JP4492535B2 - 記録装置、記録制御方法 - Google Patents
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Description
例えば、動画再生時には、各コンテンツファイルのサムネイル画像をインデックス表示するということが行われる場合があるが、これに対応させて、予め各コンテンツファイルのサムネイル画像を埋め込むことのできる管理情報とするなどといったことが行われる。すなわち、このようにサムネイル画像が管理情報側に格納されていることで、上記インデックス表示を効率的に行うことができるように図られている。
或いは、このような専用の管理情報を用いれば、各コンテンツファイルを例えば作成日時順などの所定の区分けでフォルダ分けして管理するなど、汎用的なファイルシステムにはない管理形態を実現することができる。
例えば、FATファイルシステムでは、生成可能なデータファイルサイズが数GB(ギガバイト)程度とその上限が定められている。これに対し、特に動画データのような記録時間長に応じて記録データ容量が増大するデータについて記録を行った場合には、上記ファイルサイズの上限を超えてデータの記録が行われることも容易に起こりうる。
このようにファイルシステムで規定されたファイルサイズ上限を超えたデータ記録が行われた場合、記録された動画データは1つのコンテンツを形成するものとして扱われるべきものであるにも関わらず、複数のファイルに分割されてしまう。すなわち、実際には1つとして管理されるべきコンテンツを、複数のコンテンツとして管理せざるを得なくなってしまうというものである。
このようなことからも、一連のストリームデータについて記録を行う場合は、ファイルシステムによっては複数のファイルに分割されてしまう場合にも、これらを1つのコンテンツとして管理できるようにすることが要請される。
つまり、ファイルシステムにより記録媒体に記録されるデータファイルが管理されると共に、上記ファイルシステムの管理下で所定のデータファイルが生成されることに応じて、少なくとも上記所定のデータファイルを指し示す識別子を含む上記所定のデータファイルについての属性情報を格納するプロパティスロットを、プロパティファイルに追加するように構成された記録装置であって、先ずは上記記録媒体に対するデータ記録を行う記録手段を備える。
さらに、上記記録媒体に対して記録される一連のストリームデータについて複数の上記所定のデータファイルが生成される場合に、上記プロパティファイルに対し、上記複数の所定のデータファイルについての上記プロパティスロットを指し示すための情報を格納する仮想プロパティスロットが追加されるように記録制御を行う記録制御手段を備えるものである。
これによれば、例えばデータファイルごとにサムネイル画像のインデックス表示時が行われるといった場合にも、上記ファイルシステムの管理下では複数とされるデータファイルを実質的に1つのデータファイルとして扱うことができ、この結果、一連のストリームデータ(1つのコンテンツ)が複数のデータファイルに分割されて記録される場合にも、適正に1つのコンテンツに対し1つのサムネイル画像を割り振ることができる。
図1は、本実施の形態の記録装置としてのデジタルビデオカメラ1の構成例を示すブロック図である。
先ず図1において、光学系部2は、撮像レンズ、絞りなどを備えて成り、入射された光を撮像光として、光電変換部3に結像させる。また、光学系部2においては、フォーカス(焦点)調整のためのフォーカス調整機構や、絞り値に応じて絞りを可変する絞り可変機構などを備えているものとされ、このような機構部の駆動は、カメラ機能部6から出力される駆動信号によって行われる。カメラ機能部6は、CPU(Central Processing Unit)10の制御に応じて、しかるべきフォーカス状態や絞りの状態等が得られるように所要の駆動信号を出力するようにされる。
また、例えば光学ズーム機能を与えるとした場合には、光学系部2においてズームレンズを移動させるズーム機構を設けると共に、上記と同様にCPU10の制御に応じて上記ズーム機構を移動させる駆動部を設けるようにすればよい。さらに、ストロボを設けて、カメラ機能部6にストロボ発光機能を与えるように構成することもできる。
表示部7として採用される実際のディスプレイデバイスについては特に限定されるべきものではないが、現状においては、広く液晶ディスプレイパネルが採用されている。
また、本実施の形態のデジタルビデオカメラ1は、デジタルスチルカメラ機能も備える。つまり、撮像画像信号について、写真としての所定形式による静止画データファイルを生成することが可能とされているが、このような画像処理も、ビデオ信号処理部4によって行われる。
画像入出力部5は、外部から所定方式のビデオ信号を入力するようにされており、この入力したビデオ信号をビデオ信号処理部4の処理を経て表示部7に表示させることが可能とされる。また、ビデオ信号処理部4は、画像入出力部5が入力したビデオ信号について、光電変換部3から入力されたアナログビデオ信号と同様にして、記録用データに変換してメディアコントローラ13に転送することもできる。
これに対応して、画像入出力部5は、例えば所定方式に従った映像(画像)信号出力端子/映像信号入力端子を備える。
先ず、音声入力については、音声入出力部9としてマイクロフォンなどを備え、外部音声の収音を行って音声信号に変換して音声を入力するようにされる。そして、このようにして入力した音声信号を音声処理部8に出力する。音声処理部8は、例えば、撮像画像の圧縮符号化に対応する音声圧縮符号化方式により符号化された圧縮オーディオデータに変換するなどの音声信号処理を施す。
上記AVファイルFavとしてのデータは、記録用データとして、例えばCPU10の制御によってメディアコントローラ13に転送される。また、CPU10は、ビデオ信号処理部4によって生成された写真画像としての所定形式の静止画データファイルについても、記録用データとしてメディアコントローラ13に転送することができる。
この場合のビデオ信号処理部4及び音声処理部8は、それぞれ、上記のようにして転送されてきた圧縮ビデオデータ、圧縮オーディオデータについて、復調処理を含む所要の再生信号処理を実行する。これにより、圧縮ビデオデータを再生した画像を表示部7にて表示するとともに、この画像の再生時間に同期して、圧縮オーディオデータを再生して得られる音声信号を、音声入出力部9が有するとされるスピーカにより音声として出力させたり、ヘッドフォン端子から出力させることができる。
また、不揮発性メモリ12aは、例えばフラッシュメモリなどをはじめとした、電源供給が停止しても記憶内容が消去されない性質のメモリ素子により形成され、CPU10の制御によって、データの書き込み/読み出しが実行される。この不揮発性メモリ12aに記憶されるべきデータ(情報)としては、適宜内容の変更が行われる設定情報などが一般的であるが、特に限定されるものではなく、実際のデジタルビデオカメラ1の仕様などに応じて所要の各種の情報を記憶するものとされればよい。
HDD14に記憶されるファイルは、通常は、所定フォーマットによるファイルシステムにより管理されることになるのであるが、本実施の形態としては、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムにより管理されるものとしている。FATファイルシステムは、周知のようにして、ツリー型のディレクトリ構造によりファイルを管理するようにされており、また、データの書き込み/読み出しについては、クラスタといわれる論理的な最小データ管理単位により行うものとされている。クラスタは、メディアにおける物理的なデータ書き込み/読み出しの最小単位であるセクタを所定数にまとめたものが1単位となる。
先ず、この階層モデルとしては、ソフトウェア層と、その下層となるハードウェア層に大別される。
ソフトウェア層は、メディアに対してホスト側となるCPU(CPU10)が実行するプログラム、及び各種ファームウェア、ミドルウェアなどにより実現されるソフトウェア処理が対応するものとされる。この場合のソフトウェア層は、図示するように、上層から下層にかけて、アプリケーションR1、ファイルシステムR2の各層が位置する。
ハードウェア層には、メディアそのものの物理的な記憶領域が位置するものとして考えることができる。
このファイルシステムR2では、アプリケーションR1からのアクセス要求に従い、メディアR3へのアクセス要求を行う。
ファイルシステムR2は、メディアR3からのアクセス応答としてのデータの受け取りを行い、この受け取ったデータをアプリケーションR1に受け渡すようにされる。アプリケーションR1は、受け取ったデータファイルについて、例えばユーザによる操作入力などに応じたアプリケーションレベルでの所要の処理を実行する。
先ずディレクトリとしては、図示するようにして管理ファイルディレクトリ、静止画ファイルディレクトリ、AVファイルディレクトリの少なくとも3つのディレクトリが存在する。
静止画ファイルディレクトリ配下には静止画ファイルFiが格納される。また、AVファイルディレクトリ配下にはAVファイルFavが格納される。
また、管理ファイルディレクトリ配下には、FATとは別にコンテンツとしての静止画ファイルFi、AVファイルFavを管理するための各種ファイルが格納される。特に本例の場合、この管理ファイルディレクトリ配下には、図示するプロパティファイルFpとサムネイルファイルFthとが格納される。
このようにFATファイルシステムとは別にコンテンツファイルに特化した専用の管理情報を用いた管理を行うのは、先にも述べたように、近年において記録媒体の大記憶容量化に伴い記録可能なコンテンツの数が増えたことや、ファイルシステムが持つコンテンツ関連情報(例えばファイル名や更新日時の情報など)以外にもさらに多くの関連情報を効率的に管理するなどの要請があることによる。
例えば、動画再生時には、各AVファイルFavについてのサムネイル画像をインデックス表示するということが行われる場合があるが、専用の管理情報とすれば、これに対応させて予め各AVファイルFavのサムネイル画像を埋め込むことのできる管理情報とするなどといったこともできる。すなわち、このようにサムネイル画像が管理情報側に格納することで、上記インデックス表示を効率的に行うことができるように図られる。
或いは、このようにコンテンツファイル管理に特化した管理情報を別途用いることによれば、各コンテンツファイルを例えば作成日時順などの所定の区分けでフォルダ分けして管理するなどといったことも可能となる。
このように専用の管理情報を用いた管理を別途行うことで、汎用のファイルシステムにはなかった管理形態を実現することができる。
なお、この図4では説明の便宜上、コンテンツとしてはAVファイルFavのみが記憶されているものとし、これに伴い静止画ファイルディレクトリのエントリがないものとして示している。
先ず、サムネイルファイルFthは、図示するように複数のサムネイルスロットSthを格納するようにされる。各サムネイルスロットSthに対しては、サムネイル画像としての画像データを格納するようにされる。すなわち、実データとしてのサムネイル画像データが格納されるものである。
この場合、サムネイル画像データは、AVファイルFavのビデオデータ中の1フレーム画像(例えば先頭のシーンなど)を所定サイズにリサイズした画像データ、或いは静止画像ファイルFiであればそれを所定サイズにリサイズした画像データとされる。
この場合、サムネイルファイルFthは、固定長のサムネイルスロットSpを論理的に連結配置するようにして形成される。
各プロパティスロットSpの内部構造としては、サムネイルスロットインデックスC1、ファイル識別子C2、更新日時C3などから成る。サムネイルスロットインデックスC1は、自らが格納されるプロパティスロットSpに対応付けられたサムネイルスロットSthを指し示す情報を格納する。この場合、上記のようにしてサムネイルファイルFthは複数のサムネイルスロットSpを連結配置した構造とされるので、上記サムネイルスロットインデックスC1としてはサムネイルスロットの配置順を指定する情報が格納されることで、1つのサムネイルスロットSpを特定することができる。
また、更新日時情報C3は、自らが格納されるプロパティスロットSpの作成日時、及び修正日時を示す情報などが格納される。
同様にサムネイルスロットインデックスC1としては、このように対応づけが行われたAVファイルFavに基づき生成されたサムネイル画像データが格納されるサムネイルスロットSthを指し示す情報が格納される。つまりこれにより、ファイル識別子C1により指し示されるAVファイルFavについてのサムネイル画像データへのパスが形成されることになる。
このようにして、プロパティスロットSp内の情報を参照することで、そのプロパティスロットSpに対応付けられたAVファイルFavとそのサムネイル画像データとにアクセスできるようになっている。
例えば、FATファイルシステムでは、生成可能なデータファイルサイズが数GB(ギガバイト)程度とその上限が定められている。これに対し、特に本例のように動画データとして記録時間長に応じて記録データ容量が増大するデータについて記録を行う場合には、上記ファイルサイズの上限を超えてデータの記録が行われることも容易に起こりうる。このようにファイルシステムで規定されたファイルサイズ上限を超えたデータ記録が行われた場合、記録中の動画データは1つのコンテンツを形成するものであるにも関わらず、複数のAVファイルFavに分割されてしまうことになる。
このことから、ファイルシステムR2によっては複数のファイルに分割されるデータについても、その上層のアプリケーションR1のレベルでは1つのコンテンツとして管理できるようにすることが要請される。
図6は、このような本実施の形態としてのファイル管理形態の概念図を示している。この図6では、HDD14に記憶されるAVファイルFavについての、管理ファイルディレクトリ配下に格納されるファイル(管理ファイル)による管理下での管理形態と、FATによる管理下での管理形態とを示している。
この場合、AVファイル1、AVファイル2、AVファイル3については、先の図5にて説明したものと同様に、AVファイル1はファイルサイズ上限を超えないAVストリーム1に基づき生成されたファイル、AVファイル2、AVファイル3は、ファイルサイズ上限を超えるAVストリーム2に基づき分割されて生成されたファイルである。
図示するようにしてFAT管理下では、これらAVファイル1、AVファイル2、AVファイル3はそれぞれ別ファイルとして管理されるのみである。これに対し、本例の管理ファイルの管理下では、AVファイル1と共にAVファイル2・AVファイル3をそれそれ独立したファイルとして管理するようにされる上で、特に分割生成されたAVファイル2、AVファイル3については、これらを1つの仮想ファイル(AVファイル2)として管理するようにしている。
また、管理ファイルの管理下とは、すなわちアプリケーションR1の管理下となる。これは、この図6の管理形態からも理解されるように、管理ファイルとしては、FAT(ファイルシステムR2)管理下のファイルをさらに上層で管理するようにされていることからも理解できる。
すなわち、AVファイル1について言えば、このAVファイル1について生成されたサムネイル画像データを例えばサムネイルスロットSth-1に格納し、このサムネイルスロットSth-1を示す情報を、AVファイル1を示すファイル識別子C2を格納したプロパティスロットSp-1内のサムネイルスロットインデックスC1に対して格納するようにされる。
先ず、先の図5にて説明したようにAVストリーム2についての記録済み容量が所定容量となったとき、ファイルシステムR2によって記録済みデータ分のみによるAVファイル2が生成される。
ここで、このようにAVストリームデータの記録途中において、そのAVストリームデータの記録済みデータのみについてAVファイルが生成された場合には、当該AVファイルが、上記一連のAVストリームデータについて分割されて生成されたファイルであることがわかる。
そこで、この場合のAVファイル2の生成に応じては、図示するようにしてこのAVファイル2についての仮想のプロパティスロットSpをプロパティファイルFpにエントリする(図中ファイル2(仮想)のプロパティスロットSp2)。
つまり、通常のプロパティスロットSpは、上記ファイル識別子C2により、AVファイルディレクトリ配下に生成されたAVファイルと1対1で対応付けられ、これによって管理ファイルの管理下でもこのAVファイルが1つのファイルとして管理されるようになっているが、上記仮想のプロパティスロットSpによれば、上記子プロパティスロットインデックスC2pによって複数のプロパティスロットSpを指し示すことができ、これによってAVファイルディレクトリ配下に生成される複数のAVファイルを、1つの仮想ファイルとして管理することができるようにされている。
このことで、AVファイル2については、管理ファイルの管理下において1つのデータファイルとして扱うこともできるようになっている。
そしてこの場合、当該AVファイル2のサムネイル画像データについては、これが格納された上記サムネイルスロットSth-2を示す情報を、上述のようにしてエントリしたファイル2(仮想)のプロパティスロットSp2の側のサムネイルスロットインデックスC1に対して格納するようにされる。すなわち、これによって仮想ファイルとサムネイル画像データとの対応づけが行われたことになる。
なお、この場合、AVファイル2についてエントリされた通常のプロパティスロットSp3側では、サムネイルスロットインデックスC1は空欄となる。
なお、このAVファイル3の生成に応じてもそのサムネイル画像ファイルを生成しても良いが、ここではAVファイル3は分割生成されたファイルであるので、そのサムネイル画像データは生成しないようにすることもできる。すなわち、一連のAVストリームの記録途中においてAVファイルが生成された場合、以降の続きのデータ部分について生成されたAVファイルについてはそのサムネイル画像データを生成しないようにすればよい。
図中では、このAVファイル3についてのサムネイル画像データが生成されない場合を示している。
なお、上記のようにサムネイル画像データが生成されないことから、AVファイル3についての通常のプロパティスロットSp4ではサムネイルスロットインデックスC1は空欄となる。
このため本例では、AVファイル3の生成に応じては、AVファイル2の生成に伴いエントリされたファイル2(仮想)のプロパティスロットSp2内の子プロパティスロットインデックスC2pに対し、さらにこのAVファイル3のプロパティスロットSp4を指し示すための情報を格納するようにされる。
この結果、インデックス表示が行われる場合には、適正に1つのコンテンツに対して1つのサムネイル画像を対応付けて表示することができ、1つのコンテンツについて複数のサムネイル画像が表示されてしまうことによるユーザの混乱を効果的に防止することができる。
この図8に示す処理動作は図1に示したCPU10が例えばROM10に格納されるプログラムに基づいて実行するものである。
なお、この図においては、CPU10が行う処理動作のうちアプリケーションR1として行う処理動作の一部のみを示している。すなわち、ファイルシステムR2としての処理動作として、ファイルサイズ上限に基づきAVファイルを生成するための処理動作は省略している。さらに、AVファイルFavの生成に応じてそのサムネイル画像データを生成し、それをサムネイルファイルFth内のサムネイルスロットSthに格納するための処理動作についても省略している。
これらステップS105→S106→S105のループ処理によれば、一度AVストリーム記録途中でAVファイルFavが生成された以降は、AVストリームの記録終了か、或いは再度AVストリーム記録途中にAVファイルFavが生成されるのを待機するようにされる。
その上で、続くステップS108において、追加されたプロパティスロットを指し示す情報を、仮想ファイルのプロパティスロット内の子プロパティスロットインデックスに追加するための処理を行う。つまり、上記ステップS107にて追加されたプロパティスロットSpを指し示すための情報を、先のステップS102にて追加された仮想ファイルのプロパティスロットSp内の子プロパティスロットインデックスC2pに追加するための処理を行うものである。
このステップS107〜S108の処理により、AVストリーム記録途中に再度AVファイルFavが生成された場合にも、この生成されたAVファイルFavが、同じAVストリームについて初回に生成されたAVファイルFavと同じ1つの仮想ファイルとして扱われるようにすることができる。
このステップS108の処理を実行すると、図示するように先のステップS105に戻るようにされる。
そしてこの結果、例えば記録されたAVファイルFavについての再生モード下において表示されるサムネイル画像のインデックス表示画面などにおいて、ユーザの指示により分割生成された複数のAVファイルFavに対して対応付けられたサムネイル画像が選択されて再生指示がなされたとき、分割生成されたAVファイルFavをプロパティファイルFpの内容に基づいて連続的に再生することもできる。
例えば実施の形態では、ファイルシステムによるファイルサイズ上限に基づいて、一連のストリームデータが複数のデータファイルに分割されて生成される場合を例示したが、例えば一連のストリームデータについての記録済みデータによる時間長が所定時間長に達するごとにデータファイルを生成するなどとした場合にも、本発明は好適に適用することができる。すなわち、本発明としては、一連のストリームデータから複数のデータファイルが分割されて生成される場合に広く適応可能なものである。
Claims (4)
- ファイルシステムにより記録媒体に記録されるデータファイルが管理されると共に、上記ファイルシステムの管理下で所定のデータファイルが生成されることに応じて、少なくとも上記所定のデータファイルを指し示す識別子を含む上記所定のデータファイルについての属性情報を格納するプロパティスロットを、プロパティファイルに追加するように構成された記録装置であって、
上記記録媒体に対するデータ記録を行う記録手段と、
上記記録媒体に対して記録される一連のストリームデータについて複数の上記所定のデータファイルが生成される場合に、上記プロパティファイルに対し、上記複数の所定のデータファイルについての上記プロパティスロットを指し示すための情報を格納する仮想プロパティスロットが追加されるように記録制御を行う記録制御手段と
を備える記録装置。 - 上記ファイルシステムは、上記一連のストリームデータの記録容量に応じ、当該一連のストリームデータについて複数の上記所定のデータファイルを分割して生成する
請求項1に記載の記録装置。 - 上記一連のストリームデータは少なくとも画像データを含むものとされる請求項1に記載の記録装置。
- ファイルシステムにより記録媒体に記録されるデータファイルが管理されると共に、上記ファイルシステムの管理下で所定のデータファイルが生成されることに応じて、少なくとも上記所定のデータファイルを指し示す識別子を含む上記所定のデータファイルについての属性情報を格納するプロパティスロットを、プロパティファイルに追加するように構成された記録装置における記録制御方法であって、
上記記録媒体に対して記録される一連のストリームデータについて複数の上記所定のデータファイルが生成される場合に、上記プロパティファイルに対し、上記複数の所定のデータファイルについての上記プロパティスロットを指し示すための情報を格納する仮想プロパティスロットが追加されるように記録制御を行う
記録制御方法。
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