当てを変更できるので、ジョブの処理能力をさらに向上させることができる。
なお、本実施形態では、電子機器をMFP100に適用させた場合で説明したが、プリンターや複合機等の他の画像形成装置に適用してもよいし、PC(personal computer)やスマートフォン等の端末に適用してもよい。
100 MFP
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104 I/F
105 パネル部
106 HDD
105A モード選択画面
105a〜105f 表示領域
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115 画像メモリー
115a〜115d 領域
116 EEPROM
117 画像処理部
118 メモリー管理部
119 モード構成管理部
120 パネル操作制御部
121 HDD制御部
122 システム制御部
123 データバス

Claims (7)

  1. それぞれ異なる機能毎に使用する画像メモリーの領域の割り当てを示すモードを構成するモード構成管理部と、
    前記モードのモード選択画面を表示するパネル部と、
    前記モード選択画面で選択されたモードに基づき、前記画像メモリーに対して前記領域を割り当てるメモリー管理部と、
    前記機能毎の使用履歴を記憶する記憶デバイスと、
    特定の条件を満たせば、前記使用履歴から求めた前記領域毎の使用頻度を前記モード構成管理部に与え、新規モードの構成を指示するシステム制御部とを備え、
    前記モード構成管理部は、前記領域毎の使用頻度を元に、前記領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成し、
    前記システム制御部は、前記新規モードを前記モード選択画面に表示させる
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記モード構成管理部は、前記領域毎の使用頻度に合わせた比率で、前記領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記モード構成管理部は、前記領域毎の使用頻度に合わせた比率を求め、さらに前記使用頻度の最も低い領域の比率の一部を、前記使用頻度の最も高い領域の比率に加えて変更した比率で、前記領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記特定の条件は、前記使用履歴の合計が一定数に達したことである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記特定の条件は、前記電子機器の電源がOFFモードからONモードに移行したことである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記特定の条件は、前回の一定期間が経過してから更に一定期間が経過したことである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 電子機器を制御するコンピューターに実行させるメモリー管理プログラムであって、
    モード構成管理部により、それぞれ異なる機能毎に使用する画像メモリーの領域の割り当てを示すモードを構成する工程と、
    パネル部により、前記モードのモード選択画面を表示する工程と、
    メモリー管理部により、前記モード選択画面で選択されたモードに基づき、前記画像メモリーに対して前記領域を割り当てる工程と、
    記憶デバイスにより、前記機能毎の使用履歴を記憶する工程と、
    システム制御部により、前記使用履歴の合計が一定数に達すると、前記使用履歴から求めた前記領域毎の使用頻度を前記モード構成管理部に与え、新規モードの構成を指示する工程とを有し、
    前記モード構成管理部は、前記領域毎の使用頻度を元に、前記領域の新たな割り当てを示す新規モードを構成し、
    前記システム制御部は、前記新規モードを前記モード選択画面に表示させる
    ことを特徴とするメモリー管理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10750045B2 (en) * 2018-08-21 2020-08-18 Kyocera Document Solutions Inc. Electronic device and method for controlling memory thereof

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