JP2018088053A - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】、RAMディスク用のメモリー領域の空き領域の用途を、ユーザーの要望に応じて決める。【解決手段】メモリー管理部118により、RAM115の画像データ記憶領域を管理し、画像データ記憶領域にRAMディスク用メモリー領域を割り当て、パネル操作制御部119により、パネル部105を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付け、システム制御部121により、パネル操作制御部119が機能の使用領域の割り当てを受け付けると、RAMディスク用メモリー領域に空き領域が有る場合、メモリー管理部118に対し、空き領域を機能の使用領域に割り当てさせる。これにより、RAMディスク用メモリー領域に空き領域が有る場合、空き領域を任意の機能の使用領域に割り当てることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、RAM(Random Access Memory)ディスクの使用に適した画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
たとえば、MFP(Multifunction Peripheral)などの画像形成装置においては、印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などが搭載されている。また、これらの各種機能を備えた画像形成装置では、既存のRAMの画像データ記憶領域の一部にRAMディスク用の領域を割り当てるメモリー管理機能を搭載した機種も存在している。
このようなメモリー管理機能に関するものとして、特許文献1では、画像データを記憶する領域を含む複数の領域が確保されるRAMと、RAM上の領域の配分の情報である配分情報を記憶するフラッシュメモリと、RAM上に領域を確保するOSと、OSをブートするブート手段と、フラッシュメモリに記憶されている配分情報を変更する配分情報変更手段とを備え、配分情報は、RAM上の配分の変更がOSの起動後に不可能な領域の配分の情報を含んでおり、ブート手段は、配分情報をOSの起動前にRAMに書き込み、OSは、ブート手段によってブートされるとき、フラッシュメモリにアクセス可能となる前に、RAMに記憶されている配分情報に基づいてRAM上に領域を確保する画像形成装置を提案している。
上述した特許文献1での画像形成装置では、配分情報変更手段によって変更された配分情報に基づいてOSがブート時に揮発性記憶装置上に領域を確保するので、揮発性記憶装置上の配分の変更がOSの起動後に不可能な領域であるOS起動後配分変更不可領域に対して配分を変更できる。すなわち、OS起動後配分変更不可領域にRAMディスク用の領域を含んでいる場合、RAMディスク用の領域の配分を変更できる。
ところが、特許文献1での画像形成装置では、RAMディスク用の領域の配分を変更できるものの、RAMディスク用の領域を減らした場合に生ずる空き領域の用途を、ユーザーの要望に応じて決めることができない、という問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる画像形成装置及び画像形成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、メモリーの画像データ記憶領域を管理し、前記画像データ記憶領域にRAMディスク用のメモリー領域を割り当てるメモリー管理部と、パネル部を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付けるパネル操作制御部と、前記パネル操作制御部が前記機能の使用領域の割り当てを受け付けると、前記RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、前記メモリー管理部に対し、前記空き領域を前記機能の使用領域に割り当てさせるシステム制御部とを備えることを特徴とする。
また、前記パネル操作制御部は、前記RAMディスクのサイズの変更を受け付け、前記システム制御部は、前記パネル操作制御部が前記RAMディスクのサイズの変更を受け付けると、前記メモリー管理部に対し、前記RAMディスク用のメモリー領域のサイズを変更させることを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムは、メモリー管理部により、メモリーの画像データ記憶領域を管理し、前記画像データ記憶領域にRAMディスク用のメモリー領域を割り当てる工程と、パネル操作制御部により、パネル部を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付ける工程と、システム制御部により、前記パネル操作制御部が前記機能の使用領域の割り当てを受け付けると、前記RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、前記メモリー管理部に対し、前記空き領域を前記機能の使用領域に割り当てさせる工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムでは、メモリー管理部により、メモリーの画像データ記憶領域を管理し、画像データ記憶領域にRAMディスク用のメモリー領域を割り当て、パネル操作制御部により、パネル部を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付け、システム制御部により、パネル操作制御部が機能の使用領域の割り当てを受け付けると、RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、メモリー管理部に対し、空き領域を機能の使用領域に割り当てさせる。
これにより、RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、空き領域を任意の機能の使用領域に割り当てることができる。
また、前記パネル操作制御部は、前記RAMディスクのサイズの変更を受け付け、前記システム制御部は、前記パネル操作制御部が前記RAMディスクのサイズの変更を受け付けると、前記メモリー管理部に対し、前記RAMディスク用のメモリー領域のサイズを変更させることを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムは、メモリー管理部により、メモリーの画像データ記憶領域を管理し、前記画像データ記憶領域にRAMディスク用のメモリー領域を割り当てる工程と、パネル操作制御部により、パネル部を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付ける工程と、システム制御部により、前記パネル操作制御部が前記機能の使用領域の割り当てを受け付けると、前記RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、前記メモリー管理部に対し、前記空き領域を前記機能の使用領域に割り当てさせる工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムでは、メモリー管理部により、メモリーの画像データ記憶領域を管理し、画像データ記憶領域にRAMディスク用のメモリー領域を割り当て、パネル操作制御部により、パネル部を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付け、システム制御部により、パネル操作制御部が機能の使用領域の割り当てを受け付けると、RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、メモリー管理部に対し、空き領域を機能の使用領域に割り当てさせる。
これにより、RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、空き領域を任意の機能の使用領域に割り当てることができる。
本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムによれば、RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、空き領域を任意の機能の使用領域に割り当てることができるので、RAMディスク用のメモリー領域を減らした場合に生ずる空き領域の用途を、ユーザーの要望に応じて決めることができる。
以下、本発明の画像形成装置の一実施形態を、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての画像形成装置の一例としては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などを搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。
まず、図1に示すように、MFP100は、スキャナー部101、プリンター部102、FAX部103、I/F(インターフェース)104、パネル部105及びHDD106の動作を制御する制御部110を備えている。
スキャナー部101は、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる、図示しない用紙上の画像をデジタルの画像データに変換し、制御部110に入力するデバイスである。プリンター部102は、制御部110から出力される印刷データに基づき、図示しない用紙上に画像を印刷するデバイスである。FAX部103は、制御部110から出力されるデータを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからのデータを受信して制御部110に入力するデバイスである。
I/F104は、ネットワークを介し、他のMFP100やユーザー端末などとの通信を受け持つ。なお、I/F104は、図示しないコンテンツサーバーやウェブサーバーなどとの通信を受け持ってもよい。パネル部105は、たとえばMFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネルとハードウェアキーとを有するデバイスである。HDD106は、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラムなどを記憶している記憶デバイスである。また、HDD106は、ユーザー端末側から登録された印刷ジョブを記憶するユーザーボックスを有している。
制御部110は、認証プログラムなどのアプリケーションプログラム、画像形成プログラム、及び制御プログラムなどを実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部110は、スキャナー制御部111、プリンター制御部112、FAX(Facsimile)制御部113、通信制御部114、RAM(Random Access Memory)115、EEPROM(electrically erasable and programmable read−only memory)116、画像処理部117、メモリー管理部118、パネル操作制御部119、HDD制御部120、システム制御部121を備えている。また、これらは、データバス122に接続されている。
スキャナー制御部111は、スキャナー部101の読み取り動作を制御する。プリンター制御部112は、プリンター部102の印刷動作を制御する。FAX制御部113は、FAX部103によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部114は、I/F104を介し、ネットワーク経由でのデータなどの送受信の制御を行う。RAM115は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。また、RAM115は、画像処理部117によって画像処理された印刷データを記憶する。また、RAM115には、RAMディスクが設定される。EEPROM116には、各部の動作チェックや起動シーケンスを生成する制御プログラムなどが記憶されている。
画像処理部117は、スキャナー部101によって読み取られた画像データに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。また、画像処理部117は、HDD106のユーザーボックスに登録された印刷ジョブに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。なお、システム制御部121は、画像処理部117が画像処理した印刷データを、一旦、RAM115に記憶させる。
メモリー管理部118は、RAM115の画像データ記憶領域を管理する。また、メモリー管理部118は、RAM115の画像データ記憶領域に後述の図3(a)に示すRAM115の画像データ記憶領域にRAMディスク用メモリー領域115eを割り当てる。これにより、RAM115にRAMディスクが作成される。また、メモリー管理部118は、システム制御部121の指示に従い、RAMディスク用メモリー領域115eのサイズ変更を行う。また、メモリー管理部118は、システム制御部121の指示に従い、後述の図3(b)に示すRAMディスク用メモリー領域115eのサイズ縮小に伴う空き領域115gを、優先設定された機能の使用領域として割り当てる。
パネル操作制御部119は、パネル部105の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部119は、パネル部105を介し、印刷、コピー、FAX、ネットワーク経由でのデータ送受信などの設定を受け付ける。また、パネル操作制御部119は、パネル部105を介し、RAMディスクのサイズ変更や、RAMディスクのサイズ縮小に伴う空き領域115g(図3(b)参照)に対しての機能の使用領域の割り当ての優先設定を受け付ける。
HDD制御部120は、HDD106に対するデータの読み出し及び書き込みなどを制御する。システム制御部121は、各部の連携動作などを制御する。また、システム制御部121は、パネル操作制御部119がパネル部105を介してRAMディスクのサイズ変更を受け付けると、メモリー管理部118に対し、RAMディスク用メモリー領域115eのアドレスの変更及びサイズの変更を指示する。また、システム制御部121は、パネル操作制御部119がパネル部105を介してRAMディスクのサイズ縮小に伴う空き領域115g(図3(b)参照)に対しての機能の使用領域の割り当ての優先設定を受け付けると、メモリー管理部118に対し、優先設定された機能の使用領域の割り当てを指示する。
次に、図2を参照し、パネル部105に表示されるRAMディスクの設定画面の一例について説明する。まず、図2(a)は、RAMディスクのサイズを変更するRAMディスクサイズ設定画面105Aを示している。RAMディスクサイズ設定画面105Aには、たとえば変更前のRAMディスク用メモリー領域115e(図3(a)参照)のサイズ(たとえば16MB(Mega Byte))を1MBに変更する際にタッチ操作する選択欄105aと、1〜16MBの間でRAMディスク用メモリー領域115e(図3(a)参照)のサイズ(たとえば16MB)を任意に設定する際にタッチ操作する選択欄105bとが表示される。ここで、たとえば選択欄105aをタッチ操作すると、点線枠が実線枠に変更されることで、選択欄105aが選択されたことを示す。これにより、変更前のRAMディスク用メモリー領域115e(図3(a)参照)のサイズが1MBに変更される。
図2(b)は、RAMディスク用メモリー領域115eの空き領域115g(図3(b)参照)に対する機能の使用領域の割り当ての優先設定を選択させるRAMディスク優先設定画面105Bを示す図である。ここで、優先設定とは、RAMディスクのサイズ縮小に伴う空き領域115gに対し、機能の使用領域を優先的に割り当てることである。
RAMディスク優先設定画面105Bには、たとえばコピー優先の選択欄105cと、プリンター優先の選択欄105dと、FAX優先の選択欄105eと、部数印刷優先の選択欄105fとが表示される。なお、それぞれの選択欄105c〜105fには、ON/OFF選択ボタンが表示される。このON/OFF選択ボタンは、タッチ操作する度にON又はOFFに切り替えられる。ここで、たとえばプリンター優先の選択欄105dのON/OFF選択ボタンをタッチ操作すると、楕円の点線枠が実線枠に変更されることで、ONに設定されたことを示す。
なお、選択欄105c〜105fでの優先設定は、1個であってもよいし、複数であってもよい。優先設定が複数である場合、システム制御部121がメモリー管理部118に対し、RAMディスクのサイズ縮小に伴う空き領域115gを、優先設定された数に応じて分配(例えば、均等に分配)させる。また、選択欄105fの部数印刷とは、部単位で同じ原稿を2部以上印刷することである。すなわち、たとえば5ページの原稿を3部印刷する際、1ページ目を3枚、2ページ目を3枚・・・5ページ目を3枚という印刷方法(複数部数印刷)と、1ページ目から5ページ目までを連続印刷を3回繰り返す印刷方法(部単位印刷)とがあるが、後者を指す。ちなみに、複数部数印刷では印刷に関わるページのデータを印刷済みのデータと入れ替えることができるが、部単位印刷では5ページの原稿のデータを全て記憶させる必要がある。このため、部数印刷優先の選択欄105fを選択すると、5ページ分のデータの一部又は全てをRAMディスクのサイズ縮小に伴う空き領域に記憶させることができる。
次に、図3を参照し、RAM115のメモリーマップの一例について説明する。まず、図3(a)は、RAMディスクのサイズが16MBに割り当てられている場合を示している。図3(a)に示すように、RAM115には、スキャナー用メモリー領域115aと、プリンター用メモリー領域115bとFAX用メモリー領域115cと原稿蓄積用メモリー領域115dと、RAMディスク用メモリー領域115eと、システム領域115fとが予め割り当てられているとする。なお、システム領域115f以外は、画像データ記憶領域である。
また、スキャナー用メモリー領域115aと、プリンター用メモリー領域115bとFAX用メモリー領域115cと原稿蓄積用メモリー領域115dとは、それぞれ100MBに割り当てられているとする。ここで、RAMディスク用メモリー領域115eの利用方法については様々な形態があるが、その一つとして、たとえばHDD106を搭載していない場合、HDD106の代わりのディスク装置として利用できる。また、図3(a)では、それぞれのメモリー領域115a〜115dが予め割り当てられている場合としているが、それぞれのメモリー領域115a〜115dは動的に割り当てられてもよい。
図3(b)は、RAMディスク用メモリー領域115eのサイズが縮小された場合を示している。すなわち、図2(a)のRAMディスクサイズ設定画面105Aで、たとえば選択欄105aがタッチ操作され、変更前のRAMディスクのサイズである16MBが1MBに変更された場合を示している。
この場合、RAMディスク用メモリー領域115eが16MBから1MBに変更されることで、15MBの空き領域115gが生じる。ここで、図2(b)のRAMディスク優先設定画面105Bで、たとえばプリンター優先の選択欄105dをタッチ操作し、プリンター優先をONに設定した場合、RAMディスク用メモリー領域115eの空き領域115gがプリンター(印刷機能)の使用領域として優先的に割り当てられる。これにより、プリンター(印刷機能)は、プリンター用メモリー領域115bの100MBと空き領域115gの15MBの合計115MBが割り当てられることになる。
なお、RAMディスク用メモリー領域115eが16MBから1MBに変更された場合において、図3(b)に示すコピー優先をONに設定した場合、上記と同様にしてコピー機能は、スキャナー用メモリー領域115aの100MBと空き領域115gの15MBの合計115MBが割り当てられる。また、図3(b)に示すFAX優先をONに設定した場合、上記と同様にしてFAX機能は、FAX用メモリー領域115cの100MBと空き領域115gの15MBの合計115MBが割り当てられる。また、図3(b)に示す部数印刷優先をONに設定した場合、上記と同様にしてプリンター(印刷機能)やコピー機能の原稿画像データの蓄積用のメモリー領域として、原稿蓄積用メモリー領域115dの100MBと空き領域115gの15MBの合計115MBが割り当てられる。
次に、図4を参照し、RAMディスクのサイズ変更処理について説明する。なお、以下の説明においては、変更前のRAMディスクのサイズがたとえば10MBに割り当てられていた場合で説明する。
(ステップS101)
システム制御部121は、RAMディスクのサイズ変更が有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての図2(a)に示したRAMディスクサイズ設定画面105Aにおいて、たとえば選択欄105aがタッチ操作されたことを示す通知が無ければRAMディスクのサイズ変更が無いと判断する(ステップS101:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての図2(a)に示したRAMディスクサイズ設定画面105Aにおいて、たとえば選択欄105aがタッチ操作されたことを示す通知が有ればRAMディスクのサイズ変更が有ると判断する(ステップS101:Yes)。
このとき、パネル操作制御部119は、1MBに変更されたことをシステム制御部121に通知する。
システム制御部121は、RAMディスクのサイズ変更が有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての図2(a)に示したRAMディスクサイズ設定画面105Aにおいて、たとえば選択欄105aがタッチ操作されたことを示す通知が無ければRAMディスクのサイズ変更が無いと判断する(ステップS101:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての図2(a)に示したRAMディスクサイズ設定画面105Aにおいて、たとえば選択欄105aがタッチ操作されたことを示す通知が有ればRAMディスクのサイズ変更が有ると判断する(ステップS101:Yes)。
このとき、パネル操作制御部119は、1MBに変更されたことをシステム制御部121に通知する。
(ステップS102)
システム制御部121は、サイズ縮小かどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更前のRAMディスクのサイズがたとえば10MBであって、RAMディスクのサイズがたとえば1MBに変更されたとき、サイズ縮小であると判断し(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。
これに対し、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更前のRAMディスクのサイズがたとえば10MBであって、RAMディスクのサイズがたとえば14MBに変更されたとき、サイズ縮小でないと判断し(ステップS102::No)、ステップS106に移行する。
システム制御部121は、サイズ縮小かどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更前のRAMディスクのサイズがたとえば10MBであって、RAMディスクのサイズがたとえば1MBに変更されたとき、サイズ縮小であると判断し(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。
これに対し、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更前のRAMディスクのサイズがたとえば10MBであって、RAMディスクのサイズがたとえば14MBに変更されたとき、サイズ縮小でないと判断し(ステップS102::No)、ステップS106に移行する。
(ステップS103)
システム制御部121は、縮小されたサイズに変更させる。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118に対し、RAMディスク用メモリー領域115eのサイズを1MBに変更させる。
このとき、メモリー管理部118は、RAMディスク用メモリー領域115eの割り当てを、1MBに変更する。
システム制御部121は、縮小されたサイズに変更させる。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118に対し、RAMディスク用メモリー領域115eのサイズを1MBに変更させる。
このとき、メモリー管理部118は、RAMディスク用メモリー領域115eの割り当てを、1MBに変更する。
(ステップS104)
システム制御部121は、優先設定の選択が有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての図2(b)に示した選択欄105c〜105fのいずれかがタッチ操作されたことを示す通知が無ければ優先設定の選択が無いと判断し(ステップS104:No)、処理を終了する。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての図2(b)に示したたとえば選択欄105dがタッチ操作されたことを示す通知が有れば優先設定の選択が有ると判断し(ステップS104:Yes)、ステップS105に移行する。
このとき、パネル操作制御部119は、プリンター優先が選択されたことをシステム制御部121に通知する。
システム制御部121は、優先設定の選択が有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての図2(b)に示した選択欄105c〜105fのいずれかがタッチ操作されたことを示す通知が無ければ優先設定の選択が無いと判断し(ステップS104:No)、処理を終了する。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介しての図2(b)に示したたとえば選択欄105dがタッチ操作されたことを示す通知が有れば優先設定の選択が有ると判断し(ステップS104:Yes)、ステップS105に移行する。
このとき、パネル操作制御部119は、プリンター優先が選択されたことをシステム制御部121に通知する。
(ステップS105)
システム制御部121は、優先設定された機能の使用領域としての割り当てを指示する。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118に対し、RAMディスクの空き領域115gをプリンター(印刷機能)の使用領域として優先的に割り当てるように指示する。
このとき、メモリー管理部118は、RAMディスクの空き領域115gをプリンター(印刷機能)の使用領域として割り当てる。これにより、プリンター(印刷機能)の使用領域は、プリンター用メモリー領域115bの100MBと空き領域115gの15MBの合計115MBとなる。
システム制御部121は、優先設定された機能の使用領域としての割り当てを指示する。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118に対し、RAMディスクの空き領域115gをプリンター(印刷機能)の使用領域として優先的に割り当てるように指示する。
このとき、メモリー管理部118は、RAMディスクの空き領域115gをプリンター(印刷機能)の使用領域として割り当てる。これにより、プリンター(印刷機能)の使用領域は、プリンター用メモリー領域115bの100MBと空き領域115gの15MBの合計115MBとなる。
(ステップS106)
システム制御部121は、増大されたサイズに変更させる。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118に対し、RAMディスク用メモリー領域115eのサイズを増大されたサイズに変更させる。
すなわち、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更前のRAMディスクのサイズがたとえば10MBであって、RAMディスクのサイズがたとえば14MBに変更されたとき、メモリー管理部118に対し、RAMディスク用メモリー領域115eのサイズを14MBに変更させる。
このとき、メモリー管理部118は、RAMディスク用メモリー領域115eの割り当てを、11MBに変更する。
システム制御部121は、増大されたサイズに変更させる。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118に対し、RAMディスク用メモリー領域115eのサイズを増大されたサイズに変更させる。
すなわち、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更前のRAMディスクのサイズがたとえば10MBであって、RAMディスクのサイズがたとえば14MBに変更されたとき、メモリー管理部118に対し、RAMディスク用メモリー領域115eのサイズを14MBに変更させる。
このとき、メモリー管理部118は、RAMディスク用メモリー領域115eの割り当てを、11MBに変更する。
(ステップS107)
システム制御部121は、空き領域115gが有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更後のRAMディスク用メモリー領域115eに空き領域115gが無いと判断した場合(ステップS107:No)、処理を終了する。
これに対し、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更後のRAMディスク用メモリー領域115eに空き領域115gが有ると判断した場合(ステップS107:Yes)、ステップS104に移行する。
システム制御部121は、空き領域115gが有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更後のRAMディスク用メモリー領域115eに空き領域115gが無いと判断した場合(ステップS107:No)、処理を終了する。
これに対し、システム制御部121は、メモリー管理部118が管理しているRAMディスク用メモリー領域115eのサイズを確認し、変更後のRAMディスク用メモリー領域115eに空き領域115gが有ると判断した場合(ステップS107:Yes)、ステップS104に移行する。
このように、本実施形態では、メモリー管理部118により、RAM115(メモリー)の画像データ記憶領域を管理し、画像データ記憶領域にRAMディスク用メモリー領域115e(RAMディスク用のメモリー領域)を割り当て、パネル操作制御部119により、パネル部105を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付け、システム制御部121により、パネル操作制御部119が機能の使用領域の割り当てを受け付けると、RAMディスク用メモリー領域115e(RAMディスク用のメモリー領域)に空き領域115gが有る場合、メモリー管理部118に対し、空き領域115gを機能の使用領域に割り当てさせる。
これにより、RAMディスク用メモリー領域115e(RAMディスク用のメモリー領域)に空き領域115gが有る場合、空き領域115gを任意の機能の使用領域に割り当てることができるので、RAMディスク用メモリー領域115e(RAMディスク用のメモリー領域)を減らした場合に生ずる空き領域115gの用途を、ユーザーの要望に応じて決めることができる。
なお、本実施形態では、画像形成装置をMFP100に適用させた場合で説明したが、プリンターや複合機などの他の画像形成装置に適用してもよいし、PC(personal computer)やスマートフォンなどの端末に適用してもよい。
100 MFP
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104 I/F
105 パネル部
106 HDD
105A RAMディスクサイズ設定画面
105B RAMディスク優先設定画面
105a〜105f 選択欄
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115 RAM
115a スキャナー用メモリー領域
115b プリンター用メモリー領域
115c FAX用メモリー領域
115d 原稿蓄積用メモリー領域
115e RAMディスク用メモリー領域
115f システム領域
115g 空き領域
116 EEPROM
117 画像処理部
118 メモリー管理部
119 パネル操作制御部
120 HDD制御部
121 システム制御部
122 データバス
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104 I/F
105 パネル部
106 HDD
105A RAMディスクサイズ設定画面
105B RAMディスク優先設定画面
105a〜105f 選択欄
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115 RAM
115a スキャナー用メモリー領域
115b プリンター用メモリー領域
115c FAX用メモリー領域
115d 原稿蓄積用メモリー領域
115e RAMディスク用メモリー領域
115f システム領域
115g 空き領域
116 EEPROM
117 画像処理部
118 メモリー管理部
119 パネル操作制御部
120 HDD制御部
121 システム制御部
122 データバス
Claims (3)
- メモリーの画像データ記憶領域を管理し、前記画像データ記憶領域にRAMディスク用のメモリー領域を割り当てるメモリー管理部と、
パネル部を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付けるパネル操作制御部と、
前記パネル操作制御部が前記機能の使用領域の割り当てを受け付けると、前記RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、前記メモリー管理部に対し、前記空き領域を前記機能の使用領域に割り当てさせるシステム制御部とを備える
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記パネル操作制御部は、前記RAMディスクのサイズの変更を受け付け、
前記システム制御部は、前記パネル操作制御部が前記RAMディスクのサイズの変更を受け付けると、前記メモリー管理部に対し、前記RAMディスク用のメモリー領域のサイズを変更させる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - メモリー管理部により、メモリーの画像データ記憶領域を管理し、前記画像データ記憶領域にRAMディスク用のメモリー領域を割り当てる工程と、
パネル操作制御部により、パネル部を介し、機能の使用領域の割り当てを受け付ける工程と、
システム制御部により、前記パネル操作制御部が前記機能の使用領域の割り当てを受け付けると、前記RAMディスク用のメモリー領域に空き領域が有る場合、前記メモリー管理部に対し、前記空き領域を前記機能の使用領域に割り当てさせる工程とを画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる
ことを特徴とする画像形成プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016230098A JP2018088053A (ja) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | 画像形成装置及び画像形成プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016230098A JP2018088053A (ja) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | 画像形成装置及び画像形成プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018088053A true JP2018088053A (ja) | 2018-06-07 |
Family
ID=62494340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016230098A Pending JP2018088053A (ja) | 2016-11-28 | 2016-11-28 | 画像形成装置及び画像形成プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018088053A (ja) |
-
2016
- 2016-11-28 JP JP2016230098A patent/JP2018088053A/ja active Pending
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