JP2006244322A - 自動販売機の紙幣受入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 手先や腕などが身体的に不自由な人や車椅子使用者などを含めて、誰にでも紙幣挿入口への紙幣の投入動作を容易に行うことができ、かつ、前面扉から手前側への出っ張りが少なくて設置奥行きスペースに制限を受けやすい場所でも設置でき、しかも、自動販売機を庫外に設置した場合でも、内部に雨水や異物が浸入することを防止できる自動販売機の紙幣受入装置を提供する。
【解決手段】紙幣6を挿入時に案内する主ガイド面7とこの主ガイド面7の両サイドに形成されて紙幣の両側辺を案内する補助ガイド壁8とを有する挿入ガイド9を略鉛直方向に沿って配設し、前記挿入ガイド9の上方に、紙幣識別装置1の紙幣挿入口2に向かってなだらかに曲がったガイド曲面10aを内側に有するトンネル状の紙幣誘導路10を設け、この紙幣誘導路10の下部開口部10bを略下向きに配置した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、紙幣を受け入れる紙幣受入装置を備えた自動販売機に関する。
缶・紙パック・カップ飲料や食品・日用雑貨・券売機などの一般的な自動販売機には、千円札などの紙幣を識別しながら収容する紙幣識別装置(いわゆるビルバリデータ)を搭載しているものがあり、この紙幣識別装置の紙幣投入口には、紙幣を受け入れる紙幣受入装置が設けられている。
図18は一般的な従来の紙幣受入装置50の構造を示す正面図、図19は図18のA−A線に対応する位置での紙幣受入装置およびその近傍箇所の側面断面図で、図19、図18において、51は紙幣識別装置(いわゆるビルバリデータ)、52は紙幣識別装置51の紙幣挿入口である。この紙幣受入装置50では、自動販売機の前面扉板53に組み付けられている紙幣挿入口枠54に、その上端部に挿通された支持軸59で枢支された紙幣挿入口扉55が手前側に向けて開閉自在に取り付けられている。そして、自動販売機の待機状態では、紙幣挿入口扉55により紙幣識別装置51の紙幣挿入口52を覆うことで、紙幣識別装置51の内部に雨水や異物が侵入しないよう防止している(特許文献1の図4などに、同等な構造が示されている)。また、特許文献2等に開示されているように、風などによって紙幣挿入口扉55がバタバタすることを防止するために、バネやダンパーにより紙幣挿入口扉55を、紙幣挿入口52を塞ぐ方向に付勢したものもある。
このような構造の自動販売機に対して利用客が紙幣を投入する際には、まず、片方の手で紙幣を持ち、次に、図19に示すように、他方の手で紙幣挿入口扉55をB方向に持ち上げて開き、前記片方の手で持った紙幣の柔らかな先端を紙幣挿入口52をめがけてC方向(奥側)に差し込むことで、紙幣を紙幣識別装置51の紙幣挿入口52に投入するようになっている。
しかし、この種の構造では、紙幣の投入に際して、両手を使わなければならない上に、紙幣の微妙な位置決め操作を要するため、手先や腕が不自由な人や、視力が弱い人にとっては非常に操作性が悪く、片手しか使えない人にとっては、操作そのものが不可能である欠点がある。
このような欠点を改善する構成として、図20〜図22に示すように、手先や腕などが身体的に不自由な人や車椅子使用者などでも使えるように、投入される紙幣を案内する水平ガイド部56を前面扉から手前側に水平に突出するように設けて、操作性を向上させた紙幣受入装置57が有る。この種の紙幣受入装置57を備えた自動販売機は、いわゆるバリアフリー機と呼ばれるもので特許文献3等で開示されているような構造が知られている。このようなバリアフリー機では、車いす使用者の利用も考慮して比較的低い位置に紙幣挿入口52が配設されていることが一般的であるため、より使い易いものとなっている。また、駅などの切符の自動販売機などにおいても、水平ガイド部を設けてなる類似の構造を備えたものがある。
特開2000−149122号公報 特開平8−63640号公報 特開2004−164110号公報
しかしながら、上記図21、図22に示すように、投入される紙幣を案内する水平ガイド部56を設けた、いわゆるバリアフリー機と呼ばれるような従来の自動販売機の紙幣受入装置の構成では、手先や腕などが身体的に不自由な人や車椅子使用者などでも使える長所がある一方で、水平ガイド部56が自動販売機の前面扉板53から手前側に大きく出っ張る構造(出っ張り寸法Q)とならざるを得ないため、自動販売機の設置奥行きスペースに制限を受けることの多い、いわゆる一般の自動販売機においては、採用することが難しいという課題があった。また、この種の自動販売機を戸外に設置すると、水平ガイド部56から紙幣識別装置51の紙幣挿入口52内に雨水や異物が侵入するおそれもあった。
本発明は上記課題を解決するもので、手先や腕などが身体的に不自由な人や車椅子使用者などを含めて、誰にでも紙幣挿入口への紙幣の投入動作を容易に行うことができ、かつ、前面扉から手前側への出っ張りが少なくて設置奥行きスペースに制限を受けやすい場所でも設置でき、しかも、自動販売機を戸外に設置した場合でも、内部に雨水や異物が浸入することを防止できる自動販売機の紙幣受入装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、紙幣識別装置への紙幣を受け入れる自動販売機の紙幣受入装置であって、紙幣を挿入時に案内する主ガイド面とこの主ガイド面の両サイドに形成されて紙幣の両側辺を案内する補助ガイド壁とを有する挿入ガイドを略鉛直方向に沿って配設し、前記挿入ガイドの上方に、紙幣識別装置の紙幣挿入口に向かってなだらかに曲がったガイド曲面を内側に有するトンネル状の紙幣誘導路を設け、この紙幣誘導路の下部開口部を略下向きに配置したことを特徴とする。
この構成により、紙幣を挿入時に案内する挿入ガイドおよび紙幣誘導路が設けられているので、誰にでも片手で紙幣挿入口への紙幣の投入動作を容易に行うことができ、また、挿入ガイドが略鉛直方向に沿って配設されているので、紙幣受入装置が前面扉から手前側にあまり突出しない姿勢や、殆ど突出しない姿勢で配設できて、設置奥行きスペースに制限を受けやすい場所でも設置できる。しかも、紙幣誘導路の下部開口部を略下向きに配置し、この下部開口部以外の箇所がトンネル状に覆われているので、自動販売機を戸外などに設置した場合でも、紙幣誘導路から内部に雨水や異物が浸入することを防止できる。
また、本発明は、紙幣識別装置から排出された、もしくは、紙幣識別装置にうまく導入されなかった紙幣の下端辺に当接して紙幣が落下することを防止する紙幣落下防止片を備えたことを特徴とする。
この構成により、不良判定されるなどして紙幣識別装置から紙幣が排出されたり、紙幣識別装置に紙幣がうまく導入されなかったりした場合でも、紙幣の下端辺が紙幣落下防止片に当接し、紙幣が紙幣受入装置から落下することを防止できる。
また、本発明は、トンネル状の紙幣誘導路の表側部分をなす表側曲面ガイド体が、その上端部で軸支されており、表側曲面ガイド体の下部が手前側に開閉可能に配設されていることを特徴とする。
この構成により、紙幣の挿入操作で紙幣を略垂直に配設された主ガイド面に押し付けながら上方にスライドさせて投入する時に、手が表側曲面ガイド体に当たると、この表側曲面ガイド体が手前側上方へ開いて逃げ、この結果、前記スライド量を多くとれて紙幣の挿入操作をより楽に行うことができる。
また、本発明は、少なくとも紙幣誘導路の表面側をなす部分を透明に構成していることを特徴とし、この構成により、紙幣誘導路における紙幣の進み具合も良好に視認できて、便利である。
以上のように本発明によれば、紙幣を挿入時に案内する主ガイド面とこの主ガイド面の両サイドに形成されて紙幣の両側辺を案内する補助ガイド壁とを有する挿入ガイドを略鉛直方向に沿って配設し、前記挿入ガイドの上方に、紙幣識別装置の紙幣挿入口に向かってなだらかに曲がったガイド曲面を内側に有するトンネル状の紙幣誘導路を設け、この紙幣誘導路の下部開口部を略下向きに配置したことにより、誰にでも片手で紙幣挿入口への紙幣の投入動作を容易に行うことができ、一般の自動販売機にも紙幣受入装置に簡単にバリアフリー機能を付加することが可能である。また、挿入ガイドが略鉛直方向に沿って配設されているので、紙幣受入装置が前面扉から手前側にあまり突出しない姿勢や、殆ど突出しない姿勢で配設できて、設置奥行きスペースに制限を受けやすい場所でも設置できる。しかも、紙幣誘導路の下部開口部を略下向きに配置し、この下部開口部以外の箇所がトンネル状に覆われているので、自動販売機を戸外などに設置した場合でも、紙幣誘導路から内部に雨水や異物が浸入することを防止でき、雨水や異物の侵入による紙幣識別装置の故障を防止できて、信頼性が向上する。
また、紙幣識別装置から排出された、もしくは、紙幣識別装置にうまく導入されなかった紙幣の下端辺に当接して、紙幣が落下することを防止する紙幣落下防止片を備えたことにより、不良判定されるなどして紙幣識別装置から紙幣が排出されたり、紙幣識別装置に紙幣がうまく導入されなかったりした場合でも、紙幣の下端辺が紙幣落下防止片に当接し、紙幣が紙幣受入装置から落下することを防止でき、これにより、紙幣の落下が防止されるので、極めて便利であり、特に、手先や腕などが身体的に不自由な人や車椅子使用者、お年寄りなどの利用者にとっては特に有用である。
また、トンネル状の紙幣誘導路の表側部分をなす表側曲面ガイド体が、その上端部で軸支されており、表側曲面ガイド体の下部が手前側に開閉可能に配設されていることにより、紙幣の挿入操作をより楽に行うことができ、これによっても利便性が向上する。
また、挿入ガイドおよび紙幣誘導路を、前面扉板に取り付けられる紙幣挿入口枠により形成し、紙幣識別装置の紙幣挿入口に接続される紙幣誘導路をなす部分を、前面扉板に形成された取付孔に挿入して組付けたことにより、取付孔の大きさを小さくすることができて、防盗性を向上させることができる。
また、少なくとも紙幣誘導路の表面側をなす部分を透明に構成することにより、紙幣誘導路における紙幣の進み具合も良好に視認できて、便利である。
以下、本発明の実施の形態にかかる自動販売機の紙幣受入装置を図面に基づき説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置の正面図、図2は、同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図1E−E線に対応する位置での側面断面図、図3(a)〜(c)はそれぞれ同紙幣受入装置の紙幣を投入している状態を示す側面断面図、図4は同紙幣受入装置の斜視図である。
図2,図1において、1は紙幣識別装置(いわゆるビルバリデータ)、2は紙幣識別装置1の紙幣挿入口、3は紙幣受入装置、4は前面扉である。図1〜図3に示すように、この紙幣受入装置3は、樹脂材料で一体形成された紙幣挿入口枠5により構成されている。紙幣挿入口枠5には、その中央部から下部にかけて、紙幣6を挿入時に案内する主ガイド面7とこの主ガイド面7の両サイドに形成されて紙幣6の両側辺を案内する補助ガイド壁8とを有する挿入ガイド9が略鉛直方向に沿って配設されている。また、紙幣挿入口枠5の上部には、挿入ガイド9から上方に続くようにして、紙幣識別装置1の紙幣挿入口2に向かってなだらかに曲がったガイド曲面10aを内側に有するトンネル状の紙幣誘導路10が形成され、この紙幣誘導路10は、表面側の表側曲面ガイド部11と、主ガイド面7に続いて上方に形成されている裏側曲面ガイド部12とを所定隙間をあけた状態で扁平形状に一体的に接続して形成されている。そして特に、紙幣誘導路10の下部開口部10bは略下向きになるように形成されている。
なお、この実施の形態においては、表側曲面ガイド部11の下端部11aが、斜め下方に延設されて、紙幣誘導路10の下部開口部10bが広がるように形成されており、紙幣6の上端辺に位置する箇所が、主ガイド面7から若干浮き上がった状態で挿入された場合でも、この紙幣6の上端辺に位置する箇所を、紙幣誘導路10内に良好に誘導できるよう構成されている。
また、この実施の形態では、挿入ガイド9と、紙幣誘導路10を構成する箇所とが、すなわち紙幣受入装置3全体が、1つの成形品である紙幣挿入口枠5により一体成形されている。なお、紙幣挿入口枠5を透明材料で形成してもよく、この具体的例としては、大きな強度を有する透明強化樹脂、強化ガラス、透明セラミックなどを用いるとよい。また、紙幣挿入口枠5の外周部だけが後方寄り位置で鍔状に外周に広がっており、この紙幣挿入口枠5の外周の鍔状部5aが、前面扉4の前面扉板4aに後方から当てられて、紙幣挿入口枠5の外周部(鍔状部5a)よりも中央寄りの箇所が、前面扉4の前面扉板4aに形成された取付孔4bに対して後方から手前側に嵌め込まれて前面扉4に取り付けられている。
この構成において、利用者が紙幣6を投入する際には、図3(a)および図4に示すように、片手で、紙幣6の上部を垂直に配設された主ガイド面7に軽く押さえつけ、図3(b)に示すように、さらに紙幣6を主ガイド面7および補助ガイド壁8に沿わせるようにして、紙幣6を上方(F方向)に送り込む。これにより、紙幣6の上端辺に位置した部分が紙幣誘導路10に導かれて、図3(b)に示すように、ガイド曲面10aに臨む表側曲面ガイド部11の曲面部分に当接する。そして、図3(c)に示すように、さらに紙幣6を上方(G方向)に送り込むと、紙幣6の先端(上端辺に位置する箇所)が、紙幣誘導路10のガイド曲面10aに沿うように屈曲して後方に案内され、紙幣識別装置1の紙幣挿入口2に誘導される。そして、紙幣6の先端が紙幣識別装置1の紙幣挿入口2に進入した時点で、紙幣識別装置1が紙幣6の挿入を感知し、紙幣6の取込動作が行われる。
このように、紙幣6を挿入時に案内する挿入ガイド9および紙幣誘導路10が設けられているので、誰にでも片手で紙幣挿入口2への紙幣6の投入動作を容易に行うことができ、手先や腕などが身体的に不自由な人や車椅子使用者などでも比較的簡単に使用できる。したがって、いわゆるバリアフリー機と呼ばれるような自動販売機ではなくて、いわゆる一般の自動販売機にも、この紙幣受入装置3に簡単にバリアフリー機能を付加することが可能である。
また、紙幣挿入口枠5を透明材料で形成すると、紙幣誘導路10における紙幣6の進み具合も良好に視認できて、紙幣6の先端が紙幣識別装置1の紙幣挿入口2に進入したことを容易に見ることができ、紙幣6の取込動作が始められた際も、この取り込み動作を目によっても確認できて、便利である。なお、このように透明材料で形成する際も含めて、紙幣挿入口枠5の材料としては、上述したような強度が高いものを用いるとよく、これにより防盗性能の低下を防止できる。
また、挿入ガイド9を略鉛直方向に沿わせて配設しているので、挿入ガイド9により紙幣6をガイドする距離にかかわらず、紙幣受入装置3を前面扉4から手前側にあまり突出しない姿勢に配置でき、実質的にも、図20〜図22に示すような水平ガイド部56を設けた場合と比較して、手前側への出っ張り寸法R(図2参照)を約1/4(図22の寸法Qの1/4)以下まで減少させることができ、設置奥行きスペースに制限を受けやすい場所でも設置できる。なお、図示していないが、前面扉4の前面に絞り凹部を設けるなどの工夫をすることで、いわゆる一般の自動販売機と同様に前面扉板4aとほぼ同一面までに出っ張り寸法を少なくすることも可能である。
しかも、紙幣誘導路10の下部開口部10bを略下向きに配置し、この下部開口部10b以外の箇所が表側曲面ガイド部11によりトンネル状に覆われているので、自動販売機を戸外などに設置した場合でも、紙幣誘導路10から内部に雨水や異物が入り込むことを防止でき、雨水や異物の侵入による紙幣識別装置1の故障も防止できて、信頼性が向上する。
さらに、紙幣受入装置3の部品点数に関しても、図19に示すような従来の紙幣受入装置の構造であれば、紙幣挿入口枠54、紙幣挿入口扉55、支持軸59、付勢バネあるいはダンパー(図示せず)の4点の部品が必要であるのに対し、この実施の形態の紙幣受入装置3の構造であれば、紙幣挿入口枠5の1点の部品だけで済み、組み付けも極めて簡単であるため、製造コストを極めて低く抑えることが可能である。
次に、図5〜図7は本発明の第2の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置を示すもので、図5は紙幣受入装置の正面図、図6は、同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図5H−H線に対応する位置での側面断面図、図7(a)〜(d)はそれぞれ同紙幣受入装置の組みつけ順序を示す簡略的な断面図である。
これらの図に示すように、この紙幣受入装置3においても、挿入ガイド9および紙幣誘導路10をなす部分が紙幣挿入口枠5により一体形成されており、紙幣挿入口枠5は、透明強化樹脂、強化ガラス、透明セラミックなどの、強度の大きな透明材料で形成されている。
しかしながら、この紙幣受入装置3においては、上記第1の実施の形態にかかる紙幣受入装置3のように、紙幣挿入口枠5の外周部以外の大部分の箇所が、前面扉4の前面扉板4aに形成された比較的大きな開口面積の取付孔4bに嵌め込まれて前面扉4に取り付けられている構造ではなくて、紙幣識別装置1の紙幣挿入口2に接続される紙幣誘導路10をなす部分、すなわち、紙幣挿入口枠5の上部だけが、後方に延設され、この箇所だけが前面扉板4aに形成された比較的小さな開口面積の取付孔4bに嵌め込まれて前面扉4に取り付けられている。また、この紙幣挿入口枠5の上部における上面部と両側面部とは、その後面寄り箇所が上方と両側方に鍔状に広がるように形成されて、この鍔状部5aが前面扉4の前面扉板4aに裏面側から当接して位置規制されるようになっているが、紙幣挿入口枠5の上部における下面箇所には、前面扉板4aの取付孔4bに臨む下辺部に係合する係合爪14が複数箇所に一体形成されている。また、紙幣挿入口枠5における係合爪14と主ガイド面7をなす箇所の背面との間には、前面扉板4aの厚みに対応するスリット15が形成されている。
そして、この紙幣受入装置3を前面扉板4aに取り付ける場合には、図7(a)、(b)に示すように、前面扉板4aの取付孔4bに紙幣挿入口枠5の挿入ガイド9を、裏面側から手前に通すように差し込み、さらに、図7(c)に示すように、紙幣挿入口枠5の係合爪14が前面扉板4aの取付孔4bに臨む下辺部分端面に当たるまで、差し込む。そして最後に、図7(d)に示すように、紙幣挿入口枠5をI方向に押し込むことにより、前面扉板4aの取付孔4bに臨む下辺部分端面に、紙幣挿入口枠5のスリット15が設けられている箇所が差し込まれるように入り込んで、紙幣挿入口枠5の全体が下がり、これに伴って、紙幣挿入口枠5の上端部箇所も取付孔4bに嵌り込んで、紙幣挿入口枠5の取付作業を完了できるようになっている。なお、この後、前面扉4の所定箇所に紙幣識別装置1が組込まれるため、紙幣識別装置1を取り外さない限り、紙幣挿入口枠5だけを、単体で後方に離脱させることはできないよう図られている。
この構成によっても、紙幣挿入口枠5が透明材料で形成されているので、紙幣誘導路10における紙幣6の進み具合を良好に視認できて、紙幣6の先端が紙幣識別装置1の紙幣挿入口2に進入したことも容易に見ることができ、紙幣6の取込動作が始められた際も、この取り込み動作を、手で感じるだけでなく、目によっても確認できて、便利である。また、上記第1の実施の形態に係る紙幣受入装置3と同様の各種利点も得ることができる。
さらに、この構成によれば、取付孔4bは紙幣誘導路10をなす部分だけに対応して設けられており、挿入ガイド9の裏面に対応する箇所には形成されていないので、挿入ガイド9および紙幣誘導路10をなす部分全体が透明材料で一体形成されているにもかかわらず、紙幣誘導路10以外の箇所は、前面扉板4aにより視界が遮られて外部から中を見ることができず、これにより、防盗性を向上させることができる。また、この紙幣受入装置3をなす紙幣挿入口枠5は金属板であるので十分な強度を有するが、万一、この紙幣受入装置3(紙幣挿入口枠5)が破壊された場合でも、取付孔4bが小さいため、取付孔4bから治具を挿入して前面扉4などを破壊することが、より困難化され、この結果、防盗性を向上させることができる。
次に、図8〜図10は本発明の第3の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置を示すもので、図8は同紙幣受入装置の正面図、図9は同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図8J−J線に対応する位置での側面断面図、図10(a)〜(d)は同紙幣受入装置の各部品の断面図ならびに正面図である。なお、上記第2の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置と同機能のものには同符号を付して、その説明は省略する。
この紙幣受入装置3においては、上記第2の実施の形態に係る紙幣受入装置3の表側曲面ガイド部11に対応する、この紙幣受入装置16におけるトンネル状の紙幣誘導路10の表面側部分をなす表側曲面ガイド体17が紙幣挿入口枠5とは別体で構成され、紙幣挿入口枠5は不透明材料で構成されている一方、表側曲面ガイド体17だけが透明材料で形成されている。そして、表側曲面ガイド体17の上端に上下に延びるように形成されている上辺部17aが、紙幣挿入口枠5の上端部と、紙幣識別装置1における紙幣挿入口2の上方枠部分とに挟持された状態で固定されている。なお、表側曲面ガイド体17は、図11(a)〜(c)に示すようにして、紙幣挿入口枠5の上部に挿入されるとともに嵌め込まれて、組みつけられる。また、この紙幣受入装置16における紙幣挿入口枠5は、高強度エンジニアリングプラスチックやダイカスト製品などの、不透明で、強度がより高い材質のものが採用されている。
この構成によれば、表側曲面ガイド体17は透明材料で形成されているので、紙幣投入時に紙幣誘導路10における紙幣6の進み具合も良好に視認できて便利でありながら、紙幣挿入口枠5をより強度の高いものを選択でき、この結果、さらに防盗性を向上させることができる。また、表側曲面ガイド体17の組付けも簡単であるので、あまり手間を掛けずに済む。
なお、紙幣挿入口枠5に透明な表側曲面ガイド体17を固定する上記以外の手段として、接着材や超音波溶着などの方法や、別途固定部材を設けて固定する方法を用いてもよい。また、紙幣挿入口枠5または表側曲面ガイド体17のどちらか一方にラッチ構造状の弾性を有する爪を設けるとともに、他の一方にはその爪の突起が嵌り込む凹部または孔を設けて、嵌合させて固定してもよい。
さらに、図12は本発明の第3の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置の変形例を示す側面断面図である。
図12に示すように、この紙幣受入装置3においても、表側曲面ガイド体17が紙幣挿入口枠5とは別体で構成され、紙幣挿入口枠5は不透明材料で構成されている一方、表側曲面ガイド体17は透明材料で形成されている。そして特に、表側曲面ガイド体17の上端部に軸部17bが一体形成されており、紙幣挿入口枠5の上端部近傍箇所に一体形成された保持枠部5bにより、軸部17bが回動可能な姿勢で保持されている。また、表側曲面ガイド体17の下端部17cが、斜め下方に延設されて、紙幣誘導路10の下部開口部10bが手前側に広がるように形成されている。
この構成において、自動販売機の販売待機状態では、図12において実線で示すように、自重により、上記第1〜第3の実施の形態と同様に、表側曲面ガイド体17があまり開いていない状態で保持されているので、自動販売機を戸外などに設置した場合でも、紙幣誘導路10から内部に雨水や異物が入り込むことを防止でき、雨水や異物の侵入による紙幣識別装置1の故障も防止できて、良好な信頼性が維持される。
そして特に、このように雨水や異物が入り込むことを防止できながら、自動販売機の利用者にて、紙幣6の挿入操作で紙幣6を略垂直に配設された主ガイド面7に押し付けながら上方にスライドさせて投入する時に、手が表側曲面ガイド体17の下端部17cに下方から当たると、この表側曲面ガイド体17が手前側上方へ逃げるように開いて、この結果、紙幣6の上方へのスライド量を多くとれて紙幣6の挿入操作を一層楽に行うことができ、利便性が向上する。
図13〜図15は本発明の第4の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置を示すもので、図13は同紙幣受入装置の正面図、図14は同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図13M−M線に対応する位置での側面断面図、図15は同紙幣受入装置の側面断面図である。なお、上記第3の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置と同機能のものには同符号を付して、その説明は省略する。
図13、図14に示すように、この紙幣受入装置3においては、紙幣挿入口枠5の下端部に、手前側に少し突出する紙幣落下防止片18が一体形成されており、この紙幣落下防止片18により、紙幣識別装置1から紙幣6が押し戻されて排出された際や、紙幣識別装置1にうまく導入されなかった際などに、紙幣6の下端辺に位置する箇所に当接して、紙幣6が落下することを防止するようになっている。さらに、図15に示すように、紙幣落下防止片18が、紙幣識別装置1から排出された紙幣6が膨らむような状態となるような位置に配設されている。すなわち、紙幣落下防止片18は、紙幣誘導路10のガイド曲面10aからの距離が、紙幣6の長手方向長さよりも、少し、短い距離となるような位置に形成されている。
この構成において、紙幣識別装置1で紙幣6が不良判定されるなどして、紙幣挿入口2から紙幣6が手前側に押し戻された場合には、この紙幣6が紙幣誘導路10のガイド曲面10aに沿うように屈曲して下方に案内される。このように紙幣6が紙幣識別装置1の紙幣挿入口2から紙幣6が排出されたり、紙幣識別装置1に紙幣がうまく導入されなかったりした場合でも、紙幣6の下端辺が紙幣落下防止片18に当接し、紙幣6が紙幣受入装置3から落下することが防止される。これにより、紙幣6の落下が防止されるので、極めて便利であり、特に、手先や腕などが身体的に不自由な人や車椅子使用者、お年寄りなどの利用者にとっては特に有用である。また、上記のように、紙幣6の下端辺が紙幣落下防止片18に当接して引っ掛かった際には、紙幣識別装置1から排出された紙幣6が図15のN方向に少し移動して膨らむような状態となるので、この紙幣5の膨らみ部分を容易につかむことができて、さらに便利である。
図16、図17は本発明の第5の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置を示すもので、図16は同紙幣受入装置の正面図、図17は同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図16O−O線に対応する位置での側面断面図である。なお、上記第3の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置と同機能のものには同符号を付して、その説明は省略する。
図16、図17に示すように、この紙幣受入装置3においては、紙幣6を挿入時に案内する主ガイド面7が、下方ほど手前側に突出するように、若干傾斜されている。
このように主ガイド面7を、垂直よりも少し手前側に傾斜する傾斜面とすることで、利用者が紙幣6を投入する際に、その傾斜角度分だけ紙幣6を上向きに支える力を少なくできて、紙幣6を軽く支える程度で済んで、挿入操作がより楽になる。特に、手先や腕が不自由な人にとっては、非常に効果的であり、これによっても利便性が向上する。
本発明の第1の実施の形態にかかる自動販売機の紙幣受入装置の正面図である。 同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図1E−E線に対応する位置での側面断面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ同紙幣受入装置の紙幣を投入している状態を示す側面断面図である。 同紙幣受入装置の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置の正面図である。 同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図5H−H線に対応する位置での側面断面図である。 (a)〜(d)はそれぞれ同紙幣受入装置の組みつけ順序を示す簡略的な断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置の正面図である。 同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図8J−J線に対応する位置での側面断面図である。 (a)および(b)は同紙幣受入装置の表側曲面ガイド体の正面図および図10(a)K−K線での側面断面図、(c)および(d)は同紙幣受入装置の紙幣挿入口枠の正面図ならびに図10(c)L−L線での側面断面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ同紙幣受入装置の表側曲面ガイド体の組みつけ手順を示す側面断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置の変形例を示す側面断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置を示す正面図である。 同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図13M−M線に対応する位置での側面断面図である。 同紙幣受入装置の側面断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る自動販売機の紙幣受入装置の正面図である。 同紙幣受入装置およびその近傍箇所の図16O−O線に対応する位置での側面断面図である。 従来の自動販売機の紙幣受入装置の正面図である。 同従来の紙幣受入装置およびその近傍箇所の図18A−A線に対応する位置での側面断面図である。 その他の従来の自動販売機の紙幣受入装置の正面図である。 同従来の自動販売機の紙幣受入装置の斜視図である。 同従来の紙幣受入装置およびその近傍箇所の図20D−D線に対応する位置での側面断面図である。
符号の説明
1 紙幣識別装置(ビルバリデータ)
2 紙幣挿入口
3 紙幣受入装置
4 前面扉
4a 前面扉板
4b 取付孔
5 紙幣挿入口枠
6 紙幣
7 主ガイド面
8 補助ガイド壁
9 挿入ガイド
10 紙幣誘導路
10b 下部開口部
14 係合爪
15 スリット
17 表側曲面ガイド体
18 紙幣落下防止片

Claims (5)

  1. 紙幣識別装置への紙幣を受け入れる自動販売機の紙幣受入装置であって、
    紙幣を挿入時に案内する主ガイド面とこの主ガイド面の両サイドに形成されて紙幣の両側辺を案内する補助ガイド壁とを有する挿入ガイドを略鉛直方向に沿って配設し、
    前記挿入ガイドの上方に、紙幣識別装置の紙幣挿入口に向かってなだらかに曲がったガイド曲面を内側に有するトンネル状の紙幣誘導路を設け、
    この紙幣誘導路の下部開口部を略下向きに配置したことを特徴とする自動販売機の紙幣受入装置。
  2. 紙幣識別装置から排出された、もしくは、紙幣識別装置にうまく導入されなかった紙幣の下端辺に当接して紙幣が落下することを防止する紙幣落下防止片を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の紙幣受入装置。
  3. トンネル状の紙幣誘導路の表側部分をなす表側曲面ガイド体が、その上端部で軸支されており、表側曲面ガイド体の下部が手前側に開閉可能に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の紙幣受入装置。
  4. 挿入ガイドおよび紙幣誘導路をなす部分を、前面扉板に取り付けられる紙幣挿入口枠により形成し、紙幣識別装置の紙幣挿入口に接続される紙幣誘導路をなす部分を、前面扉板に形成された取付孔に挿入して組付けたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の紙幣受入装置。
  5. 少なくとも紙幣誘導路の表面側をなす部分を透明に構成していることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の自動販売機の紙幣受入装置。
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