JP2006251194A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷用紙への画像形成を行わないときには無駄な電力消費を抑制することができ、しかも、印刷用紙への画像形成を行おうとするときには使用者に面倒な復帰操作を要求しない画像形成装置を提供する。
【解決手段】 電子写真方式によって印刷用紙に画像印刷する画像印刷部をコピー、ファックス受信等により動作させない時間が所定の判定時間を超えたときに、画像印刷部の定着器の加熱ローラを加熱するヒータへの通電量を制御部が制限し、その動作状態を待機モードから節電モードさらに休止モードに切り替える。複合機の正面床面上にマットスイッチを設け、この検出結果から使用者が装置本体の正面に立ったことを制御部が把握する。使用者が装置本体の正面に立ったとき、制御部は節電モード又は休止モードから待機モードに復帰させる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、電子写真方式により記録用紙に画像形成する画像形成手段を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、一般に、例えばコピー機能、スキャナ機能、ファックス機能等を備えた複合機のように、電子写真方式で印刷用紙への画像形成を行う画像形成装置は、その画像印刷部の定着器の加熱ローラを加熱するためのヒータを備えている。このヒータの電力消費量は、複合機全体の電力消費量の大部分を占めている。そこで、無用な電力消費を抑制して電力消費量を低減するために、画像印刷部を動作させない状態がしばらく継続したときには、ヒータへの供給電力が制限される節電モードに切り替わるようになっている。そして、この節電モードのときにコピー作業を行う場合、例えば複合機の操作部に設けられた節電解除ボタンを使用者が操作することで、複合機が節電モードから即時画像形成可能な待機モードに切り替わるようになっている。
しかしながら、使用者がコピー作業をしようとするときに、通常は使用することがない節電解除ボタンを判別して操作するのは面倒であった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、印刷用紙への画像形成を行わないときには無駄な電力消費を抑制することができ、しかも、印刷用紙への画像形成を行おうとするときには使用者に面倒な復帰操作を要求しない画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、電子写真方式により記録用紙に画像形成する画像形成手段と、同画像形成手段が動作しない時間の長さに基づき、即時画像形成可能な待機モードから省電力モードである休止モードに同画像形成手段を切り替える状態切替手段とを備えた画像形成装置において、装置本体の正面に位置する使用者を検出する検出手段を備え、前記状態切替手段は、使用者が検出されたことに基づき、前記画像形成手段を前記休止モードから前記待機モードに向かって復帰させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記検出手段は、装置本体の正面床面上に設置されるマット状のスイッチとされていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記状態切替手段は、使用者が検出された後に所定時間が経過するまで前記画像形成手段をコピーモードで動作させるための操作が使用者により行われないときには、同画像形成手段を休止モードへ戻すことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、使用者により操作される復帰中止スイッチを備え、前記状態切替手段は、使用者が検出されている状態で前記復帰中止スイッチが操作されたときには、前記画像形成手段を休止モードへ戻すことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記状態切替手段は、使用者が検出されなくなったことに基づき、前記画像形成手段を休止モードへ戻すことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、 使用者が検出されたときに、前記画像形成手段が休止モードであることを示す情報を音声及び画像の少なくともいずれか一方で使用者に報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、使用者が装置本体の正面に立ったことが検出手段により検出されると、状態切替手段により画像形成手段の動作状態が記録用紙に画像形成不可能な休止モードから即時画像形成可能な待機モードに復帰される。従って、印刷用紙への画像形成を行わないときには無駄な電力消費を抑制することができ、しかも、印刷用紙への画像形成を行おうとするときには使用者に面倒な復帰操作を要求しないようにすることができる。
(第1実施形態)
以下、この発明に係る画像形成装置を、コピー機能、スキャナー機能及びファクシミリ機能を備えた複合機に具体化した第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、画像形成装置としての複合機10は、制御部11、RAM(Random Access Memory)12、原稿の画像読取部13、画像メモリ14、画像印刷部15、表示部16、操作部17、原稿搬送部18、印刷用紙搬送部19、コーデック(CODEC;Coder-Decoder )20、モデム(MODEM;Modulator-Demodulator)21、ネットワーク制御装置(NCU;Network Control Unit)22、マットスイッチ23、フットスイッチ24及び音声報知部25を備えている。各部11〜25は、バス26を介して互いに接続されている。本実施形態では、画像印刷部15が画像形成手段であり、制御部11が状態切替手段である。また、マットスイッチ23が検出手段、フットスイッチ24が復帰中止スイッチ、音声報知部25が音声報知手段である。
制御部11は、複合機10の各部を制御するMPU(Micro Processing Unit)11a、及び、同MPU11aが実行するプログラムや各種情報を記憶するメモリ11b等から構成されている。メモリ11bは、ROM(Read Only Memory)及びフラッシュメモリから構成されている。RAM12には、複合機10に関する各種情報が一時的に記憶される。画像読取部13は、原稿の画像を読み取ってそのイメージ信号を出力する。画像メモリ14は、画像読取部13において読み取られた原稿の画像データや、ファックス受信した画像データをイメージデータとして一時的に記憶する。画像印刷部15は図示しない帯電器、露光器、現像器、転写器及び定着器等からなる周知の構成を備え、画像メモリ14に記憶されたイメージデータに対応する画像を電子写真方式により印刷用紙の表面に印刷する。画像印刷部15の定着器は加熱ローラ、加圧ローラ及びヒータ等によって構成され、転写器により印刷用紙上に転写されたトナー画像を印刷用紙上に加熱定着する。
表示部16はタッチパネルディスプレィであり、複合機10の動作状態を示す各種情報の表示を行う。操作部17は、前記タッチパネルディスプレィに加え、コピーモード、スキャナモード及びファックスモードを切り替えるモードキー(図示せず)、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートボタン(図示せず)を備えている。また、タッチパネルディスプレィからは、コピー時に印刷用紙を供給する印刷用紙カセット及び手差しトレイの選択、手差しトレイ選択時の印刷用紙サイズ及び印刷用紙種類の指定等を行うことができるようになっている。
原稿搬送部18はモータ、搬送ローラ等から構成され、複合機10本体の原稿給紙トレイ(図示せず)に載置された原稿を画像読取部13まで搬送し、画像読取部13により画像を読み取らせた後、読み取りが終了した原稿を原稿排出部(図示せず)まで搬送する。印刷用紙搬送部19はモータ、搬送ローラ等から構成され、それぞれ印刷用紙が収容された各印刷用紙カセット又は手差しトレイ(共に図示せず)から用紙搬送路を介して印刷用紙を画像印刷部15まで搬送し、画像印刷部15により画像を印刷させた後、印刷が終了した印刷用紙を図示しない印刷用紙排出部まで搬送する。また、印刷用紙搬送部19は、印刷用紙に対する両面印刷が可能な周知の構成であって、両面印刷時には、画像印刷部15で表面に画像を印刷させた印刷用紙を、用紙搬送路から分岐した反転搬送路に誘導した後、反転搬送路から分岐した戻り搬送路を介して画像印刷部15の上流側で用紙搬送路に戻す。これにより、印刷用紙搬送部19は、一旦画像印刷部15を通過した印刷用紙を、その表裏を入れ替えた状態で画像印刷部15に再度送り、新たな表面に画像を印刷させる。
前記コーデック20は、ファックス送受信等のためにイメージデータの圧縮符号化及び復号を行う。モデム21は、ファックス伝送制御手順に基づいて送信データの変調及び受信データの復調を行う。NCU22は、公衆電話回線との接続を制御するとともに、相手先の電話番号に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。
前記マットスイッチ23は、例えば導電性感圧ゴムシートを用いたシート状センサ、又は、多数のメンブレンスイッチが形成されたシートからなり、図1に示すように、複合機10の正面床面上に設置される。そして、マットスイッチ23は、使用者が複合機10の正面床面上に立ったときにスイッチ動作し、そのスイッチ出力が制御部11によって検出される。すなわち、マットスイッチ23は、フラットベッドスキャナや原稿自動供給装置を用いて使用者が原稿のコピーをするときや、各印刷用紙カセットに印刷用紙を補充するときや、LAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)により接続されたコンピュータによりプリントアウトされた印刷用紙を複合機10から取り出すとき等にスイッチ動作する。
前記フットスイッチ24は、図1に示すように例えば複合機10の左側又は右側の床上に設置され、マットスイッチ23上の使用者により必要に応じて足でスイッチ操作される。フットスイッチ24のスイッチ出力は、制御部11により検出される。音声報知部25は、制御部11により制御され、予め設定されているメッセージを合成音声により使用者に向けて報知する。
次に、前記のように構成された複合機10の動作について説明する。
この実施形態の複合機10において、使用者により操作部17が操作されてコピーモードが選択されるとともにスタートボタンが操作されると、制御部11は原稿搬送部18及び画像読取部13を制御して原稿の画像を読み取る。また、制御部11は印刷用紙搬送部19及び画像印刷部15を制御し、読み取った画像を印刷用紙に印刷する。また、LANやUSBを介して複合機10に接続されたコンピュータから画像データが送信されると、制御部11はその画像データを印刷用紙に記録する。また、公衆電話回線を通じてファックスデータを受信すると、制御部11はこの受信データを印刷用紙に記録する。また、制御部11は、ファックス原稿の画像を読み取り、この読み取ったデータを公衆電話回線を通じて送信する。
また、制御部11は、画像印刷部15のモードを、即時画像印刷可能な待機モードから、画像印刷不可能な節電モード及びスリープモードに切り替えるための省電力処理を実行する。節電モード及びスリープモードは、共にこの実施形態における省電力モードである休止モードである。待機モードは、画像印刷部15における定着器の加熱ローラの温度が、転写器により印刷用紙上に転写されたトナー画像を加熱定着するときの温度となっているモードである。節電モードは、ヒータに通電される電力が待機モードのときの電力の60%に制限されるモードである。また、スリープモードは、ヒータへの通電が停止されるモードである。従って、節電モードから待機モードに復帰するために要する時間は、スリープモードから待機モードに復帰するために要する時間よりも短い。節電モード及びスリープモードは、コピーやファックス受信等により画像印刷部15が使われないときに、ヒータへの供給電力を制限して無駄な電力消費を抑制するために設定されている。これは、ヒータの温度を待機モードの設定値に維持しておくためにヒータに供給する電力が、複合機10の消費電力の大部分を占めているためである。
次に、制御部11が実行する省電力処理を、図3のフローチャートに従って説明する。この省電力処理は、所定周期毎に繰り返し実行される。
まず、ステップ(以下、Sと略記する。)100において、ファックスデータが受信されたか否かが判定される。そして、S101においてYESのときには、次にS101においてヒータへの通電が100%(待機モード)とされた後、次にS102においてタッチパネルディスプレィの表示がオンとされる。S102の実行後、この処理が終了する。
一方、S100でNOのときには、次にS103において、LAN又はUSBを介して接続されているコンピュータから画像データが送信されたか否かが判定され、YESのときにはS101が実行される。
また、S103においてNOのときには、次にS104において、操作部17が操作されてコピーモードが設定されるとともにスタートボタンが押されたか否かが判定され、YESのときにはS101が実行される。
S104においてNOのときには、次にS105において、S101,S103及びS104がいずれもNOとなってからの経過時間が計時され、予め設定されている第1判定時間を経過時間が超えたか否かが判定される。そして、S105においてNOであったときには、前記S101が実行される。第1判定時間は、操作部17における操作により、例えば5分から1時間の範囲内で設定される。
一方、S105においてYESのときには、次に、S106においてヒータへの通電電力が待機モード時の60%に制限され、画像印刷部15が待機モードから節電モードに切り替えられる。このため、ヒータの温度は徐々に下降して節電モードにおける設定値となる。次にS107が実行され、タッチパネルディスプレィの表示がオンからオフに切り替えられる。従って、画像印刷部15を動作させない時間に基づいて、画像印刷部15のモードが待機モードから休止モードに切り替えられる。
次に、S108において、画像印刷部15が節電モードに切り替えてからの経過時間が計時され、予め設定されている第2判定時間を経過時間が超えたか否かが判定される。そして、S108においてNOであったときには、この処理が終了される。第2判定時間は、操作部17における操作により、例えば15分から2時間の範囲内で設定される。一方、S108においてYESのときには、次に、S109においてヒータへの通電が停止され、節電モードからスリープモードに切り替えられる。従って、画像印刷部15を動作させない時間に基づいて、画像印刷部15のモードが待機モードからさらにスリープモードに切り替えられる。
また、制御部11は、節電モード又はスリープモードにおいて、前記マットスイッチ23が使用者によって操作されたときに、画像印刷部15を節電モード又はスリープモードから待機モードに復帰させるための動作復帰処理を実行する。この処理は、画像印刷部15が節電モード又はスリープモードとなっており、印刷用紙への即時画像印刷が不可能なときに、使用者が複合機10の正面に立ったことに基づいて、画像印刷部15を節電モード又はスリープモードから待機モードに復帰させるものである。
次に、制御部11が実行する画像印刷部15の動作復帰処理を、図4に示すフローチャートに従って説明する。この動作復帰処理も、所定周期毎に繰り返し実行される。
まず、S200において、マットスイッチ23の検出結果から、複合機10の正面に使用者が立ったか否かが判定される。そして、S200においてNOのときには、この処理が終了される。
一方、S200においてYESのときには、次に、S201において、節電モードであるか否かが判定され、YESのときには、次にS202で、音声報知部25が制御され、節電モードから待機モードへの復帰中である旨を知らせるメッセージが使用者に音声報知されるとともに、タッチパネルディスプレィに「節電モードです。しばらくお待ちください。」といったようなメッセージが表示された後、S203が実行される。なお、この場合に、音声、又は、タッチパネルディスプレィの表示のみで使用者に節電モードであることを報知してもよい。
また、S201においてNOのときには、次に、S204において、スリープモードであるか否かが判定される。そして、S204においてNOのときには、この処理が終了される。
一方、S204においてYESのときには、次にS205において、スリープモードから待機モードへの復帰中である旨を知らせるメッセージが使用者に音声報知されるとともに、タッチパネルディスプレィに「スリープモードです。しばらくお待ちください。」というようなメッセージが表示された後、S203が実行される。なお、この場合に、音声、又は、タッチパネルディスプレィの表示のみで使用者にスリープモードであることを報知してもよい。
S203においては、フットスイッチ24の検出結果に基づき、使用者が節電モード又はスリープモードから待機モードへの復帰を中止しようとしたか否かが判定され、YESのときにはこの処理が終了される。従って、スキャナやファックスの送信や、トナーの補充や、印刷用紙の補充をしようとして使用者がフットスイッチ24を操作したときには、画像印刷部15が節電モード又はスリープモードに戻される。
一方、S203においてNOのときには、次にS206において、画像印刷部15の定着器のヒータに対する通電量が、0%又は60%から100%に切り替えられる。従って、マットスイッチ23により使用者が検出されたときには、画像印刷部15の動作状態が節電モード又はスリープモードから待機モードに向かって切り替えられ、加熱ローラの温度が待機モードにおける設定値に向かって増大する。次に、S207において、タッチパネルディスプレィの表示がオフからオンに切り替えられる。
次に、S208において、使用者により操作部17が操作され、コピーモードが選択されるとともにスタートボタンが押されたか否かが判定される。そして、S208においてYESのときには、次に、S209において、例えば、ヒータへの通電量を100%に切り替えた時点からの経過時間に基づき、加熱ローラの温度が待機モードにおける設定値に達したか否かが判定される。すなわち、画像印刷部15が即時に画像印刷可能な状態に切り替わったか否かが判定される。そしてS209においてYESのときには、次にS210において画像印刷部15が制御され、コピー原稿から取得した画像データが印刷用紙に印刷される。なお、S209においてNOのときには、画像印刷部15が制御されることなくこの処理が終了される。
一方、S208においてNOのときには、次に、S211において、マットスイッチ23がオンとなった時点からの経過時間が、予め設定されている第3判定時間を超えたか否かが判定される。なお、第3判定時間は、操作部17における操作により、例えば5分から30分の範囲内で設定される。そして、S211においてYESのときには、使用者が、コピー作業以外の作業、例えば、スキャナ作業、ファックス送信作業、トナー交換作業、又は、印刷用紙補充作業等のために、複合機10の正面に立ったと判断される。この場合、次にS212において、ヒータへの通電量が100%から60%に戻される。従って、使用者が検出された時点から第3判定時間が経過するまで画像印刷部15をコピーモードで動作させるための操作が行われないときには、画像印刷部15の節電モード又は休止モードから待機モードへの切り替えが中止され、節電モードに戻される。S212の実行後、S213においてタッチパネルディスプレィの表示がオンからオフに切り替えられた後、この処理が終了される。
一方、S211においてNOのときには、使用者がコピー作業を行う可能性があると判断され、ヒーターへの通電量が100%とされるとともにタッチパネルディスプレィの表示がオンとされたままこの処理が終了される。
以上詳述したように、この実施形態によれば、使用者が複合機10の本体正面に立ったことがマットスイッチ23により検出され、これに基づいて画像印刷部15の動作状態が制御部11により切り替えられる。すなわち、動作状態が、即時印刷不可能な節電モード又は休止モードから即時印刷可能な待機モードに向かって復帰する。このため、使用者は、節電モード又は休止モードとなっている複合機10によりコピー作業を行うときに、節電モード又は休止モードから待機モードに復帰させるための操作を自ら行う必要がない。このため、コピー、ファックス受信、又は、外部からの印刷出力が所定時間行われないときに、画像印刷部15の動作状態が待機モードから節電モードさらにスリープモードに自動的に切り替わる複合機10において、節電を図りながら利便性を向上することができる。
また、使用者が複合機10の本体正面に立ったことを、装置本体の正面床面に設置されるマットスイッチ23により検出するので、複合機10を使おうとする使用者の存在を確実に検出することができる。このため、使用者がコピー作業を行おうとするときに、画像印刷部15の動作状態が待機モードに確実に切り替わるので、利便性が一層向上する。
また、マットスイッチ23がオンとなった時点からの経過時間が計時され、この時間が予め設定された第3判定時間を超えるまでにコピーモードでスタートボタンが押されるか否かが判定される。そして、第3判定時間内にスタートボタンが押されなかったときには使用者がコピー作業以外の作業を行うと判定され、待機モードへの復帰が中止されて休止モードに戻される。このため、使用者が、スキャナ作業、ファックス送信作業、又は、トナーや印刷用紙の補充作業を行うときに、画像印刷部15の動作状態が無用に待機モードのままとならないようにし、節電を図ることができる。
また、使用者が複合機10の正面から離れると、省電力処理の実行により、第1判定時間経過後に画像印刷部15が待機モードから休止モードとなり、さらに、第2判定時間経過後に休止モードからスリープモードとなる。逆に、頻繁にコピー作業が行われるときには画像印刷部15が待機モードのままとなるので、使用者がコピー作業を行うときに即座にコピー作業を行うことができる。
さらに、使用者によりスイッチ操作されるフットスイッチ24を設け、マットスイッチ23がオンの状態でフットスイッチ24がスイッチ操作されたときには、待機モードへの復帰を中止して節電モード又は休止モードに戻す。このため、使用者がスキャナ作業、ファックス送信作業、又は、トナーや印刷用紙の補充作業を行うときに、画像印刷部15の動作状態が無用に節電モード又は休止モードからモードに切りかわらないようにすることができ、節電を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、この発明を複合機に具体化した第2実施形態を図5に従って説明する。なお、この実施形態は、前記第1実施形態において制御部11が実行する動作復帰処理の一部のみが異なるので、その異なる部分の処理のみについて詳述する。
図5に示すように、この実施形態の動作復帰処理において、制御部11は、前記動作復帰処理においてS200でYESのときには、次にS2001でMPU11a内のフラグをオンとした後に、S201を実行する。
また、S200においてNOのときには、制御部11は、次に、S2002においてフラグがオンであるか否かを判定し、フラグがオフのときにはこの処理を終了する。一方、制御部11は、S2002においてフラグがオンのときには、次にS2003においてヒータへの通電量を60%とする。従って、制御部11は、マットスイッチ23が一旦オンとなり、節電モード又は休止モードから待機モードへ切り替えている途中、又は、切り替え完了後に、マットスイッチ23がオンからオフとなったときには、使用者がコピー作業を行わないか、又は、コピー作業が完了したと判断する。そして、画像印刷部15の節電モード又は休止モードから待機モードへの復帰を即座に中止するか、又は、待機モードから休止モードに即座に戻す。そして、次に実行するS2004においてフラグをオンからオフに切り替えた後にこの処理を終了する。
この実施形態によれば、使用者が複合機10から離れた時点で、省電力処理による待機モードから節電モードさらに休止モードへの切り替えを待たず、即座に待機モードから休止モードに戻される。従って、例えばコピー作業の頻度が高くない職場において無用に待機モードとされる時間を削減し、より一層の節電を図ることができる。
なお、復帰中止スイッチとして、フットスイッチ24の代わりに、操作部17に新たに設けた押しボタンスイッチ(復帰中止スイッチ)を用いてもよい。
第1実施形態の複合機を示す斜視図。 同じく構成を示すブロック図。 省電力処理を示すフローチャート。 動作復帰処理を示すフローチャート。 第2実施形態の動作復帰処理を示すフローチャート。
符号の説明
10…画像形成装置としての複合機、11…状態切替手段としての制御部、15…画像形成手段としての画像印刷部、23…検出手段としてのマットスイッチ、24…復帰中止スイッチとしてのフットスイッチ、25…音声報知手段としての音声報知部。

Claims (6)

  1. 電子写真方式により記録用紙に画像形成する画像形成手段と、
    同画像形成手段が動作しない時間の長さに基づき、即時画像形成可能な待機モードから省電力モードである休止モードに同画像形成手段を切り替える状態切替手段と
    を備えた画像形成装置において、
    装置本体の正面に位置する使用者を検出する検出手段を備え、
    前記状態切替手段は、使用者が検出されたことに基づき、前記画像形成手段を前記休止モードから前記待機モードに向かって復帰させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、装置本体の正面床面上に設置されるマット状のスイッチとされていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記状態切替手段は、使用者が検出された後に所定時間が経過するまで前記画像形成手段をコピーモードで動作させるための操作が行われないときには、同画像形成手段を休止モードへ戻すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 使用者により操作される復帰中止スイッチを備え、
    前記状態切替手段は、使用者が検出されている状態で前記復帰中止スイッチが操作されたときには、前記画像形成手段を休止モードへ戻すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記状態切替手段は、使用者が検出されなくなったことに基づき、前記画像形成手段を休止モードへ戻すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 使用者が検出されたときに、前記画像形成手段が休止モードであることを示す情報を音声及び画像の少なくともいずれか一方で使用者に報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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