JP2006254989A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 当選確率を変更する不正行為を防止する。
【解決手段】 電源ボックス28の前面に、電源スイッチ、キーシリンダ、設定変更ボタン33、収納ケース34を設ける。ボタン収納ケース34を、透明な樹脂から構成し、前面に、雌ネジがネジ切りされたネジ孔を形成する。ボルト36は、雄ネジが形成された雄ネジ部36a、頭部36bを備える。雄ネジ部36aは、ネジ孔に螺合している。雄ネジ部36aとネジ孔との螺合は、ボルト36をA方向に回転させるとボルト36がB方向に移動し、ボルト36をC方向に回転させるとボルト36がD方向に移動するような螺合になっている。雄ネジ部36aの頭部36bとは反対側の先端に、当接板37を取り付ける。設定値を変更する場合には、ドライバにより、ボルト36をA方向及びB方向に回転させて設定変更ボタン33を押圧する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンなどの遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはコインなど他の媒体も含む。また、「メダル(遊技媒体)投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、貯留(クレジット)されたメダルをベットボタンなどによりベットすることを含む。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンは、メダルに一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。スロットマシンには、その筐体内部に、メダルの供給に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置などの様々な各種駆動装置及びこれら駆動装置を制御させるために対応させた制御回路装置を備えており、遊技者が遊技を行う際にこれらを適宜作動させることによって遊技を興趣に溢れたものとしている。また、近年では、所定の図柄(識別情報)を変動表示し得るリール表示装置または液晶画像表示装置等の図柄可変表示装置を内蔵し、所定条件を満たしたときに図柄を変動させた後に停止表示させるように図柄可変表示装置を作動させるものが主流となっている。これらの装置は制御回路装置によって制御されている。制御回路装置は収納ケースに収納され、収納ケースは筐体の一部を構成する収納箱の内部の所定位置に取り付けられている。
最近のスロットマシンの内部に配設されている制御回路装置は、基板上に設けられたCPU(central processing unit)が、制御プログラムに従って電子制御を行うものが一般的である。制御プログラムは、マスクROM(read only memory)のような基板上に装着されたICチップにデータとして記憶されており、CPUは、遊技状態に応じてICチップから制御プログラムのデータを逐次読み出して実行することによって制御を行っている。
また、遊技場に設置されるスロットマシンは、複数種類の当選役の当選確率が6段階に変更可能になっており(特許文献1参照)、その当選確率を変更する確率変更基板が設けられている。確率変更基板には、当選確率を変更する変更ボタンが設けられており、遊技場の管理者は、この変更ボタンを押圧操作することにより当選確率を変更する。確率変更基板が不正に操作されると、当選確率が不正に変更されてしまうため、確率変更基板は、前面扉を開放したときに露呈する収納箱の内部、詳しくは、スロットマシンの電源のオン・オフを行う電源装置に設けられている。
特開2004−135844号公報
しかしながら、上述したようなスロットマシンでは、前面扉と収納箱との間に生じる隙間や、前面扉に故意に開けた穴から針金や板などの異物を収納箱の内部に侵入させ、その異物で変更ボタンを操作して当選確率を変更するといった不正行為が行われることがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、変更ボタンを操作して当選確率を変更する不正行為を防止することができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定し、前記当選役が抽選されたときには抽選された当選役に応じた特典が遊技者に付与される遊技機において、前記ハズレ及び複数種類の当選役の少なくともいずれか1つの当選確率を押圧により変更する変更ボタンと、雄ネジが形成されたボルトと、前記雄ネジに螺合するネジ孔が形成され、前記ボルトを第1方向に回転させたときに当該ボルトを前記変更ボタンに当接して押圧する押圧方向に移動させ、前記ボルトを前記第1方向とは逆方向の第2方向に回転させたときに当該ボルトを前記変更ボタンから離れる退避方向に移動させるように当該ボルトを移動可能に保持する保持部材と、を備えたことを特徴とする。
また、前記保持部材を、前記変更ボタンを覆うボタン収納ケースから構成することが好ましい。なお、前記ボタン収納ケースを、透明な樹脂から構成することが好ましい。さらに、前記ボルトの前記変更ボタンに当接する先端部に、前記ネジ孔の径よりも大きい径で形成され、前記退避方向に移動したときに前記保持部材に当接する当接部材を取り付けることが好ましい。
本発明の遊技機によれば、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定し、当選役が抽選されたときには抽選された当選役に応じた特典が遊技者に付与されるものであって、ハズレ及び複数種類の当選役の少なくともいずれか1つの当選確率を押圧により変更する変更ボタンと、雄ネジが形成されたボルトと、雄ネジに螺合するネジ孔が形成され、ボルトを第1方向に回転させたときに当該ボルトを変更ボタンに当接して押圧する押圧方向に移動させ、ボルトを第1方向とは逆方向の第2方向に回転させたときに当該ボルトを変更ボタンから離れる退避方向に移動させるように当該ボルトを移動可能に保持する保持部材と、を備えたから、ハズレ及び複数種類の当選役の少なくともいずれか1つの当選確率するには、雄ネジを指やドライバ等の工具により回転させ、雄ネジを移動させて変更ボタンを押圧する必要があり、その行為は、指等で変更ボタンを押圧操作する場合に比べて時間を要し、周囲の遊技者や遊技場の管理者の注目を集めることができるため、不正に当選確率が変更されることを抑止することができる。
また、保持部材を、変更ボタンを覆うボタン収納ケースから構成したから、変更ボタンとボルトとの隙間から針金や板などの異物により変更ボタンを不正に操作されることをより一層確実に防止することができる。
さらに、ボルトの変更ボタンに当接する先端部に、ネジ孔の径よりも大きい径で形成され、退避方向に移動したときに保持部材に当接する当接部材を取り付けたから、ネジ孔からボルトを抜き取り、ネジ孔に針金や板などの異物を挿入して変更ボタンを不正に操作されることを防止することができる。
図1に本発明を用いた遊技機の1実施例であるスロットマシン10の外観を示す。スロットマシン10には、1〜3枚のメダルをベットして遊技が行われる通常モード、通常モードよりもメダルを獲得する確率が高くなるレギュラーボーナス(以下、RB)モード(予め設定された遊技モード)、RBモードへの移行が所定の回数(例えば、3回)行われるビッグボーナス(以下、BB)モード(予め設定された遊技モード)が設けられている。通常モードでの当選役抽選でRBに当選し、RBを入賞させると通常モードからRBモードに移行される。通常モードでの当選役抽選でBBに当選し、BBを入賞させると通常モードからBBモードに移行される。また、RBモードは、1枚のメダルベットでの遊技が行われ、最大8回入賞するか、または最大12回の遊技を行うことでRBモードが終了する。
スロットマシン10は、収納箱11及び前面扉12からなる筐体13を備えている。前面扉12は、上扉12aと下扉12bとを備え、それぞれ図示しないヒンジにより収納箱11の前面側に取り付けられ、回動させることができるようになっている。上扉12aには表示窓14が設けられ、表示窓14の奥に第1リール15a、第2リール15b、第3リール15c及びサブリール16が回転自在に組み込まれている。周知のように、第1〜第3リール15a〜15cの外周には複数種類の図柄が一定ピッチで配列され、リールが停止した状態では表示窓14を通して1リール当たり3個の図柄が観察可能になる。これにより、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞有効ラインが横3本斜め2本の合計5本が設定される。
遊技の開始に先立ってメダル投入口17から1枚のメダルを投入したときには中段の入賞有効ラインが一本有効化され、2枚では中段の入賞有効ラインに上段及び下段の入賞有効ラインを加えた横3本、3枚ではさらに斜めの入賞有効ラインを2本加えた5本の入賞有効ラインが有効化される。また、メダルは50枚を限度にクレジット(貯留)することが可能になっており、クレジットされているメダルの枚数は、7セグメントLEDを備えたクレジット枚数表示装置18により表示される。なお、表示窓14から1リール当たり例えば4個ずつの図柄を観察できるようにしておき、横4本の入賞有効ラインのほかに、各リールごとに図柄を一個ずつ組み合わせるように折れ曲がった別の入賞有効ラインを設定することも可能である。また、クレジット枚数表示装置18を、LCDを備えたものから構成してもよい。
サブリール16には、15枚役を構成する特定図柄(以下、「15枚役図柄」と称する)及び6枚役を構成する特定図柄(以下、「6枚役図柄」と称する)が描かれている。サブリール16は、15枚役又は6枚役のいずれが入賞可能であるかの報知を行うか否かを決定する報知抽選に当選した場合にスタートレバー19の操作により第1〜第3リール15a〜15cとともに回転を始める。サブリール16は、15枚役図柄及び6枚役図柄を表示することによって、15枚役又は6枚役のいずれが入賞可能であるかを報知する。
なお、サブリール16の外周に描かれる図柄は適宜の図柄にしてよく、図柄に限らず、例えばマークや数字等にしてもよい。さらには、サブリール16には、BBモードやRBモードに移行する可能性を示唆する期待度を示す図柄を描いたり、当選役に当選したか否かの期待度を示す図柄等の適宜の図柄を描いて適宜報知を行うようにしてよい。また、1つの報知を複数の遊技にわたって行ってもよい。
前面扉12の下扉12bに設けられたストップボタン20a〜20cは、これらを操作することにより、各ボタンに対応した第1〜第3リール15a〜15cが個別に停止される。すなわち、ストップボタン20a〜20cの操作はリールの停止操作となる。ストップボタン20a〜20cの上方の操作パネルには、メダルがクレジットされた状態で遊技を行うときに操作される1ベットボタン、MAXベットボタン、ペイアウトボタン等の各種の操作ボタンが設けられている。これらの操作ボタンの機能はいずれも周知であるのでその詳細については省略する。
下扉12bの下部にはメダル受け皿21が設けられており、このメダル受け皿21には、遊技でメダルの払い出しを伴う当選役が入賞されたときに配当メダルが払い出し口22から払い出される。
図2に示すように、収納箱11は、略中央部に収納箱11の内部を上下2つに仕切るための仕切り板11aが形成されており、この仕切り板11aにより、収納箱11の内部は、上収納部11bと下収納部11cとに仕切られている。上収納部11bの内部の背面には、主制御基板25が基板収納ケース26に収納された状態で配設されている。
下収納部11cの内部には、スロットマシン10の給電を行うための電源ボックス28が設けられている。なお、図2では図示は省略したが、下収納部11cの内部であって電源ボックス28の下部には、スロットマシン10でゲームを行ってメダルの払い出しを伴う当選役が入賞されたときに作動し、配当メダルをメダル受け皿21に払い出すメダルホッパー59(図5参照)が設けられている。
電源ボックス28の前面には、主電源のオン/オフの切換えを行う電源スイッチ31、キーシリンダ32、設定変更ボタン(変更ボタン)33、設定変更ボタン33を覆うボタン収納ケース34が設けられている。電源スイッチ31及び設定変更ボタン33は、押圧することにより操作する押圧タイプのボタンから構成されている。
図3に示すように、キーシリンダ32は、円筒状の本体部32aと、本体部32aの内部に回動可能に設けられ、設定キー35(図2参照)を差し込むことで、オフ位置(図2参照)とオン位置(図3参照)との間で回動する回動部32bとからなり、回動部32bには、設定キー35を挿入するためのキー穴32cが形成されている。本実施形態では、設定キー35をキー穴32cに挿入し、回動部32bをオン位置に回動し、電源スイッチ31により電源をオンした状態で、設定変更ボタン33を押圧操作すると、設定値が変更されるように設定されている。なお、図3においては、設定キー35の図示を省略している。詳しくは後述するように、スロットマシン10における当選テーブルは6個設けられており、そのそれぞれに設定値が割り振られている。本実施形態では、設定値を「1」〜「6」とし、設定変更時に設定変更ボタン33を一回押圧操作する度に、設定値が「1→2→・・・→6→1→2→・・・」の順で変更されるように設定されている。
図3及び図4に示すように、ボタン収納ケース34は、透明な樹脂から構成され、前面には、雌ネジがネジ切りされたネジ孔34aが形成されている。ボルト36は、雄ネジが形成された雄ネジ部36aと、頭部36bとを備え、雄ネジ部36aは、ネジ孔34aに螺合している。雄ネジ部36aとネジ孔34aとの螺合は、指で頭部36bを摘むか、ドライバ等の工具により、ボルト36を図3中A方向(第1方向)に回転させるとボルト36が図3中B方向(押圧方向)に移動し、ボルト36を図3中C方向(第2方向)に回転させるとボルト36が図3中D方向(退避方向)に移動するような螺合になっている。雄ネジ部36aの頭部36bとは反対側の先端には、ネジ孔34aの径よりも大きい径で形成された当接板(当接部材)37が取り付けられている。
ボタン収納ケース34の内部には、ボルト36の移動を保持するとともに、ボルト36を図3中C方向に回転させ、ボルト36を図3中D方向に移動させたときに、当接板37に当接してボルト36の移動を規制する保持部34bが形成されている。保持部34bには、ネジ孔34aが連通して形成されている。ボルト36を図3中C方向に回転させ、ボルト36を図3中D方向に移動させると、当接板37が保持部34bに当接し、ボルト36がそれ以上図3中D方向に移動しないようになっている(図4(A)参照)。これにより、ボルト36が、ネジ孔34aから取り外されることがない。
設定値を「3」から「6」に変更する場合には、設定変更ボタン33を3回押圧する。この場合には、ドライバによりボルト36を図3及び図4中A方向に回転させ、ボルト36を図3及び図4中B方向に押圧位置(図4(B)参照)まで移動させて設定変更ボタン33を押圧する。その後、ドライバによりボルト36を図3及び図4中C方向に回転させ、ボルト36を図3及び図4中D方向に退避位置(図4(A)参照)まで移動させる。このドライバによるボルト36の1回の操作で、設定値は「3」から「4」に変更される。すなわち、ドライバによるボルト36の操作を3回行うと、設定値が「3」から「6」に変更される。設定変更ボタン33を押圧すると、主制御基板25のCPU25a(図5参照)に設定変更信号が送られる。なお、ボタン収納ケース34は、透明樹脂から構成されており、ボルト36により設定変更ボタン33を押圧する際、その押圧状態を確認しながら行うことができる。
図5に示すように、スロットマシン10の作動は基本的に主制御基板25によって管制される。主制御基板25には、CPU25a、ROM25b、電子抽選部25c及び当選役決定部25dが設けられている。ROM25bには、CPU25aで実行する、例えば遊技実行プログラム等の制御プログラムや、これらプログラムを実行する際に必要な制御データ等が記憶されている。
ROM25bには、第1〜第6当選テーブル41〜46、設定変更プログラム47が記憶されている。第1〜第6当選テーブル41〜46は、ハズレ及び複数種類の当選役に対する当選確率が互いに異なるように設けられており、選択された当選テーブルによって、遊技におけるメダルの払い出し確率(ペイアウト率)が異なることになる。なお、本実施形態では、ペイアウト率の最も低い当選テーブルを第1当選テーブル41、ペイアウト率の最も高い当選テーブルを第6当選テーブル46とするとともに、設定値を「1」としたときには第1当選テーブル41が選択され、設定値を「6」としたときには第6当選テーブル46が選択されるものとする。また、第1〜第6当選テーブル41〜46は、ハズレ及び複数種類の当選役の少なくともいずれか1つの当選確率を異なるように設けられていればよく、当選確率が異なるように設けられるハズレ及び当選役の個数は適宜変更されるものである。これにより、設定変更ボタン33の操作により、ハズレ及び複数種類の当選役の少なくともいずれか1つの当選確率が変更されることとなる。また、第1〜第6当選テーブル41〜46、設定変更プログラム47を当選役決定部25dに記憶させてもよい。
スロットマシン10が設置される遊技場の管理者が、スロットマシン10の設定値を変更する場合には、本実施形態では、先ず設定キー35をキーシリンダ32のキー穴32cに差し込み、回動部32bをオン位置(図3参照)まで回動した後に、電源スイッチ29を操作してスロットマシン10の主電源をオンすると、設定変更プログラム47が起動し、この状態で設定変更ボタン33を操作してCPU25aに設定変更信号を送ることにより、設定値を変更するようにされている。例えば、変更前の設定値が「3」であり、設定値を「6」に変更する場合には、設定変更ボタン33を3回操作する。これにより、設定値が「3→4→5→6」と順に変更され、3回操作した後には設定値が「6」となる。そして、スタートレバー20を操作すると、変更後の設定値が確定される。なお、設定キー35をキーシリンダ32のキー穴32cに差し込み、回動部32bをオン位置(図3参照)まで回動した後に、電源スイッチ29を操作してスロットマシン10の主電源をオンすると、設定値は、クレジット枚数表示装置18に表示される。これにより、遊技場の管理者は、設定値を確認しながら、設定値の変更を行うことができる。また、設定値が確定された後、回動部32bをオフ位置(図2参照)まで回動した後に、設定キー35をキー穴32cから抜くと、クレジット枚数表示装置18に表示された設定値は、非表示となる。
メダルセンサ51はメダル投入口17から投入された適正なメダルを検知し、検知信号をCPU25aに入力する。メダル投入口17の奥にはセレクタが組み込まれ、不適正なメダルはメダル受け皿21に排出される。また、セレクタは不適切なタイミングでメダルの投入が行われたとき、例えば遊技の途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入されたメダルについても、メダルセンサ51を経由させずにメダル受け皿21に排出する。
なお、遊技の開始に先立って投入するメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ51で検知されることなくメダル受け皿21に排出される。クレジット機能のオン/オフはペイアウトボタンの1プッシュごとに切替えられる。そして、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ51で検知され、50枚を限度にスロットマシン内部にクレジットされる。
クレジットされたメダルの枚数はクレジット枚数表示装置18に表示される。クレジット機能を用いているときには、前述した1ベットボタンやMAXベットボタンの操作によりメダルの投入操作が行われ、そのベット枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、遊技が行われて、メダルの払い出しを伴う入賞が得られたときには配当メダルもクレジットされ、ペイアウトボタンを操作したときにクレジットされたメダルがメダル受け皿21に払い出される。
CPU25aは、遊技の開始に先立って投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ51からの検知信号に基づいて計数し、入賞有効ラインを有効化する本数を決定する。なお、クレジットの枚数は図示を省略した別のクレジットメダルカウンタで計数される。
スタート信号センサ52は1〜3枚のメダルが投入された後、スタートレバー19が操作されたときに、スタートレバー19が操作されたことを示す遊技スタート信号をCPU25aに入力する。遊技スタート信号を受けて、CPU25aはROM25bに記憶された遊技を実行させるためのプログラムに基づいて第1〜第3リール15a〜15cを回転させるとともに遊技の処理を開始する。
第1〜第3リール15a〜15c及びサブリール16の駆動及び停止制御は、CPU25aとリール駆動コントローラ53とによって行われる。それぞれのリールは個別のステッピングモータ55a〜55dの駆動軸に取り付けられており、各ステッピングモータ55a〜55dの駆動を制御することにより各リールの制御が行われる。なお、ROM25bのRAM領域は、毎回の遊技ごとに利用されるフラグやデータ等の一時的保管や書き換え等に用いられる。
ステッピングモータ55a〜55dは、CPU25aから供給された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転する。このため、CPU25aから供給する駆動パルスの個数を制御することによって第1〜第3リール15a〜15c及びサブリール16の回転角を制御することができ、駆動パルスの供給を絶つことによりリールの停止位置を決めることができる。また、各リールには、その基準位置に反射信号部56a〜56dが一体に形成され、その一回転ごとにフォトセンサ57a〜57dがそれぞれの反射信号部の通過を光電検出する。フォトセンサ57a〜57dによる検知信号は、リールの基準位置を示すリセット信号としてCPU25aに入力される。
CPU25aには、各々のステッピングモータ55a〜55dに供給された駆動パルスの個数を計数するパルスカウンタが設けられており、CPU25aは、フォトセンサ57a〜57dからリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。したがって、それぞれのパルスカウンタには、各リールの1回転内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新しながら保存されることになる。
ROM25bのROM領域には、各リールの基準位置からの回転角に対応した駆動パルスの個数と、リールに一定ピッチで配列されたそれぞれの図柄を表す図柄コードとが対応づけられた図柄テーブルが格納されている。CPU25aは、この図柄テーブルを参照しながら、リールごとにパルスカウンタのカウント値を監視することによって、例えば中段の入賞有効ライン上にどの図柄が移動してきているのかを識別し、また、さらにどの程度リールを回転させれば目的の図柄が入賞有効ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
ストップボタンセンサ58a〜58cは、ストップボタン20a〜20cが操作されたときに、ストップボタン20a〜20cが操作されたことを示すストップ信号をCPU25aに入力する。スタートレバー19を操作して第1〜第3リール15a〜15cの回転が始まり、これらの回転が定常速度に達した時点で、CPU25aはストップボタン20a〜20cの操作を有効化する。この後、ストップボタン20a〜20cを操作すると、ストップボタン20a〜20cに対応する第1〜第3リール15a〜15cの停止制御が開始される。
CPU25aは、スタート信号センサ52から送られてくる遊技スタート信号を受けて電子抽選部25cを作動させる。電子抽選部25cは乱数発生器と乱数値サンプリング回路とを備え、遊技が開始されるごとに1つの乱数値を抽選する。抽選された乱数値は当選役決定部25dに入力される。当選役決定部25dでは、入力された値に応じて現在実行された遊技でどのような当選役を与えるかが決定される。
当選役決定部25dは、電子抽選部25cで抽選された乱数値がハズレ及び複数種類の当選役のいずれかとなるかを、ROM25bの第1〜第6当選テーブル41〜46のうちの上述した設定値により選択された当選テーブルを参照して決定する。また、ROM25bには、通常モード用の第1〜第6当選テーブル41〜46の他に、BBモードでの遊技、RBモードでの遊技等で用いられる当選テーブルが設けられており、BBモード及びRBモードでは、当選役決定部25dは対応した当選テーブルを参照して当選判定を行う。本実施形態では、CPU25a、電子抽選部25c及び当選役決定部25dにより、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する構成となっている。
メダルホッパー59は、当選役の種類に応じて規定枚数の配当メダルをメダル受け皿21に払い出すか、あるいはクレジットカウンタにその規定枚数を加算する。なお、当選役の種類ごとに配当メダルの枚数を決めた配当テーブルはROM25bに格納されており、CPU25aがこれを読み取ってメダルホッパー59を駆動する。
上記のように構成されたスロットマシン10の作用について説明する。スロットマシン10が設置される遊技場の管理者が、スロットマシン10の設定値を変更する場合には、設定キー35をキーシリンダ32のキー穴32cに差し込み、回動部32bをオン位置(図3参照)まで回動した後に、電源スイッチ29を操作してスロットマシン10の主電源をオンして、設定値の変更が可能な状態にする。次に、ドライバによりボルト36を図4中A方向に回転させ、ボルト36を図4中B方向に押圧位置(図4(B)参照)まで移動させて設定変更ボタン33を押圧する。そして、ドライバによりボルト36を図4中C方向に回転させ、ボルト36を図4中D方向に退避位置(図4(A)参照)まで移動させる。例えば、設定値を「3」から「6」に変更する場合には、このドライバによるボルト36の操作を3回行う。これにより、設定値が「3」から「6」に変更される。このとき、遊技場の管理者は、クレジット枚数表示装置18に表示される設定値を確認しながら、設定値の変更を行うことができる。
設定値が変更された後、スタートレバー19を操作すると、変更後の設定値が確定される。設定値を確定した後に、回動部32bをオフ位置(図2参照)まで回動して設定キー35をキー穴32cから抜くと、クレジット枚数表示装置18に表示された設定値は非表示となる。これにより、第1〜第6当選テーブル41〜46のうち変更後の設定値「6」に対応した第6当選テーブル46が選択されたこととなる。
このように、スロットマシン10の設定値を変更する場合には、ドライバによりボルト36を回転させて、設定変更ボタン33を押圧する必要があり、この行為は、指等で設定変更ボタン33を押圧操作する場合に比べて時間を要し、周囲の遊技者や遊技場の管理者の注目を集めることができるため、不正に設定値が変更(当選確率が変更)されることを抑止することができる。
さらに、ボタン収納ケース34により設定変更ボタン33を覆うから、設定変更ボタン33とボルト36との隙間から針金や板などの異物により設定変更ボタン33を不正に操作されることをより一層確実に防止することができる。
また、ボルト36の雄ネジ部36aの頭部36bとは反対側の先端に、ネジ孔34aの径よりも大きい径で形成された当接板37を取り付けたから、ネジ孔34aからボルト36を抜き取り、ネジ孔34aに針金や板などの異物を挿入して設定変更ボタン33を不正に操作されることを防止することができる。
なお、上記実施形態では、スロットマシン10を例に挙げて説明したが、パチンコ機などの各種遊技機についても本発明は適用できる。
図6及び図7に他の実施形態を示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。図6及び図7に示すように、この実施形態では、電源ボックス28の前面には、略L字状のブラケット(保持部材)61が取り付けられている。ブラケット61には、雌ネジがネジ切りされたネジ孔61aが形成されており、このネジ孔61aには、ボルト36の雄ネジ部36aが螺合されている。雄ネジ36aとネジ孔61aとの螺合は、ドライバ等の工具により、ボルト36を図6及び図7中A方向(第1方向)に回転させるとボルト36が図6及び図7中B方向(押圧方向)に移動し、ボルト36を図6及び図7中C方向(第2方向)に回転させるとボルト36が図6及び
図中D方向(退避方向)に移動するような螺合になっている。ブラケット61の後面には、ボルト36を移動可能に保持する保持部61bが形成されており、この保持部61bにはネジ孔61aが連通して形成されている。
このように、ボルト36を移動可能に保持する保持部材を、ブラケット61から構成することにより、設定変更ボタン33の周囲のスペースが小さく、上記実施形態のボタン収納ケース34を設けることができない場合にも、本発明を実施することができる。
本発明を実施したスロットマシンの外観を示す斜視図である。 収納箱と収納箱の内部に設けられた電源ボックスとを示す斜視図である。 電源ボックスと設定変更ボタンとボタン収納ケースとボルトと当接板とを示す斜視図である。 電源ボックスと設定変更ボタンとボタン収納ケースとボルトと当接板とを示す側面断面図である。 スロットマシン内部の電気的構成を示す機能ブロック図である。 ブラケットを用いた実施形態の電源ボックスと設定変更ボタンとブラケットとボルトとを示す斜視図である。 図6に示す実施形態の電源ボックスと設定変更ボタンとブラケットとボルトとを示す側面断面図である。
符号の説明
10 スロットマシン
11 収納箱
12 前面扉
13 筐体
25 主制御基板
25a CPU
25b ROM
25c 電子抽選部
25d 当選役決定部
28 電源ボックス
31 電源スイッチ
32 キーシリンダ
33 設定変更ボタン(変更ボタン)
34 ボタン収納ケース
34a ネジ孔
34b 保持部
35 設定キー
36 ボルト
36a 雄ネジ部
36b 頭部
37 当接板(当接部材)
61 ブラケット(保持部材)
61a ネジ孔
61b 保持部

Claims (3)

  1. ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定し、前記当選役が抽選されたときには抽選された当選役に応じた特典が遊技者に付与される遊技機において、
    前記ハズレ及び複数種類の当選役の少なくともいずれか1つの当選確率を押圧により変更する変更ボタンと、
    雄ネジが形成されたボルトと、
    前記雄ネジに螺合するネジ孔が形成され、前記ボルトを第1方向に回転させたときに当該ボルトを前記変更ボタンに当接して押圧する押圧方向に移動させ、前記ボルトを前記第1方向とは逆方向の第2方向に回転させたときに当該ボルトを前記変更ボタンから離れる退避方向に移動させるように当該ボルトを移動可能に保持する保持部材と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記保持部材を、前記変更ボタンを覆うボタン収納ケースから構成したことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記ボルトの前記変更ボタンに当接する先端部に、前記ネジ孔の径よりも大きい径で形成され、前記退避方向に移動したときに前記保持部材に当接する当接部材を取り付けたことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
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