JP2006244912A - 発光管の製造方法、発光管および蛍光ランプ - Google Patents

発光管の製造方法、発光管および蛍光ランプ Download PDF

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Abstract

【課題】 製造コストが安く、外観の良好な発光管を製造可能な発光管の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ガラス管を、軟化させ、成形治具の錘面に沿って巻き付けて外観視略円錐体形状に成形する工程を含む蛍光ランプの製造方法において、前記外観視略円錐体形状のガラス管の巻層部の少なくとも中央部側の領域における隣接する管同士の前記平面と平行な方向における距離Gb1を略一定に保ち、前記ガラス管の端部とその端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge1を前記距離Gb1よりも長く保つように、前記成形治具に前記ガラス管を巻き付ける。
【選択図】 図9

Description

本発明は、発光管の製造方法、発光管および前記発光管を備えた蛍光ランプに関する。
近年、照明分野において、省エネ・省資源光源として種々のコンパクト形蛍光ランプ(以下、単に蛍光ランプ)が開発されている。その一例として、未だ実用化はされていないが、二重渦巻形の放電路を有する外観視略円盤形状の発光管を備えた蛍光ランプ(以下、渦巻形蛍光ランプ)が提案されている。このような渦巻形蛍光ランプは、従来の環形蛍光ランプに比べてコンパクトであり、かつ特性面においても被照射面が円形となる好ましい配光分布を有する。
従来の渦巻形蛍光ランプの製造方法における発光管本体作製工程では、まず、軟化させたガラス管を、略円錐体形状の成形治具の錘面に沿って二重螺旋状に巻き付けて外観視略円錐体形状の中間体を作製し(例えば、特許文献1および2に開示されている方法による。)、次に、前記中間体を、軟化点以下の温度下で圧力を加えて外観視略円盤形状に変形させて発光管本体を作製している。
ところで、図11に示すように、渦巻形蛍光ランプをコンパクトにし、かつ発光面の輝度むらを少なくするためには、発光管本体500の巻層部510の隣接する管同士の距離Gbが均一かつ比較的短いことが好ましい。そこで、前記発光管本体作製工程において、ガラス管は成形治具に均一かつ比較的短い巻ピッチで巻き付けられる。
一方、発光管本体500の端部520a,520bに電極を付着する際のバーナー等の熱によって、隣接する巻層部510までもが軟化・変形しないように、前記端部520a,520bと巻層部510との距離Geは、所定の長さ以上にしておく必要がある。また、端部520a,520bに口金を取り付けるためにも、距離Geは所定の長さ以上にしておく必要がある。なお、上述した巻層部510の軟化・変形は、バーナー等の火力を弱めることによって防止することができるが、その場合、加熱不十分となり封着部分にクラックやリーク等の封着不良が発生し、電極封着工程の良品歩留が低下するおそれがある。
そこで、従来、発光管本体作製工程後に、巻層部510における端部520a,520b付近の所定位置を、バーナー530a,530b等によって加熱・軟化させ、前記端部520a,520bが仮想線で示す位置から実線で示す位置まで移動するよう外方へ曲げて、距離Geを長くする再加工を行っている。
ドイツ特許860675号 ドイツ特許871927号
ところが、前記再加工は、加熱、成形、冷却等の各ステップを含んだ比較的時間のかかる工程を有するため、蛍光ランプの製造コストが増大する。また、再加工すると、成形治具を用いて滑らかな二重渦巻状に巻いた発光管本体500にゆがみが生じ、蛍光ランプの外観が損なわれる。
本発明は、上記した課題に鑑み、製造コストが安く、外観の良好な蛍光ランプを製造可能な発光管の製造方法を提供することを主たる目的とする。本発明の他の目的は、そのような製造コストが安く外観の良好な発光管および蛍光ランプを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明に係る発光管の製造方法は、軟化させたガラス管の中央部を略円錐体形状の成形治具の頂部に掛止し、前記中央部よりも両端部側をそれぞれ前記成形治具の錘面に沿って二重螺旋状に巻き付けて、前記ガラス管を外観視略円錐体形状に成形する第1の工程と、前記外観視略円錐体形状に成形したガラス管を、前記中央部と前記端部との間の巻層部の管軸が略一平面内に含まれる外観視略円盤形状に変形させる第2の工程とを含む発光管の製造方法であって、前記第1の工程において、前記巻層部の少なくとも前記中央部側の領域における隣接する管同士の前記平面と平行な方向における距離Gb1を略一定に保ち、前記ガラス管の端部と前記端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge1を前記距離Gb1よりも長く保つように、前記成形治具に前記ガラス管を巻き付けることを特徴とする。
請求項2記載の本発明に係る発光管の製造方法は、請求項1記載の発光管の製造方法において、前記成形治具の錘面には、前記ガラス管の巻き付け経路に沿って誘導溝が形成されており、前記誘導溝は、前記ガラス管の巻層部の少なくとも中央部側に対応する領域の巻ピッチDpoが略均一で、前記ガラス管の端部に対応する領域の巻ピッチDpeが前記巻ピッチDpoよりも長いことを特徴とする。
請求項3記載の本発明に係る発光管の製造方法は、請求項1または2記載の発光管の製造方法において、前記巻ピッチDpoが0.5mm以上2mm以下、前記巻ピッチDpeが3mm以上10mm以下であることを特徴とする。
請求項4記載の本発明に係る発光管の製造方法は、請求項1から3のいずれかに記載の発光管の製造方法において、前記外観視略円盤形状のガラス管の端部に電極を封着する第3の工程と、前記第3の工程後、前記ガラス管の巻層部における前記端部付近の所定範囲を、前記端部が前記巻層部側に近づくように曲げ加工する第4の工程とを含むことを特徴とする。
請求項5記載の本発明に係る発光管の製造方法は、請求項4記載の発光管の製造方法において、前記第4工程後の前記ガラス管の端部と前記端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge2が0.5mm以上3mm未満であることを特徴とする。
請求項6記載の本発明に係る発光管は、軟化させたガラス管の中央部を略円錐体形状の成形治具の頂部に掛止し、その中央部よりも端部側の部分をそれぞれ前記成形治具の錘面に沿って巻き付けて前記ガラス管を外観視略円錐体形状に成形し、さらに、前記中央部と端部との間の巻層部の管軸が略一平面内に含まれるような外観視略円盤形状に変形させてなる発光管であって、前記外観視略円錐体形状のガラス管は、前記巻層部の隣接する管同士の前記平面と平行な方向における距離Gb1が略均一で、前記端部とその端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge1が前記距離Gb1よりも長い構成を有する。
請求項7記載の本発明に係る発光管は、請求項6記載の発光管において、前記距離Gb1が0.5mm以上2mm以下、前記距離Ge1が3mm以上10mm以下である構成を有する。
請求項8記載の本発明に係る発光管は、請求項6または7記載の発光管において、前記ガラス管の端部に電極を封着後、前記ガラス管の巻層部における端部付近の所定範囲を曲げ加工することにより、前記端部を前記巻層部側に近づけてなる構成を有する。
請求項9記載の本発明に係る発光管は、請求項8記載の発光管において、前記ガラス管の端部と前記端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge2が0.5mm以上3mm未満である構成を有する。
請求項10記載の本発明に係る蛍光ランプは、請求項6から9のいずれか1項に記載の発光管を備えている構成を有する。
本発明の発光管の製造方法は、軟化させたガラス管を成形治具に巻き付けて外観視略円錐体形状に成形する第1の工程において、距離Gb1を略一定に保ち、かつ、距離Ge1を前記距離Gb1よりも長く保つように、成形治具にガラス管を巻き付けるため、前記ガラス管の成形後に前記距離Ge1を長くする再加工が不要である。したがって、発光管および蛍光ランプの製造コストを削減することができ、また、ゆがみの少ない外観の良好な発光管および蛍光ランプを製造することができる。
また、成形後のガラス管の距離Ge1が距離Gb1よりも長いため、電極封着工程において前記ガラス管の端部を加熱し易く、封着部分にクラックやリーク等の封着不良が発生し難い。したがって、電極封着工程における良品歩留が良い。例えば、管入力25Wの渦巻形蛍光ランプの発光管を製造する場合、従来の製造方法では、再加工を行わずに電極を封着しようとすると良品歩留が約87%であったのに対し、本発明に係る製造方法の場合、同様に再加工を行わずに電極を封着しても良品歩留が最高99.3%に到達した。そして、このようにして製造された発光管を備えた蛍光ランプは、使用開始後も封着部分にクラックやリーク等が発生せず、光束が2300lm、ランプ効率が92lm/W、定格寿命が約10000時間以上という優れたランプ特性を発揮した。
本発明の発光管の製造方法において、成形治具の錘面に、巻ピッチDpoが略均一かつ巻ピッチDpeが前記巻ピッチDpoよりも長い誘導溝が、ガラス管の巻き付け経路に沿って形成されている場合は、前記誘導溝に沿ってガラス管を巻き付けるだけの簡単な作業で前記ガラス管の成形を行うことができる。
また、巻き付けたガラス管が誘導溝に嵌まり込むため、前記ガラス管の巻き付け時や巻き付け後に、前記ガラス管が巻き付け経路からずれ動くことが少ない。したがって、精度良く前記ガラス管を成形することができる。
本発明の発光管の製造方法において、巻ピッチDpoを0.5mm以上2mm以下、巻ピッチDpeを3mm以上10mm以下にした場合は、よりコンパクトで輝度むらの少ない発光管を製造することができる。
本発明の発光管の製造方法において、電極を封着後、前記ガラス管の巻層部における端部付近の所定範囲を前記端部が前記巻層部側に近づくように曲げ加工することによって、従来の製造方法では封着不良が発生するため製造が困難とされていた距離Geの比較的短い発光管を、従来の発光管と同程度のひずみの範囲で製造することができる。
これに対し、従来の製造方法によって距離Geの比較的短い発光管を製造しようとした場合、一旦曲げ加工により距離Geを長くし、電極を封着した後で再度曲げ加工により前記距離Geを短く戻さなければならず、二度の曲げ加工が行われることによってゆがみが酷くなり発光管の外観が著しく損なわれるため、本発明の製造方法に及ぶものではない。
本発明の発光管の製造方法において、距離Ge2を0.5mm以上3mm未満にした場合は、発光管全体に亘ってガラス管同士の距離を略均一にすることができ、より外観の良好な発光管を製造することができる。
本発明の発光管および前記発光管を備えた蛍光ランプは、上述したように、製造コストが安く外観が良好である。
以下、本発明の実施の形態に係る発光管の製造方法、発光管および蛍光ランプについて、図面を参照しながら説明する。
(発光管および蛍光ランプの構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る蛍光ランプを示す図であって、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態にかかる蛍光ランプ1は、本発明の一実施形態にかかる発光管10と、前記発光管10の両端部に取り付けられた口金20a,20bとを備える管入力25Wの渦巻形蛍光ランプであって、店舗・住宅照明等の天井直付ダウンライト用、ウオールライト用等として用いられる。蛍光ランプ1は、口金20a,20bを介して灯具(不図示)に取り付けられ、前記灯具に設けられた高周波専用の電子安定器によって点灯される。なお、蛍光ランプ1は、上記構成に限定されるものではなく、例えば口金20a,20bを備えていなくてもよい。
図2は、発光管を示す図であって、図2(a)は一部破断平面図、図2(b)は正面図である。図3も同じく、発光管を示す図であって、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図である。
図2に示すように、発光管10は、外観視略円盤形状であって、最大外囲径は150mmである。前記発光管10は、外観視略円盤形状の発光管本体100と、前記発光管本体100の両端部110a,110bに封着された電極200a.200bとを備える。発光管10の外径は9mm、内径は7.4mm、管全長は900mm、電極200間距離は800mm、管壁負荷は約0.18W/cmである。
なお、発光管10は上記構成に限定されるものではないが、蛍光ランプ1をコンパクトにするためには、前記発光管10の管内径が3〜20mmの範囲であることが好ましく、その場合には管入力が6〜80Wの範囲であることが好ましい。例えば、管入力8〜40Wの蛍光ランプの場合、発光管10の管外径が8〜14mm、管内径が6〜12mm、管壁負荷が0.14〜0.22W/cmであることが好ましい。また、管入力40〜100Wの光ワットタイプの蛍光ランプの場合、管内径が12〜16mmであることが好ましい。
発光管本体100は、例えばバリウム・ストロンチウムシリケートガラス(軟化点675℃の軟質ガラス)で形成された断面略円形のガラス管を二重渦巻状に成形したものであって、図3に示すように、発光管本体100の管軸101が、後述する直線Aの周りを二重渦巻状に旋回している。
また、発光管本体100の管軸101は、直線Aと略直交する一平面内に含まれている。なお、発光管本体100の管軸101は、全長に亘り一平面内に含まれている必要はなく、後述する巻層部130の管軸が少なくとも略一平面内に含まれていれば良い。
ここで、巻層部130の管軸が略同一平面内に含まれていれば良いとは、前記巻層部130の管軸の一部が前記平面内に含まれていなくても良いことを意味し、言い換えれば、前記巻層部130の管軸が完全に同一平面内に含まれていなくても、発光管本体100全体として外観視略円盤形状であれば良いことを意味する。但し、蛍光ランプ1が円形の好ましい発光面を得るためには、巻層部130の大部分の管軸が一平面内に含まれていることが好ましい。
発光管本体100は、中央部120と、前記中央部120を挟んで対向する両端部110a,110bと、前記中央部120と前記両端部110a,110bとの間の部分で形成される巻層部130とからなる。具体的に説明すると、図3(a)に示すように、中央部120とは、発光管本体100のうち斜線模様で示す領域を構成する部分であり、端部110a,110bとは、格子模様で示す領域を構成する部分であり、巻層部130とは、中央部120および端部110a,110b以外の領域、すなわち模様のない領域を構成する部分である。
中央部120は、発光管本体100の管軸101の中間点付近に対応しており、二重渦巻の折り返し部分となっている。また、中央部120は、巻層部130よりも管外径の太くなった膨出部分121を有し、蛍光ランプ1の点灯時は前記膨出部分121が最冷点となる。なお、発光管10の管内径が3〜16mmの蛍光ランプ1の場合、点灯時に膨出部分121の温度が40〜50℃になるように設計されていれば好適なランプ効率を得ることができる。
巻層部130は、約4周旋回している。なお、巻層部130は、必ずしも約4周旋回している必要はないが、2〜5周程度旋回していることが好ましい。
巻層部130の少なくとも中央部120側の領域における隣接する管同士の隙間において、前記隙間の発光管本体100の管軸101が含まれる平面と平行な方向、すなわち直線Aと略直交する方向における距離Gb2は略均一であり、2mmである。なお、蛍光ランプ1をコンパクトにし、かつ発光面の色むらを少なくするためには、距離Gb2は0.5〜2mmの範囲であることが好ましい。
一方、巻層部130の端部110a,110bに近い領域における隣接する管同士の隙間において、前記隙間の発光管本体100の管軸101が含まれる平面と平行な方向、すなわち直線Aと略直交する方向における距離は、前記端部110a,110bに近づく程長くなっている。
具体的には、図2(a)に示すように、端部110a,110bから管軸101に沿って中央部120側へ1/4周分旋回した位置P1を境に、前記位置P1よりも前記中央部120側は管同士の距離Gb2が略均一であり、前記位置P1よりも前記端部110a,110b側は前記端部110a,110bに近づく程管同士の距離が長くなっている。なお、位置P1と中央部120とを結ぶ直線L1と、端部110a,110bと前記中央部120とを結ぶ直線L2とは、約90°の角度で交差、すなわち略直交している。
端部110a,110bは、電極封着工程においてバーナー等により加熱される部分、または、口金20a,20b内に収納される部分を意味する。端部110a,110bと前記端部110a,110bに隣接する管との隙間において、前記隙間の発光管本体100の管軸101が含まれる平面と平行な方向、すなわち直線Aと略直交する方向における距離Ge2は、距離Gb2よりも長い5mmである。
なお、距離Geは3〜10mmの範囲であることが好ましい。距離Ge2が3mm以上であると、電極封着工程において管端部110a,110bをバーナー等で加熱し易い。したがって、封着部分のクラックやリーク等の不良発生を防止することができ、良品歩留まりを向上させることができる。また、発光管10に口金20a,20bを取り付け易い。
一方、距離Ge2が10mmを超えると、加工の困難性を招いたり、形状的にも所望の外観形状から逸脱した形状となって商品価値が低下したりすることから基本的に好ましくない。但し、蛍光ランプ1の形状や大きさ次第では、距離Gbが10mmを超えても上記不都合が生じない場合がある。
発光管本体100は、上記構成に限定されるものではない。例えば、発光管本体100は、円弧状に旋回する二重渦巻状である以外に、多角形状に旋回する二重渦巻状であっても良い。また、発光管本体100の断面形状は略円形に限定されず、例えば、略楕円形や略多角形であっても良い。
電極200a,200bは、タングステン製のフィラメントコイル201a,201bと一対のリード線202a,202bとを備える。電極200a,200bは、ビーズガラスマウント方式により、フィラメントコイル201a,201bが発光管本体100内部に収容された状態で、前記発光管本体100の端部110a,110bに気密封着されている。
また、発光管本体100の一方の端部110aには、発光管10内のエアの排気や前記発光管10への希ガスの封入に用いられる排気管140が、先端部が封着された状態で気密封着されている。
発光管10の内面には蛍光体層(不図示)が形成され、前記発光管10の内部には水銀150および希ガス(不図示)が封入されている。
蛍光体層は、赤色蛍光体(Y:Eu)、緑色蛍光体(LaPO:Ce,Tb)および青色蛍光体(BaMgAl1627:Eu,Mn)からなる希土類蛍光体で形成されている。なお、蛍光体層は、上記構成に限定されず、公知の希土類の蛍光体で形成されていれば良い。
水銀150は、発光管本体100内に水銀単体の形態で5mg封入されている。なお、水銀150の封入形態は、前記水銀単体の形態に限定されず、例えば亜鉛水銀や錫水銀の形態、或いはビスマス・インジウム水銀等のアマルガムの形態であっても良い。つまり、蛍光ランプ1を点灯させた際に、発光管10内の水銀の蒸気圧特性が、水銀単体で用いたときの蒸気圧特性とほぼ同じになれば良い。
緩衝ガスは、アルゴン(Ar)であって、発光管本体100内に封入圧が約400Paとなるよう封入されている。なお、緩衝ガスは、前記アルゴンに限定されず、ネオン(Ne)やクリプトン(Kr)、或いはアルゴン、ネオンおよびクリプトンを所定の比率で混合させた混合ガスでも良い。
口金20a,20bは、電極200a,200bのリード線202a,202bに接続された一対の電源接続端子ピン21a,21bを備えており、前記口金20a,20bと前記電極200a,200bとは、前記電源接続端子ピン21a,21bおよび前記リード線202a,202bを介して電気的に接続されている。なお、口金20a,20bは、例えば、接着剤により発光管10の端部110a,110bに固着されている。
(発光管の製造方法)
本発明の実施の形態に係る蛍光ランプ1の製造方法について図面を用いて説明する。本発明の実施の形態に係る発光管10の製造方法は、発光管本体100の作製に係る工程に特徴を有し、他の工程は従来技術に準ずるものであるため、前記発光管本体100の作製に係る工程のみを詳細に説明し、他の工程についてはその説明を省略するか簡略するに留める。
1.全体の流れ
最初に、発光管10の製造方法の全体の流れについて簡単に説明する。
図4は、発光管本体の作製工程を説明するための図であって、図4(a)は前記発光管本体の作製に使用されるガラス管を示す図、図4(b)は中間体を示す図、図4(c)は発光管本体を示す図である。
図5は、成形工程を説明するための図であって、図5(a)は成形治具を駆動装置に取り付けるステップを示す図、図5(b)は前記成形治具にガラス管を巻き付けるステップを示す図、図5(c)は前記成形治具からガラス管を外すステップを示す図である。
図6は、変形工程を説明するための図であって、図6(a)は中間体を変形装置に設置するステップを示す図、図6(b)は前記中間体を加熱するステップを示す図、図6(c)は前記中間体に圧力を加え変形させるステップを示す図である。
図7は、電極封着工程を説明する図であって、図7(a)は発光管本体の端部に電極および排気管を配置するステップを示す図、図7(b)はピンチブロックで前記発光管本体の端部を封着するステップを示す図である。
発光管本体100の作製においては、まず、第1の工程としての成形工程でガラス管300から中間体310を作製する。成形工程では、図4(a)に示すような直管状のガラス管300を用意し、前記ガラス管300を加熱により軟化させ、後述する成形治具320の錐面に巻き付けて、図4(b)に示すような二重螺旋状の管軸を有する外観視略円錐体形状の中間体310を作製する。なお、中間体310は、成形後のガラス管から後述する除去部304a,304bを除去した状態をいう。
次に、蛍光体層形成工程を行う。蛍光体層形成工程では、中間体310の内面に蛍光体を塗布し、その後、前記中間体310を加熱して前記蛍光体を焼成する。
次に、第2の工程としての変形工程を行う。変形工程では、中間体310を再度加熱した後、圧力を加えて変形させ、外観視略円錐体形状から図4(c)に示すような外観視略円盤形状に変形させる。なお、蛍光体層形成工程における蛍光体の焼成は、変形工程の熱を利用して行っても良い。これにより、生産効率の向上および製造コストの低減を図ることができる。
次に、電極封着工程を行う。図7(a)に示すように、電極封着工程では、発光管本体100の端部110a,110bに電極200a,200bを封着する。具体的には、電極200a,200bと排気管140とが挿入された発光管本体100の端部110a,110bを、発光管本体100の管軸101が含まれる平面と略直交する方向、すなわち直線Aと略直交する方向両側からバーナー等で加熱・軟化させ、さらに、前記方向両側から封着用治具としての一対のピンチブロック350a,350bによって前記軟化箇所を圧壊封着する。図2に示すように、圧壊封着された部分111a,111bは、前記平面と略平行な板状に形成される。
なお、距離Ge2が比較的長いため、電極200a,200bを発光管本体100の端部110a,110bに封着する際の加熱によって、前記端部110a,110bに隣接する巻層部130が軟化・変形することがなく、容易に歩留の良い封着を行うことができる。
このようにして作製された発光管10の端部に口金20a,20bが取り付けられ、蛍光ランプ1が完成する。
2.成形工程
以下に、成形工程について詳細に説明する。
発光管本体100の作製に使用するガラス管300は、外径が9mm、内径が7.4mm、全長1500mmであって、図4(a)に示すように、前記発光管本体100の中央部120となる中央部301と、前記発光管本体100の巻層部130となる巻層部302a,302bと、前記発光管本体100の端部110a,110bとなる端部303a,303bと、中間体310に成形後に除去される除去部304a,304bとからなる。
図8は、成形治具を示す図であり、図8(a)は平面図、図8(b)は正面図である。ガラス管300は、図8に示すような成形治具320を用いて、外観視略円錐形状の中間体310に成形される。
成形治具320は、外観視略円錐体形状であって、頂部には一対の係止部321a,321bが設けられ、錘面には前記錘面を凹入させて誘導溝322が形成されている。なお、成形治具320は厳密な円錐形状である必要はないことは言うまでもなく、外観視略円錐形状であれば良い。
図8(b)に示す直線Aは、成形治具320が完全な円錐体であると仮想した場合において、前記仮想円錐体の頂点と底面中心とを結ぶ線であり、前記直線Aが前記成形治具320の軸心となる。また、直線Bは、前記仮想円錐体の錐面の母線である。なお、直線Aと直線Bとのなす角度αは例えば約53°であるが、前記角度αは約53°に限定されない。
本発明における成形治具の錐面とは、本実施の形態に係る成形治具320のように錘面に誘導溝322が形成されているため錘面が実際には存在しない場合、前記仮想円錐体の錐面を意味する。前記誘導溝322等が形成されておらず錘面が実際に存在する場合、前記存在する錘面を意味する。
係止部321a,321bは、ガラス管300を成形治具320に巻き付ける際に、前記ガラス管300の中央部301を固定するためのものであって、前記係止部321a,321b間に前記ガラス管300の中央部301が配置される。
誘導溝322は、成形治具320の錘面に、ガラス管300の巻き付け経路に沿って形成されている。具体的には、係止部321a,321b間を折り返し点として、成形治具320の頂部から裾部までに亘って、直線Aを回転軸として二重螺旋状に形成されている。
図8(b)に示すように、誘導溝322は、断面が略L字形であって、直線Aと平行を保ちながら螺旋状に旋回する当接面323を有する。ガラス管300は、当接面323に前記ガラス管300の直線A側を当接させるようにして巻き付けられる。なお、誘導溝322の断面形状は略L字形に限定されず、例えばガラス管300の形状に合わせた曲率を有する円弧形であっても良い。
誘導溝322は、錘面の一部を凹入させて形成する以外に、前記錘面の一部に凸部を設けて形成しても良い。また、誘導溝322は、必ずしも全体に亘って連続している必要はなく、例えば一定の間隔を空けて断続的に連なっているなど一部に不連続な部分があっても良い。さらに、錐面には必ずしも誘導溝322が形成されている必要もなく、凹凸のない平らな錘面であっても良い。
誘導溝322は、ガラス管300の巻層部302a,302bの少なくとも中央部301側に対応する領域の巻ピッチDpoが略均一であって、11mmである。一方、ガラス管300の端部303a,303bに対応する領域の巻ピッチDpe、すなわち誘導溝322の端部324a,324bの巻ピッチは、14mmである。したがって、図8(b)に示すように、巻ピッチDpeは、巻ピッチDpoよりも幅W分(3mm)だけ長い。
ここで、ガラス管300の巻層部302a,302bの少なくとも中央部301側に対応する領域とは、具体的には、前記巻層部302a,302bに対応する領域のうちの、誘導溝322の端部324a,324bから中間部325側へ1/4周分旋回した位置P2よりも前記誘導溝322の前記中間部235側である。なお、図8(a)に示すように、位置P2と中間部325とを結ぶ直線L3と、端部324a,324bと前記中間部325とを結ぶ直線L4とは約90°の角度で交差すなわち略直交している。
誘導溝322の位置P2における巻ピッチ(巻ピッチDpo)は11mmであるが、前記誘導溝322の巻ピッチは、前記位置P2から徐々に広がり始め、端部324a,324b側へ1/4周分旋回する間に幅W分だけ長くなる。したがって、誘導溝322の端部324a,324bの巻ピッチ(巻ピッチDpe)は14mmになる。
本実施の形態に係る成形治具320において、誘導溝322の巻ピッチとは、図8(b)に示すように、巻層する誘導溝322の当接面323間の距離である。巻ピッチを当接面323間の距離で規定しているのは、前記当接面323に当接させるようにしてガラス管100を成形治具320に巻き付けるからであり、前記当接面323間の距離によって前記ガラス管300の巻ピッチが定まるからである。なお、巻ピッチは、必ずしも当接面323間の距離で規定される必要はなく、ガラス管300の巻ピッチが定まる部位間の距離であれば良い。
前記ガラス管300の中央部301を前記成形治具320の頂部に掛止し、前記中央部120よりも両端部側、すなわち前記ガラス管300の巻層部302a,302bおよび端部303a,303bを前記成形治具320の錘面に沿って二重螺旋状に巻き付けることによって、前記ガラス管300を中間体310の形状に成形することができる。
図5(a)に示すように、成形治具320は、駆動装置(不図示)の回転軸340に取り付けられる。成形治具320の軸心(直線A)と回転軸340の軸心とは一致しており、図5ではこれらをまとめて直線Aとして示す。
中間体310の作製においては、まず、ガラス管300の中央部301、巻層部302a,302b、端部303a,303bを、加熱炉等で例えば約780℃に加熱し軟化させる。そして、ガラス管300の中央部301を、成形治具320の係止部321a,321b間に挿入し、図5の(b)に示すように、ガラス管300の両端を移動可能に保持した状態で、駆動装置を駆動させて、成形治具320を図5の(b)に示す矢印Cの方向に回転させながら上昇させる。
これにより、ガラス管300の中央部301が係止部321a,321b間に係止され、巻層部302a,302bが成形治具320の誘導溝322に沿って巻き上げられる。なお、巻き上げる際に、ガラス管300が潰れて変形しないように、前記ガラス管300内に圧力制御されたエア、窒素、アルゴン等のガスが吹き込まれている。
成形治具320への巻き付けが終了し、ガラス管300の温度が下がってガラスが硬化した後、図5の(c)に示すように、硬化したガラス管300を成形治具320から取り外す。そして、取り外したガラス管300から除去部304a,304bを除去して中間体310を完成させる。
図9は、中間体を示す図であって、図9(a)は平面図、図9(b)は一部破断正面図である。
図9に示すように、中間体310は、中央部312と、両端部311a,311bと、前記中央部312と前記両端部311a,311bとの間の部分で形成される巻層部313とからなる。中間体310は、管軸が二重螺旋状になるように形成された外観視略円錐体形状である。
中央部312は、発光管本体100の中央部120に対応する部分であって、二重螺旋の折り返し部分となっている。また、中央部312は、巻層部313および端部311a,311bよりも管外径の太くなった突出部314を有しており、前記突出部314が発光管10の膨出部121となる。前記突出部314は、中間体310の頂部を局所的に軟化させて、中間体310内の圧力を高めることにより形成される。なお、この突出部314は、成形治具320の円錐面に沿ってガラス管300を巻き付けた直後に形成しても良く、前記成形治具320から取り外した後に形成しても良い。
図9(b)に示すように、巻層部313の少なくとも中央部312側の領域における隣接する管同士の隙間において、前記隙間の発光管本体100の管軸101が含まれる平面と平行な方向、すなわち直線Aと略直交する方向における距離Gb1は略均一であり、2mmである。一方、巻層部313の端部311a,311bに近い領域における隣接する管同士の隙間に関して、前記隙間の発光管本体100の管軸101が含まれる平面と平行な方向、すなわち直線Aと略直交する方向における距離は、前記端部311a,311bに近づく程長くなっている。
具体的には、端部311a,311bから管軸に沿って中央部312側へ1/4周分旋回させた位置P3よりも前記中央部312側では管同士の距離が略均一であり、前記位置P3よりも前記端部311a,311b側では前記端部311a,311bに近づく程管同士の距離が長くなっている。なお、位置P3と中央部312とを結ぶ直線L5と、端部311a,311bと前記中央部312とを結ぶ直線L6とは約90°の角度で交差すなわち略直交している。
端部311a,311bは、電極封着工程においてバーナー等により加熱される部分、または、口金20a,20b内に収納される部分を意味する。端部311a,311bと前記端部311a,311bに隣接する管との隙間について、前記隙間の発光管本体100の管軸101が含まれる平面と平行な方向、すなわち直線Aと略直交する方向における距離Ge1は、距離Gb1よりも長い5mmである。
なお、中間体310の外観形状は、円錐体形状に限定されず、例えば、外観視略円錐体形状の多角錐体形状であっても良い。
3.変形工程
以下に、変形工程について詳細に説明する。
図6に示すように、変形装置340を用いて中間体310から発光管本体100を作製する。変形装置340は、可動板341、固定板342、複数のガイド棒343および複数の規制部材344を備える。
可動板341および固定板342は、例えばステンレス鋼製であって、中間体310挟んで上下に対向配置される。可動板341は、固定板342に対して略平行な状態を保ちながら上下に移動可能である。また、可動板341には、中間体310の突出部314が収まるような貫通孔345が、前記可動板341の略中央に形成されている。
ガイド棒343は、固定板342の上面に立設され、可動板341の孔部(不図示)を貫通している。規制部材344は、固定板342の上面の四隅に配置されており、可動板341が前記固定板342に近づき過ぎるのを規制する。
変形工程においては、まず、図6(a)に示すように、中間体310を可動板341と固定板342との間に配置する。中間体310は、固定板342の上面の略中央であって、前記中間体310の突出部314が可動板341の貫通孔345の真下となる位置に配置されている。このとき、可動板341における貫通孔345の周辺は、中間体310の巻層部313の上面側に当接している。
次に、可動板341を中間体310の巻層部312に当接させた状態で、図6の(b)に示すように、前記中間体310の外周面の温度が例えば約620℃になるよう加熱する。なお、620℃は、中間体310の内面に塗布されている蛍光体を焼成可能な温度であって、これにより、中間体310の内面に蛍光体層が焼成される。
なお、加熱温度は620℃に限定されないが、ガラス(軟質ガラス)の軟化点(675℃)よりも低く設定されていることが好ましい。中間体310の温度が軟化点以上になると、ガラスが自重で変形するため前記中間体310の形状の保持が困難となる。また、ガラスの軟化点付近まで温度を上げると、中間体310の内面に形成された蛍光体層が剥離し始める等の不具合も生じる。
中間体310の外周面の温度が約620℃になると、中間体310は塑性変形可能となり、可動板341が自重により下降し始める。つまり、中間体310が上下方向に圧縮され変形し始める。なお、可動板341の下降は、前記可動板341が規制部材344に当接すると止まる。
図6の(c)に示すように、可動板341が規制部材344に当接した状態になると、中間体310の発光管本体100への変形が完了する。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の内容が、上記の実施の形態に示された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を実施することができる。
図10は、変形例に係る蛍光ランプを示す図であって、図10(a)は平面図であり、図10(b)は正面図である。図10に示すように、変形例に係る蛍光ランプ400は、発光管410と、前記発光管410の両端部に取り付けられた口金420a,420bとを備えている。
発光管410は、上記本実施の形態に係る蛍光ランプ1の発光管10を再加工したものであって、管軸434が直線Aの周りを二重渦巻状に旋回し、かつ、前記管軸434が前記直線Aと略直交する一平面内にほぼ含まれるように成形された外観視略円盤形状の発光管本体430を備える。発光管本体430は、中央部432と、前記中央部432を挟んで対向する両端部431a,431bと、前記中央部432と前記両端部431a,431bとの間の部分で形成される巻層部433とからなる。
変形例に係る蛍光ランプ400は、発光管本体430の端部431a,431bに電極(不図示)を封着後、前記発光管本体430の巻層部433における端部431a,431b付近の所定位置を、バーナー440a,440b等によって加熱・軟化させ、前記端部431a,431bを中央部432側へ近づける曲げ加工によって、距離Ge2が距離Gb2とほぼ同じ長さとなっている。
口金420a,420bは、それぞれ一対の電源接続端子ピン421a,421bを備えている。また、口金420a,420bは、発光管本体430の中央部432側が開放しており、前記発光管本体430の端部431a,431bが前記開放した部分から露見している。このように、口金420a,420bは、発光管本体430の中央部432側が開放しているため、距離Ge2が短くても前記口金420a,420bが巻層部433に当たることがない。
発光管本体430の端部431a,431bと巻層部433との距離Ge2は、0.5mm以上3mm未満であることが好ましい。距離Ge2が0.5mm以上3mm未満であると、蛍光ランプ1をコンパクトにし、かつ発光面の色むらを少なくすることができる。特に、距離Geが3mm未満であると、前記距離Geを距離Gb2と同じ位の長さにすることができ、蛍光ランプ400の外観を良好にすることができる。
本発明の発光管の製造方法は、二重渦巻状の管軸が略一平面内に含まれるように成形された外観視略円盤形状の発光管、および、前記発光管を備えた蛍光ランプの製造に利用できる。
本発明の一実施形態に係る蛍光ランプを示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図 発光管を示す図であって、(a)は一部破断平面図、(b)は正面図 発光管を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図 発光管本体作製工程を説明するための図であって、図4(a)は発光管本体の作製に使用されるガラス管を示す図、図4(b)は中間体を示す図、図4(c)は発光管本体を示す図 成形工程を説明するための図であって、図5(a)は成形治具を駆動装置に取り付けるステップを示す図、図5(b)は成形治具にガラス管を巻き付けるステップを示す図、図5(c)は成形治具からガラス管を外すステップを示す図 変形工程を説明するための図であって、図6(a)は中間体を変形装置に設置するステップを示す図、図6(b)は中間体を加熱するステップを示す図、図6(c)は中間体に圧力を加え変形させるステップを示す図 電極封着工程を説明する図であって、図7(a)は発光管本体の端部に電極および排気管を配置するステップを示す図、図7(b)はピンチブロックで発光管本体の端部を封着するステップを示す図 成形治具を示す図であって、図8(a)は平面図、図8(b)は正面図 発光管本体の中間体を示す図であって、図9(a)は平面図、図9(b)は一部破断正面図 変形例に係る蛍光ランプを示す図であって、図10(a)は平面図、図10(b)は正面図 従来の蛍光ランプの製造方法を説明するための図
符号の説明
1 蛍光ランプ
10 発光管
300 ガラス管
301a,301b 端部
302 中央部
303 巻層部
320 成形治具
322 誘導溝

Claims (10)

  1. 軟化させたガラス管の中央部を略円錐体形状の成形治具の頂部に掛止し、前記中央部よりも両端部側をそれぞれ前記成形治具の錘面に沿って二重螺旋状に巻き付けて、前記ガラス管を外観視略円錐体形状に成形する第1の工程と、
    前記外観視略円錐体形状に成形したガラス管を、前記中央部と前記端部との間の巻層部の管軸が略一平面内に含まれる外観視略円盤形状に変形させる第2の工程とを含む発光管の製造方法であって、
    前記第1の工程において、前記巻層部の少なくとも前記中央部側の領域における隣接する管同士の前記平面と平行な方向における距離Gb1を略一定に保ち、前記ガラス管の端部と前記端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge1を前記距離Gb1よりも長く保つように、前記成形治具に前記ガラス管を巻き付けることを特徴とする発光管の製造方法。
  2. 前記成形治具の錘面には、前記ガラス管の巻き付け経路に沿って誘導溝が形成されており、
    前記誘導溝は、前記ガラス管の巻層部の少なくとも中央部側に対応する領域の巻ピッチDpoが略均一で、前記ガラス管の端部に対応する領域の巻ピッチDpeが前記巻ピッチDpoよりも長いことを特徴とする請求項1記載の発光管の製造方法。
  3. 前記巻ピッチDpoが0.5mm以上2mm以下、前記巻ピッチDpeが3mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の発光管の製造方法。
  4. 前記外観視略円盤形状のガラス管の端部に電極を封着する第3の工程と、
    前記第3の工程後、前記ガラス管の巻層部における前記端部付近の所定範囲を、前記端部が前記巻層部側に近づくように曲げ加工する第4の工程と
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の発光管の製造方法。
  5. 前記第4工程後の前記ガラス管の端部と前記端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge2が0.5mm以上3mm未満であることを特徴とする請求項4記載の発光管の製造方法。
  6. 軟化させたガラス管の中央部を略円錐体形状の成形治具の頂部に掛止し、その中央部よりも端部側の部分をそれぞれ前記成形治具の錘面に沿って巻き付けて前記ガラス管を外観視略円錐体形状に成形し、さらに、前記中央部と端部との間の巻層部の管軸が略一平面内に含まれるような外観視略円盤形状に変形させてなる発光管であって、
    前記外観視略円錐体形状のガラス管は、前記巻層部の隣接する管同士の前記平面と平行な方向における距離Gb1が略均一で、前記端部とその端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge1が前記距離Gb1よりも長いことを特徴とする発光管。
  7. 前記距離Gb1が0.5mm以上2mm以下、前記距離Ge1が3mm以上10mm以下であることを特徴とする請求項6記載の発光管。
  8. 前記ガラス管の端部に電極を封着後、前記ガラス管の巻層部における端部付近の所定範囲を曲げ加工することにより、前記端部を前記巻層部側に近づけてなることを特徴とする請求項6または7に記載の発光管。
  9. 前記ガラス管の端部と前記端部に隣接する管との前記平面と平行な方向における距離Ge2が0.5mm以上3mm未満であることを特徴とする請求項8記載の発光管。
  10. 請求項6から9のいずれか1項に記載の発光管を備えていることを特徴とする蛍光ランプ。
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