JP2004242104A - 記録装置 - Google Patents

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JP2004242104A JP2003029971A JP2003029971A JP2004242104A JP 2004242104 A JP2004242104 A JP 2004242104A JP 2003029971 A JP2003029971 A JP 2003029971A JP 2003029971 A JP2003029971 A JP 2003029971A JP 2004242104 A JP2004242104 A JP 2004242104A
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和弘 高橋
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Abstract

【課題】ユーザが記録媒体の交換可能期間を容易に把握することができ、複数の記録媒体への連続記録の際におけるユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】記録媒体101への取得情報の記録動作中にその残記録容量を計測し、計測された記録媒体101の残記録容量が所定値以下である場合、記録媒体101から他の記録媒体への交換可能期間を表示器214上で表示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば1スロットのリムーバブルメディアを装着可能な記録装置に関し、特に、動画連続記録の際におけるメディア交換の利便性を向上させる記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、1つのテープ媒体を用いたビデオカメラなどの記録再生装置において、1シーンを連続記録している時、テープ残量が少なくなってきた場合、テープ残量警告表示やテープの残量時間表示を表示して、操作者に残量が少なくなっていることを通知していた。この通知により、操作者は、記録動作を終了し、新しいテープに交換し、テープ装着後、記録を開始することをしていた。
【0003】
近年、記録媒体にハードディスク、磁気ディスク、固体メモリ等を用いたビデオカメラが製品化されはじめた。前記記録媒体を使用したビデオカメラ等では、各シーンが、ファイルとして記録媒体に保存できるため、再生時、各シーンのアクセスが比較的、容易かつ高速である点に特徴がある。特に、固体メモリはテープ媒体に比較して、小型化が可能なため、装置全体の小型化ができるため、今後の記録媒体として大きな期待がもたれている。この種の技術として、特開平10−126662号公報に開示された技術がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−126662号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般にビデオカメラのテープ媒体は、テープの装填に数十秒の時間を要してしまうため、連続撮影を行いたいシーンにおいても、数十秒の空白期間ができてしまう。テープ媒体の代わりにメモリカードのような固体メモリを使用する場合、テープ装填ほどの時間は要しないが、やはり、空白期間が発生する。この空白期間を解消するために、媒体交換中、バッファメモリのような一時記憶手段に記録を切り替え、新たな媒体に再記録することが提案されている。
【0006】
しかし、上記のようにバッファメモリに記録先を切り替え、その後、交換後の記録媒体に再記録を行うことだけでは、ユーザは記録媒体の交換のために許された期間を把握することができない。さらに、固体メモリの記憶容量は、現状ではテープ媒体と比較すれば非常に少なく、媒体交換の頻度が高くなる。よって、連続記録時に記録媒体を交換する際には、記録媒体の交換可否を容易に把握できる等、更なる利便性の向上が求められている。
【0007】
従って、本発明の目的は、ユーザが記録媒体の交換可能期間を容易に把握することができ、複数の記録媒体への連続記録の際におけるユーザの利便性を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するために、本発明の記録装置は、装着される記録媒体に対して取得情報の記録動作を行う記録制御手段と、前記記録制御手段による前記記録媒体への取得情報の記録動作中に、前記記録媒体の残記録容量を計測する記録容量計測手段と、前記記録容量計測手段により計測された前記記録媒体の残記録容量が所定値以下であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記残記録容量が前記所定値以下であると判断された場合、前記記録媒体から他の記録媒体への交換可能期間を表示手段上で表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である記録再生装置の構成を示したブロック図である。同図において、200は撮像装置のブロック全体、201は映像を取り込むレンズ、202は映像を電気信号に変換する固体センサ、203は映像信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ、204はレンズ201を駆動するモータ、209は音声を取り込むマイク、210は音声を増幅するマイクアンプ、211は音声をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ、212は撮像装置200を操作する操作キー、213は映像を表示形式にする表示ドライバ、214は映像を表示するためのLCD、EVF等の表示器、215は音声を出力するためのスピーカドライバ、216はスピーカ、217は諸情報を入出力する入出力端子、223は記録再生制御回路、224は各種のセンサ、101は記憶媒体、225は記録媒体101を収納するソケット、230はシステムを制御するCPU、222は前記CPUとシステムのためのメモリ、221は撮像装置のための電源装置である。
【0010】
まず、図1のブロック図を用いて、本実施形態の記録再生装置による基本的な記録動作を説明する。
画像記録動作は、レンズ201を通って入射した被写体からの光は、固体センサ202で電気信号に変換される。そして、A/D変換203によってサンプリングされてデジタルデータに変換される。前記デジタルデータは、デジタル映像信号としてCPU230に入力される。レンズ201は、オートフォーカス機能とズーム機能のため、CPU230の制御命令でモータ204の駆動により移動する。また、固体センサ202からデータを引き出すためのタイミング信号は、CPU230により生成される。
【0011】
音声については、マイク209より得られた音声信号がマイクアンプ210で増幅され、A/D変換器211によりサンプリングされてデジタルデータに変換され、CPU230に入力される。デジタル映像信号に対しては、CPU230において、色分離、白バランス、ガンマ補正、アパーチャ補正などの基本処理と、撮像装置200の操作キー212で設定された、画像サイズ、画質調整、位置調整などの付加処理が行われる。さらに、デジタル映像信号に対しては、設定された圧縮方法と圧縮パラメータによってMPEG、MJPEG、JPEG、JPEG2000等の画像圧縮処理が行われ、画像圧縮データを得る。
【0012】
音声データは、CPU230において、撮像装置200の操作キー212で設定された、音質調整などの付加処理が行われ、設定された圧縮方法と圧縮パラメータによって音声圧縮データを得る。画像圧縮データと音声圧縮データは、制御データと共に記録データとして記録再生制御回路223へと送られる。なお、前記制御データとは、撮像装置自体の情報、画像、音声などの記録設定情報、撮影履歴や撮影環境情報などの撮影付加情報、使用記録媒体などの媒体情報などを意味する。
【0013】
記録再生制御回路223は、記録時には前記記録データを、UDF、FAT、EXT2等のファイルシステム管理のもとに、ファイルとして記録媒体101に書き込みを行う。ファイルシステムとは、ファイルの管理を行うための管理情報とファイルデータからなる構造体系を意味する。このファイルシステムを共通化することによって、異なった記憶媒体あるいは記録再生機器でも記録再生できるわけである。前記記録データは、必要に応じて外部入出力端子217に送られる。さらに、確認用として、表示ドライバ213を通して、表示器214に表示される。
【0014】
撮像装置200の電源は、電源221より供給され各回路ブロックに供給される。記録媒体101としては、MMC、SSFDC、コンパクトフラッシュ(R)、SD、PCカードなどのメモリカード、あるいはハードディスク、CD−RW、FD、MD、DVD−RAMなどの磁気(あるいは光磁気)記録メディアなどが考えられる。これらの記録媒体は、ソケット225に接続されており、操作者によって着脱が可能となっている。ソケットの形状を複数種類の記録媒体に対応することで、複数の種類の記録媒体を使用することが可能である。
【0015】
記録媒体には、記録情報データ領域と管理データ領域があり、記録データ領域には、画像、音声、テキストなどのコンテンツ自体のデータが格納される。管理データ領域には、ファイルシステム、記録媒体のID、各ファイル(記録シーン)の属性、ファイルデータの実際の書かれている位置(セクタあるいはトラック)等が記録される。また、管理データ領域内には、各ファイルのインデックス画像、各ファイルのグループ管理ファイル、撮影(記録)付加情報、プレイリスト(再生リスト)、後述する記録媒体の更新履歴情報などが記録される。
【0016】
前記グループ管理ファイルについて説明する。記録媒体に記録される各ファイルを任意のグループに登録して管理するためのファイルがグループ管理ファイルである。グループは一階層あるいは複数の階層が存在していてもよい。ファイル形式は、バイナリまたはスクリプトファイルのどちらでもよく、グループ管理ファイル自体が複数存在することも考えられる。グループ管理ファイルへの登録は、記録時に任意のグループで自動登録することや、記録後にグループ管理ファイルへの登録機能をもつこと、さらに、外部機器、ネットワーク経由でグループ管理ファイル編集操作をすることも可能である。
【0017】
また、プレイリスト(再生リスト)について説明する。記録媒体に記録される各ファイルを、その再生方法とともに記述して管理するファイルがプレイリストである。ファイル形式は、バイナリまたはスクリプトファイルのどちらでもよく、プレイリスト自体が複数存在することも考えられる。プレイリストへの登録対象となる新規情報の作成処理、その登録処理及びプレイリストの編集処理は、ファイルの記録媒体への記録時に自動的に実行することや、ファイルの記録媒体への記録後に上記新規情報の作成処理、登録処理及び編集処理を実行することや、外部機器を操作することによりネットワーク経由で上記新規情報の作成処理、登録処理及び編集処理を実行すること等が考えられる。また、再生方法として、各ファイルの再生順序、再生時間、再生エフェクト、再生ファイル間のエフェクト、任意の位置、区間でのリンク機能等がプレイリストへの記述が可能である。
【0018】
撮像装置200は、操作キー212内の撮影開始及び終了スイッチを操作することにより、映像データ及び音声データを取得すると、撮像装置200の規約に準じた、ファイル名の付いたファイルとして、記録媒体101に保存される。この連続記録された保存ファイルが1つのシーンとして順次記録されていくわけである。前記ファイルには、MPEG等の動画圧縮ファイルの他に,音声圧縮ファイル、付加情報データ、動画データのインデックス画像となる静止画圧縮データなども保存される。
【0019】
次に、図1のブロック図において、単一ファイルを対象とした基本的な撮像装置200の再生動作を説明する。記録媒体101に記録されているファイル群の中で、操作者が選択したファイルを再生する場合、記録再生制御回路223の制御のもとに、ソケット225に挿入されている記録媒体101から指定ファイルが読み込まれる。
【0020】
読み込まれたデータは、CPU230に送られ、読み込まれたデータの解析、分離がなされ、画像データ部、音声データ部、情報データ部等に分解される。画像データ部は、圧縮データならば伸張処理が行われ、表示ドライバ213を通して表示器214で表示される。音声データ部は、圧縮データならば伸張処理が行われ、スピーカドライバ215を通してスピーカ216に送られる。情報データ内容によっては、画像データ、音声データのエフェクト、レタッチなどの加工処理がなされる。また、必要に応じて、表示器214に表示される。また、前記画像、音声、情報データは、外部入力端子217にも送られる。
【0021】
次に、本実施形態の特徴である、連続動画記録中における記録媒体の着脱動作について図2を用いて説明する。
図2は、時間軸tにおいて、連続記録動作を行っている最中、記録媒体を交換する様子を表している。まず、記録媒体Aに対して動画像データを記録している最中、記録媒体Aの残量が所定以下になったことを検出した時点(T1)から、記録媒体Aに対する動画像データの書き込みと平行して、メモリ222などの内部メモリに対しても動画像データの書き込みを行う。これと同時に、表示器224に記録媒体の交換有効期間を表示し、書き込みデータ量と、内部メモリ222の容量、記録媒体Aの残量等を計測して、交換有効期間のカウントダウンを行う。従って、記録媒体の交換タイミングが的確に把握できる。
【0022】
操作者がT2時点で記録媒体Aを外してからは内部メモリ222に記録を行い続け、交換有効期間を、書き込みデータ量と、内部メモリの容量等を計測して、交換有効期間のカウントダウンを継続する。T3時点で記録媒体Bが装着された時、交換有効期間のカウントダウンを終了する。
【0023】
また、記録媒体Bに対し、T3以降の動画像データの書き込みを行うとともに、T2からT3の記録媒体未装着期間の間に得られた動画像データをメモリ222から読み出して記録する。さらに、記録媒体Aに記録されているT1からT2の動画像データを、記録媒体Bにもオーバーラップして記録する。また、記録媒体Aに記録されたサムネイル画像S1,S2,S3,S4を読み出して記録媒体Bに記録する。さらに、これらの継続履歴を管理する管理情報を記録媒体Bに記録する。
【0024】
図3は、図2におけるT1からT3までの表示器224上での画面表示例を示した図である。
図3中、302は記録しているファイル名、303は当該ファイルの現時点までの記録時間、301は既に説明した交換有効期間のカウントダウンを表しており、最大5分の有効期間中、現在3分が経過していることを示している。これにより、操作者は記録媒体を交換できることが一目で把握できる。304は、ファイルが連続記録されている記録媒体の交換履歴を示している。IDは使用された記録媒体の固有番号を示し、minは記録時間を示す。本例では、“file0023”という記録ファイルを、記録媒体“ID:12345”に35分記録、次に記録媒体“ID:23257”に100分記録して、次の記録媒体を要求している状態を表示している。
【0025】
図4は、記録媒体“ID:12345”及び記録媒体“ID:23257”に対するファイルの記録状況を経時的に示した図である。図4に示すように、記録媒体“ID:12345”に先ず当該ファイルが35分記録され、その記録動作の途中で記録媒体“ID:23257”に当該ファイルが100分記録される。記録媒体“ID:12345”の当該ファイルの最終記録部分が、記録媒体ID:23257に“T”時間オーバーラップしていることが分かる。
【0026】
図8は、記録媒体交換時に交換後の記録媒体に付加される管理情報の例を示した図であり、データ内容(Content)、データ(Data)及び使用データ長(byte)が記載されている。“version”は、管理情報ファイルのバージョンであり、ここではデータ内容として“0x0002”、使用データ長として“4バイト”が示されている。“filename”は、連続記録されているファイル名であり、ここではデータ内容として“FILE001.MOV”、使用データ長として“32バイト”が示されている。“Media−number”は、連続記録されている記録媒体の数であり、ここではデータ内容として“2”、使用データ長として“2バイト”が示されている。
【0027】
また、1つ目の記録媒体“Media−1”、2つ目の記録媒体“Media−2”に関する情報もこの管理情報に登録されている。“Media−1”は、上記のように1つ目の記録媒体を示す。“ID”は記録媒体“Media−1”固有のID情報であり、ここではデータ内容として“1234”、使用データ長として“4バイト”が示されている。
【0028】
“rec−time”は、記録媒体“Media−1”での記録時間を示し、ここではデータ内容として“35分”、使用データ長として“4バイト”が示されている。“start−time”は、記録媒体“Media−1”での記録開始時間位置を示し、ここではデータ内容として“85分”、使用データ長として“4バイト”が示されている。“stop−time”は、記録媒体“Media−1”での記録終了時間位置を示し、ここではデータ内容として“120分”、使用データ長として“4バイト”が示されている。“overlap”は、次の記録媒体“Media−2”とオーバーラップして記録された時間を示し、ここではデータ内容として“5分”、使用データ長として“2バイト”が示されている。
【0029】
“comment”は、記録ファイルのコメント情報であり、ここではデータ内容として“ski”、使用データ長として“36バイト”が示されている。“thumbnai−number”は、記録データのインデックス枚数であり、データ内容として“3”、使用データ長として“2バイト”が示されている。“thumbnail−1”は1つ目のインデックスのことであり、“pointer”は、インデックスが記録されている記録媒体“Media−1”のアドレス値であり、ここではデータ内容として“0x0100”、使用データ長として“4バイト”が示されている。
【0030】
“data”は、インデックスデータ本体であり、ここでは使用データ長として“0x100バイト”が示されている。“time”は、インデックスデータの時間であり、ここではデータ内容として“0x020101010101”、使用データ長として“12バイト”が示されている。“thumbnail−2”、“thumbnail−3”についても同様の内容が管理情報に記録されている。
【0031】
また、2つ目の記録媒体“Media−2”についても、記録媒体“Media−1”と同様の内容が管理情報に記録されている。これらの情報を有する管理情報が、次の記録媒体、即ち3つ目の記録媒体に管理情報として付加される。従って、交換された記録媒体間のデータ管理を的確に行うことができる。
【0032】
次に、以上のように記録された記録媒体の再生方法について説明する。
図5は、記録媒体ID:33347の記録情報を再生する際における初期表示画面を示した図である。この記録媒体では、ファイル名が“FILE0001.mov”、・・・、“FILE0008.mov”、・・・が記録されていることを示す。その中で“FILE0001.mov”は、連続記録が行われている中、記録媒体の交換が行われたこと表す“メディア交換有り”が表示されている。このファイルを選択して、再生実行を行った表示画面例を図6、図7を用いて説明する。
【0033】
図6の402は再生ファイル名を示し、403はファイル“FILE0001.mov”、の総記録時間、404は交換前の記録媒体IDを示し、405は交換後(現在装着されている)記録媒体IDを示す。401は再生位置を表すスライドバーであり、A点はオーバーラップ記録の終了位置、B点は交換装着された位置を示す。オーバーラップ記録A点までの再生では、画面左部分において、交換前の記録媒体にも記録されているサムネイル画像S1、S2、S3、S4とオーバーラップ記録された動画(オーバーラップ動画)が表示される。右部分においては、A点あるいはB点での静止画、またはオーバーラップ動画が表示される。このあと再生が継続され、A点あるいはB点を経過した場合、図7に示すように、交換前の記録媒体に記録された情報を消して画面表示がなされる。これにより、連続記録中に記録媒体が交換され、異なる記録媒体間で重複して記録されている記録データと、自記録媒体での記録データの区別を容易に把握することができる。
【0034】
次に、図9を参照しながら本実施形態の記録再生装置の動作の流れについて説明する。
先ず、S101にて、映像データ及び音声データの記録動作を開始する。次に、S102にて、各種初期設定が行われ実記録動作が開始される。S103にて記録動作の停止命令があるか判別する。停止要求があれば、S120にて、記録終了処理を行い、S150にて記録動作を終了する。S103にて停止要求がなければS104で記録媒体の残量計測を行い、S105にて、所定値1と比較する。所定値1以上の残量があれば、S103へ戻り繰り返し処理をする。所定値1以下になった場合、S106にて、記録媒体に対する動画像データの書き込みを続けながら、内部メモリに対する動画像データの書き込みを開始し、表示器等に記録媒体の交換可能期間のカウントダウン表示を開始する。
【0035】
S107にて、記録データと内部メモリ等の容量から、交換可能期間を計測してカウントダウンを行う。S109にて、記録媒体の残量がゼロあるいは所定値2以下になった場合、S120で強制的に記録終了処理へと遷移する。一方で、残量がゼロでない、あるいは所定値2以上であれば、S110にて記録媒体が装着されているか判定する。装着されていなければ(記録媒体の交換のため記録媒体が外された場合)、S107にてカウントダウンを継続する。
【0036】
S111にて、記録媒体が装着され、かつ新規記録媒体であれば、S112にて交換前の記録媒体に記録されたデータのインデックス情報、交換前の記録媒体とオーバーラップした記録データ、記録媒体交換期間の記録データ、これらの追記データの管理情報を新規記録媒体に付加記録する。そして、S103に戻り、繰り返し処理をおこなう。
【0037】
以上の動作を行うことによって、交換有効期間のカウントダウンは、的確かつ安全な記録媒体の交換が保証される。また、交換前の記録媒体に記録されている記録データの一部を、交換後の記録媒体にオーバーラップして記録するとともに、交換前の記録媒体に記録されたサムネイル画像を記録する。そして、これらの継続履歴を管理する管理情報を交換後の記録媒体に記録することで、記録媒体間での記録データの連続性が容易に把握できる。さらに、前記オーバーラップして記録された部分と、そうでない部分の表示を変えることで、記録媒体に記録されたデータの実体部分を容易に把握できる効果がある。特に、民生用ビデオカメラ等では、従来になかった高付加価値のある機能を提供できる効果がある。
【0038】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0039】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0040】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0041】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0042】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0043】
ここで、本発明の実施態様を以下に列挙する。
[実施態様1]装着される記録媒体に対して取得情報の記録動作を行う記録制御手段と、
前記記録制御手段による前記記録媒体への取得情報の記録動作中に、前記記録媒体の残記録容量を計測する記録容量計測手段と、
前記記録容量計測手段により計測された前記記録媒体の残記録容量が所定値以下であるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記残記録容量が前記所定値以下であると判断された場合、前記記録媒体から他の記録媒体への交換可能期間を表示手段上で表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする記録装置。
【0044】
[実施態様2]前記記録制御手段は、前記記録媒体から前記他の記録媒体に交換された場合、前記記録媒体から前記他の記録媒体への交換期間中における取得情報と、以降の取得情報とを少なくとも前記他の記録媒体に記録することを特徴とする実施態様1に記載の記録装置。
【0045】
[実施態様3]前記記録制御手段は、前記記録媒体の記録情報の一部を更に前記他の記録媒体に記録することを特徴とする実施態様2に記載の記録装置。
【0046】
[実施態様4]前記記録制御手段は、前記記録媒体の記録情報の一部として、前記記録媒体の記録情報の最終部分を前記他の記録媒体に記録することを特徴とする実施態様3に記載の記録装置。
【0047】
[実施態様5]前記記録制御手段は、前記記録媒体の記録情報の一部として、前記記録媒体の記録情報内における一又は複数の代表情報を前記他の記録媒体に記録することを特徴とする実施態様3又は4に記載の記録装置。
【0048】
[実施態様6]前記記録制御手段は、前記記録媒体を含む連続記録動作に関わった一又は複数の記録媒体の記録情報に係る管理情報を、前記他の記録媒体に記録することを特徴とする実施態様1〜5の何れか1項に記載の記録装置。
【0049】
[実施態様7]装着される記録媒体の記録情報を再生する再生制御手段を更に有し、
前記再生制御手段は、再生対象の記録媒体と異なる記録媒体の記録情報と重複している記録情報と、重複していない記録情報とが前記再生対象の記録媒体に記録されている場合、前記重複している記録情報と前記重複していない記録情報とを異なる表示方法で再生することを特徴とする実施態様1〜6の何れか1項に記載の記録装置。
【0050】
[実施態様8]音声データを入力する音声入力手段と、
画像データを入力する画像入力手段とを更に有し、
前記記録制御手段は、前記音声データ及び前記画像データのうちの少なくとも何れか1つを記録媒体に記録することを特徴とする実施態様1〜7の何れか1項に記載の記録装置。
【0051】
[実施態様9]装着される記録媒体に対して取得情報の記録動作を行う記録装置の制御方法であって、
前記記録媒体への取得情報の記録動作中に、前記記録媒体の残記録容量を計測手段にて計測し、
前記計測手段により計測された前記記録媒体の残記録容量が所定値以下であるか否かを判断手段にて判断し、
前記判断手段により前記残記録容量が前記所定値以下であると判断された場合、前記記録媒体から他の記録媒体への交換可能期間を表示手段上で表示させることを特徴とする記録装置の制御方法。
【0052】
[実施態様10]実施態様9に記載の記録装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0053】
[実施態様11]実施態様10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、記録媒体の交換可能期間を表示させ、ユーザが記録媒体の交換の可否を容易に把握することが可能となるので、複数の記録媒体への連続記録の際におけるユーザの利便性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である記録再生装置の構成を示したブロック図である。
【図2】連続動画記録中における記録媒体の着脱動作を説明するための図である。
【図3】図2におけるT1からT3までの表示器上での画面表示例を示した図である。
【図4】交換前の記録媒体及び交換後の記録媒体に対するファイルの記録状況を経時的に示した図である。
【図5】或る記録媒体記(録媒体ID:33347)の記録情報を再生する際における初期表示画面を示した図である。
【図6】交換後の記録媒体のファイル再生時における表示画面例を示した図である。
【図7】交換後の記録媒体のファイル再生時における表示画面例を示した図である。
【図8】記録媒体交換時に交換後の記録媒体に付加される管理情報の例を示した図である。
【図9】本発明の一実施形態における記録再生装置の動作の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
200 撮像装置全体
201 レンズ
202 固体センサ
203 A/Dコンバータ
204 モータ
209 マイク
210 マイクアンプ
211 A/Dコンバータ
212 操作キー
213 表示ドライバ
214 表示器
215 スピーカドライバ
216 スピーカ
217 外部入出力端子
221 電源
222 メモリ
223 記録再生制御回路
224 センサ
225 ソケット
230 CPU
101 記憶媒体1

Claims (1)

  1. 装着される記録媒体に対して取得情報の記録動作を行う記録制御手段と、
    前記記録制御手段による前記記録媒体への取得情報の記録動作中に、前記記録媒体の残記録容量を計測する記録容量計測手段と、
    前記記録容量計測手段により計測された前記記録媒体の残記録容量が所定値以下であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記残記録容量が前記所定値以下であると判断された場合、前記記録媒体から他の記録媒体への交換可能期間を表示手段上で表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする記録装置。
JP2003029971A 2003-02-06 2003-02-06 記録装置 Pending JP2004242104A (ja)

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