JP2006253560A - 半導体ウエーハ用の研磨ヘッド及び研磨装置並びに研磨方法 - Google Patents

半導体ウエーハ用の研磨ヘッド及び研磨装置並びに研磨方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体ウエーハの外周部における過研磨を防ぐとともに、エッジ部の圧痕やキズを効果的に防ぐことができる研磨ヘッド等を提供する。
【解決手段】キャリア3と、ガイドリング4と、ドレスリング5を保持するとともに回転可能であり、内側に空間部8が形成された逆椀状のヘッド本体2とを有し、ヘッド本体の下縁部に、ドレスリングと、ガイドリング及びキャリアの少なくとも一方をダイヤフラム6を介して連結して保持するとともにヘッド本体の空間部が密閉されており、研磨の際、密閉された空間部の圧力を、該空間部に連結された圧力調整機構9で調整することにより、ダイヤフラムを弾性変形させて、キャリアに保持されたウエーハWとドレスリングを定盤12上の研磨布11に対して回転しながら所定の押圧力で押し付けて研磨することができる研磨ヘッド1。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリコンウエーハ等の半導体ウエーハの表面を研磨する際にウエーハを保持するための研磨ヘッド、及びそれを備えた研磨装置並びに研磨方法に関する。
シリコンウエーハ等の半導体ウエーハの表面を研磨する装置として、ウエーハを片面ずつ研磨する片面研磨装置と、両面同時に研磨する両面研磨装置とがある。
一般的な片面研磨装置は、例えば図12に示したように、研磨布74が貼り付けられた定盤73と、研磨剤供給機構76と、研磨ヘッド72等から構成されている。このような研磨装置71では、研磨ヘッド72でウエーハWを保持し、研磨剤供給機構76から研磨布74上に研磨剤75を供給するとともに、定盤73と研磨ヘッド72をそれぞれ回転させてウエーハWの表面を研磨布74に摺接させることにより研磨を行う。
ウエーハを保持する方法としては、平坦な円盤状のプレートにワックス等の接着剤を介してウエーハを貼り付ける方法、軟質のパッド(バッキングパッド)で水貼りする方法、真空吸着する方法などがある。
図14は、バッキングパッドでウエーハを保持する研磨ヘッドの一例の概略を示している。この研磨ヘッド91は、セラミックス等からなる円盤状のキャリア92の下面にポリウレタン等の弾性パッド(バッキングパッド)95が貼り付けられており、このパッド95に水分を吸収させてウエーハWを表面張力により保持する。また、研磨中にキャリア92からウエーハWが外れるのを防ぐため、キャリア92の周りにリング(リテーナリング)94が設けられている。
例えばシリコンウエーハを研磨する場合、リテーナリングは、ウエーハのエッジ部にキズや圧痕が発生するのを防ぐためにシリコン単結晶よりも柔らかく、かつ、金属汚染を防止するため、硫化フェニレン等のプラスチック製のものが一般的に用いられる。しかし、研磨の際、研磨剤がリテーナリングとウエーハのエッジ部(面取り部)との間に入り込み、また、研磨中のウエーハは回転自在であるため、ウエーハとの接触によりリテーナリングの内周面が研磨されて溝が形成されやすい。そして、この溝にウエーハのエッジ部が入り込んでしまうと、キャリアの押圧により面内均一に押圧されているウエーハにリテーナリングの押圧が加わり外周部に影響して、研磨されたウエーハの外周部の平坦度が悪化するという問題がある。
従って、このようなウエーハの外周部における平坦度の悪化を防ぐには、リテーナリングを頻繁に交換する必要があり、コスト上昇の原因となってしまう。
ウエーハの外周部における過剰な研磨(過研磨)を防ぐため、キャリアの押圧調整機構とは別に、リテーナリングの押圧を調整するためのチューブやダイヤフラムを備えた研磨ヘッドが提案されている(特許文献1参照)。このようなリテーナリングの押圧調整機構により研磨布に対するリテーナリングの押圧を調整して研磨布の波打ち変形を防ぐことでウエーハ外周部の過研磨を防ぐことができるとされている。
また、研磨中にウエーハがキャリアから外れるのを防ぐため、キャリアの周囲にリング状のガイドと、その外側に研磨布を押圧するための押圧リングを設け、さらに、押圧リングの押圧力を調整するためのエアシリンダやローラを備えた研磨ヘッドが提案されている(特許文献2参照)。
通常、押圧リングは磨耗が少なく、研磨布との摩擦抵抗が少ないセラミックス等の硬い材質が用いられている。上記のように押圧リング(リテーナリング)専用の押圧調整機構を設けた場合、押圧リングの押圧が、ウエーハの押圧に直接影響することを避けることができる。しかし、ウエーハも押圧リングも研磨中に常に研磨布との摩擦によりスラスト方向に強い力を受け、通常、研磨中の摩擦係数はウエーハの方が大きく、ウエーハのエッジ部と、ウエーハを収容するガイドリングの内周面の接触部に研磨剤等の異物が入り込んだ場合に、ウエーハの押圧機構、押圧リングの押圧機構が別々で互いに独立になっているため、ウエーハ、あるいはガイドリングやキャリアが横ずれした時に押圧リングに接触し、ウエーハを収容するガイドの内周面の材質がプラスチックであっても、ウエーハエッジ部に圧痕やキズが発生し易い。
特許第3158934号公報 特許第3045966号公報
上記問題点に鑑み、本発明は、半導体ウエーハの外周部における過研磨を防ぐとともに、エッジ部の圧痕やキズを効果的に防ぐことができる研磨ヘッドを提供することを主な目的とする。
本発明によれば、半導体ウエーハの表面を定盤上に貼り付けた研磨布に摺接させて研磨する際に前記ウエーハを保持するための研磨ヘッドであって、少なくとも、
前記ウエーハの裏面を保持するための円盤状のキャリアと、
該キャリアの外周部に沿って前記ウエーハの裏面を保持する面から下方に突出し、前記ウエーハのエッジ部を保持するためのガイドリングと、
該ガイドリングの周囲に位置し、前記研磨布を押圧するためのドレスリングと、
前記キャリアと、ガイドリングと、ドレスリングを保持するとともに回転可能であり、内側に空間部が形成された逆椀状のヘッド本体とを有し、
前記ヘッド本体の下縁部に、前記ドレスリングと、前記ガイドリング及びキャリアの少なくとも一方を、ダイヤフラムを介して連結して保持するとともに前記ヘッド本体の空間部が密閉されており、研磨の際、前記密閉された空間部の圧力を、該空間部に連結された圧力調整機構で調整することにより、前記ダイヤフラムを弾性変形させて、前記キャリアに保持されたウエーハと前記ドレスリングを前記定盤上の研磨布に対して回転しながら所定の押圧力で押し付けて研磨することができるものであることを特徴とする研磨ヘッドが提供される(請求項1)。
このように本発明の研磨ヘッドは、ドレスリングと、ガイドリング及びキャリアの少なくとも一方が、同じダイヤフラムを介してヘッド本体に連結して保持されており、研磨の際、キャリアに保持されたウエーハと、ドレスリングは、ダイヤフラムの横方向の変形により実質的に連動することになる。そのため、研磨中のスラスト方向の摩擦力が互い異なっていても、ウエーハのエッジ部がガイドリングを介してドレスリングに当たる際の衝撃を極めて小さく抑えることができ、エッジ部に圧痕等が生じるのを効果的に防ぐことができる。また、ドレスリングがウエーハの周辺の研磨布を押圧して波打ち変形を防ぐため、ウエーハ外周部の過研磨も効果的に抑えることができる。さらに、ガイドリングにウエーハとの接触に起因する溝が形成されることがなく、その寿命が長くなるという利点もある。
この場合、前記キャリアの上側に配置された裏板を有し、該裏板が前記ダイヤフラムを介して前記ドレスリングの上方に取り付けられていることにより、前記ヘッド本体の空間部が2つのチャンバーに仕切られており、研磨の際、下側のチャンバーの圧力を、該下側のチャンバーに連結されたウエーハ押圧調整機構で調整することにより、前記ドレスリングとキャリアとの間で前記ダイヤフラムを弾性変形させて、前記キャリアに保持されたウエーハの研磨布に対する押圧力をさらに調整することができるものとしてもよい(請求項2)。
このようにキャリアの上側に裏板を配置し、ドレスリングとキャリアとの間でもダイヤフラムを弾性変形させてウエーハの押圧力を別途調整することができるものとすれば、キャリアに保持されたウエーハの押圧力と、ドレスリングの押圧力を微妙に変えることもできる。そして、このような押圧の微調整により、ウエーハの外周部の過研磨やエッジ部の圧痕等をより効果的に防ぐことも可能となる。
この場合、前記キャリアのウエーハの裏面を保持する面にバッキングパッドが設けられていることが好ましい(請求項3)。
バッキングパッドを設けたものであれば、ウエーハをより確実に保持して研磨を行うことができる。従って、この研磨ヘッドを用いれば、エッジ部の圧痕等をより確実に防ぎ、より高品質の半導体ウエーハに仕上げることができる。
前記キャリアはセラミックプレートとすることができる(請求項4)。
セラミックプレートのキャリアであれば、半導体ウエーハの金属汚染等を防ぐことができ、また、高い剛性を有するため、ウエーハを高い平坦度に仕上げるのに適している。
また、前記キャリアの厚さ方向に、前記ウエーハを真空吸着保持するための貫通孔が形成され、該貫通孔に連通するウエーハ吸着機構を具備するものとしてもよい(請求項5)。
このようにウエーハ吸着機構を備えたものであれば、ウエーハをより確実に保持して研磨を行うことができ、また、研磨後、キャリアの貫通孔からウエーハの裏面にガスを吹き付けることでキャリアからウエーハを容易に外すことができる。
また、前記キャリアが可撓性の膜であり、該可撓性の膜を固定するための貫通孔が形成された固定盤と、該固定盤の貫通孔に連通するウエーハ吸着機構及び押圧調整機構を具備するものとすることもできる(請求項6)。
可撓性の膜と(ヘッド本体の空間部を仕切る)固定盤によりウエーハを真空吸着して、ウエーハを確実に保持することができ、研磨中にはウエーハの押圧を調整することができ、また、研磨後、固定盤の貫通孔のラインを通じてガスを吹き付けて可撓性の膜を膨らませることでキャリアからウエーハを容易に外すことができる。
さらに、本発明では、半導体ウエーハの表面を研磨する際に使用する研磨装置であって、少なくとも、定盤上に貼り付けられた研磨布と、該研磨布上に研磨剤を供給するための研磨剤供給機構と、前記半導体ウエーハを保持するための研磨ヘッドとして、前記本発明に係る研磨ヘッドを具備するものであることを特徴とする研磨装置が提供される(請求項7)。
本発明に係る研磨ヘッドを備えた研磨装置であれば、研磨中、ウエーハのエッジ部がガイドリングを介してドレスリングに当たる際の衝撃を極めて小さく抑え、ウエーハのエッジ部に圧痕等が生じるのを効果的に防ぐことができる。また、ドレスリングにより研磨布の波打ち変形が抑制され、ウエーハの外周部における過剰な研磨を防ぐことができる。
また、本発明では、半導体ウエーハの表面を研磨する方法であって、前記本発明に係る研磨ヘッドによって前記ウエーハを保持し、前記ヘッド本体の密閉された空間部の圧力を、該空間部に連結された圧力調整機構で調整することにより、前記ダイヤフラムを弾性変形させて、前記キャリアに保持されたウエーハと前記ドレスリングを定盤上の研磨布に対して回転しながら所定の押圧力で押し付けて研磨することを特徴とする半導体ウエーハの研磨方法が提供される(請求項8)。
すなわち、本発明に係る研磨ヘッドを用いて半導体ウエーハの表面研磨を行えば、研磨中、ウエーハのエッジ部がガイドリングを介してドレスリングに当たる際の衝撃を極めて小さく抑えるとともに、ドレスリングにより研磨布の波打ち変形を抑制することができる。従って、エッジ部の圧痕や外周部の過剰な研磨が極めて少ない高品質の半導体ウエーハに仕上げることができる。
本発明の研磨ヘッドは、ヘッド本体と、研磨布を押圧するドレスリングと、ウエーハを保持するためのガイドリング及び/又はキャリアとがダイヤフラムで連結されており、ドレスリングと、キャリアに保持されたウエーハとがダイヤフラムの弾性変形を介して連動する。従って、研磨中のスラスト方向の摩擦力が互い異なっていても、ウエーハのエッジ部がガイドリングを介してドレスリングに当たる際の衝撃を極めて小さく抑えることができ、エッジ部における圧痕やキズの発生を効果的に防ぐことができる。
また、ガイドリングで研磨布を押圧せずにウエーハのエッジ部を保持することで、ウエーハの外周部まで均一な荷重を掛けることができ、一方、ガイドリングの外側に位置するドレスリングで研磨布を押圧するため、研磨布の波打ち変形を防ぐことができる。従って、この研磨ヘッドによりウエーハを保持して研磨を行うことで外周部まで平坦度の優れたウエーハに仕上げることができる。
さらに、ガイドリングにウエーハとの接触に起因する溝が形成されることがなく、その寿命が長くなるという利点もある。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明に係る研磨ヘッド及び研磨装置について具体的に説明する。
図1は、本発明に係る研磨ヘッドの一例(第1の態様)を示している。この研磨ヘッド1は、逆椀状のヘッド本体2を有し、ヘッド本体2の内側には空間部8が形成されている。ヘッド本体2は回転可能であり、上部中央には圧力調整機構9に連通する圧力調整用の貫通孔10が設けられている。
ヘッド本体2の下縁部には、同心円状に配置された円盤状のキャリア3と、ガイドリング4と、ドレスリング5とがダイヤフラム6を介して連結されている。このようなダイヤフラム6を介した連結により、ヘッド本体2が、キャリア3と、ガイドリング4と、ドレスリング5を保持するとともに、ヘッド本体2の空間部8が密閉された状態となっている。
ダイヤフラム6は、エラストマー、ゴム等、弾力性の高い材質を好適に使用することができる。このような材質からなる1枚のダイヤフラム6が、ヘッド本体2と、ドレスリング5と、ガイドリング4と、キャリア3にそれぞれボルト等で固定されることで連結され、ヘッド本体2の空間部8が密閉された状態となる。
キャリア3は、半導体ウエーハWの裏面(研磨される側と反対側の面)を保持するためのものであり、剛性が高く、ウエーハWの金属汚染を引き起こさないものを使用することができる。例えばアルミナ等のセラミック製の円形プレートを好適に使用することができる。
また、キャリア3はウエーハWの裏面全体を支持するため、研磨するウエーハWと同じ径の大きさとするか、僅かに大きい程度とすることが好ましい。
キャリア3のウエーハWの裏面を保持する面(保持面)には、シート状の弾性体(バッキングパッド7)が設けられている。例えば、キャリア(セラミックプレート)3の保持面に発泡ポリウレタン製のバッキングパッド7を両面粘着テープ等で固定する。このようなバッキングパッド7を設けて水を含ませることで、バッキングパッド7に含まれる水の表面張力によりウエーハWを確実に保持することができる。
キャリア3の外周部にはガイドリング4が嵌め込まれている。ガイドリング4は、ウエーハWのエッジ部を保持するためのものであり、キャリア3の外周部に沿って、ウエーハWの裏面を保持する面(保持面)から下方に突出している。ただし、ガイドリング4は、研磨中、ウエーハWのエッジ部を保持してウエーハWがキャリア3から外れるのを防ぐ一方、研磨布11を押圧しないようにする。例えば0.8mm程度の厚さを有する通常のシリコンウエーハの研磨に使用するものであれば、ガイドリング4は、キャリア3の保持面あるいはバッキングパッド7から0.4〜0.7mm程度の範囲で突出させればよい。
また、ガイドリング4は、ウエーハWのエッジ部を保持して研磨中に外れるのを防ぐためのものであるので、そのリング幅は特に厚くする必要はなく、通常は0.3〜3mm程度の厚さとすればよい。
なお、ガイドリング4をキャリア3と一体的に形成し、これをダイヤフラム6と連結させてもよい。また、キャリア3にガイドリング4が嵌め込まれている場合でも、それらが一体化されていれば、キャリア3とガイドリング4のいずれか一方にダイヤフラム6を連結するようにしてもよい。
ガイドリング4の材質は、ウエーハWを汚染せず、かつ、キズや圧痕を付けないために、ウエーハよりも柔らかい材質とすることが好ましい。例えばシリコンウエーハの研磨に使用するのであれば、ポリエーテルケトン(PEEK)、ポリアセタール(POM)、MCナイロン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、硫化ポリフェニレン(PPS)等のプラスチック製のガイドリングが好適である。
なお、キャリアとガイドリングを一体的に形成した場合には、ウエーハのエッジ部が接触する部分、すなわちガイドリングの内側面に相当する部分は上記PEEK、POM、MCナイロン、PET、PPS等のプラスチックで形成することが好ましい。
ガイドリング4の周囲にはドレスリング5が位置している。ドレスリング5は、研磨中、研磨布11を押圧して研磨布11の波打ち変形を防ぐためのものであり、そのリング幅は、例えば5〜30mm程度の比較的厚い幅とすることが好ましい。
ドレスリング5の材質は、ウエーハの金属汚染を引き起こさず、研磨布11との接触による磨耗が極力少ないものとすることが好ましい。例えばアルミナ製のリングを好適に使用することができる。
ガイドリング4とドレスリング5との間には、その間でダイヤフラム6が弾性変形できるように僅かに間隙が設けられている。この間隙が狭過ぎるとダイヤフラム6が弾性変形し難くなり、一方、広過ぎるとウエーハの周辺部での研磨布11の波打ち変形を十分防ぐことができなくなるおそれがある。従って、ガイドリング4とドレスリング5との間には0.2〜2mm程度の間隙を設けることが好ましい。
ドレスリング5は、ダイヤフラム6を介してヘッド本体2の下縁部と連結されている。ヘッド本体2の下縁部とドレスリング5との間でもダイヤフラム6が弾性変形できるように間隙が設けられている。このヘッド本体2とドレスリング5との間の間隙も、ダイヤフラム6の弾性変形を確保し、また、研磨ヘッドの大型化を防止するため、0.5〜15mm程度とすることが好ましい。
図7は、上記研磨ヘッド1を備えた研磨装置17の概略を示している。この研磨装置17は、研磨ヘッド1のほか、定盤12上に貼り付けられた研磨布11と、研磨布11上に研磨剤16を供給するための研磨剤供給機構13を具備している。
この研磨装置17を用いてウエーハWを研磨するには、まず、水を含ませたバッキングパッド7にウエーハWを貼りつけてウエーハWの裏面をキャリア3で保持するとともに、ウエーハWのエッジ部をガイドリング4で保持する。
そして、研磨剤供給機構13から研磨布11上に研磨剤16を供給するとともに、研磨ヘッド1と定盤12をそれぞれ所定の方向に回転させながらウエーハWを研磨布11に摺接させる。このとき、ヘッド本体2の密閉された空間部8の圧力を圧力調整機構9で調整することによって、ダイヤフラム6を弾性変形させることができる。例えば、圧力調整機構9から空間部8に圧力エアーを供給することにより、ヘッド本体2の下縁部との間でダイヤフラム6が弾性変形して、キャリア3と、ガイドリング4と、ドレスリング5が、同時に同じ圧力で研磨布11側に押出される。このように圧力調整機構9によりダイヤフラム6を弾性変形させれば、キャリア3に保持されたウエーハWとドレスリング5を、定盤12上の研磨布11に対して回転しながら所定の押圧力で押し付けてウエーハWの表面を研磨することができる。
このような研磨ヘッド1を備えた研磨装置17を用いてウエーハWの研磨を行えば、ウエーハWのエッジ部は、研磨布11に対して押圧しないガイドリング4により保持されているため、ウエーハWの外周部まで均一な荷重を掛けることができる。また、ガイドリング4の周囲ではドレスリング5が研磨布11を押圧するので、研磨布11の波打ち変形を防ぐことができる。これにより、ウエーハWの外周部が過剰に研磨されるのを効果的に防ぐことができる。さらに、ドレスリング5と、ガイドリング4及びキャリア3が同一のダイヤフラム6を介して連結されてヘッド本体2に保持されているので、研磨中のスラスト方向の摩擦力が互いに異なっていても、ウエーハの動きに対して緩やかに連動し、ウエーハWのエッジ部がガイドリング4を介してドレスリング5に当たる際の衝撃をはるかに小さくすることができ、エッジ部における圧痕やキズの発生を効果的に防止することができる。また、これによって、ドレスリング5の内壁に溝が形成されてしまうのを効果的に抑制することができる。
なお、研磨後のウエーハは、ガイドリング4とウエーハWのエッジ部との間に水を吹き付けることで容易に離脱させることができる。
図2は、本発明に係る研磨ヘッドの第2の態様を示している。この研磨ヘッド21では、キャリア3と、ダイアフラム6と、バッキングパッド7の厚さ方向に、ウエーハWを真空吸着保持するためのウエーハ吸着用貫通孔26が複数形成されている。また、ヘッド本体2の空間部8の圧力を調整する圧力調整機構9とは別に、ウエーハ吸着路25を通じてキャリア3等の貫通孔26に連通するウエーハ吸着機構22が具備されている。このような研磨ヘッド21では、バッキングパッド7による吸着力と、ウエーハ吸着機構22による真空吸着によりウエーハWをより確実に吸着保持することができる。
また、研磨後は、例えばエアー供給機構23からキャリア3等の貫通孔26を通じてウエーハWの裏面にエアーを吹き付けることで、キャリア3(バッキングパッド7)からウエーハWを容易に離脱させることができる。なお、図2の研磨ヘッド21では、ウエーハ吸着機構22とエアー供給機構23とが別々に設けられているが、兼用したものを採用してもよい。
図3(A)(B)は本発明に係る研磨ヘッドの第3の態様を示している。この研磨ヘッド31には、キャリアとして可撓性の膜32が設けられている。この可撓性膜32は、硬質ウレタンゴム、EPDM等の合成ゴムにより構成することができる。可撓性膜32の背面側には可撓性膜32を固定するとともにウエーハWを真空吸着保持するための固定盤33が設けられている。
固定盤33は、ウエーハを吸着していない状態では、図3(B)に示されるように周辺部から中央部かけて緩やかに傾斜した上に凸の形状であり、固定盤33と可撓性膜32との間には空間部38が形成されている。固定盤33の中央には圧力調整機構36等に連通する貫通孔34が形成されている。
なお、固定盤33の材質は、SUSやチタン等の金属を用いることができる。
このような研磨ヘッド31でウエーハを保持する場合には、可撓性膜32に水を含ませるか、可撓性膜32の表面にシート状の弾性体(バッキングパッド7)を両面粘着テープ等で貼り付け、バッキングパッド7に水を含ませる。そして、可撓性膜32と固定盤33との間の空間部38を負圧にすることで可撓性膜32を固定盤33の形状に倣わせ、これによりウエーハWを吸着保持することができる。負圧用の真空は、例えば図3(A)に示されるようにレギュレータ等の調整器37を用い、圧力調整機構36と同一のラインを通じて調整することができる。このような圧力調整機構36と調整器37によりウエーハの吸着と押圧を制御することができる。
この研磨ヘッド31でも、ヘッド本体2の密閉された空間部8の圧力を、貫通孔35を通じて圧力調整機構36で調整することにより、ダイヤフラム6を弾性変形させることができ、同時に空間部38の圧力を貫通孔34を通じて圧力調整機構36で調整することにより、可能性膜32を弾性変形させることができる。これにより、可撓性膜32に保持されたウエーハWとドレスリング5を、定盤12上の研磨布11に対して回転しながら所定の押圧力で押し付けて研磨することができる。
また、研磨後は、固定盤33の貫通孔34に通じるラインを通じてエアーを吹き付けて可撓性膜32を膨らませることにより、ウエーハWを容易に離脱させることができる。
図4は、本発明に係る研磨ヘッドの第4の態様を示している。この研磨ヘッド41では、キャリア(セラミックプレート)3の上側に裏板44が配置されている。裏板44は、ダイヤフラム6を介してドレスリング5の上方に取り付けられている。裏板44をドレスリング5にダイヤフラム6を介して固定することで、ヘッド本体2の空間部が2つのチャンバー8a,8bに仕切られている。上側のチャンバー8aには圧力調整機構42が連結され、下側のチャンバー8bにはウエーハ押圧調整機構43が連結されている。
このような構成の研磨ヘッド41では、圧力調整機構42からの圧力エアーの供給等により、ヘッド本体2とドレスリング5との間でダイヤフラム6が弾性変形して、キャリア3に保持されたウエーハWとドレスリング5の押圧力を調整することができる。一方、ウエーハ押圧調整機構43からのエアーの供給等により下側のチャンバー8bの圧力を調整することでドレスリング5とキャリア3との間でダイヤフラム6が弾性変形され、キャリア3に保持されたウエーハWの研磨布11に対する押圧力を微調整することができる。従って、ウエーハWとドレスリング5の押圧を別々に制御することもできる。
研磨後のウエーハは、ガイドリング4とウエーハWのエッジ部との間に水を吹き付けることで容易に離脱させることができる。
図5は、本発明に係る研磨ヘッドの第5の態様を示している。この研磨ヘッド51は、第4の態様と同様にセラミックプレート(キャリア)3の上側に裏板54が配置されている。また、第2の態様と同様にキャリア3とダイヤフラム6とバッキングパッド7にはウエーハWを真空吸着保持するための貫通孔56が形成されており、さらにこの貫通孔56に連通するウエーハ吸着機構52が具備されている。
このような構成の研磨ヘッド51であれば、前記第2の態様と同様にバッキングパッド7とウエーハ吸着機構52によって、ウエーハWを確実に吸着保持することができる。また、前記第4の態様と同様に圧力調整機構59とウエーハ押圧調整機構53によって、ドレスリング5とウエーハWの押圧を別々に調整することができる。さらに、エアー供給機構55により研磨後のウエーハを容易に離脱させることもできる。
図6(A)(B)は、本発明に係る研磨ヘッドの第6の態様を示している。この研磨ヘッド61は、図3に示した第3の態様と同様、可撓性の膜からなるキャリア62と、固定盤63を備えている。図6(B)に示されるように、固定盤63と可撓性膜62との間には空間部68が形成されている。固定盤63の中央にはウエーハ押圧調整機構66等に連通する貫通孔64が形成されている。
固定盤63に通じるウエーハ吸着機構67によってウエーハWの着脱を自在に行うことができ、また、空間部8に通じる圧力調整機構65によって、キャリア62に保持されたウエーハWとドレスリング5の押圧を調整することができ、さらに、空間部68に通じるウエーハ押圧調整機構66によってウエーハWの押圧を微調整することができる。
従って、この研磨ヘッド61でウエーハWを保持して研磨を行えば、ウエーハWの着脱、ドレスリング5の押圧、ウエーハWの押圧を自在に制御することができる。
以下、本発明の実施例及び比較例について説明する。
(実施例1)
図1に示した構成の研磨ヘッドを以下のように作製した。ステンレス製のヘッド本体を用意し、セラミックプレート(直径301mm)のキャリアを用いた。キャリアの周囲にはPEEK製のガイドリング(幅:2mm)を嵌め込み、さらにガイドリングの外側には約0.5mmの間隔をあけてアルミナ製のドレスリングを配置した。そして、キャリア、ガイドリング、ドレスリング及びヘッド本体を合成ゴム製の1枚のダイヤフラムを介して連結し、研磨ヘッドの内側に1つのチャンバー(空間部)を有する研磨ヘッド(シングルチャンバー方式研磨ヘッド)を作製した。
上記のような研磨ヘッドを備えた研磨装置を用いて直径300mmのシリコンウエーハの研磨を行った。使用したシリコンウエーハは、その両面に予め1次研磨を施し、エッジ部にも研磨を施したのものである。このウェーハの平坦度を1フラットネス測定装置「AMS3200」(ADE社製)を用いて測定したところ、SFQR(Siteflatness Front Surface a site least squares Range:サイト毎のウェーハ表面の高低差)の最大値SFQRmaxは平均0.13μmであった(測定条件:セルサイズ26mm×33mm、オフセット0mm×16.5mm、ウェーハ外周からの2mmは除外)。
研磨布はSUBA600(ニッタ・ハース製)を使用し、研磨剤にはコロイダルシリカを含有するアルカリ溶液を用いた。
研磨の際、研磨ヘッドと研磨定盤はそれぞれ30rpmで回転させた。ウエーハの研磨圧力(押圧)は30kPa(チャンバー内)とした。研磨代が1μmになるように研磨時間を調整した。研磨後のウエーハに対し、SC−1洗浄を行った。
(実施例2)
図4に示した2つのチャンバー8a,8bを有する研磨ヘッドを作製した。キャリア、ガイドリング、及びドレスリングは実施例1と同様のものを使用した。
この研磨ヘッドを用いて実施例1と同様にしてシリコンウエーハの研磨を行った。ドレスリングの研磨圧力を調整するチャンバー8a内は33kPaとし、ウエーハの研磨圧力を調整するチャンバー8b内は30kPaとした。
(実施例3)
図3に示したようにキャリアが可撓性の膜である研磨ヘッドを作製した。
この研磨ヘッドを用いて実施例1と同様にしてシリコンウエーハの研磨を行った。ウエーハ及びドレスリングの押圧を調整する空間部8内は30kPaとし、ウエーハを保持するための可撓性の膜と固定盤との間の空間部38内も30kPaとした。
(実施例4)
図6に示したようにキャリアが可撓性の膜であり、ウエーハの研磨圧力を調整する機構とドレスリング圧力を調整する機構を有する研磨ヘッドを作製した。
この研磨ヘッドを用いて実施例1と同様にしてシリコンウエーハの研磨を行った。ドレスリングの研磨圧力を調整する空間部8は33kPaとし、ウエーハの研磨圧力を調整する空間部68内は30kPaとした。
(比較例1)
図13に示されるような研磨ヘッド81を用意した。この研磨ヘッド81は、キャリア82の外周部に沿ってリング状のガイド83が設けられ、さらにその外側に押圧リング84が設けられている。キャリア82と押圧リング84は特にダイヤフラム等による連結はせず、別個の圧力調整機構によって押圧が制御されるものとした。
この研磨ヘッド81を用いて実施例1と同様にシリコンウエーハの研磨を行った。
(比較例2)
図14に示されるような研磨ヘッド91を用意した。この研磨ヘッド91には、キャリア92の外周部に沿ってリング状のリテーナ94が設けられ、本リング94は上下動自在にダイヤフラムにより支持されている。キャリア92とリテーナリング94は特にダイヤフラム等による連結はせず、別個の圧力制御機構により押圧が制御されるものとした。
この研磨ヘッド91を用いて実施例1と同様にシリコンウェーハの研磨を行った。
(研磨後のウエーハの評価方法)
実施例1−4及び比較例で研磨したシリコンウエーハのエッジ部について、ウエーハエッジ欠陥自動検査装置「RXW−1225S」(レイテックス社製)を用いて評価を行った。
具体的には、ウエーハ外周部全周にレーザー光を照射し、その散乱光を受光することで欠陥の有無を検出した。欠陥が発生している場合には、その欠陥のノッチからの角度を求め、図8に示されるように研磨後のウエーハのエッジ部の領域(A)(B)(C)についてCCDカメラで撮影し、画像処理により合否を判定した。
図9は合格品のCCDカメラ画像であり、図10及び図11は不合格品のCCDカメラ画像である。
(評価結果)
実施例1−4の研磨ヘッドを用いて研磨を行った場合のウエーハのエッジ部における圧痕又はキズの発生率は平均約1.5%であった。
比較例1の研磨ヘッドを用いて研磨を行った場合のウエーハのエッジ部におけるキズの発生率は8.5%であった。
比較例1の研磨ヘッドでは、ウエーハが横ズレしたときに、硬質のリテーナリングに接触して圧痕やキズをウエーハに付け易かったと考えられる。
また、研磨したウェーハの平坦度をフラットネス測定装置「AMS3200」(ADE社製)を用いて実施例1と同様に測定したところ、実施例1〜4の研磨ヘッドを用いて研磨行った場合のウェーハのSFQRmaxは平均0.09μmであったが、比較例1の研磨ヘッドを用いて研磨行った場合は平均0.11μmであった。
一方、比較例2の研磨ヘッドを用いて研磨行った場合のウェーハエッジ部における圧痕又はキズの発生率は1.7%であったが、SFQRmaxは最外周部のセルの値が悪化し、平均0.18μmと悪化した。その原因は、リテーナリングが研磨中上下に振動し、その影響で最外周部のセルの平坦度が悪化したと考えられる。
一方、実施例1−4の研磨ヘッドでは、ヘッド本体、ドレスリング、ガイドリング、及びキャリアがダイヤフラムを介して連結されており、ダイヤフラムの弾性変形によりガイドリングとドレスリングは同じようにズレてほとんどぶつかることがないために、ウエーハのエッジ部に圧痕やキズが生じ難かったと考えられる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は単なる例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、本発明に係る研磨ヘッドは図1−6に示した態様に限定されず、例えば、ヘッド本体の形状等は適宜設計すればよい。
また、研磨装置の構成も図7に示したものに限定されず、例えば、本発明に係る研磨ヘッドを複数備えた研磨装置とすることもできる。
本発明に係る研磨ヘッドの第1の態様を示す概略構成図である。 本発明に係る研磨ヘッドの第2の態様を示す概略構成図である。 本発明に係る研磨ヘッドの第3の態様を示す概略構成図である。(A)ウエーハを保持した状態 (B)ウエーハを保持していない状態 本発明に係る研磨ヘッドの第4の態様を示す概略構成図である。 本発明に係る研磨ヘッドの第5の態様を示す概略構成図である。 本発明に係る研磨ヘッドの第6の態様を示す概略構成図である。(A)ウエーハを保持した状態 (B)ウエーハを保持していない状態 本発明に係る研磨ヘッドを備えた研磨装置の一例を示す概略構成図である。 実施例及び比較例で研磨後のウエーハのエッジ部において評価した領域(A)(B)を示す図である。 研磨後のウエーハのエッジ部におけるCCD画像である(キズ無し)。 研磨後のウエーハのエッジ部におけるCCD画像である(キズ有り)。 研磨後のウエーハのエッジ部における他のCCD画像である(キズ有り)。 片面研磨装置の一例を示す概略構成図である。 比較例で用いた研磨ヘッドを示す概略構成図である。 従来の研磨ヘッドの一例を示す概略構成図である。
符号の説明
1,21,31,41,51,61…研磨ヘッド、 2…ヘッド本体、
3…キャリア、 4…ガイドリング、 5…ドレスリング、 6…ダイヤフラム、
7…バッキングパッド、 8,68…空間部、 9…圧力調整機構、
10…圧力調整用貫通孔、 11…研磨布、 12…定盤、
13…研磨剤供給機構、 17…研磨装置、 22…ウエーハ吸着機構、
26…ウエーハ吸着用貫通孔、 32,62…可撓性の膜、 33,63…固定盤、
43,53…ウエーハ押圧調整機構、 44,54…裏板、 W…ウエーハ。

Claims (8)

  1. 半導体ウエーハの表面を定盤上に貼り付けた研磨布に摺接させて研磨する際に前記ウエーハを保持するための研磨ヘッドであって、少なくとも、
    前記ウエーハの裏面を保持するための円盤状のキャリアと、
    該キャリアの外周部に沿って前記ウエーハの裏面を保持する面から下方に突出し、前記ウエーハのエッジ部を保持するためのガイドリングと、
    該ガイドリングの周囲に位置し、前記研磨布を押圧するためのドレスリングと、
    前記キャリアと、ガイドリングと、ドレスリングを保持するとともに回転可能であり、内側に空間部が形成された逆椀状のヘッド本体とを有し、
    前記ヘッド本体の下縁部に、前記ドレスリングと、前記ガイドリング及びキャリアの少なくとも一方を、ダイヤフラムを介して連結して保持するとともに前記ヘッド本体の空間部が密閉されており、研磨の際、前記密閉された空間部の圧力を、該空間部に連結された圧力調整機構で調整することにより、前記ダイヤフラムを弾性変形させて、前記キャリアに保持されたウエーハと前記ドレスリングを前記定盤上の研磨布に対して回転しながら所定の押圧力で押し付けて研磨することができるものであることを特徴とする研磨ヘッド。
  2. 前記キャリアの上側に配置された裏板を有し、該裏板が前記ダイヤフラムを介して前記ドレスリングの上方に取り付けられていることにより、前記ヘッド本体の空間部が2つのチャンバーに仕切られており、研磨の際、下側のチャンバーの圧力を、該下側のチャンバーに連結されたウエーハ押圧調整機構で調整することにより、前記ドレスリングとキャリアとの間で前記ダイヤフラムを弾性変形させて、前記キャリアに保持されたウエーハの研磨布に対する押圧力をさらに調整することができるものであることを特徴とする請求項1に記載の研磨ヘッド。
  3. 前記キャリアのウエーハの裏面を保持する面にバッキングパッドが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の研磨ヘッド。
  4. 前記キャリアがセラミックプレートであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の研磨ヘッド。
  5. 前記キャリアの厚さ方向に、前記ウエーハを真空吸着保持するための貫通孔が形成され、該貫通孔に連通するウエーハ吸着機構を具備するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の研磨ヘッド。
  6. 前記キャリアが可撓性の膜であり、該可撓性の膜を固定するための貫通孔が形成された固定盤と、該固定盤の貫通孔に連通するウエーハ吸着機構及び押圧調整機構を具備するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の研磨ヘッド。
  7. 半導体ウエーハの表面を研磨する際に使用する研磨装置であって、少なくとも、定盤上に貼り付けられた研磨布と、該研磨布上に研磨剤を供給するための研磨剤供給機構と、前記半導体ウエーハを保持するための研磨ヘッドとして、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の研磨ヘッドを具備するものであることを特徴とする研磨装置。
  8. 半導体ウエーハの表面を研磨する方法であって、前記請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の研磨ヘッドによって前記ウエーハを保持し、前記ヘッド本体の密閉された空間部の圧力を、該空間部に連結された圧力調整機構で調整することにより、前記ダイヤフラムを弾性変形させて、前記キャリアに保持されたウエーハと前記ドレスリングを定盤上の研磨布に対して回転しながら所定の押圧力で押し付けて研磨することを特徴とする半導体ウエーハの研磨方法。
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