JP2006253764A - 容量電圧変換回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量電圧変換方法 - Google Patents

容量電圧変換回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量電圧変換方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006253764A
JP2006253764A JP2005063512A JP2005063512A JP2006253764A JP 2006253764 A JP2006253764 A JP 2006253764A JP 2005063512 A JP2005063512 A JP 2005063512A JP 2005063512 A JP2005063512 A JP 2005063512A JP 2006253764 A JP2006253764 A JP 2006253764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
capacitance
capacitor
capacitors
conversion circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005063512A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4566030B2 (ja
Inventor
Koichi Saito
孝一 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2005063512A priority Critical patent/JP4566030B2/ja
Priority to US11/908,256 priority patent/US20090051656A1/en
Priority to PCT/JP2006/304469 priority patent/WO2006095768A1/ja
Publication of JP2006253764A publication Critical patent/JP2006253764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4566030B2 publication Critical patent/JP4566030B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/96Touch switches
    • H03K17/962Capacitive touch switches

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

【課題】 微小な静電容量変化を検出可能な容量電圧変換回路を提供する。
【解決手段】 第1キャパシタ30aと第2キャパシタ30bの静電容量の差を電圧に変換する容量電圧変換回路100aにおいて、第1電圧印加部10は、第1状態において電源電圧Vddを、第2状態において接地電圧0Vを第1キャパシタ30aに印加する。第2電圧印加部12は、第1状態において接地電圧0Vを、第2状態において電源電圧Vddを第2キャパシタ30bに印加する。第1サンプルホールド回路14は、第1、第2スイッチSW1、SW2をオンし、第1状態にて第1、第2キャパシタ30a、30bの平均電圧を第1検出電圧Vdet1として保持する。同様に第2サンプルホールド回路16は、第2状態にて第1、第2キャパシタ30a、30bの平均電圧を第2検出電圧Vdet2として保持する。増幅部20は、第1、第2検出電圧Vdet1、Vdet2を差動増幅する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、静電容量の測定に用いられる容量電圧変換回路に関する。
近年のコンピュータや携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)などの電子機器は、指で圧力を加えることによって電子機器を操作するための入力装置を備えるものが主流となっている。こうした入力装置としては、ジョイスティック、タッチパッドなどが知られている。
こうした入力装置は、対向して設けられた2枚の電極が、押圧されることにより電極間距離が変化し、静電容量が変化することを利用して、ユーザからの入力を検知、解析する。たとえば、特許文献1にはこうした静電容量の変化を利用した入力装置が開示されている。
特開2001−325858号公報
上述の静電容量の変化を利用した入力装置は、静電容量を電圧に変換して検出するための容量電圧変換回路を備える。ここで、2枚の電圧を押圧した際に発生する静電容量の変化は数pFもしくはそれ以下と非常に微小であるため、容量電圧変換回路の検出感度は、入力装置の性能に大きく影響する。静電容量の変化量を大きくするためには、電極の面積を大きくする方法が考えられるが、電極の面積を大きくすれば、入力装置のサイズが大きくなってしまう。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、微小な静電容量変化を検出可能な容量電圧変換回路の提供にある。
本発明のある態様は、容量電圧変換回路に関する。この容量電圧変換回路は、第1キャパシタと第2キャパシタの静電容量の差を電圧に変換する容量電圧変換回路であって、第1キャパシタに、第1状態において所定の第1固定電圧を印加し、第2状態において第1固定電圧より低い第2固定電圧を印加する第1電圧印加部と、第2キャパシタに、第1状態において第2固定電圧を印加し、第2状態において第1固定電圧を印加する第2電圧印加部と、第1状態にて第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均し、第1検出電圧として保持する第1サンプルホールド回路と、第2状態にて第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均し第2検出電圧として保持する第2サンプルホールド回路と、第1検出電圧と、第2検出電圧の電位差を増幅する増幅部と、を備える。
この態様によると、第1キャパシタと第2キャパシタを、第1状態と第2状態において、異なる電圧を印加し、それぞれの平均電圧の差を増幅することによって、2つのキャパシタの容量の差を増幅することができ、微小な静電容量の差を検出することができる。
増幅部は、第1検出電圧と、第2検出電圧が入力された差動増幅器であってもよい。第1検出電圧と第2検出電圧を差動増幅することによって、同相ノイズを除去することができ、好適に静電容量の差を検出することができる。
第1、第2サンプルホールド回路は、第1、第2キャパシタの一端同士を接続することにより、第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均してもよい。第1、第2キャパシタの一端同士を接続することにより、電荷の転送が起こり、2つのキャパシタに現れる電圧の平均値を得ることができる。
第2固定電圧は、接地電圧であってもよい。
容量電圧変換回路は、ひとつの半導体集積回路上に一体集積化されてもよい。
本発明の別の態様は、入力装置である。この入力装置は、対向して設けられた2つの電極を含み、外部からの押圧によって2つの電極間距離が変化することにより静電容量が変化する第1、第2の電極対と、第1、第2の電極対をそれぞれ第1、第2キャパシタとして、静電容量の差を電圧に変換する上述の容量電圧変換回路と、を備える。
外部からの押圧によって、第1、第2の電極対の少なくとも一方の静電容量が変化すると、2つの電極対の静電容量の差が増幅される。その結果、いずれの電極対が、どの程度の圧力で押圧されたかを高感度に検出することができる入力装置を提供することができる。
本発明のさらに別の態様もまた、入力装置である。この入力装置は、対向して設けられた2つの電極を含み、外部からの押圧によって2つの電極間距離が変化することにより静電容量が変化する第1、第2、第3、第4の電極対と、第1、第2の電極対をそれぞれ第1、第2キャパシタとして、静電容量の差を電圧に変換する上述の第1の容量電圧変換回路と、第3、第4の電極対をそれぞれ第1、第2キャパシタとして、静電容量の差を電圧に変換する上述の第2の容量電圧変換回路と、第1から第4電極対を覆うように設けられ、外部から押圧可能に構成されたカバーと、を備える。第1から第4の電極対は、それぞれ上下左右に対応した4個所に配置される。
この態様によると、ユーザがカバーのいずれかの個所を押圧することによって、第1から第4の電極対のいずれかの静電容量の変化が発生する。第1、第2の電極対の静電容量の変化を検出することによって、上下方向の押圧を検出することができ、第3、第4の電極対の静電容量の変化を検出することによって、左右方向の押圧を検出することができる。
本発明のさらに別の態様もまた、入力装置である。この入力装置は、対向して設けられた2つの電極を含み、外部からの押圧によって2つの電極間距離が変化することにより静電容量が変化する複数の電極対と、複数の電極対ごとに設けられ、静電容量が固定された複数の参照キャパシタと、互いに対応付けられた電極対と参照キャパシタを含むキャパシタ対ごとに設けられ、電極対および参照キャパシタをそれぞれ第1、第2キャパシタとして、2つの静電容量の差を電圧に変換する複数の上述の容量電圧変換回路と、を備える。
この態様によると、各電極対ごとに静電容量の固定された参照キャパシタを設け、参照キャパシタとの容量の差を検出することによって、いずれの電極対がどの程度の圧力で押圧されたかを高感度にて検出することができる。
電極対と参照キャパシタを含むキャパシタ対は4対設けられ、上下左右に対応した4個所に配置されてもよい。入力装置は、4対のキャパシタ対を覆うように設けられ、外部から押圧可能に構成されたカバーを更に備えてもよい。この入力装置によれば、上下左右の4方向のいずれが、どの程度の圧力で押圧されたかを高感度に検出することができる。
電極対と参照キャパシタを含むキャパシタ対は、マトリクス状に配置されてもよい。入力装置は、複数のキャパシタ対を覆うように設けれられ、外部から押圧可能に構成されたカバーを更に備えてもよい。
キャパシタ対をマトリクス状に配置することによって、タッチパッド方式の入力装置を提供することができる。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、上述の入力装置を備える。
本発明のさらに別の態様は、容量電圧変換方法である。この方法は、第1キャパシタを第1固定電圧で充電し、第2キャパシタを第2固定電圧で充電する第1ステップと、第1ステップにおいて、第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均し、第1検出電圧としてホールドするステップと、第1キャパシタを第2固定電圧で充電し、第2キャパシタを第1固定電圧で充電する第2ステップと、第2ステップにおいて、第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均し、第2検出電圧としてホールドするステップと、第1検出電圧と第2検出電圧の差を増幅するステップと、を備える。
この態様によれば、第1キャパシタと第2キャパシタを、第1状態と第2状態において、異なる電圧を印加し、それぞれの平均電圧の差を増幅することによって、2つのキャパシタの容量の差を増幅することができ、微小な静電容量の差を検出することができる。
第1、第2キャパシタに現れる電圧の平均は、2つの検出キャパシタに充電された電荷を平均することにより行ってもよい。また、第2固定電圧は、接地電圧であってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る容量電圧変換回路によれば、微小な静電容量変化を検出することができ、高感度な入力装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る入力装置が搭載される携帯電話端末を示す図である。携帯電話端末200は、ディスプレイ210、入力装置220、操作ボタン230を備える。
ディスプレイ210は、ユーザに対して必要なさまざまな情報を表示する。入力装置220は、ユーザが指によって操作するジョイスティック型の入力装置であって、上、左、下、右の各方向に圧力を加えることにより、ディスプレイ210上に表示された項目、オブジェクトを選択し、あるいは文字入力を補助するために設けられる。
操作ボタン230は、発呼時に電話番号を入力したり、文章を入力するために設けられた入力装置である。
図2は、図1の入力装置220のA−A’線断面図を示す。入力装置220は可変容量素子30と総称される4つの可変容量素子30a〜30d、容量電圧変換回路100a、100b、DSP(Digital Signal Processor)110を備える。本実施の形態において、容量電圧変換回路100a、100bは、ひとつの半導体集積回路に集積化されている。
可変容量素子30a〜30dは、それぞれ入力装置220の上下左右に対応する4個所に設けられる。図2には左右に対応する2つの可変容量素子30a、30bが示される。カバー50は、たとえばゴムやプラスチックなどの絶縁体であって、可変容量素子30a〜30dを覆うようにして設けられる。ユーザが指によりカバー50を押圧すると、カバー50の押圧された個所の下に設置された可変容量素子30に圧力が加えられる。
可変容量素子30は、対向して設けられた2枚の電極を備えた電極対である。この電極対は、キャパシタ構造を有しており、電極対の面積および電極間距離に応じた静電容量を有している。この可変容量素子30は、上方から押圧されることにより2枚の電極間の間隙が変化し、静電容量の値が変化する。
いま、ユーザが右方向にカバー50を押圧すると、可変容量素子30bの静電容量が増加する。一方、押圧された方向と逆側の可変容量素子30aの静電容量は変化しない。
容量電圧変換回路100aは、互いに逆方向に配置された可変容量素子30a、30bの静電容量の差を検出することによって、左右いずれの方向に押圧されたかを検出する。容量電圧変換回路100aは、左右いずれの方向にどの程度の強さで押圧されたかをデジタルデータDxとして後段のDSP110へ出力する。DSP110は、携帯電話端末200全体を統括的に制御するデジタル回路である。
同様にして、容量電圧変換回路100bは、可変容量素子30c、30dを一組のキャパシタ対として、2つの静電容量の差を検出することによって、上下いずれの方向にどの程度の強さで押圧されたかを検出し、デジタルデータDyとしてDSP110へと出力する。
DSP110は、容量電圧変換回路100a、100bから出力されるデジタルデータDx、Dyを合成し、ユーザが360度のどの方向に押圧したかを計算する。
容量電圧変換回路100a、100bは同様の構成となっているため、以下、容量電圧変換回路100aを例に説明する。
図3は、本実施の形態に係る容量電圧変換回路100aの構成を示す回路図である。
容量電圧変換回路100aは、入出力端子として第1検出端子102、第2検出端子104、出力端子106を備える。容量電圧変換回路100aは、第1検出端子102に接続される第1キャパシタと、第2検出端子104に接続される第2キャパシタの静電容量の差を電圧に変換し、出力端子106からDSP110へと出力する。
本実施の形態においては、第1キャパシタ、第2キャパシタとして、可変容量素子30a、30bが接続されている。
容量電圧変換回路100aは、第1電圧印加部10、第2電圧印加部12、第1サンプルホールド回路14、第2サンプルホールド回路16、増幅部20、処理部22、キャパシタC12、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2を備える。本実施の形態において、第1スイッチSW1から第6スイッチSW6は、トランジスタを用いたトランスファーゲートにより構成される。
この容量電圧変換回路100aは、後述するように第1状態と第2状態を繰り返しながら、第1キャパシタ、第2キャパシタの静電容量の差を電圧に変換する。
第1電圧印加部10は、第1キャパシタとして接続された可変容量素子30aに、所定の電圧を印加する回路であり、第1制御信号SIG1がハイレベルの間、入力された第1駆動電圧Vdrv1を出力し、第1制御信号SIG1がローレベルの間、出力端子をハイインピーダンスとする。第1駆動電圧Vdrvは、第1状態において、所定の第1固定電圧となり、第2状態においては、第1固定電圧より低い第2固定電圧に切り替わる。本実施の形態において、第1固定電圧は、電源電圧Vddに、第2固定電圧は接地電圧0Vに設定される。
第2電圧印加部12は、第2キャパシタとして接続された可変容量素子30bに、所定の電圧を印加する回路であり、第2制御信号SIG2がハイレベルの間、入力された第2駆動電圧Vdrv2を出力し、第2制御信号SIG2がローレベルの間、出力端子をハイインピーダンスとする。第2駆動電圧Vdrvは、第1状態において、第2固定電圧の接地電圧0Vとなり、第2状態においては、第1固定電圧の電源電圧Vddとなる。
すなわち、可変容量素子30aには、第1電圧印加部10によって、第1状態において、第1固定電圧が印加され、第2状態において第2固定電圧が印加される一方、可変容量素子30bには、第2電圧印加部12によって、第1状態において、第2固定電圧が印加され、第2状態において第1固定電圧が印加される。このように、第1検出端子102、第2検出端子104に接続される第1キャパシタ、第2キャパシタに相当する可変容量素子30a、30bには、第1、第2状態において高低が逆となる電圧が印加される。
可変容量素子30a、30bが接続される第1検出端子102、第2検出端子104間には、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2が設けられる。第1スイッチSW1、第2スイッチSW2がともにオンすると、第1、第2キャパシタの一端同士が互いに接続される。その結果、可変容量素子30a、30bに蓄えられた電荷が2つの容量間で転送され、第1、第2キャパシタに現れる電圧が平均される。
第1サンプルホールド回路14は、第1状態において、第1、第2キャパシタである可変容量素子30a、30bそれぞれに現れる電圧Vx1、Vx2を平均し、第1検出電圧Vdet1として保持する。
第1サンプルホールド回路14は、第3スイッチSW3、第4スイッチSW4、キャパシタC10を含み、第3スイッチSW3がオンすると電圧Vx1、Vx2の平均電圧が、第1検出電圧Vdet1としてサンプリングされ、第3スイッチSW3がオフすると、第1検出電圧Vdet1が保持される。
また、第2サンプルホールド回路16は、第2状態において、第1、第2キャパシタである可変容量素子30a、30bそれぞれに現れる電圧Vx1、Vx2を平均し、第2検出電圧Vdet2として保持する。第2サンプルホールド回路16の構成は第1サンプルホールド回路14と同様である。
増幅部20は、第1検出電圧Vdet1と、第2検出電圧Vdet2が入力され、2つの電圧を差動増幅する差動増幅器である。増幅部20の差動入力端子間には、キャパシタC12が設けられている。増幅部20により増幅された電圧は、処理部22へと入力される。
処理部22は、増幅部20から出力された検出電圧Vdetをアナログデジタル変換し、所定の信号処理を行った後、デジタルデータDxとして出力端子106から出力する。
以上のように構成された容量電圧変換回路100aの動作について説明する。図4は、容量電圧変換回路100aの動作波形図である。図4の各波形図は、上から、第1駆動電圧Vdrv1、第2駆動電圧Vdrv2、第1制御信号SIG1、第2制御信号SIG2、第1スイッチSW1から第6スイッチSW6のオンオフ状態を示している。図4において、第1スイッチSW1から第6スイッチSW6は、ハイレベルがオンに、ローレベルがオフに対応する。図4において、時刻T0〜時刻T2までが第1状態、時刻T2〜時刻T4までが第2状態を表す。
第1状態の時刻T0〜T2の期間、第1電圧印加部10に入力される第1駆動電圧Vdrv1は電源電圧Vddであり、第2電圧印加部12に入力される第2駆動電圧Vdrv2は接地電圧0Vである。
時刻T0〜時刻T1の間、第1制御信号SIG1、第2制御信号SIG2はいずれもハイレベルとなる。その結果、可変容量素子30aは、第1駆動電圧Vdrv1=Vddで充電され、可変容量素子30bは、第2駆動電圧Vdrv2=0Vで充電される。この充電の結果、可変容量素子30a、30bに現れる電圧はそれぞれVx1=Vdd、Vx2=0Vとなる。
時刻T1に第1制御信号SIG1、第2制御信号SIG2がローレベルとなると、可変容量素子30a、30bへの電圧印加が停止される。この状態において、可変容量素子30aの静電容量をCx1、可変容量素子30bの静電容量をCx2とすると、それぞれの可変容量素子30には、Q1=Cx1×Vdd、Q2=Cx2×0の電荷が蓄えられている。
次に、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2がオンし、可変容量素子30a、可変容量素子30b間で蓄えられた電荷が転送され、各可変容量素子30に現れる電圧Vx1、Vx2が平均化される。その結果、平均化された電圧Vxは、Vx=(Q1+Q2)/(Cx1+Cx2)=Cx1×Vdd/(Cx1+Cx2)となる。
第1スイッチSW1、第2スイッチSW2と同時に第3スイッチSW3がオンとなり、第1サンプルホールド回路14は、平均化された電圧Vxを第1検出電圧Vdet1としてサンプルホールドする。
時刻T2に第2状態に遷移する。第2状態の時刻T2〜T4の期間、第1電圧印加部10に入力される第1駆動電圧Vdrv1は接地電圧0Vであり、第2電圧印加部12に入力される第2駆動電圧Vdrv2は電源電圧Vddである。
時刻T2〜時刻T3の間、第1制御信号SIG1、第2制御信号SIG2は再びハイレベルとなる。その結果、可変容量素子30aは、第1駆動電圧Vdrv1=0Vで充電され、可変容量素子30bは、第2駆動電圧Vdrv2=Vddで充電される。この充電の結果、可変容量素子30a、30bに現れる電圧はそれぞれVx1=0、Vx2=Vddとなる。
時刻T3に第1制御信号SIG1、第2制御信号SIG2がローレベルとなると、可変容量素子30a、30bへの電圧印加が停止される。この状態において、それぞれの可変容量素子30には、Q1=Cx1×0V、Q2=Cx2×Vddの電荷が蓄えられている。
次に、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2がオンし、可変容量素子30a、可変容量素子30b間で、蓄えられた電荷が転送され、各可変容量素子30に現れる電圧Vx1、Vx2が平均化される。その結果、平均化された電圧Vxは、Vx=(Q1+Q2)/(Cx1+Cx2)=Cx2×Vdd/(Cx1+Cx2)となる。
第1スイッチSW1、第2スイッチSW2と同時に第5スイッチSW5がオンとなり、第2サンプルホールド回路16は、平均化された電圧Vxを第2検出電圧Vdet2としてサンプルホールドする。
時刻T4に、第4スイッチSW4、第6スイッチSW6がオンすると、第1サンプルホールド回路14、第2サンプルホールド回路16はそれぞれサンプルホールドした第1検出電圧Vdet1、第2検出電圧Vdet2を増幅部20へと出力する。
この第1検出電圧Vdet1、第2検出電圧Vdet2は、増幅部20によって差動増幅される。増幅部20の差動増幅利得をAvとすると、増幅部20の出力電圧Voutは、Vout=Av×(Vdet1−Vdet2)=Av・Vdd・(Cx1−Cx2)/(Cx1+Cx2)となる。
時刻T5に再び第1状態へ戻り、同様の動作によって再度、容量電圧変換を行う。
増幅部20の出力電圧Voutは、第1検出端子102、第2検出端子104に接続された第1、第2キャパシタの静電容量の差を増幅したものとなっている。このように、本実施の形態に係る容量電圧変換回路100aによれば、2つの静電容量の差を増幅して検出することができる。
いま、可変容量素子30a、30bの押圧される前の静電容量をCxとする。ユーザが、カバー50を左方向に押圧した場合、可変容量素子30bが初期値のまま可変容量素子30aの静電容量のみ増加する。可変容量素子30aの静電容量の変化分をΔCxと書くと、Cx1=Cx+ΔCxで与えられる。
これを上記出力電圧Voutを与える式に代入すると、Vout=Av・Vdd・ΔCx/(Cx1+Cx2)が得られる。この値は、可変容量素子30aの静電容量の変化ΔCx、すなわち、電極間距離の変化量に比例しているため、ユーザによってカバー50に、どの程度の圧力が印加されたかを検出することができる。
図2の容量電圧変換回路100bは、同様にして、上下方向に配置された可変容量素子30c、30dの静電容量の差を検出する。
このように、本実施の形態に係る容量電圧変換回路100a、100bを用いた入力装置220によれば、左右上下のいずれの方向に、どの程度の圧力で押圧されたかを高感度に検出することができ、操作性を高めた入力装置を提供することができる。また、増幅部20の増幅率Avを高く設定することにより、検出感度は増加するため、わずかな静電容量変化でも検出することが可能となる。その結果、可変容量素子30a〜30dの電極面積を小さくすることができ、携帯電話端末200の小型化に資することになる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、4つの可変容量素子30a〜30dを上下方向と左右方向の2組に分け、それぞれのキャパシタ対の静電容量の差分を検出する場合について説明した。このような入力装置220においては、可変容量素子30a〜30d全体を押圧した場合に、可変容量素子30a、30b、あるいは可変容量素子30c、30dの静電容量が同じように変化するため、各可変容量素子30ごとの押圧状態を検出することができない。これに対し、第2の実施の形態では、可変容量素子30a〜30dの静電容量の変化を独立に検出可能な入力装置220について説明する。
図5は、第2の実施の形態に係る入力装置220の構成を示す。本実施の形態に係る入力装置220は、可変容量素子30a〜30d、参照キャパシタ32a〜32d、容量電圧変換回路100a〜100d、DSP110を含む。
可変容量素子30a〜30dは、図2に示した第1の実施の形態に係る入力装置220と同様に、それぞれ入力装置220の上下左右に対応する4個所に設けられる。図5には左右に対応する2つの可変容量素子30a、30bが示される。
参照キャパシタ32a〜32dは、各可変容量素子30a〜30dごとに設けられる。参照キャパシタ32a〜32dは、静電容量が固定されており、カバー50がいずれの方向に押圧されても、静電容量が変化しない構造となっている。参照キャパシタ32a〜32dの静電容量は、可変容量素子30a〜30dの初期状態、すなわち押圧前における静電容量と等しく設定されている。
可変容量素子30aと参照キャパシタ32aは、キャパシタ対300aを構成する。容量電圧変換回路100aは、このキャパシタ対300aの静電容量の差を検出する。同様に、可変容量素子30bと参照キャパシタ32bはキャパシタ対300bを、可変容量素子30cと参照キャパシタ32cはキャパシタ対300cを、可変容量素子30dと参照キャパシタ32dはキャパシタ対300dを構成し、容量電圧変換回路100b〜100dは、それぞれ、キャパシタ対300b〜300dの静電容量の差を検出する。
参照キャパシタ32a〜32dの静電容量は固定され、参照キャパシタ32と可変容量素子30の初期状態の静電容量は等しいため、本実施の形態に係る容量電圧変換回路100により検出された静電容量の差は、各可変容量素子30ごとの静電容量の変位量、すなわちユーザによる押圧の程度を検出したものに他ならない。
容量電圧変換回路100a〜100dは、検出した静電容量の変位量をデジタルデータDx1、Dx2、Dy1、Dy2としてDSP110へと出力する。
容量電圧変換回路100a〜100dの構成および動作は、第1の実施の形態に係る容量電圧変換回路100と同様である。
本実施の形態に係る入力装置220によれば、可変容量素子30a〜30dと、参照キャパシタ32a〜32dとの静電容量の差を検出するため、左方向、右方向、上方向、下方向に対する押圧の程度を独立にデジタルデータDx1、Dx2、Dy1、Dy2として取得することができる。その結果、たとえばユーザがカバー50全体を押し下げ、可変容量素子30a〜30dが同時に変化した状態を検出することができる。
このように入力装置220を構成することにより、たとえばDSP110は、可変容量素子30a〜30dが同程度に押し下げられた場合、入力装置220による入力を確定するクリックに割り当てるなど、様々な処理を行うことができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係る入力装置は、タッチパッド型の入力装置である。
図6は、第3の実施の形態に係る入力装置222のキャパシタ対の配置を示す図である。本実施の形態に係る入力装置222は、マトリクス状に配置された複数のキャパシタ対300を含む。各キャパシタ対300は、第2の実施の形態に係る入力装置220と同様に、可変容量素子30と、参照キャパシタ32を含んでいる。各キャパシタ対300の上面には、図5の入力装置220と同様に図示しないカバー50が設けられる。
各キャパシタ対300には、図示しない複数の容量電圧変換回路100が接続されている。各容量電圧変換回路100は、接続されたキャパシタ対300に含まれる可変容量素子30と参照キャパシタ32の静電容量の差を検出する。
ユーザの指が、カバー50の何れかの個所に接触すると、その接触した個所のキャパシタ対300に含まれる可変容量素子30が押圧される。容量電圧変換回路100は、キャパシタ対300ごとの押圧の程度を検出する。
本実施の形態に係る入力装置222によれば、各可変容量素子30の静電容量の変化を高感度で検出することができるため、ユーザによっていずれの可変容量素子30が押圧されているかに加えて、どの程度の強さで押圧されているかも検出することができる。
また、本実施の形態に係る入力装置222では、容量電圧変換回路100の静電容量の変化量の検出感度が高いため、各可変容量素子30のサイズ、すなわち電極対の面積を小さくすることができる。
この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態においては、容量電圧変換回路100を静電容量の変化を利用した入力装置に適用した場合について説明したが、容量電圧変換回路100の用途はこれに限定されるものではない。たとえば、キャパシタ型マイクロフォンなど、ダイアフラム電極とバックプレート電極によってキャパシタが形成され、音圧によりキャパシタの静電容量が変化するようなマイクロフォンに適用することができる。
また、容量電圧変換回路100は非常に小さな静電容量の変化を増幅して検出することができるため、その他の様々なアプリケーションに用いることができる。
実施の形態においては、容量電圧変換回路100はひとつの半導体集積回路上に一体集積化される場合について説明したがこれには限定されず、各回路ブロックをチップ部品やディスクリート素子を用いて構成してもよい。いずれのブロックを集積するかは、採用する半導体製造プロセスや要求されるコスト、特性などに応じて決定すればよい。
実施の形態に係る入力装置は、実施の形態で説明した携帯電話端末の他、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、デジタルスチルカメラ、CDプレイヤなどのリモコンなど、さまざまな入力装置を備える電子機器に用いることができる。
第1の実施の形態に係る容量電圧変換回路が搭載される携帯電話端末を示す図である。 図1の入力装置のA−A’線断面図を示す図である。 第1の実施の形態に係る容量電圧変換回路の構成を示す回路図である。 図3の容量電圧変換回路の動作波形図である。 第2の実施の形態に係る入力装置の構成を示す図である。 第3の実施の形態に係る入力装置のキャパシタ対の配置を示す図である。
符号の説明
10 第1電圧印加部、 12 第2電圧印加部、 14 第1サンプルホールド回路、 16 第2サンプルホールド回路、 20 増幅部、 22 処理部、 30 可変容量素子、 32 参照キャパシタ、 300 キャパシタ対、 50 カバー、 100 容量電圧変換回路、 102 第1検出端子、 104 第2検出端子、 106 出力端子、 110 DSP、 200 携帯電話端末、 210 ディスプレイ、 220 入力装置、 230 操作ボタン、 SW1 第1スイッチ、 SW2 第2スイッチ、 SW3 第3スイッチ、 SW4 第4スイッチ、 SW5 第5スイッチ、 SW6 第6スイッチ。

Claims (14)

  1. 第1キャパシタと第2キャパシタの静電容量の差を電圧に変換する容量電圧変換回路であって、
    前記第1キャパシタに、第1状態において所定の第1固定電圧を印加し、第2状態において前記第1固定電圧より低い第2固定電圧を印加する第1電圧印加部と、
    前記第2キャパシタに、前記第1状態において前記第2固定電圧を印加し、第2状態において前記第1固定電圧を印加する第2電圧印加部と、
    前記第1状態にて前記第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均し、第1検出電圧として保持する第1サンプルホールド回路と、
    前記第2状態にて前記第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均し、第2検出電圧として保持する第2サンプルホールド回路と、
    前記第1検出電圧と、前記第2検出電圧の電位差を増幅する増幅部と、
    を備えることを特徴とする容量電圧変換回路。
  2. 前記増幅部は、前記第1検出電圧と、前記第2検出電圧が入力された差動増幅器であることを特徴とする請求項1に記載の容量電圧変換回路。
  3. 前記第1、第2サンプルホールド回路は、前記第1、第2キャパシタの一端同士を接続することにより、前記第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均することを特徴とする請求項1に記載の容量電圧変換回路。
  4. 前記第2固定電圧は、接地電圧であることを特徴とする請求項1に記載の容量電圧変換回路。
  5. ひとつの半導体集積回路上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の容量電圧変換回路。
  6. 対向して設けられた2つの電極を含み、外部からの押圧によって2つの電極間距離が変化することにより静電容量が変化する第1、第2の電極対と、
    前記第1、第2の電極対をそれぞれ前記第1、第2キャパシタとして、静電容量の差を電圧に変換する請求項1から4のいずれかに記載の容量電圧変換回路と、を備えることを特徴とする入力装置。
  7. 対向して設けられた2つの電極を含み、外部からの押圧によって2つの電極間距離が変化することにより静電容量が変化する第1、第2、第3、第4の電極対と、
    前記第1、第2の電極対をそれぞれ前記第1、第2キャパシタとして、静電容量の差を電圧に変換する請求項1から4のいずれかに記載の第1の容量電圧変換回路と、
    前記第3、第4の電極対をそれぞれ前記第1、第2キャパシタとして、静電容量の差を電圧に変換する請求項1から4のいずれかに記載の第2の容量電圧変換回路と、
    前記第1から第4の電極対を覆うように設けられ、外部から押圧可能に構成されたカバーと、を備え、
    前記第1から第4の電極対は、それぞれ上下左右に対応した4個所に配置したことを特徴とする入力装置。
  8. 対向して設けられた2つの電極を含み、外部からの押圧によって2つの電極間距離が変化することにより静電容量が変化する複数の電極対と、
    前記複数の電極対ごとに設けられ、静電容量が固定された複数の参照キャパシタと、
    互いに対応付けられた前記電極対と前記参照キャパシタを含むキャパシタ対ごとに設けられ、前記電極対および前記参照キャパシタをそれぞれ前記第1、第2キャパシタとして、
    2つの静電容量の差を電圧に変換する請求項1から4のいずれかに記載の複数の容量電圧変換回路と、
    を備えることを特徴とする入力装置。
  9. 前記電極対と前記参照キャパシタを含むキャパシタ対は4対設けられ、それぞれのキャパシタ対は、上下左右に対応した4個所に配置され、
    前記4対のキャパシタ対を覆うように設けられ、外部から押圧可能に構成されたカバーを更に備えることを特徴とする請求項8に記載の入力装置。
  10. 前記電極対と前記参照キャパシタを含むキャパシタ対は、マトリクス状に配置され、
    前記複数のキャパシタ対を覆うように設けれられ、外部から押圧可能に構成されたカバーを更に備えることを特徴とする請求項8に記載の入力装置。
  11. 請求項8に記載の入力装置を備えることを特徴とする電子機器。
  12. 第1キャパシタを第1固定電圧で充電し、第2キャパシタを第2固定電圧で充電する第1ステップと、
    前記第1ステップにおいて、前記第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均し、第1検出電圧としてホールドするステップと、
    前記第1キャパシタを前記第2固定電圧で充電し、前記第2キャパシタを第1固定電圧で充電する第2ステップと、
    前記第2ステップにおいて、前記第1、第2キャパシタに現れる電圧を平均し、第2検出電圧としてホールドするステップと、
    前記第1検出電圧と前記第2検出電圧の差を増幅するステップと、
    を備えることを特徴とする容量電圧変換方法。
  13. 前記第1、第2キャパシタに現れる電圧の平均は、2つのキャパシタに充電された電荷を平均することにより行うことを特徴とする請求項12に記載の容量電圧変換方法。
  14. 前記第2固定電圧は、接地電圧であることを特徴とする請求項12に記載の容量電圧変換方法。
JP2005063512A 2005-03-08 2005-03-08 容量電圧変換回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量電圧変換方法 Expired - Fee Related JP4566030B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005063512A JP4566030B2 (ja) 2005-03-08 2005-03-08 容量電圧変換回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量電圧変換方法
US11/908,256 US20090051656A1 (en) 2005-03-08 2006-03-08 Capacitance/voltage converting circuit, input apparatus using the same, electronic device, and capacitance/voltage converting method
PCT/JP2006/304469 WO2006095768A1 (ja) 2005-03-08 2006-03-08 容量電圧変換回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量電圧変換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005063512A JP4566030B2 (ja) 2005-03-08 2005-03-08 容量電圧変換回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量電圧変換方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006253764A true JP2006253764A (ja) 2006-09-21
JP4566030B2 JP4566030B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=36953362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005063512A Expired - Fee Related JP4566030B2 (ja) 2005-03-08 2005-03-08 容量電圧変換回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量電圧変換方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090051656A1 (ja)
JP (1) JP4566030B2 (ja)
WO (1) WO2006095768A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061405A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Rohm Co Ltd 静電容量センサ、その検出回路、入力装置および容量センサの制御方法
JP2011191183A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Alps Electric Co Ltd 容量検出装置
WO2019216274A1 (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 株式会社エヌエフ回路設計ブロック 静電容量測定回路及び静電容量変位計

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102043096A (zh) * 2009-10-15 2011-05-04 瑞鼎科技股份有限公司 电容值测量电路与电容值测量方法
JP5622596B2 (ja) * 2011-01-13 2014-11-12 アルプス電気株式会社 容量検出装置
JP2013134212A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Horiba Stec Co Ltd 静電容量型測定装置
US9213344B2 (en) * 2012-08-20 2015-12-15 Semiconductor Components Industries, Llc Ripple suppressor circuit and method therefor

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09243397A (ja) * 1996-03-11 1997-09-19 Yamatake Honeywell Co Ltd 計測量差検出装置
JPH10232104A (ja) * 1996-12-19 1998-09-02 Toyota Motor Corp 静電容量式角度検出装置
JP2000214035A (ja) * 1998-11-16 2000-08-04 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 静電容量型圧力センサおよびその製造方法
JP2004219089A (ja) * 2003-01-09 2004-08-05 Kura Gijutsu Kenkyusho:Kk 回路素子の定数及び定数差検出回路及びそれを用いた位置検出装置及び導体の欠陥或いは有無の識別検査装置及びトルクセンサ
JP2004304942A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Olympus Corp アクチュエータ及びアクチュエータ駆動方法並びにアクチュエータシステム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2798791B1 (fr) * 1999-09-17 2001-12-07 Thomson Csf Convertisseur numerique-analogique en courant
JP2001221700A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Nitta Ind Corp 静電容量式センサ
US6809529B2 (en) * 2001-08-10 2004-10-26 Wacoh Corporation Force detector
US7466307B2 (en) * 2002-04-11 2008-12-16 Synaptics Incorporated Closed-loop sensor on a solid-state object position detector
EP1548409A1 (en) * 2003-12-23 2005-06-29 Dialog Semiconductor GmbH Differential capacitance measurement

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09243397A (ja) * 1996-03-11 1997-09-19 Yamatake Honeywell Co Ltd 計測量差検出装置
JPH10232104A (ja) * 1996-12-19 1998-09-02 Toyota Motor Corp 静電容量式角度検出装置
JP2000214035A (ja) * 1998-11-16 2000-08-04 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 静電容量型圧力センサおよびその製造方法
JP2004219089A (ja) * 2003-01-09 2004-08-05 Kura Gijutsu Kenkyusho:Kk 回路素子の定数及び定数差検出回路及びそれを用いた位置検出装置及び導体の欠陥或いは有無の識別検査装置及びトルクセンサ
JP2004304942A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Olympus Corp アクチュエータ及びアクチュエータ駆動方法並びにアクチュエータシステム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061405A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Rohm Co Ltd 静電容量センサ、その検出回路、入力装置および容量センサの制御方法
JP2011191183A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Alps Electric Co Ltd 容量検出装置
WO2019216274A1 (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 株式会社エヌエフ回路設計ブロック 静電容量測定回路及び静電容量変位計
JP6653899B1 (ja) * 2018-05-08 2020-02-26 株式会社エヌエフ回路設計ブロック 静電容量測定回路及び静電容量変位計
US11428548B2 (en) 2018-05-08 2022-08-30 Nf Holdings Corporation Capacitance measuring circuit and electrostatic capacitive displacement meter

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006095768A1 (ja) 2006-09-14
US20090051656A1 (en) 2009-02-26
JP4566030B2 (ja) 2010-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4566030B2 (ja) 容量電圧変換回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量電圧変換方法
US10788380B2 (en) Apparatus for detecting capacitance, electronic device and apparatus for detecting force
US8619057B2 (en) Signal processing circuit for electrostatic capacitor type touch sensor
US10641805B2 (en) Capacitance detection method and capacitance detection apparatus using the same
JP5411670B2 (ja) 静電容量型タッチパネルの信号処理回路
US9091714B2 (en) Capacitance measurement circuit and method therefor
US20120062464A1 (en) Touch sensor
JP4533801B2 (ja) 抵抗型センサ
JP2006337070A (ja) 静電容量式センサ
JP2010061405A (ja) 静電容量センサ、その検出回路、入力装置および容量センサの制御方法
US20140002115A1 (en) Capacitance sensing method
JP6615683B2 (ja) 容量測定回路、それを用いた入力装置、電子機器
KR101444580B1 (ko) 정전용량 감지 장치 및 터치 스크린 장치
US9030429B2 (en) Touchscreen having a capacitance sensing apparatus
KR20100081963A (ko) 터치 패널의 신호 처리 장치 및 입력 장치
US8878812B2 (en) Signal processing circuit for electrostatic capacity type touch sensor
JP5443207B2 (ja) タッチセンサ装置
US8976149B2 (en) Capacitance sensing apparatus and method, and touch screen apparatus
CN116149506A (zh) 触控电路、触控检测放大电路以及触控装置
JP6510343B2 (ja) 容量測定回路、それを用いた入力装置、電子機器
EP3694006B1 (en) Input device
JP6576128B2 (ja) 容量測定回路、それを用いた入力装置、電子機器、ならびに容量測定方法
JP2013080290A (ja) タッチセンサの信号処理回路、およびタッチセンサ
JP2014164607A (ja) 静電容量型タッチセンサ
JP2012164083A (ja) 静電容量検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4566030

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees