JP2006250479A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 過冷却熱交換器を有する空気調和機において、冷媒回路内の冷媒循環量に不足を来さないように、過冷却熱交換器に流される冷却用の冷媒流量を適正に制御する。
【解決手段】 室外熱交換器と室内熱交換器との間に、室外熱交換器により凝縮された液冷媒が貯留されるレシーバタンク14と、内管15bと外管15aのうちの一方の管路内にレシーバタンク14から室内熱交換器に至る冷媒が流され、他方の管路内にレシーバタンク14内の液冷媒が冷却用の冷媒として開度可変の膨張弁17により減圧されて流される過冷却熱交換器15とが接続されている空気調和機において、上記一方の管路内の冷媒循環量が室内熱交換器での冷房能力が所定値(特には最大値)を示す流量時に、上記他方の管路内に流れる冷却用の冷媒流量を上限値として膨張弁17の最大開度を決定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は空気調和機に関し、さらに詳しく言えば、室外機に過冷却熱交換器を備えている空気調和機に関するものである。
空気調和機には、圧縮機,四方弁および室外熱交換器を有する室外機と、室内熱交換器を有する室内機とが含まれ、四方弁を切り替えることにより、室外熱交換器側が凝縮器で室内熱交換器側が蒸発器となる冷房運転と、これとは逆に、室外熱交換器側が蒸発器で室内熱交換器側が凝縮器となる暖房運転とを選択することができる。
上記したように、冷房運転時には凝縮器となる室外熱交換器により圧縮機から吐出される高圧ガス冷媒が液冷媒とされ、その液冷媒が室内熱交換器に送られる。室内機側で高い冷房能力を得るうえで、液冷媒のまま室内熱交換器に送られることが好ましいが、往々にして配管系内での圧力損失などにより液冷媒が気液二相状態に変化してしまう。
このように、室内熱交換器の前で液冷媒が気液二相状態となると、室内熱交換器の冷房能力が低下するばかりでなく、気液二相の冷媒が室内機側の膨張弁を通過する際に不快な音が発生することがある。
これを防止するため、特許文献1に記載の発明では、室外熱交換器から室内熱交換器に送られる液冷媒を、レシーバタンク(気液分離器)から冷却用としてバイパス的に抜き出した冷媒と過冷却熱交換器で熱交換して過冷却するようにしている。
特許文献1のほかに、この種の過冷却熱交換器を備えた空気調和機としては、特許文献2,3があり、特許文献2に記載の発明では、室外熱交換器から室内熱交換器に送られる液冷媒の過冷却度が目標値となるように膨張弁を制御する点と、冷却用の冷媒が気化するように膨張弁を制御する点とを開示している。
また、特許文献3に記載の発明では、室内熱交換器(蒸発器)の入口での冷媒温度と、過冷却熱交換器の出口での温度とを検出して、その温度差に基づいて膨張弁の開度を調節し、室内熱交換器の入口での温度を冷媒の乾き度がほぼ零になる温度にすることにより、室内機の運転効率を向上させる技術を開示している。
特開2000−283583号公報 特開平6−265232号公報 特開平10−38399号公報
このように、過冷却熱交換器を用いることにより、室外熱交換器から室内熱交換器に液冷媒をそのまま送ることができる。しかしながら、過冷却熱交換器に流入する冷媒が気液二相状態である場合には、気液二相冷媒の潜熱が奪われるだけで、その入口側と出口側の温度差が大きくならないため、制御手段は冷却用の冷媒流量を増やすように膨張弁を制御する。そうすると、相対的に室内機に流れる冷媒循環量が不足し、室内機での冷房能力の低下が起こり得る。この点については、上記した従来技術のいずれも触れられていない。
したがって、本発明の課題は、室外機側に室内熱交換器に送られる液冷媒を冷却用の冷媒にて冷却する過冷却熱交換器を有する空気調和機において、室内機に流れる冷媒循環量に不足を来さないように、過冷却熱交換器に流される冷却用の冷媒流量を適正に制御することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、冷房運転時に、圧縮機の吐出側から室外熱交換器,室内熱交換器,上記圧縮機の吸入側へと冷媒が循環される冷媒回路を含み、上記室外熱交換器と上記室内熱交換器との間に、上記室外熱交換器により凝縮された液冷媒が貯留されるレシーバタンクと、互いに熱交換可能な2本の管路のうちの一方の管路内に上記レシーバタンクから上記室内熱交換器に至る冷媒が流され、他方の管路内に上記レシーバタンク内の液冷媒が冷却用の冷媒として開度可変の膨張弁により減圧されて流される過冷却熱交換器とが接続されているとともに、少なくとも上記圧縮機および上記膨張弁を制御する制御手段を備えている空気調和機において、上記制御手段は、上記一方の管路内の冷媒循環量が上記室内熱交換器での冷房能力が所定値を示す流量時に、上記他方の管路内に流れる冷却用の冷媒流量を上限値として、上記膨張弁の最大開度を決定することを特徴としている。
上記の所定値は、当該空気調和機の運転状況に応じて任意に設定することができるが、好ましくは上記室内熱交換器での冷房能力の最大値である。
本発明の好ましい態様によれば、上記制御手段は、上記圧縮機の体積流量V〔m/s〕,圧縮機制御変数(圧縮機の馬力係数)Xc,低圧ガス密度DG〔kg/m〕および体積効率nを入力パラメータとして、上記膨張弁の最大開度を決定する。
本発明によれば、過冷却熱交換器に冷却用の冷媒を流すにあたって、室内熱交換器での冷房能力を優先し、冷却用の冷媒流量の上限値を室内熱交換器での冷房能力が所定値(好ましくは最大値)を示す流量となるように膨張弁の最大開度を決定するようにしたことにより、冷却用の冷媒が上記上限値以上流されることがないため、過冷却熱交換器の動作時に、室内熱交換器に流れる冷媒循環量不足の発生を確実に防止することができる。
次に、図1および図2により、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は本発明による空気調和機の全体的な構成を示す模式図,図2は本発明の空気調和機が備える過冷却熱交換器を含む要部を示す模式図である。
まず、図1を参照して、本発明による空気調和機の全体的な構成を説明する。この空気調和機には、室外機10と室内機20とが含まれている。室外機10と室内機20は、同一筐体内に収納される一体型であってもよいし、分離して構成されそれらが所定の配管部材を介して接続されるスプリット型であってもよい。スプリット型の場合、室内機20は壁掛け式,天井埋め込み式もしくは床置き式のいずれであってもよい。
この例における空気調和機は、冷房運転と暖房運転とが可能なヒートポンプ式の冷媒回路を備えている。そのため、室外機10には、その基本的な構成として、圧縮機11,四方弁12,室外送風ファン13aを有する室外熱交換器13,レシーバタンク(気液分離器)14,過冷却熱交換器15およびアキュムレータ16が設けられている。圧縮機11は、インバータ制御による可変速圧縮機,一定速圧縮機のいずれでもよい。
室内機20は、基本的な構成として、室内送風ファン21aを有する室内熱交換器21を備え、その一端は過冷却熱交換器15に接続され、他端は四方弁12を介して圧縮機11もしくはアキュムレータ16のいずれか一方に選択的に接続される。
冷房運転時には、四方弁12が図1の実線のように切り替えられ、冷媒が圧縮機11→四方弁12→室外熱交換器13→レシーバタンク14→過冷却熱交換器15→室内熱交換器21→四方弁12→アキュムレータ16→圧縮機11へと流れる。この場合、室外熱交換器13が凝縮器として作用し、室内熱交換器21が蒸発器となる。
この冷房運転時において、室内熱交換器21の冷媒流入側に設けられている蒸発温度検出サーミスタ22aの検出温度をTHin,冷媒流出側に設けられているスーパーヒート(SH)検出サーミスタ22bの検出温度をTHoutとすると、室内機20側の図示しない制御部は、室内機20側の電子膨張弁23をつぎのように制御して、目標SH制御(能力最大制御)を行う。
すなわち、実際のSHをSH(=THout−THin)とし、目標SHをSHとして、
SH<SHの場合には、電子膨張弁23を絞るように制御し、SH>SHの場合には、電子膨張弁23を開くように制御する。一般的に能力を最大限発揮させるには、SH=1〜3℃に設定される。
また、室温制御との関係についていえば、室内機20の設定温度TSET(通常,18〜30℃)と、図示しない温度センサにより検出される室内温度TROOMとの差に応じて、目標SH(SH)を変える。すなわち、TROOM−TSETが小さい場合には、電子膨張弁23を絞って目標SHを大きくし、TROOM−TSETが大きい場合には、電子膨張弁23を開いて目標SHを小さくする。
暖房運転時には、四方弁12が図1の鎖線のように切り替えられ、冷媒が圧縮機11→四方弁12→室内熱交換器21→過冷却熱交換器15→レシーバタンク14→室外熱交換器13→四方弁12→アキュムレータ16→圧縮機11へと流れる。この場合、室内熱交換器21が凝縮器として作用し、室外熱交換器13が蒸発器となる。
次に、図2を参照して、過冷却熱交換器15は、外管15a内に内管15bを同軸的に挿通した2重管からなる液−ガス熱交換器で、この例では、外管15a内にレシーバタンク14から室内熱交換器21に向かう液冷媒が流される。なお、2重管に代えて、例えば2本の配管を並べて溶接もしくはフィンにて連結して熱交換可能としたものを過冷却熱交換器15に用いてもよい。
これに対して、内管15bは、電子膨張弁17を有するバイパス管15cを介してレシーバタンク14と接続され、レシーバタンク14から冷却用の冷媒が電子膨張弁17により気化(減圧)されてガス冷媒として流される。
この場合、冷却用の冷媒を確実に液相として取り出せるように、バイパス管15cはレシーバタンク14の底部に接続することが好ましい。なお、上記の例とは異なり、内管15b内にレシーバタンク14から室内熱交換器21に向かう液冷媒を流し、外管15a内に冷却用の冷媒を流してもよい。
電子膨張弁17は、ステッピングモータにより開度が調節される開度可変型であり、その開度が制御手段(CPU)19により制御される。その開度制御のため、第1ないし第3温度センサ18a〜18cが用いられる。
第1温度センサ18aは、過冷却熱交換器15の入口側で液冷媒の温度を検出する。第2温度センサ18bは、過冷却熱交換器15の出口側で液冷媒の温度を検出する。第3温度センサ18cは、冷却用の冷媒の出口側の温度を検出する。このほかに、圧縮機11の吐出側には高圧圧力センサ18dが設けられ、アキュムレータ16の低圧配管側には低圧圧力センサ18eが設けられる。
CPU19は、第3温度センサ18cにて検出された温度と、低圧飽和温度(低圧圧力センサ18eの検出値から算出される温度)とを比較して、蒸発しきれない冷媒をアキュムレータ16に戻さないようにするため、すなわち冷却用の冷媒を無駄に多く使用しないようにするため、SH(スーパーヒート)が目標値に追従するように電子膨張弁17の開度を制御する。
ただし、第1温度センサ18aの検出温度TLinと第2温度センサ18bの検出温度TLoutの温度差SC(=TLin−TLout)が設定値(例えば12℃)を超えると、電子膨張弁17の開度を絞る方向に制御する。
ここで図2に示すように、冷媒回路の冷媒循環量をq〔kg/s〕,過冷却熱交換器15から室内熱交換器21に供給される冷媒流量をq〔kg/s〕,過冷却熱交換器15に流される冷却用の冷媒流量をq〔kg/s〕,過冷却熱交換器15の入口側のエンタルピをI〔kJ/kg〕,過冷却熱交換器15の出口側のエンタルピをI〔kJ/kg〕として、図3(a)にこの冷媒回路のモリエル線図を示す。なお、この例で圧縮機11は一定速圧縮機で、冷媒循環量qは一定としている。
図3(b)に冷却用の冷媒流量qと上記温度差SC(=TLin−TLout)の相関グラフを示す(横軸は冷媒循環量qに対する冷却用の冷媒流量qのバイパス流量割合で、q /q×100〔%〕としている)。このグラフから分かるように、冷却用の冷媒流量qを大きくすると温度差SCも大きくなり、したがって、図3(a)のモリエル線図において冷凍効果ΔI(=Iout−I)が大きくなることを意味している。なお、過冷却熱交換器15に流れる冷媒が気液二相状態であるときの温度差SCを点線で示す。
また、図3(c)にバイパス流量割合q /q×100〔%〕と冷凍効果ΔI〔kJ/kg〕の相関グラフを示す。室内熱交換器21の冷房能力Q〔kW〕は、
Q=q〔kg/s〕×ΔI〔kJ/kg〕
で表される。
冷媒回路に冷媒の流量損失がないとすると、q=q−qである。したがって、過冷却熱交換器15に冷却用の冷媒を流しすぎると、室内熱交換器21に供給される冷媒流量qが減ることになるため、図3(d)のグラフに示すように、室内熱交換器21の冷房能力Qは、能力最大点を境に低下することになる。
この現象を防止するため、冷房運転時において、CPU19は室内熱交換器21の冷房能力を考慮して、室内熱交換器21に流れる冷媒循環量に不足が生じないように電子膨張弁17の開度を制御する。
この制御にあたって、CPU19はまず、圧縮機11の体積流量V〔m/s〕,低圧ガス密度DG〔kg/m〕および体積効率nを入力パラメータとして、冷媒回路の冷媒循環量(質量流量)q〔kg/s〕を算出する。
体積流量V〔m/s〕は、一定速圧縮機の場合「1秒間に圧縮機に流入する冷媒の体積」であり、インバータ制御による可変速圧縮機の場合には「(1回転あたりに圧縮機に流入する冷媒体積)×(回転数)」である。
なお、室外機10に複数台の圧縮機11が搭載されており、室内機20側で要求されている冷房能力に応じて、圧縮機11の稼働台数が選択される場合の体積流量には、稼働中の圧縮機11に流入する冷媒の総和を用いる。
圧縮機11の低圧側(吸入側)と高圧側(吐出側)には冷媒がガス状態で存在する。上記低圧ガス密度DG〔kg/m〕とは、その低圧側のガス状態で存在するガス密度である。また、上記体積効率nとは、圧縮機固有の体積流量のロス割合で1より小さい値である。
冷媒回路の冷媒循環量(質量流量)qは、
=n×(V×Xc)×DG
により求められる。Xcは圧縮機制御変数(圧縮機容量)で、Xc=1は0.1馬力(HP)に相当する。
CPU19は、冷媒の低圧圧力値を目標低圧圧力値に近づくように圧縮機制御変数Xcの値を制御する。室内機の運転台数や室内負荷が増加すると冷媒の低圧圧力値が上昇し、また、室内機の運転台数や室内負荷が減少すると、冷媒の低圧圧力値が下降する。すなわち、運転の状態が変化しても、個々の室内機が一定の能力を確保できるように、CPU19は圧縮機11の運転容量を制御する。一定速圧縮機の場合には、その台数を制御し、可変速圧縮機の場合には、その周波数を制御する。
CPU19は、上記のようにして冷媒回路の冷媒循環量qを算出し、室内熱交換器21に流れる冷媒循環量(q−q)が不足して室内熱交換器21の冷房能力Qが能力最大点を境に低下しないように、過冷却熱交換器15に流される冷却用の冷媒流量(バイパス流量)qの最大流量値、すなわち電子膨張弁17の最大開度を決定する。
本発明によれば、このようにして電子膨張弁17の最大開度が決定されるため、冷却用の冷媒の流しすぎにより能力低下が生ずることがない。一つの目安として、冷却用の冷媒流量qが冷媒循環量qの15%となる際の開度を最大開度とするとよい。
なお、電子膨張弁17はステッピングモータにより駆動されるため、CPU19からステッピングモータに与えるパルス数によって、電子膨張弁17の開度を制御することができる。
本発明による空気調和機の全体的な構成を示す模式図。 本発明の空気調和機が備える過冷却熱交換器を含む要部を示す模式図。 (a)上記空気調和機の冷媒回路のモリエル線図,(b)過冷却温度と冷却用冷媒のバイパス流量との相関を示すグラフ,(c)冷凍効果と冷却用冷媒のバイパス流量との相関を示すグラフ,(d)冷房能力と冷却用冷媒のバイパス流量との相関を示すグラフ。
符号の説明
10 室外機
11 圧縮機
12 四方弁
13 室外熱交換器
14 レシーバタンク
15 過冷却熱交換器
15a 外管
15b 内管
15c バイパス管
16 アキュムレータ
17 電子膨張弁
18a〜18c 温度センサ
19 CPU(制御手段)
20 室内機
21 室内熱交換器

Claims (3)

  1. 冷房運転時に、圧縮機の吐出側から室外熱交換器,室内熱交換器,上記圧縮機の吸入側へと冷媒が循環される冷媒回路を含み、上記室外熱交換器と上記室内熱交換器との間に、上記室外熱交換器により凝縮された液冷媒が貯留されるレシーバタンクと、互いに熱交換可能な2本の管路のうちの一方の管路内に上記レシーバタンクから上記室内熱交換器に至る冷媒が流され、他方の管路内に上記レシーバタンク内の液冷媒が冷却用の冷媒として開度可変の膨張弁により減圧されて流される過冷却熱交換器とが接続されているとともに、少なくとも上記圧縮機および上記膨張弁を制御する制御手段を備えている空気調和機において、
    上記制御手段は、上記一方の管路内の冷媒循環量が上記室内熱交換器での冷房能力が所定値を示す流量時に、上記他方の管路内に流れる冷却用の冷媒流量を上限値として、上記膨張弁の最大開度を決定することを特徴とする空気調和機。
  2. 上記所定値が、上記室内熱交換器での冷房能力の最大値である請求項1に記載の空気調和機。
  3. 上記制御手段は、上記圧縮機の体積流量V〔m/s〕,圧縮機制御変数(圧縮機の馬力係数)Xc,低圧ガス密度DG〔kg/m〕および体積効率nを入力パラメータとして、上記膨張弁の最大開度を決定する請求項1または2に記載の空気調和機。
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