JP2002232617A - 文書入出力装置およびファイリングシステム - Google Patents
文書入出力装置およびファイリングシステムInfo
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Abstract
処理を行うことができる文書入出力装置を提供する。 【解決手段】 再処理する際に、処理条件が存在すれ
ば、その処理条件を読み込み(ステップ102)、処理
条件が存在しなければ、初期設定の処理条件を読み込ん
だ(ステップ103)後、処理条件の1つの項目を読み
込む(ステップ104)。次いで、読み込んだ処理条件
の実行可能な各項目を読み込み(ステップ104、10
5)、全項目のチェックが終了した後、チェックした処
理条件で再処理可能かどうか判断し、再処理可能であれ
ば(ステップ108でY)、再処理を開始して(ステッ
プ110)実行する。もし、処理条件が変化し、更新要
求があれば(ステップ111でY)、処理条件を更新し
て(ステップ112)再処理を終え、更新要求がなけれ
ば(ステップ111でN)そのまま再処理を終了する。
Description
クシミリ通信、文書の読み取りなどの様々なデータ処理
を行なう処理システムに適用され、それぞれのデータ処
理時に取込んだデータを該データが取り込まれた際の処
理内容を意識することなく印刷、ファクシミリ送信など
に再利用可能な文書入出力装置および当該文書入出力装
置を備えたファイリングシステム関する。
字が表示された文書や、将来使用する可能性のある文書
などの書類は、紙に記録された状態のままファイルされ
て書棚等に整理されていた。しかし、大きな事業所では
書類も膨大となり前記文書の保管に広い場所もしくは空
間が必要となっていた。また、場所や空間が広いと、所
望の書類を探すのに手間が掛かっていた。このため、デ
ータ処理技術の高度化・高速化とともに記憶手段の低価
格化に伴って、近年では保管する必要のある文書は、ス
キャナなどの画像読み取り装置により読み取らせてデジ
タル化し、大容量記憶装置に蓄積させるようなシステム
が出現してきている。このようなシステムは、ファイリ
ングシステムと称され、現在では、蓄積する書類が膨大
な事業所などに限らずに、もっと小規模の事業所にも導
入されている。
うなファイリングシステムにあっては、読み取った画像
もしくは文字データをデジタル化する必要があるため、
いずれにしてもスキャナ装置により文書を読み取らせる
必要があった。しかし、文書の読み取り作業は、自動原
稿給送装置を使用したとしても、作業が煩雑であり、さ
らにはスキャナ装置により取り込まれた文書を印刷した
り、ファクシミリ送信する場合、様々な印刷条件やファ
クシミリ送信相手先情報など新たに設定する内容が多
く、再処理時の効率を落としていた。
する文書は、会議に使用するために複写機によってコピ
ーした書類であったり、取引先とファクシミリ装置など
により送受信した書類であるなどであることから、保管
する文書が1回以上電気信号に変換処理されることを利
用して、その電子化した画像データと同一のデータを蓄
積手段に送って蓄積・保持し、回線やネットワークを介
して接続されるクライアントコンピュータからアクセス
して蓄積文書を検索し、選択して印刷処理やファクシミ
リ送信するファイリングシステムを提案した。
年の高性能デジタル複合機において可能である様々なオ
プション設定を文書データと共に処理条件として蓄積す
ることが可能である。前記処理条件としては、例えば、
複写機能においては原稿サイズ、原稿種類、濃度、変倍
指定、集約、ステープル、パンチ、両面、ソート等の各
種機能であり、ファクシミリ機能においては文字サイ
ズ、原稿サイズ、原稿種類、濃度、送信相手先番号、送
信日時等が処理条件である。これらの処理条件を再処理
の際に用いることにより、蓄積時の文書を忠実に再現す
ることが可能となる。また、再処理時にクライアントコ
ンピュータから、蓄積文書の処理条件を変更可能とする
ことで、蓄積時とは異なる処理を施すことが可能とな
り、ファイリングシステムの高性能化を実現することが
できた。
においてはこの処理条件を蓄積時に保存するだけであっ
たため、再処理時に処理内容を変更する場合はその都度
処理条件を変更する必要があった。また、スキャナ処理
のみで一度も印刷処理やファクシミリ送信処理されてい
ない文書については再処理時に処理条件を設定しなけれ
ばならなかった。また、蓄積時とは入出力装置の装置構
成が変わってしまって実現できなくなってしまった処理
条件が発生した場合に再処理不可能になってしまうこと
もあり、さらに、個々の文書がそれぞれ処理条件を保存
しているため複数の文書をまとめて1つの文書として処
理できないなど、処理条件に起因する操作上の煩わしさ
や所望の再処理が行えないという問題が発生してきた。
れたもので、その目的は、蓄積時の処理条件を状況に応
じて変更して再処理を行うことができる文書入出力装置
を提供することにある。
条件を状況に応じて変更して再処理を行うことができる
利便性に優れた文書入出力装置および当該文書入出力装
置を含むファイリングシステムを提供することにある。
め、第1の手段は、読み取り手段によって読み取ったま
たは入力手段によって入力された画像データを蓄積する
蓄積手段から画像データを読み出し、再処理して印字も
しくは送信する文書入出力装置において、再処理時の処
理条件を記憶し、次回の再処理時に記憶された処理条件
に基づいて再処理する再処理手段を備えていることを特
徴とする。
像データとして読取る画像入力手段と、画像データを印
字する印字手段あるいは画像データを回線を介して相手
先に送信する送信手段を備え、読み取った画像データを
2次記憶装置に蓄積する機能、あるいは回線またはネッ
トワークを介して接続される蓄積装置に読取画像を送信
し、蓄積を依頼する機能、あるいは蓄積文書を前記印字
手段および送信手段を用いて再処理する機能を備え、再
処理手段は、再処理時の処理条件を記憶して次回の再処
理時にこれを処理条件として再処理するようにしたもの
である。
ないで再処理する場合は蓄積時の処理条件をそのまま引
用するが、処理条件を変更して再処理した場合にその内
容が新たに処理条件として記憶される。これにより、一
度蓄積された文書でもその後の処理によって処理条件の
変更が可能なため、蓄積文書の再利用効率を向上させる
ことができる。
前記再処理手段は、前記蓄積手段への蓄積処理のみ行っ
た蓄積文書を再処理する場合、または蓄積時とは異なる
処理で再処理する場合には、あらかじめ設定しておいた
処理条件を用いて再処理するように構成した。
理によって蓄積された文書を再処理する場合、印刷処理
やファクシミリ送信のための処理条件が蓄積されていな
いため、この場合はあらかじめ設定しておくデフォルト
の処理条件を用いて処理することになる。また、印刷処
理によって蓄積された文書をファクシミリ送信する場合
にはファクシミリ送信用の処理条件が設定されていない
ためデフォルトのファクシミリ送信処理条件を用い、同
様にファクシミリ送信によって蓄積された文書を印刷処
理する場合には印刷処理用の処理条件が設定されていな
いためデフォルトの印刷処理条件を用いる。これによ
り、どの処理によって蓄積されたかを意識することなく
再処理が可能となる。
いて、前記再処理手段は、前記蓄積手段に蓄積された蓄
積文書の処理条件を実行することができない場合、自動
的に前記処理条件を変更して再処理を行うように構成し
た。
の装置が故障した場合や、新たな装置に変更した場合
に、これに伴なって蓄積文書の処理条件のうち実行でき
なくなった条件があった場合、これを自動的に解除して
再処理を行う。これにより、入出力装置の一部分の故障
で再処理がまったくできなくなってしまうという不具合
を解消することができる。
いて、前記再処理手段は、前記蓄積手段に蓄積された複
数の蓄積文書を同時に再処理する際に、1つの蓄積文書
としてまとめて再処理するように構成した。
まとめてひとつの文書としてステープルしたい等、元々
異なる処理条件を持った蓄積文書同士を1つの文書とみ
なして同じ処理条件で処理することができる。この場
合、複数の蓄積文書のどれか1つの処理条件を使用す
る。蓄積文書によってはその条件が実行できない場合も
あるが、その場合はその条件を解除して再処理する。こ
れにより、元々別々に蓄積された文書であったものを1
つの文書であるかのように扱え、蓄積文書の利用効率の
向上を図ることができる。
ける前記蓄積手段を、文書入出力装置内に備えられた記
憶装置、あるいはネットワークを介して接続された大容
量記憶装置から構成した。
の2次記憶装置を蓄積手段として使用することもできる
し、ネットワークを介して接続された例えばパーソナル
コンピュータの大容量記憶手段を蓄積手段として使用す
ることも可能となり、文書蓄積容量の増大を図ることが
できるとともに、アクセスが容易かつアクセス速度も速
いので、使用しやすいにシステムとなる。
に応じて読み出すファイリングシステムにおいて、第1
ないし第5の手段に係る文書入出力装置と、ネットワー
クを介して前記文書入出力装置に接続され、当該文書入
出力装置に対して再処理を指示する指示機能を備えた情
報処理装置とからこのファイリングシステムを構成し
た。
された情報処理装置、例えばクライアントコンピュータ
から文書入出力装置に対して再処理を行わせることがで
き、非常に使いやすいファイリングシステムとなる。
施形態について説明する。
装置としてのデジタル複写機(MFP:Multi Function
Peripheral−以下、MFPとも称す)10の構成を示
すブロック図、図2はMFP10をファイル装置21や
パーソナルコンピュータ(以下、PCとも称す)22と
ネットワーク接続した状態を示すブロック図である。本
実施形態に係るMFP10は、CPU11が予めROM
12内に格納した制御プログラムを読み出してRAM1
3を画像データやセンサ信号などを一時記憶するワーク
エリアとして使用しつつ装置各部を統括制御することに
よりデータ処理装置としての各種処理を行うとと共に、
本発明に係る処理を実行する。
ンターフェイス)20によりイントラネット23を介し
て接続されており、ユーザは図2に示すPC22から蓄
積文書へのアクセスが可能となる。このMFP10はC
PU11にシステムバスを介して、ROM12、RAM
13およびネットワークI/F20と共に、スキャナ1
4、プロッタ15、モデム16、NCU(網制御装置)
17、表示操作部18、および蓄積文書や処理条件が保
存されているハードディスク装置19が接続されてい
る。なお、蓄積文書および処理条件はMFP10内部の
ハードディスク装置19に保存される構成に限らず、イ
ントラネット(ネットワーク)23を介して接続するフ
ァイル装置21(図2)に保存されるように構成しても
よい。
統括制御することにより、スキャナ14が画像読取装置
として機能してファクシミリ通信により画像データを伝
送する伝送機能と、読取画像データを記録出力する複写
(コピー)機能と、受信画像データを記録出力する記録
機能とを備える複写機として使用することができる。ま
た、図1中、11aはCPU11が装置各部を制御する
際に利用するタイマ機能であり、タイマ11aは、例え
ば、装置各部を同期させるためのタイミングをカウント
する際に利用する。なお、MFP10は、PC22から
画像データを受け取って記録出力するプリンタ装置や、
読み取り画像データをPC22に送出するスキャナ装置
として利用可能に構成してもよく、これら画像データを
本発明により処理する画像データと同様の処理をするよ
うにしてもよい。
ば、原稿テーブルにセットしたシート状の原稿を自動原
稿搬送装置(ADF)により1枚ずつ分離給送してコン
タクトガラス(読取位置)上に位置決めした後に、公知
の読取方法により、その原稿(画像や文字などからなる
文書)に露光ランプの光を照射してその画像面からの反
射光をCCDにより光電変換して画像データを読み取
る。プロッタ15は、読取/受信して画像メモリ部を構
成するRAM13内にラッチする画像データを、例え
ば、公知の電子写真記録方式により、回転駆動させつつ
帯電させた感光体上に光書き込みした静電潜像にトナー
を付着させた(トナー現像した)トナー像を給紙カセッ
トから搬送する用紙に転写・定着させ装置外に排紙す
る。モデム16およびNCU17は、モデム16が画像
データや各種手順信号を変復調するとともに、NCU1
7がPSTN(公衆回線)24との回線制御を実行して
回線接続あるいはその切断を行うことにより、相手先の
ファクシミリ端末との間でファクシミリデータを送受信
するファクシミリ通信を行う。なお、MFP10は、画
像データを符号化圧縮するとともに、再現する際に復号
化伸長するDCR(符号化復号化)として機能する画像
処理部を備えていてもよく、コピー時などにはユーザに
より指示されたサイズの画像に拡大・縮小する画像処理
などを画像データに施すことができることはいうまでも
ない。
設けられたオペレーションポート内に準備されたキーポ
ート21、表示ポート31及びスピーカー41により構
成されており、表示ポート31では、駆動条件、装置状
態、入力条件などの各種情報を表示すると共にユーザに
よる機能選択などの選択入力を行うためのタッチパネル
付き表示操作LCD(Liquid Crystal Display)で構成
されている。
の保存機能も有し、例えば、スキャナ14で読み取った
読取画像データをプロッタ15によって用紙に記録出力
したり、モデム16およびNCU17によりファクシミ
リ送信するのと並行して、記録出力する際の印刷処理条
件(原稿サイズ、原稿種類、濃度、変倍指定、集約、ス
テープル、パンチ、両面、ソート等)やファクシミリ送
信する際の送信処理条件(文字サイズ、原稿サイズ、原
稿種類、濃度、送信相手先番号、送信日時等)と画像デ
ータをハードディスク装置(記憶手段)19内に記憶さ
せる。なお、この記憶装置はネットワークを介して接続
されるファイル装置21とする場合は、図示を省略して
簡単に説明すると、一般的なパーソナルコンピュータに
より構成することができ、MFP10から転送された画
像データを再利用可能に大容量記憶装置内に蓄積管理す
るようになっている。その際、一文書毎に画像データと
処理条件を対応付けして大記憶容量装置に蓄積保存し、
その後のユーザによる要求に応じて選択された画像デー
タを文書単位に大容量記憶装置から読み出して、MFP
10に送出して印刷処理やファクシミリ送信処理させ
る。
示状態を示す正面図である。コピー処理を行う場合に濃
度や写真・文字などの画像の種類を指定するキー32、
表紙/合紙、編集/印字、倍率設定などの画像形成モー
ド指定するキー33、ステープル、パンチ、ソートなど
の後処理を指定するキー34などのキーを押下すること
で各種印刷処理条件が設定可能である。これらを設定
し、文書蓄積キー31を押下すると、これから処理する
文書の蓄積が行われることを意味する。
PC22からMFP10にアクセスし、MFP10内の
蓄積文書を検索・処理する場合のPC22の操作画面を
示す図である。ここでは蓄積された文書が蓄積時のアプ
リケーション毎にディレクトリに別れて表示される。こ
こで再処理したい文書を選択して印刷処理またはファク
シミリ送信の指示をマウスのクリック等によって実行す
ると、図5に示すような印刷画面が表示され、部数ボッ
クス51に部数を入力して指定したり、複数の文書をま
とめて印刷するかどうかをボックス52のチェックで指
定して印刷を開始する。また、処理条件を変更したい場
合は同様にマウスのクリック等によって、図6に示すよ
うな処理条件設定画面を表示させ、処理条件の変更を行
う。
明する。ここでは再処理として、以下の、 再処理時の処理条件を記憶し、次回の再処理時にこれ
を処理条件として再処理する。 印字処理または送信処理を行わずに蓄積処理のみ行っ
た蓄積文書を再処理する場合、または蓄積時とは異なる
処理を再処理において行う場合に対し、あらかじめ設定
しておいた処理条件を用いて再処理する。 該文書入出力装置の装置状態や装置構成等が変化し
て、蓄積文書の処理条件を実行することができない場
合、当該処理条件を自動的に変更して再処理する。の3
つの印刷処理の場合について説明する。
れた文書に対し、再処理時に図6の処理条件設定画面に
おいて処理条件を変更して印刷を実行する。「この条件
を保存する」のボックス61をチェックすると、変更し
た処理条件を保存し、次回、同じ文書を印刷処理した場
合はこの処理条件が引用される。ボックス61をチェッ
クしない場合は、今回の印刷処理のみ変更が有効となり
記憶されることはない。これにより、既に蓄積してある
文書の処理条件の変更が可能となる。
リ送信機能によって蓄積した文書を印刷処理する場合、
印刷のための処理条件は全く記憶されていない。そこで
このような場合には、不図示の初期設定画面において印
刷処理時のデフォルト設定をあらかじめ設定しておき、
これを引用して印刷処理を行う。ファクシミリ送信のデ
フォルト設定も同様に設定しておくことによってファク
シミリ送信処理も同様に実行できる。これにより、どの
アプリケーションで蓄積した文書なのかを意識すること
なく再処理が可能となる。
テープル指定がなされている文書を再処理する場合、M
FP10側のステープルの針がなかったり、ステープル
装置が故障していたり、または、MFP10の装置構成
が変わっていてステープルができなくなっているなどの
場合に、これを自動的に検知してステープル指定を解除
して印刷を行う。処理条件として、穴あけ指定や両面指
定、表紙/合紙/章区切り指定などがなされている場合
も同様に、それぞれの装置が故障していたり、専用紙が
なくなっている場合にこれらを自動的に検知し指定を解
除して印刷を行う。これにより、装置の一部分が故障し
ていたり、部分的に装置を変更したことによって、再処
理が全くできなくなってしまうという弊害を回避でき
る。処理条件の指定が解除された場合は、その内容をP
C22に表示させる。
に示し、これらのフローチャートに沿って処理手順につ
いて説明する。
再処理を行なうにあたって、まず最初に処理条件が存在
するか否かをチェックする(ステップ101)、そし
て、処理条件が存在すれば、その処理条件を読み込み
(ステップ102)、処理条件が存在しなければ、初期
設定の処理条件を読み込んだ(ステップ103)後、処
理条件(図6)の1つの項目を読み込む(ステップ10
4)。
条件のうち1つの項目を読み込み(ステップ104)、
その読み込んだ項目が実行可能かどうかをチェックし
(ステップ105)、実行可能であれば、ステップ10
6からステップ104に戻って次の項目を読み込み、実
行不能であれば、その実行不能な項目の設定を解除して
(ステップ107)次の項目を読み込む(ステップ10
4)。これをすべての項目に対して繰り返し、全項目の
チェックが終了すると(ステップ106でY)、チェッ
クした処理条件で再処理可能かどうか判断し、再処理が
行なえないと判断すれば、そこで、再処理は中止する
(ステップ109)。
8でY)、再処理を開始し(ステップ110)、実行す
る。もし、処理条件が変化し、更新要求があれば(ステ
ップ111でY)、処理条件を更新して(ステップ11
2)再処理を終え、更新要求がなければ(ステップ11
1でN)そのまま再処理を終了する。
再処理する。
つの文書として処理することができる。たとえば別々に
蓄積された2つの文書をまとめてステープルしたい場合
などである。このような場合には、図4の操作画面にお
いて複数の文書を選択し、図5の「複数の文書をまとめ
て印刷」ボックス52をチェックして印刷を行う。蓄積
文書はそれぞれ処理条件を持っているので、まとめる場
合は例えば先頭文書の条件を使用するものとする。どの
文書の処理条件を使用するかについては、初期設定にお
いて設定したり、図8に示すように、「まとめて印刷」
を指定した時点で新たにボックス71が現れ、何番めの
文書の処理条件を引用するかを入力するようにすること
もできる。1つの文書の処理条件をすべての文書に適用
して再処理を行うため、文書によっては適用できない条
件が存在する場合がある。例えば、原稿のサイズが異な
っているため一緒にステープルできないとか、同じ用紙
に集約できないなどである。その場合はステープル条件
や集約条件を解除して印刷を実行する。
1つの文書として印刷するマージ印刷を行う際の再処理
の処理手順を示すフローチャートである。ここでは簡単
のために、先頭文書の処理条件を引用する場合について
示す。
ージ印刷(複数文書を1つの文書として印刷)すること
の指定があるかどうかをチェックする。マージ印刷が指
定されていなければ、1文書を印刷するだけなので、前
述の図7のフローチャートに移行してステップ101か
ら処理を開始する。これに対し、マージ印刷の指定があ
れば、ステップ202以降の処理に移行する。
が存在するかどうかをチェックし、処理条件が存在すれ
ば、指定した文書の先頭文書の処理条件を読み込む(ス
テップ203)。
204で読み込んだ処理条件のうち図6に示す1つの項
目を読み込み(ステップ205)、その読み込んだ項目
が実行可能かどうかをチェックし(ステップ206)、
実行可能であれば、ステップ207からステップ205
に戻って次の項目を読み込み、実行不能であれば、その
実行不能な項目の設定を解除して(ステップ208)次
の項目を読み込む(ステップ205)。これをすべての
項目に対して繰り返し、全項目のチェックが終了すると
(ステップ207でY)、チェックした処理条件で再処
理可能かどうか判断し、再処理が行なえないと判断すれ
ば、そこで、再処理を中止する(ステップ210)。
9でY)、マージする文書のうちの1つの文書の処理条
件を読み込み(ステップ211)、次に、読み込んだマ
ージ文書の処理条件と先頭文書の処理条件のうち対応す
る1つの項目について比較する(ステップ212)。そ
して、先頭文書の項目の内容でマージ文書も実行可能か
どうかチェックし(ステップ213)、実行可能であれ
ばステップ212に戻って次の項目の比較を行い、実行
不能であれば該当項目の設定を解除して(ステップ21
5)、ステップ212で次の項目の比較を行う。そし
て、全ての項目のチェックが終了すると(ステップ21
4でY)、次のマージ文書についてステップ211から
ステップ214の処理を実行する。全てのマージ文書に
ついて、全ての項目のチェックが終了すると(ステップ
216でY)、チェックした処理条件で再処理が可能か
どうかを判定し(ステップ217)、再処理不能であれ
ば、再処理を中止して処理を終える(ステップ21
8)。再処理可能であれば再処理を開始し(ステップ2
19)、処理条件の更新の要求があるかどうかを確認し
て(ステップ220)更新要求があれば処理条件を更新
して(ステップ221)処理を終え、更新要求がなけれ
ばそのまま処理を終える。
されたPC22からMFP10にアクセスして前記処理
を実行するように構成しているが、MFP10側の表示
操作部18に同様の表示を行わせ、MFP10単独でも
同様の処理を行えるように構成することもできる。
ば、再処理時の処理条件を記憶し、次回の再処理時に記
憶された処理条件に基づいて再処理するので、すなわ
ち、蓄積文書の処理条件を変更して再処理した場合に、
その内容を処理条件として更新できるため、蓄積文書の
利用効率を高めることができる。
の蓄積処理のみ行った蓄積文書を再処理する場合、また
は蓄積時とは異なる処理で再処理する場合には、あらか
じめ設定しておいた処理条件を用いて再処理するので、
処理条件の設定されていない蓄積文書に関してあらかじ
め設定しておく初期設定条件を引用して処理することが
可能となり、文書入出力装置の利用効率を高めることが
できる。
蓄積された蓄積文書の処理条件を実行することができな
い場合、すなわち、入出力装置の状態に応じて実行でき
ない処理がある場合に、自動的に処理条件を変更して再
処理するので、文書入出力装置の利便性を高めることが
できる。
文書のうちの1つの処理条件を使用して再処理すること
により、複数の蓄積文書をまとめて1つの文書として処
理することが可能となるため、文書入出力装置の利便性
を高めることができる。
文書入出力装置内に備えられた記憶装置、あるいはネッ
トワークを介して接続された大容量記憶装置からなるの
で、文書蓄積容量の増大を図ることができるとともに、
アクセスの容易さとアクセス速度の速さの点で使用しや
すいにシステムとなる。
いし5に係る文書入出力装置と、ネットワークを介して
前記文書入出力装置に接続され、当該文書入出力装置に
対して再処理を指示する指示機能を備えた情報処理装置
とからファイリングシステムを構成したので、ネットワ
ークに接続された他の情報処理装置からのアクセスによ
り再処理が簡単に行え、ファイリングシステムの利便性
の向上を図ることができる。
のデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
ンピュータとネットワーク接続した状態を示すブロック
図である。
表示状態を示す正面図である。
タル複写機にアクセスし、デジタル複写機内の蓄積文書
を検索・処理する場合のPCの操作画面を示す図であ
る。
示す図である。
ローチャートである。
のPC側の印刷指示画面を示す図である。
の処理手順を示すフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 読み取り手段によって読み取ったまたは
入力手段によって入力された画像データを蓄積する蓄積
手段から画像データを読み出し、再処理して印字もしく
は送信する文書入出力装置において、 再処理時の処理条件を記憶し、次回の再処理時に記憶さ
れた処理条件に基づいて再処理する再処理手段を備えて
いることを特徴とする文書入出力装置。 - 【請求項2】 前記再処理手段は、前記蓄積手段への蓄
積処理のみ行った蓄積文書を再処理する場合、または蓄
積時とは異なる処理で再処理する場合には、あらかじめ
設定しておいた処理条件を用いて再処理することを特徴
とする請求項1記載の文書入出力装置。 - 【請求項3】 前記再処理手段は、前記蓄積手段に蓄積
された蓄積文書の処理条件を実行することができない場
合、当該処理条件を変更して再処理を行うことを特徴と
する請求項1および2の文書入出力装置。 - 【請求項4】 前記再処理手段は、前記蓄積手段に蓄積
された複数の蓄積文書を同時に再処理する際に、1つの
蓄積文書としてまとめて再処理することを特徴とする請
求項1ないし3のいずれか1項に記載の文書入出力装
置。 - 【請求項5】 前記蓄積手段が、文書入出力装置内に備
えられた記憶装置、あるいはネットワークを介して接続
された大容量記憶装置からなることを特徴とする請求項
1ないし4のいずれか1項に記載の文書入出力装置。 - 【請求項6】 文書データを蓄積し、必要に応じて読み
出すファイリングシステムにおいて、 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の文書入出力装
置と、 ネットワークを介して前記文書入出力装置に接続され、
当該文書入出力装置に対して再処理を指示する指示機能
を備えた情報処理装置と、からなることを特徴とするフ
ァイリングシステム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001025840A JP3841645B2 (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | 文書データ入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2001025840A JP3841645B2 (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | 文書データ入出力装置 |
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---|---|
JP2002232617A true JP2002232617A (ja) | 2002-08-16 |
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ID=18890757
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (6)
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