JP2006254499A - 画像処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データをデータバスラインで時分割動作させ、前述のような複数の処理を同
時に並行して行うことができるようにする。
【解決手段】P1394aのアシンクロナス・ストリーム・パケットを使用して、画像出力装置
毎に異なるチャンネルを指定し、画像データを時分割に転送可能にする。画像データバス
151上の装置の中で少なくとも一つがアイソクロナス・リソース・マネージャ対応にな
っていれば、画像出力装置ごとにチャンネルを確保できる。FCU130、スキャナ11
0、プリンタ・コントローラ210が画像出力装置として動作し、これらの画像出力装置
がアイソクロナス・リソース・マネージャとなるコマンダー・ユニット230からチャン
ネルを確保する。複写、プリント出力、FAX送信、FAX受信およびネットワーク・ス
キャンの各作業の前に帯域の確保を行い、各処理が終了したら、確保していた帯域を返す

【選択図】図3

Description

本発明は、複写機能とFAX機能を並行動作させながら、ユーザに意識させずに電子フ
ァイリングを行う画像処理システムに係り、特に、デジタル複合機とも称される多種の機
能を備えたプリンタ装置(MFP:Multi Function Printer)に好適な画像処理システム
に関する。
この種の画像処理システムとして、例えば特公平8−15229号公報に開示された画
像処理システムが公知である。この発明は、通信回線からの画像データの受信中に原稿画
像の読み取りまたは画像記録を並行して実行できるようにすることを目的として行われた
もので、DMA転送要求に基づいて行われる受信手段からの受信画像データのDMA転送
中に、読み取り手段または記録手段からDMA転送要求が生じた場合、受信画像データD
MA転送を中断させ、その中断中に前記読み取り手段または記録手段からのDMA転送要
求に基づいて前記読み取り手段からの所定量の読み取り画像データまたは前記記録手段へ
の所定量の記録画像データのDMA転送を実行させ、所定量の読み取り画像データまたは
記録画像データのDMA転送の終了後、受信手段からのDMA転送要求に基づいて受信手
段のバッファメモリに記憶されている受信画像データのDMA転送を再開させるように構
成されている。
このように前記特公平8−15229記載の発明では、通信回線からの画像データの受
信中に原稿画像の読み取りまたは画像記録を並行して実行できるようにすることで、複写
機能とFAX機能の並行動作を可能にしているが、ファイリング機能までは配慮されては
いなかった。また、画像データをデータバスラインで時分割動作させるという技術思想は
開示されていない。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、画像デー
タをデータバスラインで時分割動作させ、前述のような複数の処理を同時に並行して行う
ことができる画像処理システムを提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、ネットワークに接続され、入力された画像デ
ータに所定の画像処理を施して出力する画像処理システムにおいて、画像データを時分割
で転送する画像データバスラインと、前記画像データバスライン上の記録画像データを取
り込んで記録媒体に記録する手段とを備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記ネットワークを介して転送されてきた印刷デ
ータを記録画像データとして展開し、前記画像データバスライン上に時分割で転送する手
段と、前記画像データバスライン上の画像データをキャプチャする手段と、前記キャプチ
ャする手段によってキャプチャされた画像データを記憶する第1の記憶手段と、前記第1
の記憶手段に記憶された画像データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1および/第2
の記憶手段に記憶された画像データをネットワークに接続された画像ファイルサーバに転
送する手段とをさらに備えていることを特徴とする。
第3の手段は、第1または第2の手段において、原稿画像を読み取り、読み取り画像デ
ータを時分割に画像データバスに出力する手段をさらに備えていることを特徴とする。
本発明によれば、画像データを時分割で転送する画像データバスラインと、前記画像デ
ータバスライン上の記録画像データを取り込んで記録媒体に記録する手段とを備えている
ので、画像データをデータバスラインで時分割動作させ、記録手段を使用して複数の処理
を同時に並行して行うことができる。
また、本発明によれば、画像データバスラインが画像データを時分割で転送する機能を
備え、ファイルサーバに転送する手段は、第1,2の記憶手段に記憶された画像データを
ネットワークと接続されている画像ファイルサーバに転送するので、画像データを時分割
に転送することが可能となり、これによって、複数の種類の画像データを転送することが
でき、複数の種類の画像データをキャプチャしながら、ユーザに意識させずに電子ファイ
リングを行うことが可能になる。
また、本発明によれば、原稿画像を読み取り、読み取り画像データを時分割に画像デー
タバスに出力する画像読み取り手段を備えているので、スキャナ機能とプリント機能の並
行動作が可能になり、ユーザに意識させずに電子ファイリングを行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
・全体構成
図1は本発明の全体の実施例であるデジタル複写(合)機(MFP)100の電気的構
成を示すブロック図である。MFP100は、CPU101が予めROM102内に格納
した制御プログラムを読み出してRAM103を画像データやセンサ信号などを一時記憶
するワークエリアとして使用しつつ装置各部を統括制御することにより、データ処理装置
としての各種処理を行うとと共に、後述の各処理を実行する。
MFP100には、データを検索・読出可能に大容量記憶装置(蓄積手段)内に蓄積管
理する図示しないファイル装置(画像ファイルサーバ)がネットワークI/F(NCU)
104によりネットワーク107を介して接続されており、ユーザの処理する画像データ
を転送命令の有無にかかわらずにそのファイル装置にそのまま転送することにより、処理
した画像データを再利用可能にファイル(蓄積保存)するファイルシステムを構築してい
る。なお、ファイル装置はネットワークを介して接続する構成に限らず、直接接続しても
よいことはいうまでもない。さらに、リムーバブルメディアI/F108を介して交換可
能なメディアにファイルを転送することも可能である。交換可能なメディアは例えばHD
D、FDD、Flash ROM Card等が利用可能である。
このMFP100はCPU101にシステムバス150を介して、ROM102、RA
M103およびNCU104と共に、スキャナ110、プロッタ120、FCU130(
後述)、操作部(DISPLAY&OPERATION Controller)140、FIFO1バッファ105、FIFO
2バッファ106、DMAコントローラ107、リムーバブルメディアI/F108およ
びハードディスク装置(HDD)160が接続されており、CPU101がこれら装置各
部を統括制御することにより、スキャナ110が画像読み取り装置として機能して、ファ
クシミリ通信により画像データを伝送する伝送機能と、読み取り画像データを記録出力す
る複写(コピー)機能と、受信画像データを記録出力する記録機能とを備える複写機とし
て使用することができる。なお、リムーバブルメディアI/F108には、HDD、FD
D、Flash ROM Card等の交換可能なメディア161が接続される。
FIFO1バッファ105、FIFO2バッファ106、DMAコントローラ107は1394LS
Iで構成されており、画像データバスであるIEEE1394バス151に接続されている。FC
U130、スキャナ110、プロッタ120はIEEE1394インターフェースを備えており、
各々画像データバスであるIEEE1394バス151に接続されている。画像データは画像デー
タバスであるIEEE1394バス151に時分割で転送が可能である。
・動作
・・画像データの時分割での転送
画像データを時分割で転送する場合、以下のようにして行われる。
スキャナデータを画像データバス151に転送するときと、プロッタデータを画像デー
タバス151に転送するときとで、IEEE1394の異なるチャンネルを使用する。IEEE1394の
転送モードは非同期ストリーム転送が使用できる。さらに大容量のデータ転送が必要なら
ば、アイソクロナス転送モードを使用すればよい。
簡単に説明すると、スキャナ110は、例えば、原稿テーブルにセットしたシート状の
原稿を自動原稿搬送装置(ADF)により1枚ずつ分離給送してコンタクトガラス(読み
取り位置)上に位置決めした後に、公知の読み取り方法により、コンタクトガラス上に置
かれた前記原稿(画像や文字などからなる文書)に露光ランプの光を照射し、その画像面
からの反射光をCCDにより光電変換して画像データを読み取る。読み取り画像データは
画像データバス151上に時分割で転送される。
プロッタ120は、画像データバス151に時分割に転送される画像データを、例えば
、公知の電子写真記録方式により、回転駆動させつつ帯電させた感光体上に光書き込みに
よって静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーを付着させることによって現像し、給紙
カセットから搬送する用紙に現像されたトナー像を転写して定着させ、装置外に排紙する
。もちろん電子写真式方式以外の方式であるインクジェット方式でも画像が記録できるこ
とは明らかである。
FCU130は、画像データや各種手順信号を変復調するとともに、PSTN(公衆回
線)との回線制御を実行して回線接続あるいはその切断を行うことにより、相手先のFA
X端末との間でFAXデータを送受信するFAX通信を行う。FAX送信する際の送信画
像データは画像データバス151上のスキャナ読み取りデータを使用する。受信する際の
受信データは画像データバス151上に転送され、プロッタ120によって画像記録され
る。
なお、MFP100は、画像データを符号化圧縮するとともに、再現する際に復号化伸
長する画像処理部を備えていてもよく、コピー時などにはユーザにより指示されたサイズ
の画像に拡大・縮小する画像処理などを画像データに施すことができることはいうまでも
ない。
操作部140は、装置本体の前面上部に設けられたオペレーションポート内に準備され
たキーポート141および表示ポート142により構成されており、表示ポート142は
、駆動条件、装置状態、入力条件などの各種情報を表示すると共にユーザによる機能選択
などの選択入力や設定入力等の入力操作と行うためのタッチパネル付き表示操作LCD(
Liquid Crystal Display)で構成されている。
・・並行処理
複写とFAX送信の並行動作は次のようにして行われる。
まず、MFP100の表示操作部140から複数部複写のコマンドが指定される。スキ
ャナ110では1部のみスキャンする。スキャナ110で読み取られた読み取り画像デー
タは画像データバス151に時分割に転送される。読み取り画像データは画像データバス
151上で時分割された画像データバス151からFCU130に転送され、HDD16
0に蓄えられる。HDD160に蓄えられた読み取り画像データは再びFCU130を介
して画像データバス151転送されて、プロッタ120に転送され、画像記録される。H
DD160から画像データバス151を介して画像の転送を行っている間に、スキャナ1
10から読み取られた読み取り画像データは画像データバス151を介してFCU130
に転送され、FAX送信される。
画像データバス151の画像データは、RAM(第1の記憶手段)103、HDD(第
2の記憶手段)160に記憶されるが、この時の処理手順は以下のようになる。
通常、画像データバス151上の画像データはFIFO1バッファ105、FIFO2バッファ1
06に転送される。複写とFAX送信の並行動作中に画像データバス151上に転送され
る画像データは複数部複写された同じ画像データなので、FIFO2バッファ106には転送
しない。予めCPU101はDMA制御装置107に対して、FIFO1バッファ105また
はFIFO2バッファ106のメモリ容量が所定量に達したときに、RAM103に画像デー
タを転送するように設定しておく。また、図2のようにFIFO1バッファ105からの画像
データとFIFO2バッファ106からの画像データはRAM103上の異なる領域(画像領
域1、画像領域2−図2)に設定しておく。本DMA制御装置107のDMAの優先順位
はCPU101から初回のDMA転送時のみFIFO1バッファ105と設定しておく。もち
ろんFIFO2バッファ106からのDMA要求を初回のDMA転送要求として設定してもよ
い。所定量のDMA転送が終了すると、次回のFIFO1バッファ105、FIFO2バッファ1
06のDMA要求をDMA制御装置107は待ち続ける。FIFO1バッファ105またはFI
FO2バッファ106どちらか一方のみのDMA要求があるときはそのDMA要求をDMA
制御装置107は受け付ける。
MFP100のCPU101は、転送手段として構成されており、例えば、スキャナ1
10で読み取った読み取り画像データをプロッタ120により用紙に記録出力したり、F
CU130によりFAX送信するのと並行して、読み取り画像データを特定するための処
理日時情報と部数情報や相手先電話番号等の特定情報を付加してハードディスク装置(記
憶手段)160内にも同一の画像データを一時記憶させた後に、NCU104を介して図
外のファイル装置に送出する転送処理を行う。
一方、このMFP100に接続されるファイル装置は、図示を省略して簡単に説明する
と、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)により構成することができる。すなわち、
ディスプレイを見ながらキーボードやマウスなどを操作することによりメモリ内から読み
出したアプリケーションプログラムに従って演算処理などを行うことにより、文書や画像
の作成などの各種処理を行うと同様に、MFP100から転送された画像データを検索・
読出して表示/記録出力することより再利用可能に大容量記憶装置内に蓄積管理するよう
になっている。これにより、連続処理された一文書毎に画像データを特定情報に対応付け
してから、大記憶容量装置(HDD160)に蓄積保存し、その後のユーザによる要求に
応じて文書の一部(例えば、先頭ページのサムネイル画像)を処理日時などの特定情報に
基づいて選択できるようにカレンダ表示形式などによりディスプレイ(操作表示部140
)に表示出力し、そのうちから選択された画像データを文書単位に大容量記憶装置から読
み出して、例えば、MFP100に送出するなどして記録出力などさせ、その内容を確認
するなど再利用することができるようになっている。なお、文書単位の画像データをもデ
ィスプレイに順次に表示出力させることができるようにして、電子化されたままの画像デ
ータをPCで加工するなど再利用可能にしてもよい。
<第2の実施形態>
・全体構成
図3は、第2の実施形態に係るデジタル複写機(MFP100)の構成を示すブロック
図である。図1に示した第1の実施形態と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複す
る説明は省略する。
このMFP100はCPU101にシステムバス150を介して、ROM102、RA
M103およびNCU104と共に、操作部(DISPLAY&OPERATION Controller)140、
リムーバブルメディアI/F108、ハードディスク装置(HDD)160、プリンタ・
コントローラ210、キャプチャ・ユニット220、コマンダ・ユニット230が接続さ
れており、CPU101がこれら装置各部を統括制御する。また画像データバスであるIE
EE1394バス151には、FCU130、スキャナ110、プロッタ120、プリンタ・コ
ントローラ210、キャプチャ・ユニット220およびコマンダ・ユニット230が接続
されており、CPU101がコマンダ・ユニット230を介してこれら装置各部を統括制
御することにより、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置およびネットワーク・スキャナ
として使用することができる。その他、特に説明しない各部は前述の第1の実施形態に係
るMFP100と同等に構成され、画像形成をはじめ各部の動作が同様に行われる。
・動作
・・並行処理
・・・ネットワーク印刷とFAX送信の並行動作
ネットワーク印刷とFAX送信の並行動作は次のようにして行われる。
NCU104に接続されているネットワーク170から印刷データが一時的にHDD1
60に蓄えられる。プリンタ・コントローラ210はHDD160に蓄えられた印刷デー
タをプロッタ120によって画像記録が行える画像データに変換する。画像データは画像
データバス151を介してプロッタ120に転送され画像記録する。HDD160からの
画像データを転送中に、スキャナ110から読み取られた画像データは画像データバス1
51を介してFCU130に転送され、FAX送信される。FAX送信の代わりにキャプ
チャ・ユニット220によって読み取り画像データのキャプチャをのみを行えば、ネット
ワーク印刷とネットワーク・スキャナが並行動作可能である。
・・・複写とFAX送信の並行動作
複写とFAX送信の並行動作については次のようにして行われる。
まず、MFP100の表示操作部140から複数部複写のコマンドが指定される。スキ
ャナ110では1部のみスキャンする。スキャナ110で読み取られた読み取り画像デー
タは画像データバス151に時分割で転送される。キャプチャ・ユニット220は、画像
データバス上の読み取り画像データをRAM103に一時保存しながら、HDD160に
蓄える。プリンタ・コントローラ210はHDD160に蓄えられた読み取り画像データ
を再び画像データバス151上のプロッタ120に転送して画像記録する。HDD160
からの画像データを転送中に、スキャナ110から読み取られた画像データは画像データ
バス151を介してFCU130に転送され、FAX送信される。FAX送信の代わりに
キャプチャ・ユニット220によって読み取り画像データのキャプチャを行えば、複写と
ネットワーク・スキャナの並行動作は可能である。
・・・ネットワーク・スキャンとFAX受信の並行動作ネットワーク・スキャンとF
AX受信の並行動作は次のようにして行われる。
スキャナ110で読み取られた読み取り画像データは画像データバス151に時分割で
転送される。キャプチャ・ユニット220は、画像データバス151上の読み取り画像デ
ータをRAM103に一時保存しながら、HDD160に蓄える。同時に、FAX受信デ
ータは画像データバス151上に転送されて、プロッタ120によって画像記録される。
MFP100のCPU101は、転送手段として構成されており、例えば、スキャナ1
10で読み取った読み取り画像データを、プロッタ120により用紙に記録出力したり、
FCU130によりFAX送信するのと並行して、読み取り画像データを特定するための
処理日時情報と部数情報や相手先電話番号等の特定情報(検索キー)を付加してハードデ
ィスク装置(記憶手段)160内にも同一の画像データを一時記憶させた後に、NCU1
04を介して図外のファイル装置に送出する転送処理を行う。
このMFP100に接続されるファイル装置も、前述の第1の実施形態のように一般的
なパーソナルコンピュータ(PC)により構成することができ、第1の実施形態と同様の
操作により、文書や画像の作成などの各種処理を行ったり、再利用可能に大容量記憶装置
内に蓄積管理可能であり、また、再利用することができるようになっている。
・・IEEE1394を使用したときの画像データの時分割での転送
画像データバス151としてIEEE1394を使用したときに、画像データを時分割で転送す
る場合には次のようにして行われる。
IEEE1394はシリアルバスなので、P1394aのアシンクロナス・ストリーム・パケット(As
ynchronous Stream Packet)を使用して、画像データの出力装置(以下、画像出力装置と
する)毎に異なるチャンネルを指定しておけば、画像データを簡単に時分割に転送可能で
ある。画像データバス151上の装置の中で少なくとも一つがIEEE1394のチャンネルを管
理するアイソクロナス・リソース・マネージャ対応になっていれば、画像出力装置ごとに
チャンネルを確保できる。本実施形態では、例えばコマンダ・ユニット230がアイソク
ロナス・リソース・マネージャになることができる。複数のアイソクロナス・リソース・
マネージャ候補がある場合には、IEEE1394に準拠しているので、必ずアイソクロナス・リ
ソース・マネージャ候補の一つがアイソクロナス・リソース・マネージャになる。本実施
形態では、FCU130、スキャナ110、プリンタ・コントローラ210が画像出力装
置として動作するので、これらの画像出力装置がアイソクロナス・リソース・マネージャ
となるコマンダー・ユニット230からチャンネルの確保を行う。さらに、アイソクロナ
ス・ストリーム・パケット(Isochronous Stream Packet)を使用すれば、帯域が保証さ
れるので、大容量のデータをリアルタイムに転送可能になる。この場合には、チャンネル
の確保だけでなく、帯域の確保をアイソクロナス・リソース・マネージャから行う。チャ
ンネル、帯域の確保はIEEE1394のLockリクエストで行う。この場合、画像出力装置毎に必
要な帯域幅が異なるので、複写時、プリント出力時、FAX送信時、FAX受信時および
ネットワーク・スキャン時の前に帯域の確保を行い、各処理が終了したら、確保していた
帯域を返すようにする。
・・・画像出力装置のチャンネル確保手順
1つの画像出力装置のチャンネル確保は次のような手順で行われる。
a)アイソクロナス・リソース・マネージャのChannels_Availableレジスタ値を読み込む。
b) Channels_Availableレジスタ値の空きチャンネルchを見つける。
c)アイソクロナス・リソース・マネージャのChannels_Availableレジスタに対してLockリクエストでchを確保する。
d)キャプチャ・ユニットに前記画像出力装置のチャンネルchを登録する。
e) (ネットワークスキャナ以外で)前記画像出力装置の画像データを入力する1つの画像データ入力装置にチャンネルchを登録する。
・・・画像出力装置の帯域幅確保手順
1つの画像出力装置の帯域幅確保は次のような手順で行われる。
a)アイソクロナス・リソース・マネージャのBandwidth_Availableレジスタ値を読み込む。
b) 必要な帯域幅bandを計算する。
c)アイソクロナス・リソース・マネージャのBandwidth_Availableレジスタに対してLockリクエストでbandを確保する。
d)キャプチャ・ユニットに前記画像出力装置の帯域幅bandを登録する。
前記画像出力装置は上記のチャンネルと帯域幅の確保をした後、IEEE1394上に非同期ス
トリーム転送モード、またはアイソクロナス転送モードで画像データを出力する。前記画
像入力装置は登録されたチャンネルchに対しての画像データを入力する。画像入力装置が
プロッタ120の場合には入力した画像データを記録する。プリンタ・コントローラ21
0が画像出力装置の時はプロッタ120が画像入力装置となり、NCU104を介してプ
リント動作が実行可能になる。スキャナ110が画像出力装置、プロッタ120が画像入
力装置の時には複写動作が可能となる。スキャナ110が画像出力装置、FCU130が
画像入力装置の時にはFAX送信が可能となる。FCU130が画像出力装置、プロッタ
120が画像入力装置の時にはFAX受信が可能になる。画像入力装置と画像出力装置は
1組だけでなく、もちろん複数あってもよい。ただし、アイソクロナス・リソース・マネ
ージャのチャンネルと帯域幅の制限内である必要がある。
・・キャプチャ・ユニットの動作
キャプチャ・ユニット220は登録されたチャンネルchに対しての画像データをキャプ
チャする。複数のチャンネルが登録されていたならば、複数のチャンネルをキャプチャす
ることができる。キャプチャされた画像データはシステムバス150を介して、一時的に
RAM103に保存される。RAM103上の画像データは、検索キーを付加してHDD
160に保存するとともに、NCU104を介して図以外の画像ファイルサーバにも同一
の画像データを転送する。
本発明の第1の実施形態に係るMFPの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るMFPのRAM上の画像領域の状態を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るMFPの構成を示すフブロック図である。
符号の説明
100 デジタル複写機(MFP)
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 NCU
105 FIFO1
106 FIFO2
107 DMAコントローラ
108 リムーバル・ディスク・コントローラ
110 スキャナ
120 プロッタ
130 FCU
140 操作部
150 システムバス
151 画像データバス(IEEE1394接続)
160 ハードディスク
170 ネットワーク
210 プリンタコントローラ
220 キャプチャ・ユニット
230 コマンダ・ユニット

Claims (3)

  1. ネットワークに接続され、入力された画像データに所定の画像処理を施して出力する画
    像処理システムにおいて、
    画像データを時分割で転送する画像データバスラインと、
    前記画像データバスライン上の記録画像データを取り込んで記録媒体に記録する手段と

    を備えていることを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記ネットワークを介して転送されてきた印刷データを記録画像データとして展開し、
    前記画像データバスライン上に時分割で転送する手段と、
    前記画像データバスライン上の画像データをキャプチャする手段と、
    前記キャプチャする手段によってキャプチャされた画像データを記憶する第1の記憶手
    段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された画像データを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1および/第2の記憶手段に記憶された画像データをネットワークに接続された
    画像ファイルサーバに転送する手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  3. 原稿画像を読み取り、読み取り画像データを時分割に画像データバスに出力する手段を
    さらに備えていることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011135268A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Fujitsu Semiconductor Ltd データ送信方法、データ送信装置及びネットワークシステム

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