JP2006253650A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ホットエレクトロン書き込み、及び、バンド間トンネリングによるホットホール消去が可能で低電圧動作及び大容量化に適した不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 メモリ機能体18と制御ゲート19からなる第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16、及び、ゲート絶縁膜20と補助ゲート21からなる補助トランジスタ部17を2つの拡散領域13間に有するスプリットゲート構造のメモリセルユニット10を、直列に複数接続したNAND型構成のメモリセルユニット群30を備えてなり、メモリセルユニット群30が、隣接するメモリセルユニット10間で一方の拡散領域13を共有し、共有した拡散領域13にコンタクトを具備しない。また、メモリセルユニット10単位で、第1及び第2メモリトランジスタ部15,16の制御ゲート19に同一電圧が印加可能である。
【選択図】 図3

Description

この発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、より詳細には、電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体を2つ備えたメモリセルをマトリクス状に配列したアレイ構成を有する不揮発性半導体記憶装置に関する。
従来、MONOSメモリでは、電荷保持層として絶縁膜を用いており、また、この電荷保持層と基板間に酸化膜が形成されている。当該MONOSメモリ構造において、電荷保持層と基板間の酸化膜を薄くすると、トンネル電流によるチャージロスが発生しやすくなるため、メモリとしての信頼性の低下が危惧される。
また、書き込み・消去動作に関しては、FN(ファウラー・ノルドハイム)トンネル電流が用いられるが、FNトンネル電流による書き込み・消去を実現するには、高電圧動作が要求される。更に、高信頼性且つ低電圧動作を実現するには、ホットエレクトロン書き込み及びバンド間トンネリングホットホール消去が望ましい。その上、更に大容量化を図るには、NAND型アレイ構造が望まれる。
また、下記の特許文献1には、ホットエレクトロン書き込みを採用したNAND型アレイが、SI(Source Side Injection)−NAND型フラッシュメモリとして報告されており、図1に示すように、補助ゲート1とメモリセルトランジスタ2が直列接続されたアレイ構成を有している。
特許第3020355号明細書
しかしながら、図2に示すような従来のNAND型アレイは、浮遊ゲート3と制御ゲート4からなるスタックゲート5を、拡散層6を介して直列接続したメモリセルアレイ構成を有し、メモリセルの集積密度の点で有利であるが、上述したようにFNトンネル電流にて、書き込み及び消去を行っており、高信頼性且つ低電圧動作を実現する上で障害となり好ましくない。また、1つのメモリセル内に2ビットを記憶するための書き込みを行うには、チャンネルホットエレクトロン書き込みが必要となるため問題となる。
また、図1に示すようなSI−NAND型アレイ構成では、各メモリセルトランジスタ2が補助ゲート1を介して直列に接続されているため、補助ゲート1と拡散層6間に高電界を印加することにより発生させるホットホール注入による消去は困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、NAND型アレイ構成にて、ホットエレクトロン書き込み、及び、バンド間トンネリングによるホットホール消去が可能で低電圧動作及び大容量化に適した不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、半導体表面上に形成された2つの拡散領域と、前記2つの拡散領域間のチャネル領域上の前記拡散領域の一方側に近接する第1チャネル領域上に形成された電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体と制御ゲートからなる第1メモリトランジスタ部と、前記チャネル領域上の前記拡散領域の他方側に近接する第2チャネル領域上に形成された電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体と制御ゲートからなる第2メモリトランジスタ部と、前記チャネル領域の内の前記第1チャネル領域と前記第2チャネル領域の中間に位置する第3チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と補助ゲートからなる補助トランジスタ部と、を有するスプリットゲート構造のメモリセルユニットを、直列に複数接続したNAND型構成のメモリセルユニット群を備えてなり、前記メモリセルユニット群が、隣接する前記メモリセルユニット間で一方の前記拡散領域を共有し、共有した前記拡散領域にコンタクトを具備しないことを特徴とする。
更に、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記特徴に加え、前記メモリセルユニット単位で、前記第1及び第2メモリトランジスタ部の前記制御ゲートに同一電圧を印加可能であることを特徴とする。
更に、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記何れかの特徴に加え、前記第1及び第2メモリトランジスタ部の前記メモリ機能体と前記制御ゲートが、前記補助トランジスタ部の前記補助ゲートの両側に、サイドウォール状に自己整合的に形成されていることを特徴とする。
更に、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記何れかの特徴に加え、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の一方が2本のビット線の一方に接続し、他方が前記2本のビット線の他方に接続して、複数の前記メモリセルユニット群が前記2本のビット線の延伸方向に沿って前記2本のビット線間に並列接続してなることを特徴とする。
更に、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記何れかの特徴に加え、互いに平行な複数のビット線の並列方向に前記メモリセルユニット群を複数配列してなり、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の一方が2本の前記ビット線の一方に接続し、他方が前記2本のビット線の他方に接続し、前記並列方向に隣接する2つの前記メモリセルユニット群は、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の一方同士が、1本の前記ビット線に共通に接続することを特徴とする。
更に、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記の特徴に加え、前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの書き込みは、書き込み対象の前記メモリセルユニットを含む前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の夫々が各別に接続する2本の前記ビット線を選択ビット線とし、前記選択ビット線でない前記ビット線を非選択ビット線とした場合に、2本の前記選択ビット線の内の印加電圧が高い方の前記選択ビット線に隣接する前記非選択ビット線に所定の電圧を印加し、その他の前記非選択ビット線に接地電圧を印加するか、或いは、フローティング状態とすることにより行うことを特徴とする。
更に、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記何れかの特徴に加え、前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの書き込みは、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域間に書き込み電圧を印加し、書き込み対象の前記メモリセルユニットの前記第1または第2メモリトランジスタ部の前記メモリ機能体に、前記第3チャネル領域側からホットエレクトロン注入することにより行うことを特徴とする。
更に、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、上記何れかの特徴に加え、前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの消去は、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の少なくとも一方から供給される消去用正電圧を、消去対象の前記メモリセルユニットの2つの前記拡散領域の内の少なくとも何れか一方に印加し、前記消去用正電圧を印加された前記拡散領域から前記メモリ機能体にホットホール注入することにより行うこと、或いは、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の両方から供給される消去用正電圧を、消去対象の前記メモリセルユニットの2つの前記拡散領域に印加し、前記消去用正電圧を印加された2つの前記拡散領域から2つの前記メモリ機能体に各別にホットホール注入することにより行うことを特徴とする。ここで、前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの消去時に、消去対象の前記メモリセルユニットの前記制御ゲートに消去用負電圧を印加すること、更には、消去対象の前記メモリセルユニットの補助ゲートに負電圧を印加することが好ましい。
更に、上記目的を達成するための本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、半導体表面上に形成された2つの拡散領域と、前記2つの拡散領域間のチャネル領域上の前記拡散領域の一方側に近接する第1チャネル領域上に形成された電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体と制御ゲートからなる第1メモリトランジスタ部と、前記チャネル領域上の前記拡散領域の他方側に近接する第2チャネル領域上に形成された電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体と制御ゲートからなる第2メモリトランジスタ部と、前記チャネル領域の内の前記第1チャネル領域と前記第2チャネル領域の中間に位置する第3チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と補助ゲートからなる補助トランジスタ部と、を有するスプリットゲート構造のメモリセルユニットを、備えてなり、前記メモリセルユニット単位で、前記第1及び第2メモリトランジスタ部の前記制御ゲートに同一電圧を印加可能であることを第2の特徴とする。
更に、上記第2の特徴の不揮発性半導体記憶装置は、前記第1及び第2メモリトランジスタ部の前記メモリ機能体と前記制御ゲートが、前記補助トランジスタ部の前記補助ゲートの両側に、サイドウォール状に自己整合的に形成されていることが好ましい。
更に好ましくは、上記第2の特徴の不揮発性半導体記憶装置は、前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の一方が2本のビット線の一方に接続し、他方が前記2本のビット線の他方に接続して、複数の前記メモリセルユニットが前記2本のビット線の延伸方向に沿って前記2本のビット線間に並列接続してなる。
更に好ましくは、上記第2の特徴の不揮発性半導体記憶装置は、互いに平行な複数のビット線の並列方向に前記メモリセルユニットを複数配列してなり、前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の一方が2本の前記ビット線の一方に接続し、他方が前記2本のビット線の他方に接続し、前記並列方向に隣接する2つの前記メモリセルユニットは、前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の一方同士が、1本の前記ビット線に共通に接続する。
更に好ましくは、上記第2の特徴の不揮発性半導体記憶装置は、前記メモリセルユニットの書き込みが、書き込み対象の前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の夫々が各別に接続する2本の前記ビット線を選択ビット線とし、前記選択ビット線でない前記ビット線を非選択ビット線とした場合に、2本の前記選択ビット線の内の印加電圧が高い方の前記選択ビット線に隣接する前記非選択ビット線に所定の電圧を印加し、その他の前記非選択ビット線に接地電圧を印加するか、或いは、フローティング状態とすることにより行うことを特徴とする。
更に好ましくは、上記第2の特徴の不揮発性半導体記憶装置では、前記メモリセルユニットの書き込みは、前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域間に書き込み電圧を印加し、書き込み対象の前記メモリセルユニットの前記第1または第2メモリトランジスタ部の前記メモリ機能体に、前記第3チャネル領域側からホットエレクトロン注入することにより行う。
更に好ましくは、上記第2の特徴の不揮発性半導体記憶装置では、前記メモリセルユニットの消去は、前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の少なくとも一方から供給される消去用正電圧を、消去対象の前記メモリセルユニットの2つの前記拡散領域の内の少なくとも何れか一方に印加し、前記消去用正電圧を印加された前記拡散領域から前記メモリ機能体にホットホール注入することにより行う、或いは、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の両方から供給される消去用正電圧を、消去対象の前記メモリセルユニットの2つの前記拡散領域に印加し、前記消去用正電圧を印加された2つの前記拡散領域から2つの前記メモリ機能体に各別にホットホール注入することにより行う。ここで、前記メモリセルユニットの消去時に、消去対象の前記メモリセルユニットの前記制御ゲートに消去用負電圧を印加すること、更には、消去対象の前記メモリセルユニットの補助ゲートに負電圧を印加することが好ましい。
尚、前記メモリセルユニットの消去をホットホール注入に代えてホットエレクトロン注入で行い、前記メモリセルユニットの書き込みをホットホール注入で行うようにしても構わない。つまり、書き込み及び消去は、何れもメモリ機能体の電荷蓄積量の変化と捉えれば、ホットホール注入による変化とホットエレクトロン注入による変化の何れを、書き込みまたは消去としても扱っても構わないということである。
以下に、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置(適宜、「本発明装置」と称す)、及び、そのメモリ動作に係る制御方法の一実施の形態を、図面に基づき説明する。
〈第1実施形態〉
図3に、本発明装置が備えるメモリセルユニット10とそのメモリセルユニット10を2つ直列接続してなるメモリセルユニット群30の概略構成を模式的に示す。図3(A)は、メモリセルユニット10の補助ゲート21と素子分離領域11とその間の活性領域12のみを示した平面図で、図3(B)は、図3(A)に示す活性領域12上のX−X’に沿った断面図である。図3(C)は、メモリセルユニット10を後述する3つのトランジスタ部で表した等価回路図である。
図3に示すように、1つのメモリセルユニット10は、活性領域12内に形成された2つの拡散領域13と、その2つの拡散領域13間のチャネル領域14上に順番に配置された第1メモリトランジスタ部15と補助トランジスタ部17と第2メモリトランジスタ部16を備えて構成される。第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16は、2つの拡散領域13に夫々近接する第1チャネル領域14aと第2チャネル領域14b上に、電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体18と制御ゲート19を積層して形成される。補助トランジスタ部17は、第1チャネル領域14aと第2チャネル領域14bの中間に位置する第3チャネル領域14c上に形成されたゲート絶縁膜20と補助ゲート21で構成される。より具体的には、補助ゲート21はポリシリコンまたはポリシリコンと金属サリサイド膜等を図3(A)に示すようにX−X’と直交するストライプパターン状に形成する。第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16の各メモリ機能体18と制御ゲート19は、補助トランジスタ部17を形成した後、補助トランジスタ部17上にメモリ機能体18と制御ゲート19となる膜を順次堆積してエッチバックすることにより、補助ゲート21の両側にサイドウォール状に自己整合的に形成される。メモリ機能体18は、例えば、シリコン酸化膜−シリコン窒化膜−シリコン酸化膜(ONO膜)等の電子を捕獲して蓄積する機能を有するトラッピング膜で形成され、制御ゲート19は、例えば、ポリシリコン等で形成される。拡散領域13は、第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16を形成した後に、各トランジスタ部15〜17をマスクとしてN型の不純物イオンを注入して形成される。尚、メモリセルユニット10は、1つのスプリットゲート型のメモリセルトランジスタとして構成され、2つの拡散領域13は、当該メモリセルトランジスタのソース電極及びドレイン電極となる。また、拡散領域13は、周辺回路用の周辺トランジスタのソース/ドレインと同時に形成されるため、浅い拡散層の形成が可能となる。
第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16の各制御ゲート19は、図3(B)では、夫々分離して形成されているが、本実施形態では、回路上、同じ制御電圧を印加可能に構成している。
本実施形態では、メモリセルユニット群30は、メモリセルユニット10を2つ直列接続して構成される。2つのメモリセルユニット10は、1つの拡散領域13bを共有する。また、メモリセルユニット群30の両端に位置する2つの拡散領域13a,13cは、図示しないが、後述するメモリ動作における信号の入出力端子として、コンタクトを介してメタル配線(ビット線)と接続することになる。中間の拡散領域13bは、2つのメモリセルユニット10を接続するための節点であり、信号の入出力端子として使用しないため、コンタクトを介してメタル配線と接続する必要は無い。従って、メモリセルユニット群30を構成するメモリセルユニット10の数が多いほど、記憶単位当たりのメモリセル面積が小さくなる。
メモリセルユニット群30を構成するメモリセルユニット10が3以上の場合は、図3はその一部の2つの隣接するメモリセルユニット10を示している。
次に、本発明装置のメモリセルユニット群30に対するメモリ動作(データの読み出し動作、書き込み動作、及び、消去動作)について説明する。ここで、全てのメモリ動作の説明において、図4〜図6に示すように、メモリセルユニット群30中の2つのメモリセルユニット10a,10bの制御ゲート19を夫々CG0,CG1とし、補助ゲート21を夫々WL0、WL1とし、4つのメモリトランジスタ部15,16を夫々M0A,M0B,M1A,M1Bとする。そして、メモリセルユニット群30の両端に位置する2つの拡散領域13a,13cをSD0,SD2とし、中間の拡散領域13bをSD1とする。
(読み出し動作)
図4を参照して、メモリセルユニット群30の任意のメモリトランジスタ部M0A,M0B,M1A,M1Bからの読み出し動作について説明する。
メモリセルユニット10a側のメモリトランジスタ部M0Aの読み出し時には、図4(A)に示すように、先ず、SD0をソース,SD2をドレインとして、夫々に0Vと1.5V(読み出し電圧)を印加する。そして、非選択メモリセルユニット10b側を導通状態のトランスファーゲートとすべく、制御ゲートCG1と補助ゲートWL1に夫々7Vと3Vを印加してチャネル領域に反転層を形成する。これにより、選択メモリセルユニット10aは、SD0がソース、SD1がドレインとなり、SD0−SD1間に読み出し電圧が印加される。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0と補助ゲートWL0に夫々0Vと3Vを印加し、補助トランジスタをオン状態にする。また、選択メモリセルユニット10aを流れるドレイン電流(読み出し電流)は、ドレインSD1からの拡散層の延びにより、ドレインSD1側のメモリトランジスタ部M0Bのメモリ記憶体の電荷蓄積量(書き込み状態か消去状態かの違い)に大きく影響されず、専ら、ソースSD0側の読み出し対象のメモリトランジスタ部M0Aのメモリ記憶体の電荷蓄積量により決定される。従って、メモリトランジスタ部M0Aのメモリ記憶体の電荷蓄積量(電子蓄積量)が多い程、メモリトランジスタ部M0Aの閾値電圧が高くなる。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0への印加電圧0Vより、閾値電圧が高いとメモリトランジスタ部M0Aがオフして選択メモリセルユニット10aが非導通状態となり、閾値電圧が低いとメモリトランジスタ部M0Aがオンして選択メモリセルユニット10aが導通状態となり、メモリトランジスタ部M0Aの読み出しが可能となる。
次に、メモリセルユニット10a側のメモリトランジスタ部M0Bの読み出し動作について説明する。図4(B)に示すように、先ず、SD2をソース,SD0をドレインとして、夫々に0Vと1.5V(読み出し電圧)を印加する。そして、非選択メモリセルユニット10b側を導通状態のトランスファーゲートとすべく、制御ゲートCG1と補助ゲートWL1に夫々7Vと3Vを印加してチャネル領域に反転層を形成する。これにより、選択メモリセルユニット10aは、SD0がドレイン、SD1がソースとなり、SD0−SD1間に読み出し電圧が印加される。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0と補助ゲートWL0に夫々0Vと3Vを印加し、補助トランジスタをオン状態にする。また、選択メモリセルユニット10aを流れるドレイン電流(読み出し電流)は、ドレインSD0からの拡散層の延びにより、ドレインSD0側のメモリトランジスタ部M0Aのメモリ記憶体の電荷蓄積量に大きく影響されず、専ら、ソースSD1側の読み出し対象のメモリトランジスタ部M0Bのメモリ記憶体の電荷蓄積量により決定される。従って、メモリトランジスタ部M0Bのメモリ記憶体の電荷蓄積量(電子蓄積量)が多い程、メモリトランジスタ部M0Bの閾値電圧が高くなる。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0への印加電圧0Vより、閾値電圧が高いとメモリトランジスタ部M0Bがオフして選択メモリセルユニット10aが非導通状態となり、閾値電圧が低いとメモリトランジスタ部M0Bがオンして選択メモリセルユニット10aが導通状態となり、メモリトランジスタ部M0Bの読み出しが可能となる。
メモリセルユニット10b側のメモリトランジスタ部M1A,M1Bの読み出し動作については、上記メモリセルユニット10a側の動作に準じて行えばよいので、重複する説明は割愛する。
尚、メモリセルユニット群30を構成するメモリセルユニット10が3以上の場合は、非選択となるメモリセルユニット10が増えるだけで、選択及び非選択の制御ゲート19と補助ゲート21に対する電圧印加条件はメモリセルユニット10が2つの場合と同様に扱えばよい。
(書き込み動作)
次に、図5を参照して、メモリセルユニット群30の任意のメモリトランジスタ部M0A,M0B,M1A,M1Bへの書き込み動作について説明する。
メモリセルユニット10a側のメモリトランジスタ部M0Aの書き込み時には、図5(A)に示すように、先ず、SD0をドレイン,SD2をソースとして、夫々に4V(書き込み電圧)と0Vを印加する。そして、非選択メモリセルユニット10b側を導通状態のトランスファーゲートとすべく、制御ゲートCG1と補助ゲートWL1に夫々10Vと7Vを印加してチャネル領域に反転層を形成する。これにより、選択メモリセルユニット10aは、SD0がドレイン、SD1がソースとなり、SD0−SD1間に書き込み電圧が印加される。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0に10Vの書き込み電圧を印加し、補助ゲートWL0に補助トランジスタの閾値電圧に近い0.5Vを印加し、補助トランジスタを僅かにオン状態にすると、反対側のメモリトランジスタ部M0Bの書き込み状態に関係なく、SD0−SD1間に電流が流れる。つまり、書き込みに供する電子は、ソース(SD1)側からドレイン(SD0)側に流れる。ここで、選択メモリセルユニット10aのチャネル領域14のメモリトランジスタ部M0Aと補助ゲートWL0間には高電界が生じているので、ソース側(補助トランジスタのチャネル領域側)からメモリトランジスタ部M0Aのメモリ機能体に向けて加速されてホットエレクトロン注入され、メモリトランジスタ部M0Aへの書き込みが行われる。尚、反対側のメモリトランジスタ部M0Bに対しては、チャネル領域14のメモリトランジスタ部M0Bと補助ゲートWL0間には高電界が生じないため、電子は十分に加速されずにメモリトランジスタ部M0Bのメモリ機能体へはホットエレクトロン注入されない。
次に、メモリセルユニット10a側のメモリトランジスタ部M0Bの書き込み動作について説明する。図5(B)に示すように、先ず、SD2をドレイン,SD0をソースとして、夫々に4V(書き込み電圧)と0Vを印加する。そして、非選択メモリセルユニット10b側を導通状態のトランスファーゲートとすべく、制御ゲートCG1と補助ゲートWL1に夫々10Vと7Vを印加してチャネル領域に反転層を形成する。尚、この場合、ドレイン電圧4Vを、非選択メモリセルユニット10bを介して、選択メモリセルユニット10a側に供給するため、制御ゲートCG1の印加電圧は高めに設定する。これにより、選択メモリセルユニット10aは、SD1がドレイン、SD0がソースとなり、SD0−SD1間に書き込み電圧が印加される。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0に10Vの書き込み電圧を印加し、補助ゲートWL0に補助トランジスタの閾値電圧に近い0.5Vを印加し、補助トランジスタを僅かにオン状態にすると、反対側のメモリトランジスタ部M0Aの書き込み状態に関係なく、SD0−SD1間に電流が流れる。つまり、書き込みに供する電子は、ソース(SD0)側からドレイン(SD1)側に流れる。ここで、選択メモリセルユニット10aのチャネル領域14のメモリトランジスタ部M0Bと補助ゲートWL0間には高電界が生じているので、ソース側(補助トランジスタのチャネル領域側)からメモリトランジスタ部M0Bのメモリ機能体に向けて加速されてホットエレクトロン注入され、メモリトランジスタ部M0Bへの書き込みが行われる。尚、反対側のメモリトランジスタ部M0Aに対しては、チャネル領域14のメモリトランジスタ部M0Aと補助ゲートWL0間には高電界が生じないため、電子は十分に加速されずにメモリトランジスタ部M0Aのメモリ機能体へはホットエレクトロン注入されない。
上記の如く、メモリセルユニット10a側のメモリトランジスタ部M0A,M0Bの何れのメモリトランジスタ部に対しても、ソース側からのホットエレクトロン注入によるSSI(Source Side Injection)書き込みが行なわれることになり、注入効率を高くできるとともに、書き込み電流も小さくでき、且つ、ドレイン電圧を5V以下に低く抑えることが可能となり、低電圧化・低消費電流化が可能となる。
メモリセルユニット10b側のメモリトランジスタ部M1A,M1Bの書き込み動作については、上記メモリセルユニット10a側の動作に準じて行えばよいので、重複する説明は割愛する。
尚、メモリセルユニット群30を構成するメモリセルユニット10が3以上の場合は、非選択となるメモリセルユニット10が増えるだけで、選択及び非選択の制御ゲート19と補助ゲート21に対する電圧印加条件はメモリセルユニット10が2つの場合と同様に扱えばよい。
(消去方法)
次に、図6を参照して、メモリセルユニット群30の任意のメモリトランジスタ部M0A,M0B,M1A,M1Bの消去動作について説明する。
メモリセルユニット10a側のメモリトランジスタ部M0Aの消去時には、図6(A)に示すように、先ず、SD0をドレイン,SD2をソースとして、夫々に4V(消去用正電圧)と0Vを印加する。そして、非選択メモリセルユニット10b側を導通状態のトランスファーゲートとすべく、制御ゲートCG1と補助ゲートWL1に夫々10Vと3Vを印加してチャネル領域に反転層を形成する。これにより、選択メモリセルユニット10aは、SD0がドレイン、SD1がソースとなり、SD1が0Vに接地される。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0に−6Vの消去用負電圧を印加し、補助ゲートWL0に補助トランジスタをオフするために閾値電圧以下のゲート電圧、例えば負電圧を印加すると、反対側のメモリトランジスタ部M0Bの書き込み状態に関係なく、ドレインSD0の端部にバンド間電流が流れ、制御ゲートCG1とドレインSD0間の高電圧差によって、ホットホールがメモリトランジスタ部M0Aのメモリ記憶体に注入されメモリトランジスタ部M0Aの閾値電圧が低下し、メモリトランジスタ部M0Aの消去が行われる。ここで、補助ゲートWL0に負電圧を印加することで、ホットホール注入の効率が上がり、消去速度を早くできる。尚、反対側のメモリトランジスタ部M0Bでは、制御ゲートCG1とソースSD1間に十分な電圧差が印加されておらず、消去は行われない。
次に、メモリセルユニット10a側のメモリトランジスタ部M0Bの消去動作について説明する。図6(B)に示すように、先ず、SD2をドレイン,SD0をソースとして、夫々に4V(消去用正電圧)と0Vを印加する。そして、非選択メモリセルユニット10b側を導通状態のトランスファーゲートとすべく、制御ゲートCG1と補助ゲートWL1に夫々10Vと3Vを印加してチャネル領域に反転層を形成する。これにより、選択メモリセルユニット10aは、SD1がドレイン、SD0がソースとなり、SD1に4V(消去用正電圧)が印加される。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0に−6Vの消去用負電圧を印加し、補助ゲートWL0に補助トランジスタをオフするために閾値電圧以下のゲート電圧、例えば負電圧を印加すると、反対側のメモリトランジスタ部M0Aの書き込み状態に関係なく、ドレインSD1の端部にバンド間電流が流れ、制御ゲートCG1とドレインSD1間の高電圧差によって、ホットホールがメモリトランジスタ部M0Bのメモリ記憶体に注入されメモリトランジスタ部M0Bの閾値電圧が低下し、メモリトランジスタ部M0Bの消去が行われる。ここで、補助ゲートWL0に負電圧を印加することで、ホットホール注入の効率が上がり、消去速度を早くできる。尚、反対側のメモリトランジスタ部M0Aでは、制御ゲートCG1とソースSD0間に十分な電圧差が印加されておらず、消去は行われない。
次に、メモリセルユニット10a側のメモリトランジスタ部M0A,M0Bの両メモリトランジスタ部の消去動作について説明する。図6(C)に示すように、先ず、SD2とSD0の両端子に4V(消去用正電圧)を印加する。そして、非選択メモリセルユニット10b側を導通状態のトランスファーゲートとすべく、制御ゲートCG1と補助ゲートWL1に夫々10Vと3Vを印加してチャネル領域に反転層を形成する。これにより、選択メモリセルユニット10aは、SD1とSD0に4V(消去用正電圧)が印加される。選択メモリセルユニット10a側の制御ゲートCG0に−6Vの消去用負電圧を印加し、補助ゲートWL0に補助トランジスタをオフするために閾値電圧以下のゲート電圧、例えば負電圧を印加すると、SD0とSD1の両方のドレイン端部にバンド間電流が流れ、制御ゲートCG1とドレインSD0とSD1間の高電圧差によって、ホットホールがメモリトランジスタ部M0A,M0Bの両方のメモリ記憶体に注入されメモリトランジスタ部M0A,M0Bの各閾値電圧が低下し、メモリトランジスタ部M0A,M0Bの両方の消去が同時に行われる。ここで、補助ゲートWL0に負電圧を印加することで、ホットホール注入の効率が上がり、消去速度を早くできる。
上記各消去動作において、補助ゲートWL0を共有する他のメモリセルユニット群30についても、両端のSD0とSD2への印加電圧を同様に行えば、同時に同様の消去が行われることになる。
メモリセルユニット10b側のメモリトランジスタ部M1A,M1Bの消去動作については、上記メモリセルユニット10a側の動作に準じて行えばよいので、重複する説明は割愛する。
尚、メモリセルユニット群30を構成するメモリセルユニット10が3以上の場合は、非選択となるメモリセルユニット10が増えるだけで、選択及び非選択の制御ゲート19と補助ゲート21に対する電圧印加条件はメモリセルユニット10が2つの場合と同様に扱えばよい。
次に、メモリセルユニット群30を用いたメモリセルアレイ構成の一例を図7に示す。図7に示すように、本発明装置で使用するメモリセルアレイは、行方向(補助ゲート21及び制御ゲート19の延伸方向)と列方向(ビット線BL0〜kの延伸方向)に夫々、メモリセルユニット群30を複数配列して構成される。
同一列の複数のメモリセルユニット群30は夫々、一端の拡散領域13が2本のビット線BL,BLi+1の一方に接続し、他端の拡散領域13が該2本のビット線BL,BLi+1の他方に接続して、該2本のビット線BL,BLi+1の 間で相互に並列接続する。尚、各ビット線BLは金属配線により形成され、メモリセルユニット群30の両端の各拡散領域13とビット線BL間はコンタクトを介して接続されるが、中間の拡散領域には外部の信号配線との接続用のコンタクトは存在しない。
また、行方向(ビット線BL0〜kの並列方向)に配列された同一行の複数のメモリセルユニット群30は夫々、補助ゲート21及び制御ゲート19を相互に共有し、一端の拡散領域13が2本のビット線BL,BLi+1(i=0〜k−1)の並列方向)の一方に接続し、他端の拡散領域13が該2本のビット線BL,BLi+1の他方に接続する。ここで、行方向に隣接する2つのメモリセルユニット群30は、両端の拡散領域13の一方同士が、1本のビット線BL(j=1〜k−1)に共通に接続する。
従って、図7に示すメモリセルアレイの中から1または複数のメモリセルユニット群30を選択して、上記各メモリ動作を実行する場合は、メモリ動作の対象となるメモリセルユニット群30に接続する隣接する2本のビット線と2組の補助ゲート21と制御ゲート19を選択して、上記説明の要領で所定の動作電圧を印加する。選択メモリセルユニット群30に行方向に隣接する非選択メモリセルユニット群30に対しては、隣接するビット線間の電圧が0Vとなるようにし、他の非選択メモリセルユニット群30に対しては、ビット線をフローティング状態とする。また、非選択メモリセルユニット群30の補助ゲート21と制御ゲート19は夫々0Vに接地して、各メモリセルユニット10を非活性化する。図8に、図7に示すメモリセルアレイに対する各メモリ動作の動作条件の一例を一覧表にして示す。尚、図8に示す消去動作は、補助ゲートWLに接続する同一行のメモリセルユニット10を一括して消去する場合を想定している。
尚、図8に示す書き込み動作条件において、メモリトランジスタ部Mn,1(B)への書き込みを行う場合、上述の動作条件に加えて、選択メモリセルユニット群30に接続する2本のビット線BL0,BL1(選択ビット線)の内の高電圧(4V印加)側の選択ビット線BL1に隣接する非選択のビット線BL2に、補助ゲートWLnに印加されている補助トランジスタの閾値電圧に近い0.5Vと同電圧を印加することで、ビット線BL1,BL2間の非選択メモリセルユニット群の補助トランジスタがオフし、非選択メモリセルユニット群に接続する2本のビット線BL1,BL2間は非導通となる。この電圧印加方法では、高電圧(4V印加)側の選択ビット線側に位置する非選択メモリセルユニット群にのみ接続する非選択ビット線の内、高電圧(4V印加)側の選択ビット線BL1に隣接する非選択のビット線BL2を除き、電圧印加を要せず(0V印加またはフローティング)、非選択ビット線間を非導通とすることができ、低消費電力化を図る上で好都合である。
図7に示すメモリセルアレイでは、メモリ動作の対象となるメモリセルユニット群30中の何れのメモリセルユニット10を選択するかによって、選択された2本のビット線の何れがソースまたはドレインとなるかが変化する。従って、本発明装置のメモリセルアレイは、ビット線と仮想接地線が交替可能な仮想接地型のNAND型アレイ構成となっている。
以上、本発明装置のメモリセルアレイ構成について詳細に説明したが、メモリセルユニット10を複数直列接続して構成されるメモリセルユニット群30を使用する限りにおいて、メモリセルアレイ構成は、図7に示す実施例に限定されるものではない。また、各メモリ動作における電圧条件は一例であり、具体的なメモリの構成に応じて適宜設定可能である。
〈第2実施形態〉
次に、本発明装置の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第1実施形態と異なり、複数のメモリセルユニット10が直列接続してメモリセルユニット群を構成せずに、単体のメモリセルユニット10として利用する場合について説明する。
図9に、単体でのメモリセルユニット10の概略構成を模式的に示す。図9(A)は、メモリセルユニット10の補助ゲート21と素子分離領域11とその間の活性領域12のみを示した平面図で、図9(B)は、図9(A)に示す活性領域12上のX−X’に沿った断面図である。図9(C)は、メモリセルユニット10を後述する3つのトランジスタ部で表した等価回路図である。
図9に示すように、1つのメモリセルユニット10は、活性領域12内に形成された2つの拡散領域13と、その2つの拡散領域13間のチャネル領域14上に順番に配置された第1メモリトランジスタ部15と補助トランジスタ部17と第2メモリトランジスタ部16を備えて構成される。第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16は、2つの拡散領域13に夫々近接する第1チャネル領域14aと第2チャネル領域14b上に、電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体18と制御ゲート19を積層して形成される。補助トランジスタ部17は、第1チャネル領域14aと第2チャネル領域14bの中間に位置する第3チャネル領域14c上に形成されたゲート絶縁膜20と補助ゲート21で構成される。より具体的には、補助ゲート21はポリシリコンまたはポリシリコンと金属サリサイド膜等を図3(A)に示すようにX−X’と直交するストライプパターン状に形成する。第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16の各メモリ機能体18と制御ゲート19は、補助トランジスタ部17を形成した後、補助トランジスタ部17上にメモリ機能体18と制御ゲート19となる膜を順次堆積してエッチバックすることにより、補助ゲート21の両側にサイドウォール状に自己整合的に形成される。メモリ機能体18は、例えば、シリコン酸化膜−シリコン窒化膜−シリコン酸化膜(ONO膜)等の電子を捕獲して蓄積する機能を有するトラッピング膜で形成され、制御ゲート19は、例えば、ポリシリコン等で形成される。拡散領域13は、第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16を形成した後に、各トランジスタ部15〜17をマスクとしてN型の不純物イオンを注入して形成される。尚、メモリセルユニット10は、1つのスプリットゲート型のメモリセルトランジスタとして構成され、2つの拡散領域13は、当該メモリセルトランジスタのソース電極及びドレイン電極となる。また、拡散領域13は、周辺回路用の周辺トランジスタのソース/ドレインと同時に形成されるため、浅い拡散層の形成が可能となる。
第1メモリトランジスタ部15と第2メモリトランジスタ部16の各制御ゲート19は、図9(B)では、夫々分離して形成されているが、本実施形態では、回路上、同じ制御電圧を印加可能に構成している。
本実施形態では、メモリセルユニット10は単体で利用されるため、メモリセルユニット10の両端に位置する2つの拡散領域13a,13bは、図示しないが、後述するメモリ動作における信号の入出力端子として、コンタクトを介して2本のメタル配線(ビット線)と各別に接続することになる。ここで、記憶単位当たりのメモリセル面積を小さくするために、ビット線の延伸方向(図9(A)のX−X’方向)に隣接する2つのメモリセルユニット10間で、2つの拡散領域13a,13bの一方と他方が1つの拡散領域と1つのコンタクトを共有する。補助ゲート21の延伸方向(ビット線の並列方向)に隣接する2つのメモリセルユニット10間で、2つの拡散領域13a,13bの一方同士が1つのコンタクトを共有して、2本のビット線の内の1本と接続する。この結果、1つのメモリセルユニット10は、2つの拡散領域13a,13bの一方側において、ビット線の延伸方向と補助ゲート21の延伸方向に隣接する他の3つのメモリセルユニット10と1つのコンタクトを共有し、2つの拡散領域13a,13bの他方側においても同様に、ビット線の延伸方向と補助ゲート21の延伸方向に隣接する他の3つのメモリセルユニット10と1つのコンタクトを共有するため、1つのメモリセルユニット10当たりに要するコンタクトの数は0.5個である。
次に、本発明装置のメモリセルユニット10に対するメモリ動作(データの読み出し動作、書き込み動作、及び、消去動作)について説明する。ここで、全てのメモリ動作の説明において、図10〜図12に示すように、メモリセルユニット10の2つの制御ゲート19をCGとし電気的に同電圧が印加される構成とし、補助ゲート21をWL1とし、2つのメモリトランジスタ部15,16を夫々MA,MBとする。そして、メモリセルユニット10の両端に位置する2つの拡散領域13a,13bをSD0,SD1とする。
(読み出し動作)
図10を参照して、メモリセルユニット10の任意のメモリトランジスタ部MA,MBからの読み出し動作について説明する。
メモリトランジスタ部MAの読み出し時には、図10(A)に示すように、先ず、SD0をソース、SD1をドレインとして、夫々に0Vと1.5V(読み出し電圧)を印加する。これにより、SD0−SD1間に読み出し電圧が印加される。制御ゲートCGと補助ゲートWLに夫々0Vと3Vを印加し、補助トランジスタをオン状態にする。また、メモリセルユニット10を流れるドレイン電流(読み出し電流)は、ドレインSD1からの拡散層の延びにより、ドレインSD1側のメモリトランジスタ部MBのメモリ記憶体の電荷蓄積量(書き込み状態か消去状態かの違い)に大きく影響されず、専ら、ソースSD0側の読み出し対象のメモリトランジスタ部MAのメモリ記憶体の電荷蓄積量により決定される。従って、メモリトランジスタ部MAのメモリ記憶体の電荷蓄積量(電子蓄積量)が多い程、メモリトランジスタ部MAの閾値電圧が高くなる。制御ゲートCGへの印加電圧0Vより、閾値電圧が高いとメモリトランジスタ部MAがオフしてメモリセルユニット10が非導通状態となり、閾値電圧が低いとメモリトランジスタ部MAがオンしてメモリセルユニット10が導通状態となり、メモリトランジスタ部MAの読み出しが可能となる。
次に、メモリトランジスタ部MBの読み出し動作について説明する。図10(B)に示すように、先ず、SD1をソース,SD0をドレインとして、夫々に0Vと1.5V(読み出し電圧)を印加する。これにより、SD0−SD1間に読み出し電圧が印加される。制御ゲートCGと補助ゲートWLに夫々0Vと3Vを印加し、補助トランジスタをオン状態にする。また、メモリセルユニット10を流れるドレイン電流(読み出し電流)は、ドレインSD0からの拡散層の延びにより、ドレインSD0側のメモリトランジスタ部MAのメモリ記憶体の電荷蓄積量に大きく影響されず、専ら、ソースSD1側の読み出し対象のメモリトランジスタ部MBのメモリ記憶体の電荷蓄積量により決定される。従って、メモリトランジスタ部MBのメモリ記憶体の電荷蓄積量(電子蓄積量)が多い程、メモリトランジスタ部MBの閾値電圧が高くなる。制御ゲートCGへの印加電圧0Vより、閾値電圧が高いとメモリトランジスタ部MBがオフしてメモリセルユニット10が非導通状態となり、閾値電圧が低いとメモリトランジスタ部MBがオンしてメモリセルユニット10が導通状態となり、メモリトランジスタ部MBの読み出しが可能となる。
ここで、読み出し対象の選択メモリセルユニット10と拡散領域SD0,SD1が同じビット線に接続する同一列の非選択メモリセルユニット10は、補助ゲートWLに0Vを印加することにより、補助トランジスタがオフ状態となり、SD0−SD1間にドレイン電流(読み出し電流)が流れずに非活性化される。
(書き込み動作)
次に、図11を参照して、メモリセルユニット10の任意のメモリトランジスタ部MA,MBへの書き込み動作について説明する。
メモリトランジスタ部MAの書き込み時には、図11(A)に示すように、先ず、SD0をドレイン、SD1をソースとして、夫々に4V(書き込み電圧)と0Vを印加する。これにより、SD0−SD1間に書き込み電圧が印加される。制御ゲートCGに10Vの書き込み電圧を印加し、補助ゲートWLに補助トランジスタの閾値電圧に近い0.5Vを印加し、補助トランジスタを僅かにオン状態にすると、反対側のメモリトランジスタ部MBの書き込み状態に関係なく、SD0−SD1間に電流が流れる。つまり、書き込みに供する電子は、ソース(SD1)側からドレイン(SD0)側に流れる。ここで、メモリセルユニット10のチャネル領域14のメモリトランジスタ部MAと補助ゲートWL間には高電界が生じているので、ソース側(補助トランジスタのチャネル領域側)からメモリトランジスタ部MAのメモリ機能体に向けて加速されてホットエレクトロン注入され、メモリトランジスタ部MAへの書き込みが行われる。尚、反対側のメモリトランジスタ部MBに対しては、チャネル領域14のメモリトランジスタ部MBと補助ゲートWL間には高電界が生じないため、電子は十分に加速されずにメモリトランジスタ部MBのメモリ機能体へはホットエレクトロン注入されない。
次に、メモリトランジスタ部MBの書き込み動作について説明する。図11(B)に示すように、先ず、SD1をドレイン,SD0をソースとして、夫々に4V(書き込み電圧)と0Vを印加する。これにより、SD0−SD1間に書き込み電圧が印加される。制御ゲートCGに10Vの書き込み電圧を印加し、補助ゲートWLに補助トランジスタの閾値電圧に近い0.5Vを印加し、補助トランジスタを僅かにオン状態にすると、反対側のメモリトランジスタ部MAの書き込み状態に関係なく、SD0−SD1間に電流が流れる。つまり、書き込みに供する電子は、ソース(SD0)側からドレイン(SD1)側に流れる。ここで、選択メモリセルユニット10のチャネル領域14のメモリトランジスタ部MBと補助ゲートWL間には高電界が生じているので、ソース側(補助トランジスタのチャネル領域側)からメモリトランジスタ部MBのメモリ機能体に向けて加速されてホットエレクトロン注入され、メモリトランジスタ部MBへの書き込みが行われる。尚、反対側のメモリトランジスタ部MAに対しては、チャネル領域14のメモリトランジスタ部MAと補助ゲートWL間には高電界が生じないため、電子は十分に加速されずにメモリトランジスタ部MAのメモリ機能体へはホットエレクトロン注入されない。
上記の如く、メモリトランジスタ部MA,MBの何れのメモリトランジスタ部に対しても、ソース側からのホットエレクトロン注入によるSSI(Source Side Injection)書き込みが行なわれることになり、注入効率を高くできるとともに、書き込み電流も小さくでき、且つ、ドレイン電圧を5V以下に低く抑えることが可能となり、低電圧化・低消費電流化が可能となる。
ここで、書き込み対象の選択メモリセルユニット10と拡散領域SD0,SD1が同じビット線に接続する同一列の非選択メモリセルユニット10は、補助ゲートWLに0Vを印加することにより、補助トランジスタがオフ状態となり、SD0−SD1間にドレイン電流(書き込み電流)が流れずに非活性化される。また、制御ゲートCGにも書き込み電圧は印加されない。
(消去方法)
次に、図12を参照して、メモリセルユニット10の任意のメモリトランジスタ部MA,MBの消去動作について説明する。
メモリトランジスタ部MAの消去時には、図12(A)に示すように、先ず、SD0をドレイン,SD1をソースとして、夫々に4V(消去用正電圧)と0Vを印加する。また、制御ゲートCGに−6Vの消去用負電圧を印加し、補助ゲートWLに補助トランジスタをオフするために閾値電圧以下のゲート電圧、例えば負電圧を印加すると、反対側のメモリトランジスタ部MBの書き込み状態に関係なく、ドレインSD0の端部にバンド間電流が流れ、制御ゲートCGとドレインSD0間の高電圧差によってホットホールがメモリトランジスタ部MAのメモリ記憶体に注入されメモリトランジスタ部MAの閾値電圧が低下し、メモリトランジスタ部MAの消去が行われる。ここで、補助ゲートWLに負電圧を印加することで、ホットホール注入の効率が上がり、消去速度を早くできる。尚、反対側のメモリトランジスタ部MBでは、制御ゲートCGとソースSD1間に十分な電圧差が印加されておらず、消去は行われない。
次に、メモリトランジスタ部MBの消去動作について説明する。図12(B)に示すように、先ず、SD1をドレイン,SD0をソースとして、夫々に4V(消去用正電圧)と0Vを印加する。また、制御ゲートCGに−6Vの消去用負電圧を印加し、補助ゲートWLに補助トランジスタをオフするために閾値電圧以下のゲート電圧、例えば負電圧を印加すると、反対側のメモリトランジスタ部MAの書き込み状態に関係なく、ドレインSD1の端部にバンド間電流が流れ、制御ゲートCGとドレインSD1間の高電圧差によって、ホットホールがメモリトランジスタ部MBのメモリ記憶体に注入されメモリトランジスタ部MBの閾値電圧が低下し、メモリトランジスタ部MBの消去が行われる。ここで、補助ゲートWLに負電圧を印加することで、ホットホール注入の効率が上がり、消去速度を早くできる。尚、反対側のメモリトランジスタ部MAでは、制御ゲートCGとソースSD0間に十分な電圧差が印加されておらず、消去は行われない。
次に、メモリトランジスタ部MA,MBの両メモリトランジスタ部の同時消去動作について説明する。図12(C)に示すように、先ず、SD1とSD0の両端子に4V(消去用正電圧)を印加する。また、制御ゲートCGに−6Vの消去用負電圧を印加し、補助ゲートWLに補助トランジスタをオフするために閾値電圧以下のゲート電圧、例えば負電圧を印加すると、SD0とSD1の両方のドレイン端部にバンド間電流が流れ、制御ゲートCGとドレインSD0とSD1間の高電圧差によって、ホットホールがメモリトランジスタ部MA,MBの両方のメモリ記憶体に注入されメモリトランジスタ部MA,MBの各閾値電圧が低下し、メモリトランジスタ部MA,MBの両方の消去が同時に行われる。ここで、補助ゲートWLに負電圧を印加することで、ホットホール注入の効率が上がり、消去速度を早くできる。
上記各消去動作において、補助ゲートWLを共有する他のメモリセルユニット10についても、両端のSD0とSD1への印加電圧を同様に行えば、同時に同様の消去が行われることになる。
ここで、消去対象の選択メモリセルユニット10と拡散領域SD0,SD1が同じビット線に接続する同一列の非選択メモリセルユニット10は、補助ゲートWLに例えば消去用正電圧を印加することにより、制御ゲートCGとドレインSD0,SD1間に高電圧が印加されずホットホールがメモリトランジスタ部MA,MBのメモリ記憶体に注入されずに非活性化される。また、補助ゲートWLにも0Vが印加されてオフ状態にして、SD0−SD1間に不要な電流が流れるのを防止する。
次に、メモリセルユニット10を用いたメモリセルアレイ構成の一例を図13に示す。図13に示すように、第2実施形態における本発明装置で使用するメモリセルアレイは、行方向(補助ゲート21及び制御ゲート19の延伸方向)と列方向(ビット線BL0〜kの延伸方向)に夫々、メモリセルユニット10を複数配列して構成される。
同一列の複数のメモリセルユニット10は夫々、一端の拡散領域13が2本のビット線BL,BLi+1の一方に接続し、他端の拡散領域13が該2本のビット線BL,BLi+1の他方に接続して、該2本のビット線BL,BLi+1の間で相互に並列接続する。尚、各ビット線BLは金属配線により形成され、メモリセルユニット10の両端の各拡散領域13とビット線BL間はコンタクトを介して接続される。
また、行方向(ビット線BL0〜kの並列方向)に配列された同一行の複数のメモリセルユニット10は夫々、補助ゲート21及び制御ゲート19を相互に共有し、一端の拡散領域13が2本のビット線BL,BLi+1(i=0〜k−1)の並列方向)の一方に接続し、他端の拡散領域13が該2本のビット線BL,BLi+1の他方に接続する。ここで、行方向に隣接する2つのメモリセルユニット10は、両端の拡散領域13の一方同士が、1本のビット線BL(j=1〜k−1)に共通に接続する。
従って、図13に示すメモリセルアレイの中から1または複数のメモリセルユニット10を選択して、上記各メモリ動作を実行する場合は、メモリ動作の対象となるメモリセルユニット10に接続する隣接する2本のビット線と2組の補助ゲート21と制御ゲート19を選択して、上記説明の要領で所定の動作電圧を印加する。選択メモリセルユニット10に行方向に隣接する非選択メモリセルユニット10に対しては、隣接するビット線間の電圧が0Vとなるようにし、他の非選択メモリセルユニット10に対しては、ビット線をフローティング状態とする。また、非選択メモリセルユニット10の補助ゲート21と制御ゲート19は夫々0Vに接地して、各メモリセルユニット10を非活性化する。図14に、図13に示すメモリセルアレイに対する各メモリ動作の動作条件の一例を一覧表にして示す。尚、図14に示す消去動作は、補助ゲートWLに接続する同一行のメモリセルユニット10を一括して消去する場合を想定している。
尚、図14に示す書き込み動作条件において、メモリトランジスタ部Mn,1(B)への書き込みを行う場合、上述の動作条件に加えて、選択メモリセルユニット10に接続する2本のビット線BL0,BL1(選択ビット線)の内の高電圧(4V印加)側の選択ビット線BL1に隣接する非選択のビット線BL2に、補助ゲートWLnに印加されている補助トランジスタの閾値電圧に近い0.5Vと同電圧を印加することで、ビット線BL1,BL2間の非選択メモリセルユニットの補助トランジスタがオフし、非選択メモリセルユニットに接続する2本のビット線BL1,BL2間は非導通となる。この電圧印加方法では、高電圧(4V印加)側の選択ビット線側に位置する非選択メモリセルユニットにのみ接続する非選択ビット線の内、高電圧(4V印加)側の選択ビット線BL1に隣接する非選択のビット線BL2を除き、電圧印加を要せず(0V印加またはフローティング)、非選択ビット線間を非導通とすることができ、低消費電力化を図る上で好都合である。
図13に示すメモリセルアレイでは、メモリ動作の対象となるメモリセルユニット100中の何れのメモリトランジスタ部を選択するかによって、選択された2本のビット線の何れがソースまたはドレインとなるかが変化する。従って、本発明装置のメモリセルアレイは、ビット線と仮想接地線が交替可能な仮想接地型のアレイ構成となっている。
以上、本発明装置のメモリセルアレイ構成について詳細に説明したが、メモリセルアレイ構成は、図13に示す実施例に限定されるものではない。また、各メモリ動作における電圧条件は一例であり、具体的なメモリの構成に応じて適宜設定可能である。
次に、本発明装置の別実施形態について説明する。
上記各実施形態における消去動作おいて、消去対象のメモリセルユニット10の制御ゲートCGに−6Vの消去用負電圧を印加する場合を説明したが、消去対象のメモリトランジスタ部側の拡散領域SD1またはSD0と制御ゲートCG間に消去に十分な高電圧が印加されれば十分であり、拡散領域SD1またはSD0に印加する消去用正電圧が高ければ、制御ゲートCGに印加する電圧は必ずしも負電圧でなくても構わない。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性半導体記憶装置に利用可能であり、より詳細には、電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体を2つ備えたメモリセルをマトリクス状に配列したアレイ構成を有する不揮発性半導体記憶装置に有用である。
従来のSI−NAND型アレイ構成を模式的に示す素子断面図 従来のスタックゲート構造のNAND型アレイ構成を模式的に示す素子断面図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態におけるNAND型アレイを構成するメモリセルユニット群を模式的に示す平面図、断面図、及び、等価回路図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態におけるメモリセルユニット群の読み出し動作における動作条件を示す断面図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態におけるメモリセルユニット群の書き込み動作における動作条件を示す断面図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態におけるメモリセルユニット群の消去動作における動作条件を示す断面図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態におけるNAND型アレイ構成を模式的に示す等価回路図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態におけるNAND型アレイ構成に対する各メモリ動作の動作条件を示す一覧表 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2実施形態における仮想接地型アレイを構成するメモリセルユニット群を模式的に示す平面図、断面図、及び、等価回路図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2実施形態におけるメモリセルユニット群の読み出し動作における動作条件を示す断面図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2実施形態におけるメモリセルユニット群の書き込み動作における動作条件を示す断面図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2実施形態におけるメモリセルユニット群の消去動作における動作条件を示す断面図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2実施形態における仮想接地型アレイ構成を模式的に示す等価回路図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2実施形態における仮想接地型アレイ構成に対する各メモリ動作の動作条件を示す一覧表
符号の説明
1: 補助ゲート
2: メモリセルトランジスタ
3: 浮遊ゲート
4: 制御ゲート
5: スタックゲート
6: 拡散層
10,10a,10b: メモリセルユニット
11: 素子分離領域
12: 活性領域
13,13a,13b,13c: 拡散領域
14: チャネル領域
14a: 第1チャネル領域
14b: 第2チャネル領域
14c: 第3チャネル領域
15: 第1メモリトランジスタ部
16: 第2メモリトランジスタ部
17: 補助トランジスタ部
18: メモリ機能体
19: 制御ゲート
20: ゲート絶縁膜
21: 補助ゲート
30: メモリセルユニット群
CG,CG0,CG1: 制御ゲート
BL〜BL: ビット線
MA,MB,M0A,M0B,M1A,M1B: メモリトランジスタ部
SD0,SD1,SD2: 拡散領域
WL,WL0,WL1: 補助ゲート

Claims (23)

  1. 半導体表面上に形成された2つの拡散領域と、
    前記2つの拡散領域間のチャネル領域上の前記拡散領域の一方側に近接する第1チャネル領域上に形成された電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体と制御ゲートからなる第1メモリトランジスタ部と、
    前記チャネル領域上の前記拡散領域の他方側に近接する第2チャネル領域上に形成された電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体と制御ゲートからなる第2メモリトランジスタ部と、
    前記チャネル領域の内の前記第1チャネル領域と前記第2チャネル領域の中間に位置する第3チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と補助ゲートからなる補助トランジスタ部と、
    を有するスプリットゲート構造のメモリセルユニットを、直列に複数接続したNAND型構成のメモリセルユニット群を備えてなり、
    前記メモリセルユニット群が、隣接する前記メモリセルユニット間で一方の前記拡散領域を共有し、共有した前記拡散領域にコンタクトを具備しないことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルユニット単位で、前記第1及び第2メモリトランジスタ部の前記制御ゲートに同一電圧を印加可能であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1及び第2メモリトランジスタ部の前記メモリ機能体と前記制御ゲートが、前記補助トランジスタ部の前記補助ゲートの両側に、サイドウォール状に自己整合的に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の一方が2本のビット線の一方に接続し、他方が前記2本のビット線の他方に接続して、複数の前記メモリセルユニット群が前記2本のビット線の延伸方向に沿って前記2本のビット線間に並列接続してなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 互いに平行な複数のビット線の並列方向に前記メモリセルユニット群を複数配列してなり、
    前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の一方が2本の前記ビット線の一方に接続し、他方が前記2本のビット線の他方に接続し、
    前記並列方向に隣接する2つの前記メモリセルユニット群は、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の一方同士が、1本の前記ビット線に共通に接続することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの書き込みは、書き込み対象の前記メモリセルユニットを含む前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の夫々が各別に接続する2本の前記ビット線を選択ビット線とし、前記選択ビット線でない前記ビット線を非選択ビット線とした場合に、2本の前記選択ビット線の内の印加電圧が高い方の前記選択ビット線に隣接する前記非選択ビット線に所定の電圧を印加し、その他の前記非選択ビット線に接地電圧を印加するか、或いは、フローティング状態とすることにより行うことを特徴とする請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの書き込みは、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域間に書き込み電圧を印加し、書き込み対象の前記メモリセルユニットの前記第1または第2メモリトランジスタ部の前記メモリ機能体に、前記第3チャネル領域側からホットエレクトロン注入することにより行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの消去は、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の少なくとも一方から供給される消去用正電圧を、消去対象の前記メモリセルユニットの2つの前記拡散領域の内の少なくとも何れか一方に印加し、前記消去用正電圧を印加された前記拡散領域から前記メモリ機能体にホットホール注入することにより行うことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの消去は、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の両方から供給される消去用正電圧を、消去対象の前記メモリセルユニットの2つの前記拡散領域に印加し、前記消去用正電圧を印加された2つの前記拡散領域から2つの前記メモリ機能体に各別にホットホール注入することにより行うことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの消去時に、消去対象の前記メモリセルユニットの前記制御ゲートに消去用負電圧を印加することを特徴とする請求項8または9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 前記メモリセルユニット群の1つの前記メモリセルユニットの消去時に、消去対象の前記メモリセルユニットの補助ゲートに負電圧を印加することを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 前記メモリセルユニットの書き込みをホットホール注入で、前記メモリセルユニットの消去をホットエレクトロン注入で行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  13. 半導体表面上に形成された2つの拡散領域と、
    前記2つの拡散領域間のチャネル領域上の前記拡散領域の一方側に近接する第1チャネル領域上に形成された電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体と制御ゲートからなる第1メモリトランジスタ部と、
    前記チャネル領域上の前記拡散領域の他方側に近接する第2チャネル領域上に形成された電荷の多寡により情報を記憶するメモリ機能体と制御ゲートからなる第2メモリトランジスタ部と、
    前記チャネル領域の内の前記第1チャネル領域と前記第2チャネル領域の中間に位置する第3チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と補助ゲートからなる補助トランジスタ部と、
    を有するスプリットゲート構造のメモリセルユニットを、備えてなり、
    前記メモリセルユニット単位で、前記第1及び第2メモリトランジスタ部の前記制御ゲートに同一電圧を印加可能であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  14. 前記第1及び第2メモリトランジスタ部の前記メモリ機能体と前記制御ゲートが、前記補助トランジスタ部の前記補助ゲートの両側に、サイドウォール状に自己整合的に形成されていることを特徴とする請求項13に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  15. 前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の一方が2本のビット線の一方に接続し、他方が前記2本のビット線の他方に接続して、複数の前記メモリセルユニットが前記2本のビット線の延伸方向に沿って前記2本のビット線間に並列接続してなることを特徴とする請求項13または14に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  16. 互いに平行な複数のビット線の並列方向に前記メモリセルユニットを複数配列してなり、
    前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の一方が2本の前記ビット線の一方に接続し、他方が前記2本のビット線の他方に接続し、
    前記並列方向に隣接する2つの前記メモリセルユニットは、前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の一方同士が、1本の前記ビット線に共通に接続することを特徴とする請求項13〜15の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  17. 前記メモリセルユニットの書き込みは、書き込み対象の前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の夫々が各別に接続する2本の前記ビット線を選択ビット線とし、前記選択ビット線でない前記ビット線を非選択ビット線とした場合に、2本の前記選択ビット線の内の印加電圧が高い方の前記選択ビット線に隣接する前記非選択ビット線に所定の電圧を印加し、その他の前記非選択ビット線に接地電圧を印加するか、或いは、フローティング状態とすることにより行うことを特徴とする請求項16に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  18. 前記メモリセルユニットの書き込みは、前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域間に書き込み電圧を印加し、書き込み対象の前記メモリセルユニットの前記第1または第2メモリトランジスタ部の前記メモリ機能体に、前記第3チャネル領域側からホットエレクトロン注入することにより行うことを特徴とする請求項13〜17の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  19. 前記メモリセルユニットの消去は、前記メモリセルユニットの両端に位置する前記拡散領域の少なくとも一方から供給される消去用正電圧を、消去対象の前記メモリセルユニットの2つの前記拡散領域の内の少なくとも何れか一方に印加し、前記消去用正電圧を印加された前記拡散領域から前記メモリ機能体にホットホール注入することにより行うことを特徴とする請求項13〜18の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  20. 前記メモリセルユニットの消去は、前記メモリセルユニット群の両端に位置する前記拡散領域の両方から供給される消去用正電圧を、消去対象の前記メモリセルユニットの2つの前記拡散領域に印加し、前記消去用正電圧を印加された2つの前記拡散領域から2つの前記メモリ機能体に各別にホットホール注入することにより行うことを特徴とする請求項13〜18の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  21. 前記メモリセルユニットの消去時に、消去対象の前記メモリセルユニットの前記制御ゲートに消去用負電圧を印加することを特徴とする請求項19または20に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  22. 前記メモリセルユニットの消去時に、消去対象の前記メモリセルユニットの補助ゲートに負電圧を印加することを特徴とする請求項19〜21の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  23. 前記メモリセルユニットの書き込みをホットホール注入で、前記メモリセルユニットの消去をホットエレクトロン注入で行うことを特徴とする請求項13〜17の何れか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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