JP2006248268A - 草刈機 - Google Patents

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Kazuo Samejima
和夫 鮫島
Hironori Dobashi
弘典 土橋
Teruo Shimamura
輝郎 島村
Hiroshi Kawabata
博志 川畑
Takeshi Komorida
武史 小森田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

【課題】 モーアを連結した走行機体の後部に、ラジエータを前置きした水冷式のエンジンを収容した原動部を設け、この原動部の前方に配置された運転座席の後方から前記ラジエータへの冷却用外気を取り込むよう構成するとともに、ラジエータの前部に箱形に構成された除塵網を配備して、この除塵網を通過した清浄外気をラジエータに導くよう構成した草刈機において、運転座席とラジエータとの間隔を大きくすることなく除塵網の吸気面積を増大して早期の目詰まりなく連続作業を行えるようにする。
【解決手段】 原動部に備えたエンジンボンネット9の前端をラジエータ7よりも後方に設定し、除塵網23の上部および横側部をラジエータ7の後方にまで延出してエンジンボンネット9の前端に接続してある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モーアを連結した走行機体の後部に、ラジエータを前方に位置させた水冷式のエンジンを搭載し、走行機体の前後中間に配置された運転座席の後方からラジエータへの冷却用外気を取り込むよう構成した草刈機に関する。
上記草刈機としては、ラジエータの前部に箱形に構成された除塵網を配備して、この除塵網を通過した清浄外気をラジエータに導くよう構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−154857号公報
上記のように構成された草刈機においては、機体全長を短くするためにエンジンを極力前方に位置させて配置されているために、運転座席とラジエータとの間隔は小さいものになり勝ちであり、この間隔に配備される箱型防塵網の吸気面積を大きく確保することが困難なものとなっていた。このために、防塵網を通過する冷却風の風速が早くなり、浮塵の多い作業環境においては浮塵が防塵網に吸引付着されて早期に目詰まり状態になることがあった。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、運転座席とラジエータとの間隔を大きくすることなく防塵網の吸気面積を増大して早期の目詰まりなく連続作業を行えるようにすることを主たる目的としている。
第1の発明は、モーアを連結した走行機体の後部に、ラジエータを前置きした水冷式のエンジンを収容した原動部を設け、この原動部の前方に配置された運転座席の後方から前記ラジエータへの冷却用外気を取り込むよう構成するとともに、ラジエータの前部に箱形に構成された除塵網を配備して、この除塵網を通過した清浄外気をラジエータに導くよう構成した草刈機において、
前記原動部に備えたエンジンボンネットの前端を前記ラジエータよりも後方に設定し、除塵網の上部および横側部をラジエータの後方にまで延出して前記エンジンボンネットの前端に接続してあることを特徴とする。
上記構成によると、除塵網の上部および横側部がラジエータの後方にまで延長されたことになり、除塵網全体としての吸気面積が増大し、その分、防塵網を通過する冷却風の風速を抑制することができる。
従って、第1の発明によると、運転座席とラジエータとの間隔を大きくしなくても防塵網の吸気面積を増大して早期の目詰まりなく連続作業を行うことが可能となった。
第2の発明は、上記第1の発明において、
前記除塵網を前記エンジンボンネットに連結して、除塵網をエンジンボンネットと一体に開閉可能に構成してあるものである。
上記構成によると、エンジンボンネットを開けることでエンジンのみならずラジエータの周囲も大きく開放することができ、メンテナンス性に優れたものとなる。
第3の発明は、上記第1または2の発明において、
前記原動部と前記運転座席との間に門形の転倒保護フレームを立設し、前記除塵網の前部の一部を前方に膨出して前記転倒保護フレームにおける左右支柱の間に入り込ませてあるものである。
上記構成によると、転倒保護フレームにおける左右支柱の間のデッドスペースに除塵網を延長するので、運転座席とラジエータとの間隔を大きくすることなく更に吸気面積を増大することができる。
図1に本発明に係る草刈機の側面が、また、図2にその平面がそれぞれ示されている。この草刈機は、向き固定の前輪1と操向可能な後輪2を備えた四輪駆動型の走行機体3の前部にモーア4が油圧駆動されるリフトアーム5を介して昇降可能に連結された基本構成を備えている。
前記走行機体3の下部に配備された主フレーム6の後部には、ラジエータ7を前置きにした水冷式のエンジン8が搭載されて、後部支点a周り上下に揺動開閉可能なエンジンボンネット9で覆われた原動部が構成され、この原動部の前方に運転座席10が配備されるとともに、原動部と運転座席10との間に位置させてアーチ形の転倒保護フレーム11が立設配備され、さらにその前方に後輪2を操向するステアリングハンドル12が配備されている。ここで、エンジン8からの出力は機体前部に配備された油圧式無段変速装置(HST)13に入力されて無段に変速された後、その前部に直結されたミッションケース14で減速されて前輪1に伝達されるとともに、ミッションケース14内で分岐された走行系動力が伝動軸15を介して後輪2に伝達されるようになっている。
図8に示すように、前記ミッションケース14は左右の主フレーム6の前端部に、平面形状で段違い状に屈曲された左右一対の連結板16を介して連結されており、主フレーム6と連結板16の段違い角部を利用して底付き角筒状のボス部17が形成され、このボス部17に転倒保護フレーム11における左右支柱部11aの下端が挿入されてピン連結されている。
前記運転座席10はサスペンション機構18の上に前後位置調節可能に装着されており、この運転座席10にシートベルト19が装備されている。このように運転座席10自体にシートベルト19を装備することで、走行中の機体バウンド等によって運転座席10が浮き上がり移動するようなことがあってもシートベルト19が運転座席10と共に移動するので締め付けが強くなってしまうことが回避される。
本発明は、上記構成の草刈機における冷却風取入れ部の構造に特徴を有しており、その構造について詳細に説明する。
ラジエータ7とエンジン8との間にはエンジン出力軸にベルト掛け連動された冷却ファン21が配備され、運転座席10の後方空間から外気を吸引してラジエータ7に導いた後、エンジンルーム内を後方に流動させて、エンジンボンネット9の後端に形成した排気口22から機外に排出させるよう構成されるとともに、ラジエータ7の前部には箱型に形成された除塵網23が配備され、この除塵網23を通過して浄化された外気を冷却風としてラジエータ7に吸引供給するようになっている。なお、ラジエータ7の前面には上方に抜き出し可能に細かいメッシュのフィルタ24が配備されるとともに、ラジエータ7への冷却風路中に油圧系の作動油を冷却するオイルクーラ25が配備されている。
前記ラジエータ7の背面には、前記冷却ファン21を囲繞するファンシュラウド26が設けられるとともに、このファンシュラウド26の周囲にエンジンルームの前端を区画閉塞する仕切り板27が取付けられ、エンジンルームの熱気がラジエータ7の前方に逆流することが阻止されている。
前記エンジンボンネット9は前後長さが一般的なものよりも短く形成されて、その前端がラジエータ7よりも後方に位置するよう構成されており、このエンジンボンネット9の前端に箱型の前記除塵網23が連結されている。除塵網23は、細孔が無数に打ち抜き形成されたパンチング鋼板を箱型に形成したものであり、エンジンボンネット9と一体に揺動開閉されるようになっている。また、除塵網23の前面中央付近には転倒保護フレーム11における左右の支柱部11aの間に形成されたデッドスペースに突入する膨出部23aが突設されている。
図3に示すように、エンジンボンネット9が所定姿勢に閉じられた状態では、ボンネット先端部における両横側部および除塵網23の上部が前記仕切り板27の外周縁に装着したゴムシール28に圧接されてエンジンルームの前端が気密状に区画閉塞されるようになっている。
上記のように構成された冷却風取入れ部構造によると、除塵網23はその吸気面である上部および左右両側部がラジエータ7を後方に越えたものとなっており、除塵網23全体の吸気面積の増大が図られている。また、除塵網23の前面に形成した膨出部23aによって吸気面積の更なる拡大が図られている。
なお、エンジンボンネット9の前端中央部には、前記仕切り板27の上部に設けた固定ピン29に横方向から付勢係合されるロック金具30が備えられるとともに、このロック金具30をロック解除操作するノブ31がボンネット上面に回動操作可能に装備されており、エンジンボンネット9を下方揺動するだけで自動的に閉じ位置で係合ロックされ、ノブ31を回動操作してロック解除することでエンジンボンネット9を上方に開放揺動することができるようになっている。
〔別実施例〕
(1)図10に示すように、前記除塵網23をエンジンボンネット9に対して独立して脱着できるようにして実施することもできる。この場合、エンジンボンネット9を開放した状態で、除塵網23の左右下端に備えた下向きのピン32を機体側の受け枠33に差し込み、除塵網23の後端左右に備えた連結金具23bを仕切り板27に備えた取り付け座34の固定ボルト35に嵌め付け、ノブ付きナット36を固定ボルト35に締め込み装着することで除塵網16を位置決め固定することができ、その後、エンジンボンネット9を閉じて除塵網16の後端部に重合することになる。
(2)また、図10中に示すように、前記仕切り板27の上部をエンジンボンネット9の前端部内面に対向するように構成することで、除塵網23の上部での吸気面積を一層拡大することができるものとなる。
草刈機の全体側面図 草刈機の全体平面図 冷却用外気取り入れ構造の縦断側面図 冷却用外気取り入れ構造の横断平面図 冷却用外気取り入れ構造の縦断正面図 除塵網付きエンジンボンネットの斜視図 仕切り板と除塵網付きエンジンボンネットとの分解斜視図 転倒保護フレームの基部構造を示す平面図 転倒保護フレームの基部構造を示す側面図 冷却用外気取り入れ構造の別実施例を示す縦断側面図
符号の説明
3 走行機体
4 モーア
7 ラジエータ
8 エンジン
9 エンジンボンネット
10 運転座席
11 転用保護フレーム
11a 支柱部
23 除塵網

Claims (3)

  1. モーアを連結した走行機体の後部に、ラジエータを前置きした水冷式のエンジンを収容した原動部を設け、この原動部の前方に配置された運転座席の後方から前記ラジエータへの冷却用外気を取り込むよう構成するとともに、ラジエータの前部に箱形に構成された除塵網を配備して、この除塵網を通過した清浄外気をラジエータに導くよう構成した草刈機において、
    前記原動部に備えたエンジンボンネットの前端を前記ラジエータよりも後方に設定し、除塵網の上部および横側部をラジエータの後方にまで延出して前記エンジンボンネットの前端に接続してあることを特徴とする草刈機。
  2. 前記除塵網を前記エンジンボンネットに連結して、除塵網をエンジンボンネットと一体に開閉可能に構成してある請求項1記載の草刈機。
  3. 前記原動部と前記運転座席との間に門形の転倒保護フレームを立設し、前記除塵網の前部の一部を前方に膨出して前記転倒保護フレームにおける左右支柱の間に入り込ませてある請求項1または2記載の草刈機。
JP2005063849A 2004-07-23 2005-03-08 草刈機 Pending JP2006248268A (ja)

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FR0507812A FR2875376B1 (fr) 2004-07-23 2005-07-22 Tondeuse a gazon avec moteur dispose a l'arriere du siege conducteur

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