JP2006254933A - パチンコ機の遊技盤取付装置 - Google Patents

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和之 長谷川
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Abstract

【課題】遊技盤の遊技機枠への着脱容易化を図る。
【解決手段】遊技盤8が遊技機枠5に取り付けられる場合、盤側取付構造体2の上滑走係合部14が遊技機枠5に設けられた枠側取付構造体1の上滑走係合部16に嵌め込まれ、盤側取付構造体2の下滑走係合部15が枠側取付構造体1の下滑走係合部17に嵌め込まれた後、遊技盤8の左側部が枠側取付構造体1の方向に押し込まれることによって、上滑走係合部14と上滑走係合部16とが互いに嵌まり合って直線的に滑走し、下滑走係合部15と下滑走係合部17とが互いに嵌まり合って直線的に滑走し、枠側取付構造体1と盤側取付構造体2とが互いに正常に取り付けられ、遊技盤8を遊技機枠5に取り付けたり、遊技盤6を遊技機枠5から取り外したりする作業を容易に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技盤の遊技機枠への着脱が容易なパチンコ機の遊技盤取付装置に関する。
パチンコ機には、遊技機枠を前側から見た場合、遊技機枠の左側部に上下一対の枠側取付構造体を前後方向に回転可能に設け、枠側取付構造体を遊技機枠から前側に回転させた状態において、遊技盤の左側部を遊技機枠の前側から枠側取付構造体に挿入し、遊技盤の右側部を人が前側から後側に押すことによって、遊技盤を遊技機枠に取り付けるものが知られている。しかしながら、枠側取付構造体が遊技機枠の上部に設けられる上部枠側取付構造体と遊技機枠の下部に設けられる下部枠側取付構造体とに分割され、上部枠側取付構造体と下部枠側取付構造体とが別々に回転する構造であるので、遊技盤を遊技機枠に取り付けるために、上部枠側取付構造体と下部枠側取付構造体とが遊技機枠から前側に回転させた状態において、遊技盤の左側部を上部枠側取付構造体および下部枠側取付構造体の両方に挿入することが困難であることから、遊技盤の左側部の上部を上部枠側取付構造体に挿入した後に、遊技盤の左側部の下部を下部枠側取付構造体に挿入するか、または、遊技盤の左側部の下部を下部枠側取付構造体に挿入した後に、遊技盤の左側部の上部を上部枠側取付構造体に挿入した場合、先に遊技盤の挿入された上部枠側取付構造体または下部枠側取付構造体が遊技機枠の方向に回転移動し、後から挿入する遊技盤の下部枠側取付構造体または上部枠側取付構造体への挿入が面倒となるというように、遊技盤の枠側取付構造体への取付作業が面倒であるという欠点がある。
特開平8−19647号公報
発明が解決しようとする問題点は、遊技盤の遊技機枠への取付作業が面倒であるという点である。
本発明に係るパチンコ機の遊技盤取付装置は、枠側取付構造体が遊技機枠の左側部に回転可能に取り付けられ、盤側取付構造体が遊技盤の左側部に固定的に設けられ、枠側取付構造体が遊技機枠の盤収納室の内部からの遊技機枠の前側に横方向に回転された状態において、遊技盤が遊技機枠に取り付けられるパチンコ機の遊技盤取付装置であって、盤側取付構造体が枠側取付構造体に嵌め合わせて取り付けられる枠側取付構造体が縦骨格部と上滑走係合部および下滑走係合部を備えた一体の形状であり、盤側取付構造体が縦骨格部と上滑走係合部および下滑走係合部を備えた一体の形状であり、遊技盤が遊技機枠に取り付けられる場合、盤側取付構造体の上部に位置する上滑走係合部が枠側取付構造体の上部に位置する上滑走係合部に嵌め込まれ、盤側取付構造体の下部に位置する下滑走係合部が枠側取付構造体の下部に位置する下滑走係合部に嵌め込まれた後、遊技盤の左側部が枠側取付構造体の方向に直線的に押し込まれることによって、遊技盤の左側部が遊技機枠の左側部に盤側取付構造体と枠側取付構造体とで取り付けられたことを最も主要な特徴とする。本発明に係るパチンコ機の遊技盤取付装置において、遊技機枠が開度保持部を備え、枠側取付構造体が前側に回転された場合に遊技機枠の開度保持部と係合して枠側取付構造体の前側に回転された位置を保持するための開度保持部を備えるか、または、枠側取付構造体が前側に回転された場合に上滑走係合部の前端部と下滑走係合部の前端部が遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法に設定されるか、枠側取付構造体が前側に回転された場合に上滑走係合部の前端部と下滑走係合部の前端部が遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法に設定され場合において上滑走係合部の前端部における遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法が下滑走係合部の前端部における遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法よりも小さく設定するか、または、枠側取付構造体が嵌合確認機構を備え、盤側取付構造体が盤側取付構造体と枠側取付構造体との相対的な滑走に伴い音を発生する嵌合確認機構を備えるようにしてもよい。
本発明に係るパチンコ機の遊技盤取付装置は、盤側取付構造体が枠側取付構造体に嵌め合わせて取り付けられる枠側取付構造体が縦骨格部と上滑走係合部および下滑走係合部を備えた一体の形状であり、盤側取付構造体が縦骨格部と上滑走係合部および下滑走係合部を備えた一体の形状であり、遊技盤が遊技機枠に取り付けられる場合、盤側取付構造体の上部に位置する上滑走係合部が枠側取付構造体の上部に位置する上滑走係合部に嵌め込まれ、盤側取付構造体の下部に位置する下滑走係合部が枠側取付構造体の下部に位置する下滑走係合部に嵌め込まれた後、遊技盤の左側部が枠側取付構造体の方向に押し込まれることによって、上滑走係合部と上滑走係合部とが互いに嵌まり合って直線的に滑走し、下滑走係合部と下滑走係合部とが互いに嵌まり合って直線的に滑走し、枠側取付構造体と盤側取付構造体とが互いに正常に取り付けられるので、遊技盤を遊技機枠に取り付ける作業を容易に行うことができるという利点がある。遊技機枠が開度保持部を備え、枠側取付構造体が前側に回転された場合に遊技機枠の開度保持部と係合して枠側取付構造体の前側に回転された位置を保持するための開度保持部を備えれば、遊技機枠の開度保持部と枠側取付構造体の開度保持部とが互いに係合することによって、枠側取付構造体の前側に回転された位置が保持されるので、遊技盤を取り付ける場合、枠側取付構造体が前後方向に揺れ動くことがなく、遊技盤を遊技機枠に取り付けたり、遊技盤を遊技機枠から取り外したりする作業を容易に行うことができるという利点がある。枠側取付構造体が前側に回転された場合に上滑走係合部の前端部と下滑走係合部の前端部が遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法に設定されれば、枠側取付構造体の上滑走係合部と盤側取付構造体の上滑走係合部との嵌め合い作業と、枠側取付構造体の下滑走係合部と盤側取付構造体の下滑走係合部との嵌め合い作業とが、遊技機枠の遊技盤を搭載する盤棚よりも前側で行えるという利点がある。上滑走係合部の前端部における遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法が下滑走係合部の前端部における遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法よりも小さく設定されれば、盤側取付構造体の下滑走係合部を枠側取付構造体の下滑走係合部に嵌めて載せた後、盤側取付構造体の上滑走係合部を枠側取付構造体の上滑走係合部に嵌め込むことができ、遊技盤を遊技機枠に取り付けたり、遊技盤を遊技機枠から取り外したりする作業を一層容易に行うことができるという利点がある。枠側取付構造体が嵌合確認機構を備え、盤側取付構造体が盤側取付構造体と枠側取付構造体との相対的な滑走に伴い音を発生する嵌合確認機構を備えれば、枠側取付構造体と盤側取付構造体とが互いに正常に取り付けられたことを音で人に知らせることができるという利点がある。
図1乃至図8は、発明を実施するための最良の形態である。図1は、遊技機枠5と遊技盤8とを分解して示す。図2のa図は枠側取付構造体1を前側から示す。図2のb図は枠側取付構造体1を裏側から示す。図3のa図は、上ヒンジ3を可動枠6に回転可能に取り付ける構造を示す。図3のb図は、上ヒンジ3が可動枠6に回転可能に取り付けられた構造を示す。図4のa図は、下ヒンジ4を可動枠6に回転可能に取り付ける構造を示す。図4のb図は、下ヒンジ4が可動枠6に回転可能に取り付けられた構造を示す。図5のa図は、枠側取付構造体1が可動枠6の前側に開放された構造を示す。図5のb図は、図5のa図をB−B線に沿い切断した断面を示す。図6のa図は盤側取付構造体2を前側から示す。図6のb図は盤側取付構造体2を裏側から示す。図7は、盤側取付構造体2が取り付けられた遊技盤8を裏側から示す。図8のa図およびb図は、嵌合確認機構78;155の作用を示す。この明細書において、「前」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図1の状態に遊技機枠5および遊技盤8を置いて矢印Aで示す前側から見た場合に特定される方向である。「後」と「裏」とは同じ方向である。
図1を参照し、パチンコ機の遊技盤取付装置における構造について説明する。遊技盤取付装置は、図2で詳述する枠側取付構造体1と図6で詳述する盤側取付構造体2とを備える。枠側取付構造体1は、上ヒンジ3および下ヒンジ4を中心として、遊技機枠5における可動枠6の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、可動枠6における盤収納室7の左側部に前後方向に回転可能に取り付けられる。盤側取付構造体2は、遊技盤8の左側部に固定的に取り付けられる。そして、遊技機枠5の前扉9が前側に開けられ、枠側取付構造体1が人によって可動枠6の前側に回転され、可動枠6の開度保持部11と枠側取付構造体1の開度保持部12とが互いに係合し、枠側取付構造体1の前側に回転された位置が保持される。このように開度保持部11と開度保持部12とが互いに係合した状態において、枠側取付構造体1に前側に回転するような外力が加わった場合、枠側取付構造体1が盤収納室7の左側部に設けられた開度規制部120に衝突し、上記開度保持部11と開度保持部12との係合が保たれ、枠側取付構造体1が前側にそれ以上回転しない。よって、開度保持部11および開度保持部12は、互いに係合することによって、枠側取付構造体1を前側に回転されて最大に開いた角度の位置に保持するものであり、開度規制部120は、前側に回転される枠側取付構造体1を受け止めることによって、枠側取付構造体1を前側にそれ以上回転しないように、枠側取付構造体1の開き角度を規制するものである。
次に、人が遊技盤8を手で持ち、遊技盤8の前面が前側に向けられ、遊技盤8の裏面13が可動枠6の前面に対し斜めに向けられ、遊技盤8の左側部が可動枠6に前側から近づけられ、盤側取付構造体2の上滑走係合部14および下滑走係合部15が枠側取付構造体1の上滑走係合部16および下滑走係合部17に前側から個別に嵌め込まれる。この場合、開度保持部11と開度保持部12とが互いに係合していることによって、枠側取付構造体1が前後方向に回転しがたい状態となっているので、遊技盤8を枠側取付構造体1に挿入する場合、枠側取付構造体1が後側ににげにくくなり、遊技盤8を枠側取付構造体1に挿入する作業性がよい。その後、遊技盤8の左側部が枠側取付構造体1の方向に近くなるように、遊技盤8が人によって押し動かされると、上滑走係合部14が上滑走係合部16を直線的に滑走し、下滑走係合部15が下滑走係合部17を直線的に滑走し、遊技盤8の下縁部が可動枠6の盤棚19と平行な態様になり、遊技盤8の枠側取付構造体1に取り込まれた左側部が可動枠6の盤収納室7に配置される。引き続き、遊技盤8の右側部が人によって前側から可動枠6の方向に押されると、枠側取付構造体1が可動枠6の方向に回転し、開度保持部11と開度保持部12との係合が解除された後、遊技機枠5のロック操作部20が遊技盤8のロック挿入孔22に後側から挿入されて前側に突出する。その状態において、人がロック操作部20を例えば左方向に90度回転操作すると、ロック操作部20がロック挿入孔22の周りの前面に係合し、遊技盤8が可動枠6の盤収納室7に取り付けられる。遊技盤8が取り付けられた後、前扉9が閉じられる。これによって、パチンコ機が構成される。このパチンコ機は、遊技盤8が遊技機枠5の内部に格納され、遊技盤8の前側が前扉9で覆われ、遊技盤8の遊技領域が遊技機枠5の前側から前扉9の前面パネル24を通して視認し得る形態である。
遊技機枠5の構造について説明する。遊技機枠5は、固定枠25の前側に可動枠6を、左側に位置するヒンジ26を中心として固定枠25の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、片開き可能に備え、可動枠6の前側に前扉9および球皿構造体27を、左側に位置するヒンジ28を中心として可動枠6の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、個別に片開き可能に備える。固定枠25は、パチンコ店の図外の遊技機設置構造体に取り付けるための外枠とも呼ばれる。可動枠6は、遊技盤8を取り付ける前枠とも呼ばれ、盤収納室7を内部に備える。盤収納室7の左側部には、枠側取付構造体1が回転可能に設けられる。可動枠6の右縦片部には、施錠装置31と複数のロック機構32;33;34およびロック解除操作体35が設けられる。可動枠6は、遊技盤8を装着する前側に開口した盤収納室7の背壁36に前後方向に貫通する中央開口部37を備える。背壁36の右側部には、横長なロック操作部20を回転可能に備える。
盤収納室7の下縁部は、遊技盤8を搭載する左右方向に平坦な面としての盤棚19を形成する。盤棚19から下方に延設された前壁38の前面には、球発射機構39、球発射レール40、戻り球取入口41、払出球中継樋42が設けられる。前壁38の裏面には、機外排出樋43が設けられる。球発射レール40は、球皿構造体27の球供給口44から供給された1個の球を受け取る。球発射機構39は、電力の供給と遮断とを交互に受けることによって、球皿構造体27の球皿部45から球発射レール40に供給された球を遊技盤8の遊技領域に向けて1個ずつ発射する。球発射レール40は、球発射機構39から発射された球を、遊技盤8における球発射通路の入口に誘導する。払出球中継樋42は、可動枠6の裏側に設けられた図外の球払出装置から払い出された球を球皿構造体27の球取入口46に排出する。機外排出樋43は、遊技盤8の裏側から排出された球を受け取って遊技機設置構造体における捕球機構に排出する。前扉9は、パネル枠とも呼ばれ、前後方向に貫通する窓47を囲む額縁形状である。前扉9には、前面パネル24が、窓47を裏側から覆うように取り付けられる。前面パネル24は、ガラスまたは合成樹脂など、光を透過する性質の有る材料からなる板状である。球皿構造体27の前面には、球皿部45および球発射操作機構48が設けられる。球皿部45は、遊技に使用する球を受ける上方に開口した上方から下方に窪む容器である。球発射操作機構48は、遊技者が球を発射するために操作するものである。球皿構造体27の裏面には、球取入口46および球供給口44が設けられる。球取入口46は、払出球中継樋42から排出された球を球皿部45に供給する部分である。球供給口44は、球皿部45から球発射機構39に球を供給する部分である。
遊技機枠5では、可動枠6や前扉9および球皿構造体27が閉じられてロック機構32;33;34で固定枠25に開閉不能に支持された場合、遊技店の店員が図外のキープレート(鍵)を遊技機枠5の前側から施錠装置31の鍵穴49に挿入し、当該キープレートを例えば右側に90度回転操作すると、固定枠25と可動枠6とのロック機構32による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が可動枠6を前側に引くことによって、可動枠6はヒンジ26を中心として固定枠25の前側に片開きされる。また、上記施錠装置31の鍵穴49に挿入されたキープレートが例えば左側に90度回転操作されると、可動枠6と前扉9とのロック機構33による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が前扉9を前側に引くことによって、前扉9はヒンジ28を中心として可動枠6の前側に片開きされる。このように、前扉9が前側に開かれた状態において、店員が可動枠6の前面に設けられたロック解除操作体35を操作すると、可動枠6と球皿構造体27とのロック機構34による支持形態が解除される。この支持形態の解除後に、店員が球皿構造体27を前側に引くことによって、球皿構造体27はヒンジ28を中心として可動枠6の前側に片開きされる。
遊技盤8の裏側の構造について説明する。遊技盤8の裏面13には、盤側取付構造体2と盤側配線51および球案内構造体52が設けられる。球案内構造体52は、セット板とも呼ばれ、遊技盤8の前面における図外の内ガイドレールと外ガイドレールとで囲まれた内側の遊技領域から入賞部品やアウト口に取り込まれて遊技盤8の裏側に排出されたパチンコ球と呼ばれる球を、下方に誘導して排出する。遊技盤8の裏側には、遊技盤8の前面に設けられた遊技部品の裏機構が、遊技盤8に形成された図外の逃孔や球案内構造体52に形成された逃孔53を経由して遊技盤8の裏側および球案内構造体52の裏側に突出する。遊技盤8の裏側に突出した裏機構を有する遊技部品は、図柄表示器54;55、可動部品56、可変入賞部品60、図外の入賞部品、図外のサイドランプなどである。図柄表示器54は、遊技領域の中央に設けられ、液晶表示器、CRT表示器、プラズマディスプレイなどのような電気的に表示形態を変えられる画像を表示画面に表示する画像表示器により形成され、裏機構として図柄制御装置57を備える。図柄表示器55は、遊技領域の右側下部に設けられ、複数の図柄の印刷された図柄表示体をステップモータで回転する構造であって、裏機構としてステップモータを備える。球案内構造体52の裏面には、主制御装置58および演出制御装置59が設けられる。
図2を参照し、枠側取付構造体1の構造について説明する。枠側取付構造体1は、縦骨格部64に、上ヒンジ3、下ヒンジ4、開度保持部12、上滑走係合部16、下滑走係合部17、上骨格部68、下骨格部72、嵌合確認機構78を備える。縦骨格部64は、金属板を直角に折り曲げたことにより、縦長な縦骨格後基盤66と、縦骨格後基盤66の左縁部から前側に直角に突出た縦長な縦骨格左基盤67とを備える。縦骨格部64の上部には、上骨格部68が設けられる。上骨格部68は、縦骨格後基盤66の上端部から右側に直線的に突出した縦板状の上滑走係合部16と、上滑走係合部16の上縁部から前側に直角に折り曲げられた上骨格上基盤69と、上骨格上基盤69の前縁部から下側に直角に折り曲げられた上骨格前基盤70とを備える。上滑走係合部16と上骨格上基盤69および上骨格前基盤70は、上誘導溝71を下方および右側に開口した形状に構成する。上骨格上基盤69には、上ヒンジ3が、上骨格部68から上方に直線的に突出した、ヒンジピンと呼ばれる金属製の丸棒として設けられる。縦骨格部64の下部には、下骨格部72が設けられる。下骨格部72は、縦骨格後基盤66の下端部から右側に直線的に突出した縦板状の下滑走係合部17と、下滑走係合部17の下縁部から前側に直角に折り曲げられた下骨格下基盤73と、下骨格下基盤73の前縁部から上側に直角に折り曲げられた下骨格前基盤74とを備える。下滑走係合部17と下骨格下基盤73および下骨格前基盤74は、下誘導溝75を上側および右側に開口した形状に構成する。
下骨格部72には、嵌合確認機構78が設けられる。嵌合確認機構78は、図1の可動枠6に遊技盤8を取り付ける場合に枠側取付構造体1と盤側取付構造体2とが正常に取り付けられたことを音で人に知らせる機構である。図2に戻り、嵌合確認機構78は、レバー軸79、確認レバー80、ばね81を備える。レバー軸79は、金属製の丸棒であって、下滑走係合部17に固定され、下滑走係合部17の裏面から裏側に直線的に突出する。確認レバー80は、金属板からなり、レバー軸79に下滑走係合部17の裏面と平行するように上下方向に回転可能に取り付けられる。ばね81は、金属からなるコイルばねにより構成される。ばね81の一端部が下滑走係合部17に固定され、ばね81の他端部が確認レバー80に固定されることによって、ばね81が確認レバー80のレバー軸79よりも上方に突出した先端部を矢印W3で示す下側から上側の方向に付勢する。確認レバー80がばね81で付勢されることによって、確認レバー80の先端部が下滑走係合部17に設けられたストッパー82に衝突してそれ以上前側に行かないように停止する。嵌合確認機構78の作用は、図8により後述する。開度保持部12は、上ヒンジ3を中心とする1つの円周上に位置し、上骨格上基盤69に上下方向への貫通孔として設けられる。
図3を参照し、枠側取付構造体1の上部が可動枠6に回転可能に取り付けられる構造について説明する。図3のa図において、可動枠6の盤収納室7における左側部の上部には、上軸受部118、上取付部119が設けられる。上軸受部118は、上ヒンジ3を可動枠6の前側から収納し得る窪みであって、可動枠6の前面および盤収納室7に開口する。上取付部119は、上軸受部118の周囲に位置し、可動枠6の前面から前側に突出する。上取付部119には、ねじ取付孔122が、上取付部119の前面から内部への窪みとして設けられる。上ヒンジ支持体123は、上前面板124および上軸抜止部125を備える。上軸抜止部125は、上前面板124の裏面から後側に突出する。上前面板124には、ねじ挿入孔126および上嵌合部127が設けられる。ねじ挿入孔126は、上軸抜止部125の周囲に位置し、前後方向への貫通孔である。上嵌合部127は、上取付部119を前側から収納し得る窪みであって、ねじ挿入孔126を中心とし、上前面板124の裏面から内部に窪む。
そして、枠側取付構造体1の上ヒンジ3が可動枠6の前側から上軸受部118に挿入され、上骨格部68が可動枠6から下方に離れて盤収納室7に配置される。その後、上軸抜止部125が可動枠6の前側から上軸受部118に挿入され、上嵌合部127が上取付部119に前側から嵌め込まれ、タッピングスクリューのような止ねじ128が上ヒンジ支持体123の前側からねじ挿入孔126を経由して可動枠6のねじ取付孔122に締結される。これによって、図3のb図に示すように、上ヒンジ支持体123が可動枠6に取り付けられ、上軸抜止部125が上軸受部118の前部を塞ぎ、上ヒンジ3が上ヒンジ支持体123で上軸受部118に回転可能に取り付けられる。
図4を参照し、枠側取付構造体1の下部が可動枠6に回転可能に取り付けられる構造について説明する。図4のa図において、可動枠6の盤収納室7における左側部の下部には、下後軸受部130および下取付部131が設けられる。下後軸受部130は、下ヒンジ4の後半部を前側から収納し得る窪みであって、可動枠6の前面から内部に半円弧状に窪む。下取付部131は、下後軸受部130の周囲に位置し、可動枠6の前面から前側に突出する。下取付部131には、ねじ取付孔133が、下取付部131の前面から内部への窪みとして設けられる。下ヒンジ支持体134には、下前軸受部135とねじ挿入孔136および下嵌合部137が設けられる。下前軸受部135は、下ヒンジ4の前部を前側から収納し得る窪みであって、下ヒンジ支持体134の裏面から前側である内部に半円弧状に窪む。ねじ挿入孔136は、下前軸受部135の周囲に位置し、前後方向への貫通孔である。下嵌合部137は、下取付部131を前側から収納し得る窪みであって、ねじ挿入孔136を中心とし、下ヒンジ支持体134の裏面から前側である内部へ窪む。
そして、枠側取付構造体1の下ヒンジ4が可動枠6の前側から下後軸受部130に接触され、枠側取付構造体1の下骨格部72が可動枠6から上方に離れて盤収納室7に配置される。その後、下ヒンジ支持体134の下前軸受部135が可動枠6の前側から下ヒンジ4に嵌め込まれ、下ヒンジ支持体134の下嵌合部137が下取付部131に前側から嵌め込まれ、タッピングスクリューのような止ねじ138が下ヒンジ支持体134の前側からねじ挿入孔136を経由してねじ取付孔133に締結される。これによって、図4のb図に示すように、下ヒンジ4が下後軸受部130と下前軸受部135とで前後から挟まれ、下ヒンジ支持体134が可動枠6に取り付けられ、下ヒンジ4が下ヒンジ支持体134で下後軸受部130に回転可能に取り付けられる。図3乃至図4で述べたように枠側取付構造体1が可動枠6に取り付けられることによって、枠側取付構造体1は、図1に示すように、上ヒンジ3および下ヒンジ4を中心として可動枠6から前側に横方向に開けられるとともに、可動枠6の前側から後側に横方向に閉じられるようになっている。
図5のa図を参照し、開度保持部11と開度保持部12と開度規制部120との関係について説明する。開度保持部11は、板ばね83と突起84とを備える。板ばね83は、盤収納室7における背壁36の前面に前側から固定的に取り付けられる。突起84は、板ばね83における背壁36の前面から前側に突出した前端部から下側に突出するように、板ばね83の前端部に設けられる。開度規制部120は、可動枠6の背壁36から前側に突出するように背壁36に設けられた突起である。
図5のb図を参照し、枠側取付構造体1が上ヒンジ3および下ヒンジ4を中心として可動枠6から矢印W1で示す前側に横方向に開放された場合と、枠側取付構造体1が上ヒンジ3および下ヒンジ4を中心として可動枠6の前側から矢印W2で示す後側に横方向に閉じられた場合とにおける、可動枠6と枠側取付構造体1との関係について説明する。枠側取付構造体1が、人によって、仮想線で示す位置から矢印W1で示す前側に横方向に開放されて実線で示す位置に到達すると、可動枠6の開度保持部11と枠側取付構造体1の開度保持部12とが互いに係合し、枠側取付構造体1が、それ以上、矢印W1で示す前側に回転しないように停止する。このように開度保持部11と開度保持部12とが互いに係合した場合、枠側取付構造体1の縦骨格後基盤66が開度規制部120に接触するかまたは接触する程度に近づく。そして、枠側取付構造体1に前側に回転するような外力が加わった場合、縦骨格後基盤66が開度規制部120に衝突し、上記開度保持部11と開度保持部12との係合が保たれ、枠側取付構造体1が前側にそれ以上回転しない。これによって、枠側取付構造体1の上骨格部68の前端部および下骨格部72の前端部は、可動枠6の盤収納室7および盤棚19よりも前側に突出する。
次に、枠側取付構造体1が実線で示すように開度保持部11と開度保持部12とが互いに係合した状態において、枠側取付構造体1が人または図1の盤側取付構造体2によって開度保持部11における板ばね83のばね力に抗して矢印W2で示す後側に回転されと、板ばね83が上側に撓み、突起84が開度保持部12の周囲における上骨格部68で持ち上げられて開度保持部12から解除され、枠側取付構造体1が、実線で示す位置から矢印W2で示す後側に押されて横方向に閉じられて仮想線で示す位置に到達する。仮想線で示す位置の枠側取付構造体1と実線で示す位置の枠側取付構造体1とからなる枠側取付構造体1の最大開き角度θ1は、例えば、45度になっている。仮想線で示す位置の前扉9における可動枠6の一点鎖線L1で示す前面に対する前側への最大開き角度θ2は、例えば、120度になっている。よって、枠側取付構造体1の最大開き角度θ1は、前扉9の最大開き角度θ2よりも小さい角度である(θ1<θ2)。
図6を参照し、盤側取付構造体2の構造について説明する。盤側取付構造体2は、縦骨格部139に、上骨格部140、下骨格部142、上滑走係合部14、下滑走係合部15、嵌合確認機構155を備える。縦骨格部139は、金属板を直角に折り曲げたことにより、縦長な縦骨格後基盤144と、縦骨格後基盤144の左縁部から前側に直角に突出た縦長な縦骨格左基盤145とを備える。縦骨格部139の上部には、上骨格部140が設けられる。上骨格部140は、縦骨格後基盤144の上端部から右側に直線的に突出した縦板状の上骨格後基盤146と、上骨格後基盤146の前縁部から前側に直角に折り曲げられた上骨格上基盤147と、上骨格後基盤146の下縁部から後側に離れた後に上側に折り曲げられた上滑走係合部14とを備える。上滑走係合部14と上骨格後基盤146との間には、上誘導溝148が、上側と左側および右側に開口した形状に構成される。上誘導溝148は、図1の上滑走係合部16を移動可能に取り込む溝である。縦骨格部139の下部には、下骨格部142が設けられる。下骨格部142は、縦骨格後基盤144の下端部から右側に直線的に突出した縦板状の下骨格後基盤149と、下骨格後基盤149の下縁部から前側に直角に折り曲げられた下骨格下基盤150と、下骨格後基盤149の上縁部から後側に離れた後に下側に折り曲げられた下滑走係合部15とを備える。下滑走係合部15と下骨格後基盤149との間には、下誘導溝151が、下側と左側および右側に開口した形状に構成される。下誘導溝151は、図1の下滑走係合部17を移動可能に取り込む溝である。縦骨格後基盤144と上骨格後基盤146および下骨格後基盤149には、木ねじのような止ねじ152を挿入するためのねじ挿入孔153が設けられる。
縦骨格部139には嵌合確認機構155が設けられる。嵌合確認機構155は、図1の可動枠6に遊技盤8を取り付ける場合に枠側取付構造体1と盤側取付構造体2とが正常に接続されたことを音で人に知らせる機構である。図6に戻り、嵌合確認機構155は、レバー軸156、確認レバー157、ばね158を備える。レバー軸156は、金属製の丸棒であって、縦骨格後基盤144に固定され、縦骨格後基盤144の裏面から裏側に直線的に突出する。確認レバー157は、金属板からなり、レバー軸156に縦骨格後基盤144の裏面と平行するように上下方向に回転可能に取り付けられる。ばね158は、金属からなるコイルばねにより構成される。ばね158の一端部が縦骨格後基盤144に固定され、ばね158の他端部が確認レバー157に固定されることによって、ばね158が確認レバー157のレバー軸156よりも下方に突出した先端部を矢印W4で示す上側から下側の方向に付勢する。確認レバー157がばね158で付勢されることによって、確認レバー157の先端部が縦骨格後基盤144に設けられたストッパー159に衝突してそれ以上左側に行かないように停止する。嵌合確認機構155の作用は、図8により後述する。
図7を参照し、盤側取付構造体2が遊技盤8に取り付けられた構造について説明する。縦骨格後基盤144と上骨格後基盤146および下骨格後基盤149が遊技盤8の裏面13に裏側から接触され、上骨格上基盤147が遊技盤8の上端面に接触され、下骨格下基盤150が遊技盤8の下端面に接触され、縦骨格左基盤145が遊技盤8の左端面に接触される。その状態において、止ねじ152が盤側取付構造体2の裏側から図6のねじ挿入孔153を経由して遊技盤8に締結される。これによって、盤側取付構造体2が遊技盤8の左側部に固定的に取り付けられる。このように盤側取付構造体2を備えた遊技盤8が枠側取付構造体1に取り付けられる場合、盤側取付構造体2が枠側取付構造体1に嵌め込まれるのに伴い、嵌合確認機構78と嵌合確認機構155とが互いに衝突して動き、枠側取付構造体1と盤側取付構造体2とが互いに正常に取り付けられたことを音で人に知らせる。この嵌合確認機構78と嵌合確認機構155との作用は、図8で後述する。
図8を参照し、嵌合確認機構78と嵌合確認機構155との作用について説明する。図8のa図に示すように、盤側取付構造体2が枠側取付構造体1に矢印X2で示す方向に嵌め込まれるのに伴い、ストッパー159で受け止められている確認レバー157の先端部が確認レバー80の先端部に衝突し、確認レバー80が確認レバー157で押されてばね81のばね力に抗しレバー軸79を中心として矢印W5で示す方向に回転して確認レバー157を逃げる。この矢印W5で示す方向への回転によって、確認レバー80は、実線で示す状態から仮想線で示す状態となり、確認レバー157の先端部が確認レバー80の先端部を矢印X2で示す方向に通過する。そして、確認レバー157の先端部が確認レバー80の先端部を矢印X2で示す方向に通過するのに伴い、確認レバー80がばね81のばね力によってレバー軸79を中心として矢印W6で示す方向に回転しストッパー82に衝突して金属音を発生する。この金属音が発生することによって、嵌合確認機構78および嵌合確認機構155が、枠側取付構造体1と盤側取付構造体2とが互いに正常に取り付けられたことを、音で、人に知らせることができる。
図8のb図に示すように、盤側取付構造体2が枠側取付構造体1に矢印X3で示す方向に引き抜かれるのに伴い、ストッパー82で受け止められている確認レバー80の先端部が確認レバー157の先端部に衝突し、確認レバー157が確認レバー80で押されてばね158のばね力に抗しレバー軸156を中心として矢印W7で示す方向に回転して確認レバー80を逃げる。この矢印W7で示す方向に回転によって、確認レバー80は、実線で示す状態から仮想線で示す状態となり、確認レバー157の先端部が確認レバー80の先端部を矢印X3で示す方向に通過する。そして、確認レバー157の先端部が確認レバー80の先端部を矢印X3で示す方向に通過するのに伴い、確認レバー157がばね158のばね力によってレバー軸156を中心として矢印W8で示す方向に回転してストッパー159に受け止められる。
最良の形態によれば、図1において、枠側取付構造体1が縦骨格部64と上滑走係合部16および下滑走係合部17を備えた一体の形状であり、盤側取付構造体2が縦骨格部139と上滑走係合部14および下滑走係合部15を備えた一体の形状であって、枠側取付構造体1が可動枠6の左側部に回転可能に取り付けられ、盤側取付構造体2が遊技盤8の左側部に固定的に設けられており、枠側取付構造体1が可動枠6の盤収納室7の内部からの可動枠6の前側に横方向に回転された状態において、遊技盤8を取り付ける場合、盤側取付構造体2の下骨格部142(図6参照)が枠側取付構造体1の下誘導溝75(図2参照)に嵌め込まれ、盤側取付構造体2の上骨格部140(図6参照)が枠側取付構造体1の上誘導溝71(図2参照)に嵌め込まれた後、遊技盤8の左側部が枠側取付構造体1の縦骨格部64(図2参照)の方向に押し込まれることによって、上滑走係合部16が上誘導溝148(図6参照)に取り込まれ、上滑走係合部14と上滑走係合部16とが互いに嵌まり合って直線的に滑走し、下滑走係合部17が下誘導溝151(図6参照)に取り込まれ、下滑走係合部15と下滑走係合部17とが互いに嵌まり合って直線的に滑走し、枠側取付構造体1と盤側取付構造体2とが互いに正常に取り付けられるので、遊技盤8を可動枠6に取り付ける作業を容易に行うことができるという利点がある。
可動枠6が開度保持部11を備え、枠側取付構造体1が開度保持部12を備えているので、開度保持部11と開度保持部12とが互いに係合することによって、枠側取付構造体1の前側に回転された位置が保持されるので、遊技盤8を取り付ける場合、枠側取付構造体1が前後方向に揺れ動くことがなく、遊技盤8を可動枠6に取り付けたり、遊技盤8を可動枠6から取り外したりする作業を容易に行うことができるという利点がある。
図5のb図に示すように、上ヒンジ3の中心と上滑走係合部16の前端部との間の寸法L、下ヒンジ4中心と下滑走係合部17の前端部との間の寸法Lは、枠側取付構造体1が可動枠6の盤収納室7の内部からの可動枠6の前側に横方向に回転された場合に、上滑走係合部16の前端部および下滑走係合部17の前端部が可動枠6の盤収納室7の下縁部である盤棚19よりも前側に突出する寸法に設定されているので、上滑走係合部14と上滑走係合部16との嵌め合い作業と、下滑走係合部15と下滑走係合部17との嵌め合い作業とが、盤棚19よりも前側で行えるという利点がある。
枠側取付構造体1が嵌合確認機構78を備え、盤側取付構造体2が嵌合確認機構155を備えているので、枠側取付構造体1と盤側取付構造体2とが互いに正常に取り付けられたことを、音で、人に知らせることができるという利点がある。
枠側取付構造体1の最大開き角度θ1は、45度に限定されるものではなく、図5のb図に示すように、枠側取付構造体1が上ヒンジ3および下ヒンジ4を中心として前側に回転した場合、枠側取付構造体1が前側に開かれた前扉9と衝突しないで、遊技盤8を可動枠6の前側から取り付けたり取り外したりする操作が可能な範囲であればよい。その範囲は、例えば、40度から80度の範囲であろう。
図5のb図において、上ヒンジ3の中心と上滑走係合部16の前端部との間の寸法L、下ヒンジ4中心と下滑走係合部17の前端部との間の寸法Lとを同じに設定したが、上ヒンジ3の中心と上滑走係合部16の前端部との間の寸法Lを下ヒンジ4中心と下滑走係合部17の前端部との間の寸法Lより短くすれば、盤側取付構造体2の下滑走係合部15を下滑走係合部17に嵌めて載せた後、盤側取付構造体2の上滑走係合部14を上滑走係合部16に嵌め込むことができるので、遊技盤8を可動枠6に取り付けたり、遊技盤8を可動枠6から取り外したりする作業を一層容易に行うことができるという利点がある。
遊技機枠と遊技盤とを示す分解斜視図(最良の形態)。 枠側取付構造体を示し、a図は前側からの斜視図、b図は裏側からの斜視図(最良の形態)。 上ヒンジの取付構造を示し、a図は分解斜視図、b図は組立斜視図(最良の形態)。 下ヒンジの取付構造を示し、a図は分解斜視図、b図は組立斜視図(最良の形態)。 a図は枠側構造躯体の上部が可動枠の前側に開放された構造の前側からの斜視図、b図はa図のB−B線断面図(最良の形態)。 盤側取付構造体を示し、a図は前側からの斜視図、b図は裏側からの斜視図(最良の形態)。 盤側取付構造体を備えた遊技盤の裏側からの斜視図(最良の形態)。 嵌合確認機構の作用を示す模式図(最良の形態)。
符号の説明
1 枠側取付構造体
2 盤側取付構造体
3 上ヒンジ
4 下ヒンジ
5 遊技機枠
6 可動枠
7 盤収納室
8 遊技盤
11 開度保持部
12 開度保持部
14 上滑走係合部
15 下滑走係合部
16 上滑走係合部
17 下滑走係合部

Claims (5)

  1. 枠側取付構造体が可動枠の左側部に回転可能に取り付けられ、盤側取付構造体が遊技盤の左側部に固定的に設けられ、枠側取付構造体が可動枠の盤収納室の内部からの可動枠の前側に横方向に回転された状態において、遊技盤が遊技機枠に取り付けられるパチンコ機の遊技盤取付装置であって、盤側取付構造体が枠側取付構造体に嵌め合わせて取り付けられる枠側取付構造体が縦骨格部と上滑走係合部および下滑走係合部を備えた一体の形状であり、盤側取付構造体が縦骨格部と上滑走係合部および下滑走係合部を備えた一体の形状であり、遊技盤が遊技機枠に取り付けられる場合、盤側取付構造体の上部に位置する上滑走係合部が枠側取付構造体の上部に位置する上滑走係合部に嵌め込まれ、盤側取付構造体の下部に位置する下滑走係合部が枠側取付構造体の下部に位置する下滑走係合部に嵌め込まれた後、遊技盤の左側部が枠側取付構造体の方向に直線的に押し込まれることによって、遊技盤の左側部が遊技機枠の左側部に盤側取付構造体と枠側取付構造体とで取り付けられたことを特徴とするパチンコ機の遊技盤取付装置。
  2. 可動枠が開度保持部を備え、枠側取付構造体が前側に回転された場合に可動枠の開度保持部と係合して枠側取付構造体の前側に回転された位置を保持するための開度保持部を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技盤取付装置。
  3. 枠側取付構造体が前側に回転された場合に上滑走係合部の前端部と下滑走係合部の前端部が可動枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法に設定されたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技盤取付装置。
  4. 上滑走係合部の前端部における遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法が下滑走係合部の前端部における遊技機枠の盤収納室よりも前側に突出する寸法よりも小さく設定されたことを特徴とする請求項3記載のパチンコ機の遊技盤取付装置。
  5. 枠側取付構造体が嵌合確認機構を備え、盤側取付構造体が盤側取付構造体と枠側取付構造体との相対的な滑走に伴い音を発生する嵌合確認機構を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の遊技盤取付装置。
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