JP2006238011A - 記録再生装置、撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、画像表示機能とカメラ機能とが与えられた携帯用オーディオプレーヤにおいて、オーディオデータに対応づけて記録されるべき撮像画像データとしてパッケージメディアのジャケットを撮影する場合に、最適な撮像設定が得られるようにする。
【解決手段】
ジャケットの撮影を開始する指示に応じて、例えば正方形画像設定、フラッシュ発光禁止設定、接写モード設定等、ジャケットの撮影に最適とされる撮像設定がなされるようにカメラブロックを制御する。パッケージメディアのジャケットとしては正方形状とされる場合が多い。またパッケージメディアのケースごとジャケットが撮影された場合、フラッシュが発光されると適正な撮像画像が得られなくなる。また、この場合の撮影は被写体と比較的近接して行われることが予想される。これらのことから上記のような撮像設定が為されることにより最適にジャケットの撮影を行うことができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、記録媒体に対するオーディオデータ及び画像データの記録再生を行う記録再生装置として、カメラ機能を備えるようにされた記録再生装置と、その撮像方法に関するものである。
CCDセンサ或いはCMOSセンサなどの固体撮像素子を用いて被写体の画像信号を得、これを撮像データとして記録媒体に記録するデジタルスチルカメラが普及している。
これらデジタルスチルカメラでは、撮像データ(写真データ)を記録する記録媒体としてフラッシュメモリを内蔵するメモリカードが用いられたり、或いは光ディスク、光磁気ディスク、或いは、ハードディスク(磁気ディスク)などのディスクメディアが用いられる。現在一般的であるDCF準拠のデジタルカメラの場合、これらの記録媒体において撮像データはFATシステム上でフォルダ分けされて記録される。
また、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-Ray Disc)など、各種のディスクメディアが開発され、オーディオデータ、ビデオデータ、コンピュータユースのデータ等、各種データ記録再生システムで利用されている。
さらにこれらディスクメディアの大容量化、機器の複合機能化などの状況により、より多様な電子機器が開発されている。
例えばディスクメディアを用いたオーディオ再生装置などとして携帯用の小型機器も多種が普及しており、近年では、携帯用オーディオプレーヤに画像表示機能やデジタルカメラ機能を持たせたものも開発されている。
なお、関連する従来技術については以下の特許文献を挙げることができる。
特開2004−87078号公報
ここで、携帯用オーディオプレーヤに画像表示機能を持たせたものでは、所要の画像データをオーディオデータに対応づけて記録するということが行われている。
そして、携帯用オーディオプレーヤに画像表示機能に加えさらにカメラ機能を持たせたものでは、オーディオデータに対応づけて記録する画像データとして、撮像画像を対応づけることが考えられる。
例えば、このような撮像画像を、アルバムごと等のグループ単位で対応づけて記録しておくことで、再生すべきグループの選択をこの撮像画像の選択により行うことが可能となったり、そのグループのオーディオデータの再生時に当該撮像画像を画面上に表示する等といったことが可能となる。
このとき、例えばアルバム単位等のグループに対応づけられる画像としては、そのアルバムのジャケットを撮影することが考えられる。
しかしながら、このようにオーディオデータに対応づけて記録すべき撮像画像としてアルバムのジャケットを撮影しようとした場合、通常のカメラの設定によりこれを行ったのでは不都合が生じる可能性がある。
一例として、パッケージメディア(アルバム)のジャケットとしては、その外形形状が正方形とされている場合が多いのに対し、カメラ側での撮像画像の縦横比の設定は4:3とされている。従って通常のカメラ設定によりジャケットを撮像しようとすると、ジャケット以外の他の部分が移り込む等、ジャケットを撮像画像の画枠にうまく合わせることができないといった問題が生じる。
また、パッケージメディアのジャケットの撮影としては、メディアを格納するケースごと撮影されることが考えられる。このようにケースごと撮影される場合、フラッシュが発光されてしまうとケース表面でフラッシュ光が反射して適切な撮像画像が得られなくなってしまう虞がある。
また、パッケージメディアのジャケットとしては、例えば人物等の被写体と比較すれば小さな被写体であり、これを撮像画像の枠いっぱいに映し出すためには被写体に比較的近接した状態で撮影が行われることが想定される。通常のカメラ設定では、フォーカスを合わせることが可能な被写体との距離が例えば1m以上などとされている場合が多い。よってこのように被写体と近接した撮影が行われる場合、通常のカメラ設定ではフォーカスが合わない等の不都合が生じる可能性がある。
例えばこれらの例のように、オーディオデータと対応づけて記録すべき画像データとしてパッケージメディアのジャケットを撮像する場合、通常のカメラ設定では不都合が生じる可能性がある。
なお、ジャケットの撮影に最適と考えられる各種の設定を手動により行ってもよいが、その場合はユーザに操作負担を強いるものとなり、その分手軽さに欠けることになる。
本発明はこのような課題に鑑み、記録媒体に対するオーディオデータと画像データとの記録再生を行う記録再生装置として、以下のように構成することとした。
すなわち、先ず、少なくともカメラレンズ系と撮像素子とを備えて撮像画像データを得る撮像部を備える。
また、上記撮像部にて得られる撮像画像データを上記オーディオデータに対応づけて上記記録媒体に記録することのできる記録部を備える。
その上で、上記記録部によって上記オーディオデータに対応づけて記録されるべき画像の撮像開始指示に応じて、上記撮像部において対応画像撮像設定が為されるように制御を行う制御部を備えるようにした。
また、本発明では、このような記録媒体に対するオーディオデータ及び画像データの記録再生を行う記録再生装置として、少なくともカメラレンズ系と撮像素子とを備えて撮像画像データを得る撮像部と、上記撮像部にて得られる撮像画像データを上記オーディオデータに対応づけて上記記録媒体に記録することのできる記録部とが備えられた記録再生装置における撮像方法として、以下のようにすることとした。
つまり、上記記録部によって上記オーディオデータに対応づけて記録されるべき画像の撮像開始指示に応じて、上記撮像部において対応画像撮像設定が為されるように制御を行うようにしたものである。
上記本発明によれば、オーディオデータに対応づけられて記録されるべき画像の撮像が開始されるのに先立って、撮像手段において対応画像撮像設定が為されるようにすることができる。
ここで、本発明で言う対応画像撮像設定としては、撮像画像データの縦横比を同等にする設定、フラッシュ発光を禁止する設定、接写モード設定の少なくとも何れかを行うものである。つまり、対応画像撮像設定として、このようなパッケージメディアのジャケットの撮影に最適とされる設定がなされることで、オーディオデータに対応づけられるべき撮像画像としてパッケージメディアのジャケットを撮像する場合に、撮像部の設定を最適とされる設定とすることができる。
このようにして本発明によれば、パッケージメディアのジャケットの撮像に最適とされる対応画像撮像設定がなされることで、オーディオデータに対応づけられるべき撮像画像としてパッケージメディアのジャケットを撮像する場合に対応して、撮像部の設定を最適とされる設定とすることができる。
また、上記本発明によれば、上記対応画像撮像設定は、オーディオデータに対応づけられるべき撮像画像の撮像開始指示に応じて自動的に設定されるので、ユーザの操作負担は軽減されてより手軽に最適とされる設定によるジャケットの撮影を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態として、携帯型のオーディオプレーヤ及びカメラの複合機能を備えた装置を説明する。この例のオーディオ・カメラ複合装置は、光ディスクを記録媒体としてオーディオデータの記録再生を行い、また撮像した静止画データ(撮像データ)やそのサムネイルデータを光ディスクに記録し、再生できるものとする。説明は次の順序で行う。
[1.オーディオ・カメラ複合装置の外観構成]
[2.オーディオ・カメラ複合装置の内部構成]
[3.ファイル管理形態]
[4.ジャケット画像撮像動作]
[5.処理動作]
[6.実施の形態の効果及び変形例]
[7.ジャケット画像データのアップロード]
[1.オーディオ・カメラ複合装置の外観構成]

図1(a)(b)(c)(d)(e)(f)に、本例のオーディオ・カメラ複合装置1の正面図、平面図、左側面図、右側面図、底面図、背面図を示す。
このオーディオ・カメラ複合装置1の筐体は、上部筐体2と下部筐体3から成り、上部筐体2は下部筐体3に対して開閉される構造を採っている。詳細な機構の説明は省略するが図1(e)に示す開閉操作子16を操作することで、上部筐体2が開かれた状態となり、いわゆるミニディスク方式のディスクの装填機構が表出する。そしてディスクが装填された状態で上部筐体2を閉じることで、筐体内部でディスクに対する情報の記録又は再生が実行される。
このオーディオ・カメラ複合装置1は、ディスクを装填することにより、そのディスクに記録されているオーディオデータ(楽曲等)の再生を行うことができ、携帯用のオーディオプレーヤとして機能する。
また、パーソナルコンピュータと接続されることで、パーソナルコンピュータ側に保持されているオーディオデータ(及びジャケット画像データ)をダウンロードし、これをディスクに対して記録することが可能とされる。
またディスクに対して撮像データの記録再生を行うことができ、デジタルスチルカメラとしても機能することになる。
なお、以下では、オーディオプレーヤとして機能する動作状態をオーディオモード、デジタルスチルカメラとして機能する動作状態をカメラモードと言う。
図1(a)のように筐体正面には、例えばLCD等によるディスプレイ4が設けられている。このディスプレイ4には、オーディオモード時には、光ディスクに記録されたオーディオデータの選択のための一覧や操作メニュー、再生中のトラックナンバ、進行時間や総演奏時間などの時間情報、操作ガイド、或いはアルバムジャケット画像やトラックに関連づけられた画像などが表示される。
またカメラモードの場合は、撮像スタンバイ状態にあるときは、その際に撮像素子で取り込まれている被写体画像(実動画)や、シャッタ操作した時点で撮像された静止画像(写真画像)等が表示され、また写真閲覧状態にあるときは、過去に撮像した写真(光ディスクに記録された撮像データ)の再生画像やサムネイル画像が表示される。
また筐体上の所定位置には各種の操作子が設けられている。
図1(a)に示すように筐体正面には操作子として、集中コントローラ5,サーチキー6,ストップ/キャンセルキー7、スライドショウ/ディスプレイキー8、メニューキー9が設けられる。また図1(b)に示すように筐体上面にはカメラオン/オフキー10、シャッタボタン11が設けられる。また図1(d)に示すように筐体側面にはボリュームキー12,ダウンロードキー13,ホールドスイッチ14が設けられる。
集中コントローラ5は、オーディオモード、カメラモードのいずれの場合も主たる操作を行う操作子とされる。集中コントローラ5は、まず中央部の棒状操作子を当該オーディオ・カメラ複合装置1の内部方向に押圧するプッシュ操作が可能とされている。
またこの集中コントローラ5は、上記中央部の棒状操作子について上下左右方向への押圧操作も可能とされ、これら上下左右の操作がアップ操作、ダウン操作、レフト操作、ライト操作とされる。さらに集中コントローラ5の外周部分はいわゆるジョグダイヤルとして回転可能に形成されており、右回り或いは左回りのジョグ操作が可能とされている。
これらのプッシュ操作、アップ操作、ダウン操作、レフト操作、ライト操作、ジョグ操作は、それぞれモード状態に応じて所定の機能が割り当てられており、例えば再生、一時停止、停止、メニューや一覧表示上でのカーソル移動、決定、モード切換、トラック送り/戻し、早送り/早戻し等、ユーザーが実行する主たる操作機能の操作子となる。
特に、カメラモード時において、集中コントローラ5のレフト操作は、実施の形態としてのジャケット撮影モードの設定を指示するための操作入力となる。
ストップ/キャンセルキー7は、再生動作の停止や各種キャンセル操作のためのキーとされる。
スライドショウ/ディスプレイキー8は、スライドショウとして、例えばオーディオ再生時やカメラモード時の画像表示動作を指示したり、ディスプレイ4における表示モード、表示内容等を切り換えるためのキーとされる。
メニューキー9は、ディスプレイ4における操作メニュー表示のオン/オフ操作のためのキーとされる。
カメラオン/オフキー10はカメラモードの起動及びカメラモードの終了を指示するキーとされる。
シャッタボタン11は、カメラモードにおいて撮像タイミングを指示するキーである。シャッタボタン11により写真画像の撮像が行われる。
ボリュームキー12は、オーディオ再生時の音量調整キーである。
ダウンロードキー13は、例えば当該オーディオ・カメラ複合装置1をパーソナルコンピュータに接続した場合などにおいて、データのダウンロードを実行させるためのキーである。
ホールドスイッチ14は、携帯時等の誤操作をなくすために、各操作子のキーの無効化(ホールド状態)を設定するスライド操作子である。
図1(e)のように筐体前面には、USB端子3が設けられ、USB方式のインターフェースで例えばパーソナルコンピュータ等と接続することが可能とされている。
図1(c)のように筐体側面にはヘッドホン/リモコン端子18が形成され、リモートコントローラ付きのヘッドホンが接続される。
図1(d)のように筐体側面にはバッテリーボックス開閉部20が設けられ、このバッテリーボックス開閉部20を開くことで、バッテリーの挿入/取り出しが可能となる。
図1(f)のように筐体背面側には、スライド操作可能なレンズカバー15が設けられている。レンズカバー15は、撮像レンズの保護のために設けられる。
図2(a)(b)に、レンズカバー15のスライドによる開閉状態を示す。
レンズカバー15は、図2(a)のような閉状態と、図2(b)のような開状態とにスライド可能とされている。図2(b)の開状態とすることで、撮像レンズ19aとフラッシュ発光部19bが表出され、カメラ撮像が可能な状態となる。また図2(a)の閉状態では、撮像レンズ19a及びフラッシュ発光部19bが遮蔽され、レンズが保護される状態となる。本例では、レンズカバー15のスライド操作が、動作状態遷移を指示する操作にもなる。
[2.オーディオ・カメラ複合装置の内部構成]

図3によりオーディオ・カメラ複合装置1の内部構成を説明する。
CPU30は装置全体の制御部として機能し、オーディオモードでの再生動作やカメラモードでの撮像動作や画像再生動作、ディスプレイ4の表示動作などのための制御、ユーザー操作の検知、動作状態の遷移処理、外部機器との通信制御などを行う。CPU30はバス50を介して各部とデータや制御情報のやりとりを行う。
RAM31は、CPU30が演算のワーク領域として用いたり、動作中の情報の記憶に用いる。
ROM32は、CPU30が実行するプログラムや各種処理係数などが記憶される。
不揮発性メモリ33(NV−RAMやフラッシュROM)は、各種係数、設定情報、リジュームポイント(再生停止時のアドレス)、その他、電源オフ時にも保持しておくべき情報の記憶に用いられる。
メディアドライブ部34は、CPU30の制御に基づいて、ディスク90、例えばミニディスク方式の光ディスク(又は光磁気ディスク)に対する記録再生を行う。このため、ディスク90に記録すべきデータについての記録フォーマットへのエンコード部、ディスク90からの再生データのデコード部、記録再生ヘッド、サーボ機構、スピンドルモータ機構などを備える。
バッファメモリ35は例えばSD−RAMにより構成され、このバッファメモリ35では、メディアドライブ部34に転送してディスク90に記録させるデータのバッファリングや、メディアドライブ部34でディスク90から読み出されたデータのバッファリングが行われる。
また、ディスク90に記録された管理情報、即ちデータの記録再生動作のために必要なディスク90の物理情報、エリア情報、記録されたデータファイル情報などは、ディスク90が装填された際に、CPU30の指示によってメディアドライブ部34によって読み出される(システムリード)が、これらの管理情報はバッファメモリ35はの一部領域に格納され、CPU30が参照できるようにされる。なおCPU30は、バッファメモリ35に格納した管理情報をRAM31に取り込んで参照するようにしてもよい。
メモリインターフェース36は、バッファメモリ35に格納されるデータの転送処理やバッファメモリ内の書込/読出アドレスの制御処理を行う。
圧縮エンコード/デコード部37は、例えばATRACなどの圧縮方式でオーディオデータの圧縮エンコードや圧縮に対するデコードを行う。
圧縮エンコード/デコード部37でデコード処理されることで例えばリニアPCMデータとされたオーディオデータは、D/A変換器47でアナログオーディオ信号に変換され、ヘッドホンアンプ48に供給される。ヘッドホンアンプ48では、増幅処理、インピーダンス調整処理などを行い、オーディオ信号をヘッドホン端子49に供給する。
ヘッドホン端子49は、図1(c)のヘッドホン/リモコン端子18におけるヘッドホン端子部分であり、接続されたリモートコントローラ付きのヘッドホンにおいて再生音声が出力されることになる。
なお、図示していないが、例えばライン入力、マイクロホン入力、デジタルオーディオ入力などの入力系が設けられてアナログオーディオ信号又はデジタルオーディオデータが入力される場合、入力されたオーディオ信号は例えばデジタルオーディオデータ形態で圧縮エンコード/デコード部37に供給され、圧縮エンコードされるようにする。そして圧縮エンコードされたデータがバッファメモリ35を介してメディアドライブ部34に転送され、ディスク90に記録されるようにすることで、オーディオ録音機能を実現することができる。
また、例えばパーソナルコンピュータ等と接続され、オーディオデータがダウンロードされる場合に、該データを圧縮エンコード/デコード部37で圧縮エンコード処理を行う場合もある。
USBインターフェース39は、USB端子17を介して接続されるパーソナルコンピュータ等の機器との間のデータ転送処理を行う。
シリアルインターフェース40は、後述するカメラ/LCDブロック38との間のデータ入出力処理を行う。
A/Dポート41は、各種ユーザー操作を検出し、A/D変換値を操作情報としてCPU30に供給する。操作キー44とは、上述した集中コントローラ5,サーチキー6,ストップ/キャンセルキー7、スライドショウ/ディスプレイキー8、メニューキー9、カメラオン/オフキー10、シャッタボタン11、ボリュームキー12,ダウンロードキー13を指し、A/Dポート41はこれらの操作子の操作情報を所定の値でCPU30に伝える。
また、リモコン端子46は、図1(c)のヘッドホン/リモコン端子18におけるリモコン端子部分であり、接続されたヘッドホンに設けられたリモートコントローラからの操作情報がA/Dポート41によって検出され、所定の値としてCPU30に伝えられる。
シリアルインターフェース42は、CPU30が指示する表示データをリモコン端子46からリモートコントローラに供給する。ヘッドホンに設けられたリモートコントローラには表示部が形成されており、その表示部においては、シリアルインターフェース42を介してCPU30から供給された表示制御情報に基づく表示動作が行われる。
DSPインターフェース43は、CPU30、USBインターフェース39等のバス50上の各部と圧縮エンコード/デコード部37でのデータや制御情報の転送を行う。
ホールドキー14の操作は、CPU30によって検出される。CPU30はホールドキー14によってキーの無効化操作がなされている場合、A/Dポート41を介して供給される操作キー44による操作情報を無効なものとして扱う。
カバー連動スイッチ45は、レンズカバー15の開閉に応じてオン/オフが切り換えられるスイッチであり、レンズカバー15の開閉の検出部として機能する。CPU30はカバー連動スイッチ45のオン/オフ状態を検知することで、レンズカバー15が開状態にあるか閉状態にあるかを知ることができる。
カメラ/LCDブロック38は、撮像処理系及びディスプレイ4を含む表示処理系としての部位である。
なお、このカメラ/LCDブロックの内部構成については後述する。
ここで、このようなオーディオ・カメラ複合装置1において、オーディオモードでは、ディスク90に記録されたオーディオデータの再生が行われる。
ユーザーが操作キー44又はリモートコントローラを用いて再生操作を行った場合、CPU30はメディアドライブ部34を制御して、ディスク90のオーディオファイル(オーディオトラック)の再生を実行させる。
メディアドライブ部34で再生されたオーディオデータは、バッファメモリ35に蓄積された後、順次読み出されて圧縮エンコード/デコード部37に転送され、デコードされる。そしてD/A変換器47でアナログオーディオ信号とされ、ヘッドホンアンプ48の処理を介して接続されたヘッドホンから音声出力される。
このオーディオモードの際には、カメラ/LCDブロック38におけるディスプレイ4及び表示処理系では、CPU30の制御に基づいて、再生メニュー(曲名等の一覧表示)、再生中の曲名、アーティスト名、時間情報、ジャケット画像などの表示動作を実行する。
図4は、カメラ/LCDブロック38の内部構成を示している。
上述したようにカメラ/LCDブロック38は、撮像処理系と表示処理系が設けられる。
撮像処理系は、上述した撮像レンズ19aを含むレンズ系61、イメージセンサとしての固体撮像素子部62、撮像信号転送部63、デジタル信号処理部64、エンコーダ65、レンズ駆動部66、発光駆動部67、フラッシュ発光部19b、カメラコントローラ68、カメラインターフェース69を有する。
レンズ系61は、撮像レンズ19aやフォーカスレンズ、ズームレンズを備えたレンズ光学系とされ、被写体の撮像光を固体撮像素子部62に入射する。
固体撮像素子部62は例えばCCDセンサアレイや、CMOSセンサアレイとして構成される。
撮像信号転送部63は、固体撮像素子部62の各撮像素子によって得られる信号の転送、サンプリング、ゲイン調整等を行い、さらにA/D変換を行って撮像によるデジタル画像データを生成し、デジタル信号処理部64に転送する。
デジタル信号処理部64は、撮像信号転送部63から得られた撮像画像データに対するホワイトバランス、Y/C処理等を行う。
エンコーダ65は、デジタル信号処理部64で処理された撮像画像データについて圧縮処理やフォーマット処理等を行う。例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式の静止画撮像画像データを生成する。
カメラインターフェース69は、シリアルインターフェース40を介した撮像画像データの転送出力や、CPU30からの制御信号の入力処理を行う。
レンズ駆動部66は、レンズ系61におけるフォーカスレンズやズームレンズの駆動を行う。
発光駆動部67は、フラッシュ発光部19bからのフラッシュ発光駆動を行う。
カメラコントローラ68は、CPU30からの指示に基づいて、当該撮像処理系の動作を制御する。
カメラ/LCDブロック38における表示処理系としては、上述した表示部としてのディスプレイ4、表示駆動回路71、表示データ処理部72、表示コントローラ73、表示インターフェース74が設けられる。
表示インターフェースは、シリアルインターフェース40を介した表示データの入力処理や、CPU30からの制御信号の入力処理を行う。
表示データ処理部72は、表示インターフェース74もしくは上述した撮像処理系から供給された表示データを格納する。また表示出力のための所要のデコード処理、RGB処理等を行う。
表示駆動回路71は、表示データ処理部72に格納され、必要な信号処理がされてR、G、B信号形態とされた表示データを取り込み、表示データに基づいてディスプレイ4を駆動して表示を実行させる。
表示コントローラ73は当該表示処理系の動作を制御する。
このようなカメラ/LCDブロック38において、カメラコントローラ68、表示コントローラ73は、それぞれ以下のように制御を行って、必要な動作を実行させる。
まずカメラモードであることがCPU30から指示されている際には、カメラコントローラ68は、信号転送回路63、デジタル信号処理部64、エンコーダ65を制御して、被写体画像の取り込み、画像信号処理を実行させる。この場合において、ユーザーがシャッタボタン11を押すまでの期間は、エンコーダ65から出力される画像(動画像)を表示データ処理部72に転送し、表示駆動回路71によってディスプレイ4に表示させる。即ちユーザーが被写体を確認できるようにしている。
ユーザーがシャッタボタン11を押したら、CPU30は、その時点の被写体画像(静止画)を撮像データとして記録する制御を行うが、このときカメラコントローラ68に、シャッタ操作時の1フレームの画像データを、カメラインターフェース69、シリアルインターフェース40を介して出力させる。この撮像データはCPU30の制御に基づいて、バッファメモリ35を介してメディアドライブ部34に記録データとして供給され、ディスク90に記録される。
また、その撮像データを表示データ処理部72にも供給して、表示駆動回路71によってディスプレイ4に表示させることで、ユーザーが撮像した画像を確認できるようにしてもよい。
また、カメラコントローラ68は、ユーザーの操作に基づくCPU30からの指示や、自動制御によりレンズ駆動部66を制御して、オートフォーカス、ズーム動作を実行させる。レンズ駆動に関しては、CPU30からの指示により接写モードと通常モードを切り換える。
またカメラコントローラ68は、固体撮像素子部62での電荷蓄積時間調整やデジタル信号処理部64での信号処理を制御して、露出調整を行ったり、デジタル信号処理部64やエンコーダ65を制御して撮像データの画サイズ設定なども行う。
また、カメラコントローラ68は発光駆動部67を制御してシャッタタイミングでのフラッシュ発光制御も行う。シャッタタイミングでフラッシュ発光させるか否かはフラッシュ設定のモードとしてCPU30から指示される。
表示コントローラ73は、カメラモードにおいて、上述のように撮像処理系から供給される被写体動画や撮像時の静止画像の表示を実行させるように表示データ処理部72及び表示駆動回路71を制御する。
また、CPU30の指示に応じて、シリアルインターフェース40を介してバッファメモリ35から転送されてくる画像データや、さらにはCPU30から供給される操作メニュー画像、アイコン、一覧画像などの表示が実行されるように制御を行う。
[3.ファイル管理形態]

ここでディスク90に記録される画像データ(撮像データ)やオーディオデータの管理形態について説明しておく。
ディスク90においては、記録データは例えばFATファイルシステムにより管理される。
図5に示すようにFATファイルシステムのルートには、DCIMディレクトリ、HiFiディレクトリが配置される。
デジタルカメラシステムにおける静止画像(撮像データ等)は、JEIDA規格のカメラファイルシステム規格(Design rule for Camera File system:DCF規格)に準拠して管理され、このDCF規格では、ルートにDCIMディレクトリがおかれることが規定されている。
そしてDCIMディレクトリには、最大999個のサブディレクトリCF100,CF101,CF102・・・をおくことができる。
各サブディレクトリCFxxx内には、それぞれ最大9999枚の静止画像データを格納できると規定されているが、その最大数の設定は、設計上の都合により任意である(9999枚以下であればよい)。
図5では、サブディレクトリCFxxxに含まれる画像データのファイルを、DT0001、DT0002・・・として示している。
また各画像データファイルDT0001・・・には、それぞれ実際の画像データとともに、ヘッダ情報やサムネイルデータが含まれているが、さらに、各画像データファイルのサムネイルデータを集めたサムネイルファイルが1又は複数個生成され、サブディレクトリCFxxx内に配置される。ファイルTMF001、TMF002・・・は、サムネイルファイルを示している。1つのサムネイルファイルには、例えば最大100枚のサムネイルデータが格納されるように設定される。
1つのサブディレクトリCFxxx内に配置される画像データファイル(即ち1つの静止画像データ)の数は、設定された最大値以内で任意であり、例えばユーザーが、任意の数の撮像データをサブディレクトリCF100内に格納した後、次の撮像データからは次のサブディレクトリCF101内に配置していくなどが可能である。
また基本的には、1つのサブディレクトリCFxxx内の画像データファイルの数によって、サムネイルファイルの数も決まる。例えばこの場合、1つのサムネイルファイルには、100枚のサムネイルデータが含まれるとする。つまりこの場合、そのサブディレクトリCFxxxに含まれる画像データファイル(撮像画像データ)数が100以内であれば、サムネイルファイルは1つでよい。また画像データファイル(撮像画像データ)数が401〜500の間であれば、サムネイルファイルは5つ設けられることになる。
FATファイルシステムのルート下におかれるHiFiディレクトリによっては、ミニディスクシステムとしてのオーディオデータが管理される。このHiFiディレクトリには、トラックインデックスファイルとオーディオデータファイルが配される。
オーディオデータファイルは、実際のオーディオデータとしてのトラックや各種フリンジ情報などが含まれ、それらの実データがトラックインデックスファイル内の管理情報によって管理される。
このトラックインデックスファイルによる管理構造については後述する。
図6は、上記のようにDCIMディレクトリ下のサブディレクトリCFxxx内に配置されるサムネイルファイルTMFxxxxの構造の概要を示している。
サムネイルファイルTMFxxxxでは、図示するように複数のスロット(後述するイメージスロットISG)が用意されて、各スロットに1つのサムネイルデータを格納する。例えば「tm0001」は、同じサブディレクトリCFxxx内の画像データファイルDT0001のサムネイルデータであり、例えばJPEG方式で、画像データファイルDT0001よりも大きな圧縮率で圧縮した画像データである。
なお図7には、DCIMディレクトリ下において記録されている記録状態の例を示している。
例えばこの図7の例では、DCIMディレクトリ下にサブディレクトリCF100〜CF109が設けられている状態としている。
各サブディレクトリCFxxxには、図示していないがそれぞれ5000個の画像データファイルDTが記録され、このため、それぞれ100個のサムネイルデータtm1〜tm100を含むサムネイルファイルTMFが、TMF001〜TM050まで50個設けられる例を示している。
もちろんこれは、説明上のモデル的な一例であり、1つのサブディレクトリ内の画像データファイルDTの数や、1つのサムネイルファイルTMFに含まれるサムネイルデータtmの数などは多様になり、例えば或るサムネイルファイルTMFには、サムネイルデータが数個しか含まれていないような状態となることもある。
続いて、図8を参照して、上記したトラックインデックスファイルにより実現されるデータ管理形態について説明する。
図8において、オーディオデータファイルは、複数の音楽データが1つのファイルとして納められたものであり、FATシステムでオーディオデータファイルを見ると、巨大なファイルに見える。オーディオデータファイルは、その内部がパーツとして区切られ、オーディオデータは、パーツの集合として扱われる。
基本的には、オーディオデータファイルにおいて実際のオーディオデータとしてのトラックや、各種フリンジデータ(付加的な情報)が記録される。そしてこのオーディオデータファイルのデータが、管理情報としてのトラックインデックスファイルによって管理されるものとなる。
即ちトラックインフォメーションファイルは、オーディオデータファイルに納められた音楽データ等を管理するための各種の情報が記述されたファイルである。
図8に示すように、トラックインデックスファイルには、プレイオーダーテーブル、トラックインフォメーションテーブル、ネームテーブル、グループインフォメーションテーブル、パーツインフォメーションテーブルが設けられる。なお、図示を省略しているが、プログラムドプレイオーダーテーブルも設けられる。
プレイオーダテーブルは、デフォルトで定義されたトラックの再生順序を示すテーブルである。プレイオーダテーブルは、例えばトラックナンバTNOとして、TNO1から最大TNO2047までが管理される。つまり最大2047トラックの再生順序が管理される。各トラックナンバTNOについては、トラックインフォメーションテーブルに対するリンク情報が記述されている。
図示していないが、このプレイオーダーテーブルとは別に、再生順序をユーザーが定義したプログラムドプレイオーダテーブルも設けられる。
グループインフォメーションテーブルには、グループに関する情報が記述されている。グループとは、連続したトラックナンバを持つ1つ以上のトラックの集合、または連続したプログラムドトラックナンバを持つ1つ以上のトラックの集合である。例えばディスクに収録された大量の楽曲をアルバム単位で分けたい場合などにグループによる管理が活用される。グループは最大255グループまで登録可能である。
グループインフォメーションテーブルは、各グループのグループディスクリプタ(GPD0、GPD1、GPD2・・・・)が記述されている。グループディスクリプタGPDには、そのグループが開始されるトラックナンバと、終了トラックのナンバとが「From」「to」として記述されている。またグループタイプ、グループに対応するフリンジデータなどのリンク情報などが記述される。
例えば図8の例では、プレイオーダーテーブルにおけるトラックTNO2,TNO3,TNO4が1つのグループであるとしたときに、このグループの情報が、グループインフォメーションテーブルのグループディスクリプタGPD0によって管理されている状態を示している。この場合グループディスクリプタGPD0の「From」「to」によってトラックTNO2、TNO4が示されることになる。
トラックインフォメーションテーブルには、各トラック(各曲)に関する情報が記述される。トラックインフォメーションテーブルは、各トラック毎に対応づけられるトラックディスクリプタ(TKD0、TKD1・・・)からなる。各トラックディスクリプタTKDには、符号化方式、著作権管理情報、コンテンツの復号鍵情報、その楽曲が開始するエントリとなるパーツナンバへのポインタ情報、アーチストネーム、タイトルネーム、元曲順情報、録音時間情報等が記述されている。アーチストネーム、タイトルネームは、ネームそのものではなく、ネームテーブルへのポインタ情報が記述されている。符号化方式は、コーデックの方式を示すもので、復号情報となる。
ネームテーブルは、ネームの実体となる文字を表すためのテーブルである。ネームテーブルは、複数のネームスロット(NS0,NS1・・・)からなる。各ネームスロットNSは、ネームを示す各ポインタからリンクされて呼び出される。ネームを呼び出すポインタは、トラックインフォメーションテーブルのアーチストネームやトラックネーム、アルバムネーム、グループインフォメーションテーブルのグループネーム等がある。また、各ネームスロットNSは、複数から呼び出されることが可能である。
各ネームスロットNSは、文字情報であるネームデータと、この文字情報の属性であるネームタイプと、リンク先とからなる。1つのネームスロットで収まらないような長いネームは、複数のネームスロットに分割して記述することが可能である。そして、1つのネームスロットで収まらない場合には、それに続くネームが記述されたネームスロットへのリンク先が記述される。
パーツインフォメーションテーブルには、パーツナンバから実際の楽曲の位置をアクセスするポインタが記述されている。パーツとは、1トラック(楽曲)の全部、または1トラックを分割した各パーツである。
パーツインフォメーションテーブルは、各パーツ毎のパーツディスクリプタ(PTD0、PTD1・・・)からなる。パーツディスクリプタPTDのエントリは、トラックインフォメーションテーブルのトラックディスクリプタTKD、或いはグループインフォメーションテーブルのグループディスクリプタGPDにより指し示される。
各パーツディスクリプタPTDは、「From」「to」のポインタによりオーディオデータファイル上のそのパーツの先頭のアドレスと、そのパーツの終了のアドレスが示される。また「Link」によって、そのパーツに続くパーツを管理するパーツディスクリプタが示される。
なお、パーツナンバのポインタ情報、ネームテーブルのポインタ情報、オーディオファイルの位置を示すポインタ情報として用いるアドレスとしては、ファイルのバイトオフセット、FATのクラスタナンバ、記録媒体として用いられるディスクの物理アドレス等を用いることができる。
この場合の管理方式では、トラックインフォメーションファイル(TIF)におけるプレイオーダテーブルを起点として必要な情報が読み出される。
例えばプレイオーダーテーブルにおけるトラックTNO2を例に挙げると、このトラックTNO2については、トラックインフォメーションテーブルのリンク先の或るトラックディスクリプタ(図の例ではTDP1)が読み出され、このトラックディスクリプタTDP1から、符号化方式、著作権管理情報、コンテンツの復号鍵情報、その楽曲が開始するパーツナンバへのポインタ情報、アーチストネームおよびタイトルネームのポインタ、元曲順情報、録音時間情報等が読み出される。
トラックインフォメーションテーブルのトラックディスクリプタTKD1から読み出されたパーツナンバの情報から、パーツインフォメーションテーブルの或るパーツディスクリプタ(図の例ではPTD0)にリンクされる。そして、このパーツインフォメーションテーブルにおいてリンクされたパーツディスクリプタPTD0から、そのトラックの開始位置から終了位置(From/To)のオーディオデータファイルがアクセスされる。
オーディオデータファイルのパーツインフォメーションテーブルで指定される位置のパーツのデータがアクセスされたら、その位置から、オーディオデータの再生が開始される。このとき、トラックインフォメーションテーブルのトラックディスクリプタTKDxから読み出された符号化方式に基づいて復号化が行われる。オーディオデータが暗号化されている場合には、トラックディスクリプタTKDxから読み出された鍵情報が使われる。
また、図には示していないが、例えばトラックナンバTNO2が複数のパーツからなる場合、最初のパーツを管理するパーツディスクリプタPTD0に、リンク先のパーツディスクリプタPTDxが記述されており、このリンク先にしたがって、パーツディスクリプタが順に読み出される。そしてパーツディスクリプタPTDxに示されたオーディオデータファイル上におけるパーツ位置(From/To)がアクセスされる。
また、トラックインフォメーションテーブルのトラックディスクリプタTKD1から読み出されたアーチストネームやタイトルネームのポインタにより指し示される位置にあるネームテーブルのネームスロット(図の例ではNS2)が呼び出され、そのネームスロットNS2から、トラックTNO2のネームデータが読み出される。
グループについての情報は、グループインフォメーションテーブルによって管理される。上記のように、グループディスクリプタGPD0によってトラックTNO2,TNO3,TNO4が1つのグループであると管理される場合、このグループに対応したフリンジ情報として、画像(例えばジャケット写真)やテキストデータ等をオーディオデータファイルに記録することができる。
この場合、グループディスクリプタGPD0におけるフリンジ情報のポインタ(GP Fringe)によって、或るパーツディスクリプタ(図の例ではPTD1)が示される。
そしてパーツディスクリプタPTD1において、フリンジ情報としてのパーツ位置(From/To)が記され、これによってオーディオデータファイル内でのアドレスが示されている。つまりオーディオデータファイルでは、この「From」「To」で示されるパーツ位置に、例えばアルバムのジャケット画像としての実際の画像データやテキストデータなどが記録されている。
ここで、本実施の形態において、オーディオデータのグループごとに対応づけられて記録される画像データとしては、上記のようにしてオーディオデータファイル内にフリンジ情報として記録される場合と、先の図5,図6にて説明したDCIM配下のサムネイルファイル内に記録される場合とがある。
本例において、ディスク90に対してオーディオデータが記録される形態としては、主に当該オーディオ・カメラ複合装置1がパーソナルコンピュータに記憶されたオーディオデータをダウンロードして記録することを想定している。
この場合における、オーディオ・カメラ複合装置1に対する具体的なオーディオデータの記録経路について補足しておくと、先ずユーザは、パーソナルコンピュータに対し、例えばパッケージメディアから所要のオーディオデータを取り込むようにされる。このとき、例えばインターネット経由等により、パッケージメディアのジャケット画像を取得することができ、パーソナルコンピュータ側ではこのジャケット画像データと取り込んだオーディオデータとを対応づけて管理するようにされる。
この場合において、パーソナルコンピュータ側からオーディオデータと共にダウンロードされたジャケット画像は、オーディオ・カメラ複合装置1においてオーディオデータファイル内のフリンジ情報として記録されることになる。
一方で、本実施の形態では、後述するようにしてオーディオデータのグループごとに対応づけて記録するジャケット画像データとして、LCD/カメラブロック38により撮像した画像データを記録することが可能とされる。
このようにカメラブロック38により撮像した画像データ(以下自己撮りの画像データ、或いは自己撮りのジャケット画像データとも言う)は、図8にも示されているように、DCIM配下のサムネイルファイル内にも記録されることになる。これは、先の図5においても説明したように、カメラブロック38にて生成された撮像画像データは、DCIM配下の画像データフォルダ内に記録され、さらにそのサムネイルデータが同フォルダ内のサムネイルファイル内にも記録されることによる。
後述するように、実施の形態では、自己撮りのジャケット画像データについて、このようにサムネイルファイル内に記録されたサムネイルデータを、グループに対して対応づけるものとしている。
このサムネイルデータとしての自己撮りのジャケット画像データとグループとの対応づけは、サムネイルファイル内に記録された自己撮りのジャケット画像データが、上記したトラックインデックスファイルのパーツディスクリプタによってリンクされることで実現される。
このような本例における自己撮りのジャケット画像データとグループとの対応づけについて、具体的に説明しておくと、先ず、自己撮りのジャケット画像として或るグループに対応づけられて記録すべきとされた画像データは、上記もしているようにDCIM配下のフォルダ内において記録されると共に、サムネイル画像データとしてサムネイルファイル内のイメージスロットにも記録される。
このとき、パーツディスクリプタPTD(x)の「From」「To」として、このようにサムネイルファイルのイメージスロットに記録されたジャケット画像データの記録位置を示すようにする。そして、そのパーツディスクリプタPTD(x)のナンバを、グループディスクリプタGPDの「GP Fringe」に与える。
これによって図8で説明したように、或るグループによって或るパーツディスクリプタが指定され、そのパーツディスクリプタによって、このような自己撮りのジャケット画像の記録位置が管理される状態となる。すなわち、これによって自己撮りの画像データとグループとの対応づけが実現されるものである。
なお、確認のために述べておくと、オーディオ・カメラ複合装置1において上述のようなサムネイルファイルを作成するのは、この場合のオーディオ・カメラ複合装置1が光ディスクに対応する構成とされていることによる。
先にも述べたように、オーディオ・カメラ複合装置1としては、撮像した画像データをディスプレイ4に表示したり、サムネイル画像により一覧表示することが行われている。さらには、スライドショウ機能などとして、記録された画像データを順次表示させる等といったことも行うようにされている。
ところが、本例のように光ディスクを記録媒体とする機器では、データ再生のためのアクセスに光ピックアップのスレッド移動やそれに伴うフォーカス/トラッキングサーボ制御などを必要とし、一般的なデジタルカメラで記録媒体として用いられるメモリカードに比べて時間がかかるという性質がある。この場合に画像データを順次読み出して表示することを考えると、その読出アクセスのための動作的負担が増大し、また読出にかかる時間によってスムースな表示切換ができない場合が生ずる。
さらに、オーディオモードにおいて、オーディオデータの再生中にスライドショウ等として画像表示を行うとする場合、オーディオデータの読出のためのディスクアクセス動作の合間をぬって画像データ読出のディスクアクセスを行わなければならず、画像データのためにアクセス動作が増えることは好ましくない。また、消費電力の増大にもつながると共に、画像表示についてはさらに迅速性が損なわれるため画像表示レスポンスの低下も顕著となる。
そこで、この場合のオーディオ・カメラ複合装置1では、撮像された画像データを別途リサイズして生成したサムネイル画像データの集合として、サムネイルファイルを生成するようにされている。これによれば、サムネイル画像の表示は1つのサムネイルファイルを読み出すことで簡易に行うことができ、その分表示の迅速化が図られる。また、リサイズした画像であることで読み出しに要する時間は少なくでき、これによる表示の迅速化も図ることができる。
[4.ジャケット画像撮像動作]

実施の形態のオーディオ・カメラ複合装置1は、これまでで説明した構成によって、撮像画像をグループごとに対応づけて記録することができる。
先にも説明したように、グループとしては、1つのパッケージメディアに収録される例えばアルバム単位によるオーディオデータの区分けとなる場合が多い。そこで、グループに対応づけられるべき撮像画像データとしては、このようなアルバム等の単位を形成する1つのパッケージメディアについて、そのジャケット(ジャケット写真)を撮像することが考えられる。
しかしながら、このようにグループに対応づける画像データとしてパッケージメディアのジャケットを撮像する場合、通常のカメラの設定によりこれを行ったのでは不都合が生じる可能性がある。
一例として、パッケージメディアのジャケットとしては、例えばCDアルバム等に代表されるようにその外形形状が正方形とされている場合が多いのに対し、カメラ側での撮像画像の縦横比の設定は4:3とされている。従って通常のカメラ設定によりジャケットを撮像しようとすると、ジャケット以外の他の部分が移り込む等、ジャケットを撮像画像の画枠にうまく合わせることができないことになる。
また、パッケージメディアのジャケットの撮像にあたっては、メディアを格納するケースごと撮像することが考えられる。このようにケースごと撮像する場合、フラッシュが発光されてしまうとケース表面でフラッシュ光が反射して適切な撮像画像が得られなくなってしまう虞がある。
また、パッケージメディアのジャケットとしては、例えば人物等の被写体と比較すれば小さな被写体であり、これを撮像画像の枠いっぱいに映し出すためには被写体に比較的近接した状態で撮影が行われることが想定される。通常のカメラ設定では、フォーカスを合わせることが可能な被写体との距離が例えば1m以上などとされている場合が多い。よってこのように被写体と近接した撮影が行われる場合、フォーカスが合わない等の不都合が生じる可能性がある。
そこで本実施の形態では、このようにグループに対応づけて記録されるべきジャケット画像についての撮像が開始されるとした場合に応じて、図3のカメラ/LCDブロック38におけるカメラ設定として、ジャケットの撮像に最適とされる撮像設定(対応画像撮像設定)が為されるようにする。
このような撮像設定としては、先ず、カメラ/LCDブロック38にて得られる撮像画像の縦横比を同等とする設定を行う。これによれば、ジャケットの形状に合わせて撮像画像の画枠を正方形状とすることができる。
また、フラッシュ発光部19bでのフラッシュ発光を禁止する設定を行う。これによれば、ケースごとの撮影が行われる場合にも適切な撮像画像を得ることができる。
さらには、接写モードの設定を行う。すなわち、これによって被写体にフォーカスを合わせることのできる焦点距離がより短くなるようにすることができ、近接撮影にも対応することができる。
ここで、本発明で言う「対応画像撮像設定」とは、上記した3つの各種撮像設定のうち少なくとも何れかを含む設定である。つまり、このようにしてジャケットの撮像に最適と考えられる少なくとも1つの撮像設定がなされることで、グループに対応づけられるべき撮像画像データとしてパッケージメディアのジャケットが撮影される場合に、カメラ/LCDブロック38の撮像設定を最適とされる設定とすることができるものである。
次の図9を参照して、本実施の形態としてのジャケット撮像動作、及び撮像されたジャケット画像データのグループへの登録動作について説明する。なお、この図9では、本実施の形態としての動作をユーザ操作に応じたディスプレイ4の画面遷移に基づいて説明する。
先ず、図9(a)では、ジャケット撮影のためにカメラモードが設定されて、ディスプレイ4上に撮像画像が得られている状態が示されている。
なお、カメラモードの設定は、先の図1(b)に示したカメラオン/オフキー10によって行うことができる。
そして、この図9(a)の状態において、ジャケット撮影の開始を指示する操作入力が行われたとする。
これに応じては、図9(b)に示されるようにして撮像画像の縦横比が1:1とされた正方形状の画枠が設定される。また、フラッシュ発光部19bでのフラッシュ発光を禁止する設定と接写モードの設定とが為される。また、これに応じてディスプレイ4上にはこれらの設定が行われたことを表すアイコンも表示される(図中A)。
なお、以下では、このようにしてジャケット撮影の開始指示に応じて、ジャケット撮影に最適とされる各種の設定が為された状態を、ジャケット撮影モードとも言う。
このようなジャケット撮影モードの設定(つまり上記ジャケット撮影の開始を指示するための操作入力ともなる)は、当該オーディオ・カメラ複合装置1がカメラモードの状態にある場合おいて、先の図1にて説明した集中コントローラ5がレフト操作されることに応じて行われる。
続いて、図9(b)の状態において、図1(b)に示したシャッタボタン11が押されてジャケットの撮影が行われたとする。
これに応じ、ディスプレイ4上には図9(c)に示されるグループ登録質問画面が表示される。このグループ登録質問画面は、撮像画像データをグループに対応づけて記録するか否かの質問画面であり、その内容としては、例えば図示するようにして撮像画像データと共に「グループに登録しますか?」等の質問メッセージと、「Yes」「No」アイコンの表示が行われる。
これら「Yes」「No」アイコンの選択は、図示するカーソルCRによって行うことができる。カーソルCRは集中コントローラ5のレフト操作/ライト操作により行うことができる。また、カーソルCRにより選択したアイコンの決定操作は集中コントローラ5のプッシュ操作により行うことができる。
図9(c)のグループ登録質問画面において、「Yes」を選択・決定する操作が行われて登録を行うとされた場合は、図9(d)のグループ一覧画面が表示される。
このグループ一覧画面は、撮像画像を登録するグループを選択するための画面である。当該一覧画面としては、図示するようにしてグループ名の情報とそのグループに対応づけられている画像とが表示されると共に、登録すべきグループを選択するためのカーソルCRが表示される。この場合もグループの選択・決定は、集中コントローラ5のレフト操作/ライト操作・プッシュ操作によって行うことができる。
図9(d)のグループ一覧画面において、所要のグループを選択・決定する操作が行われた場合は、図9(e)に示すようにして「〜(選択・決定されたグループ名)に登録しました」等の登録完了を通知するメッセージが表示される(登録通知画面)。
この登録通知画面が表示された後、グループ一覧画面としては、図9(f)に示されるようにして今回の登録内容が反映されたものとなる。つまり、図示するようにして今回撮像されたジャケットの画像データが選択・決定されたグループに対応づけられて表示されるものとなる。
[5.処理動作]

上記説明による実施の形態のジャケット画像撮像動作と、撮像画像のグループへの登録動作を実現するために行われるべき処理動作を、次の図10、図11のフローチャートを参照して説明する。
なお、これらの図に示される処理動作は、図3に示したCPU30が例えばROM32に格納されるプログラムに基づいて実行するものである。
また、この図の説明にあたっては、既にオーディオ・カメラ複合装置1においてカメラモードが設定された状態にあるとする。先にも述べたように、カメラモードの設定はカメラモードオン/オフキー10によって行うことができる。
図10において、ステップS101では、ジャケット撮影モードを設定するための操作入力を待機する。このジャケット撮影モードの設定操作としては、当該オーディオ・カメラ複合装置1がカメラモードにある場合における、集中コントローラ5のレフト操作が割り当てられている。従ってこのステップS101においてCPU30は集中コントローラ5のレフト操作を待機するようにされる。
このようなジャケット撮影モードの設定操作は、ジャケット撮影の開始指示のための操作ともなる。
ジャケット撮影モードの設定のための操作が行われた場合は、ステップS102において、フラッシュ禁止及び正方形画像及び接写モードの各設定を行うための処理を実行する。つまりCPU30はカメラ/LCDブロック38に対してこれらの設定を行うように指示を行う。
フラッシュ禁止設定としては、CPU30からの指示に基づいて、図4に示したカメラコントローラ68が発光駆動部67を制御することで実現される。また、正方形画像の設定は、同様にカメラコントローラ68がCPU30からの指示に基づき、固体撮像素子部62での画素数設定を行うことで実現される。
具体的に、上記正方形画像の設定としては、この場合は撮像画像サイズが200×200画素となるように制御するようにされている。
また、接写モードの設定は、カメラコントローラ68がCPU30からの指示に基づきレンズ駆動部66を制御することで、レンズ系61におけるフォーカスレンズの可動範囲を通常よりも大きく設定する等して、被写体とより近接した状態でもフォーカスを合わせることが可能となるように設定を行う。
続くステップS103では、シャッタボタン操作を待機する。図1(b)に示したシャッタボタン11が押圧されてシャッタボタン操作が行われたとされた場合は、ステップS104において、撮像画像データを保持するための処理を行う。つまり、上記のようにシャッタボタン操作が行われたタイミングでカメラ/LCDブロック38にて生成される撮像画像データを取り込み、これを例えばRAM31又はバッファメモリ35に一時保持する。
ステップS105では、撮像画像データを登録するか否かについての判別するための処理を行う。つまり、このステップS105は、先の図9(c)に示したグループ登録質問画面において、「Yes」「No」アイコンの何れが選択決定されるかを判別することに相当する。
このステップS105において、CPU30は、先ず図9(c)に示したようなグループ登録質問画面としての表示データを生成し、これをカメラ/LCDブロック38に供給してディスプレイ4上に表示させる。その上で、集中コントローラ5のレフト操作又はライト操作に応じたカーソルCRの移動処理も行う。
ステップS105において、上記グループ登録質問画面にて「No」が選択決定され、グループへの登録を行わないとされた場合は、ステップS111に進んで撮像画像データをDCIM配下に通常保存するための処理を実行する。つまり、このようにグループ登録しないとされた撮像画像データは、通常の撮像画像データと同様にDCIM配下の画像データとしてディスク90上に記録される。
一方、上記ステップS105において「Yes」が選択決定されてグループへの登録を行うとされた場合は、ステップS106においてグループ一覧画面を表示するための処理を実行する。すなわち、先の図8にて説明したトラックインフォメーションテーブル内のグループインフォメーションテーブルを参照することで、先の図9(d)に示したようなグループ一覧画面としての表示データを生成し、これをカメラ/LCDブロック38に供給してディスプレイ4上に表示させる。
その上で、ステップS107においては選択処理を実行する。この選択処理としては、集中コントローラ5のアップ操作/ダウン操作に応じてカーソルCRの表示を各グループ間で移動させるための処理を行う。
そして、続くステップS108においては、例えば集中コントローラ5のプッシュ操作を監視することで、カーソルCRにより選択されたグループを決定する操作が行われたか否かを判別する。
決定操作が行われていないとして否定結果が得られる場合は、引き続き選択処理(S107)及び決定操作の待機処理(S108)を行うようにされる。そして、決定操作が行われたとして肯定結果が得られた場合はステップS109に進む。
ステップS109では、登録通知画面を表示するための処理を実行する。つまり、先の図9(e)に示したように選択・決定されたグループ名の情報を含む登録通知画面としての表示データを生成し、これをカメラ/LCDブロック38に供給してディスプレイ4上に表示させる。
そして、このような登録通知画面をディスプレイ4上に表示させると、続くステップS110においては、撮像画像データを選択・決定されたグループのジャケット画像データとして登録するための処理を実行する。
ここで、このようなステップS110のジャケット画像データの登録処理としては、具体的に次の図11に示す処理動作を行うようにされる。
先ず前提として、先にも述べたようにカメラ/LCDブロック38にて撮像・生成された撮像画像データとしては、基本的にDCIM配下の画像データフォルダ(CF)内に記録されることになる。従って図10の処理動作によってジャケット撮影モードで撮影された撮像画像データとしても、所要の画像データフォルダ内に記録するようにされる。
そして、先の図5、図6の説明からも明らかなように、画像データフォルダ内に記録された画像データについては、そのサムネイル画像データが同じ画像データフォルダ内のサムネイルファイル内に記録される。
その上で、このようにサムネイルファイル内に記録されたサムネイル画像データとしての撮像画像データが、先の図10のステップS107・S108)にて選択・決定されたグループのジャケット画像データとして登録されることになる。
図11において、先ずステップS201及びステップS202の処理によって、上記のような撮像画像データの画像データフォルダ内への記録のための処理が行われる。
つまり、ステップS201では、FATテーブルを参照し、メディアドライブ部34によりディスク90上の未使用領域に撮像画像データを書き込ませる制御を行う。
そして、ステップS202では、このようにディスク90上に記録された撮像画像データが、所要の画像データフォルダ内の画像データファイルとして管理されるようにFATテーブルの内容を更新する処理を行う。
これによって撮像画像データの画像データフォルダ内への記録が行われたことになる。
そして、続くステップS203〜S206の処理によって、サムネイルファイルへの記録が行われる。
先ず、ステップS203では、既にサムネイルファイルが存在するか否かを判断する。すなわち、上記ステップS202によって撮像画像データが登録されたフォルダ内において、サムネイルファイルが既に形成されているか否かについて判別を行う。
既にサムネイルファイルが形成されていれば、そのままステップS205に進むが、形成されていなければ、ステップS204で、空のサムネイルファイルを該当する画像データフォルダ内(つまり撮像画像データを登録した画像データフォルダ内)に生成する処理を行う。
なお、先の図7の例のように、サムネイルファイルに格納できるとして定められたサムネイル画像データの最大値が、1つの画像データフォルダ内に格納できる画像データファイルの最大値より小さく、1つの画像データフォルダ内に複数のサムネイルファイルが存在する場合は、空のサムネイルファイルとして、1画像データフォルダ内に生成可能な全てのサムネイルファイルを生成すればよい。
そして、ステップS205においては、サムネイルファイルの先頭から未使用のイメージスロットを検索する。
さらに、続くステップS206では、検索された未使用のイメージスロットISG(x)において、撮像画像データ(サムネイル画像データ)を記録する。
ここで、サムネイルファイル内には、通常は撮像画像データをリサイズしたサムネイル画像を格納すべきものであるが、ここでは撮像画像データをそのままサムネイルファイル内に格納するものとしている。これは、本例の場合、ジャケット撮影モードの設定として先にも説明したようにサムネイル画像サイズに相当する200×200画素を設定していることによるものである。
なお、予めこのようなサムネイル画像サイズに相当する画素サイズ設定を行わないとした場合は、例えばこのステップS205の直前の処理として撮像画像データについてのサムネイル画像サイズへのリサイズ処理を設けるものとすればよい。
このようにして、サムネイルファイル内に撮像画像データ(サムネイル画像データ)を記録した上で、ステップS207及びステップS208では、先の図10にて選択・決定されたグループへの撮像画像データの登録を行う。
ステップS207では、パーツインフォメーションテーブルにおける未使用のパーツディスクリプタPTD(x)に、上記のようにサムネイルファイル内に記録された撮像画像データの記録位置を示す「From」「To」の情報を書き込む。即ちパーツディスクリプタPTD(x)の「From」「To」として、サムネイルファイル内に記録した撮像画像データの記録位置を示すようにする。
続くステップS208においては、そのパーツディスクリプタPTD(x)のナンバを、図10にて選択・決定されたグループのグループディスクリプタGPDにおける「GP Fringe」に与える。
これによって図8で説明したように、或るグループによって或るパーツディスクリプタが指定され、そのパーツディスクリプタによって、サムネイルファイル内に記録される撮像画像データの記録位置が管理される状態となる。
すなわち、サムネイルファイル内に記録された撮像画像データが、選択・決定されたグループのジャケット画像データとして登録されたことになる。
[6.実施の形態の効果及び変形例]

これまでで説明したようにして本実施の形態によれば、ジャケット撮影の開始を指示するための操作に応じ、カメラ/LCDブロック38においてジャケットの撮影に最適とされる撮像設定(対応画像撮像設定)がなされることで、グループに対応づけて記録されるべき撮像画像としてパッケージメディアのジャケットが撮像される場合に応じて、最適な撮像設定を行うことができる。
すなわち、上記撮像設定として、撮像画像の縦横比が同等となるように設定したことで、ジャケットの形状に応じた正方形状の画枠を設定して最適な撮影を行うことができる。
また、接写モードの設定を行うようにしたことで、比較的近接した撮影が行われると予想されるジャケットの撮影においても適正に被写体としてのジャケットにフォーカスを合わせることが可能となる。
さらには、フラッシュ発光禁止設定を行うものとしたことで、ジャケットをケースごと撮影する場合にもフラッシュ光による反射が防止されて適正な撮像画像を得ることができる。
ところで、上記のようにジャケットの撮像に最適とされる撮像設定として、例えばフラッシュ発光禁止設定や接写モードの設定は手動により行うことも可能であるが、その場合はユーザに操作負担を強いるものとなる。
これに対し、上記した本実施の形態では、最適とされる各種の設定がジャケット撮影モードを設定する操作(ジャケット撮影の開始を指示する操作)に応じて自動的に為されるので、その分ユーザによる操作負担が軽減されて、より手軽に最適な設定によるジャケット撮影を行うことができる。
ここで、上記のようにして手軽さを追求するとした場合、ユーザの操作負担はより軽減されることが好ましい。
そこで本実施の形態としては、より手軽さを追求した例として、次に説明するような変形例としての動作を行うことも可能である。
図12は、このような変形例としての動作を実現するための処理動作を示したフローチャートである。
先ず、この変形例の動作では、ディスク90からのオーディオデータの再生が行われていることが前提となる。つまり、オーディオ・カメラ複合装置1において、オーディオモードが設定されている状態にあるとする。
そして、このようなオーディオデータの再生中において、図1(f)に示したレンズカバー15を開状態とする操作が行われることに応じて、カメラ/LCDブロック38をオンとし、さらにカメラ設定(撮像設定)としてジャケットの撮影に応じた最適な設定を行う。
このための処理動作として、CPU30は、ステップS301においてレンズカバー15の開閉と連動したカバー連動スイッチ45からのオン/オフ信号として、レンズカバー15が開状態とされたことに応じた例えばオン信号を待機する。そして、このようなカバー連動スイッチ45からのオン信号が検出されたことに応じ、ステップS302にてカメラ/LCDブロック38をオンとするための制御処理を行う。
さらに、ステップS303において、先の図10のステップS102と同様にフラッシュ発光禁止及び正方形画像及び接写モードの各設定を行うための処理を実行する。
このようにしてカメラ/LCDブロック38におけるジャケットの撮影に最適な各種設定を行った後は、先の図10のステップS103とS104の処理と同様に、ステップS304にてシャッタボタン11の押圧を待機し、シャッタボタン11が押圧されたことに応じ、ステップS305にて撮像画像データを保持する処理を実行する。
そして、ステップS306では、撮像画像データを再生中のグループに登録するか否かについて判別するための処理を実行する。
つまり、このステップS306としては、先ず再生中のオーディオデータが属するグループ名と、そのグループに撮像画像データを登録するか否かを問うメッセージ情報と共に、「Yes」「No」アイコンとこれらを選択するためのカーソルCRを含む質問画面を生成する。そして、この質問画面としての表示データをカメラ/LCDブロック38に供給してディスプレイ4上に表示させる。その上で、集中コントローラ5のレフト操作又はライト操作に応じたカーソルCRの移動処理、及び集中コントローラ5のプッシュ操作を待機することによって、「Yes」「No」の何れが選択・決定されたかを判別する。
ステップS306において、「No」が選択・決定されて登録を行わないとされた場合は、ステップS308において画像の撮り直しを行うか否かについて判別するための処理を実行する。すなわち、例えば「撮り直しますか?」等のメッセージと共に「Yes」「No」アイコンとこれらを選択するためのカーソルCRを含む質問画面を生成しこれをカメラ/LCDブロック38のディスプレイ4上に表示させる。その上で、集中コントローラ5のレフト操作又はライト操作に応じたカーソルCRの移動処理、及び集中コントローラ5のプッシュ操作を待機することによって、「Yes」「No」の何れが選択・決定されたかを判別する。
ステップS308において「Yes」が選択・決定された場合は、ステップS304に戻り再びシャッタボタン11の押圧を待機する。つまり、これによって撮像画像の撮り直しが行われる。
また、「No」が選択・決定された場合は、ステップS309において撮影を終了するか否かについて判別するための処理を行う。つまり、この場合は「終了しますか」等のメッセージと共に「Yes」「No」アイコンとこれらを選択するカーソルCRを含む質問画面を生成しこれをカメラ/LCDブロック38のディスプレイ4上に表示させる。その上で、集中コントローラ5のレフト操作又はライト操作に応じたカーソルCRの移動処理、及び集中コントローラ5のプッシュ操作を待機することによって、「Yes」「No」の何れが選択・決定されたかを判別する。
ステップS309において、「Yes」が選択・決定された場合はステップS310において撮影終了処理を実行する。この撮影終了処理としては、例えばカメラ/LCDブロック38をオフとする制御を実行すればよい。また、「No」が選択・決定された場合は、先に説明したステップS306の処理を再び実行するようにされる。つまり、これによって撮り直しをせず、また終了もしない場合には再度再生中のグループに登録するか否かの質問画面が表示されることになる。
また、上記したステップS306において、「Yes」が選択されて肯定結果が得られた場合は、ステップS307に進み、再生中のグループのジャケット画像データとして登録するための処理を実行する。このステップS307の登録処理としても、先のステップS110の登録処理と同様に図11に示した各処理動作が実行されることで、再生中のグループに撮像画像データ(サムネイルファイル内)を登録することができる。
このような変形例としての動作によれば、撮像された画像データは再生中のオーディオデータが属するグループに対して自動的に登録されることになるので、ユーザに撮像画像データを登録すべきグループを選択・決定するための操作を行わせずに済むものとできる。
つまり、このようなグループの選択・決定操作が省かれる分、より手軽に撮像画像を所望のグループに登録することが可能となる。
なお、図12の動作では、撮像画像データをグループに登録しないとされた場合(ステップS306において否定結果が得られた場合)に、撮り直しを促し(S308)、さらに撮り直しを行わないとされた場合は撮影を終了するか否かを質問する(S309)ものとしたが、この場合も先の図10のステップS111の処理のように、撮像画像データをグループに登録しないとされた場合は当該撮像画像データをDCIM配下のフォルダに通常保存するようにされてもよい。
また、逆に図10の場合において、ステップS105において否定結果が得られてグループへの登録を行わないとされた場合に応じ、これらステップS308、S309と同様に撮り直しを促すための処理と、撮影を終了するか否かを質問するための処理を行うようにしてもよい。
また、この場合、ステップS309にて撮影を終了するとされた場合に応じてはステップS310にてカメラ/LCDブロック38をオフとするのみとしたが、これと共に撮像画像データをDCIM配下のフォルダに通常保存する処理を行うものとしてもよい。
[7.ジャケット画像データのアップロード]

ところで、実施の形態のオーディオ・カメラ複合装置1としては、先にも述べたようにパーソナルコンピュータが保持しているオーディオデータ及び画像データ(ジャケット画像データ)をダウンロードしてディスク90に記録する使用形態を想定している。
このようにパーソナルコンピュータからのダウンロードを行った時点では、パーソナルコンピュータ側とオーディオ・カメラ複合装置1側(ディスク90)とでは同じデータ内容が保持されているが、本例のオーディオ・カメラ複合装置1としては、これまでで説明してきたように自己撮りのジャケット画像データを対応づけて記録することが可能とされる。つまり、これによっては、オーディオ・カメラ複合装置1側では或るグループに対して自己撮りのジャケット画像が対応けられるのに対し、パーソナルコンピュータ側において同じグループに対応づけられているジャケット画像データとしては、例えばインターネット経由等により取得された元のジャケット画像データのままとなっている。
そこで、オーディオ・カメラ複合装置1側にて自己撮りされたジャケット画像データをアップロードして、パーソナルコンピュータにてこれを該当するグループに対応づけることができるように構成することもできる。
このための動作を以下で説明する。
先ず、自己撮りのジャケット画像データをアップロードするにあたっては、オーディオ・カメラ複合装置1とパーソナルコンピュータとが接続される必要がある。この接続は、図1(e)にて示したUSB端子3と、パーソナルコンピュータ側に設けられるUSB端子とをUSBケーブルを介して接続して行えばよい。
パーソナルコンピュータ側では、オーディオ・カメラ複合装置1側との接続が確立されたことに応じ、オーディオ・カメラ複合装置1に対してディスク90上に記録されるグループの一覧情報を転送する要求を行う。
このグループ一覧転送要求に応じ、オーディオ・カメラ複合装置1内のCPU30は、先の図7に示したトラックインデックスファイルの内容から、少なくとも各グループのネーム情報、各グループに対応づけられたジャケット画像データを含むグループ一覧情報をUSBインタフェース39を介してパーソナルコンピュータ側に転送する。
これに応じパーソナルコンピュータは、このグループ一覧情報を所要の記憶手段に保持した上で、ディスプレイ上に表示するようにされる。
図13は、このようなグループ一覧情報を含むパーソナルコンピュータ側の表示画面の一例を示している。
この画面では、図示するようにしてパーソナルコンピュータ側で保持されているオーディオデータの内容と、上記グループ一覧情報に基づき作成されたディスク90上に記録されるオーディオデータの内容とが表示される。
具体的には、パーソナルコンピュータ側で保持されるオーディオデータの各グループのネーム情報(タイトル)と、これらのグループに対応づけられているジャケット画像データとが少なくとも表示される。また、上記グループ一覧情報に基づく表示としても、少なくとも各グループのネーム情報と各グループに対応づけられているジャケット画像データとが表示される。
さらにこの表示画面に対しては、図中Xと示す画像取り込みボタンが表示される。
この画像取り込みボタンは、自己撮りのジャケット画像データのパーソナルコンピュータへの取り込みを指示するためのボタンである。ユーザはパーソナルコンピュータに接続されたマウス等を操作することにより図示されないカーソルをこの画像取り込みボタン上に合わせ、ここにおいてマウスのクリック操作等を行うことで画像の取り込みを指示することができる。
このような画像取り込みボタンによる画像取り込み指示が行われたことに応じて、パーソナルコンピュータ側では、自らが保持するオーディオデータのグループとジャケット画像データとの対応関係と、オーディオ・カメラ複合装置1から転送された上記一覧情報でのグループとジャケット画像データとの対応関係とを比較し、オーディオ・カメラ複合装置1側とパーソナルコンピュータ側とでそれぞれ異なるジャケット画像データが対応づけられているグループを検索する。
例えば、図中Yと示されている部分のように、同一グループに対してそれぞれオーディオ・カメラ複合装置1側とパーソナルコンピュータ側とで異なるジャケット画像データが対応づけられているグループを検索するものである。
パーソナルコンピュータは、このように検索されたグループのジャケット画像データとして、上記のように保持した一覧情報において同一のグループに対応づけられているジャケット画像データを対応づけるように、管理情報を更新する。これによって、オーディオ・カメラ複合装置1において自己撮りされて所要のグループに対応づけられたジャケット画像データが、パーソナルコンピュータ側で保持される同じグループのジャケット画像データとして登録されるようにすることができる。
なお、このときパーソナルコンピュータにおいて、上記のようにしてオーディオ・カメラ複合装置1側からアップロードされた自己撮りのジャケット画像データを該当するグループのジャケット画像データとして登録するにあたっては、そのグループに元々対応づけられて記録されているジャケット画像データを消去しないようにする。
ここで、上記のようにして元のジャケット画像データを消去しないのであれば、該当するグループに対して元のジャケット画像データと新たに記録された自己撮りのジャケット画像データとの双方が対応づけられた状態となるが、この場合、ジャケット画像データとグループとの関係としては、結局は1つのグループに対して1つのジャケット画像データの表示が有効となる設定が行われていればよいものである。従ってこの場合は、新たに記録された自己撮りのジャケット画像データのみが、そのグループに対応づけて表示されるべき画像データとして有効となるように対応づけの設定が行われるようにする。
このようにすることで、グループと元のジャケット画像データとの対応づけのみは維持されるので、そのグループに対応づけて表示されるべき画像データを元のジャケット画像データに戻すといったときにも、そのジャケット画像データを再度インターネット経由等でダウンロードする等して取得するといった手間を省くことができる。
ここで、本発明としては、これまでで説明してきた実施の形態に限定されるべきものではない。
例えば、実施の形態では、オーディオデータや画像データを記録する記録媒体としてミニディスク方式のディスク90を例に挙げたが、CD(Compact Disc)方式、DVD(Digital Versatile Disc)方式、ブルーレイディスク(Blu-Ray Disc)方式等の他の規格の光ディスクが記録媒体として採用されるものでも本発明は好適である。もちろん、HDD(Hard Disc Drive)などの磁気ディスクメディアや、磁気テープメディアなど、多様な記録媒体を本発明の装置の記録媒体として採用できる。
また、光ディスクに限らず、例えば半導体メモリ装置を備えたメモリカード等を記録媒体とする場合にも本発明は好適に適用することができる。
また、実施の形態では、撮像画像データを対応づけて記録することのできるオーディオデータの単位が、グループ単位とされる場合を例に挙げたが、トラック単位や、或いは記録媒体単位での撮像画像データの対応づけが可能となるように構成することもできる。
また、実施の形態ではオーディオ・カメラ複合装置1として、通常のデジタルカメラとしての使用が可能となるように、通常のカメラモードとジャケット撮影モードとの切り換えを行う構成を例に挙げたが、例えばカメラ機能をジャケット撮影用途のみに用いるとした場合には、予めカメラ/LCDブロック38において正方形画像設定、フラッシュ禁止設定、接写モード設定等のジャケット撮影に最適とされる撮像設定が為された構成とすることもできる。
また、実施の形態では、ジャケット撮影に最適とされるカメラ設定の例として、正方形画像設定、フラッシュ禁止設定、接写モード設定を行う場合を例示したが、これ以外にも、例えばISO感度を上げる設定(フラッシュ発光禁止に伴ってシャッタースピードが遅くなった場合の手ぶれ防止等のため)や、ホワイトバランスを蛍光灯設定にする(撮影は室内であることが想定されることから)等、ジャケット撮影に最適とされる対応画像撮像設定は他にも考えられるものであり、これらに限定されるべきものではない。
また、実施の形態で例示したオーディオデータ及びジャケット画像データについての管理形態としてはあくまで一例を示したものに過ぎず、これに限定されるものではない。
本発明の実施の形態のオーディオ・カメラ複合装置の正面図、平面図、左側面図、右側面図、底面図、背面図である。 実施の形態のレンズカバーの開閉状態の説明図である。 実施の形態のオーディオ・カメラ複合装置のブロック図である。 実施の形態のオーディオ・カメラ複合装置が備えるカメラ/LCDブロックの内部構成を示したブロック図である。 実施の形態のファイル管理形態の説明図である。 実施の形態のサムネイルファイルの構造の概要図である。 実施の形態のサブディレクトリ及びサムネイルファイルの記録例の説明図である。 オーディオデータ、及びジャケット画像データの管理形態について説明するための図である。 実施の形態として動作をユーザ操作に基づく表示画面の遷移により説明するための図である。 実施の形態としての動作を実現するための処理動作を示したフローチャートである。 ジャケット画像データの登録処理を示したフローチャートである。 変形例としての動作を実現するための処理動作を示したフローチャートである。 ジャケット画像データのパーソナルコンピュータへのアップロード動作について説明するための図である。
符号の説明
1 オーディオ・カメラ複合装置、4 ディスプレイ、5 集中コントローラ、10 カメラオン/オフキー、11 シャッタボタン、15 レンズカバー、19a 撮像レンズ、19b フラッシュ発光部、30 CPU、34 メディアドライブ部、35 バッファメモリ、37 圧縮エンコード/デコード部、38 カメラ/LCDブロック、61 レンズ系、62 固体撮像素子部、63 撮像信号転送部、64 デジタル信号処理部、65 エンコーダ、66 レンズ駆動部、67 発光駆動部、68 カメラコントローラ、69 カメラインタフェース

Claims (8)

  1. 記録媒体に対するオーディオデータ及び画像データの記録再生を行う記録再生装置として、
    少なくともカメラレンズ系と撮像素子とを備えて撮像画像データを得る撮像部と、
    上記撮像部にて得られる撮像画像データを上記オーディオデータに対応づけて上記記録媒体に記録することのできる記録部と、
    上記記録部によって上記オーディオデータに対応づけて記録されるべき画像の撮像開始指示に応じて、上記撮像部において対応画像撮像設定が為されるように制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 上記制御部は、
    上記対応画像撮像設定として、少なくとも上記撮像画像データの縦横比を同等とする設定が為されるように制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 上記撮像部は、さらにフラッシュ発光を行うフラッシュ発光部を備えるものとされ、
    上記制御部は、
    上記対応画像撮像設定として、少なくとも上記フラッシュ発光部をオフとする設定が為されるように制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 上記制御部は、
    上記対応画像撮像設定として、少なくとも接写モードの設定が為されるように制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 上記オーディオデータは、所要単位により区分けして管理され、
    上記記録部は、
    上記撮像部にて得られた上記撮像画像データを、上記オーディオデータの上記所要単位の区分けごとに選択的に対応づけて記録することが可能に構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  6. 上記オーディオデータは、所要単位により区分けして管理され、
    上記記録部は、
    上記記録媒体に記録されるオーディオデータの再生中に上記撮像手段において撮像された撮像画像データを、上記再生中のオーディオデータが属する上記区分けに対応づけて記録するように構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  7. 上記撮像部に対しては、上記カメラレンズ保護のためのスライドカバーが設けられており、
    上記制御部は、
    上記記録媒体に記録されるオーディオデータの再生中において上記スライドカバーが開けられたことに応じて、上記撮像部において上記対応画像撮像設定が為されるように制御を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録再生装置。
  8. 記録媒体に対するオーディオデータ及び画像データの記録再生を行う記録再生装置として、少なくともカメラレンズ系と撮像素子とを備えて撮像画像データを得る撮像部と、上記撮像部にて得られる撮像画像データを上記オーディオデータに対応づけて上記記録媒体に記録することのできる記録部とが備えられた記録再生装置における撮像方法として、
    上記記録部によって上記オーディオデータに対応づけて記録されるべき画像の撮像開始指示に応じて、上記撮像部において対応画像撮像設定が為されるように制御を行うようにした、
    ことを特徴とする撮像方法。
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