JP4533801B2 - 抵抗型センサ - Google Patents

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Description

本発明は、外部から加えられる力の検出を行うために用いて好適な抵抗型センサに関するものである。
抵抗型センサは、操作者によって加えられた力の大きさおよび方向を電気信号に変換する装置として一般的に利用されている。例えば、携帯電話の入力装置として、多次元方向の操作入力を行うための抵抗型センサをいわゆるジョイスティックとして組み込んだ装置が利用されている。
抵抗型センサとしては、X軸方向に対応したX軸出力及びY軸方向に対応したY軸出力を出力可能なものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。この抵抗型センサでは、操作ボタンに加えられた力をX軸方向及びY軸方向に分けて検出可能である。
特開2004−37350号公報
しかしながら、抵抗型センサをジョイスティックとして利用する場合には、X軸方向に対応したX軸出力及びY軸方向に対応したY軸出力を出力するだけでなく、これら以外のZ軸出力を出力できることが好ましい。例えばX軸出力及びY軸出力に基づいてカーソルを移動させると共に、Z軸出力に基づいてクリック等の所定操作が行われるジョイステックに抵抗型センサが応用された場合には、X軸出力及びY軸出力を変化させることによってカーソルの位置を所定位置(例えばアイコン上)に移動させた後で、Z軸出力を変化させることによって所定操作を行うことが可能になる。
ここで、X軸出力、Y軸出力及びZ軸出力を出力可能な抵抗型センサでは、どのような力が操作ボタンに加えられている場合でも、X軸方向の力Fxに対応したX軸出力、Y軸方向の力Fyに対応したY軸出力及びZ軸方向の力Fzに対応したZ軸出力が常に出力されることが多い。従って、X軸出力またはY軸出力だけを変化させたい場合でも、Z軸出力が変化してしまう場合がある。一方、Z軸出力だけを変化させたい場合でも、X軸出力またはY軸出力が変化してしまう場合がある。
つまり、上述したように、抵抗型センサをジョイスティックとして利用する場合には、カーソルを移動させる力が加えられた場合に、X軸出力及びY軸出力だけでなく、Z軸出力も変化することによって、所定操作が誤って行われる場合がある。一方、所定操作を行う力が加えられた場合に、Z軸出力だけでなく、X軸出力及びY軸出力も変化することによって、カーソルが移動してしまうため、カーソルの位置を所定位置から移動させないで、所定操作を行うのが難しい場合がある。
そこで、本発明の目的は、操作性がよく、誤操作の少ない抵抗型センサを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明の抵抗型センサは、検知部材と、前記検知部材と対向し且つX軸上に配置された第1の電極と、前記検知部材と対向し且つY軸上に配置された第2の電極と、前記検知部材と前記第1の電極との間において、前記第1の電極に対向し且つ前記検知部材が変位するのに伴って、前記第1の電極に近づく方向に変位可能な第3の電極と、前記検知部材と前記第2の電極との間において、前記第2の電極に対向し且つ前記検知部材が変位するのに伴って、前記第2の電極に近づく方向に変位可能な第4の電極と、前記第1の電極と前記第3の電極との間及び前記第2の電極と前記第4の電極との間にそれぞれ配置された感圧抵抗体と、前記検知部材と対向するように配置されており、接地された複数の第1のスイッチ用電極と、前記第1のスイッチ用電極と対になり且つ前記第1のスイッチ用電極から離隔するように配置されており、接地電位とは異なる電位に保持された複数の第2のスイッチ用電極とを備えており、前記第2のスイッチ用電極が、前記検知部材が変位するのに伴って、前記第1のスイッチ用電極に向かう方向に変位し、前記第1のスイッチ用電極と接触可能であり、前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の少なくとも一対が接触状態でない場合には、前記第1の電極と前記第3の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材のX軸方向に対応した部分の変位を認識可能であり、前記第2の電極と前記第4の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材のY軸方向に対応した部分の変位を認識可能であると共に、前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の全てが接触状態である場合には、前記第1の電極と前記第3の電極との間の抵抗値の変化及び前記第2の電極と前記第4の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材の中心位置の変位を認識可能である。
この構成によると、複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の少なくとも一対が接触状態でない場合には、第1の電極と第3の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて検知部材のX軸方向に対応した部分の変位が認識されると共に、第2の電極と第4の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて検知部材のY軸方向に対応した部分の変位が認識されるのに対し、複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の全てが接触状態である場合には、第1の電極と第3の電極との間の抵抗値の変化及び第2の電極と第4の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて検知部材の中心位置の変位が認識される。つまり、複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の接触状態に応じて、検知部材の異なる部分の変位が認識される。従って、X軸方向に対応したX軸出力及びY軸方向に対応したY軸出力と、X軸方向及びY軸方向以外の出力(例えばZ軸出力)とが排他的に出力されるようになる。その結果、操作性が向上すると共に、誤操作が少なくなる。
本発明の抵抗型センサにおいて、前記第1の電極は、X軸方向に離隔すると共にY軸に対して線対称に配置された一対の電極を有しており、前記第2の電極は、Y軸方向に離隔すると共にX軸に対して線対称に配置された一対の電極を有していてもよい。
この構成によると、X軸方向の力及びY軸方向の力を精度よく検出することができる。
本発明の抵抗型センサにおいて、前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極は、前記検知部材の変位方向について前記第1および第2の電極とそれぞれ重なるように配置されていてもよい。
この構成によると、複数対の第1及び第2のスイッチ用電極で構成されるスイッチの位置が操作方向と一致するので、さらに操作性が向上する。
本発明の抵抗型センサは、検知部材と、前記検知部材と対向し且つX軸上に配置された一対の第1の電極と、前記検知部材と対向し且つY軸上に配置された一対の第2の電極と、前記検知部材と対向し且つ前記一対の第1の電極間及び前記一対の第2の電極間にそれぞれ配置された感圧抵抗体と、前記検知部材と前記一対の第1の電極間に配置された感圧抵抗体との間において、当該感圧抵抗体に対向し且つ前記検知部材が変位するのに伴って、当該感圧抵抗体に近づく方向に変位可能な第3の電極と、前記検知部材と前記一対の第2の電極間に配置された感圧抵抗体との間において、当該感圧抵抗体に対向し且つ前記検知部材が変位するのに伴って、当該感圧抵抗体に近づく方向に変位可能な第4の電極と、前記検知部材と対向するように配置されており、接地された複数の第1のスイッチ用電極と、前記第1のスイッチ用電極と対になり且つ前記第1のスイッチ用電極から離隔するように配置されており、接地電位とは異なる電位に保持された複数の第2のスイッチ用電極とを備えており、前記第2のスイッチ用電極が、前記検知部材が変位するのに伴って、前記第1のスイッチ用電極に向かう方向に変位し、前記第1のスイッチ用電極と接触可能であり、前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の少なくとも一対が接触状態でない場合には、前記一対の第1の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材のX軸方向に対応した部分の変位を認識可能であり、前記一対の第2の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材のY軸方向に対応した部分の変位を認識可能であると共に、前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の全てが接触状態である場合には、前記一対の第1の電極間の抵抗値の変化及び前記一対の第2の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材の中心位置の変位を認識可能である。
この構成によると、複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の少なくとも一対が接触状態でない場合には、一対の第1の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて検知部材のX軸方向に対応した部分の変位が認識されると共に、一つに第2の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて検知部材のY軸方向に対応した部分の変位が認識されるのに対し、複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の全てが接触状態である場合には、一対の第1の電極間の抵抗値の変化及び一対の第2の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて検知部材の中心位置の変位が認識される。つまり、複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の接触状態に応じて、検知部材の異なる部分の変位が認識される。従って、X軸方向に対応したX軸出力及びY軸方向に対応したY軸出力と、X軸方向及びY軸方向以外の出力(例えばZ軸出力)とが排他的に出力されるようになる。その結果、操作性が向上すると共に、誤操作が少なくなる。
本発明の抵抗型センサにおいて、前記一対の第1の電極は、X軸方向に離隔すると共にY軸に対して線対称に2組配置されており、前記一対の第2の電極は、Y軸方向に離隔すると共にX軸に対して線対称に2組配置されていてもよい。
この構成によると、X軸方向の力及びY軸方向の力を精度よく検出することができる。
本発明の抵抗型センサにおいて、前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極は、前記検知部材の変位方向について前記第3および第4の電極とそれぞれ重なるように配置されていてもよい。
この構成によると、複数対の第1及び第2のスイッチ用電極で構成されるスイッチの位置が操作方向と一致するので、さらに操作性が向上する。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態は本発明の抵抗型センサを、パソコンやカーナビ等の表示装置に接続されたジョイスティック(ポインティングデバイス)に応用したものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る抵抗型センサの模式的な断面図である。図2及び図3は、図1の抵抗型センサの各電極の配置を示す図である。図2は、メンブレンシート20、30上面からの透視図であり、図3は、メンブレンシート40、50上面からの透視図である。
抵抗型センサ1は、人などによって操作されることによって外部から力が加えられる操作ボタン10と、メンブレンシート20、30、40、50とを備えている。各メンブレンシートは、例えばPETフィルム等で形成されている。
メンブレンシート20の上面には、図2に示すように、電極21a〜21dが形成されており、電極21a〜21dを覆うように抵抗体22a〜22dが設けられている。メンブレンシート30の下面には、電極31a〜31dが形成されており、電極31a〜31dを覆うように抵抗体32a〜32dが設けられている。そして、メンブレンシート20とメンブレンシート30とは、抵抗体22a〜22dと抵抗体32a〜32dとがそれぞれ対向し、且つ、抵抗体同士が常時接触しないように、スペーサ25を介して貼り合わされている。
また、メンブレンシート40の上面には、図3に示すように、スイッチ用電極41a〜41dが形成されている。メンブレンシート50の下面には、スイッチ用電極51a〜51dが形成されている。そして、メンブレンシート40とメンブレンシート50とは、電極41a〜41dと電極51a〜51dとがそれぞれ対向し、且つ、電極同士が常時接触しないように、スペーサ45を介して貼り合わされている。
ここでは、説明の便宜上、図示のとおり、XYZ三次元座標系を定義し、この座標系を参照しながら各部品に配置説明を行うことにする。すなわち、図1では、メンブレンシート20上の電極21a〜21dの中心位置に原点Oが定義され、右水平方向にX軸が、上垂直方向にZ軸が、紙面に垂直奥行方向にY軸がそれぞれ定義されている。従って、メンブレンシート20の上面は、XY平面を規定し、メンブレンシート30、40、50上の電極31a〜31d、41a〜41d、51a〜51dの中心位置及び操作ボタン10の中心位置をZ軸が通ることになる。
また、メンブレンシート30の上面とメンブレンシート40の下面とが積層される。このとき、メンブレンシート20上の電極21a(抵抗体22a)、メンブレンシート30上の電極31a(抵抗体32a)、メンブレンシート40上の電極41a及びメンブレンシート50上の電極51aは、X軸正方向に対応した位置で重なるように配置される。また、メンブレンシート20上の電極21b(抵抗体22b)、メンブレンシート30上の電極31b(抵抗体32b)、メンブレンシート40上の電極41b及びメンブレンシート50上の電極51bは、X軸負方向に対応した位置で重なるように配置される。
同様に、メンブレンシート20上の電極21c(抵抗体22c)、メンブレンシート30上の電極31c(抵抗体32c)、メンブレンシート40上の電極41c及びメンブレンシート50上の電極51cは、Y軸正方向に対応した位置で重なるように配置される。また、メンブレンシート20上の電極21d(抵抗体22d)、メンブレンシート30上の電極31d(抵抗体32d)、メンブレンシート40上の電極41d及びメンブレンシート50上の電極51dは、Y軸負方向に対応した位置で重なるように配置される。
このように、メンブレンシート20上の電極21a〜21d(抵抗体22a〜22d)は、原点の周りに90度おきに配置されている。また、電極21aと電極21bとは(抵抗体22aと抵抗体22bとは)、X軸に沿って離隔し且つY軸に対して対称に配置されており、電極21cと電極21dとは(抵抗体22cと抵抗体22dとは)、Y軸に沿って離隔し且つX軸に対して対称に配置されている。メンブレンシート30〜50上の電極31a〜31d(抵抗体32a〜32d)、電極41a〜41d、電極51a〜51dについても同様である。
操作ボタン10は、円板状の部材であり、メンブレンシート50の上面から離隔して配置された保持層15の上面に保持されている。操作ボタン10の中心位置は、Z軸上にあり、各メンブレンシート上の4個の電極の中心位置と一致している。保持層15の下面には、メンブレンシート50に向かって突出する4個の凸部15aが形成されている。4個の凸部15aは、X軸正方向、X軸負方向、Y軸正方向及びY軸負方向に対応した位置の各電極の中心位置に配置されている。保持層15は、例えばシリコンゴム等の弾性体で形成されている。
次に、抵抗型センサ1の回路構成について、図4を参照して説明する。図4は、抵抗型センサの回路構成を示す図である。
抵抗型センサ1では、メンブレンシート20上の抵抗体22a〜22dと、それらにそれぞれ対向するメンブレンシート30上の抵抗体32a〜32dとは、可変抵抗(可変接触抵抗)R1〜R4をそれぞれ構成している。そして、可変抵抗R1〜R4に接続されたR/V変換回路で変換された電圧信号V1〜V4が信号処理回路60に入力される。
また、抵抗型センサ1では、メンブレンシート40上の電極41a〜41dと、それらにそれぞれ対向するメンブレンシート50上の電極51a〜51dとは、スイッチSW1〜SW4をそれぞれ構成している。そして、スイッチSW1〜SW4のON/OFF信号が信号処理回路60に入力される。そして、信号処理回路60は、抵抗型センサ1が接続された表示装置70に対して、カーソル移動信号等の信号を出力する。
従って、例えば操作ボタン10のX軸正方向に対応した部分が上方から押された場合には、保持層15のX軸正方向の凸部15aがメンブレンシート50の上面に接触し、その後、電極51aと電極41aとが接触する。そして、さらに操作ボタン10が押されると、抵抗体32aと抵抗体22aとが接触するようになる。ここで、電極51aと電極41aとが接触したときに、スイッチSW1がONになるので、操作ボタン10のX軸正方向に対応した部分に操作が行われたことが検知可能である。また、抵抗体32aと抵抗体22aとの接触具合により、可変抵抗R1の接触抵抗が変化するので、操作ボタン10のX軸正方向に対応した部分に加えられた力の大きさを検出可能である。操作ボタン10のX軸負方向、Y軸正方向、Y軸負方向に対応した部分が上方から押された場合も同様である。
このように、操作ボタン10のX軸正方向、X軸負方向、Y軸正方向、Y軸負方向のいずれかに対応した部分が上方から押された場合には、操作ボタン10が傾くことにより、スイッチSW1〜SW4のいずれかがONになる。操作ボタン10の傾く方向によっては、スイッチSW1〜SW4の2個または3個がONになる場合もある。これに対し、操作ボタン10の中央に対応した部分が上方から押された場合(操作ボタン10が水平に維持された状態で上方から押された場合)には、スイッチSW1〜SW4の全てがONになる。
次に、抵抗型センサ1の信号処理回路60における処理手順を、図5を参照して説明する。図5は、抵抗型センサの信号処理回路における処理手順を示すフローチャートである。
スイッチSW1〜SW4の少なくとも1つがONであるか否かが判断される(ステップS101)。そして、スイッチSW1〜SW4の少なくとも1つがONである場合には、可変接触抵抗R1〜R4に接続されたR/V変換回路で変換された電圧信号V1〜V4を用いて、次式の演算が行われる(ステップS102)。
Vx=V1−V2
Vy=V3−V4
Vz=V1+V2+V3+V4
なお、この演算は、AD変換器等でディジタル信号に変換した後、マイクロコンピュータ等を用いて行ってもよいし、OPアンプを用いて行ってもよいし、ブリッジ回路を構成して直接出力してもよい。また、Vzは、V1、V2、V3、V4の少なくとも1つを含む演算であればよく、上式に限られない。
その後、スイッチSW1〜SW4の全てがONであるか否かが判断される(ステップS103)。そして、スイッチSW1〜SW4の全てがONである場合には、上述の演算で算出されたVzの信号を利用して、適当な出力信号Szに変換される(ステップS104)。この出力信号Szは、パソコンやカーナビ等の表示装置に出力され、Z軸方向の力に応じた処理が行われる(ステップS105)。このとき、Vx、Vyの信号を変換した出力信号Sx、Syは、「操作ボタン10のX軸方向及びY軸方向への操作量なし」として出力されるので、X軸方向及びY軸方向の力に応じた処理は行われない。
一方、スイッチSW1〜SW4の全てがONでない場合には、上述の演算で算出されたVx、Vyの信号を利用して、適当な出力信号Sx、Syに変換される(ステップS106)。この出力信号Sx、Syは、パソコンやカーナビ等の表示装置に出力され、X軸方向及びY軸方向の力に応じた処理が行われる(ステップS107)。このとき、Vzの信号を変換した出力信号Szは、「操作ボタン10のZ軸方向への操作量なし」として出力されるので、Z軸方向の力に応じた処理は行われない。
このように、スイッチSW1〜SW4の全てがONである場合には、出力信号Sx、Syに基づく処理は行われないで、出力信号Szに基づく処理だけが行われる。一方、スイッチSW1〜SW4の全てがONでない場合には、出力信号Szに基づく処理は行われないで、出力信号Sx、Syに基づく処理だけが行われる。
ところで、ステップS101で、スイッチSW1〜SW4の全てがOFFである場合には、一定時間が経過したか否かが判断される(ステップS108)。そして、一定時間が経過したと判断された場合には、スリープモードに切り換え、システムを省電力状態にする(ステップS109)。その後、操作によって、スイッチSW1〜SW4の少なくとも1つがONになるのを検知して、スリープモードから通常の動作モードに切り換える。
次に、抵抗型センサ1の具体的な回路例を図6を参照して説明する。図6は、抵抗型センサの具体的な回路例を示す図である。
メンブレンシート40上の電極41a〜41dは、抵抗R11〜R14でプルアップされ、マイクロコンピュータの入力ポートIN(1)〜IN(4)に接続されている。また、メンブレンシート50上の電極51a〜51dは、接地されている。ここで、入力ポートIN(1)〜IN(4)の入力信号が図4のスイッチSW1〜SW4の信号に相当する。
また、可変抵抗R1と可変抵抗R2とが直列に接続され、可変抵抗R3と可変抵抗R4とが直列に接続される。そして、可変抵抗R1〜R4には、それぞれ抵抗R21〜R24が並列に接続されている。出力ポートOUT(1)は、通常の操作時には電源電圧Vddを出力する。ここで、抵抗R21〜R24を並列に接続するのは、可変抵抗R1〜R4を構成する各抵抗体が接触していない場合に、節点a、bに可変抵抗R1〜R4と抵抗R21〜R24との合成抵抗の分圧に応じた電圧を出力するためである。なお、可変抵抗R1〜R4には、それぞれ抵抗R21〜R24が並列に接続されていなくてもよい。
可変抵抗R1、R3の一方の端子は、出力ポートOUT(1)に接続され、可変抵抗R2、R4の一方の端子は抵抗R25を介して接地されている。抵抗R25は、並列にアナログスイッチSW5に接続され、出力端子OUT(2)でON/OFFができるようになっている。また、節点a、b、cは、A/D変換ポートA/D(X)、A/D(Y)、A/D(Z)に接続されている。
まず、通常の操作状態の場合には、出力ポートOUT(1)から電源電圧Vddが出力され、ブリッジ回路に電源電圧Vddが印加される。ここで、スイッチSW1〜SW4の全てがONでない場合は、出力端子OUT(2)を電源電圧Vddにして、スイッチSW5をONにする。そして、マイクロコンピュータのAD変換ポートA/D(X)、A/D(Y)から取り込んだ節点a、bの電圧はX軸及びY軸のデータVx、Vyとして扱い、適当な処理が行われた後で出力され、カーナビや携帯電話の制御回路に送り、表示装置70のカーソルの移動を行う。このとき、AD変換ポートA/D(Z)のデータはZ軸の情報であるが、GNDに接続された状態となるので、操作ボタン10の押し込み状態によらず、GND電位に対応した安定した(変化しない)データとなる。
一方、スイッチSW1〜SW4の全てがONになった場合は、マイクロコンピュータの出力端子OUT(2)をGND電位にしてスイッチSW5をOFFにする。このとき、可変抵抗R1〜R4と抵抗R21〜R24とで構成したブリッジ回路に抵抗R25が直列に接続された状態なるので、節点cは各抵抗で分圧された電位となる。これは、操作ボタン10をZ軸方向に押し込んだ状態であり、節点cの電圧は操作ボタン10をZ軸方向に押す力に対応したものとなる。マイクロコンピュータでは、AD変換ポートA/D(Z)から取り込んだデータをZ軸のデータVzとして扱い、適当な処理が行われた後で出力され、カーナビや携帯電話の制御回路に送り、Z軸のデータに応じた処理を行う。このとき、操作ボタン10の押し込み状態により、X軸及びY軸のデータVx、Vyも変化するが、マイクロコンピュータでは、X軸及びY軸のデータVx、Vyに変化はないものとして処理する。
次に、スイッチSW1〜SW4の全てがOFFの状態が続いた場合、操作ボタン10に対する操作が行われていないと判断し、マイクロコンピュータの出力端子OUT(1)をGND電位にし、マイクロコンピュータをスリープモードの省電力状態にする。この間、マイクロコンピュータの入力端子IN(1)〜IN(4)を割り込み入力に設定する等して、スイッチSW1〜SW4がONになるか否かを監視しておく。そして、スイッチSW1〜SW4の少なくとも1つがONになった場合に、マイクロコンピュータを通常の動作モードに戻す。これにより、省電力化が図れる。
なお、本実施の形態において、例えばメンブレンシート40上に電極41a〜41dの各中心軸を通るドーム状金属板を各電極41a〜41dから離隔しつつ覆うようにそれぞれ配置することで、操作ボタン10に対する操作が行われた場合にクリック感を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態の抵抗型センサ1をジョイステック(ポインティングデバイス)に応用した場合には、例えばX、Y出力を利用してカーナビの地図表示装置のカーソルを目的の位置まで移動させ、操作ボタン10をZ軸方向に押し込むことにより、Z軸出力を利用してZ軸出力の変化に応じて地図を拡大表示させ、Z軸出力がある閾値を超えれば、Z軸方向の押し込み操作を止めても拡大地図が固定されるようにできる。その後、もう一度、操作ボタン10をZ軸方向に押し込みZ軸出力がある閾値を超えると、この縮尺固定がリセットされ、Z軸出力に応じて拡大/縮小表示して、地図を再び元の縮尺に戻す等の制御が可能にできる。この際、Z軸出力がある閾値を超える場合に、音などで操作者が確認できるようにしておくことが好ましい。このように、X、Y出力によるカーソルの移動と、Z軸出力による地図の拡大/縮小表示が排他的に行えるので、誤操作が起こらず使いやすいものとなる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る抵抗型センサについて説明する。第2の実施の形態に係る抵抗型センサ101が、第1の実施の形態に係る抵抗型センサ1と異なる点は、メンブレンシート20上の電極及び抵抗体の構成である。なお、抵抗型センサ101の構成で抵抗型センサ1の構成と同じ部分は同一の符号を付けて詳細な説明は省略する。
抵抗型センサ101は、人などによって操作されることによって外部から力が加えられる操作ボタン10と、メンブレンシート20、30、40、50とを備えている。
メンブレンシート20の上面には、電極121a〜121d、122a〜122d及び抵抗体125a〜125dが形成されている。メンブレンシート30の下面には、電極31a〜31dが形成されている。なお、抵抗型センサ101では、第1の実施の形態のように、電極31a〜31dを覆う抵抗体32a〜32dは設けられていない。そして、メンブレンシート20とメンブレンシート30とは、抵抗体125a〜125dと電極31a〜31dとがそれぞれ対向し、且つ、これらが常時接触しないように、スペーサ25を介して貼り合わされている。
ここで、メンブレンシート20の上面では、図8に示すように、例えば電極121a、122a及び抵抗体125aは、X軸正方向に対応した位置に配置されている。そして、電極121a、122aは、X軸方向に離隔しており、抵抗体125aは、電極121aと電極122aとの間に挟まれるように設けられている。また、電極121b、122b及び抵抗体125bは、X軸負方向に対応した位置に配置され、電極121c、122c及び抵抗体125cは、Y軸正方向に対応した位置に配置され、電極121d、122d及び抵抗体125dは、Y軸負方向に対応した位置に配置されている。なお、これらの配置は、電極121a、122a及び抵抗体125aと同様である。
従って、抵抗体125a〜125dの抵抗値は、それらの両側に配置された電極間の抵抗値として検出される。つまり、例えば抵抗体125aの抵抗値は、その両側に配置された電極121aと電極122aとの間の抵抗値として検出される。
そして、上述したように、抵抗体125a〜125dと電極31a〜31dとがそれぞれ対向している。従って、操作ボタン10のX軸正方向に対応した位置が上方から押された場合には、電極41aと電極51aとが接触した後、電極31aが抵抗体125aと接触する。このとき、電極31aと抵抗体125aとの接触具合に応じたバイパス回路が抵抗体125aにでき、電極121aと電極122aとの間の抵抗値が小さくなる。従って、抵抗体125a及び電極31aは可変抵抗となり、その抵抗値は操作ボタン10を押し込む状態に応じて変化する。なお、抵抗体125b〜125dについても同様である。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る抵抗型センサについて説明する。第3の実施の形態に係る抵抗型センサが、第1の実施の形態に係る抵抗型センサと異なる点は、メンブレンシート20上の電極及び抵抗体の構成と、信号処理回路の構成である。なお、本実施の形態の抵抗型センサの構成は、信号処理回路の構成を除くと、第2の実施の形態の抵抗型センサの構成と同じである。
本実施の形態の抵抗型センサの信号処理回路では、図9に示すように、メンブレンシート30上の電極31a〜31dは、抵抗体125a〜125dの片側に配置された電極121a〜121dに接続されている。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである
また、上述の実施の形態では、抵抗型センサ1は、X軸方向に離隔すると共にY軸に対して線対称に配置された一対の電極を有しており、且つ、Y軸方向に離隔すると共にX軸に対して線対称に配置された一対の電極を有しているが、電極がX軸上及びY軸上に1個ずつ配置されているだけでもよい。
また、上述の実施の形態では、スイッチ用の電極41a〜41d、51a〜51dは、操作ボタン10の変位方向について、抵抗値検出用の電極21a〜21d、31a〜31dと重なるように配置されているが、これらは重なっていなくてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る抵抗型センサの模式的な断面図である。 図1の抵抗型センサの各電極の配置を示す図である。 図1の抵抗型センサの各電極の配置を示す図である。 抵抗型センサの回路構成を示す図である。 抵抗型センサの信号処理回路における処理手順を示すフローチャートである。 抵抗型センサの具体的な回路例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る抵抗型センサの模式的な断面図である。 図7の抵抗型センサの各電極の配置を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る抵抗型センサの具体的な回路例を示す図である。
1、101 抵抗型センサ
10 操作ボタン
20 メンブレンシート
21a〜21d 電極
22a〜22d 抵抗体
30 メンブレンシート
31a〜31d 電極
32a〜32d 抵抗体
40 メンブレンシート
41a〜41d スイッチ用電極
50 メンブレンシート
51a〜51d スイッチ用電極
121a〜121d、122a〜122d 電極
125a〜125d 抵抗体

Claims (6)

  1. 検知部材と、
    前記検知部材と対向し且つX軸上に配置された第1の電極と、
    前記検知部材と対向し且つY軸上に配置された第2の電極と、
    前記検知部材と前記第1の電極との間において、前記第1の電極に対向し且つ前記検知部材が変位するのに伴って、前記第1の電極に近づく方向に変位可能な第3の電極と、
    前記検知部材と前記第2の電極との間において、前記第2の電極に対向し且つ前記検知部材が変位するのに伴って、前記第2の電極に近づく方向に変位可能な第4の電極と、
    前記第1の電極と前記第3の電極との間及び前記第2の電極と前記第4の電極との間にそれぞれ配置された感圧抵抗体と、
    前記検知部材と対向するように配置されており、接地された複数の第1のスイッチ用電極と、
    前記第1のスイッチ用電極と対になり且つ前記第1のスイッチ用電極から離隔するように配置されており、接地電位とは異なる電位に保持された複数の第2のスイッチ用電極とを備えており、
    前記第2のスイッチ用電極が、前記検知部材が変位するのに伴って、前記第1のスイッチ用電極に向かう方向に変位し、前記第1のスイッチ用電極と接触可能であり、
    前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の少なくとも一対が接触状態でない場合には、前記第1の電極と前記第3の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材のX軸方向に対応した部分の変位を認識可能であり、前記第2の電極と前記第4の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材のY軸方向に対応した部分の変位を認識可能であると共に、
    前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の全てが接触状態である場合には、前記第1の電極と前記第3の電極との間の抵抗値の変化及び前記第2の電極と前記第4の電極との間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材の中心位置の変位を認識可能であることを特徴とする抵抗型センサ。
  2. 前記第1の電極は、X軸方向に離隔すると共にY軸に対して線対称に配置された一対の電極を有しており、
    前記第2の電極は、Y軸方向に離隔すると共にX軸に対して線対称に配置された一対の電極を有していることを特徴とする請求項1に記載の抵抗型センサ。
  3. 前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極は、前記検知部材の変位方向について前記第1および第2の電極とそれぞれ重なるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の抵抗型センサ。
  4. 検知部材と、
    前記検知部材と対向し且つX軸上に配置された一対の第1の電極と、
    前記検知部材と対向し且つY軸上に配置された一対の第2の電極と、
    前記検知部材と対向し且つ前記一対の第1の電極間及び前記一対の第2の電極間にそれぞれ配置された感圧抵抗体と、
    前記検知部材と前記一対の第1の電極間に配置された感圧抵抗体との間において、当該感圧抵抗体に対向し且つ前記検知部材が変位するのに伴って、当該感圧抵抗体に近づく方向に変位可能な第3の電極と、
    前記検知部材と前記一対の第2の電極間に配置された感圧抵抗体との間において、当該感圧抵抗体に対向し且つ前記検知部材が変位するのに伴って、当該感圧抵抗体に近づく方向に変位可能な第4の電極と、
    前記検知部材と対向するように配置されており、接地された複数の第1のスイッチ用電極と、
    前記第1のスイッチ用電極と対になり且つ前記第1のスイッチ用電極から離隔するように配置されており、接地電位とは異なる電位に保持された複数の第2のスイッチ用電極とを備えており、
    前記第2のスイッチ用電極が、前記検知部材が変位するのに伴って、前記第1のスイッチ用電極に向かう方向に変位し、前記第1のスイッチ用電極と接触可能であり、
    前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の少なくとも一対が接触状態でない場合には、前記一対の第1の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材のX軸方向に対応した部分の変位を認識可能であり、前記一対の第2の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材のY軸方向に対応した部分の変位を認識可能であると共に、
    前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極の全てが接触状態である場合には、前記一対の第1の電極間の抵抗値の変化及び前記一対の第2の電極間の抵抗値の変化が検出されることに基づいて前記検知部材の中心位置の変位を認識可能であることを特徴とする抵抗型センサ。
  5. 前記一対の第1の電極は、X軸方向に離隔すると共にY軸に対して線対称に2組配置されており、
    前記一対の第2の電極は、Y軸方向に離隔すると共にX軸に対して線対称に2組配置されていることを特徴とする請求項4に記載の抵抗型センサ。
  6. 前記複数対の第1及び第2のスイッチ用電極は、前記検知部材の変位方向について前記第3および第4の電極とそれぞれ重なるように配置されていることを特徴とする請求項4または5に記載の抵抗型センサ。
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