JP3860592B2 - 画像処理システム - Google Patents

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本発明は、複写機能とFAX機能を並行動作させながら、ユーザに意識させずに電子ファイリングを行う画像処理システムに係り、特に、デジタル複合機とも称される多種の機能を備えたプリンタ装置(MFP:Multi Function Printer)に好適な画像処理システムに関する。
この種の画像処理システムとして、例えば特公平8−15229号公報に開示された画像処理システムが公知である。この発明は、通信回線からの画像データの受信中に原稿画像の読み取りまたは画像記録を並行して実行できるようにすることを目的として行われたもので、DMA転送要求に基づいて行われる受信手段からの受信画像データのDMA転送中に、読み取り手段または記録手段からDMA転送要求が生じた場合、受信画像データDMA転送を中断させ、その中断中に前記読み取り手段または記録手段からのDMA転送要求に基づいて前記読み取り手段からの所定量の読み取り画像データまたは前記記録手段への所定量の記録画像データのDMA転送を実行させ、所定量の読み取り画像データまたは記録画像データのDMA転送の終了後、受信手段からのDMA転送要求に基づいて受信手段のバッファメモリに記憶されている受信画像データのDMA転送を再開させるように構成されている。
このように前記特公平8−15229記載の発明では、通信回線からの画像データの受信中に原稿画像の読み取りまたは画像記録を並行して実行できるようにすることで、複写機能とFAX機能の並行動作を可能にしているが、ファイリング機能までは配慮されてはいなかった。また、画像データをデータバスラインで時分割動作させるという技術思想は開示されていない。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、画像データをデータバスラインで時分割動作させ、前述のような複数の処理を同時に並行して行うことができる画像処理システムを提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、ネットワークに接続され、入力された画像データに所定の画像処理を施して出力する画像処理システムにおいて、画像データを時分割で転送する画像データバスラインと、前記画像データバスライン上の記録画像データを取り込んで記録媒体に記録する手段と、通信回線から画像データを受信して受信画像データを時分割に前記画像データバスに出力し、または、前記画像データバスから送信画像データを時分割に入力し、送信画像データを通信回線に送信する手段と、前記ネットワークを介して転送されてきた印刷データを記録画像データとして展開し、前記画像データバスライン上に時分割で転送する手段と、前記画像データバスライン上の画像データをキャプチャする手段と、前記キャプチャする手段によってキャプチャされた画像データを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された画像データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1および/第2の記憶手段に記憶された画像データをネットワークに接続された画像ファイルサーバに転送する手段と、を備えていることを特徴とする.
第2の手段は、ネットワークに接続され、入力された画像データに所定の画像処理を施して出力する画像処理システムにおいて、画像データを時分割で転送する画像データバスラインと、前記画像データバスライン上の記録画像データを取り込んで記録媒体に記録する手段と、前記ネットワークを介して転送されてきた印刷データを記録画像データとして展開し、前記画像データバスライン上に時分割で転送する手段と、前記画像データバスライン上の画像データをキャプチャする手段と、前記キャプチャする手段によってキャプチャされた画像データを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された画像データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1および/第2の記憶手段に記憶された画像データをネットワークに接続された画像ファイルサーバに転送する手段と、を備え、前記画像データバスラインはシリアルバスからなることを特徴とする。
第3の手段は、第1または第2の手段において、原稿画像を読み取り、読み取り画像データを時分割に画像データバスに出力する手段をさらに備えていることを特徴とする。
本発明によれば、画像データバスラインが画像データを時分割で転送する機能を備え、ファイルサーバに転送する手段は、第1,2の記憶手段に記憶された画像データをネットワークと接続されている画像ファイルサーバに転送するので、画像データを時分割に転送することが可能となり、これによって、複数の種類の画像データを転送することができ、複数の種類の画像データをキャプチャしながら、ユーザに意識させずに電子ファイリングを行うことが可能になる
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
・全体構成
図1は本発明の全体の実施例であるデジタル複写(合)機(MFP)100の電気的構成を示すブロック図である。MFP100は、CPU101が予めROM102内に格納した制御プログラムを読み出してRAM103を画像データやセンサ信号などを一時記憶するワークエリアとして使用しつつ装置各部を統括制御することにより、データ処理装置としての各種処理を行うとと共に、後述の各処理を実行する。
MFP100には、データを検索・読出可能に大容量記憶装置(蓄積手段)内に蓄積管理する図示しないファイル装置(画像ファイルサーバ)がネットワークI/F(NCU)104によりネットワーク107を介して接続されており、ユーザの処理する画像データを転送命令の有無にかかわらずにそのファイル装置にそのまま転送することにより、処理した画像データを再利用可能にファイル(蓄積保存)するファイルシステムを構築している。なお、ファイル装置はネットワークを介して接続する構成に限らず、直接接続してもよいことはいうまでもない。さらに、リムーバブルメディアI/F108を介して交換可能なメディアにファイルを転送することも可能である。交換可能なメディアは例えばHDD、FDD、Flash ROM Card等が利用可能である。
このMFP100はCPU101にシステムバス150を介して、ROM102、RAM103およびNCU104と共に、スキャナ110、プロッタ120、FCU130(後述)、操作部(DISPLAY&OPERATION Controller)140、FIFO1バッファ105、FIFO2バッファ106、DMAコントローラ107、リムーバブルメディアI/F108およびハードディスク装置(HDD)160が接続されており、CPU101がこれら装置各部を統括制御することにより、スキャナ110が画像読み取り装置として機能して、ファクシミリ通信により画像データを伝送する伝送機能と、読み取り画像データを記録出力する複写(コピー)機能と、受信画像データを記録出力する記録機能とを備える複写機として使用することができる。なお、リムーバブルメディアI/F108には、HDD、FDD、Flash ROM Card等の交換可能なメディア161が接続される。
FIFO1バッファ105、FIFO2バッファ106、DMAコントローラ107は1394LSIで構成されており、画像データバスであるIEEE1394バス151に接続されている。FCU130、スキャナ110、プロッタ120はIEEE1394インターフェースを備えており、各々画像データバスであるIEEE1394バス151に接続されている。画像データは画像データバスであるIEEE1394バス151に時分割で転送が可能である。
・動作
・・画像データの時分割での転送
画像データを時分割で転送する場合、以下のようにして行われる。
スキャナデータを画像データバス151に転送するときと、プロッタデータを画像データバス151に転送するときとで、IEEE1394の異なるチャンネルを使用する。IEEE1394の転送モードは非同期ストリーム転送が使用できる。さらに大容量のデータ転送が必要ならば、アイソクロナス転送モードを使用すればよい。
簡単に説明すると、スキャナ110は、例えば、原稿テーブルにセットしたシート状の原稿を自動原稿搬送装置(ADF)により1枚ずつ分離給送してコンタクトガラス(読み取り位置)上に位置決めした後に、公知の読み取り方法により、コンタクトガラス上に置かれた前記原稿(画像や文字などからなる文書)に露光ランプの光を照射し、その画像面からの反射光をCCDにより光電変換して画像データを読み取る。読み取り画像データは画像データバス151上に時分割で転送される。
プロッタ120は、画像データバス151に時分割に転送される画像データを、例えば、公知の電子写真記録方式により、回転駆動させつつ帯電させた感光体上に光書き込みによって静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーを付着させることによって現像し、給紙カセットから搬送する用紙に現像されたトナー像を転写して定着させ、装置外に排紙する。もちろん電子写真式方式以外の方式であるインクジェット方式でも画像が記録できることは明らかである。
FCU130は、画像データや各種手順信号を変復調するとともに、PSTN(公衆回線)との回線制御を実行して回線接続あるいはその切断を行うことにより、相手先のFAX端末との間でFAXデータを送受信するFAX通信を行う。FAX送信する際の送信画像データは画像データバス151上のスキャナ読み取りデータを使用する。受信する際の受信データは画像データバス151上に転送され、プロッタ120によって画像記録される。
なお、MFP100は、画像データを符号化圧縮するとともに、再現する際に復号化伸長する画像処理部を備えていてもよく、コピー時などにはユーザにより指示されたサイズの画像に拡大・縮小する画像処理などを画像データに施すことができることはいうまでもない。
操作部140は、装置本体の前面上部に設けられたオペレーションポート内に準備されたキーポート141および表示ポート142により構成されており、表示ポート142は、駆動条件、装置状態、入力条件などの各種情報を表示すると共にユーザによる機能選択などの選択入力や設定入力等の入力操作と行うためのタッチパネル付き表示操作LCD(Liquid Crystal Display)で構成されている。
・・並行処理
複写とFAX送信の並行動作は次のようにして行われる。
まず、MFP100の表示操作部140から複数部複写のコマンドが指定される。スキャナ110では1部のみスキャンする。スキャナ110で読み取られた読み取り画像データは画像データバス151に時分割に転送される。読み取り画像データは画像データバス151上で時分割された画像データバス151からFCU130に転送され、HDD160に蓄えられる。HDD160に蓄えられた読み取り画像データは再びFCU130を介して画像データバス151転送されて、プロッタ120に転送され、画像記録される。HDD160から画像データバス151を介して画像の転送を行っている間に、スキャナ110から読み取られた読み取り画像データは画像データバス151を介してFCU130に転送され、FAX送信される。
画像データバス151の画像データは、RAM(第1の記憶手段)103、HDD(第2の記憶手段)160に記憶されるが、この時の処理手順は以下のようになる。
通常、画像データバス151上の画像データはFIFO1バッファ105、FIFO2バッファ106に転送される。複写とFAX送信の並行動作中に画像データバス151上に転送される画像データは複数部複写された同じ画像データなので、FIFO2バッファ106には転送しない。予めCPU101はDMA制御装置107に対して、FIFO1バッファ105またはFIFO2バッファ106のメモリ容量が所定量に達したときに、RAM103に画像データを転送するように設定しておく。また、図2のようにFIFO1バッファ105からの画像データとFIFO2バッファ106からの画像データはRAM103上の異なる領域(画像領域1、画像領域2−図2)に設定しておく。本DMA制御装置107のDMAの優先順位はCPU101から初回のDMA転送時のみFIFO1バッファ105と設定しておく。もちろんFIFO2バッファ106からのDMA要求を初回のDMA転送要求として設定してもよい。所定量のDMA転送が終了すると、次回のFIFO1バッファ105、FIFO2バッファ106のDMA要求をDMA制御装置107は待ち続ける。FIFO1バッファ105またはFIFO2バッファ106どちらか一方のみのDMA要求があるときはそのDMA要求をDMA制御装置107は受け付ける。
MFP100のCPU101は、転送手段として構成されており、例えば、スキャナ110で読み取った読み取り画像データをプロッタ120により用紙に記録出力したり、FCU130によりFAX送信するのと並行して、読み取り画像データを特定するための処理日時情報と部数情報や相手先電話番号等の特定情報を付加してハードディスク装置(記憶手段)160内にも同一の画像データを一時記憶させた後に、NCU104を介して図外のファイル装置に送出する転送処理を行う。
一方、このMFP100に接続されるファイル装置は、図示を省略して簡単に説明すると、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)により構成することができる。すなわち、ディスプレイを見ながらキーボードやマウスなどを操作することによりメモリ内から読み出したアプリケーションプログラムに従って演算処理などを行うことにより、文書や画像の作成などの各種処理を行うと同様に、MFP100から転送された画像データを検索・読出して表示/記録出力することより再利用可能に大容量記憶装置内に蓄積管理するようになっている。これにより、連続処理された一文書毎に画像データを特定情報に対応付けしてから、大記憶容量装置(HDD160)に蓄積保存し、その後のユーザによる要求に応じて文書の一部(例えば、先頭ページのサムネイル画像)を処理日時などの特定情報に基づいて選択できるようにカレンダ表示形式などによりディスプレイ(操作表示部140)に表示出力し、そのうちから選択された画像データを文書単位に大容量記憶装置から読み出して、例えば、MFP100に送出するなどして記録出力などさせ、その内容を確認するなど再利用することができるようになっている。なお、文書単位の画像データをもディスプレイに順次に表示出力させることができるようにして、電子化されたままの画像データをPCで加工するなど再利用可能にしてもよい。
<第2の実施形態>
・全体構成
図3は、第2の実施形態に係るデジタル複写機(MFP100)の構成を示すブロック図である。図1に示した第1の実施形態と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
このMFP100はCPU101にシステムバス150を介して、ROM102、RAM103およびNCU104と共に、操作部(DISPLAY&OPERATION Controller)140、リムーバブルメディアI/F108、ハードディスク装置(HDD)160、プリンタ・コントローラ210、キャプチャ・ユニット220、コマンダ・ユニット230が接続されており、CPU101がこれら装置各部を統括制御する。また画像データバスであるIEEE1394バス151には、FCU130、スキャナ110、プロッタ120、プリンタ・コントローラ210、キャプチャ・ユニット220およびコマンダ・ユニット230が接続されており、CPU101がコマンダ・ユニット230を介してこれら装置各部を統括制御することにより、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置およびネットワーク・スキャナとして使用することができる。その他、特に説明しない各部は前述の第1の実施形態に係るMFP100と同等に構成され、画像形成をはじめ各部の動作が同様に行われる。
・動作
・・並行処理
・・・ネットワーク印刷とFAX送信の並行動作
ネットワーク印刷とFAX送信の並行動作は次のようにして行われる。
NCU104に接続されているネットワーク170から印刷データが一時的にHDD160に蓄えられる。プリンタ・コントローラ210はHDD160に蓄えられた印刷データをプロッタ120によって画像記録が行える画像データに変換する。画像データは画像データバス151を介してプロッタ120に転送され画像記録する。HDD160からの画像データを転送中に、スキャナ110から読み取られた画像データは画像データバス151を介してFCU130に転送され、FAX送信される。FAX送信の代わりにキャプチャ・ユニット220によって読み取り画像データのキャプチャをのみを行えば、ネットワーク印刷とネットワーク・スキャナが並行動作可能である。
・・・複写とFAX送信の並行動作
複写とFAX送信の並行動作については次のようにして行われる。
まず、MFP100の表示操作部140から複数部複写のコマンドが指定される。スキャナ110では1部のみスキャンする。スキャナ110で読み取られた読み取り画像データは画像データバス151に時分割で転送される。キャプチャ・ユニット220は、画像データバス上の読み取り画像データをRAM103に一時保存しながら、HDD160に蓄える。プリンタ・コントローラ210はHDD160に蓄えられた読み取り画像データを再び画像データバス151上のプロッタ120に転送して画像記録する。HDD160からの画像データを転送中に、スキャナ110から読み取られた画像データは画像データバス151を介してFCU130に転送され、FAX送信される。FAX送信の代わりにキャプチャ・ユニット220によって読み取り画像データのキャプチャを行えば、複写とネットワーク・スキャナの並行動作は可能である。
・・・ネットワーク・スキャンとFAX受信の並行動作ネットワーク・スキャンとFAX受信の並行動作は次のようにして行われる。
スキャナ110で読み取られた読み取り画像データは画像データバス151に時分割で転送される。キャプチャ・ユニット220は、画像データバス151上の読み取り画像データをRAM103に一時保存しながら、HDD160に蓄える。同時に、FAX受信データは画像データバス151上に転送されて、プロッタ120によって画像記録される。
MFP100のCPU101は、転送手段として構成されており、例えば、スキャナ110で読み取った読み取り画像データを、プロッタ120により用紙に記録出力したり、FCU130によりFAX送信するのと並行して、読み取り画像データを特定するための処理日時情報と部数情報や相手先電話番号等の特定情報(検索キー)を付加してハードディスク装置(記憶手段)160内にも同一の画像データを一時記憶させた後に、NCU104を介して図外のファイル装置に送出する転送処理を行う。
このMFP100に接続されるファイル装置も、前述の第1の実施形態のように一般的なパーソナルコンピュータ(PC)により構成することができ、第1の実施形態と同様の操作により、文書や画像の作成などの各種処理を行ったり、再利用可能に大容量記憶装置内に蓄積管理可能であり、また、再利用することができるようになっている。
・・IEEE1394を使用したときの画像データの時分割での転送
画像データバス151としてIEEE1394を使用したときに、画像データを時分割で転送する場合には次のようにして行われる。
IEEE1394はシリアルバスなので、P1394aのアシンクロナス・ストリーム・パケット(Asynchronous Stream Packet)を使用して、画像データの出力装置(以下、画像出力装置とする)毎に異なるチャンネルを指定しておけば、画像データを簡単に時分割に転送可能である。画像データバス151上の装置の中で少なくとも一つがIEEE1394のチャンネルを管理するアイソクロナス・リソース・マネージャ対応になっていれば、画像出力装置ごとにチャンネルを確保できる。本実施形態では、例えばコマンダ・ユニット230がアイソクロナス・リソース・マネージャになることができる。複数のアイソクロナス・リソース・マネージャ候補がある場合には、IEEE1394に準拠しているので、必ずアイソクロナス・リソース・マネージャ候補の一つがアイソクロナス・リソース・マネージャになる。本実施形態では、FCU130、スキャナ110、プリンタ・コントローラ210が画像出力装置として動作するので、これらの画像出力装置がアイソクロナス・リソース・マネージャとなるコマンダー・ユニット230からチャンネルの確保を行う。さらに、アイソクロナス・ストリーム・パケット(Isochronous Stream Packet)を使用すれば、帯域が保証されるので、大容量のデータをリアルタイムに転送可能になる。この場合には、チャンネルの確保だけでなく、帯域の確保をアイソクロナス・リソース・マネージャから行う。チャンネル、帯域の確保はIEEE1394のLockリクエストで行う。この場合、画像出力装置毎に必要な帯域幅が異なるので、複写時、プリント出力時、FAX送信時、FAX受信時およびネットワーク・スキャン時の前に帯域の確保を行い、各処理が終了したら、確保していた帯域を返すようにする。
・・・画像出力装置のチャンネル確保手順
1つの画像出力装置のチャンネル確保は次のような手順で行われる。
a)アイソクロナス・リソース・マネージャのChannels_Availableレジスタ値を読み込む。
b) Channels_Availableレジスタ値の空きチャンネルchを見つける。
c)アイソクロナス・リソース・マネージャのChannels_Availableレジスタに対してLockリクエストでchを確保する。
d)キャプチャ・ユニットに前記画像出力装置のチャンネルchを登録する。
e) (ネットワークスキャナ以外で)前記画像出力装置の画像データを入力する1つの画像データ入力装置にチャンネルchを登録する。
・・・画像出力装置の帯域幅確保手順
1つの画像出力装置の帯域幅確保は次のような手順で行われる。
a)アイソクロナス・リソース・マネージャのBandwidth_Availableレジスタ値を読み込む。
b) 必要な帯域幅bandを計算する。
c)アイソクロナス・リソース・マネージャのBandwidth_Availableレジスタに対してLockリクエストでbandを確保する。
d)キャプチャ・ユニットに前記画像出力装置の帯域幅bandを登録する。
前記画像出力装置は上記のチャンネルと帯域幅の確保をした後、IEEE1394上に非同期ストリーム転送モード、またはアイソクロナス転送モードで画像データを出力する。前記画像入力装置は登録されたチャンネルchに対しての画像データを入力する。画像入力装置がプロッタ120の場合には入力した画像データを記録する。プリンタ・コントローラ210が画像出力装置の時はプロッタ120が画像入力装置となり、NCU104を介してプリント動作が実行可能になる。スキャナ110が画像出力装置、プロッタ120が画像入力装置の時には複写動作が可能となる。スキャナ110が画像出力装置、FCU130が画像入力装置の時にはFAX送信が可能となる。FCU130が画像出力装置、プロッタ120が画像入力装置の時にはFAX受信が可能になる。画像入力装置と画像出力装置は1組だけでなく、もちろん複数あってもよい。ただし、アイソクロナス・リソース・マネージャのチャンネルと帯域幅の制限内である必要がある。
・・キャプチャ・ユニットの動作
キャプチャ・ユニット220は登録されたチャンネルchに対しての画像データをキャプチャする。複数のチャンネルが登録されていたならば、複数のチャンネルをキャプチャすることができる。キャプチャされた画像データはシステムバス150を介して、一時的にRAM103に保存される。RAM103上の画像データは、検索キーを付加してHDD160に保存するとともに、NCU104を介して図以外の画像ファイルサーバにも同一の画像データを転送する。
本発明の第1の実施形態に係るMFPの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るMFPのRAM上の画像領域の状態を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るMFPの構成を示すフブロック図である。
符号の説明
100 デジタル複写機(MFP)
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 NCU
105 FIFO1
106 FIFO2
107 DMAコントローラ
108 リムーバル・ディスク・コントローラ
110 スキャナ
120 プロッタ
130 FCU
140 操作部
150 システムバス
151 画像データバス(IEEE1394接続)
160 ハードディスク
170 ネットワーク
210 プリンタコントローラ
220 キャプチャ・ユニット
230 コマンダ・ユニット

Claims (3)

  1. ネットワークに接続され、入力された画像データに所定の画像処理を施して出力する画像処理システムにおいて、
    画像データを時分割で転送する画像データバスラインと、
    前記画像データバスライン上の記録画像データを取り込んで記録媒体に記録する手段と、
    通信回線から画像データを受信して受信画像データを時分割に前記画像データバスに出力し、または、前記画像データバスから送信画像データを時分割に入力し、送信画像データを通信回線に送信する手段と、
    前記ネットワークを介して転送されてきた印刷データを記録画像データとして展開し、前記画像データバスライン上に時分割で転送する手段と、
    前記画像データバスライン上の画像データをキャプチャする手段と、
    前記キャプチャする手段によってキャプチャされた画像データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された画像データを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1および/第2の記憶手段に記憶された画像データをネットワークに接続された画像ファイルサーバに転送する手段と、
    を備えていることを特徴とする画像処理システム。
  2. ネットワークに接続され、入力された画像データに所定の画像処理を施して出力する画像処理システムにおいて、
    画像データを時分割で転送する画像データバスラインと、
    前記画像データバスライン上の記録画像データを取り込んで記録媒体に記録する手段と、
    前記ネットワークを介して転送されてきた印刷データを記録画像データとして展開し、前記画像データバスライン上に時分割で転送する手段と、
    前記画像データバスライン上の画像データをキャプチャする手段と、
    前記キャプチャする手段によってキャプチャされた画像データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された画像データを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1および/第2の記憶手段に記憶された画像データをネットワークに接続された画像ファイルサーバに転送する手段と、
    を備え、
    前記画像データバスラインはシリアルバスからなることを特徴とする画像処理システム。
  3. 原稿画像を読み取り、読み取り画像データを時分割に画像データバスに出力する手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理システム。
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