JP2006252811A - 膜電極接合体、燃料電池セル、及び燃料電池装置 - Google Patents

膜電極接合体、燃料電池セル、及び燃料電池装置 Download PDF

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Abstract

【課題】膜電極接合体の熱伝導性を向上させる。
【解決手段】両面の中央に電極7,8が設けられた高分子電解質膜6と、高分子電解質膜6の両面に各電極7,8を囲んで設けられた2つのガスケット11,12とからなる膜電極接合体4である。高分子電解質膜6のガスケットに挟まれた部分には穴6aが設けられており、2つのガスケット11,12は絶縁体であり、穴6a部分で互いに熱伝導する。このため、膜電極接合体の厚さ方向への熱伝導が促進され、燃料電池の性能を向上させることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、膜電極接合体、燃料電池セル、及び燃料電池装置に関する。
近年では、高いエネルギー利用効率を実現できる燃料電池についての研究・開発が盛んにおこなわれている。燃料電池は、アノードガス中の水素ガスと空気中の酸素ガスとを電気化学的に反応させて化学エネルギーから電気エネルギーを直接取り出すものであり、将来性に富む有望な電池であると位置付けられている。
従来の燃料電池は膜電極接合体とセパレータとを交互に重ねられることでスタック化されており、二つのセパレータとその間に挟持された膜電極接合体とにより構成される燃料電池セルが直列に接続されている。膜電極接合体は固体高分子電解質膜の両面にガス拡散層が設けられているとともに、ガス拡散層を囲繞するように枠状のガスケットが設けられたものである。セパレータは両面には、それぞれアノードガス流路及びカソードガス流路が形成され、アノードガス流路にはアノードガスが流れ、カソードガス流路にはカソードガスが流れる。
化学エネルギーから電気エネルギーを取り出す際の副産物として熱が発生するが、燃料電池を放熱するために、例えば燃料電池に伝熱部材やファンを設ける方法がある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−31096号公報
しかし、従来のガスケットや高分子電解質膜は熱伝導性が低く、隣接する燃料電池セルに熱が伝わりにくいため、より中央側の燃料電池セルでは十分放熱できずに、より外側の燃料電池セルとの間に大きな温度差が生じる。すると、中央側の燃料電池セルが異常高温になり燃料電池が運転できなくなり、燃料電池の性能低下や運転停止を引き起こす虞がある。また、燃料電池セルの発電効率は、温度に依存しているために、中央側の燃料電池セルと外側の燃料電池セルとに温度差があると、全燃料電池セルを良好に動作させる加湿条件が作れず、燃料電池全体の性能が低下する恐れがある。
また、携帯機器用の燃料電池に伝熱部材やファン等を設けると、装置の全体容積が大きくなるという問題があった。一方、携帯機器用の燃料電池では発熱量が小さいため、隣接する燃料電池セル間の熱伝導性を向上させれば、燃料電池の両端または片端を携帯機器の筐体等に接触させることで充分に放熱できる。
本発明の課題は、膜電極接合体の熱伝導性を向上することができる膜電極接合体、燃料電池セル、及び燃料電池装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、両面の中央に電極が設けられた電解質膜と、前記電解質膜の両面に各電極を囲んで設けられた2つのガスケットとからなる膜電極接合体において、前記電解質膜の前記ガスケットに挟まれた部分には穴が設けられており、前記2つのガスケットは前記穴部分で互いに熱伝導することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、電解質膜のガスケットに挟まれた部分に穴が設けられており、電解質膜の両面に設けられた2つのガスケットが穴部分で互いに熱伝導するため、電解質膜を介することなく速やかに熱伝搬することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の膜電極接合体において、2つのガスケットは前記穴部分で互いに接触することを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、前記2つのガスケットには、前記穴部分に対応する部分に充填穴部が設けられ、前記充填穴部には、前記ガスケット本体よりも熱伝導性のよい熱伝導性シートが充填されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、対向配置された2つのセパレータの間に請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜電極接合体を挟んでなることを特徴とする燃料電池セルである。
請求項5に記載の発明は、対向配置された複数のセパレータの間に請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜電極接合体を挟んでなることを特徴とする燃料電池装置である。
請求項5に記載の発明によれば、対向配置された複数のセパレータの間に請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜電極接合体を挟んでいるので、複数の燃料電池セル間で速やかに熱伝搬することができる。
請求項6に記載の発明は、対向配置された第1セパレータと第2セパレータとの間に膜電極接合体を挟んでなる燃料電池セルにおいて、前記膜電極接合体の一方の面から他方の面に貫通孔が形成され、前記貫通孔には前記第1セパレータと前記第2セパレータとの間で熱伝導させる熱伝導部材が挿入されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、膜電極接合体に貫通孔が形成され、貫通孔に第1セパレータと第2セパレータとの間で熱伝導させる熱伝導部材が挿入されているので、熱伝導部材を介して第1セパレータと第2セパレータとの間の熱伝導が促進できる。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の燃料電池セルにおいて、前記熱伝導部材は前記第1セパレータの前記膜電極接合体に向き合う面であって前記貫通孔に対応する位置に形成された突起であり、前記突起が前記貫通孔を通じて前記第2セパレータに接し且つ前記突起が前記第2セパレータに対して絶縁されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5または6に記載の燃料電池セルにおいて、前記膜電極接合体は両面の中央に電極が設けられた電解質膜と、前記電解質膜の両面に各電極を囲んで設けられた2つのガスケットとからなり、前記貫通孔は前記電解質膜及び前記2つのガスケットを貫通していることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、膜電極接合体のセパレータとの接触面積が大きいガスケット部分に貫通孔が形成されているので、第1セパレータと第2セパレータとの間の熱伝導効率を向上することができる。
本発明によれば、膜電極接合体の厚さ方向への熱伝導が促進され、燃料電池の性能を向上させることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る発電装置200のブロック図である。この発電装置200は、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、腕時計、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、遊技機、その他の電子機器に備え付けられたものであり、電子機器本体を動作させるための電源として用いられる。
発電装置200は、メタノール等の燃料と水を別々に又は混合した状態で貯留した燃料容器201と、燃料容器201から供給された燃料と水を気化させる気化器203と、燃料容器201から燃料と水を吸引するとともに吸引した燃料と水を気化器203に供給する燃料ポンプ202と、気化器203から供給された燃料と水の混合気を水素ガスと二酸化炭素ガス等を化学反応式(1)、(2)のように生成する改質器204と、改質器204から供給された混合気中の一酸化炭素を化学反応式(3)のように酸化させることで混合気から一酸化炭素を除去する一酸化炭素除去器205と、一酸化炭素除去器205から供給された混合気のうち水素ガスと外気の酸素ガスとの電気化学反応により電気エネルギーを生成する燃料電池装置1と、外気の空気を吸引するとともに吸引した空気を一酸化炭素除去器205及び燃料電池装置1に供給する空気ポンプ206と、を備える。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 …(1)
2CH3OH+H2O→5H2+CO+CO2 …(2)
2CO+O2→2CO2 …(3)
なお、燃料容器201に貯留された燃料は、メタノールの代わりに、エタノール等のアルコール類やガソリンといった水素原子を含む化合物が適用可能である。
図2は、スタック型の燃料電池装置1の厚さ方向に平行な切断面の端面図である。図2に示すように、この燃料電池装置1は、マイナス極の片面セパレータ2と、この片面セパレータ2に対してほぼ平行なプラス極の片面セパレータ3と、片面セパレータ2と片面セパレータ3との間において交互に積層された複数の膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)4及び複数の両面セパレータ5と、を備え、図示しないボルトナット結合により厚さ方向に締め付けられたものである。なお、ボルトナット結合をはずすと、この燃料電池装置1を片面セパレータ2,3、複数の膜電極接合体4及び複数の両面セパレータ5に分離することができる。
燃料電池装置1は、複数の燃料電池セルが電気的に直列に接続されるように積層されたスタックである。各燃料電池セルは、膜電極接合体4が両面を2枚の両面セパレータ5,5によって挟まれた構造、片面セパレータ2及び両面セパレータ5によって挟まれた構造又は片面セパレータ3及び両面セパレータ5によって挟まれた構造である。両面セパレータ5は隣接する燃料電池セルの双方の構造を兼ね、隣接する燃料電池セルは両面セパレータ5により直列に接続される。燃料電池セルの数は、各膜電極接合体4の起電力と、燃料電池装置1に要求される出力電圧によって定まる。
図3、図4を用いて膜電極接合体4について説明する。なお、いずれの膜電極接合体4も同様に構成されている。図3は、膜電極接合体4の平面図であり、図4は、図3に示された切断線IV−IVに沿って膜電極接合体4を厚さ方向に切断したときの矢視断面図である。図3、図4に示すように、この膜電極接合体4は、固体高分子電解質膜6と、ガス拡散層7,8と、触媒9,10と、ガスケット11,12とを備えて構成されている。
固体高分子電解質膜6は、ガスケット11,12と略同一形状、同一寸法の矩形状又は正方形状に形成された膜であって、水素イオン(H+)を選択的に透過させるものである。固体高分子電解質膜6の両面であってそれぞれの中央部には、触媒9,10が矩形状又は正方形状に成膜されている。触媒9上には、ガス透過性と電気伝導性を有するガス拡散層7が成膜され、触媒10上には、ガス透過性と電気伝導性を有するガス拡散層8が成膜されている。ガス拡散層7がアノード(水素極)として機能し、ガス拡散層8がカソード(酸素極)として機能する。
固体高分子電解質膜6の外周部であって、一方の面には、ガス拡散層7を囲繞するよう矩形枠型又は正方形枠型のガスケット11が設けられており、他方の面には、ガス拡散層8を囲繞するよう矩形枠型又は正方形枠型のガスケット12が設けられている。ガスケット11,12は絶縁体であり、弾性材であり、かつ高熱伝導性を備える物質で形成されている。ガスケット11,12は膜電極接合体4を挟む両面セパレータ5の間に、ガス拡散層7、8及び触媒9,10を配置するためのスペーサーとして機能するとともに、両面セパレータ5より供給されるアノードガス及びカソードガスが燃料電池装置1から漏れ出すことを防ぐガスシールとしても機能する。このようなガスケット11,12は、例えばイソブチレンゴムにアルミナ等の熱伝導性がよい粒子を混入、分散させた熱伝導性シートを用いて形成することができる。
また、固体高分子電解質膜6のガスケット11,12によって挟持された外縁部には、複数の穴6aが形成されている。
図5は穴6a部分を示す拡大断面図である。固体高分子電解質膜6の厚さが数μm〜数10μmであり、またガスケット11,12が弾性材であるため、ボルトナット結合により厚さ方向に締め付けられた状態では、ガスケット11,12は図5に示すように、穴6a部分において互いに接触する。このためガスケット11,12は当接部において、固体高分子電解質膜6を介することなく一方から他方への熱伝導が可能となっている。なおガスケット11,12は絶縁体であるため、ガスケット11,12が互いに接触しても、膜電極接合体4の両面に配置される片面セパレータ2と両面セパレータ5、両面セパレータ5,5同士、及び両面セパレータ5と片面セパレータ3とはいずれもショートしない。
さらに、図3に示すように、膜電極接合体4のガスケット11,12の各頂角近傍には、厚さ方向に貫通するボルト孔29が形成され、加えてガス拡散層7,8の周囲に厚さ方向に貫通するアノードガス導入孔15、アノードガス排出孔16、カソードガス導入孔17及びカソードガス排出孔18が形成されている。ボルト孔29、アノードガス導入孔15、アノードガス排出孔16、カソードガス導入孔17及びカソードガス排出孔18は、それぞれ固体高分子電解質膜6及びガスケット11,12を貫通している。
固体高分子電解質膜6は、ガスケット11,12と同様に、ガスケット11,12のボルト孔29に対応する位置にボルト孔29と略同一形状、同一寸法の孔が設けられ、ガスケット11,12のアノードガス導入孔15、アノードガス排出孔16、カソードガス導入孔17及びカソードガス排出孔18に対応する位置にそれぞれと略同一形状、同一寸法の孔が設けられている。
そしてボルト孔29には、図示しないボルトが挿入され、ナットとともに膜電極接合体4が、両面セパレータ5とともに片面セパレータ2,3の間に挟み込まれている。
このように、固体高分子電解質膜6を介することなくガスケット11,12同士を当接させる手法としては、固体高分子電解質膜6をガス拡散層7,8と略同一形状、同一寸法にすることによっても可能ではあるが、この場合、高分子電解質膜6自体がボルト及びナットに係支されていないので製造プロセスとしてガスケット11,12の間に挟みづらく、またずれたり、皺が生じやすく不安定になってしまう。本実施形態での固体高分子電解質膜6は、ボルト孔29の周囲にも設けられているのでボルト及びナットによってずれることなく固定でき、機械強度があるので皺もできにくくなる。
なお、アノードガスとは、燃料電池装置1を発電するための燃料としての水素ガスを含むガスを意味し、具体的には改質器204で生成された水素ガスやその他の副生成ガス(例えば、二酸化炭素ガス)等を含むガスを意味する。カソードガスとは、燃料電池装置1を発電するための酸素ガスを含むガスを意味し、具体的には燃料電池装置1から取り込まれる空気を意味する。アノードガスは上述の一酸化炭素除去器205から供給され、カソードガスは空気ポンプ206によって供給される。
図6〜図8を用いて両面セパレータ5について説明する。図6は、両面セパレータ5の両面のうちガス拡散層8に接する面の平面図であり、図7は、図6の面とは反対となる面であってガス拡散層7に接する面の平面図であり、図8は、図6、図7に示された切断線VIII−VIIIに沿って両面セパレータ5を厚さ方向に切断したときの矢視断面図である。
両面セパレータ5は矩形板又は正方形板に形成した金属板を積層し、表面に低抵抗の金メッキを施したものである。ここで、金属板の素材としては、アルミニウムやステンレス等を用いることができる。両面セパレータ5には、その一方の面から他方の面まで貫通したボルト孔30、アノードガス導入孔25、アノードガス排出孔26、カソードガス導入孔27及びカソードガス排出孔28が形成されている。ここで、ボルト孔30、アノードガス導入孔25、アノードガス排出孔26、カソードガス導入孔27及びカソードガス排出孔28はそれぞれ、膜電極接合体4のボルト孔29、アノードガス導入孔15、アノードガス排出孔16、カソードガス導入孔17、カソードガス排出孔18と相対する位置に形成されている。
両面セパレータ5の一方の面(ガス拡散層8に接する面)であってその中央部には、図6に示すように、葛折り状の蛇行溝31が形成されている。蛇行溝31の一端部はカソードガス導入流路32を介してカソードガス導入孔27に導かれ、他端部はカソードガス排出流路33を介してカソードガス排出口28に導かれている。蛇行溝31がガス拡散層8により蓋されることで、カソードガス導入流路32及びカソードガス排出流路33を介してカソードガス導入孔27からカソードガス排出口28まで連なったカソードガス流路72が形成される。
両面セパレータ5の他方の面(ガス拡散層7に接する面)であってその中央部には、図7に示すように、葛折り状の蛇行溝34が形成されている。蛇行溝34の一端部はアノードガス導入流路35を介してアノードガス導入孔25に導かれ、他端部はアノードガス排出流路36を介してアノードガス排出口26に導かれている。蛇行溝34がガス拡散層7により蓋されることで、アノードガス導入流路35及びアノードガス排出流路36を介してアノードガス導入孔25からアノードガス排出口26まで連なったアノードガス流路71が形成される。
図2を用いて片面セパレータ2,3について説明する。
片面セパレータ2は、図示しない電子機器の筐体と接触して固定されており、両面セパレータ5と同様に複数の金属板を積層し表面に金メッキを施してなる。片面セパレータ2には、アノードガス導入孔85、蛇行溝34、アノードガス排出孔86、及びカソードガス排出孔88が形成されている。
アノードガス導入孔85は、膜電極接合体4のアノードガス導入孔15及び両面セパレータ5のアノードガス導入孔25に相対する位置に形成されている。アノードガス排出孔86は、膜電極接合体4のアノードガス排出孔16及び両面セパレータ5のアノードガス排出孔26に相対する位置に形成され、カソードガス排出孔88は、膜電極接合体4のカソードガス排出孔18及び両面セパレータ5のカソードガス排出孔28に相対する位置に形成されている。
アノードガス導入孔85及びカソードガス排出孔88は片面セパレータ2の内部で屈曲し、片面セパレータ2の側面に開口している。また、アノードガス導入孔85及びカソードガス排出孔88の、片面セパレータ2の側面側の開口には、管状の口金65,68が嵌められている。口金65は一酸化炭素除去器205に接続され、改質器204で生成されたアノードガスが一酸化炭素除去器205からアノードガス導入孔15,25,85へ供給されるようになっている。
また、片面セパレータ2には、最上部の膜電極接合体4に対応する蛇行溝34、当該蛇行溝34とアノードガス導入孔85とを連通させるアノードガス導入流路35、当該蛇行溝34とアノードガス排出孔86とを連通させるアノードガス排出流路36が形成されている。当該蛇行溝34が最上部の膜電極接合体4のガス拡散層7により蓋されることで、アノードガス導入流路35及びアノードガス排出流路36を介してアノードガス導入孔85からアノードガス排出口86まで連なったアノードガス流路89が形成される。
片面セパレータ3は、複数の金属板を積層してなる。片面セパレータ3には、アノードガス排出孔96、カソードガス導入孔97、及びカソードガス排出孔98が形成されている。
アノードガス排出孔96は、膜電極接合体4のアノードガス排出孔16及び両面セパレータ5のアノードガス排出孔26に相対する位置に形成され、カソードガス導入孔97は、膜電極接合体4のカソードガス導入孔17及び両面セパレータ5のカソードガス導入孔27に相対する位置に形成され、カソードガス排出孔98は、膜電極接合体4のカソードガス排出孔18及び両面セパレータ5のカソードガス排出孔28に相対する位置に形成されている。
アノードガス排出孔96及びカソードガス導入孔97は片面セパレータ3の内部で屈曲し、片面セパレータ3の側面に開口している。また、アノードガス排出孔96及びカソードガス導入孔97の、片面セパレータ3の側面側の開口には、管状の口金66,67が嵌められている。口金67はポンプ206に通じており、ポンプ206によってカソードガスが口金67を通じてカソードガス導入孔17,27,97へ供給されるようになっている。
また、片面セパレータ3には、最下部の膜電極接合体4に対応する蛇行溝31、当該蛇行溝31とカソードガス導入孔97とを連通させるカソードガス導入流路32、当該蛇行溝31とカソードガス排出孔98とを連通させるカソードガス排出流路33が形成されている。当該蛇行溝31が最下部の膜電極接合体4のガス拡散層8により蓋されることで、カソードガス導入流路32及びカソードガス排出流路33を介してカソードガス導入孔97からカソードガス排出口98まで連なったカソードガス流路90が形成される。
片面セパレータ2,3、膜電極接合体4及び両面セパレータ5を積層した場合、片面セパレータ2のアノードガス導入孔85、各膜電極接合体4のアノードガス導入孔15及び各両面セパレータ5のアノードガス導入孔25が互いに連通し、片面セパレータ2のアノードガス排出孔86、各膜電極接合体4のアノードガス排出孔16、各両面セパレータ5のアノードガス排出孔26及び片面セパレータ3のアノードガス排出孔96が互いに連通し、各膜電極接合体4のカソードガス導入孔17、各両面セパレータ5のカソードガス導入孔27及び片面セパレータ3のカソードガス導入孔97が互いに連通し、片面セパレータ2のカソードガス排出孔88、各膜電極接合体4のカソードガス排出孔18、各両面セパレータ5のカソードガス排出孔28及び片面セパレータ3のカソードガス排出孔98が互いに連通する。
なお、両面セパレータ5、片面セパレータ2,3は、アルミニウムやステンレス等の金属板を積層して形成する他に、例えばセラミックやカーボン等を成形し表面に金メッキを施して形成することもできる。
次に、燃料電池装置1による電力の生成について説明する。
口金65を通じて、アノードガス導入孔15,25,85に供給されたアノードガスは、アノードガス流路71,89を流動してアノードガス排出孔16,26,86,96から排出される。アノードガスがアノードガス流路71,89を流動している時は、電気化学反応式(4)に示すように水素ガスが触媒9の作用を受けて水素イオンと電子とに分離し、電子がガス拡散層7により取り出され、水素イオンが固体高分子電解質膜6を透過する。
2→2H++2e- …(4)
口金67を通じて、酸素ガスを含むカソードガス(ここでは、空気)がカソードガス導入孔17,27,97に供給され、カソードガス導入孔17,27,97に供給されたカソードガスがカソードガス流路72,90を流動してカソードガス排出孔18,28,88,98から排出される。カソードガスがカソードガス流路72,90を流動している時は、電気化学反応式(5)に示すように酸素が触媒10の作用を受け、固体高分子電解質膜6を透過した水素イオンとガス拡散層8に伝導した電子と反応し、水が生成される。
2H++1/2O2+2e-→H2O …(5)
以上のようにして、それぞれの膜電極接合体4の両面において起電力が発生する。膜電極接合体4のガス拡散層7,8が導電性の両面セパレータ5や片面セパレータ2,3と接するようにして膜電極接合体4、両面セパレータ5及び片面セパレータ2,3が積層されているので、膜電極接合体4を単位セルとした場合、単位セルが両面セパレータ5により直列接続された状態となっている。なお、ガス拡散層7と接する片面セパレータ2はマイナス極となり、ガス拡散層8と接する片面セパレータ3はプラス極となる。
上記の化学反応は発熱反応であるため、膜電極接合体4の温度が上昇すると反応速度が低下し、発電効率が低下する。本実施の形態の膜電極接合体4では、片面セパレータ2,3及び両面セパレータ5とともに膜電極接合体4を積層し、ボルトナット結合により厚さ方向に締め付けることで、ガスケット11,12が固体高分子電解質膜6の穴6a部分で接触するように構成されているため、当該接触部分でガスケット11,12間の熱伝導がなされる。そして熱伝導性が高い両面セパレータ5によって、隣接する燃料電池セルへの熱伝導がなされ、最終的に発生した熱は片面セパレータ2,3から電子機器の筐体へ伝導し、筐体から外部へ放出される。このように膜電極接合体4の熱伝導性を高めることにより、中央部分の燃料電池セルにおける温度上昇を防ぎ、発電効率の低下を防ぐことができる。
なお、穴6a部分に高熱伝導性を備える熱伝導部材(図示せず)を挿入し、ガスケット11,12の間に挟んだ熱伝導部材によりガスケット11,12の一方から他方への熱伝導を可能としてもよい。
〔変形例1〕
図9は第1の実施の形態における膜電極接合体4の変形例を示す平面図であり、図10は、図9に示された切断線X−Xに沿って膜電極接合体4を厚さ方向に切断したときの矢視断面図である。この膜電極接合体4では、ガスケット11,12の形状が異なっている。すなわち、ガスケット11,12には、固体高分子電解質膜6の穴6aを覆う部分に、厚さ方向に貫通する充填穴部11a,12aが設けられ、充填穴部11a,12aに高熱伝導性及び柔軟性を備える熱伝導性シート13,14が充填されている。このようなガスケット11,12には、例えば熱伝導性シート13,14を除く本体部分にイソブチレンを用い、熱伝導性シート13,14にシリコンゴムにアルミナ等の熱伝導性に優れた粒子を混入、分散させた、ガスケット11,12本体よりも熱伝導性がよい熱伝導性シートを用いて形成することができる。
膜電極接合体4が片面セパレータ2,3及び両面セパレータ5とともにボルトナット結合により厚さ方向に締め付けられた状態では、熱伝導性シート13,14が柔軟であるため、熱伝導性シート13,14の対向する面は穴6a部分において互いに当接する。一方、熱伝導性シート13,14の反対側の面は片面セパレータ2,3または両面セパレータ5に当接する。したがって、膜電極接合体4を挟む片面セパレータ2と両面セパレータ5との間、両面セパレータ5同士の間、両面セパレータ5と片面セパレータ3との間での熱伝導が、熱伝導性シート13,14を介して可能となる。
また、ガスケット11,12の全体部分には最適な硬度、ガスシール性を有する素材を用い、熱伝導性シート13,14には最適な柔軟性、熱伝導性の素材を用いることができるので、高い耐久性と熱伝導性を具備する膜電極接合体4とすることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態における燃料電池装置は、以下に説明することを除いて、第1の実施の形態における燃料電池装置1と同様に構成されている。そのため、第2の実施の形態の燃料電池装置については、第1の実施の形態の燃料電池装置の各部と同じ構成要素に同様の符号を付してそれらの説明を省略する。
図11は本実施の形態に係る膜電極接合体4の平面図であり、図12は、図11に示された切断線XII−XIIに沿って膜電極接合体4を厚さ方向に切断したときの矢視断面図である。また、図13は、本実施の形態に係る両面セパレータ5の両面のうちガス拡散層7に接する面の平面図であり、図14は、図13の面とは反対となる面であってガス拡散層8に接する面の平面図であり、図15は、図13、図14に示された切断線XV−XVに沿って両面セパレータ5を厚さ方向に切断したときの矢視断面図である。
図11、図12に示すように、本実施の形態に係る膜電極接合体4には、固体高分子電解質膜6及びガスケット11,12を貫通する複数の貫通孔4aが複数設けられている。そして、図13、図15に示すように、本実施の形態に係る両面セパレータ5のガス拡散層7に接する側の面には、貫通孔4aと対応する位置に、貫通孔4aと同形状の突起5aが設けられている。両面セパレータ5の突起5aは、固体高分子電解質膜6やガスケット11,12よりも熱伝導性がよい。また、図示しないが、片面セパレータ3のガス拡散層7に接する側の面には、両面セパレータ5と同様の突起3aが設けられている。片面セパレータ3の突起3aは、固体高分子電解質膜6やガスケット11,12よりも熱伝導性がよい。
また、図14、図15に示すように、本実施の形態に係る両面セパレータ5のガス拡散層8に接する側の面には、貫通孔4a及び突起5aと対応する位置に、貫通孔4a及び突起5aの径よりも一回り大きい絶縁皮膜5bが設けられている。絶縁皮膜5bには、例えば半導体の封止に用いられるエポキシ樹脂等の熱伝導性が高い素材が用いられる。また、図示しないが、片面セパレータ2のガス拡散層8に接する側の面には、両面セパレータ5と同様の絶縁皮膜2bが設けられている。
上記の片面セパレータ2,3、膜電極接合体4、及び両面セパレータ5を積層し、図示しないボルトナット結合により厚さ方向に締め付けると、図16に示すように、突起5a,3aが貫通孔4aに挿通された状態で絶縁皮膜5b,2bと接触する。突起5a,3a及び絶縁皮膜5b,2bは熱伝導性が高いので、片面セパレータ2と両面セパレータ5との間、両面セパレータ5同士の間、両面セパレータ5と片面セパレータ3との間で、絶縁皮膜5bを介して熱伝導させることができる。これにより、中央部分の燃料電池セルにおける温度上昇を防ぎ、発電効率の低下を防ぐことができる。一方、片面セパレータ2と両面セパレータ5との間、両面セパレータ5,5同士の間、両面セパレータ5と片面セパレータ3との間は絶縁皮膜5b,2bで絶縁されているため、同じ膜電極接合体4のガス拡散層7とガス拡散層8とがショートする恐れがない。
なお、突起5a,3aには金メッキを施さなくてもよく、また突起5a,3aに選択的にセラミック等の絶縁性の素材を用いてもよい。突起5a,3aに金メッキを施さず、かつ突起5a,3aに選択的に絶縁性の素材を用いた場合には、片面セパレータ2と両面セパレータ5、両面セパレータ5,5同士、及び両面セパレータ5と片面セパレータ3とが接触してもショートしないので、絶縁皮膜5b,2bが不要となる。
また、突起5aの代わりに、貫通孔4a部分に高熱伝導性を備える熱伝導部材(図示せず)を挿入し、熱伝導部材により両面セパレータ5,5同士の一方から他方への熱伝導を可能としてもよい。この場合には、熱伝導部材は絶縁体であることが好ましい。また両面セパレータ5の突起5aは、片面セパレータ2に向けて突出していたが、片面セパレータ3に向けて突出するようにしてもよい。この場合、両面セパレータ5の上面に、絶縁皮膜5b同様の絶縁皮膜が設けられている。
また、本実施の形態の膜電極接合体4には、第1の実施の形態に係る穴6aがなく、穴6aと同位置に貫通孔4aが設けられているが、貫通孔4aとともに、固体高分子電解質膜6のみを貫通する穴6a(図示せず)が設けられていてもよく、さらに穴6aに熱伝導部材(図示せず)が挿入されていてもよい。
以上の実施の形態においては、水素を改質して燃料電池装置1に供給したが、これに限らず、気化器203、改質器204、一酸化炭素除去器205を設けることなしにメタノール等の燃料を気化した状態で燃料電池装置1に供給して発電する直接型燃料電池に利用してもよい。その場合、固体高分子電解質膜6をダイレクトメタノール型用の電解質膜に変更する。
発電装置200のブロック図である。 燃料電池装置1の断面図である。 膜電極接合体4の平面図である。 図3の切断線IV−IVの矢視断面図である。 固体高分子電解質膜6の穴6a部分の拡大断面図である。 両面セパレータ5の一方の面の平面図である。 両面セパレータ5の他方の面の平面図である。 図6及び図7の切断線VIII−VIIIの矢視断面図である。 膜電極接合体4の平面図である。 図9の切断線X−Xの矢視断面図である。 膜電極接合体4の平面図である。 図11の切断線XII−XIIの矢視断面図である。 両面セパレータ5の一方の面の平面図である。 両面セパレータ5の他方の面の平面図である。 図13及び図14の切断線XV−XVの矢視断面図である。 貫通孔4a、突起5a及び絶縁皮膜5bの拡大断面図である。
符号の説明
1 燃料電池装置
4 膜電極接合体
4a 貫通孔
5 セパレータ
5a 突起(熱伝導部材)
5b 絶縁皮膜
6 固体高分子電解質膜(電解質膜)
6a 穴
11,12 ガスケット
11a,12a 充填穴部
13,14 熱伝導性シート

Claims (8)

  1. 両面の中央に電極が設けられた電解質膜と、前記電解質膜の両面に各電極を囲んで設けられた2つのガスケットとからなる膜電極接合体において、
    前記電解質膜の前記ガスケットに挟まれた部分には穴が設けられており、
    前記2つのガスケットは前記穴部分で互いに熱伝導することを特徴とする膜電極接合体。
  2. 前記2つのガスケットは前記穴部分で互いに接触することを特徴とする請求項1に記載の膜電極接合体。
  3. 前記2つのガスケットには、前記穴部分に対応する部分に充填穴部が設けられ、前記充填穴部には、前記ガスケット本体よりも熱伝導性のよい熱伝導性シートが充填されていることを特徴とする請求項1に記載の膜電極接合体。
  4. 対向配置された2つのセパレータの間に請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜電極接合体を挟んでなることを特徴とする燃料電池セル。
  5. 対向配置された複数のセパレータの間に請求項1〜3のいずれか一項に記載の膜電極接合体を挟んでなることを特徴とする燃料電池装置。
  6. 対向配置された第1セパレータと第2セパレータとの間に膜電極接合体を挟んでなる燃料電池セルにおいて、
    前記膜電極接合体の一方の面から他方の面に貫通孔が形成され、
    前記貫通孔には前記第1セパレータと前記第2セパレータとの間で熱伝導させる熱伝導部材が挿入されていることを特徴とする燃料電池セル。
  7. 前記熱伝導部材は前記第1セパレータの前記膜電極接合体に向き合う面であって前記貫通孔に対応する位置に形成された突起であり、
    前記突起が前記貫通孔を通じて前記第2セパレータに接し且つ前記突起が前記第2セパレータに対して絶縁されていることを特徴とする請求項6に記載の燃料電池セル。
  8. 前記膜電極接合体は両面の中央に電極が設けられた電解質膜と、前記電解質膜の両面に各電極を囲んで設けられた2つのガスケットとからなり、
    前記貫通孔は前記電解質膜及び前記2つのガスケットを貫通していることを特徴とする請求項6または7に記載の燃料電池セル。
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