JP2006238012A - 再生装置、表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データの順次表示の際に、ユーザーがモードを認識しやすく、かつ面白みのある表示を実現する。
【解決手段】
規定順序表示モード(ノーマルスライドショウモード)の際には、表示上で画像データを切り換える際に、第1の表示態様で表示が切り替わるようにし、不定順序表示モード(シャッフルスライドショウモード)の際には、第2の表示態様で表示が切り替わるようにしている。例えば第1の表示態様は特定方向のスクロールで表示画像が切り替わり、第2の表示態様は、ランダムな方向のスクロールで表示画像が切り替わるようにする。またオーディオコンテンツデータの再生中には、その再生が規定順序オーディオ再生モード(ノーマル再生モード)で行われている場合は、画像データの順次表示は、規定順序表示モードで実行し、オーディオコンテンツデータの再生出力が不定順序オーディオ再生モード(シャッフル再生モード)で行われている場合は、画像データの順次表示を不定順序表示モードで実行する。
【選択図】 図9

Description

本発明は再生装置とその表示制御方法に関するものである。
特開平10−327385号公報
記録媒体に記録した画像データを表示再生できる機器が各種存在する。
例えば一般に普及しているデジタルスチルカメラでは、CCDセンサ或いはCMOSセンサなどの固体撮像素子を用いて被写体の画像信号を得、これを撮像した画像データとして記録媒体に記録する。撮像データ(静止画データ)を記録する記録媒体としては、フラッシュメモリを内蔵するメモリカードが用いられたり、或いは光ディスク、光磁気ディスク、ハードディスク(磁気ディスク)などのディスクメディアが用いられる。現在一般的であるDCF準拠のデジタルカメラの場合、これらの記録媒体において撮像データはFATシステム上でフォルダ分けされて記録される。そしてユーザの操作に応じて、記録された撮像データは、表示部に表示させることができる。
また、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-Ray Disc)など、各種のディスクメディアが開発され、オーディオデータ、ビデオデータ、コンピュータユースのデータ等、各種データ記録再生システムで利用されているが、これらのディスクメディアの大容量化、機器の複合機能化などの状況により、より多様な電子機器が開発されている。例えばディスクメディアを用いたオーディオ再生装置などとして携帯用の小型機器も多種が普及しており、近年では、携帯用オーディオプレーヤに画像表示機能やデジタルカメラ機能を持たせたものも開発されている。そのような機器では、撮像した画像データや、或いは音楽コンテンツデータとともに記録された画像データ等について、記録媒体から読み出して表示部に表示できるようにされている。
ところで、これらの各種の静止画表示機能を備えた機器においては、例えばスライドショウ再生などとして呼ばれているように、記録媒体に記録された複数の画像を自動的に切換ながら順次表示させる動作が可能とされているものがある。
そしてスライドショウ再生では、規定の順序で順次表示させていく動作と、不定の順序で順次表示させていく動作が知られている。
規定の順序とは、例えば記録媒体上での画像データのファイルナンバ順序や撮像順序である。なお、デジタルスチルカメラにおいては通常、撮像した順にファイルナンバが付与される。説明上、このような規定の順序でのスライドショウ再生モードをノーマルスライドショウモードということとする。
また不定の順序とは、ランダムな順序であり、この場合、記録媒体上に記録されている画像データをランダムな順序で選択して順次表示させていく。このようなスライドショウ再生モードをシャッフルスライドショウモードということとする。
このようなノーマルスライドショウモード、シャッフルスライドショウモードを使い分けることのできる再生装置では、現在実行しているスライドショウが、どちらのモードであるか、ユーザーが感覚的に認識できると好適である。
また、オーディオコンテンツデータの再生と画像データの表示が共に可能とされた複合機器では、オーディオコンテンツデータの再生中にスライドショウ表示が実行されると、ユーザーの使用上の楽しみも増す。
そしてオーディオ再生モードとしても、規定の順序、例えば記録されたコンテンツナンバ順序で順次再生させるモードと、ランダムな順序で順次再生させるモードがあるが、これについても、ユーザーが感覚的にどちらのモードで再生されているか認識できると好適である。
本発明は、これら画像データのスライドショウの際や、オーディオコンテンツデータの再生中の画像データのスライドショウの際などに、ユーザーによって動作モードが認識しやすく、かつ使用上の楽しみが向上するようにすることを目的とする。
本発明の再生装置は、画像データが記録された記録媒体から画像データを読み出す読出部と、制御部とを備える。この制御部は、上記読出部によって上記記録媒体から読み出すことのできる画像データの順次表示制御として、複数の画像データを規定順序で表示出力させていく規定順序表示モードの制御処理と、複数の画像データを不定順序で表示出力させていく不定順序表示モードの制御処理とが実行可能とされる。そして上記規定順序表示モードでの制御処理では、表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様が第1の表示態様となるよう制御し、上記不定順序表示モードでの制御処理では、表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様が、上記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様となるように制御する。
また、上記読出部によって上記記録媒体から読み出された画像データについて、上記制御部の制御に基づいて表示出力を行う表示部をさらに備えるようにする。
また、上記規定順序表示モードと上記不定順序表示モードを選択する操作部をさらに備え、上記制御部は、上記規定順序表示モードと上記不定順序表示モードとを、上記操作部の操作に基づいて決定する。
また上記記録媒体は、画像データとともにオーディオコンテンツデータが記録される記録媒体であって、上記読出部は、上記記録媒体から画像データとオーディオコンテンツデータの読み出しを行う。そして上記制御部は、上記読出部によって上記記録媒体から読み出すことのできるオーディオコンテンツデータについて、複数のオーディオコンテンツデータを規定順序で再生出力させていく規定順序オーディオ再生モードの制御処理と、複数のオーディオコンテンツデータを不定順序で再生出力させていく不定順序オーディオ再生モードの制御処理とが実行可能とされる。そしてオーディオコンテンツデータの再生中に上記画像データの順次表示制御を行う場合は、上記規定順序オーディオ再生モードによるオーディオコンテンツデータの再生中であれば、上記規定順序表示モードの制御処理を行い、上記不定順序オーディオ再生モードによるオーディオコンテンツデータの再生中であれば、上記不定順序表示モードの制御処理を行う。
また上記記録媒体には、画像データとして、静止画像データファイルと、各静止画像データファイルに対応するサムネイルファイルとが記録されていると共に、上記制御部は、上記画像データの順次表示制御を行う場合、上記読出部に上記サムネイルファイルの読み出しを実行させる。
また上記制御部の制御による表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様としての上記第1の表示態様は、上記画像データの表示切換のたびに、常に特定の表示切換動作で表示切換を行う表示態様であり、上記第2の表示態様は、上記画像データの表示切換のたびに、不定の表示切換動作で表示切換を行う表示態様とする。
或いは、上記第1の表示態様は、上記画像データの表示切換のたびに、1又は複数の特定の表示切換動作で表示切換を行う表示態様であり、上記第2の表示態様は、上記画像データの表示切換のたびに、上記1又は複数の特定の表示切換動作とは異なる1又は複数の表示切換動作で表示切換を行う表示態様であるとする。
本発明の表示制御方法は、記録媒体から読み出すことのできる画像データの順次表示制御として、順次表示の動作モードが、複数の画像データを規定順序で表示出力させていく規定順序表示モードか、複数の画像データを不定順序で表示出力させていく不定順序表示モードかを判別するモード判別ステップと、上記規定順序表示モードと判別された場合は、複数の画像データを規定順序で表示出力させていくとともに、表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様が第1の表示態様となるようにする規定順序表示モード処理ステップと、上記不定順序表示モードと判別された場合は、複数の画像データを不定順序で表示出力させていくとともに、表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様が、上記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様となるようにする不定順序表示モード処理ステップとを備える。
また上記記録媒体からオーディオコンテンツデータを読み出して再生出力している際に、画像データの順次表示を行なう場合は、上記モード判別ステップでは、オーディオコンテンツデータの再生出力が、複数のオーディオコンテンツデータを規定順序で再生出力させていく規定順序オーディオ再生モードで行われている場合は、順次表示の動作モードを、上記規定順序表示モードと判別し、オーディオコンテンツデータの再生出力が、複数のオーディオコンテンツデータを不定順序で再生出力させていく不定順序オーディオ再生モードで行われている場合は、順次表示の動作モードを、上記不定順序表示モードと判別する。
即ち本発明は、画像データを順次表示させる動作、即ちスライドショウ等の動作において、規定順序表示モードと不定順序表示モードでの動作が可能とされる再生装置及びその表示制御方法に関する。
ここで、規定順序表示モードの動作とは、画像データを特定の順序、例えばファイルナンバ順序や撮像順序、記録媒体上の記録順序などで決められている順序で、順次、画像データを切り換えて表示させていく動作をいう。上述したノーマルスライドショウモードの動作は、この規定順序表示モードに該当する。
また不定順序表示モードの動作とは、画像データを不定の順序、例えば画像データをランダムに順次選択して表示させていく動作をいう。上述したシャッフルスライドショウモードの動作は、この不定順序表示モードに該当する。なお、ランダムな順序で選択する方式としては、1つの画像データが2回以上選択されないようにする、つまり一度選択された画像データは、全ての画像データが選択されつくすまでは選択されないようにする方式があり、シャッフルスライドショウモードとは一般にこのような動作を指す。一方、1つの画像データが2回以上選択されることも許容してランダムに選択し、順次表示させていくことも考えられ、これはランダムスライドショウといわれてシャッフルスライドショウと区別されることがあるが、不定順序表示モードの動作は、このいずれもを含むものである。つまり、特定の決められた順序以外で自動的に順次選択して表示させていく動作を、不定順序表示モードの動作としている。
そして規定順序表示モードの際には、表示上で画像データを切り換える際に、第1の表示態様で表示が切り替わるようにし、不定順序表示モードの際には、表示上で画像データを切り換える際に、第2の表示態様で表示が切り替わるようにする。つまりユーザーの視認上、規定順序表示モード、不定順序表示モードに応じて、画像切換時の表示態様が異なるようにする。この第1,第2の表示態様の差異とは、例えば表示画像を切り換える際にユーザーに視認される表示切換動作自体の差異、或いは画像切換時毎の表示切換動作の選択方式の差異などによるものとなる。
ここでいう表示切換動作とは、切換時の表示態様の総称であり、単に画像を瞬間的に切り換える動作や、画像の左スクロール、右スクロール、フェードアウト/イン、モザイク化などの画像エフェクトを利用した表示切換動作などの総称である。
本発明によれば、規定順序表示モードの際には、表示上で画像データを切り換える際に、第1の表示態様で表示が切り替わるようにし、不定順序表示モードの際には、表示上で画像データを切り換える際に、第2の表示態様で表示が切り替わるようにしている。これによってユーザーは、表示画面上での画像の切り替わりかたによって、どちらのモードで画像データの順次表示が行われているかを感覚的に認識でき、またモードに応じて異なる表示態様で画像切換が行われることで、面白みも向上されるという効果がある。
また、オーディオコンテンツデータの再生中であるなら、オーディオコンテンツデータの再生が規定順序オーディオ再生モードで行われている場合は、画像データの順次表示は、規定順序表示モードで実行し、オーディオコンテンツデータの再生出力が不定順序オーディオ再生モードで行われている場合は、画像データの順次表示を不定順序表示モードで実行することで、オーディオコンテンツデータの再生動作に応じた画像データ順次表示となる。このときユーザーは表示画面上での画像の切り替わりかたによって、順次表示のモードだけでなく、オーディオコンテンツデータの再生のモードも、感覚的に認識できることになる。さらにオーディオコンテンツデータの再生モードに関連して順次表示のモードが設定されることで、オーディオコンテンツデータの再生中における画像データの順次表示動作の面白みも向上する。
以下、本発明の再生装置及び表示制御方法の実施の形態として、携帯型のオーディオプレーヤ及びカメラの複合機能を備えた装置及びその表示動作を例に挙げて説明する。この実施の形態のオーディオ・カメラ複合装置は、光ディスクを記録媒体としてオーディオデータの再生を行うことができる。またこのオーディオ・カメラ複合装置は、撮像した画像データ(撮像データ)やそのサムネイルデータを光ディスクに記録できるとともに、撮像により記録した画像データや、オーディオコンテンツデータに関連して記録されている画像データ、或いはそれらに対応するサムネイルデータを光ディスクから再生して表示できるものとする。説明は次の順序で行う。
[1.オーディオ・カメラ複合装置の外観構成]
[2.オーディオ・カメラ複合装置の内部構成]
[3.ファイル管理形態]
[4.スライドショウ動作に関するCPUの機能]
[5.スライドショウのための処理例]
[6.実施の形態の効果及び変形例]
[1.オーディオ・カメラ複合装置の外観構成]

図1(a)(b)(c)(d)(e)(f)に、本例のオーディオ・カメラ複合装置1の正面図、平面図、左側面図、右側面図、底面図、背面図を示す。
このオーディオ・カメラ複合装置1の筐体は、上部筐体2と下部筐体3から成り、上部筐体2は下部筐体3に対して開閉される構造を採っている。詳細な機構の説明は省略するが図1(e)に示す開閉操作子16を操作することで、上部筐体2が開かれた状態となり、いわゆるミニディスク方式のディスクの装填機構が表出する。そしてディスクが装填された状態で上部筐体2を閉じることで、筐体内部でディスクに対する情報の記録又は再生が実行される。
このオーディオ・カメラ複合装置1は、ディスクを装填することにより、そのディスクに記録されているオーディオデータ(楽曲等)の再生を行うことができ、携帯用のオーディオプレーヤとして機能する。またディスクに対して撮像データの記録再生を行うことができ、デジタルスチルカメラとしても機能することになる。
なお、以下では、オーディオプレーヤとして機能する動作状態をオーディオモード、デジタルスチルカメラとして機能する動作状態をカメラモードと言う。
図1(a)のように筐体正面には、例えば液晶パネル等による表示部4が設けられている。この表示部4には、オーディオモード時には、光ディスクに記録されたオーディオデータの選択のための一覧や操作メニュー、再生中のトラックナンバ、進行時間や総演奏時間などの時間情報、操作ガイド、或いはアルバムジャケット画像やトラックに関連づけられた画像などが表示される。特に、オーディオ再生中にスライドショウ画像として、サムネイルデータを順次ランダムな不定順序で切り換えて表示していくシャッフルスライドショウモードとしての画像表示も実行される。またオーディオ再生中に、サムネイルデータを規定順序、例えば画像データのファイルナンバ順に切り換えて表示していくノーマルスライドショウモードとしての画像表示も実行される。
またカメラモードの場合は、撮像スタンバイ状態にあるときは、その際に撮像素子で取り込まれている被写体画像(実動画)や、シャッタ操作した時点で撮像された静止画像(写真画像)が表示され、また写真閲覧状態にあるときは、過去に撮像した写真(光ディスクに記録された撮像データ)の再生画像やサムネイル画像が表示される。またカメラモードにおいても、サムネイルデータを用いたシャッフルスライドショウモードやノーマルスライドショウモードでの順次画像表示を行うようにもできる。
また筐体上の所定位置には各種の操作子が設けられている。
図1(a)に示すように筐体正面には操作子として、集中コントローラ5,サーチキー6,ストップ/キャンセルキー7、スライドショウ/ディスプレイキー8、メニューキー9が設けられる。また図1(b)に示すように筐体上面にはカメラオン/オフキー10、シャッタボタン11が設けられる。また図1(d)に示すように筐体側面にはボリュームキー12,ダウンロードキー13,ホールドスイッチ14が設けられる。
集中コントローラ5は、オーディオモード、カメラモードのいずれの場合も主たる操作を行う操作子とされる。集中コントローラ5は、まずその中央部としての突起を押圧するプッシュ操作が可能とされている。また中央部の突起を上下左右に傾ける操作も可能とされ、その上下左右への操作が、アップ操作、ダウン操作、レフト操作、ライト操作とされる。さらに集中コントローラ5の外周部分はいわゆるジョグダイヤルとして回転可能に形成されており、右回り或いは左回りのジョグ操作が可能とされている。
これらのプッシュ操作、アップ操作、ダウン操作、レフト操作、ライト操作、ジョグ操作は、それぞれモード状態に応じて所定の機能が割り当てられており、例えば再生、一時停止、停止、メニューや一覧表示上でのカーソル移動、決定、モード切換、トラック送り/戻し、早送り/早戻し等、ユーザーが実行する主たる操作機能の操作子となる。
サーチキー6は、サーチ操作のためのキーとされる。
ストップ/キャンセルキー7は、再生動作の停止や各種キャンセル操作のためのキーとされる。
スライドショウ/ディスプレイキー8は、スライドショウとして、例えばオーディオ再生時やカメラモード時のシャッフルスライドショウ、ノーマルスライドショウや、各種表示モード、表示内容等を選択するキーとされる。
メニューキー9は、表示部4における操作メニュー表示のオン/オフ操作のためのキーとされる。
カメラオン/オフキー10はカメラモードの起動及びカメラモードの終了を指示するキーとされる。
シャッタボタン11は、カメラモードにおいて撮像タイミングを指示するキーである。シャッタボタン11により写真画像の撮像が行われる。
ボリュームキー12は、オーディオ再生時の音量調整キーである。
ダウンロードキー13は、例えば当該オーディオ・カメラ複合装置1をパーソナルコンピュータに接続した場合などにおいて、データのダウンロードを実行させるためのキーである。
ホールドスイッチ14は、携帯時等の誤操作をなくすために、各操作子のキーの無効化(ホールド状態)を設定するスライド操作子である。
図1(e)のように筐体前面には、USB端子3が設けられ、USB方式のインターフェースで例えばパーソナルコンピュータ等と接続することが可能とされている。
図1(c)のように筐体側面にはヘッドホン/リモコン端子18が形成され、リモートコントローラ付きのヘッドホンが接続される。
図1(d)のように筐体側面にはバッテリーボックス開閉部20が設けられ、このバッテリーボックス開閉を開くことで、バッテリーの挿入/取り出しが可能となる。
図1(f)のように筐体背面側には、スライド操作可能なレンズカバー15が設けられている。レンズカバー15は、撮像レンズの保護のために設けられる。
図2(a)(b)に、レンズカバー15のスライドによる開閉状態を示す。
レンズカバー15は、図2(a)のような閉状態と、図2(b)のような開状態とにスライド可能とされている。図2(b)の開状態とすることで、撮像レンズ19aやフラッシュ発光部19bが表出され、カメラ撮像が可能な状態となる。また図2(a)の閉状態では、撮像レンズ19aやフラッシュ発光部19bが遮蔽され、レンズが保護される状態となる。本例では、レンズカバー15のスライド操作が、動作状態遷移、即ちオーディオモードからカメラモードの遷移もしくはその逆の遷移を指示する操作ともなる。
[2.オーディオ・カメラ複合装置の内部構成]

図3によりオーディオ・カメラ複合装置1の内部構成を説明する。
CPU30は装置全体の制御部として機能し、オーディオモードでのオーディオ再生動作、カメラモードでの撮像動作や画像再生動作、表示部4の表示動作などのための制御、ユーザー操作の検知、動作状態の遷移処理、外部機器との通信制御などを行う。CPU30はバス50を介して各部とデータや制御情報のやりとりを行う。
RAM31は、CPU30が演算のワーク領域として用いたり、動作中の情報の記憶に用いる。
ROM32は、CPU30が実行するプログラムや各種処理係数などが記憶される。
不揮発性メモリ33(NV−RAMやフラッシュROM)は、各種係数、設定情報、リジュームポイント(再生停止時のアドレス)、その他、電源オフ時にも保持しておくべき情報の記憶に用いられる。
メディアドライブ部34は、CPU30の制御に基づいて、ディスク90、例えばミニディスク方式の光ディスク(又は光磁気ディスク)に対する記録再生を行う。このため、ディスク90に記録すべきデータについての記録フォーマットへのエンコード部、ディスク90からの再生データのデコード部、記録再生ヘッド、サーボ機構、スピンドルモータ機構などを備える。
バッファメモリ35は例えばSD−RAMにより構成され、このバッファメモリ35では、メディアドライブ部34に転送してディスク90に記録させるデータのバッファリングや、メディアドライブ部34でディスク90から読み出されたデータのバッファリングが行われる。オーディオ再生時には、ディスク90から読み出されたオーディオデータがバッファリングされる。
また、ディスク90に記録された管理情報、即ちデータの記録再生動作のために必要なディスク90の物理情報、エリア情報、記録されたデータファイル情報などは、ディスク90が装填された際に、CPU30の指示によってメディアドライブ部34によって読み出される(システムリード)が、これらの管理情報はバッファメモリ35はの一部領域に格納され、CPU30が参照できるようにされる。なおCPU30は、バッファメモリ35に格納した管理情報をRAM31に取り込んで参照するようにしてもよい。
さらに本例の場合、後述するスライドショウ動作に関しては、表示するサムネイルデータを含むサムネイルファイルがディスク90から読み出され、バッファメモリ35の所定の領域に格納される。
メモリインターフェース36は、バッファメモリ35に格納されるデータの転送処理やバッファメモリ内の書込/読出アドレスの制御処理を行う。
圧縮エンコード/デコード部37は、例えばATRACなどの圧縮方式でオーディオデータの圧縮エンコードや圧縮に対するデコードを行う。
圧縮エンコード/デコード部37でデコード処理されることで例えばリニアPCMデータとされたオーディオデータは、D/A変換器47でアナログオーディオ信号に変換され、ヘッドホンアンプ48に供給される。ヘッドホンアンプ48では、増幅処理、インピーダンス調整処理などを行い、オーディオ信号をヘッドホン端子49に供給する。
ヘッドホン端子49は、図1(c)のヘッドホン/リモコン端子18におけるヘッドホン端子部分であり、接続されたリモートコントローラ付きのヘッドホンにおいて再生音声が出力されることになる。
なお、図示していないが、例えばライン入力、マイクロホン入力、デジタルオーディオ入力などの入力系が設けられてアナログオーディオ信号又はデジタルオーディオデータが入力される場合、入力されたオーディオ信号は例えばデジタルオーディオデータ形態で圧縮エンコード/デコード部37に供給され、圧縮エンコードされるようにする。そして圧縮エンコードされたデータがバッファメモリ35を介してメディアドライブ部34に転送され、ディスク90に記録されるようにすることで、オーディオ録音機能を実現することができる。
また、例えばパーソナルコンピュータ等と接続され、オーディオデータがダウンロードされる場合に、該データを圧縮エンコード/デコード部37で圧縮エンコード処理を行う場合もある。
USBインターフェース39は、USB端子17を介して接続されるパーソナルコンピュータ等の機器との間のデータ転送処理を行う。
シリアルインターフェース40は、後述するカメラ/LCDブロック38との間のデータ入出力処理を行う。
A/Dポート41は、各種ユーザー操作を検出し、A/D変換値を操作情報としてCPU30に供給する。操作キー44とは、上述した集中コントローラ5,サーチキー6,ストップ/キャンセルキー7、スライドショウ/ディスプレイキー8、メニューキー9、カメラオン/オフキー10、シャッタボタン11、ボリュームキー12,ダウンロードキー13を指し、A/Dポート41はこれらの操作子の操作情報を所定の値でCPU30に伝える。
また、リモコン端子46は、図1(c)のヘッドホン/リモコン端子18におけるリモコン端子部分であり、接続されたヘッドホンに設けられたリモートコントローラからの操作情報がA/Dポート41によって検出され、所定の値としてCPU30に伝えられる。
シリアルインターフェース42は、CPU30が指示する表示データをリモコン端子46からリモートコントローラに供給する。ヘッドホンに設けられたリモートコントローラには表示部が形成されており、その表示部においては、シリアルインターフェース42を介してCPU30から供給された表示制御情報に基づく表示動作が行われる。
DSPインターフェース43は、CPU30、USBインターフェース39等のバス50上の各部と圧縮エンコード/デコード部37でのデータや制御情報の転送を行う。
ホールドキー14の操作は、CPU30によって検出される。CPU30はホールドキー14によってキーの無効化操作がなされている場合、A/Dポート41を介して供給される操作キー44による操作情報を無効なものとして扱う。
カバー連動スイッチ45は、レンズカバー15の開閉に応じてオン/オフが切り換えられるスイッチであり、レンズカバー15の開閉の検出部として機能する。CPU30はカバー連動スイッチ45のオン/オフ状態を検知することで、レンズカバー15が開状態にあるか閉状態にあるかを知ることができる。
カメラ/LCDブロック38は、撮像処理系及び表示部4を含む表示処理系としての部位である。
撮像処理系としては、上述した撮像レンズ部19によって入射される被写体光を検出するCCDセンサ或いはCMOSセンサ等の固体撮像素子部、固体撮像素子から画素信号を転送し、ゲイン調整やA/D変換を行う撮像信号転送回路、撮像信号転送回路によって得られた撮像画像データに対するホワイトバランス、Y/C処理等を行うデジタル処理系、撮像画像データに対して圧縮処理やフォーマット処理等を行うエンコード系などが設けられる。
また表示処理系としては、表示部4としてのLCDに表示すべき画像、文字、キャラクタ等を形成する表示画像処理部、表示画像に基づいてLCDを駆動する表示駆動回路などが設けられる。
このようなオーディオ・カメラ複合装置では、オーディオモードでは、ディスク90に記録されたオーディオデータの再生が行われる。
ユーザーが操作キー44又はリモートコントローラを用いて再生操作を行った場合、CPU30はメディアドライブ部34を制御して、ディスク90のオーディオファイル(オーディオトラック)の再生を実行させる。
メディアドライブ部34で再生されたオーディオデータは、バッファメモリ35に蓄積された後、順次読み出されて圧縮エンコード/デコード部37に転送され、デコードされる。そしてD/A変換器47でアナログオーディオ信号とされ、ヘッドホンアンプ48の処理を介して接続されたヘッドホンから音声出力される。
このオーディオモードの際には、カメラ/LCDブロック38における表示部4及び表示処理系では、CPU30の制御に基づいて、再生メニュー(曲名等の一覧表示)、再生中の曲名、アーティスト名、時間情報、ジャケット画像、スライドショウ画像などの表示動作を実行する。
カメラモードの場合において、撮像スタンバイ状態にあるときは、CPU30はカメラ/LCDブロック38を制御して、被写体画像の取り込み、画像信号処理や、表示部4での被写体画像(実動画)の表示を実行させる。
その状態でユーザーがシャッタボタン11を押したら、CPU30は、その時点の被写体画像(静止画)を撮像データとして記録する制御を行う。つまり、そのシャッタ操作時の1フレームの画像データを、バッファメモリ35を介してメディアドライブ部34に記録データとして供給する。
メディアドライブ部34はディスク90に対して、1つの写真画像ファイルとして撮像データを記録する。
カメラモードにおいて写真閲覧状態にあるときは、CPU30はメディアドライブ部34にディスク90に記録されている写真画像ファイルのデータの読出を行う。読み出された画像データはバッファメモリ35を介して、カメラ/LCDブロック38に転送され、表示部4に表示される。
なお、写真画像データは1枚づつ表示部4に表示される場合と、サムネイル画像として多数の画像が一覧表示される場合がある。CPU30はユーザーの操作に応じて1枚表示とサムネイル表示を切り換えるように制御する。
またCPU30は、カメラモードにおいても、スライドショウ画像の表示を実行させるように制御できる。
図4にカメラ/LCDブロック38の構成を示す。
上述したようにカメラ/LCDブロック38は、撮像処理系と表示処理系が設けられる。
撮像処理系は、上述した撮像レンズ19aを含むレンズ系61、イメージセンサとしての固体撮像素子部62、撮像信号転送部63、デジタル信号処理部64、エンコーダ65、レンズ駆動部66、発光駆動部67、フラッシュ発光部19b、カメラコントローラ68、カメラインターフェース69を有する。
レンズ系61は、撮像レンズ19aやフォーカスレンズ、ズームレンズを備えたレンズ光学系とされ、被写体の撮像光を固体撮像素子部62に入射する。
固体撮像素子部62は例えばCCDセンサアレイや、CMOSセンサアレイとして構成される。
撮像信号転送部63は、固体撮像素子部62の各撮像素子によって得られる信号の転送、サンプリング、ゲイン調整等を行い、さらにA/D変換を行って撮像によるデジタル画像データを生成し、デジタル信号処理部64に転送する。
デジタル信号処理部64は、撮像信号転送部63から得られた撮像画像データに対するホワイトバランス、Y/C処理等を行う。
エンコーダ65は、デジタル信号処理部64で処理された撮像画像データについて圧縮処理やフォーマット処理等を行う。例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式の静止画撮像画像データを生成する。
カメラインターフェース69は、シリアルインターフェース40を介した撮像画像データの転送出力や、CPU30からの制御信号の入力処理を行う。
レンズ駆動部66は、レンズ系61におけるフォーカスレンズやズームレンズの駆動を行う。
発光駆動部67は、フラッシュ発光部19bからのフラッシュ発光駆動を行う。
カメラコントローラ68は、CPU30からの指示に基づいて、当該撮像処理系の動作を制御する。
カメラ/LCDブロック38における表示処理系としては、上述した表示部としてのLCD4、表示駆動回路71、表示データ処理部72、表示コントローラ73、表示インターフェース74が設けられる。
表示インターフェースは、シリアルインターフェース40を介した表示データの入力処理や、CPU30からの制御信号の入力処理を行う。
表示データ処理部72は、表示インターフェース74もしくは上述した撮像処理系から供給された表示データを格納する。また表示出力のための所要のデコード処理、RGB処理等を行う。
表示駆動回路71は、表示データ処理部72に格納され、必要な信号処理がされてR、G、B信号形態とされた表示データを取り込み、表示データに基づいてLCD4を駆動して表示を実行させる。
表示コントローラ4は当該表示処理系の動作を制御する。
このようなカメラ/LCDブロック38において、カメラコントローラ68、表示コントローラ73は、それぞれ以下のように制御を行って、必要な動作を実行させる。
まずカメラモードであることがCPU30から指示されている際には、カメラコントローラ68は、信号転送回路63、デジタル信号処理部64、エンコーダ65を制御して、被写体画像の取り込み、画像信号処理を実行させる。この場合において、ユーザーがシャッタボタン11を押すまでの期間は、エンコーダ65から出力される画像(動画像)を表示データ処理部72に転送し、表示駆動回路71によってLCD4に表示させる。即ちユーザーが被写体を確認できるようにしている。
ユーザーがシャッタボタン11を押したら、CPU30は、その時点の被写体画像(静止画)を撮像データとして記録する制御を行うが、このときカメラコントローラ68に、シャッタ操作時の1フレームの画像データを、カメラインターフェース69、シリアルインターフェース40を介して出力させる。この撮像データはCPU30の制御に基づいて、バッファメモリ35を介してメディアドライブ部34に記録データとして供給され、ディスク90に記録される。
また、その撮像データは表示データ処理部72にも供給され、表示駆動回路71によってLCD4に表示されることで、ユーザーが撮像した画像を確認できるようにしている。
また、カメラコントローラ68は、ユーザーの操作に基づくCPU30からの指示や、自動制御によりレンズ駆動部66を制御して、オートフォーカス、ズーム動作を実行させる。レンズ駆動に関しては、CPU30からの指示により接写モードと通常モードを切り換える。
またカメラコントローラ68は、固体撮像素子部62での電荷蓄積時間調整やデジタル信号処理部64での信号処理を制御して、露出調整を行ったり、デジタル信号処理部64やエンコーダ65を制御して撮像データの画サイズ設定なども行う。
また、カメラコントローラ68は発光駆動部67を制御してシャッタタイミングでのフラッシュ発光制御も行う。シャッタタイミングでフラッシュ発光させるか否かはフラッシュ設定のモードとしてCPU30から指示される。
表示コントローラ73は、カメラモードにおいて、上述のように撮像処理系から供給される被写体動画や撮像時の静止画像の表示を実行させるように表示データ処理部72及び表示駆動回路71を制御する。
また、CPU30の指示に応じて、シリアルインターフェース40を介してバッファメモリ35から転送されてくる画像データや、さらにはCPU30から供給される操作メニュー画像、アイコン、一覧画像などの表示が実行されるように制御を行う。
[3.ファイル管理形態]

ここでディスク90に記録される画像データ(撮像データ)やオーディオデータの管理形態について説明しておく。
ディスク90においては、記録データは例えばFATファイルシステムにより管理される。
図5に示すようにFATファイルシステムのルートには、DCIMディレクトリ、HiFiディレクトリが配置される。
デジタルカメラシステムにおける静止画像(撮像データ等)は、JEIDA規格のカメラファイルシステム規格(Design rule for Camera File system:DCF規格)に準拠して管理され、このDCF規格では、ルートにDCIMディレクトリがおかれることが規定されている。
そしてDCIMディレクトリには、最大999個のサブディレクトリCF100,CF101,CF102・・・をおくことができる。
各サブディレクトリCFxxx内には、それぞれ最大9999枚の静止画像データを格納できると規定されているが、その最大数の設定は、設計上の都合により任意である(9999枚以下であればよい)。
図5では、サブディレクトリCFxxxに含まれる画像データのファイルを、DT0001、DT0002・・・として示している。
また各画像データファイルDT0001・・・には、それぞれ実際の画像データとともに、ヘッダ情報やサムネイルデータが含まれているが、さらに、各画像データファイルのサムネイルデータを集めたサムネイルファイルが1又は複数個生成され、サブディレクトリCFxxx内に配置される。ファイルTMF001、TMF002・・・は、サムネイルファイルを示している。1つのサムネイルファイルには、例えば最大100枚のサムネイルデータが格納されるように設定される。
1つのサブディレクトリCFxxx内に配置される画像データファイル(即ち1つの静止画像データ)の数は、設定された最大値以内で任意であり、例えばユーザーが、任意の数の撮像データをサブディレクトリCF100内に格納した後、次の撮像データからは次のサブディレクトリCF101内に配置していくなどが可能である。
また基本的には、1つのサブディレクトリCFxxx内の画像データファイルの数によって、サムネイルファイルの数も決まる。例えば1つのサムネイルファイルには、100枚のサムネイルデータが含まれるとする。この場合、そのサブディレクトリCFxxxに含まれる画像データファイル(撮像画像データ)数が100以内であれば、サムネイルファイルは1つでよい。また画像データファイル(撮像画像データ)数が401〜500の間であれば、サムネイルファイルは5つ設けられる。
FATファイルシステムのルート下におかれるHiFiディレクトリによっては、ミニディスクシステムとしてのオーディオデータが管理される。このHiFiディレクトリには、トラックインデックスファイルとオーディオデータファイルが配される。
オーディオデータファイルは、実際のオーディオコンテンツデータとしてのトラックや各種フリンジ情報などが含まれ、それらの実データがトラックインデックスファイル内の管理情報によって管理される。
トラックインデックスファイルによる管理構造についての詳述は避けるが、トラックインデックスファイルによって各オーディオトラックの記録位置、パーツ構成、名称、フリンジ情報などが管理され、また多数のオーディオデータとしてのトラックが、1又は複数のグループに分けられて管理される。グループとは、例えばアルバム毎、アーティスト毎、或いはユーザー設定などの区分となる。
またフリンジ情報には、アルバムジャケット画像などの画像データも含まれる。例えばオーディオデータをダウンロードした場合など、画像データが共にダウンロードされ、オーディオデータファイル内のフリンジ情報として記録される場合もある。
また、そのフリンジ情報として取り込んだ画像データに対してサムネイルデータを生成し、HiFiディレクトリ下で管理する場合もある。
図6には、上記のようにDCIMディレクトリ下のサブディレクトリCFxxx内に配置されるサムネイルファイルTMFxxxxの構造例を示している。
サムネイルファイルTMFxxxxでは、図6(a)のように例えばヘッダとサムネイルデータを有する8KByteのスロットとして1つのサムネイルデータを格納する。例えば「tm0001」は、同じサブディレクトリCFxxx内の画像データファイルDT0001のサムネイルデータであり、例えばJPEG方式で、画像データファイルDT0001よりも大きな圧縮率で圧縮した画像データである。
このサムネイルデータtm0001に対してヘッダが付加される。ヘッダには、図6(b)のようにJPEGサイズとしてサムネイルデータtm0001のデータサイズが記され、また日時情報として記録日時が年月日時分秒で記される。
同様に8KByteの各スロットで、それぞれ特定の画像データファイルに対応するサムネイルデータtm002、tm003・・・が格納される。
なお図7には、DCIMディレクトリ下において記録されている記録状態の例を示している。
例えばこの図7の例では、DCIMディレクトリ下にサブディレクトリCF100〜CF109が設けられている状態としている。
各サブディレクトリCFxxxには、図示していないがそれぞれ5000個の画像データファイルDTが記録され、このため、それぞれ100個のサムネイルデータtm1〜tm100を含むサムネイルファイルTMFが、TMF001〜TM050まで50個設けられる例を示している。
もちろんこれは、説明上のモデル的な一例であり、1つのサブディレクトリ内の画像データファイルDTの数や、1つのサムネイルファイルTMFに含まれるサムネイルデータtmの数などは多様になり、例えば或るサムネイルファイルTMFには、サムネイルデータが数個しか含まれていないような状態となることもある。
[4.スライドショウ動作に関するCPUの機能]

本実施の形態は、表示部4で実行する画像データのスライドショウ表示に関する特徴を備えるものであり、ここではスライドショウ動作に関して設けられるCPU30の機能構成を説明する。
スライドショウ表示を行うためにはCPU30において図8のような機能ブロックが例えばソフトウエアにより構成される。
図示するように表示制御機能81、サムネイルデータバッファリング機能82、サムネイルデータ選択・転送機能83、M系列乱数発生機能84、表示切換動作設定機能85、計時機能86が設けられる。
表示制御機能81は、スライドショウ動作に限らず、表示部4での各種表示動作の制御する機能である。つまりカメラ/LCDブロック38における表示コントローラ73に指示を与えて各種表示を実行させる機能である。またスライドショウ表示に関しては、そのスライドショウ表示のモード、即ちノーマルスライドショウモード、シャッフルスライドショウモードの判別及びモードに応じた各機能への指示を行う。
サムネイルデータバッファリング機能82は、スライドショウ表示を実行する際における、ディスク90からサムネイルファイルTMFの読み出しを制御する。即ちメディアドライブ部34、メモリインターフェース36を制御して、スライドショウ表示に必要な1又は複数のサムネイルファイルTMFを、それぞれ必要なタイミングでバッファメモリ35に格納させる。上述のように、サムネイルファイルTMFは、複数のサムネイルデータtmを含むものである。
サムネイルデータ選択・転送機能83は、スライドショウ表示のために用いるサムネイルデータを選択し、またカメラ/LCDブロック38に転送する制御を行う。
このサムネイルデータ選択・転送機能83は、例えばノーマルスライドショウモードの場合は、サムネイルデータバッファリング機能82にサムネイルファイルTMFをファイルナンバ順序でバッファリングするように指示する。そしてバッファリングされたサムネイルファイルTMFについては、そのサムネイルファイルTMFに含まれるサムネイルデータtmをデータナンバ順に順番に選択し、カメラ/LCDブロック38に転送していく制御を行う。
またサムネイルデータ選択・転送機能83は、例えばシャッフルスライドショウモードの場合は、サムネイルデータバッファリング機能82にサムネイルファイルTMFをランダムな順序でバッファリングするように指示する。そしてバッファリングされたサムネイルファイルTMFについては、そのサムネイルファイルTMFに含まれるサムネイルデータtmをランダムに選択し、カメラ/LCDブロック38に転送していく制御を行う。
M系列乱数発生機能84は、ランダムな選択のためのM系列乱数を発生させる。
発生させるM系列乱数としては、シャッフルスライドショウモードの際に、サムネイルデータバッファリング機能82がディスク90から読み出させるサムネイルファイルTMFをランダムに選択してバッファリングさせるためのM系列乱数がある。例えば、サブディレクトリCFを選択するM系列乱数と、サムネイルファイルTMFを選択するM系列乱数である。
またM系列乱数発生機能84は、サムネイルデータ選択・転送機能83が、バッファリングされたサムネイルファイルTMFからランダムにサムネイルデータtmを選択してカメラ/LCDブロック38に転送するためのM系列乱数も発生させる。
なお、M系列はある特定のビットパターン(m−系列パターン)を選択し初期値を与えると計算する毎に異なった値を出力し、一巡して初期値に戻るという特徴を持つシーケンスである。具体的には、M系列の特性方程式の次数をサブディレクトリCF、サムネイルファイルTMF、サムネイルデータtmの最大数を考慮して、決定することで、同じ数字がある周期まで発生することはない。これにより、あるサムネイルデータtmが重複して選択されて表示されないようなシャッフルスライドショウモードの動作が実現される。
表示切換動作設定機能85は、スライドショウ表示において画像を切り換えるときの表示切換動作を設定、選択する機能である。後述するが、本例では一例として、スライドショウ表示の際の表示切換動作としてスクロール切換を行う例を挙げる。
そしてノーマルスライドショウモードのときは、常に右スクロールによって画像が切り換えられるように設定する。
またシャッフルスライドショウモードのときには、画像切換のたびに、右スクロール、左スクロール、上スクロール、下スクロールのうちのどれかをランダムに選択する。
この表示切換動作設定機能85で設定・選択されたスクロール方向は、表示制御機能81によってカメラ/LCDブロック38の表示コントローラ73に指示され、表示コントローラ73はスクロール表示を介して表示画像を切り換えるようにする。
計時機能86は、時間計数を行う。特にスライドショウ表示は、所定時間毎に表示画像を切り換えていくものであり、当該所定時間、例えば3秒などを計数する。
[5.スライドショウのための処理例]

以下、スライドショウ表示のためのCPU30の制御処理と、スライドショウ表示例を図9〜図12で説明する。図9、図10は、上記図8の各機能によってCPU30が実行する制御処理を示している。特に図9はスライドショウ動作時の全体的な制御処理として表示制御機能81による処理例である。また図10(a)(b)は、主にサムネイルデータ選択・転送機能83、M系列乱数発生機能84、表示切換動作設定機能85、計時機能86によって実行される処理例を示している。
CPU30は、図9のステップF101としてスライドショウの開始指示を監視する。そして例えばユーザーがスライドショウ/ディスプレイキー8を操作して、スライドショウの実行を指示したことを検知したら、処理をステップF101からF102に進める。
CPU30はステップF102では、現在オーディオデータファイル内のオーディオコンテンツデータの再生を実行しているか否かにより処理を分岐する。
そしてオーディオコンテンツデータの再生中でなければ、ステップF103で、スライドショウのモードを判別する。スライドショウのモードとしては、ノーマルスライドショウモードとシャッフルスライドショウモードがある。これはユーザーがメニュー画面からの操作などにより選択できる。或いはスライドショウ/ディスプレイキー8によりモード選択可能としても良い。このステップF103では、ユーザーの選択により設定されているスライドショウモードを判別することになる。
ノーマルスライドショウモードであれば、ステップF105に進み、ノーマルスライドショウモード処理を行う。またシャッフルスライドショウモードであれば、ステップF107に進み、シャッフルスライドショウモード処理を行う。このステップF105,F107の処理は図10(a)(b)で後述する。
そしてスライドショウ動作の終了がユーザーの操作により指示されたら、スライドショウ表示動作を終了させ、ステップF106、又はステップF108からスライドショウ動作に関する処理を終える。
オーディオコンテンツデータの再生中にスライドショウが行われる場合は、CPU30は、上記ステップF102からF104に進む。そしてステップF104で、スライドショウのモードではなく、オーディオ再生モードを判別する。オーディオ再生モードとしては、ノーマル再生モードとシャッフル再生モードがあるとする。ノーマル再生モードは、図5で説明したトラックインデックスファイルにおいて管理されたトラックナンバ順にオーディオコンテンツデータが再生されるモードである。シャッフル再生モードは、ランダムに選択された順序でオーディオコンテンツデータが再生されるモードである。このオーディオ再生モードはユーザーの操作により選択できる。
そしてオーディオ再生モードがノーマル再生モードであれば、ステップF105に進み、ノーマルスライドショウモード処理を行う。またオーディオ再生モードがシャッフル再生モードであれば、ステップF107に進み、シャッフルスライドショウモード処理を行う。
そしてスライドショウ動作の終了がユーザーの操作により指示されたり、又はオーディオ再生がユーザーの操作あるいは全オーディオコンテンツデータの再生完了などにより終了されたら、スライドショウ表示動作を終了させ、ステップF106、又はステップF108からスライドショウ動作に関する処理を終える。
以上からわかるように、ステップF105のノーマルスライドショウモード処理は、オーディオコンテンツデータの再生中であれば、その再生がノーマル再生モードであるときに行われる。或いはオーディオコンテンツデータを再生していないときは、ユーザーのノーマルスライドショウモードの選択設定操作によって行われる。
またステップF107の、シャッフルスライドショウモード処理は、オーディオコンテンツデータの再生中であれば、その再生がシャッフル再生モードであるときに行われる。或いはオーディオコンテンツデータを再生していないときは、ユーザーのシャッフルスライドショウモードの選択設定操作によって行われる。
ステップF105のノーマルスライドショウモード処理を図10(a)に、またステップF107のシャッフルスライドショウモード処理を図10(b)に示す。
なお、図10(a)(b)は、主にサムネイルデータ選択・転送機能83、M系列乱数発生機能84、表示切換動作設定機能85、計時機能86によって実行される処理であるが、この図10(a)(b)の処理とともに、サムネイルデータバッファリング機能82は、必要なサムネイルファイルTMFのバッファメモリ35へのバッファリングを逐次実行制御している。図10(a)のノーマルスライドショウモード処理時は、サムネイルデータバッファリング機能82は、先頭のサブディレクトリCFの先頭のサムネイルファイルTMFから順次、必要なタイミングでバッファリングを行う。図10(b)のシャッフルスライドショウモード処理時は、サムネイルデータバッファリング機能82は、M系列乱数で1つのサブディレクトリCFを選択し、そのサブディレクトリCF内で、M系列乱数によるランダムな順序でサムネイルファイルTMFを選択しながらバッファリングを行っていく。
まず図10(a)のノーマルスライドショウモード処理としては、CPU30はステップF201で変数nに初期値「1」をセットする。そしてステップF202では、CPU30は、サムネイルデータ選択・転送機能83により、バッファメモリ35にバッファリングされているサムネイルファイルTMFから、第n、即ち第1のサムネイルデータtmを選択してカメラ/LCDブロック38に転送する。またCPU30は、転送したサムネイルデータtmを表示させるように表示コントローラ73に指示を出す。
ステップF203ではスライドショウにおいて1枚の画像を表示する所定時間としてX秒を待機する。例えば3秒ごとに表示を切り換えるのであれば、計時機能86が3秒計数することを待機する。
所定時間待機したら、ステップF204で変数nをインクリメントし、ステップF202に戻る。そして第nのサムネイルデータtm、つまりデータナンバとして次の順序とされているサムネイルデータtmを選択し、カメラ/LCDブロック38に転送して表示指示を行う。
以上の処理を、スライドショウ動作の終了まで繰り返す。なお、このフローチャートでは省略したが、或るサムネイルファイルTMF内の全てのサムネイルデータtmをカメラ/LCDブロック38に転送した後は、次のファイルナンバとされているサムネイルファイルTMFにうつり、順次サムネイルデータtmを転送していくことになる。さらに、或るサブディレクトリCF内の全てのサムネイルファイルTMF内の全てのサムネイルデータtmについて表示を終えたら、次のサブディレクトリ内の先頭のサムネイルファイルTMFにうつり、順次サムネイルデータtmを転送していく。
ここでステップF202において、或るサムネイルデータtmをカメラ/LCDブロック38に転送し、表示画像を切り換えさせる際には、右スクロールによって画像切換が行われるように表示コントローラ73に指示を出している。
図11にノーマルスライドショウモードでの表示例を示す。
CPU30は、最初のステップF202の処理で図11(a)のようにサムネイルデータtm1をカメラ/LCDブロック38に転送し、表示部4に表示させる。
次にX秒後のステップF202の処理で、次のサムネイルデータtm2を転送し、右スクロールによる画像切換を表示コントローラ73に指示する。これに応じて表示コントローラ73は表示データ処理部72,表示駆動回路71を制御して、図11(a)→(b)→(c)のように表示部4におけるサムネイルデータtm1の画像が、右方向にスクロールしてサムネイルデータtm2の画像に切り替わるようにする。
さらに、次のX秒後にCPU30は、次のサムネイルデータtm3を転送し、右スクロールによる画像切換を表示コントローラ73に指示する。これに応じて表示コントローラ73は、同様に図11(c)→(d)→(e)のように表示部4におけるサムネイルデータtm2の画像が、右方向にスクロールしてサムネイルデータtm3の画像に切り替わるようにする。
以降、サムネイルデータtm4,tm5,tm6・・・と順次表示画像が切り換えられていくが、その表示切換のたびに、図11(e)→(f)→(g)、図11(g)→(h)→(i)、図11(i)→(j)→・・・、として示すように、右スクロールによって画像が切り換えられるようにする。
つまりノーマルスライドショウモード処理の際には、表示画像は順次サムネイルデータtmがナンバ順に表示されると共に、画像が切り換えられるときには、表示切換動作として常に右スクロールが行われるようにしている。
なお、表示コントローラ73への右スクロール指示は、画像切換のたびに行う必要はない。表示コントローラ73にノーマルスライドショウモードであることを通知し、それに応じて表示コントローラ73が、常に右スクロールで画像切換を行うようにすればよい。
次に図10(b)のシャッフルスライドショウモード処理を説明する。
この場合CPU30はステップF301で、表示切換動作設定機能85により表示切換動作として右スクロール、左スクロール、上スクロール、下スクロールのうちからランダムに1つを選択設定する。
そしてステップF202では、CPU30は、サムネイルデータ選択・転送機能83により、バッファメモリ35にバッファリングされているサムネイルファイルTMFから、M系列乱数で選択されるサムネイルデータtmをカメラ/LCDブロック38に転送する。またCPU30は、転送したサムネイルデータtmを表示させるように表示コントローラ73に指示を出す。このとき、ステップF301で選択した表示切換動作を指示する。
ステップF303ではスライドショウにおいて1枚の画像を表示する所定時間としてX秒を待機する。例えば3秒ごとに表示を切り換えるのであれば、計時機能86が3秒計数することを待機する。
所定時間待機したら、ステップF301に戻る。そして表示切換動作として右スクロール、左スクロール、上スクロール、下スクロールのうちからランダムに1つを選択設定する。そしてステップF302で、M系列乱数で選択されるサムネイルデータtmをカメラ/LCDブロック38に転送するとともに、転送したサムネイルデータtmの表示指示と、ステップF301で選択した表示切換動作を指示する。
以上の処理を、スライドショウ動作の終了まで繰り返す。なお、このフローチャートでは省略したが、或るサムネイルファイルTMF内でランダムな順序で全てのサムネイルデータtmをカメラ/LCDブロック38に転送した後は、次にランダムな順序で選択されてバッファリングされたサムネイルファイルTMFにうつり、ランダムな順序でサムネイルデータtmを転送していくことになる。さらに、或るサブディレクトリCF内の全てのサムネイルファイルTMF内の全てのサムネイルデータtmについて表示を終えたら、次にランダムに選択されるサブディレクトリ内の、ランダムに選択されるサムネイルファイルTMFにうつり、ランダムに選択したサムネイルデータtmを転送していく。
そしてこのシャッフルスライドショウモード処理では、ステップF302において、或るサムネイルデータtmをカメラ/LCDブロック38に転送し、表示画像を切り換えさせる際には、直前のステップF301で選択された表示切換動作で画像切換が行われるように表示コントローラ73に指示を出している。
図12にシャッフルスライドショウモードでの表示例を示す。
CPU30は、最初のステップF302の処理で図12(a)のようにランダムに選択したサムネイルデータtm4をカメラ/LCDブロック38に転送し、表示部4に表示させる。
次にX秒後のステップF302の処理で、次にランダムに選択したサムネイルデータtm36を転送するとともに、表示切換動作として選択した下スクロールによる画像切換を表示コントローラ73に指示する。これに応じて表示コントローラ73は表示データ処理部72,表示駆動回路71を制御して、図12(a)→(b)→(c)のように表示部4におけるサムネイルデータtm4の画像が、下方向にスクロールしてサムネイルデータtm36の画像に切り替わるようにする。
さらに、次のX秒後にCPU30は、次にランダムに選択したサムネイルデータtm18を転送するとともに、表示切換動作として選択した左スクロールによる画像切換を表示コントローラ73に指示する。これに応じて表示コントローラ73は図12(c)→(d)→(e)のように表示部4におけるサムネイルデータtm36の画像が、左方向にスクロールしてサムネイルデータtm18の画像に切り替わるようにする。
以降、サムネイルデータtm3,tm20,tm45・・・と順次表示画像が選択されていくとしたとき、その表示切換のたびに、表示切換動作がランダムに選択されて表示コントローラ73に指示される。これによって例えば図12(e)→(f)→(g)のようにサムネイルデータtm18から左スクロールでサムネイルデータtm3の画像に切り換えられ、図11(g)→(h)→(i)のようにサムネイルデータtm3から上スクロールでサムネイルデータtm20の画像に切り換えられ、図11(i)→(j)→・・・、のようにサムネイルデータtm20から右スクロールでサムネイルデータtm45の画像に切り換えられ・・・、というようにスライドショウ動作が続けられていく。
つまりシャッフルスライドショウモード処理の際には、表示画像はランダムな順序でサムネイルデータtmが表示されると共に、画像が切り換えられるときには、表示切換動作として、右スクロール、左スクロール、上スクロール、下スクロールのいずれかがランダムに実行されるようにしている。
[6.実施の形態の効果及び変形例]

以上の実施の形態によれば、規定順序で表示を行うノーマルスライドショウモードの際には、画像切換時の表示切換動作は常に右スクロールで行われる。一方。不定順序で表示をおこなうシャッフルスライドショウモードの際には、画像切換時の表示切換動作は、右スクロール、左スクロール、上スクロール、下スクロールがランダムに実行される。従ってユーザーは、表示画面上での画像の切り替わりかたによって、どちらのモードでスライドショウ表示が行われているかを感覚的に認識でき、またモードに応じて異なる表示態様で画像切換が行われることで、面白みも向上される。特に、シャッフルスライドショウモード時は、表示切換動作がランダムに選ばれることでユーザはモードを認識しやすい。
また、オーディオコンテンツデータの再生中であるなら、オーディオコンテンツデータの再生が規定順序での再生、即ちノーマル再生モードの場合は、スライドショウ表示はノーマルスライドショウモードで実行され、オーディオコンテンツデータの再生が不定順序での再生、即ちシャッフル再生モードの場合は、スライドショウ表示はシャッフルスライドショウモードで実行される。つまりオーディオコンテンツデータの再生動作に応じたスライドショウ表示となる。このときもユーザーは表示画面上での画像の切り替わりかたによって、スライドショウモードとオーディオ再生モードを感覚的に認識できる。さらにオーディオ再生モードに関連してスライドショウモードが設定されることで、オーディオコンテンツデータの再生中におけるスライドショウ表示の面白みも向上する。
また実施の形態では、スライドショウ表示の際には、サムネイルデータtmを集めたサムネイルファイルTMFをディスク90から読み出してバッファメモリ35にバッファリングするとともに、そのバッファメモリ35に格納したサムネイルファイルTMFからサムネイルデータtmをランダムに順次選択して表示させるものとなる。
つまり表示部4に表示する画像を順次ランダムに切り換えていくためにはサムネイルデータtmをバッファメモリ35から読み出せばよく、その表示する1つの画像毎にディスク90へのアクセスを行うことは不要であるため、レスポンスの良い迅速なランダム表示が実現できる。
また、ディスク90からサムネイルファイルTMFを読み出してバッファリングすることは、表示する複数の画像(サムネイルデータtm)を効率よく読み出せることになるため、1つの画像データファイル(図5のDT0001等)毎にディスク90から読み出す場合に比べて著しく効率的なディスクアクセスが可能となる。これによって固体メモリ等に比べてアクセス時間が比較的長いディスク90を用いた本例のオーディオ・カメラ複合装置でも好適である。特にオーディオモードでオーディオ再生中にスライドショウ表示を行う場合に、ディスク90へのアクセス負担を大きくすることもない。またアクセス負担が少ないことは消費電力の削減にもつながる。本例のような携帯用の機器の場合、消費電力の削減はバッテリー寿命の観点から非常に有効である。
また、シャッフルスライドショウモードにおいて、サムネイルファイルTMFをランダムに選択し、さらにサムネイルファイルTMF内でサムネイルデータtmをランダムに選択することで、表示順序としてのランダム性は損なわれず、ランダム表示として好適な動作が実現できる。
さらに、DCIMディレクトリ下のサブディレクトリCFを備える構造において、サブディレクトリCFについてもランダムに選択していくことで、サブディレクトリCF、サムネイルファイルTMF、サムネイルデータtmの各段階でのランダム性が得られるとともに、ディスク90に記録された全てのサムネイルデータtmを対象としてランダム性の高い表示を実現できる。
またスライドショウ表示のために、比較的データサイズの大きい画像データファイル(DT0001等)毎にバッファリングするのではなく、データサイズの小さいサムネイルデータtmを集めたサムネイルファイルTMF毎にバッファリングすることで、バッファメモリ35の容量的な負担も小さい。スライドショウ表示のためのバッファメモリ35の容量的な負担が小さいことは、例えば同時にオーディオ再生を行う場合に用いる、オーディオバッファリング用の領域を広くとることができ、オーディオデータのバッファリング能力を低下させないものとなるため好適である。
また、本発明は上記実施の形態に限らず、多様な変形例が考えられる。
まず、スライドショウ表示に用いる画像データはサムネイルデータtmであるとしたが、画像データファイル(図5のDT0001等)を用いても良い。さらにオーディオデータファイル内のフリンジ情報として記録されている画像データを用いても良いし、HiFiディレクトリ下で管理されるサムネイルデータを用いても良い。
また、これらは図5の管理形態における例であるが、図5のような管理形態に関わらず、ディスク90等の記録媒体に記録される各種画像データを再生できる機器であれば、どのようなフォーマット或いは管理形態の画像データでも、スライドショウ表示に利用でき、本発明を適用できる。
また図9,図10の処理に関する変形例として、例えばステップF102、F104の処理が行われない例も考えられる。即ち、スライドショウモードはあくまでユーザーの選択に基づくものとする例である。
一方、ステップF103をなくし、スライドショウ表示は、オーディオコンテンツデータの再生中に、そのオーディオ再生モードに応じたモードで行われるものとする例である。
更には、ユーザーはモードを指定した場合は、オーディオ再生中であっても、そのオーディオ再生モードには応じずに、ユーザーの指定したスライドショウモードが実行されるような処理も考えられる。
またシャッフルスライドショウモードの場合、CPU30がステップF301,F302で表示切換動作を設定し、表示コントローラ73に指示するようにしたが、CPU30は表示コントローラ73にシャッフルスライドショウモードを伝え、その際に表示コントローラ73が画像切換のたびに表示切換動作をランダムに選択するようにしてもよい。つまり図8の表示切換動作設定機能85を表示コントローラ73側に備えるようにしてもよい。
さらに、表示コントローラ73としての制御機能の全てをCPU30が備えるようにし、CPU30が直接表示駆動制御を行うようにしても良い。
装置形態としては、実施の形態ではオーディオ・カメラ複合装置としての例を挙げたが、オーディオ機能のないカメラ装置でも本発明を適用できる。さらには記録された画像データのスライドショウ表示を行う機器として多様な機器に適用できる。
また表示部を備えず、接続した外部のモニタディスプレイにスライドショウ表示データを送信する機器としても本発明は実現できる。
また、実施の形態ではオーディオデータや画像データを記録する記録媒体として例えばミニディスク方式のディスク90を例に挙げたが、CD(Compact Disc)方式、DVD(Digital Versatile Disc)方式、ブルーレイディスク(Blu-Ray Disc)方式等の他の規格の光ディスクが記録媒体として採用されるものでも本発明は好適である。もちろん、HDD(Hard Disc Drive)などの磁気ディスクメディアや、磁気テープメディア、さらには固体メモリを内蔵したメモリカード、固体メモリ装置、その他多様な記録媒体を本発明の装置の記録媒体、として採用できる。
ところで、本発明ではノーマルスライドショウモードのような規定順序表示モード時には第1の表示態様で表示を切り替え、シャッフルスライドショウモードのような不定順序表示モード時には第2の表示態様で表示を切り替える。
この第1,第2の表示態様とは、表示切換動作の種類又は選択方式等が異なるものとしている。上記実施の形態では、第1の表示態様を右スクロール、第2の表示態様を上下左右のうちでランダム選択された方向へのスクロールとしての例とした。
但しこれに限らず、第1,第2の表示態様として非常に多様な例が考えられる。
特に表示切換動作としては、右スクロール、左スクロール、上スクロール、下スクロールによる画像切換以外にも、フェードアウト/インによる画像切換、モザイク化を経過する画像切換、前後画像がオーバラップしながらの画像切換、或いはこれら画像エフェクト無しの瞬時の画像切換など、多様な表示切換動作がある。
そして第1,第2の表示態様としては、これらの表示切換動作の違いや、或いは選択方式の違いなどとして多様に考えられる。以下、例示する。
<1>
第1の表示態様:右スクロール。
第2の表示態様:左スクロール。
<2>
第1の表示態様:右スクロール。
第2の表示態様:上スクロール、下スクロール、左スクロールからランダム選択。
<3>
第1の表示態様:左スクロール。
第2の表示態様:フェードアウト/イン。
<4>
第1の表示態様:上スクロール。
第2の表示態様:モザイク化。
<5>
第1の表示態様:エフェクト無し。
第2の表示態様:モザイク化。
<6>
第1の表示態様:上スクロール、下スクロール、右スクロール、左スクロールからランダム選択。
第2の表示態様:フェードアウト/イン。
<7>
第1の表示態様:上スクロール、下スクロール、右スクロール、左スクロールを順次選択。
第2の表示態様:モザイク化。
<8>
第1の表示態様:上スクロール、下スクロール、右スクロール、左スクロールからランダム選択。
第2の表示態様:フェードアウト/イン、モザイク化、オーバラップからランダム選択。
<9>
第1の表示態様:上スクロール、下スクロール、右スクロール、左スクロールを順次選択。
第2の表示態様:フェードアウト/イン、モザイク化、オーバラップからランダム選択。
<10>
第1の表示態様:上スクロール、下スクロール、右スクロール、左スクロールを順次選択。
第2の表示態様:フェードアウト/イン、モザイク化、オーバラップを順次選択。
以上は、第1の表示態様は、1又は複数の特定の表示切換動作で表示切換を行う表示態様であり、第2の表示態様は、第1の表示態様で採用する1又は複数の特定の表示切換動作とは異なる1又は複数の表示切換動作とする例である。
もちろん、各種の表示切換動作の選択や、組み合わせにより、さらに多様な例が考えられる。
また、第1の表示態様は、常に特定の表示切換動作とし、第2の表示態様は不定の表示切換動作とする例もある。実施の形態の例はこれに該当する。また上記<2>は、これにも該当する。さらに例示する。
<11>
第1の表示態様:右スクロール。
第2の表示態様:フェードアウト/イン、モザイク化、オーバラップをランダム選択。
<12>
第1の表示態様:エフェクト無し。
第2の表示態様:右スクロール、上スクロール、下スクロール、左スクロールからランダム選択。
<13>
第1の表示態様:フェードアウト/イン。
第2の表示態様:右スクロール、上スクロール、下スクロール、左スクロール、モザイク化、オーバラップからランダム選択。
<14>
第1の表示態様:右スクロール。
第2の表示態様:上スクロール、下スクロールをランダム選択。
<15>
第1の表示態様:右スクロール。
第2の表示態様:上スクロール、下スクロール、左スクロール、フェードアウト/イン、モザイク化、オーバラップ、エフェクト無しからランダム選択。
<16>
第1の表示態様:右スクロール。
第2の表示態様:右スクロール、上スクロール、下スクロール、左スクロール、フェードアウト/イン、モザイク化、オーバラップ、エフェクト無しからランダム選択。
<17>
第1の表示態様:モザイク化。
第2の表示態様:右スクロール、上スクロール、下スクロール、左スクロール、フェードアウト/イン、モザイク化、オーバラップからランダム選択。
<18>
第1の表示態様:フェードアウト/イン。
第2の表示態様:フェードアウト/イン、モザイク化、オーバラップからランダム選択。
この<11>〜<17>、及び上記<2>や実施の形態の例は、規定順序表示モードの際の画像切換としての第1の表示態様は固定的な表示切換動作を設定し、不定順序表示モード際のの画像切換としての第2の表示態様は、ランダムに選択される表示切換動作とするものである。第2の表示態様としてランダムに選択される表示切換動作の種類の範囲は、<16>〜<18>のように第1の表示態様で採用される表示切換動作を含んでも良いし、<11>〜<15>のように第1の表示態様で採用される表示切換動作を含まない例も考えられる。
もちろん、組み合わせにより、さらに多様な例が考えられる。表示切換動作としても上記していない他の画像エフェクトも想定できる。
本発明の実施の形態のオーディオ・カメラ複合装置の正面図、平面図、左側面図、右側面図、底面図、背面図である。 実施の形態のレンズカバーの開閉状態の説明図である。 実施の形態のオーディオ・カメラ複合装置のブロック図である。 実施の形態のカメラ/LCDブロックのブロック図である。 実施の形態のファイル管理形態の説明図である。 実施の形態のサムネイルファイルの構造の説明図である。 実施の形態のサブディレクトリ及びサムネイルファイルの記録例の説明図である。 実施の形態のCPUのスライドショウ動作に関する機能の説明図である。 実施の形態のスライドショウ処理のフローチャートである。 実施の形態の各モードでのスライドショウ制御のフローチャートである。 実施の形態のノーマルスライドショウモードの表示の説明図である。 実施の形態のシャッフルスライドショウモードの表示の説明図である。
符号の説明
1 オーディオ・カメラ複合装置、4 表示部、5 集中コントローラ、10 カメラオン/オフキー、11 シャッタボタン、15 レンズカバー、30 CPU、34 メディアドライブ部、35 バッファメモリ、37 圧縮エンコード/デコード部、38 カメラ/LCDブロック、73 表示コントローラ、81 表示制御機能、82 サムネイルデータバッファリング機能、83 サムネイルデータ選択・転送機能、84 M系列乱数発生機能、85 表示切換動作設定機能、86 計時機能

Claims (9)

  1. 画像データが記録された記録媒体から画像データを読み出す読出部と、
    上記読出部によって上記記録媒体から読み出すことのできる画像データの順次表示制御として、複数の画像データを規定順序で表示出力させていく規定順序表示モードの制御処理と、複数の画像データを不定順序で表示出力させていく不定順序表示モードの制御処理とが実行可能とされるとともに、上記規定順序表示モードでの制御処理では、表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様が第1の表示態様となるよう制御し、上記不定順序表示モードでの制御処理では、表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様が、上記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様となるように制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 上記読出部によって上記記録媒体から読み出された画像データについて、上記制御部の制御に基づいて表示出力を行う表示部を、
    さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 上記規定順序表示モードと上記不定順序表示モードを選択する操作部をさらに備え、
    上記制御部は、上記規定順序表示モードと上記不定順序表示モードとを、上記操作部の操作に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 上記記録媒体は、画像データとともにオーディオコンテンツデータが記録される記録媒体であって、上記読出部は、上記記録媒体から画像データとオーディオコンテンツデータの読み出しを行い、
    上記制御部は、
    上記読出部によって上記記録媒体から読み出すことのできるオーディオコンテンツデータについて、複数のオーディオコンテンツデータを規定順序で再生出力させていく規定順序オーディオ再生モードの制御処理と、複数のオーディオコンテンツデータを不定順序で再生出力させていく不定順序オーディオ再生モードの制御処理とが実行可能とされるとともに、
    オーディオコンテンツデータの再生中に上記画像データの順次表示制御を行う場合は、上記規定順序オーディオ再生モードによるオーディオコンテンツデータの再生中であれば、上記規定順序表示モードの制御処理を行い、上記不定順序オーディオ再生モードによるオーディオコンテンツデータの再生中であれば、上記不定順序表示モードの制御処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  5. 上記記録媒体には、画像データとして、静止画像データファイルと、各静止画像データファイルに対応するサムネイルファイルとが記録されていると共に、
    上記制御部は、上記画像データの順次表示制御を行う場合、上記読出部に上記サムネイルファイルの読み出しを実行させることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  6. 上記第1の表示態様は、上記画像データの表示切換のたびに、常に特定の表示切換動作で表示切換を行う表示態様であり、
    上記第2の表示態様は、上記画像データの表示切換のたびに、不定の表示切換動作で表示切換を行う表示態様であることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  7. 上記第1の表示態様は、上記画像データの表示切換のたびに、1又は複数の特定の表示切換動作で表示切換を行う表示態様であり、
    上記第2の表示態様は、上記画像データの表示切換のたびに、上記1又は複数の特定の表示切換動作とは異なる1又は複数の表示切換動作で表示切換を行う表示態様であることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  8. 記録媒体から読み出すことのできる画像データの順次表示制御として、
    順次表示の動作モードが、複数の画像データを規定順序で表示出力させていく規定順序表示モードか、複数の画像データを不定順序で表示出力させていく不定順序表示モードかを判別するモード判別ステップと、
    上記規定順序表示モードと判別された場合は、複数の画像データを規定順序で表示出力させていくとともに、表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様が第1の表示態様となるようにする規定順序表示モード処理ステップと、
    上記不定順序表示モードと判別された場合は、複数の画像データを不定順序で表示出力させていくとともに、表示画面上で表示させる画像データの切換時の表示態様が、上記第1の表示態様とは異なる第2の表示態様となるようにする不定順序表示モード処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする表示制御方法。
  9. 上記記録媒体からオーディオコンテンツデータを読み出して再生出力している際に、画像データの順次表示を行なう場合は、
    上記モード判別ステップでは、
    オーディオコンテンツデータの再生出力が、複数のオーディオコンテンツデータを規定順序で再生出力させていく規定順序オーディオ再生モードで行われている場合は、順次表示の動作モードを、上記規定順序表示モードと判別し、
    オーディオコンテンツデータの再生出力が、複数のオーディオコンテンツデータを不定順序で再生出力させていく不定順序オーディオ再生モードで行われている場合は、順次表示の動作モードを、上記不定順序表示モードと判別することを特徴とする請求項8に記載の表示制御方法。
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