JP2006242254A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】破断機構部位に軸荷重のみを作用させ、当該部に切欠底半径ゼロのフランク角付きノッチの応力特異場を設けることにより、遮断トルクでは脆性破壊(急進破断)を生じさせ、繰返しトルクでは疲労破壊させない構造、さらに、当該部のフランク角度を変えることにより遮断トルクを制御できる構造を提供する。
【解決手段】回転力を伝達する各連結部材23をボス22の回転接線方向に延びるように形成するとともに、連結部材23にボス22の回転接線方向と直交する方向に対向するように配置されて対向端部23cが応力特異場を有する断面V字形状に形成された一対の切欠部23bを設けたので、圧縮機1の焼付きなどにより所定の大きさ以上の回転力が生ずると、各切欠部23bの対向端部23cに局部的に応力が集中し、延性材料でも伸びが非常に小さい脆性材料と同じく急進破断を生じ、常に所定の回転力で連結部材23を破断させることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば車両用空気調和装置に用いられる圧縮機に車両の駆動源からの動力を伝達する動力伝達装置に関するものである。
従来、この種の動力伝達装置としては、図10に示すように、図示しない動力源側から伝達される回転力を圧縮機のシャフトに伝達するハブ100を備え、ハブ100を、動力源側の回転力が伝達される第1の回転体101と、第1の回転体101を動力源側に取付けるための取付孔101aと、第1の回転体101の内周面側に配置され、図示しない圧縮機の従動シャフトと一体に回転する第2の回転体102と、第2の回転体102を従動シャフトに取付けるためのスプラインボス102aと、互いにハブ100の周方向に間隔をおいて設けられるとともに、所定の断面積でハブの径方向に延びるように形成され、第1の回転体101から第2の回転体102に回転力を伝達する複数の連結部103とから構成し、例えば圧縮機の焼付きにより従動シャフトが回転不能になり、各回転体101,102の間に所定の大きさ以上の回転力が生ずると、各連結部103が破断して第1の回転体101から第2の回転体102に伝達される回転力を遮断するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−168267号公報
ところで、前記連結部103は、連結部103を形成する材料の引張強さと連結部103を破断させる回転力とから所定の断面積に設定されている。
一方、前記連結部103はハブ100の径方向に延びるように形成されているので、図11に示すように、各回転体101,102の間に回転力が生ずると、各連結部103の径方向外側に第1の回転体101の回転方向への力が加わり、連結部103には第1の回転体101の回転方への曲げ応力が生ずる。これにより、連結部103の曲げ方向内側に位置する幅方向一端部103a側には圧縮力が加わり、曲げ方向外側に位置する幅方向他端部103b側には引張力が加わる。また、これらの力は連結部103の幅方向内側に比べて幅方向外側の方が大きくなる。このため、各回転体101,102の間に所定の大きさ以上の回転力が生ずると、連結部103は第1の回転体101の回転方向に曲げられた後に幅方向他端部103bから亀裂が発生して破断する。
しかしながら、圧縮機の焼付きが生ずる前にも各回転体101,102の間には回転力が生ずるため、連結部103の幅方向他端部103bに引張力が繰返し加わり、幅方向他端部103bの強度が材料疲労によって低下する。即ち、材料疲労を生ずる前後で連結部103が破断する回転力にばらつきが生ずるため、材料疲労によって強度低下した場合を基準として連結部103の断面積を設定する必要がある。このため、連結部材103の材料疲労する前の強度が破断に要する強度よりも高くなり、連結部103が所定の回転力に達しても破断しないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、駆動側と従動側とを連結して回転力を伝達するとともに、所定の回転力において当該連結部を急進破断させることにより連結部が破断する回転力のばらつきを小さくし、さらに連結部の材料変更なしに破断する回転力を任意に変化させることができる動力伝達装置を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、外部からの動力によって回転する第1の回転体と、第1の回転体と同軸上に配置され、第1の回転体側から伝達される回転力を従動側に伝達する第2の回転体と、第1の回転体から第2の回転体に回転力を伝達可能に設けられ、各回転体の間に所定の大きさ以上の回転力が生ずると、一部が破断することにより第1の回転体から第2の回転体に伝達される回転力を遮断する連結部材とを備えた動力伝達装置において、前記連結部材を第2の回転体の回転接線方向に延びるように形成するとともに、連結部材には第2の回転体の回転接線方向と直交する方向に互いに対向する一対の切欠部を設け、各切欠部をそれぞれの対向端部に応力特異場を有する断面略V字形状に形成している。
これにより、連結部材が第2の回転体の回転接線方向に延びるように形成されていることから、各回転体の間に回転力が生ずると、連結部材に第2の回転体の回転接線方向への引張力が加わる。また、連結部材には、第2の回転体の回転接線方向と直交する方向に互いに対向するとともに、断面略V字形状に形成された一対の切欠部が設けられていることから、各切欠部の対向端部を通る断面が連結部材において断面積の最も小さい最小断面積部になるとともに、最小断面積部は連結部材に加わる引張力と直交する。さらに、各切欠部はそれぞれの対向端部が応力特異場を有する断面略V字形状に形成されていることから、各回転体の間に所定の大きさ以上の回転力が生じて連結部材に大きな引張力が加わると各切欠部の対向端部に応力が集中し、応力特異場を有する切欠部によって連結部材が急進破断する。
また、本発明は、前記V字形状のなす角度を連結部材が破断する回転力に応じた任意の角度に設定している。
これにより、切欠部のV字形状のなす角度を変更することにより切欠部の対向端部に集中する応力の大きさが変わることから、連結部材の材料変更なしに連結部材を破断させる回転力を任意に設定することができる。
本発明の動力伝達装置によれば、各回転体の間に所定の大きさ以上の回転力が生ずると各切欠部の対向端部に応力が集中し、応力特異場を有する各切欠部から連結部材を破断させることができるので、延性材料でも伸びが非常に小さい脆性材料と同じように急進破壊を生じさせることができ、常に所定の回転力で連結部材を破断させることができる。
さらに、連結部材の材料変更なしに連結部材を破断させる回転力を任意に設定することができるので、連結部材を破断させる回転力の変更を容易に行うことができ、設計を容易かつ確実に行う上で極めて有利である。
図1乃至図6は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は動力伝達装置の側面断面図、図2は図1におけるA−A線断面図、図3は図1におけるB−B線断面図、図4は連結部材の要部平面図、図5はハブの斜視図、図6は連結部材の斜視図である。
本実施形態の動力伝達装置は、図示しないエンジンからの動力が伝達されるプーリ10と、プーリ10側から伝達される回転力を従動機器としての圧縮機1に伝達するハブ20と、プーリ10の回転力をハブ20に伝達する複数の緩衝ゴム30とを備えている。
プーリ10は外周面に図示しないVベルトが巻掛けられるようになっており、ベアリング10aを介して圧縮機1に回転可能に支持されている。プーリ10における圧縮機1と反対方向の一端面には周方向に延びる環状の溝部10bが設けられ、溝部10b内には互いに周方向に間隔をおいて軸方向に突出する複数の突出部10cが設けられている。
ハブ20は、プーリ10と一体に回転する第1の回転体としてのアウターリング21と、アウターリング21と同軸上に配置され、アウターリング21側から伝達される回転力を圧縮機1の従動シャフト2に伝達するボス22と、互いに周方向に間隔をおいて設けられ、アウターリング21とボス22とを回転方向に連結する複数の連結部材23と、ハブ20における圧縮機1と反対方向の一端面を覆うように形成されたプレート24とを備えている。
アウターリング21は周知の繊維強化プラスチック材料からなり、一端面をプーリ10の一端面に対向するように配置されている。また、プーリ10との対向面には互いに周方向に間隔をおいて軸方向に突出する複数の突出部21aが設けられ、各突出部21aはプーリ10の溝部10b内に挿入されている。さらに、アウターリング21の各突出部21aはプーリ10の各突出部10cと周方向に交互に配置されるとともに、それぞれ突出部10cと周方向に所定の間隔をおいて対向している。
ボス22は周知の繊維強化プラスチック材料からなり、円板状に形成されている。また、ボス22の一端面側には従動シャフト2と連結する金属材料からなるスプライン部材22aがインサート成形によって一体に設けられ、ボス22はその他端面側から従動シャフト2の先端部に螺合するナット22bによって従動シャフト2に固定されている。
各連結部材23はボス22の回転接線方向に延びるように形成された直方体のアルミニウム合金の部材からなり、連結部材23の長さ方向一端部側はインサート成形によってボス22の外周面側と一体に成形されるとともに、連結部材23の長さ方向他端部側はインサート成形によってアウターリング21の内周面側と一体に成形されている。また、連結部材23の長さ方向一端部及び他端部にはボス22の軸方向に延びる突出部23aがそれぞれ設けられ、各突出部23aがアウターリング21及びボス22に連結部材23の長さ方向に係止している。
連結部材23の長さ方向中央部には、ボス22の回転接線方向と直交する方向に互いに対向するように配置され、それぞれ角度αをなす断面V字形状に形成された一対の切欠部23bが設けられている。また、各切欠部23bの対向端部23cは応力特異場を有するように切欠底半径ゼロ(切欠底部に隅Rを有さない形状)に形成されている。さらに、各切欠部23bの対向端部23cを通る断面部23dの断面積は、アウターリング21とボス22との間に所定の回転力が生ずると破断するように設定されている。即ち、連結部材23の材料の引張強度と所定の回転力が生じた時に連結部材23に加わる引張力とから断面部23dの断面積が設定されている。
プレート24は圧延鋼板からなり、円板状に形成されている。また、プレート24の一端面はハブ22の一端面と圧縮機1の軸方向に当接し、互いに周方向に間隔をおいて設けられた複数のリベット24aによってハブ22に取付けられている。
各緩衝ゴム30はIIR、EPDM等の周知のゴム材料からなり、プーリ10の溝部10bに沿うように形成されるとともに、プーリ10の各突出部10cとアウターリング21の各突出部21aとの間にそれぞれ設けられている。
以上の構成においては、エンジンの動力がプーリ10に伝達されると、プーリ10の回転力は各緩衝ゴム30を介してアウターリング21に伝達される。また、図3に示すように、アウターリング21の回転力(回転方向R)は各連結部材23を介してボス22に伝達され、ボス22と一体に従動シャフト2が回転する。
この際、アウターリング21からボス22へは各連結部材23を介して回転力が伝達されるが、各連結部材23はボス22の回転接線方向に延びるように形成されていることから、連結部材23にボス22の回転接線方向への引張力が加わる。また、連結部材23にはボス22の回転接線方向と直交する方向に互いに対向する一対の断面V字形状の切欠部23bが設けられていることから、各切欠部23bの対向端部23cを通る断面部23dが連結部材23において断面積の最も小さい最小断面積部になるとともに、断面部23dは連結部材23に加わる引張力と直交する。さらに、各切欠部23bはそれぞれの対向端部23cが応力特異場を有する断面V字形状に形成されていることから、連結部材23に大きな引張力が加わると各切欠部23bの対向端部23cに応力が集中する。
即ち、圧縮機1を駆動するためにアウターリング21とボス22との間に生ずる回転力によっては連結部材23に大きな引張力が加わらず、断面部23d全体で引張力をほぼ均等に受けながら回転力を伝達する。また、圧縮機1の焼付きなどにより従動シャフト2が回転不能となり、アウターリング21とボス22との間に所定の大きさ以上の回転力が生じて連結部材23に大きな引張力が加わると、各切欠部23bの対向端部23cに局部的に応力が集中して連結部材23が急進破断する。このため、連結部材23の材料として延性材料を用いた場合でも連結部材23を急進破断させることができる。
また、各切欠部23bは断面V字形状に形成されているので、対向端部23cに応力が集中しやすく、連結部材23が引張方向に大きく変形することがない。
さらに、エンジンからプーリ10に動力とともに回転変動が伝達されるが、プーリ10からアウターリング21へは各緩衝ゴム30を介して回転力が伝達されるので、プーリ10の回転変動が効果的に低減される。
このように、本実施形態によれば、アウターリング21からボス22に回転力を伝達する各連結部材23をボス22の回転接線方向に延びるように形成するとともに、連結部材23にボス22の回転接線方向と直交する方向に互いに対向するように配置され、それぞれの対向端部23cが応力特異場を有する断面V字形状に形成された一対の切欠部23bを設けたので、圧縮機1を駆動するための回転力によっては連結部材23に大きな引張力が加わらず、断面部23d全体で引張力をほぼ均等に受けながら回転力を伝達するので、連結部材23の一部に局部的な材料疲労が生ずることを防止できる。また、圧縮機1の焼付きなどにより所定の大きさ以上の回転力が生ずると、各切欠部23bの対向端部23cに局部的に応力が集中して連結部材23が急進破断する。このため、連結部材23の材料として延性材料を用いた場合でも伸びの非常に小さい脆性材料と同じように連結部材23を急進破断させることができ、常に所定の回転力で連結部材23を破断させることができる。
また、各切欠部23bは断面V字形状に形成されているので、対向端部23cに応力が集中しやすく、所定の回転力により連結部材23を確実に急進破断させることができる。
さらに、連結部材23をアルミニウム合金などの靭性の高い材料(延性材料)から形成したので、連結部材23の加工を容易に行うことができる。
また、連結部材23を比強度の大きい材料であるアルミニウム合金から形成したので、連結部材23の重量を軽くすることができ、装置の軽量化を図る上で極めて有利である。
さらに、各切欠部23bの対向端部23cは応力特異場を有するように切欠底半径ゼロ(切欠底部に隅Rを有さない形状)に形成されているので、対向端部23cに確実に応力を集中させることができ、連結部材23を急進破断させる上で極めて有利である。
尚、本実施形態では、各切欠部23bの対向端部23cを切欠底半径ゼロに形成したものを示したが、切欠底にわずかな隅Rがつく程度であれば、本発明と同様の作用効果を奏することができる。
尚、本実施形態では、連結部材23をアルミニウム合金から形成したものを示したが、繊維強化プラスチック材料等の比強度のさらに大きい材料を使用することにより、装置をより軽量化することができる。
また、本実施形態では、アウターリング21とハブ22との間に3個の連結部材23を設けたものを示したが、連結部材23を1または2個とすることも可能であり、4個以上とすることも可能である。
尚、本実施形態では、連結部材23をアウターリング21及びハブ22と別の材料から形成したものを示したが、アウターリング21またはハブ22と同一の材料から一体に形成することも可能である。
また、本実施形態では、アウターリング21及びハブ22を繊維強化プラスチック材料から形成したものを示したが、アウターリング21及びハブ22を金属材料から形成することも可能である。この場合、連結部材23をアウターリング21またはハブ22と同一の材料から一体に形成することも可能であり、連結部材23をボルト等によってアウターリング21及びハブ22に取付けることも可能である。
尚、本実施形態では、連結部材23の各切欠部23bを角度αをなすように形成したものを示したが、図7に示すように、各切欠部23bを角度αよりも小さい角度βをなすように形成することもできる。この場合、連結部材23の材料及び断面部23dの断面積が等しい場合でも対向端部23c近傍の応力場の強さが大きくなり、各切欠部23bを角度αをなすように形成したときよりも連結部材23を破断させるのに必要とする引張力が小さくなる。このように、各切欠部23bの角度を変えることにより、連結部材23の材料及び断面部23dの断面積を変更することなく、連結部材23を破断させるための回転力を任意に設定することができるので、設計を容易かつ確実に行う上で極めて有利である。
また、本実施形態では、連結部材23に互いに対向するように配置され、それぞれ断面V字形状に形成された切欠部23bを設けたものを示したが、図8に示すように、各切欠部23eの開口部近傍をボス22の回転接線方向と直交する方向に延びるように形成するとともに、各切欠部23eの対向端部側を断面V字形状に形成することも可能である。また、図9に示すように、各切欠部23fを2つの曲面によって形成することも可能である。
本発明の一実施形態を示す動力伝達装置の側面断面図 図1におけるA−A線断面図 図1におけるB−B線断面図 連結部材の要部平面図 ハブの斜視図 連結部材の斜視図 本実施形態の切欠部の変形例を示す連結部材の要部平面図 本実施形態の切欠部の他の変形例を示す連結部材の要部平面図 本実施形態の切欠部のさらに他の変形例を示す連結部材の要部平面図 従来の動力伝達装置を示す平面図 従来の動力伝達装置に回転力を加えた際の動作を示す動作説明図
符号の説明
1…圧縮機、2…従動シャフト、10…プーリ、20…ハブ、21…アウターリング、22…ボス、23…連結部材、23b…切欠部、23c…対向端部、23d…断面部、24…プレート、30…緩衝ゴム。

Claims (4)

  1. 外部からの動力によって回転する第1の回転体と、第1の回転体と同軸上に配置され、第1の回転体側から伝達される回転力を従動側に伝達する第2の回転体と、第1の回転体から第2の回転体に回転力を伝達可能に設けられ、各回転体の間に所定の大きさ以上の回転力が生ずると、一部が破断することにより第1の回転体から第2の回転体に伝達される回転力を遮断する連結部材とを備えた動力伝達装置において、
    前記連結部材を第2の回転体の回転接線方向に延びるように形成するとともに、連結部材には第2の回転体の回転接線方向と直交する方向に互いに対向する一対の切欠部を設け、
    各切欠部をそれぞれの対向端部に応力特異場を有する断面略V字形状に形成した
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記V字形状のなす角度を連結部材が破断する回転力に応じた任意の角度に設定した
    ことを特徴とする請求項1記載の動力伝達装置。
  3. 前記連結部材を靭性の高い材料から形成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の動力伝達装置。
  4. 前記連結部材を比強度の大きい材料から形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の動力伝達装置。

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