JP2006250977A - 光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図る上で有利な光学素子を提供する。
【解決手段】光学素子40は、容器42と、第1の液体44と、第2の液体46と、電圧印加手段を含んで構成されている。第1の液体44は、有極性または導電性を有し容器42に封入されている。第2の液体46は、第1の液体44と互いに混合しないものであり容器42に封入されている。また、第1の液体44と第2の液体46は等しい比重を有しかつ第1の液体44の透過率は第2の液体46の透過率よりも低くなるように形成されている。側面壁4204の内面で第1の液体44が位置する部分に親水膜58が形成され、側面壁4204の内面で第2の液体46が位置する部分に撥水膜60が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は光学素子に関する。
電気毛管現象(エレクトロウエッティング現象)を用いて透過する光量の調整を行う光学素子が提案されている(特許文献1参照)。
この光学素子10では、図12(A)に示すように、厚さ方向において互いに対向する端面壁12と、両端面壁12を接続する側面壁14とを有する密閉された容器16と、容器16に封入された有極性または導電性を有する第1の液体20と、容器16に封入され第1の液体20よりも透過率が高い第2の液体22とを備えている。
そして、第1の液体20と第2の液体22として互いに混合しない性状のものを用い、かつ、第1の液体20と第2の液体22として互いに比重の等しいものを用い、容器16内に空気などを混入せずにそれら第1の液体20と第2の液体22のみを封入すると、容器16を回転させても揺らしても第1の液体20と第2の液体のみを容器16に封入した当初の状態が維持され、界面24が端面壁12にほぼ平行した状態が維持される。
図中符号28は第1の液体20に電圧を印加するための電極、30は電極28を覆う絶縁膜である。
そして、前記電圧印加手段によって第1の液体20に電圧を印加することにより電気毛管現象によってそれら第1の液体20と第2の液体22の界面24を図12(A)に実線と破線で示す間にわたって変形させ、これにより端面壁12を通り容器16の厚さ方向に延在する光の透過路18を形成させるように構成されている。
具体的には、印加電圧が零の状態では光の透過方向と直交する方向の全域に図12(A)に実線で示すように第1の液体20が延在することで光の透過を阻止、あるいは、減少させ、印加電圧を上昇させると図12(A)に破線で示すように第2の液体22を両方の端面壁12に接触することで透過路18が形成され、印加電圧を調整することで第2の液体22と一方の端面壁12との接触面積を増減させ透過路18の大きさを調整するようにしている。
特開2001−228307号公報
このような従来の光学素子10では、側面壁14の内面に第1、第2の液体20、22の動きを円滑にするための撥水膜26が形成されている。そして、第1の液体20が撥水膜26に対してなす接触角θは両者の特性によって決定され、接触角θは90度より小さい値である。
ところで、図12(B)に示すように、光学素子10の光の透過方向における寸法(厚さ方向における寸法)を縮小していくと、電圧を印加しない状態で第1の液体20が光の透過方向と直交する方向の全域にわたって延在することにより光の透過路18を遮断することができても、図12(C)に示すように、電圧を印加した状態で第2の液体22が一方の端面壁12にしか接触することができず、光の透過路18を形成することができない場合が生じる。
このような現象は、第1の液体20が撥水膜26に対してなす接触角θが90度より小さい値であり、界面24が第1の液体20から第2の液体22に対して厚さ方向に凸状を呈した曲面(球面を含む)を形成することに起因している。
このように、従来は、電気毛管現象(エレクトロウエッティング現象)を用いて透過する光量の調整を行う光学素子10の光の透過方向における寸法(厚さ方向における寸法)の小型化を図る上で限界があった。
一方、このような光学素子10が搭載される撮像装置は小型化が求められており、光学素子10の光の透過方向における寸法(厚さ方向における寸法)の小型化を如何に図るかが大きな問題となっている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、小型化を図る上で有利な光学素子を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、厚さ方向において互いに対向する端面壁と、前記両端面壁を接続する側面壁とを有する密閉された容器と、前記容器に封入された有極性または導電性を有する第1の液体と、前記容器に封入され前記第1の液体と互いに混合しない第2の液体と、前記第1の液体に電圧を印加する電圧印加手段とを備え、前記第1の液体と第2の液体は等しい比重を有しかつ前記第1の液体の透過率は第2の液体の透過率よりも低く形成され、前記電圧印加手段による電圧印加によりそれら前記第1の液体と第2の液体の界面が変形し、前記端面壁を通り前記容器の厚さ方向に延在する光の透過路が形成される光学素子であって、前記側面壁の内面で前記第1の液体が位置する部分に、前記第1の液体に対する濡れ性が前記第2の液体に対する濡れ性よりも高く形成された親水膜が形成され、前記側面壁の内面で前記第2の液体が位置する部分に、前記第2の液体に対する濡れ性が前記第1の液体に対する濡れ性よりも高く形成された撥水膜が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、電圧印加が無いときに、第1、第2の液体の界面が平坦面を呈しているので、光学素子の光の透過方向における寸法を縮小しても、従来と違って、電圧を印加した状態で第2の液体を2つの端面壁の双方に確実に接触させることができる。
したがって、電圧を印加した状態で光の透過路を確実に形成することができ光学素子の小型化、薄型化を図る上で有利となる。
容器の側面壁の内面で第1の液体が位置する部分に親水膜を形成し、側面壁の内面で第2の液体が位置する部分に撥水膜を形成することによって上記目的を実現した。
次に本発明の実施例1について図面を参照して説明する。
まず、本発明の光学素子が用いる電気毛管現象(エレクトロウエッティング現象)の原理について説明する。
図2は電気毛管現象の原理説明図であり、(A)は電圧印加前の状態を示す図、(B)は電圧印加後の状態を示す図である。
図2(A)に示すように、基板1の表面上に第1の電極2が形成され、この電極2の表面に絶縁膜3が形成されている。
この絶縁膜3の表面に有極性または導電性を有する第1の液体4が位置しており、第1の液体4には第2の電極5が電気的に接続されている。
図2(A)に示すように、第1の電極2と第2の電極5との間に電圧Eが印加されていない状態では、第1の液体4は表面張力によってその表面が上方に凸のほぼ球面をなしている。このときに絶縁膜3の表面と、第1の液体4が絶縁膜3に接触している部分における液面の角度θ、すなわち接触角θをθ0とする。
ところが、図2(B)に示すように、第1の電極2と第2の電極5との間に電圧Eが印加された状態では、絶縁膜3の表面に例えばプラス電荷が帯電することで第1の液体4を構成する分子に電界(静電気力)が作用する。これにより、第1の液体4を構成する分子が引き寄せされることで、第1の液体4の絶縁膜3に対する濡れ性が良くなり、接触角θはθ0よりも小さなθ1となる。また、接触角θは電圧Eの値が大きくなるに従って小さくなる。
このような現象を電気毛管現象という。
次に、実施例1の光学素子40について説明する。
図1は実施例1における光学素子40の構成を示す断面図である。
図1に示すように、光学素子40は、容器42と、第1の液体44と、第2の液体46と、電圧印加手段を含んで構成されている。
容器42は、厚さ方向において互いに対向する端面壁4202と、両端面壁4202を接続する側面壁4204とを有し、それら両端面壁4202と側面壁4204とにより密閉された収容室42Aを有している。
本実施例では、端面壁4202は円板状を呈し、側面壁4204は端面壁4202の外径と同じ寸法の外径を有する円筒状を呈し、収容室42Aは扁平な円柱状を呈している。
また、端面壁4202および側面壁4204は、絶縁性を有する材料で形成され、さらに、端面壁4202は光を透過する透明な材料で形成されている。
端面壁4202を構成する材料として、例えば、透明で絶縁性を有する合成樹脂材料あるいは透明なガラス材料を用いることができる。
側面壁4204の内側には側面壁4204の全周に沿って第1の電極48(負極電極)が円筒状に延在形成され、第1の電極48の内側には第1の電極48の全域を覆うように第1の電極48の全周に沿って絶縁膜50が円筒状に延在形成されている。
2つの端面壁4204のうちの一方の端面壁4204の内面の外周寄りの箇所には、該一方の端面壁4204と同心円状に環状の第2の電極52(正極電極)が延在形成され、第2の電極52はその内周部分が収容室42A内に露出するとともに、第2の電極52は絶縁膜50により第1の電極48と絶縁されている。
2つの端面壁4204のうちの一方の端面壁4204の内面のうち第2の電極50の内側全域に光を透過する透明な親水膜54が形成されている。親水膜54は第1の液体44に対する濡れ性が第2の液体46に対する濡れ性よりも高くなるように形成されている。
容器42の外部には出力電圧が可変の電源56が設けられ、電源56の負電圧出力端子が第1の電極48に電気的に接続され、電源56の正電圧出力端子が第2の電極52に電気的に接続されている。
本実施例では、第1の電極48、第2の電極52、電源56によって前記電圧印加手段が構成されている。
第1の液体44は、有極性または導電性を有し容器42に封入されている。
第2の液体46は、第1の液体44と互いに混合しないものであり容器42に封入されている。
また、第1の液体44と第2の液体46は等しい比重を有しかつ第1の液体44の透過率は第2の液体46の透過率よりも低くなるように形成されている。
第1の液体44および第2の液体46については後で詳述する。
側面壁4204の内面で第1の液体44が位置する部分に親水膜58が形成され、側面壁4204の内面で第2の液体46が位置する部分に撥水膜60が形成されている。
親水膜58は第1の液体44に対する濡れ性が第2の液体46に対する濡れ性よりも高くなるように構成されたものであり、言い換えると、親水膜58に対する第1の液体44の接触角は、親水膜58に対する第2の液体46の接触角よりも小さい値となるように構成されている。
親水膜58は、例えば親水性ポリマーや界面活性剤を側面壁4204の内面に塗布することで形成することができ、従来公知の様々な材料を採用可能である。
撥水膜60は第2の液体46に対する濡れ性が第1の液体44に対する濡れ性よりも高くなるように構成されている。言い換えると、撥水膜60に対する第2の液体46の接触角は、撥水膜60に対する第1の液体44の接触角よりも小さい値となるように構成されている。
撥水膜60は、例えばフッ化化合物などからなる撥水処理剤を側面壁4204の内面に塗布することで形成することができ、従来公知の様々な材料を採用可能である。
容器42の収容室42Aには、まず、撥水膜60が設けられた側の端面壁4202上に第2の液体46がその液面が撥水膜60の上縁に位置するように注入され、その上に第1の液体44が注入され、収容室42Aから空気を抜いてそれら第2の液体46および第1の液体44が容器42内に封入される。
これにより、第1の液体44が位置する端面壁4202の内面の外周全周に位置する第1の液体44箇所の全域は、第2の電極52に接触することで第2の電極52に電気的に接続された状態となり、かつ、収容室42Aの外周全周に位置する第1の液体44の箇所の全域は、絶縁膜50、親水膜58、撥水膜60を介して第1の電極48に臨んだ状態となる。
したがって、電源56から第1の電極48、第2の電極52に電圧が印加されると、第1の液体44に電圧が印加されることになる。
次に、光学素子40の動作について説明する。
図3は光学素子40に電圧が印加されていない状態を示す説明図、図4は光学素子40に第1の電圧E1が印加された状態を示す説明図、図5は光学素子40に第1の電圧よりも大きい値の第2の電圧E2が印加された状態を示す説明図、図6は光学素子40に第2の電圧よりも大きい値の第3の電圧E3が印加された状態を示す説明図である。
電源56から第1の電極48、第2の電極52に電圧が印加されない状態(E=0V)では、図3に示すように、収容室42Aの外周全周に位置する第1の液体44の箇所の全域は親水膜58の表面に接触しその接触角は90度となり、収容室42Aの外周全周に位置する第2の液体46の箇所の全域は撥水膜60の表面に接触しその接触角は90度となっている。
したがって、第1の液体44と第2の液体46の間に形成される界面62は平坦面を呈している。
この際、第1の液体44が光の透過方向と直交する方向の全域にわたって延在することにより容器40の厚さ方向に進行する光は遮断された状態となる。
電源56から第1の電極48、第2の電極52に電圧E1が印加されると(E1>0V)、図4に示すように、電気毛管現象により、界面62が第2の液体50から第1の液体48に向かって凸状の曲面(球面)となるように変形し、界面62の中央が一方の端面壁4202に近づいた形状となる。言い換えると、第1の液体44の厚さの寸法は中央が最も小さく(薄く)、中央から収容室42Aの外周に離れるに従って厚さの寸法が大きく(厚く)なる。
この際の第1の液体44の撥水膜60に対する接触角は90度よりも小さなものとなり、側面壁4204(撥水膜60)の部分では第1の液体44が側面壁4204に沿って第2の液体46に進入している。
第1の電圧よりも大きい値の第2の電圧E2が電源56から第1の電極48、第2の電極52に印加されると(E2>E1)、図5に示すように、界面62の凸状の曲面(球面)の湾曲の傾斜が大きくなり、界面62の中央が一方の端面壁4202(親水膜54)に接触する。
これにより、端面壁4202(親水膜54)上で界面62が接触している領域には、第1の液体44が存在しなくなり、収容室42Aの中央に(両端面壁4202の中央に)第2の液体46のみが存在する領域64が形成され、この領域64により端面壁4202を通り容器42の厚さ方向に延在する光の透過路66が形成される。
第2の電圧よりも大きい値の第3の電圧E3が電源56から第1の電極48、第2の電極52に印加されると(E3>E2)、図6に示すように、界面62の凸状の曲面(球面)の湾曲の傾斜がさらに大きくなる。
そして、収容室42Aの中央に(両端面壁4202の中央に)形成された第2の液体46のみが存在する領域64の直径が拡大され、光の透過路66の直径が拡径される。
したがって、電源56から第1の電極48、第2の電極52に印加される電圧を調整することで、第2の液体46のみが存在する領域64の直径を拡大および縮小させることができ、光の透過路66の直径を拡径および縮径する絞り動作を行うことができる。
本実施例によれば、電圧印加が無いときに、第1の液体44が親水膜58および撥水膜60に対してなす接触角θが90度であり、かつ、第2の液体46が親水膜58および撥水膜60に対してなす接触角が90度であり、界面62が平坦面を呈しているので、光学素子40の光の透過方向における寸法(厚さ方向における寸法)を縮小しても、従来と違って、電圧を印加した状態で第2の液体22を2つの端面壁4202の双方に確実に接触させることができる。
したがって、電圧を印加した状態で光の透過路66を確実に形成することができ薄型化を図る上で有利となる。
また、従来のように、電圧印加が無い状態で、第1、第2の液体20、22の界面62が第1の液体44が第2の液体46に対して凸状の曲面を呈している場合には(図10(A)参照)、第2の液体46が第1の液体44と第1の電極48の間に介在する現象が生じ、したがって、第1の電極48から印加される電圧が第2の液体46によって邪魔されるため第1の液体44に電圧が印加されにくく、第1の液体44における電気毛管現象を確実に生じさせることができず、絞り動作の安定化を図る上で不利が生じる。
これに対して、本実施例では、第1、第2の液体44、46の界面62が平坦面を呈しているので、第2の液体46が第1の液体44と第1の電極48の間に介在する現象がなく、したがって、第1の電極48から印加される電圧が第2の液体46によって邪魔されること無く第1の液体44に印加されるため、第1の液体44における電気毛管現象を確実に生じさせることができ、しぼり動作の安定化を図る上で有利となる。
また、第2の液体46が位置する側面壁4204箇所に撥水膜60を形成したため、第1の液体44が撥水膜60の箇所まで位置した場合には、撥水膜60上で第1の液体44の液面が円滑に動きやすいので、絞りの動作速度の高速化を図る上で有利となる。
また、第1の液体44側の端面壁4202上に親水膜54を形成したので、第1の液体44が親水膜54に対して良く濡れる。したがって、第2の液体46が第1の液体44側の端面壁4202にいったん接触した後でその端面壁4202から離れる際に、親水膜54から第2の液体46が離間しやすくなり、絞りの動作速度の高速化を図る上で有利となる。
次に、本実施例で用いた第1の液体44および第2の液体46について説明する。
比重と屈折率とが互いに異なる3種類の液体を混合することで第1の液体44を得、本発明者は、それら3種類の液体の混合比を変えることで第1の液体44の比重および屈折率をそれぞれ大きな範囲で変えられることを見出した。
例えば、2種類の液体を用いて第1の液体44を得る場合から説明する。
2種類の液体として純水とエタノールとを用いて第1の液体44を得、それらの混合比を変える。
図7に示すように、それらの混合比を変えていくと、第1の液体44の比重と屈折率は、直線的にあるいは曲線的に変化していく。
また、2種類の液体として純水とエチレングリコールとを用いて第1の液体44を得、それらの混合比を変える。
図8に示すように、それらの混合比を変えていくと、第1の液体44の比重と屈折率は、直線的にあるいは曲線的に変化していく。
なお、純水の比重は1.0、屈折率は1.333であり、エタノールの比重は0.789、屈折率は1.361であり、エチレングリコールの比重は1.113、屈折率は1.430である。
これに対して、3種類の液体を用いて第1の液体44を得、それらの混合比を変える。
例えば、3種類の液体として純水とエタノールとエチレングリコールとを用いて第1の液体44を得、それらの混合比を変える。
図9に示すように、純水とエタノールとエチレングリコールの混合比を変えることで、純水とエタノールとエチレングリコールの3つの座標を結んだ三角形の大きな領域R内で第1の液体44の比重と屈折率を変えることが可能である。
一方、図9には、市販された各種のシリコンオイルの比重および屈折率の座標が点在されている。
したがって、三角形の領域R内に点在する市販のシリコンオイルを第2の液体46として使用し、純水とエタノールとエチレングリコールとを混合し比重および屈折率を上記のシリコンオイルと等しくした第1の液体44を使用することができる。
本実施例では、第1の液体44は、純水とエタノールとエチレングリコールを混合した液体にカーボンブラックが溶かされることで形成され、黒色を呈しており、0.1mm程度の厚さで光を遮光できるように形成され、光学素子の薄型化に有利となっている。
第1の液体44の屈折率と第2の液体46の屈折率を等しく形成すると、界面62におけるレンズ効果の発生を防止でき、絞り動作を確実に行わせる上で有利となる。
また、エタノールを水に混合して第1の液体44を形成すると、凝固点(融点)を下げることができ、寒冷地で凝固することを防止できるので、光学素子40の寒冷地での使用が可能となる。
本実施例では、エタノールの凝固点は−114度であり、エチレングリコールの凝固点は−13度であり、第1の液体44の凝固点を−40度以下とすることが可能である。
また、実施例では、第1の液体44を、既存の比重が異なる3種類の液体を混合して用いるようにしたので、第1の液体の比重を、図9に領域Rで示すように、大きな範囲で変更できる。
すなわち、互いに比重が異なる2種類の液体を混合した場合、2種類の液体の混合比を変えることで得られる第1の液体の比重は、図9に示すように、それら液体の座標を結んだ直線の範囲内でしか変えることができない。
これに対して、3種類の液体を混合した場合、純水とエタノールとエチレングリコールの3つの座標を結んだ三角形の大きな領域R内で第1の液体44の比重を変えることが可能となる。
したがって、第1の液体44の比重と第2の液体46の比重とを簡単に等しくでき、所望の特性を有する光学素子40を簡単に製造することができる。
さらに、図9に示すように、比重とともに屈折率が異なる少なくとも3種類の液体、例えば、純水とエタノールとエチレングリコールを混合して第1の液体44を得るようにしたので、第1の液体44の比重と第2の液体46の比重とを簡単に等しくできるとともに、同時に、第1の液体44の屈折率と第2の液体46の屈折率とを簡単に等しくでき、レンズ効果の発生を防止する上で有利となる。
また、実施例では、複数種類の液体として純水とエタノールとエチレングリコールとを用いて第1の液体44を得る場合について説明したが、使用する複数種類の液体は純水とエタノールとエチレングリコールに限定されず、既存の各種の液体を選択することが可能である。
図10、図11を参照して説明する。
図10は様々な種類の液体の比重および屈折率を示す図、図11は用いる各種液体の比重および屈折率の数値を示す図である。
例えば、図10に示すように、用いる液体としてA群、B群、C群、D群のものが挙げられ、各A乃至D群に用いる液体の具体名を図11に示す。
図10に三角形の領域R1で示すように、3種類の液体として、A群から選択した1つの液体の座標と、B群から選択した1つの液体の座標と、C群から選択した1つの液体の座標を結んだ三角形の大きな領域R1内で、それらの混合比を変えることで比重と屈折率を変えることが可能である。
また、図10に三角形の領域R2で示すように、3種類の液体として、B群から選択した1つの液体の座標と、C群から選択した1つの液体の座標と、D群から選択した1つの液体の座標を結んだ三角形の大きな領域R2内で、それらの混合比を変えることで比重と屈折率を変えることが可能である。
すなわち、従来公知の様々な液体を選択し、それらの混合比を変えることで比重と屈折率を簡単に変えることが可能である。
なお、第1の液体に使用する液体の種類は3種類に限定されず、4種類以上であってもよい。
また、実施例では、第1の液体44を、比重および屈折率が異なる複数種類の液体を混合することで、第2の液体46と比重が等しくなるように形成する場合について説明したが、第2の液体46を、比重および屈折率が異なる複数種類の液体を混合することで、第1の液体44と比重が等しくなるように形成してもよい。
さらに、実施例では、単一のシリコンオイルを第2の液体46として使用した場合について説明したが、シリコンオイル自体も屈折率や比重などの特性が異なるものが複数存在しており、所望の特性の一種類のシリコンオイルを選択し第2の液体46として使用するようにしてもよく、あるいは、特性の異なる複数種類のシリコンオイルを選択し、それらの混合比を変えて所望の屈折率および比重とした後第2の液体46として使用するようにしてもよい。
また、実施例では、第1の液体44に直流電圧を印加することで電気毛管現象を発生させる場合について説明したが、第1の液体44に印加する電圧は直流電圧に限定されるものではなく、交流電圧やパルス電圧、あるいは、ステップ状に増減する電圧など、どのような電圧を用いてもよく、要は第1の液体44に電気毛管現象を発生させることができればよい。
実施例1における光学素子40の構成を示す断面図である。 電気毛管現象の原理説明図であり、(A)は電圧印加前の状態を示す図、(B)は電圧印加後の状態を示す図である。 光学素子40に電圧が印加されていない状態を示す説明図である。 光学素子40に第1の電圧E1が印加された状態を示す説明図である。 光学素子40に第1の電圧よりも大きい値の第2の電圧E2が印加された状態を示す説明図である。 光学素子40に第2の電圧よりも大きい値の第3の電圧E3が印加された状態を示す説明図である。 純水とエタノールの混合比と比重および屈折率の特性を示す線図である。 純水とエチレングリコールの混合比と比重および屈折率の特性を示す線図である。 純水とエタノールとエチレングリコールの比重および屈折率を示す図である。 様々な種類の液体の比重および屈折率を示す図である。 用いる各種液体の比重および屈折率の数値を示す図である。 従来の光学素子の構成を示す図であり、(A)は容器の厚さ方向の寸法が十分に確保された構成を示す図、(B)は容器の厚さ方向の寸法を縮小した場合において光の透過路を遮断した状態を示す図、(C)は容器の厚さ方向の寸法を縮小した場合において光の透過路を形成することができない状態を示す図である。
符号の説明
40……光学素子、42……容器、4202……端面壁、4204……側面壁、44……第1の液体、46……第2の液体、58……親水膜、60……撥水膜、62……界面、66……光の透過路。

Claims (4)

  1. 厚さ方向において互いに対向する端面壁と、前記両端面壁を接続する側面壁とを有する密閉された容器と、
    前記容器に封入された有極性または導電性を有する第1の液体と、
    前記容器に封入され前記第1の液体と互いに混合しない第2の液体と、
    前記第1の液体に電圧を印加する電圧印加手段とを備え、
    前記第1の液体と第2の液体は等しい比重を有しかつ前記第1の液体の透過率は第2の液体の透過率よりも低く形成され、
    前記電圧印加手段による電圧印加によりそれら前記第1の液体と第2の液体の界面が変形し、前記端面壁を通り前記容器の厚さ方向に延在する光の透過路が形成される光学素子であって、
    前記側面壁の内面で前記第1の液体が位置する部分に、前記第1の液体に対する濡れ性が前記第2の液体に対する濡れ性よりも高く形成された親水膜が形成され、
    前記側面壁の内面で前記第2の液体が位置する部分に、前記第2の液体に対する濡れ性が前記第1の液体に対する濡れ性よりも高く形成された撥水膜が形成されている、
    ことを特徴とする光学素子。
  2. 前記界面は、前記厚さ方向と交差する面上に形成され、前記親水膜は、前記第1の液体が位置する前記側面壁箇所の内面の全周に設けられ、前記撥水膜は、前記第2の液体が位置する前記側面壁箇所の内面の全周に設けられていることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
  3. 前記電圧印加手段は、前記側面壁の内面の全周に設けられた第1の電極と、前記第1の液体が位置する側の前記端面壁の内面の外周に設けられた第2の電極とを含んで構成され、前記親水膜および撥水膜は前記第1の電極の表面を覆うように設けられていることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
  4. 前記電圧印加手段は、前記側面壁の内面の全周に設けられた第1の電極と、前記第1の液体が位置する側の前記端面壁の内面の外周に設けられた第2の電極とを含んで構成され、前記親水膜および撥水膜は前記第1の電極の表面を覆うように設けられ、前記第1の液体が位置する側の前記端面壁の内面で前記第2の電極の内側部分に、前記第1の液体に対する濡れ性が前記第2の液体に対する濡れ性よりも高く形成された前記親水膜とは別の親水膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
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