JPH10281904A - 荷重センサ - Google Patents

荷重センサ

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JPH10281904A
JPH10281904A JP9086388A JP8638897A JPH10281904A JP H10281904 A JPH10281904 A JP H10281904A JP 9086388 A JP9086388 A JP 9086388A JP 8638897 A JP8638897 A JP 8638897A JP H10281904 A JPH10281904 A JP H10281904A
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JP
Japan
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load sensor
push switch
elastic plate
shaft
operating
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JP9086388A
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English (en)
Inventor
Hideki Shigemoto
英樹 重本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム機器の操作部やパーソナルコンピュー
タのポインティングデバイス等に使用される荷重センサ
に関し、座標移動と入力が操作軸だけでできる荷重セン
サを提供することを目的とする。 【解決手段】 第一、第二の対の歪み検出素子5,6を
有する弾性板11の中央の操作部13に貫通孔13Aを
設けて操作軸12を上下動可能に嵌合させ、操作軸12
の下方にプッシュスイッチ15を配置した構成とするこ
とにより、操作軸12の水平操作で座標移動用の荷重セ
ンサを、垂直操作で入力スイッチを操作する荷重センサ
を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてゲーム機
器の操作部やパーソナルコンピュータのポインティング
デバイスまたは各種電子機器のリモートコントローラ等
に使用され、操作部を前後左右に操作することにより、
表示画面の座標入力(二次元)を行う荷重センサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の荷重センサとしては、特
開平7−174646号公報に記載された荷重センサが
知られており、その構成は、図9の従来の荷重センサを
用いたポインティングデバイスの斜視図に示すように、
周囲四箇所の端部を固定部4により取付台3へ固定され
た弾性板1の中央部に剛体の操作部2を設け、この操作
部2の先端に弾性板1に平行に力を加えることにより、
弾性板1が変形する構造となっている。
【0003】そして、弾性板1の操作部2と固定部4の
間には、固定部4と操作部2とを結ぶ線上でかつ操作部
2から等距離に、抵抗値の等しい歪み感応抵抗体からな
る第一、第二の二対の歪み検出素子5(5A,5B),
6(6A,6B)が互いに直交する位置関係で設けられ
ている。
【0004】このような構成の荷重センサの動作につい
て説明すると、図10の操作状態を説明する断面図に示
すように、操作部2の先端に弾性板1と平行なアの方
向、すなわち検出素子5Aの方向に力を加えた場合、弾
性板1の第一の対の歪み検出素子5のうち検出素子5A
は凹面に、同5Bは凸面に変形し、この変形により検出
素子5Aの抵抗値は下がり、同5Bの抵抗値は上がるよ
うになり、この第一の対の歪み検出素子5の検出素子5
A,5Bの抵抗値変化の差を演算することにより、抵抗
値変化が二倍に拡大された状態で加えられた力の大きさ
を検出して出力することができる。
【0005】一方、第二の対の歪み検出素子6の検出素
子6A,6Bは、同じ方向のねじり応力が加えられるだ
けなので抵抗値変化の差は発生せず、第一の対の歪み検
出素子5の座標軸方向の力だけが検出できる。
【0006】同様に、操作部2の先端を図9に示す弾性
板1と平行なイの方向、すなわち検出素子5Aと6Aの
中間の方向に力を加える場合には、検出素子5Aと6A
は凹面に、同5Bと6Bは凸面に変形し、この変形によ
り検出素子5Aと6Aの抵抗値は下がり、同5Bと6B
の抵抗値は上がるようになり、第一の対の歪み検出素子
5の歪み検出素子5A,5Bの抵抗値変化の差および第
二の対の歪み検出素子6の歪み検出素子6A,6Bの抵
抗値変化の差をそれぞれ演算し、両者の差を比較するこ
とにより、加えられた力の大きさと方向を検出して出力
することができる。
【0007】このように、操作部2に加えられた力は、
二つの座標軸の方向に分離されてその方向と力を検出す
ることができるように構成されたものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成の荷重センサでは、表示画面のカーソルを移動さ
せるためだけに使用され決定用のスイッチは別に設けら
れており、決定のスイッチ操作の度にスイッチボタンへ
指を移動させなければならないため操作性が悪く、また
セットの小形化に対しても限界があるという欠点があっ
た。
【0009】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、操作軸のみの操作で荷重センサ部とスイッ
チを動作させることを可能とし、セットの小形化が可能
な荷重センサを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の荷重センサは、弾性板の中央の操作部に貫通
孔を設けて操作軸を上下動可能に嵌合させ、操作軸の下
方にプッシュスイッチを配置するように構成したもので
ある。
【0011】この本発明により、操作軸に弾性板と平行
な方向に力を加えると荷重センサ部が、弾性板と垂直な
方向に力を加えるとプッシュスイッチが操作できる荷重
センサを実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、端部を固定され中央に貫通孔付きの操作部を有する
弾性板と、操作部の貫通孔と上下動可能に嵌合され下方
側に押し込むことにより下方に配された弾性復帰型のプ
ッシュスイッチを動作させる操作軸と、弾性板を端部の
固定部で保持し中央にプッシュスイッチを保持する筐体
と、弾性板上に設けられた少なくとも二つの歪み検出素
子からなる構成の荷重センサとしたものであり、操作軸
に弾性板と平行な方向に力を加えると荷重センサ部を、
弾性板と垂直な方向に力を加えるとプッシュスイッチを
操作できるので、操作性の良い荷重センサを提供するこ
とができるという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、プッシュスイッチを節度付きプッシュス
イッチとした構成のものであり、請求項1記載の発明に
よる作用に加えて、操作軸で荷重センサ部を操作する
際、誤ってプッシュスイッチを動作させることを防ぐと
共に、プッシュスイッチの動作を操作フィーリングでも
確認することができるという作用を有する。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、プッシュスイッチを動作させる
ために操作軸を押し込んだ状態では操作軸の外径と操作
部の貫通孔の内径の間に隙間が生じ、プッシュスイッチ
の弾性復帰力により操作軸が押し上げられた状態では両
者の間に隙間が生じないように操作軸の外径と操作部の
貫通孔の内径をテーパ又は段差を有する嵌合とした構成
のものであり、操作軸を弾性板と平行に操作する時は軸
ガタが小さくなるので荷重センサ部を操作し易く、プッ
シュスイッチを弾性板と垂直な方向に操作する時は操作
軸の外径を規制されないのでプッシュスイッチ操作時に
荷重センサ部が誤動作することが少ないという作用を有
する。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、絶縁材料からなる
筐体に形成された一対の固定接点と、この固定接点上に
載せられた弾性可動接点によりプッシュスイッチを構成
したものであり、シンプルで安価なことに加えて、高さ
寸法が小さい荷重センサを提供することができるという
作用を有する。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の発明において、プッシュスイッチ
と操作軸の間に弾性の高分子材料からなる緩衝体を配し
た構成のものであり、操作軸を通してプッシュスイッチ
部に大きな衝撃荷重が加わった時に、プッシュスイッチ
部の変形、破損等を防止できるという作用を有する。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、歪み検出素子が弾
性板上に装着した歪みゲージで構成されたものであり、
各種形状、大きさの弾性板を有する荷重センサにフレキ
シブルに対応することができるという作用を有する。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、歪み検出素子が弾
性板上に印刷形成された歪み感応抵抗体で構成されたも
のであり、厚膜印刷等の方法で歪み検出素子を弾性板上
に直接形成することにより、歪み検出素子の位置ずれ、
抵抗値のバラツキ等を小さくできるので、高精度な歪み
検出素子を備えた荷重センサを低コストで量産すること
ができるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図8を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説明
した構成と同一構成の部分には、同一符号を付し、その
詳細な説明を省略する。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による荷重センサを用いたポインティングデバ
イスの断面図、図2は同外観斜視図であり、同図におい
て、周囲四箇所の端部を固定部4により剛体の取付台1
4へ固定された弾性板11の中央部には、中央に貫通孔
13Aを有する操作部13が設けられており、操作軸1
2の嵌合部12Bはこの操作部13の貫通孔13Aで上
下動可能に嵌合保持され、操作軸12の下方には弾性復
帰型のプッシュスイッチ15が取付台14の保持部14
Aで保持されている。
【0021】そして、この弾性板11上には、従来の技
術の場合と同様に、固定部4と操作部13とを結ぶ直線
上でかつ、操作部13から等距離の位置に等しい抵抗値
の歪み感応抵抗体からなる第一、第二の二対の歪み検出
素子5(5A,5B),6(6A,6B)が互いに直交
する位置関係で設けられている。
【0022】以上のように構成された荷重センサを用い
たポインティングデバイスの動作について図3、図4を
用いて説明する。
【0023】図3は上記荷重センサを用いたポインティ
ングデバイスの水平操作を説明する断面図であり、操作
軸12の先端操作部12Aに弾性板11と平行なアの方
向に力を加えて傾けると、操作軸12の嵌合部12Bと
操作部13の貫通孔13Aは小さな隙間で嵌合している
ためその力は操作部13を通して弾性板11に伝えら
れ、弾性板11の第一の対の歪み検出素子5のうち検出
素子5Aは凹面に、同5Bは凸面に変形し、この変形に
より検出素子5Aの抵抗値は下がり、同5Bの抵抗値は
上がることにより、この第一の対の歪み検出素子5の検
出素子5A,5Bの抵抗値変化の差を演算することで抵
抗値変化が二倍に拡大された状態で加えられた力を検出
することができることは従来の技術の場合と同様であ
る。
【0024】一方、第二の対の歪み検出素子6(図2参
照)は、同じ方向のねじり応力が加えられるだけであり
抵抗値変化の差は起こらないで第一の対の歪み検出素子
5の座標軸方向のみ検出できることも従来の技術の場合
と同様である。
【0025】同様に、先端操作部12Aを図2に示す弾
性板11と平行なイの方向、すなわち検出素子5Aと6
Aの中間の方向に力を加える場合には、検出素子5Aと
6Aは凹面に、同5Bと6Bは凸面に変形し、この変形
により検出素子5Aと6Aの抵抗値は下がり、同5Bと
6Bの抵抗値は上がることにより、第一の対の歪み検出
素子5の歪み検出素子5A,5Bの抵抗値変化の差およ
び第二の対の歪み検出素子6の歪み検出素子6A,6B
の抵抗値変化の差をそれぞれ演算し、両者の差を比較す
ることで、加えられた力の大きさと方向を検出して出力
することができることも従来の技術の場合と同様であ
る。
【0026】したがって、本実施の形態によれば、操作
軸12の先端操作部12Aの移動方向を第一、第二の二
対の歪み検出素子5,6のそれぞれの抵抗値変化の差の
比率で、先端操作部12Aの移動量を第一、第二の二対
の歪み検出素子5,6のそれぞれの抵抗値変化の差の大
小で検出することが可能となる。
【0027】なお、この水平操作時において、操作軸1
2の下方に配されたプッシュスイッチ15は、操作軸1
2が傾く際にその下端部12Cで操作ボタン15Aを少
し押さえるが、プッシュスイッチ15の弾性復帰力によ
り動作はしないように構成されている。
【0028】図4は本実施の形態による荷重センサを用
いたポインティングデバイスの垂直操作を説明する断面
図であり、操作軸12の先端操作部12Aに弾性板11
と垂直なウの方向、すなわち下方に押し力を加えると、
操作軸12は嵌合部12Bで操作部13の貫通孔13A
と上下動可能に嵌合しているため操作軸12は下方に押
し込まれ、下方の取付台14上に配置されたプッシュス
イッチ15の操作ボタン15Aが操作軸12の下端部1
2Cに押されることによりプッシュスイッチ15は動作
し、そして操作軸12の先端操作部12Aに加えていた
下方への押し力を除くと、プッシュスイッチ15の弾性
復帰力により操作ボタン15Aは元の状態に戻り、操作
軸12の下端部12Cが上方に押し戻されることにより
操作軸12も元の状態に戻る。
【0029】したがって、本実施の形態によれば、操作
軸12の先端操作部12Aの水平方向操作を第一、第二
の二対の歪み検出素子5,6のそれぞれの抵抗値変化の
差を演算して検出できると共に、同先端操作部12Aを
下方側に押し込むことによりプッシュスイッチ15の操
作もできるので、セットの表示画面の座標移動と入力が
操作軸12だけで操作可能な操作性のよい荷重センサを
提供することができるものである。
【0030】そして、この垂直操作時において、弾性板
11には力が加わらないので、歪み検出素子5および6
の抵抗値は変化しない。
【0031】なお、本実施の形態において、プッシュス
イッチ15を節度付とすることによって、より操作性の
よいものとすることができる。
【0032】また、二対の歪み検出素子5,6は弾性板
11の上面に配置される場合について説明したが、これ
は弾性板11の下面に配置してもよい。
【0033】さらに、歪み検出素子5A,5B,6A,
6Bは弾性板11上に印刷形成した歪み感応抵抗体とし
たが、弾性板11上に装着した歪みゲージを用いてよい
ことは勿論である。
【0034】(実施の形態2)図5は本発明の第2の実
施の形態による荷重センサを用いたポインティングデバ
イスの断面図であり、本実施の形態による荷重センサ
は、上記実施の形態1の場合に対して、操作軸16の嵌
合部16Bと操作部17の貫通孔17Aの形状が異なっ
ている。
【0035】すなわち、図5に示すように、操作軸16
の嵌合部16Bの形状が上部は細く下方に行くにしたが
って太くなるテーパを有しており、操作部17の貫通孔
17Aの形状も同様なテーパを有している。
【0036】以上のように構成された荷重センサを用い
たポインティングデバイスの動作について図6を用いて
説明する。
【0037】図6は本実施の形態による荷重センサを用
いたポインティングデバイスの垂直操作を説明する断面
図であり、操作軸16の先端操作部16Aに弾性板11
と垂直なウの方向、すなわち下方に押し力を加えると操
作軸16は下方側に押し込まれ、操作軸16の下端部1
6Cが下方の取付台14上に配置されたプッシュスイッ
チ15の操作ボタン15Aを押すことによりプッシュス
イッチ15が動作することは実施の形態1と同様である
が、このとき、操作軸16の嵌合部16Bと操作部17
の貫通孔17Aの隙間は大きくなるので操作部17およ
び弾性板11は操作軸16の動きの影響を受け難くな
る。
【0038】したがって、本実施の形態によれば、プッ
シュスイッチ15を操作している時に操作軸16の先端
操作部16Aに水平方向の力が誤って加わったとして
も、操作部17にはその力が伝わりにくいため、荷重セ
ンサ部が誤動作することを少なくすることができると共
に、通常状態においては、プッシュスイッチ15の弾性
復帰力により操作軸16は元の状態に押し戻されている
ため、操作軸16の嵌合部16Bと操作部17の貫通孔
17Aの隙間は小さく、軸ガタが小さく水平操作のし易
い荷重センサとなるものである。
【0039】なお、上記の説明においては、操作軸16
の嵌合部16Bおよび操作部17の貫通孔17Aを共に
テーパ状としたが、嵌合部16Bまたは貫通孔17Aの
いずれか一方を、上方が小径で下方が大径となる段差を
有する形状としてもよいことは勿論である。
【0040】(実施の形態3)図7は本発明の第3の実
施の形態による荷重センサを用いたポインティングデバ
イスの断面図であり、本実施の形態による荷重センサ
は、上記実施の形態1の場合に対して、プッシュスイッ
チの構成方法が異なっている。
【0041】すなわち、図7に示すように、絶縁材料か
らなる取付台18の円形凹部18Aの底面外周に導電性
の外側固定接点18B、底面中央に導電性の中央固定接
点18Cを配し、外側固定接点18Bの上には弾性金属
薄板からなるドーム状の可動接点19の外周下端部19
Aを載せ、さらに可動接点19の上には絶縁材料からな
る操作ボタン20を載せてプッシュスイッチ部21を構
成しており、操作軸12を押して操作ボタン20を下方
に押すと可動接点19が取付台18の中央固定接点18
Cと導通することによって、電気信号を電気信号導出部
18D,18Eから使用電子機器の回路へ伝達する。
【0042】したがって、本実施の形態によれば、取付
台18をプッシュスイッチ部21のスイッチケースと共
用した構成とすることによって、プッシュスイッチも含
めた総合部品点数を少なくできるので、材料代が安価で
作り易く、さらに高さ寸法が小さい荷重センサを提供す
ることができるものである。
【0043】なお、上記の説明において操作ボタン20
と操作軸12を別体としたが、絶縁材料からなる操作軸
12と一体で構成することにより、さらに構成部品点数
を少なくできる。
【0044】(実施の形態4)図8は本発明の第4の実
施の形態による荷重センサを用いたポインティングデバ
イスの断面図であり、本実施の形態による荷重センサ
は、上記実施の形態1の場合に対して、操作軸22とプ
ッシュスイッチ15の操作ボタン15Aとの間に緩衝体
を配置するところが異なっている。
【0045】すなわち、図8に示すように、操作軸22
の下端部22Cとプッシュスイッチ15の操作ボタン1
5Aの間に弾性材料からなる緩衝体23を挿入するもの
であり、操作軸22の先端操作部22Aに下方への大き
な衝撃荷重が加わった時等に、プッシュスイッチ15の
変形、破損等が防止できるという安全性の高い荷重セン
サを提供することができるものである。
【0046】なお、上記の説明においてプッシュスイッ
チ15の操作ボタン15Aと緩衝体23を別体とした
が、同操作ボタン15Aを絶縁性の弾性材料とすること
により、少ない部品点数で同様の効果を得ることができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作軸の
みの操作で荷重センサ部とプッシュスイッチの両方を操
作できる操作性のよい荷重センサを提供することができ
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による荷重センサを
用いたポインティングデバイスの断面図
【図2】同外観斜視図
【図3】同水平操作を説明する断面図
【図4】同垂直操作を説明する断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態による荷重センサを
用いたポインティングデバイスの断面図
【図6】同垂直操作を説明する断面図
【図7】本発明の第3の実施の形態による荷重センサを
用いたポインティングデバイスの断面図
【図8】本発明の第4の実施の形態による荷重センサを
用いたポインティングデバイスの断面図
【図9】従来の荷重センサを用いたポインティングデバ
イスの外観斜視図
【図10】同操作状態を説明する断面図
【符号の説明】
4 固定部 5 第一の対の歪み検出素子 6 第二の対の歪み検出素子 5A,5B,6A,6B 検出素子 11 弾性板 12,16,22 操作軸 12A,16A,22A 先端操作部 12B,16B,22B 嵌合部 12C,16C,22C 下端部 13,17 操作部 13A,17A 貫通孔 14,18 取付台 14A 保持部 15 プッシュスイッチ 15A,20 操作ボタン 18A 円形凹部 18B 外側固定接点 18C 中央固定接点 18D,18E 電気信号導出部 19 可動接点 19A 外周下端部 21 プッシュスイッチ部 23 緩衝体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部を固定され中央に貫通孔付きの操作
    部を有する弾性板と、操作部の貫通孔と上下動可能に嵌
    合され下方側に押し込むことにより下方に配された弾性
    復帰型のプッシュスイッチを動作させる操作軸と、弾性
    板を端部の固定部で保持し中央にプッシュスイッチを保
    持する筐体と、弾性板上に設けられた少なくとも二つの
    歪み検出素子からなる荷重センサ。
  2. 【請求項2】 プッシュスイッチが節度付きプッシュス
    イッチである請求項1記載の荷重センサ。
  3. 【請求項3】 プッシュスイッチを動作させるために操
    作軸を押し込んだ状態では操作軸の外径と操作部の貫通
    孔の内径の間に隙間が生じ、プッシュスイッチの弾性復
    帰力により操作軸が押し上げられた状態では両者の間に
    隙間が生じないように操作軸の外径と操作部の貫通孔の
    内径をテーパ又は段差を有する嵌合とした請求項1また
    は2記載の荷重センサ。
  4. 【請求項4】 絶縁材料からなる筐体に形成された一対
    の固定接点と、この固定接点上に載せられた弾性可動接
    点によりプッシュスイッチを構成した請求項1〜3のい
    ずれか一つに記載の荷重センサ。
  5. 【請求項5】 プッシュスイッチと操作軸の間に弾性の
    高分子材料からなる緩衝体を配した請求項1〜4のいず
    れか一つに記載の荷重センサ。
  6. 【請求項6】 歪み検出素子が弾性板上に装着された歪
    みゲージで構成されたものである請求項1〜5のいずれ
    か一つに記載の荷重センサ。
  7. 【請求項7】 歪み検出素子が弾性板上に印刷形成され
    た歪み感応抵抗体で構成されたものである請求項1〜5
    のいずれか一つに記載の荷重センサ。
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EP98105365A EP0869343B1 (en) 1997-04-04 1998-03-25 Load sensor and pointing equipment incorporating the same
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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