JP2006240153A - 画像形成装置及び画像形成方法ならびに画像形成方法を実行するプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 バンドモードを採用した画像出力装置を、部数決定タイミングが印刷ジョブ内の1ページ目排紙指示直前でなければ確定しない印刷システムに適用する際に、適切な印字制御を行うことができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】 ページ内をバンド状に分割した印刷データを生成し、バンド順にソートされた印刷データを出力するバンドデータ生成手段と、部数指定を印刷データに付加して複数部数印刷を指示する部数指定手段とを有した印刷データ生成手段と、印刷データを解析してバンド単位にディスプレイリスト(DL)を生成する第1の描画処理手段と、前記印刷データを解析してページ単位にDLを生成する第2の描画処理手段と、電子ソートによる部単位印刷を行うことが可能か否かを判断する部単位印刷判定手段とを備え、前記部単位印刷判定手段の判定結果に基づいて、1ページ目の前記描画処理手段を選択する画像処理装置。
【選択図】 図5

Description

本発明は、入力された印刷データに従って画像処理を実行する画像形成装置及び画像形成方法ならびに画像形成方法を実行するプログラムに関するものであって、特に部数印刷を効率的に処理する画像処理に関する。
外部より入力された印刷データに従って画像処理を実行するページプリンタ等の画像形成装置においては、所定の書式(シンタックス)にて記述されたページ記述言語(以下、PDLと記す)によって描画指示あるいは機器制御を行うよう構成されている。
例えば、パーソナルコンピュータ上で動作するオペレーティングシステム(OS)と、前記OS上で動作し様様な電子文書を作成する各種アプリケーションソフトから印刷処理を行う場合、前記アプリケーションソフトから出力される描画指示は、同じく前記OS上で動作するプリンタドライバによって、前記描画指示を前記画像処理装置が解釈可能なPDL形式の印刷データに変換され、所定のインターフェイスを通じて前記画像処理装置へ出力される構成が一般的であって、前記プリンタドライバと前記画像処理装置とで画像処理システムを構成している。ここで、前記プリンタドライバは、予め定められた書式に従ってアプリケーションソフトからの印刷要求をページ毎にPDL形式の印刷データに変換していた。
また、従来のページプリンタ等は、受信した前記PDL形式の印刷データを、予め定められた書式に従って解析し、ページ内容を表すビットマップ画像、すなわちページ画像を生成するために、中間形式の描画オブジェクト(以下、ディスプレイリスト、あるいは略してDLと呼ぶ)を生成すように構成されている。このような従来のPDLは、例えば、文字印字命令や、線描画命令などの各種図形描画命令、イメージ描画命令などの他、描画論理(ANDまたはORなどのROP指定)やクリッピング領域の指定、複数命令をグループ化して記憶し呼び出すマクロ命令、各種の印字環境を設定するための命令群など、ページ単位に描画指示を行う多種多用な命令から構成されている。
一方、描画処理の効率化および省メモリ化を目的として、前記印刷データおよびディスプレイリストの生成処理単位を、ページではなくページ内をさらに細かく分割したバンド単位に行う画像処理システムが考えられている。従来PDLのように、ページ単位でディスプレイリストを生成する場合の印刷データおよび動作モードをページモード、ページを分割したバンド単位でディスプレイリストを生成する場合の印刷データおよび動作モードをバンドモードと呼ぶことにする。ここで、アプリケーションソフトからの出力は、ページ単位で行われるのが一般的であるため、前記バンドモードに対応したプリンタドライバは、アプリケーションからの印刷指示をPDL形式の印刷データに変換すると共に、指定された印刷位置から特定されるバンドに収まるよう分割し、分割されたバンドの順番で出力可能となるよう、印刷データの並べ替えを行う。
以下、図11、図12、図4を用いて、上記ページモードとバンドモードの違いについて更に説明する。
図11は、ページモードとバンドモードにおいて、描画対象の順序の違いを示した図である。同図では、1ページ内に3つの描画対象(1101,1102,1103)が描画されており、アプリケーションソフトの指示順序がそれぞれ、1103、1102、1101の順で指示されることを示している。ページモードでは、描画単位がページであるため、プリンタドライバは、前記アプリケーションソフトから指示された通りの順に、前記描画対象を元に印刷データを生成しページプリンタへ出力する。
一方、バンドモードにおいて、同下図に示したようにバンド0〜バンド4の5バンドに分割する場合は、各描画対象をバンド境界で分割すると共に、分割した前記描画対象をバンド0から順に送出するべく並べ替えを行う。すなわち、1104〜1109に示した描画対象を描画位置情報から判別されるバンド単位に保持しておき、1ページ分の描画指示が終わった後に、バンド0に属する描画対象から順に出力を行う。このようにプリンタドライバを構成することで、バンドモードに対応した印刷データが生成される。
図12は、ページモードおよびバンドモードに対応したページプリンタが受け取る印刷データの構成と、ページプリンタ内で生成・管理されるディスプレイリスト(中間形式の描画オブジェクト、図中ではDLと示す)の処理単位を示した図であって、1201がページモードのデータ構成、1202がバンドモードのデータ構成を、1203がページモード時のディスプレイリストの管理単位、1204がバンドモード時のディスプレイリストの管理単位をそれぞれ示している。同図に示した通り、ページモードでは、プリンタドライバがページ単位に生成したPDLデータを受け、ページ単位にディスプレイリストを生成する一方、バンドモードでは、プリンタドライバがバンド単位に分割生成したPDLデータを受け、バンド単位にディスプレイリストを生成する。
なお、前記分割単位であるバンドは、各ページをページプリンタの用紙搬送方向に分割したものであって、PDLコマンドによって各バンドの開始および終了が、それぞれバンド開始命令、バンド終了命令によって区切られている。
図4は、ページモード(図4−2)およびバンドモード(図4−1)それぞれについて、DL生成処理とレンダリング処理のシーケンスを示した図である。
図4−1に示した通り、バンドモードでは、DL生成は各バンド単位で完結し、同期してレンダリング(RIP処理)が行われることから、バンド単位でDL生成処理とレンダリング処理が並列する一方、ページモードでは、1ページ分のDL生成が完了した後に、バンド単位でレンダリングを開始することから、DL生成とレンダリングはページ単位で並列することになる。なお、ここでは、ページモードにおいてもレンダリング処理をバンド単位に行うよう説明したが、そのためには、生成する描画オブジェクトの位置情報から、属するバンド位置を特定し、特定したバンド単位にDLを保持しておく処理が必要となる。なお、ページモードにおいて、レンダリング用のRAMを最低1ページ分用意できる場合は、ページ単位にレンダリング処理を行っても良い。
また、ページモードおよびバンドモードそれぞれで生成されたRIP画像は、所定の圧縮処理が施された後に、ページ単位でスプールされ、1ページ分のレンダリングが終了した時点で、プリンタエンジンへビデオ信号として出力され、既知の電子写真プロセスによって画像形成が行われる。
上記に示したように、バンドモードでは1ページ分のDLを保持する必要がなく、レンダリングもバンド単位で行えば良いため、プリンタに搭載すべきRAMを削減できる効果がある。
一方、複数部数を指定された印刷を高速に行う方法として、部数指定された1部数分の印刷データを受信した上で、前記印刷ジョブを解析して生成されたページ画像(ビットマップ画像)を、出力順番などのページ情報と合わせてハードディスクに格納しておき、2部目以降の出力は前記ページ画像を再利用する方法がある。すなわち、2部目以降では、1部目のPDL解析時に生成した前記ページ画像をハードディスクから読み出し、直接エンジンへシップする。この方法によれば、印刷ジョブの転送のみならず、2部目以降の出力時は印刷ジョブの解析処理も省かれるため、印刷ジョブの内容(PDLデータの複雑度)に依らずエンジンスループットを維持した高速出力が可能である。本処理は、ソータ等の機械的手段を用いずにソート処理を行うことから、電子ソート処理と呼ばれる。
以下図6のブロック図を用いて、上記構成の画像処理装置における電子ソート動作の処理手順について説明する。
同図において、図6−1は1部目を、図6−2は2部目以降を処理中であることをそれぞれ示している。まず、1部目の出力時(図6−1)は、受信バッファ601に一時的に印刷ジョブを蓄えながら(矢印A)、PDLを解析するために読み出し解析し、中間言語形式のディスプレイリスト(描画オブジェクト)を描画オブジェクト格納部602に格納する(矢印B)。1ページ分の解析を終えた後、ページをバンド状に分割したバンドラスタ603上に前記描画オブジェクトを描画して、ページ画像を生成する(矢印C)。ここで描画されたページ画像は、ディスクアクセスバッファ608を経由してバンド単位に順次ハードディスク606へ格納されると共に(矢印D、E)、印刷部I/F 604へ送出される(矢印F)。なお、ここではハードディスクへの格納と印刷部I/Fへの出力とを並列して処理すると説明したが、ハードディスクへの書き込みが十分高速であれば、1ページ分のページ画像を全てハードディスクへ格納し終えてから、再度ディスクアクセスバッファ608を経由して読み出した上で、印刷部へ送出するように構成しても構わない。このように上述した処理を印刷ジョブが終了するまで繰り返し行うことで、1部目の出力を完成する。
続いて、2部目以降の出力(図6−2)時は、ハードディスクへ格納したページ画像607を順次読み出し(矢印G)、印刷部I/F 604へ出力する(矢印H)。なお、ハードディスク606からの読み出しおよび印刷部I/F 604への送出は、バンド単位に行っても良いし、1ページ分を読み出し終えてから送出を開始しても構わないが、バンド単位で行う場合は、ハードディスク606からの読み出しがエンジンの紙搬送スピードよりも十分に高速でなければならない。一方、1ページ分の読み出し完了を待ってシップを開始する場合は、最低でも1ページ分のページ画像を格納可能なだけの容量を持つメモリを用意しておかねばならない。
上記図6−2に示した読み出し処理を、(1ジョブのページ数)×(指定部数−1)回繰り返すことで、電子ソート動作による複数部数印刷が完了する(ページ画像生成時に1部目の出力は完了しているため、繰り返し回数は「指定部数−1」で良い)。
ここで、複数部数印刷として指定する部数は、1ページ目の排紙指示直前までに決定されれば良いというのが一般的である。
又、従来例としては、例えば特許文献1をあげることが出来る。
特開2003−237149号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、バンドモードを用いた電子ソート動作による電子ソート処理において、以下の問題があった。
すなわち、部数はジョブ先頭ページの排紙直前に確定すれば良いが、バンドモードでは1ページ分のDL生成完了を待たずにバンド単位でレンダリングおよびディスクへの格納処理を行うため、部数確定よりも前にハードディスクへRIP画像を格納するか否かを決定する必要がある。一方、RIP済みのバンド画像をハードディスクへ格納し電子ソート動作を行うか否かは、部数が2以上か否かで判別されるため、逆にRIP開始よりも前に部数が確定している必要がある。RIP開始よりも前に部数を予め確定するためには、全バンド分の印刷データをドライバにてスプールした後に印刷データの送出を行えば良いが、その分だけデータ送信開始が遅くなってしまうという問題があった。一方、先頭バンドのみを先行してデータ送信する場合は、データ送信開始の遅延は防げるが、1バンド目のRIP開始時に部数が確定しないという問題があった。
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の手段を備える。すなわち、外部より入力された印刷データに対応するページ画像を生成する画像処理装置と、上位装置からの印刷指示に従って前記画像処理装置が解釈可能な形式の前記印刷データを生成して前記画像処理装置に出力する印刷データ生成装置とから構成される画像処理システムにおいて、前記印刷データ生成手段は、ページ内をバンド状に分割した印刷データを生成し、前記バンド順にソートされた前記印刷データを出力するバンドデータ生成手段と、部数指定を前記印刷データに付加して複数部数印刷を指示する部数指定手段とを有し、前記画像処理装置は、前記バンド分割された印刷データを解析してバンド単位にディスプレイリストを生成する第1の描画処理手段と、前記バンド分割された印刷データを解析してページ単位にディスプレイリストを生成する第2の描画処理手段と、電子ソートによる部単位印刷を行うことが可能か否かを判断する部単位印刷判定手段とを備え、前記部単位印刷判定手段が部単位印刷を行うことが可能と判断した場合には、前記第2の描画処理手段を用いて1ページ目の描画処理を行い、2ページ目以降は第1の描画処理手段を用いて描画処理を行う一方、前記部単位印刷判定手段が部単位印刷を行うことが不可能と判断した場合には、常に第1の描画処理手段を用いて描画処理を行う。
上述した課題を解決するために、さらに本発明では、以下の手段を備える。すなわち、前記部単位印刷判定手段は、ハードディスク等の外部記憶装置が装着されており使用可能な状態にあるか否かによって、部単位印刷が可能か否かを判断するよう構成する。
上述した課題を解決するために、さらに本発明では、以下の手段を備える。すなわち、前記画像処理装置は、バンド単位にディスプレイリストの生成とレンダリング処理を並列するよう構成する。
上述した課題を解決するために、さらに本発明では、以下の手段を備える。すなわち、前記印刷データ生成手段は、ページ内先頭のバンドに属する印刷データは、上位アプリケーションソフトからの指示を保持することなく、即座に出力するよう構成する。
本発明によって、バンドモードを採用した画像出力装置を、部数決定タイミングが印刷ジョブ内の1ページ目排紙指示直前でなければ確定しない印刷システムに適用する際も、適切な印字制御を行うことができる画像処理装置を提供することが可能となる。
(実施例1)
以下に添付の図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<本実施の形態の画像処理装置の構成例>
まず、図1、図2を参照しながら、本発明を適用するに好適な本実施の形態の画像処理システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態の画像処理システムの概略を示すブロック図であり、例えば、レーザビームプリンタの場合を示す。尚、本発明を適用可能な画像処理装置はレーザビームプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式のプリンタ装置であっても良いし、モノクロ/カラープリンタといった機器構成の違いにも関係なく適用可能である。更に、本発明の機能が実行されるのであれば、プリンタに限定されるものでもなく、同様の画像処理を必要とする画像記録装置や画像表示装置、画像通信装置の制御においても適用可能である。
図1において、101はホストコンピュータ等の外部機器、102は本実施の形態のレーザビームプリンタ本体である。
レーザビームプリンタ102は、前記外部機器101上で動作するプリンタドライバによって生成されたページ記述言語(PDL)形式の印刷データ(文字コードや図形データ、イメージデータ等)を受け取り、それらの情報に従って対応する文字パターンや図形パターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成するよう構成されている。又、このレーザビームプリンタ102では、不図示のデータ記憶部に対して文字パターンの登録やフォームデータ、マクロデータなどの登録も行えるよう構成されており、ホストコンピュータ101から受信した印刷データと同様に、前記記憶部の印字データに応じてページ画像を生成する。
レーザビームプリンタ102において、103はプリンタ制御ユニット(コントローラ部)であって、レーザビームプリンタ102全体の制御、及びホストコンピュータ101から供給される印刷データ(文字情報など)を解析する。この制御ユニット103は、プリンタエンジン部105と接続され、前記印刷データに基づいたドットデータからなるページ情報を生成し、プリンタエンジン部105に対して順次ドットデータ(ビデオ信号)を送信する。
また、105はプリンタエンジン部であって、前記ドットデータ(ビデオ信号)に従って実際に感光ドラムに潜像を形成し、用紙に熱定着させることによって印字を行う。104は、操作のためのスイッチ及びLED表示器などが配されている操作パネルであって、オペレータ(使用者)は、パネル部104を操作することによって、レーザビームプリンタ102に所定の動作の指定、あるいは印刷環境の設定等を行うことができる。
ここで、前記レーザビームプリンタ106とホストコンピュータ101とは、TCP/IP等の所定のプロトコルによって通信可能なネットワークで接続されており、同ネットワークには複数台のホストコンピュータが接続されているのが一般的である。なお、接続形態としては、セントロニクスやUSB等の他のインターフェイスによって1対1で接続されていても構わない。
図2は、本実施の形態のレーザビームプリンタ102の内部構造を示す断面図であり、主にプリンタエンジン部105の構成を示している。ここでは、図1と同じ構成に対しては同一番号を付け、説明を省略する。
同図において、レーザドライバ201は半導体レーザ202を駆動するための回路であり、制御ユニット103が出力する前記ビデオ信号に応じて、半導体レーザ202から発射されるレーザ光203をオン/オフ切り替えする。レーザ203は回転多面鏡204で左右方向に振られ、静電ドラム205上を走査する。これにより、静電ドラム205上には帯電されたトナーによる文字パターン等の静電潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム205周囲の現像ユニット206により現像された後、記録紙に転送される。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はレーザビームプリンタ102に装着した用紙カセット207に収納されており、給紙ローラ208及び搬送ローラ209と210とにより装置内に取り込まれて、静電ドラム205に供給される。
図3は、本実施の形態の画像処理システムの基本構成部を説明するブロック図であり、図1の画像処理装置の制御ユニット103の内部構成と、プリンタドライバ312の主要構成とを示している。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、LAN等のネットワークを介して配置された複数の機器で処理が行われるシステムであっても良い。
同図において、レーザビームプリンタの制御ユニット103は、所定のインターフェイス308(106)を介して外部機器であるホストコンピュータ101と接続されており、ホストコンピュータ101上で動作するプリンタドライバが送出する印刷データに従って所定の印刷処理を実行するように構成されている。ここで、ホストコンピュータ101から受信した印刷データは、まず受信バッファ305aに受信データとして一時的に蓄えられる。
301はプリンタCPUであり、読み出し専用メモリであるROM302内のプログラムROM303に記憶された制御プログラムに基づいて、システムバス306に接続された各種デバイスとのアクセスや、ハードウェア回路によって構成されるASIC309を統括的に制御している。ここで、前記制御プログラムは、以下に示すプログラムから構成されている。すなわち、受信バッファ305aに蓄えられた印刷データを解析し、少なくとも1バンド分あるいは1ページ分の描画オブジェクト(Display List:DL)を生成するDL生成部303a、続いて前記描画オブジェクトを元に複数のバンドに分割した1バンド分のラスタイメージ(すなわちバンド画像)を生成するDL描画部303b、印刷部I/F310を介して印刷部(プリンタエンジン)105に対して、前記バンド画像を表すビットのON/OFFによるビデオ信号の出力や、紙なし検知などの各種用紙ハンドリング制御等を行うエンジン制御部303d(ビデオ信号の出力を、以下"シップ"と記す)などから構成されている。なお、前記バンド画像を複数(例えば2つ)用意して印刷を行うバンディング方式では、前記バンド画像の生成(レンダリング動作)とシップ動作とを紙搬送と同期して同時に行うよう構成されており、レンダリング済みの一方のバンド画像をシップしながら、他方のバンドメモリに属する描画オブジェクトを描画する。ここで、本実施の形態では、前記バンディング方式で印刷を行うようにバンドメモリ305cを構成したが、1ページ分のページ画像を保持可能なページメモリとして305cを構成し、フルペイント方式で描画/シップ動作を行っても良い。更に、前記バンディング方式とフルペイント方式とをパネルからの指示等によって切り替え可能なように構成されていても構わないし、固定的にどちらか一方を採用しても構わない。加えて、レーザビームプリンタ102は図示しない電源部から電力の供給を受けている。
また、制御プログラム303は、上記構成以外に、以下の機能を実現するためのプログラムを含んでいる。すなわち、電子ソート動作による部数印刷が可能か否かによって、ジョブ内先頭ページのDL生成単位をバンド単位/ページ単位のそれぞれに切り替えるバンド制御部303cや、部数印刷の指定があった際などに、ハードディスク311eに対してRIP済み画像を含む各種データのR/Wアクセスを制御するHD制御部303e、操作パネル104からの入力に従って各種印刷環境を設定する印刷環境制御部(不図示)などから構成されている。
又、このROM302は、文字出力に用いるドットフォントやアウトライン形式のスケーラブルフォントから構成されるフォントデータを格納するメモリとしても用いられている(フォントROM304)。
305は、CPU301の主メモリ、ワークメモリ等として機能するRAMであり、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張できるように構成されている。RAM305は、前記DL生成部303aが生成した描画オブジェクトを格納するDL格納部305aや、制御プログラム303によって各種描画処理において一時的に使用されるワークメモリ305d、1ページを複数のバンド状に分割した領域のうち、2面分の領域に相当するバンドメモリ305cの他、前記フォントメモリ304内のスケーラブルデータに基づいて展開された文字パターンをキャッシュするフォントキャッシュメモリ(不図示)等に用いられる。
311はハードディスクであって、フォントデータやPDL形式で記述されたオーバレイデータ等のリソースの登録や、該画像処理装置内で生成される各種印刷ログの他、保存ジョブや電子ソート(複数部数印刷)、機密印刷等の機能を実現するために一時的に印刷データおよびRIP済みの画像データを格納するために用いられる。なお、前記印刷データはハードディスク311に格納されると説明したが、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ(不図示)やRAM305、あるいは他の構成による記憶装置に格納しても構わない。
また、本発明を構成する装置がROMに格納されたプログラムとして供給されるよう説明したが、これに限らず、フレキシブルディスクやハードディスク等の媒体によって供給され、実行前にRAM等へロードされた後、実行されるよう構成されていても構わない。又、CD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD等のような記憶媒体から図示省略したドライブを解して、該制御プログラムをインストールして制御しても本発明を実施することが可能であり、本発明はこれを含むものである。
続いて、312はホストコンピュータ上で動作するプリンタドライバであって、アプリケーションソフトからの印刷指示をOSを通して受け取り、前記画像処理装置103が解釈可能なPDL形式の印刷データを生成する描画処理部312aと、前記印刷データをバンド単位に分割した上で、ページ内先頭のバンドに属する印刷データはスプールすることなく出力し、前記以外のバンドに属する印刷データは1ページ分の印刷データが生成されるまでスプールしておくバンド管理部312b、さらにプリンタドライバのUIあるいはアプリケーションの印刷ダイアログにてユーザから指定された部数を印刷データとして出力する部数制御部312cとから構成されている。ここで、前記部数制御部312cは、アプリケーションソフトから1ページ目のページ終了(排紙指示)が指定されるよりも前に、部数を確定して印刷データとして出力することになる。
<本実施の形態の画像処理システムにおける印刷ジョブ動作例>
(印刷データの構成例)
続いて図13を用いて、ホストコンピュータから本画像処理装置に対して出力される印刷データの形式例を説明する。
印刷ジョブの最初と最後、および部数の指定個所はJL(Job Language)という言語で構成されており、印刷ジョブ内で一律な各種環境(ジョブ環境)を指定する以下の命令群を含む。
・印刷ジョブの開始を示すジョブ開始命令(パラメータとしてジョブID=JOBIDが指定される。)
・後続のPDLデータ形式の印刷命令を処理すべき印字解像度を設定する印字解像度指定命令(本実施の形態では600dpi)
・印刷を用紙の片面に行うか両面に行うかを指定する印刷面指定命令(両面)
・排紙口選択命令(カセット1)
・印刷データを処理するためにPDL解析処理プログラムの起動を指示するPDL移行命令(LIPSLXを起動)
なお、本実施例では簡単のために省略したが、JLには上記に示した印刷環境のほかに、操作パネル104から設定可能な各種印刷環境をリモートで設定可能な各種命令が含まれている。また、JLによって設定される内容は、操作パネルにて設定される印刷環境を一時的に上書きし、当該JLジョブ内でのみ有効となるよう構成されている。
ここまでがJLコマンド(以下、ジョブ環境設定命令と記す)であって、これからはPDLで書かれる。
・PDLデータの開始を示すPDLジョブ開始命令
・ページ開始命令(用紙サイズA4、画像の向き等のパラメータを伴う)
・描画命令で用いられる解像度を指定するデータ解像度(600dpi)
・登録文字パターンを処理するための文字セット登録命令(各種パラメータと文字パターンデータが続く)
・実際の描画指示を開始する前に、バンド開始を通知するバンド開始命令(バンドID=0)
・描画色を決定するブラシ指定命令(R=128,G=128,B=128)
・文字セット登録命令で登録したパターンを印字する登録文字印字命令(フォントID,文字ID)
・バンドの終了を通知するバンド終了命令(バンドID=0)
上記に示した通り、本実施例では、先頭のバンド(ID=0)内に1文字印字するデータ内容を示している。
続いて、同図に示したようなデータ構成により、各バンド単位に各種の描画命令が指示される。

・最終バンド(ID=5)終了後に、一旦JLに戻るためのPDLデータ終了命令
続いて、JLによって、
・部数指定(3部)
・印刷データを処理するためにPDL解析処理プログラムの起動を指示するPDL移行命令(LIPSLXを起動)
が指定された後、再びPDLにて記述される。
・ページ終了命令(排紙命令)

・JLによる、印刷ジョブの終了を定義するジョブ終了命令
(印刷ジョブ処理手順)
続いて、本実施の形態の画像処理装置における印刷データの処理手順を、図5および図7のフローチャートを用いて以下に説明する。
図5は、画像処理装置がバンドモードにて記述された印刷データを受信した際、バンド制御部303cの判定結果によってDL生成処理を切り替える様子を示した図であり、図7は本処理の手順を示したフローチャートである。
図5に示したように、本実施例では、電子ソートが可能か否かの判断結果によって、印刷ジョブ内1ページ目のDL生成方法を切り替えている。すなわち、電子ソートが不可能な場合(上図)はバンドモードで動作し、バンド単位にDL生成が完了すると同時にレンダリングを開始する。この場合、指定された部数はページコピー動作によって出力される。すなわち、部単位でソートされた出力は行わず、各ページ単位で指定された部数分繰り返し出力する。
一方、電子ソートが可能な場合(下図)はページモードで動作し、ページ単位にDL生成が完了するとレンダリングを開始する。この時、2以上の部数が指定されている場合は、電子ソート動作によってRIP済み画像をハードディスクへ格納し、2部目以降は前記格納済みのRIP済み画像をページ毎に読み出して部数分の出力を行う。
なお、ここで電子ソートが可能か否かは、(1)ハードディスクが装着されている、(2)ハードディスクが使用可能なだけのRAMが増設されている、(3)パネル設定値「電子ソート」が「使う」設定になっている、これらの条件が全て満たされている場合に限り、電子ソート動作が可能と判断する。
続いて、図7のフローチャートを用いて、バンド制御部303cおよびDL生成部303aが行う処理手順について説明する。
まず同図のステップ701において、受信した印刷データがページ開始命令か否かを調べ、続くステップ702において、電子ソート動作が可能か否かを調べる。ここで電子ソート動作が不可能と判断された場合は、内部動作モードをバンドモードに決定し(ステップS703)、後続の印刷データを処理するためにS701へ戻る。一方、ステップ702において電子ソート動作可能と判断された場合は、続くステップ704以降において、ページ単位に内部動作モードを決定する。すなわち、ジョブ内先頭ページであれば(S704の判定がYesの場合)、内部動作モードをページモードとし、それ以外のページでは内部動作モードはバンドモードに決定する。内部動作モードをページモードに決定したページでは、各バンドの開始/終了を示すバンド開始命令/終了命令は無視されることになる。
一方、ステップ701においてページ開始命令でないと判断された場合は、続くステップ708において描画コマンドか否かを調べ、描画コマンドであれば対応するDLを生成するために所定の処理に従って描画コマンドを解析し(S709)DLを生成し(S710)、該印刷データの処理を終了する。
一方、ステップ708において描画コマンドでもないと判断された場合は、S711において1ページ目のページ終了命令か否かを判断する。1ページ目のページ終了であった場合は、続くステップS712において部数が確定し、該部数に応じて電子ソート動作を行うか否かが決定される。この時、電子ソート動作が不可能の場合はコピーページによって部数分の出力を行い、電子ソート動作可能だが1ページ目の場合は1ページ分のDL生成が完了するまでレンダリングおよびハードディスクへのRIP画像格納を行わない。一方、電子ソート動作可能かつ2ページ目以降の場合は、バンド単位でDL生成とレンダリングおよびハードディスクへのRIP画像格納を並列して処理することになる。
一方、S711にてページ終了命令でもないと判断された場合は、最後にステップS713にてジョブ終了命令か否かを判断し、ジョブ終了命令であれば1部目の描画処理を終了し、そうでなければ描画コマンド以外の各種処理を行い、後続コマンドの処理を行うためにS701へ戻る。
以上説明した処理手順によって、部数が確定せず電子ソート動作を行って良いか否か判断できない場合はページモードで動作することで、部数確定タイミングまでレンダリング以降の印刷動作を遅延させることができ、部数指定に伴った正しい動作を行うことが可能となる。
(描画オブジェクト及び描画情報の構成例)
本実施の形態における画像処理装置が生成する描画オブジェクト及び描画情報の構成について、図8、図9、図10を参照しながら説明する。図8は、本実施の形態における1ページ分のDL格納部305aのメモリマップを示す図(ページモード時)、図9は描画オブジェクト、図10は描画情報の構成例の概略を示す図である。
まず図8において、801は各ページ毎の種々の描画情報を格納するページ情報ヘッダ部であって、該ページの印字解像度、用紙サイズ、カラーモード、バンド数、該ページに属する描画オブジェクトの総容量(メモリ使用量)、ページ状態(描画済み/シップ中等)、電源投入時からシーケンシャルにカウントされ該ページを識別するためのページ番号など、ページ毎に管理すべき情報から構成されている。なお、前記印字解像度等は、ジョブ開始時点にJLにて指示される印字解像度から決められ、前記バンド数は、各バンドの高さを所定の固定値とし、用紙サイズと印字解像度から求められる。802はバンドテーブルであって、前記バンド数だけ領域が用意され、各バンドテーブルには該バンドに属する描画情報群803がリンクされている(図9参照)。以下説明する通り、各描画情報は、個々の描画オブジェクトを各バンド内のどの位置に、どのように印字するかを示している。続いて、DL格納部305aには、印字すべき文字パターンやイメージデータ、矩形やランレングス等の図形データから生成されるDLが格納される描画オブジェクト群804が含まれる。
ここで、前記描画情報のことを、図中では”appl”(略語)と呼ぶことにする。なお、本実施の形態では、個々の描画情報901、描画オブジェクト902はそれぞれ、DL記憶部305b内の描画情報群803と描画オブジェクト群804とに分けて保持されるとしたが、混在して保持されるように構成されていても構わない。
図10は、1つの描画情報の構成を示す概略図であり、描画オブジェクトを描画するための情報として以下の情報を含むよう構成されている。すなわち、バンド内の印字位置(バンド左上端からのビットオフセット値)1001、描画オブジェクトの描画高さ1002、バンドラスタとの描画論理(AND/OR等)1003、描画オブジェクトの背景に描画すべき情報が示されたバックグラウンド情報(BG情報)1004、対応する描画オブジェクトの先頭アドレス1005、描画オブジェクトの途中部分以降をバント先頭から描画する場合に該描画オブジェクトをどれだけ読み飛ばすべきかを示したオフセット(ライン数)1006、次の描画情報の先頭アドレス(リンク最後はNULLとする)1007等を含む。ここで、前記BG情報は、グレーレベルから構成されているものとし、描画時には該グレーレベルに相当するディザパターンが各描画オブジェクトの背景として貼り付けられる。
ここで、描画オブジェクトが複数のバンドにまたがって描画される場合は、1つの描画オブジェクトに複数の描画情報が対応することになる。また、フォントオブジェクトによって同一の文字を印字する場合は、一つのフォントオブジェクトに対して複数の描画情報が対応する。つまり描画回数だけ描画情報が割り当てられるのである。図9の例では、appl1とappl3によって、文字"A"がバンド0とバンド1にまたがって描画され、更にappl5によってバンドn内に描画される様子を示している。
なお、前述した描画情報内の各情報は、少なくとも指定用紙を指定解像度で表現可能なだけのビット数があれば良いし、各描画情報間や描画オブジェクトとのリンクはRAM内のアドレスに限らず、IDによるリンクとしても良い(この場合は、予め用意したIDテーブルを介してアドレスに変換する)。
上記の構成によって、各描画オブジェクトをバンド毎に描画してバンド画像を生成するためには、上記バンドテーブルからリンクされている各描画情報を順次読み出し、各描画情報内に記憶された印字位置情報に応じて描画オブジェクトを描画すれば良い。この処理を次の描画情報アドレスがNULLとなるところまで繰り返すことで、1バンド分のレンダリング処理が終了する。
(実施例2)
<第2の実施形態の画像処理システムの印刷ジョブ生成例>
第1の実施例では、画像処理装置がバンドモードのデータを受信した後に、電子ソート動作が可能か否かを調べその判断結果に基づいて1ページ目の内部動作モードを切り替えることで、誤った部数で出力されてしまうことを回避していたいが、上記処理をプリンタドライバ側にて判定し、印刷データのモードを切り替えるよう構成しても構わない。すなわち、本実施例では、プリンタが電子ソート動作が可能か否かを問い合わせ、その結果に応じて生成する印刷データに含まれる1ページ目の内容を変更する。
図14は、本実施例によって生成される印刷データの構成について説明した図であって、電子ソート動作が可能と判断された場合を示している。同図に示したように、ジョブ内の1ページ目については、バンド分割することなくページモードの印刷データを生成し、部数が確定する2ページ目以降のみ、バンド単位に分割した印刷データを生成して印刷ジョブとしてプリンタへ送出する。なお、この場合、各ページの動作モードがページモードなのかバンドモードなのかを特定するために、各ページのページ開始命令にモードを指定するパラメータが追加されている。
本実施例の適用によっても、印刷ジョブ全体を通して指定部数の通りに適切な動作を行うことが可能となり、1部指定であるにも関わらずハードディスクにRIP済み画像を格納するためにアクセスするといった無駄な動作を行う必要がなくなる。
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した(図5、図12、図13に示す)フローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明を適用可能なレーザビームプリンタとプリンタドライバが動作するホストコンピュータの概略構成を説明するブロック図である。 本実施の形態に示すレーザビームプリンタの内部構造を示す断面図である。 本実施の形態に示す画像処理装置の制御ユニット(コントローラ部)の基本構成と、プリンタドライバの基本構成を説明するブロック図である。 従来技術における、バンドモードとページモードそれぞれのDL生成処理とレンダリング処理のシーケンスを示した図である。 本実施の形態のプリンタにおける印刷データの処理の様子を示した図であって、バンドモードにて記述された印刷データを受信した際にDL生成処理を切り替える様子を示している。 従来技術における、電子ソート動作を説明した図である。 第1の実施例におけるプリンタが印刷データを処理する手順を示したフローチャートである。 1ページ分のDL格納部305aの内容を示すメモリマップを示す図である。 描画情報/描画オブジェクト間のリンク構成の概略を示すブロック図である。 描画情報の構成を示す図である。 ページモードとバンドモードそれぞれのデータ構成と描画順序を説明した図である。 従来例における、ページモードおよびバンドモードに対応したプリンタが受け取る印刷データの構成と、プリンタ内で生成・管理されるディスプレイリストの処理単位を示した図である。 第2の実施例におけるプリンタドライバから本画像処理装置に対して出力される印刷データの形式例を説明した図である。 本実施例によって生成される印刷データの構成について説明した図である。
符号の説明
101 ホストコンピュータ
102 画像処理装置
103 コントローラ部
105 プリンタエンジン部
301 CPU
303 プログラムROM
303a DL生成部
303c バンド制御部
305 RAM
305b DL格納部
312 プリンタドライバ
312a 描画処理部
312b バンド管理部
312c 部数制御部
803 描画情報部
804 描画オブジェクト(DL)群
901 描画情報(appl)

Claims (4)

  1. 外部より入力された印刷データに対応するページ画像を生成する画像処理装置と、上位装置からの印刷指示に従って前記画像処理装置が解釈可能な形式の前記印刷データを生成して前記画像処理装置に出力する印刷データ生成装置とから構成される画像処理システムにおいて、
    前記印刷データ生成手段は、ページ内をバンド状に分割した印刷データを生成し、前記バンド順にソートされた前記印刷データを出力するバンドデータ生成手段と、部数指定を前記印刷データに付加して複数部数印刷を指示する部数指定手段とを有し、
    前記画像処理装置は、前記バンド分割された印刷データを解析してバンド単位にディスプレイリストを生成する第1の描画処理手段と、前記バンド分割された印刷データを解析してページ単位にディスプレイリストを生成する第2の描画処理手段と、電子ソートによる部単位印刷を行うことが可能か否かを判断する部単位印刷判定手段とを備え、
    前記部単位印刷判定手段が部単位印刷を行うことが可能と判断した場合には、前記第2の描画処理手段を用いて1ページ目の描画処理を行い、2ページ目以降は第1の描画処理手段を用いて描画処理を行う一方、前記部単位印刷判定手段が部単位印刷を行うことが不可能と判断した場合には、常に第1の描画処理手段を用いて描画処理を行うことを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記部単位印刷判定手段は、ハードディスク等の外部記憶装置が装着されており使用可能な状態にあるか否かによって、部単位印刷が可能か否かを判断することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記画像処理装置は、バンド単位にディスプレイリストの生成とレンダリング処理を並列することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記印刷データ生成手段は、ページ内先頭のバンドに属する印刷データは、上位アプリケーションソフトからの指示を保持することなく、即座に出力することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理システム。
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