JP2007228406A - 撮像表示装置、撮像表示方法及びプログラム - Google Patents

撮像表示装置、撮像表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記録した画像を任意のタイミングで効率的に閲覧する。
【解決手段】撮像した動画に撮像日時を付与して記録する記録媒体10と、動画の特定のシーンから再生を開始する動画ブックマークを動画に設定する指示を行う操作部6と、動画と動画ブックマークを所定の管理形態で管理し、動画の動画ブックマークが設定された特定のシーンを所定の再生区間だけ再生させる制御を行うCPU51とを備えて、動画ブックマークから特定のシーンを効率的に閲覧可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば撮像した動画ファイルを記録媒体に記録して再生表示可能なデジタルカメラに適用して好適な撮像表示装置、撮像表示方法及びプログラムに関する。
従来、デジタルスチルカメラを用いて静止画等を記録する場合、取り外し可能な外部記録メディアに情報を書き込むようにしている。デジタルスチルカメラに装填された外部記録メディアへ撮影画像データを記録する場合、記録メディア上に特定の規格に基づくディレクトリ構造で記録を行う。異なる製造会社のデジタルスチルカメラを用いても外部記録メディアに対する記録、再生を行えるようにするため、例えば、ディレクトリ構造、ファイル等の取り扱いを定めたDCF(Design rule for Camera File system)規格に基づいてファイルと画像に関連するファイルが管理されている。
DCF規格においては、記録メディアの「ROOTディレクトリ」の直下に、「DCFイメージルートディレクトリ」と称される「DCIMディレクトリ」が作成される。そして、「DCIMディレクトリ」の下位ディレクトリに「DCFディレクトリ」と称される「3桁のディレクトリ番号+5文字の自由文字(例えば、101MSDCF)」の命名規則によるディレクトリが形成され、記録した画像ファイルが保存される。DCFディレクトリは、ディレクトリ番号が100〜999までの重複しない番号であれば、複数のDCFディレクトリを用いて、撮影画像保存時の分類が可能である。また、一つのDCFディレクトリには、画像や音声ファイルとして「DCFファイル」と称される「4文字の自由文字+4桁のファイル番号+拡張子(例えば、ABCD0001.jpg)」の命名規則によるファイルが形成される。DCFファイル名と同一のファイル番号を持つファイル群を「DCFオブジェクト」と称し、一つのDCFディレクトリには最大9999個までのDCFオブジェクトが記録可能である。また、新規にDCFディレクトリを追加作成する場合、ディレクトリ番号は既存のディレクトリ番号の最大番号+1の連番でインクリメントすることが推奨されている。
近年のデジタルスチルカメラは、静止画を撮影する機能だけに止まらず、動画を撮影し、音声を録音する機能についても提供されるようになってきた。ユーザは、撮影対象を静止画又は動画で撮影、記録する場合に、使用状況に応じて自由に撮影種類を選択して、撮影を楽しむことができる。また、デジタルスチルカメラ本体に液晶ディスプレイを設けてあることで、撮影した画像をその場で確認したり、また、複数の縮小画像をサムネイル表示させたりして、ユーザにとって必要、不要な画像を取捨選択することが手軽に行えるようになった。
特許文献1には、可変型記録メディアの内容を表示させる画像再生装置の記載がある。
特開2005−79822号公報(図4)
従来、ユーザがデジタルスチルカメラを用いて撮影した画像を閲覧する場合、画像を自動的に次々と遷移させるスライドショーと称される技術を用いていた。あるいは、画像を遷移させるためのコントロールボタンを、ユーザが1枚ごとに押下して閲覧していた。
ところで、デジタルスチルカメラ等で撮影した各種の画像を記録し、表示する装置に装填される記録メディアは年々高容量化している。また、各種の符号化技術が向上したことにより、個々の画像情報で必要とされる、記録に要するデータ容量が減少している。このような背景により、一つの記録メディアに保存してある画像数が大量となり、また、動画の撮影時間についても長時間化していた。このため、記録メディアに記録可能な画像数が数百枚に上ることもあり、従来より用いられてきた、順次操作で画像を一枚ずつ送りながら閲覧するような操作は非効率となってきていた。さらに、動画を長時間記録したことに伴い、早送り、巻き戻し等の操作を行わなければユーザが視聴したいシーンを速やかに表示させることができなかった。しかしながら、このような早送り、巻き戻し操作は、視聴したいシーンを通り過ぎてしまう不便さがあり、また、動画を先頭から通常再生した場合は視聴したいシーンに辿り着くまで長時間を要しており使い勝手が悪かった。このため、大量の画像や、動画中の特定のシーンを効率的に閲覧操作する技術が求められてきた。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、記録した静止画又は動画の画像を任意のタイミングで効率的に閲覧することを目的とする。
本発明は、撮像した動画に撮像日時を付与して記録し、動画の特定のシーンから再生を開始する動画ブックマークを動画に設定し、動画と動画ブックマークを所定の管理形態で管理し、動画の動画ブックマークが設定された特定のシーンを所定の再生区間だけ再生し表示するようにしたものである。
このようにしたことで、動画の特定のシーンに設定した動画ブックマークを選択して動画ブックマークの所定の再生区間だけ再生し表示することが可能となった。
本発明によれば、動画の特定のシーンに設定した動画ブックマークを選択して動画ブックマークの所定の再生区間だけ再生して表示するようにしたため、比較的長い動画であっても、ユーザが所望する箇所を速やかに検索、閲覧することができるという効果がある。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本実施の形態では、静止画と動画を撮影し、画像を閲覧表示可能な、DCF規格に準拠したディレクトリ管理を行うデジタルスチルカメラに適用した例としてある。
まず、本例のデジタルスチルカメラの内部構成例について説明する。図1は、本例のデジタルスチルカメラ100の内部構成例を示したブロック図である。デジタルスチルカメラ100は、静止画と動画の撮像機能を備えたカメラ部1と、撮像画像に所定の処理を施すDSP(Digital Signal Processor)2と、書き換え可能な記録媒体であるSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)3と、外部記録媒体に対して読み書きを行うインタフェース部となる媒体インタフェース(I/F)4と、各ブロックの処理を制御する制御部5と、操作キー等を設けて操作を行う操作部6と、液晶駆動処理を行うLCD(Liquid Crystal Display)コントローラ7と、撮影画像、メニュー等を表示させるLCD8と、図示しない外部装置と接続し通信可能な外部インタフェース(I/F)9を備える。ここで、外部インタフェース9は、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394方式や、USB(Universal Serial Bus)端子などの有線インタフェースとして設ける。そして、撮像表示操作に伴う静止画と動画の画像ファイルの書き込み、読み出しを着脱可能な記録媒体10に対して行うことができる。本例のデジタルスチルカメラにおいては、記録媒体10として、例えば半導体メモリを用いたいわゆるメモリカードを用いる。
画像の撮影時は、レンズ、フォーカス機構、シャッタ機構、絞り(アイリス)機構などを備える光学ブロック11を駆動制御する光学ブロック用ドライバ14が、制御部5からの制御に応じて、光学ブロック11を動作させる駆動信号を形成する。そして、この駆動信号を光学ブロック11に供給して、光学ブロック11を動作させる。光学ブロック11は、光学ブロック用ドライバ14からの駆動信号に応じて、フォーカス機構、シャッタ機構、絞り機構が制御され、被写体の画像を取り込んで、撮像信号を生成するCCD(Charge Coupled Device)撮像素子12に画像を供給する。ここで、CCD撮像素子12を駆動制御するCCDドライバ15は、CCD撮像素子12とCCDドライバ15に供給するタイミング信号を生成するタイミング生成回路16から供給されたタイミング信号に基づいて、駆動信号を形成し、CCD撮像素子12を駆動させる。
光学ブロック11を介して入射した像光は、受光した撮像信号を光電変換するCCD撮像素子12の撮像面に結像される。そして、CCD撮像素子12は、撮像面に結像された被写体像に応じた撮像出力信号を、光学ブロック11からの画像を光電変換して出力する。さらに、CCD撮像素子12は、制御部5によって制御されるタイミング生成回路16から生成されるタイミング信号に基づいて、取り込んだ被写体の画像(画像情報)を電気信号として、所定の前処理を施す前処理回路13に供給する。前処理回路13は、供給された電気信号の画像情報に対して、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行って、S/N比を良好に保つとともに、AGC(Automatic Gain Control)処理を行って、利得を制御し、そして、A/D(Analog/Digital)変換を行って、デジタル信号とされた画像データを形成する。本例のデジタルスチルカメラ100では、このように撮像出力信号に対して処理を行うブロック11〜16をカメラ部1とする。
そして、デジタル信号とされた画像データは、前処理回路13からDSP2に供給される。DSP2では、供給された画像データに対して、AF(Auto Focus)、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)などのカメラ信号処理を施す。このようにして種々の調整が施された画像データは、所定の圧縮方式でデータ圧縮され、システムバス55、媒体インタフェース4を通じて、デジタルスチルカメラ100に装填された取り外し可能な記録媒体10に、例えばDCF規格に準じた画像ファイルとして記録される。
一方、画像の表示時は、記録媒体10に記録された画像データが、タッチパネルやコントロールキー等で構成される操作部6を通じて受け付けたユーザからの操作入力に応じて、目的とする画像データが媒体インタフェース4を通じて記録媒体10から読み出され、DSP2に供給される。DSP2に供給されたデータ圧縮されている画像データについて、DSP2は、解凍処理(伸張処理)を行い、解凍後の画像データをシステムバス55を通じて、LCDコントローラ7に供給する。LCDコントローラ7は、供給された画像データから画像信号を形成し、画像を表示可能なLCD8に画像信号を供給する。これにより、記録媒体10に記録されている画像データに応じた画像が、LCD8の表示画面に表示される。ここで、画像の表示の形態は、フラッシュROM53に記録された表示処理プログラムに従う。この表示処理プログラムは後述するファイルシステムがどのような仕組みで記録されているのか、どのように画像を再生するかを実行制御するプログラムである。
制御部5は、処理の演算、制御を行うCPU(Central Processing Unit)51と、書き換え可能なRAM(Random Access Memory)52とフラッシュROM(Read Only Memory)53、デジタルスチルカメラ100内の時刻を提供する時計回路54を、所定の信号を相互通信可能なシステムバス55に接続して構成されたマイクロコンピュータであり、各ブロックを制御する。ここで、RAM52は、処理の途中結果を一時記憶するなど主に作業領域として用いる。時計回路54は、現在年月日、現在曜日、現在時刻を提供できると共に、撮影日時等の日時情報を撮影画像ファイルに付与する機能を有する。フラッシュROM53には、CPU51において実行する種々のプログラムや、処理に必要となるデータなどを記憶させる。
また、本例のデジタルスチルカメラ100には、外部インタフェース9を設けている。この外部インタフェース9を通じて、例えば図示しない外部のコンピュータ装置と接続して、コンピュータ装置から画像データの供給を受けて、これを自機に装填された記録媒体10に記録できる。また、自機に装填された記録媒体10に記録されている画像データを外部のコンピュータ装置等に供給することもできる。
このように、ユーザは、本例のデジタルスチルカメラ100を用いることで、被写体の画像を撮影して、装填された記録媒体10に記録することができると共に、記録媒体10に記録された画像データを読み出して、これを表示し、任意に閲覧、編集することが可能である。
ここで、本例のデジタルスチルカメラ100における画像ファイルの索引管理機能について、図2を参照して説明する。デジタルスチルカメラ100では、記録媒体10の特定領域に記録してあり、索引機能を有するインデックスシステムを用いて画像ファイル、サムネイル画像、動画ブックマーク等の管理を行う。本例で用いる動画ブックマークとは、動画を再生する時間軸上の特定シーンに設定する目印であり、動画ブックマークを設定した時点ごとにその特定シーンから所定の再生区間で再生を開始することができる。図2は、デジタルスチルカメラ100内で画像を一元的に管理、参照するために作成されるインデックスシステムのフォルダ構造とエントリの例を示す。
デジタルスチルカメラ100は、静止画ファイル、動画ファイル等の管理対象ファイルに対して速やかに目的の情報を得るために、各種ファイルのエントリやサムネイル画像、メタデータを管理するデータベース機能を有するインデックスシステム200により検索、参照時における処理性能を高めている。また、インデックスシステム200は、記録媒体10上の実データを有する実ファイル、実フォルダだけでなく、記録媒体10のファイル管理システムによる仮想ファイル、仮想フォルダについても、エントリ情報を登録できる。このように、インデックスシステム200を用いて、階層構造としたフォルダ構成でファイルを管理している。
また、インデックスシステム200は、記録媒体ごと(本例では、記録媒体10)に構成される。インデックスシステム200は、記録した画像ファイルのエントリ、ファイル名、ファイル長等の情報を管理する。画像閲覧時等においては、インデックスシステム200のエントリを参照することで、速やかに記録媒体10に格納したデータに対してアクセスすることができる。
図2(a)は、インデックスシステム200のフォルダの構成例を示す。最上位フォルダであるインデックスルートフォルダa1の直下には、画像ファイルへのエントリ情報を記録してあるオリジナルルートフォルダa2と、好みのファイルへのエントリ情報を記録してあるお気に入りフォルダa3がツリー型フォルダ構造で格納してある。ここで、説明のため、全てのフォルダ、ファイルには、インデックスシステム200でアクセスする際に参照するエントリインデックスを「#数字」の形式で付与してある。
オリジナルルートフォルダa2の直下には、例えば2005年4月1日付のオリジナルフォルダa20,2005年4月5日付のオリジナルフォルダa23,…のように複数のオリジナルフォルダに対して、フォルダの作成日付を付与して格納してある。オリジナルフォルダに格納してある画像ファイル、サムネイル画像、メタデータは一意であり、複数のオリジナルフォルダに同一の画像ファイル、サムネイル画像、メタデータが格納されることはない。
同様に、お気に入りルートフォルダa3の直下には、お気に入りフォルダa4,a5,…が格納してある。お気に入りフォルダは、任意のファイルに対するリンク情報が記録してあるリンク群を表す。本例では、お気に入りフォルダa4に、ファイルa24へのリンク情報が記録してあることを矢印で表す。なお、お気に入りフォルダには実際のサムネイル画像等の情報は格納していないため、複数のお気に入りフォルダにオリジナルフォルダに格納された同一のファイルへのリンク情報が記録される場合がある。
インデックスシステム200では、ファイルエントリに紐付けたブックマークエントリの中にブックマーク情報を保持している。図2ではファイルエントリ#24の指し示す動画ファイルにブックマークを付与した例を示す。なお、ファイルエントリ内に参照情報を保持することにより紐付けを行うことが可能である。
ブックマークエントリ#25はファイルエントリ#24に紐付けられている。これにより、動画ブックマークを読み出す際には、インデックスシステム200を用いて、ファイルエントリ#24の参照情報を基に、ブックマークエントリ#25から時間情報を取得し、得られた時間から動画ブックマークが設定された特定のシーンを再生することができる。動画ブックマークは、操作部6の図示しないブックマーク設定ボタンや、表示部8に表示させるブックマーク設定メニューでの操作によって、動画撮影中又は動画再生中に動画に直接設定することができる。ブックマークエントリには、対応する動画像ファイルの先頭からの時間情報および対応する動画像ファイルへアクセスするための参照情報、サムネイル画像ファイル内のサムネイル画像およびメタデータファイル内のメタデータへの参照情報が格納される。対応する動画像ファイルの先頭からの時間情報および対応する動画像ファイルへアクセスするための参照情報により、ブックマークエントリから対応する動画像ファイルの所定位置へアクセスすることが可能となる。
そして、ファイルエントリ#24から複数のブックマークエントリを参照させることも可能である。その際は、例えば、図示しないブックマークエントリ#26を設け、ファイルエントリ#24からブックマークエントリ#25およびブックマークエントリ#26を参照すれば良い。
ブックマークエントリから参照するサムネイル画像およびメタデータについては、例えば、ブックマークエントリの時間情報に対応する位置の画像データの代表画像がサムネイル画像としてサムネイル画像ファイル内に格納され、対応する動画像ファイルのタイトル、コメントなどがメタデータとしてメタデータファイル内に格納されることになる。
画像の再生の際には、例えば、ブックマークエントリ#25からサムネイル画像Dが取得され、表示部8に表示される。ユーザの指示により該サムネイル画像Dが選択されることにより、ブックマークエントリ#25の情報を基に、対応する動画像ファイルの所定位置へアクセスされ、所定位置から動画像の再生が開始されることになる。また、ここでは、ファイルエントリ#24は、お気に入りフォルダのエントリである#4によって参照されている。これにより、お気に入りフォルダa4からブックマークエントリ#25の時間情報等を取得することも可能である。
また、お気に入りフォルダから直接ブックマークエントリ#25を参照させてもよい。例えば、お気に入りフォルダa4には、人物Aを撮影した複数の画像ファイルのファイルエントリを参照するための複数の参照情報を格納し、お気に入りフォルダa5には、人物Bを撮影した複数の画像ファイルのファイルエントリを参照するための複数の参照情報を格納することにより、所望の人物が撮影されているサムネイル画像群をお気に入りフォルダを経由して取得することが可能となる。上述のように、人物毎に区別しても良いし、同じ人物について該人物の表情によりフォルダを別けるようにしても良い。また、個人閲覧用途と他人に閲覧させる用途の画像群とをユーザが設定し、これに基づきフォルダを別けるようにしても良い。
図2(b)は、インデックスシステム200のファイル構成例を示す。インデックスシステム200では、管理対象ファイルが映像コンテンツに関するファイルの場合、各管理対象ファイルの属性からエントリインデックスを含むプロパティデータが作成され、プロパティデータの連続によりプロパティファイルF1が構成される。プロパティファイルF1のヘッダ部にはプロパティファイルF1自身の情報であるプロパティファイルヘッダが作成される。そして、フォルダとファイルのエントリインデックスを付与したプロパティデータが、インデックスルートフォルダa1のエントリインデックス#1から順に格納される。また、各管理対象ファイルから、それぞれのサムネイル画像が作成され、サムネイル画像によるエントリの連続により、サムネイル画像ファイルF2が作成される。また、ファイルにファイル名称等のメタ情報が付与されている場合は、メタ情報によるエントリの連続により、メタデータファイルF3が作成される。
本例のプロパティファイルF1に格納されたプロパティデータには、ファイルの画像情報、撮影日時、編集日時、閲覧日時等の各種情報を記録している。画像ファイルに関連するプロパティデータには、対応するサムネイル画像のエントリを指し示すアクセス情報が記録されており、本例ではサムネイル画像ファイルF2、メタデータファイルF3への矢印でアクセス情報を表している。本例では、ファイルa21,a22,a24,a25のエントリインデックス#21,#22,#24,#25の画像ファイルに対応して、それぞれサムネイル画像a21′,a22′,a24′,a25′(画像A,B,C,D)をサムネイル画像ファイルF2に予め作成してある。また、ファイルa21,a22のエントリインデックス#21,#22には、ファイル名称、ファイル種類等を格納したメタデータファイルF3へのエントリ情報が格納してある。画像閲覧時等において、サムネイル画像ファイルF2に記録されたサムネイル画像を読み出すことで、記録媒体10に記録された多数の画像ファイルを速やかにサムネイル表示させることができる。またプロパティファイルF1の記録に基づいて、ユーザの選択したサムネイル画像からオリジナルの画像ファイルにアクセスして画像を表示させることもできる。
このようにエントリインデックスを付与したプロパティデータをプロパティファイルF1に格納してあるため、記録媒体10に多くの画像ファイルが格納してあっても、デジタルスチルカメラ100で画像閲覧を行う場合にオリジナルファイルまでアクセスすることなく、素早く検索し、画像の表示等の処理性能を向上させることができる。また、画像をサムネイル画像として予め作成してあるため、サムネイル表示を行う場合に速やかに表示可能である。
次に、本例の動画ファイルと動画ブックマークの設定例について、図3を参照して説明する。ユーザは、動画ブックマークを動画中の特に見たい箇所(特定シーン)に設定する。そして、ユーザは、動画ブックマークを指定することで途中の再生画像をスキップして頭出し再生を行うことが可能となる。また、動画ブックマークは、動画の撮影中または動画の再生中に、ユーザが任意に設定することも可能である。本例では、撮影した動画ファイルM1に対して、ユーザは右方向の時間軸に沿った任意の2箇所に動画ブックマークb1,b2を設定している。
次に、動画ブックマークから所定時間だけ遡って再生する例について、図4を参照して説明する。動画ファイルM1には、動画ブックマークb1が設けてあり、ユーザが動画ブックマークb1を指定して特定シーンの頭出し再生を行う。頭出し再生は、動画ブックマークb1の設定された位置から、例えば2秒遡った位置から動画再生を開始するように設定してある。時計回路54を用いて動画の再生時間を計測する動画再生カウンタc1のカウント値より、本例の動画ファイルM1の再生開始時間が0:00(秒)で、動画ブックマークb1が設置されている箇所が0:17(秒)であるとする。このとき、動画ブックマークb1を指定した頭出し再生を行うと、動画ブックマークb1から2秒遡った0:15(秒)から動画ファイルの再生を開始する。そして、動画ブックマークb1より前方に再生可能な動画時間が2秒間に満たない場合は、動画ファイルM1の先頭(0:00(秒))から再生を開始する。ここで、動画ファイルM1の再生する区間を再生区間m1としている。本例の再生区間m1は、動画ブックマークb1から再生を開始して動画ファイルM1の最後のシーンまで再生を行うように設定してある。ただし、再生区間は、所定時間だけ再生するように設定することもできる。
次に、動画ブックマークから所定時間を再生する例について、図5を参照して説明する。通常は、動画ファイルの終端までを再生するように設定してあるが、本例においては、動画ブックマークから再生を開始して、所定時間後、再生を終了するように設定してある。本例では、ユーザが動画ブックマークb1を指定して再生開始すると動画再生カウンタc1のカウント値より、0:17(秒)から0:22(秒)までの5秒間だけを再生区間m1として動画ファイルM1を再生するように設定してある。なお、動画ブックマークb1より後方の再生区間m1が5秒間に満たない場合は、動画ファイルの終端までを再生する。動画ブックマークによる再生区間m1については、例えば3秒間または5秒間のいずれかのように任意にユーザが設定可能である。
次に、複数の動画ブックマークの前後を連続再生する例について、図6を参照して説明する。本例では、図4と図5で示した動画ブックマークの再生制御処理を複数の動画ブックマークに対して連続して行うようにしてあり、このような再生制御処理を「ダイジェスト再生」と称する。図6では、動画ファイルM1に対して1つの動画ブックマークb1が設けてあり、この動画ブックマークb1の前後の再生時間を再生区間m1としてある。同様に、動画ファイルM2には、動画ブックマークb2,b3が設けてあり、動画ファイルM3には、動画ブックマークb4が設けてある。また、それぞれの動画ブックマークb2〜b4の前後の再生時間を、再生区間m2〜m4としてある。ダイジェスト再生を行うと、動画ブックマークb1〜b4の順である、再生区間m1〜m4に遷移し、動画ファイルM1〜M3の部分再生を連続して行うことができる。
次に、動画ブックマークの前後と静止画を連続再生する例について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、ダイジェスト再生に静止画の表示を組み合わせた例を示す。ここでは、従来用いられているスライドショー再生機能と同様に、静止画または動画ブックマークの設定された特定のシーンを所定時間表示した後、次の画像の表示を順に行う。本例では、静止画と動画を静止画ファイルS1、動画ファイルM1、動画ファイルM2、静止画ファイルS2、動画ファイルM3が撮影時間順に記録してある。そして、動画ファイルM1〜M3に対して動画ブックマークb1〜b4が設定してある。動画ブックマークと静止画を連続再生する場合、予め設定してある所定時間ずつ撮影時間の順番に、ダイジェスト再生と静止画再生を行う。静止画ファイルには、動画ブックマークは設定されないが、スライドショー機能による再生時には、例えば2秒間だけ静止画を再生して次の画像再生を行うといった時間設定が可能である。
図8は、動画ブックマークの前後と静止画を連続再生する処理例のフローチャートである。まず、再生する画像が動画であるかどうか判断する(ステップS1)。動画でない場合、静止画を所定時間だけ再生し(ステップS2)、次の画像(動画又は静止画ファイル)があるかどうか判断する(ステップS5)。
一方、再生する画像が動画である場合、動画ブックマークがその動画ファイルに設定してあるかどうか判断する(ステップS3)。動画ファイルに動画ブックマークが設定してある場合、その動画ブックマークから遡った所定時間前から所定の再生区間だけ動画再生を行う(ステップS4)。そして、ステップS3の処理に戻って同じ動画ファイル内に次の動画ブックマークがあるかどうかを判断し、動画ブックマークの再生処理を繰返す。そして、動画ファイル内に動画ブックマークがないと判断すると、次の画像(動画又は静止画ファイル)があるかどうか判断する(ステップS5)。次の画像がある場合、ステップS1の処理に戻って処理を繰返す。次の画像がない場合、再生処理を終了する。
このようにして、動画に設定した動画ブックマークと静止画とを連続して再生させる場合に、動画ブックマークから所定時間だけ遡って所定時間だけ再生させることが可能となった。
また、ダイジェスト再生に静止画表示を組み合わせた場合に、動画ブックマークに加えて動画ファイルの先頭から所定時間だけ再生するようにしてもよい。動画と静止画を部分的に連続再生する処理例について、図9を参照して説明する。
まず、再生する画像が動画であるかどうか判断する(ステップS11)。動画でない場合、静止画を所定時間だけ再生し(ステップS12)、次の画像(動画又は静止画ファイル)があるかどうか判断する(ステップS16)。動画である場合、先頭から所定時間だけ再生を行う(ステップS13)。そして、動画ブックマークがその動画ファイルに設定してあるかどうか判断する(ステップS14)。
動画ファイルに動画ブックマークが設定してある場合、その動画ブックマークから遡った所定時間前から所定時間だけ動画再生を行う(ステップS15)。そして、ステップS14の処理に戻って同じ動画ファイル内に次の動画ブックマークがあるかどうかを判断し、動画ブックマークの再生処理を繰返す。
そして、動画ファイル内に動画ブックマークがないと判断すると、次の画像(動画又は静止画ファイル)があるかどうか判断する(ステップS16)。次の画像がある場合、ステップS1の処理に戻って処理を繰返す。次の画像がない場合、再生処理を終了する。
このようにして、動画に設定した動画ブックマークと静止画とを連続して再生させる場合に、動画の先頭から所定時間を再生し、また動画ブックマークを設定してある動画ファイルであれば動画ブックマークから遡って所定時間前から所定時間を再生させることが可能となった。
次に、所定の再生区間内に複数の動画ブックマークがある場合の処理について、図10を参照して説明する。本例では、ある動画ブックマークの後の再生区間内に次の動画ブックマークが設定されている場合、次の動画ブックマークから再生時間を計測して所定時間だけ再生するよう処理される。
まず、動画ファイルの再生区間内に次の動画ブックマークがあるかどうか判断する(ステップST21)。再生区間内に次の動画ブックマークがない場合、処理を終了する。一方、再生区間内に次の動画ブックマークがある場合、次の動画ブックマークから所定時間の再生区間を再設定し(ステップST22)、処理を終了する。
このようにすることで、再生区間内に次の動画ブックマークがある場合においても、動画ブックマーク、静止画のダイジェスト再生を円滑に行うことが可能となった。ただし、再生する動画の先頭部、動画ブックマーク、静止画を個別に選択してダイジェスト再生させた場合の選択されていない動画ブックマークについては、この限りではない。
ここで、ダイジェスト再生中の送り・戻し操作の例について、図11を参照して説明する。本例のデジタルスチルカメラ100において、操作部6に設けられた上下左右にメニュー、画像を選択可能な十字キー6aを用いてユーザはダイジェスト再生操作を行う。十字キー6aの左方向キーは、画像・動画ブックマーク戻しキーであり、時間軸の負方向に画像・動画ブックマークの戻し再生を行う。一方、十字キー6aの右方向キーは、画像・動画ブックマーク送りキーであり、時間軸の正方向に画像・動画ブックマークの送り再生を行う。この送り・戻し操作によって、画像は所定の再生区間(白抜き矢印)だけ再生表示される。このとき、ダイジェスト再生の対象に、動画ブックマークの前後だけでなく、動画の先頭シーンから所定時間を含めて再生するようにしてある。ただし、動画の先頭シーンを含めず動画ブックマークを付与した特定シーンのみ再生するよう設定することもできる。
このように操作デバイス(操作部6の十字キー6a)を画像送り・戻し操作と兼用して、ダイジェスト再生中の送り・戻し操作中に、見たい部分・見る必要のない部分を継ぎ目なく選択表示することができる。本例では、ユーザは、十字キー6aを用いて任意の静止画を含めたダイジェスト再生を行う。
また、また、ダイジェスト再生の実行中に動画ブックマークの送り操作を行うと、現在再生中の動画ブックマークを飛ばして、次の画像又は動画ブックマークの再生を開始することができる。逆に、動画ブックマークの戻し操作を行うと、現在再生中の画像又は動画ブックマークを再び再生することができる。
次に、動画ブックマークのダイジェスト再生と静止画再生を組み合わせたスライドショーの画面表示例について図12を参照して説明する。本例では、動画ファイルM1,M2の動画ブックマークと静止画ファイルS1のダイジェスト再生を行う例としてある。図12(a)は、動画ファイルM1に対して1つの動画ブックマークb1,b2が設けてある。そして、動画ファイルM1,M2の先頭からの再生区間を再生区間m1,m4とする。また、動画ブックマークb1の前後の再生区間を再生区間m2、動画ブックマークb2の前後の再生区間を再生区間m3としてある。同様に、動画ファイルM2に動画ブックマークb3が設けてある。そして、動画ブックマークb3の前後の再生時間を、再生区間m5としてある。そして、静止画ファイルS1があり、静止画ファイルS1の再生時間を再生区間m6としてある。
図12(b)は、スライドショーメニューの表示例である。表示部8には、動画ファイルM1の先頭画像が全画面表示のシングル画面形式として表示してある。ユーザがメインメニューから「スライドショー」を選択すると、サブメニューとして、例えば「時間順再生」、「日付ごと」、「ランダム再生」が表示される。ここで、「時間順再生」とは、時間軸に沿って所定区間だけ画像を再生して次の画像表示に遷移して画像を再生する機能である。また、「日付ごと」とは、撮影した日付単位で画像が再生される機能である。また、「ランダム再生」とは、画像の再生順をランダムとする機能である。今、「時間順再生」を選択すると、再生区間m1だけ動画ファイルM1を表示した後、図12(c)に画面遷移する。
図12(c)は、スライドショーのシングル画面表示例である。このとき、動画ブックマークb1の再生区間m2がシングル画面形式で表示される。そして、所定時間が経過すると図12(d)に画面遷移する。図12(d)も、スライドショーのシングル画面表示例である。ただし、図12(d)では、動画ブックマークb1の次のブックマークb2の再生区間m3がシングル画面形式で表示される。このように、順に静止画ファイルS1の再生区間m6までスライドショー再生が行われる。そして、スライドショー再生はユーザが所望する画像で任意に停止することができ、選択した画像から通常再生を行うことができる。
こうして、動画ブックマークのダイジェスト再生と静止画再生を組み合わせて、画像を再生することが可能となった。
以上説明した本実施の形態によると、動画ファイルに動画ブックマークを設定することで、閲覧操作時に目的の画像を容易に検索することが可能となり、検索性能が向上するという効果がある。
また、設定した動画ブックマークの前後を所定時間ずつ連続再生するようにしたため、大量の画像から特に見たいと印をつけた特定シーンを中心にかいつまんで再生することができる。このため、ユーザにとって見る価値がある画像を効果的に検索することができるという効果がある。また、ユーザが再生表示を希望する瞬間に動画ブックマークを設定しておくため、動画が比較的長い場合であっても画像を手軽にまとめて再生可能となるという効果がある。
また、例えば動画の記録時等において動画ブックマークの設定操作が遅れてしまったことで、ユーザが所望する瞬間に動画ブックマークが設定されていない可能性もある。しかしながら、このような場合であっても、動画ブックマークを設定した特定シーンから所定時間だけ遡って再生するようにしたことで、ダイジェスト再生時には見たいと考えていた瞬間から再生が開始される可能性が高くなるという効果がある。また、動画ブックマークは、動画の再生時にも設定可能であるため、ユーザは確実に動画ブックマークを設定することもできる。
また、スライドショー機能を用いて特定シーンの閲覧操作を行う場合に、ユーザは再生区間を任意の値に設定できるため、ダイジェスト再生がユーザの好みに合わせて容易に行えるようになるという効果がある。また、ダイジェスト再生と静止画再生を組み合わせてスライドショー機能で再生することが可能であるため、記録した画像を見逃すことがないという効果がある。また、外部インタフェース9に接続した外部のモニタに再生画像を転送してスライドショー再生することも可能である。
なお、上述した実施の形態の図4と図5で説明した再生制御処理(動画ブックマークから所定時間を再生する、動画ブックマークの前後を連続再生する)はそれぞれ単独で行ってもよいし、組み合わせて行ってもよい。また、再生区間の長さを、例えば2秒・5秒のような固定時間ではなく、動画ファイルの長さに応じて一定の規則で決定することも可能である。例えば、1分以下の動画ファイルであれば再生時間を2秒、5秒の組み合わせから選択可能とし、1分を超える動画ファイルであれば、動画の記録時間の30分の1、12分の1の組合せから選択するようにしてもよい。また、撮影日時や表示順で前後の画像と関連性を持たせ、再生時間を調整するようにしてもよい。あるいは、動画の記録時間に関係なく、ランダムな再生時間を組み合わせるようにしてもよい。
また、予め動画ブックマークの総再生時間を決めることもできる。このとき、動画ブックマークの数によって総再生時間を決定するように設定する。例えば、総再生時間を10分間とした場合、総動画ブックマーク数が10個であれば、動画ブックマークごとの再生時間を1分(60秒)ずつとする。また、総ブックマーク数が100個であれば、動画ブックマークごとの再生時間を6秒とするように設定してもよい。通常は、動画ブックマークの再生時間を例えば、3秒間と決めておいて、オプション設定によって総再生時間に対する動画ブックマーク数ごとの再生時間を変化させるように切り替えればよい。あるいは、動画全体に付与されている動画ブックマークがどれだけ離散的に打たれているか、または全体の動画ブックマークの数に応じて再生時間を可変としてもよい。このとき、動画ブックマークが頻繁に設定されていれば再生区間を短くし、比較的動画ブックマークの設定が少ない場合は、再生区間を長くするようにしてもよい。
また、動画の記録時間が長い場合は、動画ブックマークの再生時間を長くするように可変設定してもよい。例えば、動画ファイルの記録時間が1分以下である場合、動画ブックマークの再生時間を2秒とし、動画ファイルの記録時間が1分を超過する場合、動画ブックマークの再生時間を5秒とするように再生時間を可変としてもよい。
また、上述した実施の形態では、動画と静止画とを時間軸で重複しないように撮影したが、動画の撮影中に静止画を撮影する可能性もある。これは、外部装置で撮影した静止画を取り込んだ場合には、動画の再生区間中に静止画が混ざることがある。このような場合は、動画ブックマークから計測される再生区間中であっても、静止画の表示に切り替えて所定時間経過後、再び動画ブックマークの動画再生を行うようにすればよい。
また、上述した実施の形態では、スライドショー機能を用いて動画ブックマークと静止画を再生する場合に、再生可能な次の画像がなくなると再生処理を終了するようにしたが、ループ再生することで、再生画像を時間軸の先頭画像から繰返すようにしてもよい。また、上述した実施の形態では、時間軸に沿って撮影順に再生するようにしたが、撮影の逆順に動画ブックマークと静止画を再生するようにしてもよい。また、シナリオ再生として動画ブックマーク、静止画を選択的に頭出し再生させるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、ダイジェスト再生中の送り・戻し操作を十字キー6aを用いて行うようにしたが、メニュー、画像等を選択可能なボタン、タッチパネル、ポインティングデバイス等の入力部を備えて、画像閲覧を行うようにしてもよい。こうすることで効率的にダイジェスト再生中の送り・戻し操作を行うことができる。
また、上述した実施の形態では、静止画と動画を再生するようにしたが、静止画と動画を選択して再生するようにしてもよい。こうすると、静止画が大量にある場合でも、動画だけを選択的に再生することができる。あるいは、静止画だけを順に表示させることもできる。
また、動画ブックマークの再生制御には、様々な処理が考えられる。それぞれの動画ブックマークの再生順序については、動画ブックマーク位置の撮影時刻の順番のほか、画像に付加されたその他のメタデータに従ってもよい。また、各動画ブックマークの再生区間をつなげる際には、クロスフェードなどのトランジション効果や、動画ブックマーク間の画像や音声を早送り再生するようにして、動画ブックマーク間の画像の切れ目をなくすこともできる。
また、上述した実施の形態では、シングル画面表示からスライドショーメニューを選択して、ダイジェスト再生を行うようにしたが、動画ブックマークを付与した特定シーンごとに開始画像をサムネイル表示して、選択したサムネイル画像からスライドショー再生を開始するようにしてもよい。さらに、サムネイル画像の記録時間も画像と共に表示するようにしてもよい。こうすることで、比較的長時間の動画であっても動画ブックマークが設定された箇所を確実に把握することができ、ユーザが所望するシーンを再生しやすくなるという効果がある。また、動画ブックマークは任意に設定、削除可能であるため、動画編集においても編集作業を容易に行えるようになるという効果がある。
また、上述した実施の形態では、動画ブックマークの設定を動画の撮影中または動画の再生中に行うようにしたが、時間を指定して動画ブックマークを設定するようにしてもよい。また、例えば30秒毎、1分毎のように一定の時間間隔で動画ブックマークを設定するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、動画、静止画を撮影可能なDCF規格のデジタルスチルカメラ100に適用した例としたが、その他の規格の動画を撮影可能なデジタルスチルカメラに適用しても同様の効果を得ることができる。また、取り外し可能な記録媒体10を認識できるようなディスプレイを備えた画像表示装置や、DVDレコーダ等の電子機器に適用しても同様の効果を得ることができる。また、装置自体にハードディスクドライブ、光ディスク、磁気ディスク等の大容量の記録媒体を内蔵して、動画、静止画を記録し、動画ブックマークの設定を行うようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、デジタルカメラ100にネットワーク接続可能な外部インタフェース9よりソフトウェアプログラム等を取り込んで、随時バージョンアップ可能とすることで、ダイジェスト再生の種類の追加等を行うこともできる。あるいは、記録媒体10に同様のバージョンアッププログラムを格納し、記録媒体10の装着時にバージョンアップを行うようにしてもよい。
本発明の一実施の形態におけるデジタルスチルカメラの内部構成例を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるフォルダ構造とエントリの例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態における動画ファイルと動画ブックマークの例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態における動画ブックマークから所定時間だけ遡って再生する例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態における動画ブックマークの所定時間を再生する例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態における動画ブックマークの前後から連続再生する例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態における動画ブックマークの前後と静止画を連続再生する例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態における動画ブックマークの前後と静止画を連続再生する処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態における動画と静止画を部分的に連続再生する処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態における再生区間内に複数のブックマークがある場合の処理例を示したフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるダイジェスト再生中の送り・戻し操作の例を示した説明図である。 本発明の一実施の形態におけるダイジェスト再生を組み合わせたスライドショーの画面表示例を示した説明図である。
符号の説明
1…カメラ部、2…DSP、3…SDRAM、4…媒体インタフェース、5…制御部、6…操作部、7…LCDコントローラ、8…LCD、9…外部インタフェース、10…記録媒体、11…光学ブロック、12…CCD、13…前処理回路、14…光学ドライバ、15…CCDドライバ、16…タイミング生成回路、51…CPU、52…RAM、53…フラッシュROM、54…時計回路、55…システムバス、b1〜b4…動画ブックマーク、c1…動画再生カウンタ、M1〜M7…動画ファイル、m1〜m4…動画再生区間、S1,S2…静止画ファイル、s1…静止画再生区間、100…デジタルスチルカメラ、200…インデックスシステム

Claims (15)

  1. 光学系を介して結像した像光を動画として撮像する撮像部と、
    日時を計測する時計部と、
    前記時計部から取得した撮像日時を前記撮像した動画に付与して記録する記録部と、
    前記撮像部で撮像された動画又は前記記録部で記録された動画を表示する表示部と、
    前記動画の特定のシーンから再生を開始する動画ブックマークを前記動画に設定する指示を行う操作部と、
    前記操作部からの指示に基づいて動画ブックマークを設定し、前記動画と前記動画ブックマークを所定の管理形態で管理し、前記動画の前記動画ブックマークが設定された特定のシーンを所定の再生区間だけ再生して前記表示部で表示させる制御部とを備えることを特徴とする
    撮像表示装置。
  2. 請求項1記載の撮像表示装置において、
    前記制御部は、前記所定の管理形態として前記記録した動画への経路情報と前記動画ブックマークで設定した特定のシーンの開始時間を保持するプロパティデータと、前記静止画又は動画の縮小画像として作成したサムネイル画像と、前記動画の基本情報を保持するメタデータとを相互に関連付けて前記記録部に記録して前記動画と前記動画ブックマークを管理することを特徴とする
    撮像表示装置。
  3. 請求項1記載の撮像表示装置において、
    前記所定の再生区間は、前記動画ブックマークを設定してある特定のシーンから再生を開始して前記動画の最後のシーンまで再生表示することを特徴とする
    撮像表示装置。
  4. 請求項1記載の撮像表示装置において、
    前記所定の再生区間は、前記動画ブックマークを設定してある特定のシーンから再生を開始して第1の所定時間だけ前記動画を再生表示することを特徴とする
    撮像表示装置。
  5. 請求項1記載の撮像表示装置において、
    前記所定の再生区間は、前記動画ブックマークを設定してある特定のシーンから第1の所定時間だけ遡って前記動画の再生を開始し、第2の所定時間で前記動画の再生を終了することを特徴とする
    撮像表示装置。
  6. 請求項1記載の撮像表示装置において、
    前記表示部は、前記動画の撮像時間の長さに応じて前記所定の再生区間を可変とすることを特徴とする
    撮像表示装置。
  7. 請求項1記載の撮像表示装置において、
    前記所定の再生区間は可変であり、任意に設定可能とすることを特徴とする
    撮像表示装置。
  8. 請求項1記載の撮像表示装置において、
    前記表示部は、前記動画の特定のシーンを前記撮像日時の時間軸に沿って、所定の再生時間だけ再生する前記動画ブックマークを移動して前記動画を再生するスライドショー再生を行うことを特徴とする
    撮像表示装置。
  9. 請求項8記載の撮像表示装置において、
    前記スライドショー再生は、前記動画とは別に前記記録部に記録された静止画を含めて再生を行い、前記静止画を第1の所定時間だけ再生することを特徴とする
    撮像表示装置。
  10. 請求項8記載の撮像表示装置において、
    前記スライドショー再生は、前記動画の先頭シーンを含めて再生を行い、前記動画の先頭シーンを第1の所定時間だけ再生することを特徴とする
    撮像表示装置。
  11. 請求項8記載の撮像表示装置において、
    前記スライドショー再生は、前記動画とは別に前記記録部に記録された前記静止画と前記動画の先頭シーンを含めて再生を行い、前記静止画と前記動画の先頭シーンを第1の所定時間だけ再生することを特徴とする
    撮像表示装置。
  12. 請求項8記載の撮像表示装置において、
    前記スライドショー再生は、第1の動画ブックマークの開始から前記所定の再生区間内に第2の動画ブックマークが設定されている場合、前記第2の動画ブックマークの開始から前記所定の再生区間だけ引き続き再生することを特徴とする
    撮像表示装置。
  13. 請求項8記載の撮像表示装置において、
    前記操作部は、送り操作又は戻し操作を行う機能を有し、前記スライドショー再生で前記送り操作を行うと、撮像日時の順に前記動画ブックマークの再生表示を切り替え、前記スライドショー再生で前記戻し操作を行うと、撮像日時の逆順に前記動画ブックマークの再生表示を切り替えることを特徴とする
    撮像表示装置。
  14. 撮像した動画に撮像日時を付与して記録し、
    前記動画の特定のシーンから再生を開始する動画ブックマークを前記動画に設定し、
    前記動画と前記動画ブックマークを所定の管理形態で管理し、
    前記動画の前記動画ブックマークが設定された特定のシーンを所定の再生区間だけ再生し表示することを特徴とする
    撮像表示方法。
  15. 撮像装置に実装されるプログラムにおいて、
    撮像した動画に撮像日時を付与して記録し、
    前記動画の特定のシーンから再生を開始する動画ブックマークを前記動画に設定し、
    前記動画と前記動画ブックマークを所定の管理形態で管理し、
    前記動画の前記動画ブックマークが設定された特定のシーンを所定の再生区間だけ再生し表示する処理を実行することを特徴とする
    プログラム。
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