JP2006255160A - ジャー炊飯器 - Google Patents

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Norio Ikeda
典生 池田
Kuniyuki Nakanishi
邦行 中西
Atsushi Koma
敦 高麗
Kazuhiro Ukita
和宏 浮田
Hiroo Nitta
浩朗 新田
Kenji Okamoto
賢治 岡本
Akihiro Shinabe
晃宏 品部
Keiji Ishikawa
啓治 石川
Shunpei Ando
俊平 安藤
Mitsuru Yashima
充 八島
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Abstract

【課題】保温再加熱時に、蒸気を鍋内に投入して、保温のご飯量が多くなるにつれて強くなる保温臭を効果的に低減する。
【解決手段】本体1と、本体1内に着脱自在に収納される鍋2と、本体1を開閉自在に覆う蓋3と、鍋2を加熱する鍋加熱手段4と、鍋2内に投入する蒸気を発生する蒸気発生手段19とを備え、炊飯後、保温中の飯を鍋加熱手段4により加熱する際に、炊飯した飯の量が多いほど蒸気発生手段19により発生する蒸気量を多くして、保温している飯の量が多いほど強い保温臭を効果的に低減させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、保温機能を有するジャー炊飯器に関する。
一般的な家庭用の炊飯器においては、保温中の飯を加熱する(再加熱する)際には、鍋底部に配置した、鍋内の米と水を加熱するための鍋加熱手段を主な加熱手段として使用する。保温のご飯を加熱することにより、炊きたての温度に近い暖かい飯を得ることができる。しかし、保温時には飯が高温に保持されることになり、それにより飯に含まれる脂肪成分の酸化が促進されるが、その酸化により発生する保温臭は鍋内に残ったままであった。特許文献1に開示された従来例の炊飯器は鍋加熱手段による加熱によって、鍋内の飯の加熱を行う。図2を用いて、従来例の炊飯器を説明する。
図2に示す炊飯器の本体21(以下単に本体21と称する)内には、被調理物である米と水とを収容する内鍋22をセットしている。内鍋22の底部には、電磁誘導加熱コイル等で構成している加熱手段23を配置している。また内鍋22の底部中央には、被調理物の温度を検出する被調理物温度検出手段24を設けている。27は加熱手段23への通電を制御する通電制御手段でインバータ回路を使用している。28は通電制御手段27を駆動する駆動手段である。本体21の上部には、放熱を防ぐ蓋30を開閉自在に設けている。
特開平8−228921号公報
しかしながら、前記従来の構成では、使用者がスイッチを操作して保温中に再加熱を指示すると、電磁誘導加熱コイル等で構成している加熱手段23によって、内鍋22を加熱しているが、ご飯に熱のみを加えているので、加熱終了後、蓋30を開けても保温臭が残っているという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、保温のご飯を加熱するとともに、飯の保温臭を低減させる炊飯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、上面が開口した本体と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記本体を開閉自在に覆う蓋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋内に投入する蒸気を発生する蒸気発生手段とを備え、炊飯後、保温中のご飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、炊飯したご飯の量が多いほど前記蒸気発生手段により発生する蒸気量を多くする炊飯器としたものである。
これにより、保温中のご飯を鍋加熱手段により加熱する時に、鍋内に蒸気を投入するので、鍋内の保温臭を含んだ空気が投入された蒸気に追い出されて、鍋内の保温臭が低減される。さらに、一般的に炊飯したご飯の量が多いほど保温されるご飯の量は多いので、炊飯したご飯の量が多いほど、蒸気発生手段により発生する蒸気量を多くすることにより保温しているご飯の量が多いほど強くなる保温臭を効果的に低減させることができる。
本発明の炊飯器は、保温中のご飯を鍋加熱手段により加熱する時に、鍋内の保温臭が低減される。さらに、保温するご飯の量に比例して強くなる保温臭を効果的に低減させることができる。
第1の発明は、上面が開口した本体と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記本体を開閉自在に覆う蓋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋内に投入する蒸気を発生する蒸気発生手段とを備え、炊飯後、保温中のご飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、炊飯したご飯の量が多いほど前記蒸気発生手段により発生する蒸気量を多くする炊飯器である。
本発明の炊飯器は、保温中のご飯を鍋加熱手段により加熱する時に、鍋内に蒸気を投入するので、鍋内の保温臭を含んだ空気が投入された蒸気に追い出されて、鍋内の保温臭が低減される。さらに、一般的に炊飯したご飯の量が多いほど保温されるご飯の量は多いので、炊飯したご飯の量が多いほど、蒸気発生手段により発生する蒸気量を多くするので保温しているご飯の量が多いほど強くなる保温臭を効果的に低減させることができる。
第2の発明は、上面が開口した本体と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記本体を開閉自在に覆う蓋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋内に投入する蒸気を発生する蒸気発生手段とを備え、炊飯後、保温中のご飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、使用者が前記蒸気発生手段により発生する蒸気量を選択できるスイッチを設けた炊飯器である。
本発明の炊飯器は、保温中のご飯を鍋加熱手段により加熱する時に、鍋内に蒸気を投入するので、鍋内の保温臭を含んだ空気が投入された蒸気に追い出されて、鍋内の保温臭が低減される。さらに、使用者が蒸気量を選択できるスイッチを設けているので、ご飯の質、保温経過時間などで使用者が自由に蒸気量を選択することができる。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、炊飯後、保温中のご飯を鍋加熱手段により加熱する際に、炊飯したご飯の量が多いほど鍋を加熱する加熱量を多くする炊飯器である。
本発明の炊飯器は、保温中のご飯を鍋加熱手段により加熱する時に、鍋内に蒸気を投入するので、鍋内の保温臭を含んだ空気が投入された蒸気に追い出されて、鍋内の保温臭が低減される。さらに、一般的に炊飯したご飯の量が多いほど保温されるご飯の量は多く、また保温しているご飯の量が多いほどご飯の温度を所定の温度まで上昇させるのに必要な熱量は多くなるので、前記鍋を加熱する加熱量を多くして、保温しているご飯の量にかかわらずご飯を所定の温度まで上昇させることができる。
第4の発明は、第1の発明または第2の発明において、炊飯後、保温中のご飯を鍋加熱手段により加熱する際に、使用者が鍋の加熱量を選択できるスイッチを設けた炊飯器である。
本発明の炊飯器は、保温中のご飯を鍋加熱手段により加熱する時に、鍋内に蒸気を投入するので、鍋内の保温臭を含んだ空気が投入された蒸気に追い出されて、鍋内の保温臭が低減される。さらに、使用者が鍋の加熱量を選択できるスイッチを設けているので、使用者が保温しているご飯の量や、使用者の好みの温度にしたがって、鍋の加熱量を選択し、ご飯の温度を選ぶことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における炊飯器の断面図を示すものである。図1において、1は炊飯器の本体を示し、着脱自在の鍋2を内装する。さらに鍋2の上面を覆う蓋3が開閉自在に設置されている。また鍋2を加熱する鍋加熱手段4と鍋2の温度を検知する鍋温度検知手段5を本体1内部に配置する。鍋加熱手段4と鍋温度検知手段5は保護枠16によって保持されている。鍋加熱手段4は、ヒーターであっても、鍋2を誘導加熱するコイルであっても、いかなる加熱手段であっても構わない。本体1内部には水タンク6を内装しており、水タンク6には水タンク加熱手段7を有し、水タンク6と水タンク加熱手段7により蒸気発生手段19を構成する。蒸気経路8は蒸気発生手段19によって発生した蒸気を鍋2に導く。蒸気発生手段19の水タンク6の温度を検知する水タンク温度検知手段9が水タンク6に当接して設けられている。
鍋2上面の開口部には鍋内の蒸気を本体1外に排出する蒸気孔10が設けられている。蓋3の温度を検知する蓋温度検知手段12が蓋3に当接して設けられ、蓋加熱手段11は、蓋温度検知手段12の検知温度に基づき制御される。
制御手段13は、回路基板(図示しない)に搭載されたマイクロコンピューターを有する。制御手段13はソフトウエアにより、使用者が操作パネル14を介して入力する操作指令、鍋温度検知手段5、水タンク温度検知手段9及び蓋温度検知手段12から入力される信号に基づき、あらかじめマイクロコンピューターに記憶された炊飯プログラムにより、鍋2、蓋3、水タンク6の加熱制御を行う。制御手段13は、鍋加熱手段4、水タンク加熱手段7、蓋加熱手段11の加熱量を、各加熱手段の通電率によって制御する。
以上のように構成された本発明の実施の形態1の炊飯器について、以下その動作、作用を、蒸気発生手段19の動作に着目して説明する。
使用者が、炊飯を行う米とその米量に対応する水とを鍋2に入れ、本体1に内装する。さらに、水タンク6に所定量の水を入れ、本体1に内装する。更に、水タンク6に所定量の水を入れ、本体1に内装する。使用者が炊飯開始スイッチ(図示しない)を操作すると炊飯工程が実施される。
炊飯工程は、時間順に前炊き、炊き上げ、沸騰維持、蒸らしに大分される。前炊き工程において、鍋2の温度が米の吸水に適した温度(50℃)になるように鍋加熱手段4を制御し、鍋内の米と水とを加熱する。この時の温度上昇速度によって、炊飯量を判定する。沸騰維持工程において、鍋2の水が無くなり、鍋2の温度が100℃を超えた所定値になるまで、鍋加熱手段4及び蓋加熱手段11に通電し、米と水を加熱する。最後に蒸らし工程において、一定時間の間に複数回、炊飯量に応じた鍋加熱手段4及び蓋加熱手段11による加熱(追い炊き)と加熱の停止(休止)を繰り返す。蒸らし工程(追い炊き時と休止時)において、蒸気発生手段19から鍋2内へ高温蒸気を供給する。炊飯行程が終了すると、自動的に保温行程に移行する。
保温時には、鍋温度検知手段5の出力により鍋加熱手段4を制御して鍋2の底部および側面下部を加熱すると共に、蓋温度検知手段12の出力により鍋側面加熱手段20を制御して鍋2の側面上部を、蓋温度検知手段12の出力により蓋加熱手段11を制御して蓋3を加熱して、ご飯が乾燥せず、かつ露が大量に付着しないように鍋2内のご飯温度を約73℃に保持する。
保温時に、使用者が再加熱スイッチ15を操作すると、制御手段13は鍋加熱手段4によって鍋2の加熱を行って鍋2内で保温しているご飯を加熱する。同時に、炊飯したご飯の量が多いほど水タンク6を加熱する水タンク加熱手段7の通電率を多くして、発生する蒸気量が多くなるようにあらかじめマイクロコンピューターに記憶された再加熱プログラムにしたがって、水タンク6を加熱する。水タンク6内の水は蒸発して蒸気となり、蒸気経路8を通って鍋2内に投入される。このとき、蓋3に当接して設けられた蓋温度検知手段12が蓋3の温度を検知して、蓋3の温度が一定温度(例えば、105℃)になるように蓋加熱手段11を制御する。
以上のように、本実施の形態においては、再加熱行程において、鍋加熱手段4による鍋2の加熱時に水タンク加熱手段7による水タンク6の加熱に加え、鍋2内に蒸気を投入することによって、投入前の鍋2内の保温臭を含んだ空気が蒸気孔10から排出されて、保温臭を低減することができる。
さらに、一般的に炊飯したご飯の量が多いほど保温されるご飯の量は多いので、炊飯したご飯の量が多いほど、水タンク6を加熱する水タンク加熱手段7の通電率を多くして、発生する蒸気量を多くしているので、保温しているご飯の量が多いほど強くなる保温臭を効果的に低減させることができる。
実施の形態1の炊飯器は炊飯したご飯の量が多いと水タンク6を加熱する水タンク加熱手段7の通電率を多くして鍋2内へ投入する蒸気の量を多くしたが、炊飯したご飯の量が多いほど水タンク6を加熱する水タンク加熱手段7の通電時間を長くして鍋2内へ投入する蒸気の量を多くしても良い。これによると、炊飯したご飯の量が少ない場合は蒸気を鍋2内に投入する時間が短くなるので、再加熱工程の時間が短くなり、使用者は再加熱スイッチ15を操作してから短時間でご飯を食べることができる。
(実施の形態2)
構成は使用者が保温中のご飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、前記蒸気発生手段により発生する蒸気量を選択できるスイッチを設けた以外は実施の形態1と同じなので省略する。実施の形態1とは異なる動作を説明する。以下その動作、作用を説明する。
使用者が、炊飯を行う米とその米量に対応する水とを鍋2に入れ、本体1に内装し、水タンク6に所定量の水を入れ、本体1に内装する。使用者が炊飯開始スイッチ(図示しない)を操作して炊飯工程が実施されてから保温行程に移行し、鍋2内のご飯温度を約73℃に保持されるまでは実施の形態1と同じである。
保温時に、使用者が再加熱する際に蒸気量を選択してスイッチ(図示しない)操作する。使用者が蒸気量「多」を選択すれば水タンク6を加熱する水タンク加熱手段7の通電率を多く、蒸気量「少」を選択すれば水タンク6を加熱する水タンク加熱手段7の通電率を少なくするようにあらかじめマイクロコンピューターに記憶された再加熱プログラムにしたがって、水タンク6を加熱する。水タンク6内の水は蒸発して蒸気となり、蒸気経路8を通って鍋2内に投入される。このとき、蓋3に当接して設けられた蓋温度検知手段12が蓋3の温度を検知して、蓋3の温度が一定温度(例えば、105℃)になるように蓋加熱手段11を制御する。
以上のように、本実施の形態においては、再加熱行程において、鍋加熱手段4による鍋2の加熱時に水タンク加熱手段7による水タンク6の加熱に加え、鍋2内に蒸気を投入することによって、投入前の鍋2内の保温臭を含んだ空気が蒸気孔10から排出されて、保温臭を低減することができる。
さらに保温しているご飯の質、保温経過時間などで使用者が自由に蒸気量を選択することができる。
実施の形態2の炊飯器は使用者が蒸気量「多」を選択すると水タンク6を加熱する水タンク加熱手段7の通電率を多くして鍋2内へ投入する蒸気の量を多くしたが、使用者が蒸気量「多」を選択すると水タンク6を加熱する水タンク加熱手段7の通電時間を長くして鍋2内へ投入する蒸気の量を多くしても良い。これによると、使用者が蒸気量「少」を選択した場合は蒸気を鍋2内に投入する時間が短くなるので、再加熱工程の時間が短くなり、使用者は再加熱スイッチ15を操作してから短時間でご飯を食べることができる。
(実施の形態3)
構成は実施の形態1と同じなので省略し、実施の形態1とは異なる動作を説明する。以下その動作、作用を説明する。
使用者が、炊飯を行う米とその米量に対応する水とを鍋2に入れ、本体1に内装し、水タンク6に所定量の水を入れ、本体1に内装する。使用者が炊飯開始スイッチ(図示しない)を操作して炊飯工程が実施されてから保温行程に移行し、鍋2内のご飯温度を約73℃に保持されるまでは実施の形態1と同じである。
保温時に、使用者が再加熱スイッチ15を操作すると、制御手段13は鍋加熱手段4によって鍋2の加熱を行って鍋2内で保温しているご飯を加熱する。このとき炊飯したご飯の量が多いほど鍋2を加熱する鍋加熱手段4の通電率を多くして鍋2内のご飯温度を所定の温度まで上昇させるようにあらかじめマイクロコンピューターに記憶された再加熱プログラムにしたがって鍋2を加熱する。同時に水タンク加熱手段7によって水タンク6を加熱し、水タンク6内の水は蒸発して蒸気となり、蒸気経路8を通って鍋2内に投入される。このとき、蓋3に当接して設けられた蓋温度検知手段12が蓋3の温度を検知して、蓋3の温度が一定温度(例えば、105℃)になるように蓋加熱手段11を制御する。
以上のように、本実施の形態においては、再加熱行程において、鍋加熱手段4による鍋2の加熱時に水タンク加熱手段7による水タンク6の加熱に加え、鍋2内に蒸気を投入することによって、投入前の鍋2内の保温臭を含んだ空気が蒸気孔10から排出されて、保温臭を低減することができる。
さらに、一般的に炊飯したご飯の量が多いほど保温されるご飯の量は多いので、炊飯したご飯の量が多いほど、鍋2を加熱する鍋加熱手段4の通電率を多くして、鍋2内のご飯温度を所定の温度まで上昇させているので、保温しているご飯の量にかかわらず熱いご飯を食べることができる。
実施の形態3の炊飯器は炊飯したご飯の量が多いと鍋2を加熱する鍋加熱手段4の通電率を多くして鍋2内のご飯の温度を所定の温度まで上昇させたが、鍋加熱手段4の通電率を多くすると、鍋2の温度が高くなって鍋2に接しているご飯が焦げる恐れがあるので、炊飯したご飯の量が多いほど鍋2を加熱する鍋加熱手段4の通電時間を長くして鍋2内のご飯の温度を所定の温度まで上昇させてもよい。これによると、ご飯が焦げる恐れを防止するとともに、炊飯したご飯の量が少ない場合は鍋2を加熱する時間が短くなるので、再加熱工程の時間が短くなり、使用者は再加熱スイッチ15を操作してから短時間でご飯を食べることができる。
(実施の形態4)
構成は使用者が保温中のご飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、鍋加熱手段により鍋を加熱する加熱量を選択できるスイッチを設けた以外は実施の形態1と同じなので略し、実施の形態1とは異なる動作を説明する。以下その動作、作用を説明する。
使用者が、炊飯を行う米とその米量に対応する水とを鍋2に入れ、本体1に内装し、水タンク6に所定量の水を入れ、本体1に内装する。使用者が炊飯開始スイッチ(図示しない)を操作して炊飯工程が実施されてから保温行程に移行し、鍋2内のご飯温度を約73℃に保持されるまでは実施の形態1と同じである。
保温時に、使用者が再加熱する際に鍋の加熱量を選択してスイッチ操作する。鍋加熱「多」が選択されれば鍋2を加熱する鍋加熱手段4の通電率を多く、鍋加熱「少」が選択されれば鍋2を加熱する鍋加熱手段4の通電率を少なくするようにあらかじめマイクロコンピューターに記憶された再加熱プログラムにしたがって、鍋2の加熱を行って鍋2内で保温しているご飯を加熱する。同時に水タンク加熱手段7によって水タンク6を加熱し、水タンク6内の水は蒸発して蒸気となり、蒸気経路8を通って鍋2内に投入される。このとき、蓋3に当接して設けられた蓋温度検知手段12が蓋3の温度を検知して、蓋3の温度が一定温度(例えば、105℃)になるように蓋加熱手段11を制御する。
以上のように、本実施の形態においては、再加熱行程において、鍋加熱手段4による鍋2の加熱時に水タンク加熱手段7による水タンク6の加熱に加え、鍋2内に蒸気を投入することによって、投入前の鍋2内の保温臭を含んだ空気が蒸気孔10から排出されて、保温臭を低減することができる。
さらに保温しているご飯の量や、使用者の好みの温度にしたがって、使用者は自由に鍋の加熱量を選択してご飯の温度を選ぶことができる。
実施の形態4の炊飯器は使用者が鍋加熱「多」を選択すると鍋2を加熱する鍋加熱手段4の通電率を多くして鍋2内のご飯の温度を所定の温度まで上昇させてが、鍋加熱手段4の通電率を多くすると、鍋2の温度が高くなって鍋2に接しているご飯が焦げる恐れがあるので、使用者が鍋加熱「多」を選択すると鍋2を加熱する鍋加熱手段4の通電時間を長くして鍋2内のご飯の温度を所定の温度まで上昇させてもよい。これによると、ご飯が焦げる恐れを防止するとともに、使用者が鍋加熱「少」を選択した場合は鍋2を加熱する時間が短くなるので、再加熱工程の時間が短くなり、使用者は再加熱スイッチ15を操作してから短時間でご飯を食べることができる。
本発明は民生用のみならず、業務用のジャー炊飯器にも有用である。
本発明の実施の形態における炊飯器の断面図 従来の炊飯器の断面図
符号の説明
1 本体
2 鍋
3 蓋
4 鍋加熱手段
5 鍋温度検知手段
19 蒸気発生手段

Claims (4)

  1. 上面が開口した本体と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記本体を開閉自在に覆う蓋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋内に投入する蒸気を発生する蒸気発生手段とを備え、炊飯後、保温中の飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、炊飯した飯の量が多いほど前記蒸気発生手段により発生する蒸気量を多くするジャー炊飯器。
  2. 上面が開口した本体と、前記本体内に着脱自在に収納される鍋と、前記本体を開閉自在に覆う蓋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋内に投入する蒸気を発生する蒸気発生手段とを備え、炊飯後、保温中の飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、使用者が前記蒸気発生手段により発生する蒸気量を選択できるスイッチを設けたジャー炊飯器。
  3. 炊飯後、保温中の飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、炊飯した飯の量が多いほど前記鍋を加熱する加熱量を多くする請求項1または2に記載のジャー炊飯器。
  4. 炊飯後、保温中の飯を前記鍋加熱手段により加熱する際に、使用者が前記鍋の加熱時間を選択できるスイッチを設けた請求項1または2に記載のジャー炊飯器。
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