JP2002176578A - オーディオ再生機能付きカメラ - Google Patents

オーディオ再生機能付きカメラ

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JP2002176578A
JP2002176578A JP2001157583A JP2001157583A JP2002176578A JP 2002176578 A JP2002176578 A JP 2002176578A JP 2001157583 A JP2001157583 A JP 2001157583A JP 2001157583 A JP2001157583 A JP 2001157583A JP 2002176578 A JP2002176578 A JP 2002176578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パソコン(PC)接続することなく、カメラ本
体のみで音楽ファイルを削除可能なオーディオ再生機能
付きカメラを提供する。 【解決手段】オーディオモードとカメラモードの選択が
可能なカメラにおいて、メニューキーを押すと、カメラ
本体の液晶モニタにメニュー画面が表示される。画面下
の「消去」のアイコン94を選択すると「フォーマッ
ト」、「全曲♪」、「全コマ」、「1コマ」などのサブ
メニューを提示するメニューバルーン96が表示され
る。「全曲♪」を選択して実行キーを押すと、記録メデ
ィア内に保存されている全ての音楽ファイルが一括削除
され、当該削除の処理で生じた空き容量に撮影画像を記
録できる。ファイルを指定しながら1曲ずつ削除しても
よい。また、記録メディア内の音楽ファイルについて曲
名及びアーティスト名等の情報を液晶モニタに一覧表示
することにより、楽曲の確認や選択操作が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ再生機能
付きカメラに係り、特に、記録メディアに保存した音楽
ファイルをカメラ本体で再生する機能と、カメラ本体に
搭載した撮像素子により撮像した画像を記録する撮影機
能とを兼備した電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−175716号公報に開示さ
れたデータ記録再生装置は、書き換え可能な不揮発性半
導体メモリを有し、該メモリに音楽データを記録し、又
は記録した音楽データを再生する機能を備えている。特
開平6−342388号公報には、映像、音楽、文字列
など、多様な情報ファイルの代表部分(ハイライトシー
ン)をまとめて一つの独立した情報ファイルを構築して
ファイル管理を行う方法が開示されている。
【0003】特開平8−235051号公報は、楽曲デ
ータが公衆回線を通じて配信される通信カラオケシステ
ムが開示され、楽曲データは、CD−ROMなどの記録
媒体からも供給できるようになっている。特開平11−
232840号公報には、大容量の記憶装置に多数の音
楽データを記録し、不要となった音楽データを自動的に
検索し削除する方法が開示されている。
【0004】また、近年、MP3(MPEG-1 Audio Layer
-III)方式による音楽データの記録/再生機も知られて
おり、記録メディアに記録されている音楽ファイルを再
生する機能のみを有する再生専用機や、再生のみなら
ず、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う。)と接続して、記録メディアに音楽ファイルを登録
若しくは削除することができる記録再生機も提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなオーディオ
技術を背景に、本願発明者は、デジタルカメラなどのカ
メラ本体にオーディオ再生機能を搭載する新たなカメラ
の開発を行い、かかるカメラを実現する上で、次のよう
な課題に着眼した。すなわち、ユーザは記録メディアに
画像ファイルだけでなく、音楽ファイルも保存すること
となる。その場合、保存されている音楽ファイルの容量
分だけ、画像ファイルの記録量が減ることになる。
【0006】例えば、ユーザが外出先で画像記録(撮
影)しようとしたところ、メディアに空き容量が少な
く、また、他の画像ファイルを消去することができない
場合が起こり得る。このような時に、パソコンを用いて
音楽ファイルを消去できればよいが、パソコンが無い場
合には必要な画像を記録できない事態になる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、パソコンを使用することなく、音楽ファイルを
削除することができるオーディオ再生機能付きカメラを
提供することを目的とする。また、本発明はユーザの利
便性向上を図るため、再生中や選択中の音楽ファイルに
関する曲名及びアーティスト名のみならず、その前後の
曲についても曲名等を確認することができるオーディオ
再生機能付きカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るオーディオ再生機能付きカメラは、記
録メディアに記録されている音楽ファイルをカメラ単体
の操作により削除し得る機能を備えたことを特徴として
いる。
【0009】本発明によれば、音楽ファイルを格納した
記録メディアをカメラに装着すると、当該カメラによっ
て音楽ファイルを再生して聴くことができ、撮影に使用
するのみならず、携帯用オーディオ再生装置として兼用
できる。また、本発明のカメラは、パソコンその他の機
器に接続することなく、カメラ単体で音楽ファイルの削
除操作が可能なため、不要なファイルをいつでも消去で
き、記録メディアの空き容量を確保できる。
【0010】本発明の他の態様に係るオーディオ再生機
能付きカメラは、画像ファイル及び音楽ファイルが混在
して記録されている記録メディアから、画像ファイルを
残して、全ての音楽ファイル又は指定した一部の音楽フ
ァイルを削除し得る機能を備え、当該削除の処理によっ
て生じた記録メディアの空き容量に画像を記録できるよ
うに構成されていることを特徴としている。
【0011】本発明は、光学像を電気信号に変換して、
画像データとして記録メディアに記録する電子カメラに
適用される。記録メディアは、画像データを記録する媒
体として使用されるとともに、音楽データ(音楽ファイ
ル)を記録する媒体として共用される。かかる場合、音
楽ファイルが記録されていると、その分画像データの記
録可能容量(撮影可能枚数)が少なくなる。本発明のカ
メラは、ユーザによる所定の操作によって、音楽ファイ
ルのみを削除でき、撮影のための容量を増やすことがで
きる。これにより、撮影チャンスを逃すような事態を回
避できる。
【0012】本発明の更に他の態様に係るオーディオ再
生機能付きカメラは、撮影レンズと、前記撮影レンズを
介して入射する光を電気信号に変換する撮像素子と、前
記撮像素子から出力される信号を処理する信号処理部
と、記録用画像を取得するための撮影開始の指示を与え
る撮影指示入力操作部と、前記撮影指示入力操作部の操
作に応動して撮像された画像を記録メディアに記録する
記録手段と、前記記録メディアに格納されている音楽フ
ァイルを再生するオーディオ再生手段と、前記記録メデ
ィアに格納されている全ての音楽ファイル又は指定され
た一部の音楽ファイルを前記記録メディアから削除する
音楽ファイル削除手段と、前記音楽ファイル削除手段に
よるファイル消去動作の指示を与える消去指示入力手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0013】カメラを構成するこれら各要素がカメラ本
体に組み込まれ、カメラ本体のみの操作によって音楽フ
ァイルを削除できる。このカメラの具体的態様例とし
て、前記撮影指示入力操作部の操作に応動して発光し得
る閃光装置を備えるとともに、カメラ本体にはグリップ
部が形成され、前記撮影指示入力操作部は、前記グリッ
プ部を把持した手の指で操作可能な位置に設けられてい
る態様がある。
【0014】また、オーディオ操作が可能なオーディオ
モードと、カメラ操作が可能なカメラモードの選択を行
うモード選択手段を付加し、前記モード選択手段によっ
てカメラモードが選択されている状態で、前記消去指示
入力手段からの消去指示を受け付けるとともに、消去指
示に応動して前記音楽ファイル削除手段によるファイル
削除を実行するように構成する態様も好ましい。
【0015】更に他の態様として、前記消去指示入力手
段は、前記記録メディアに格納されている全ての音楽フ
ァイルを一斉に削除する全曲削除の動作を指定すること
ができ、前記音楽ファイル消去手段は、前記全曲削除の
指示を受けて前記記録メディア内の全ての音楽ファイル
を一括削除するという態様もある。
【0016】上記したオーディオ再生機能付きカメラに
おいて、撮影画像を表示可能な表示手段と、前記記録メ
ディアに格納されている複数の音楽ファイルに関する曲
名、アーティスト名及び楽曲時間のうち少なくとも一つ
の情報を含む楽曲情報を前記表示手段の画面上に同時に
表示させる楽曲情報表示制御手段と、を付加する態様が
好ましい。
【0017】記録メディア内の音楽ファイルについてそ
の曲名等の情報(楽曲情報)を表示手段に一覧表示した
ことにより、楽曲の確認や選択操作等が容易になり、利
便性が向上する。
【0018】この場合、前記記録メディアに格納されて
いる音楽ファイルに関する前記楽曲情報を前記表示手段
に表示させる指示を入力する表示指示入力手段を備え、
前記表示指示入力手段の操作に応じて、前記表示手段の
画面上に複数の音楽ファイルに関する前記楽曲情報を表
示させる制御を行う態様がある。かかる態様により、ユ
ーザは、必要に応じて表示指示入力手段を操作すること
で、随時、楽曲情報を確認することができる。
【0019】また、前記表示手段に表示された複数の楽
曲情報の中から所望の音楽ファイルを選択する選択手段
と、前記選択手段で選択された音楽ファイルを再生する
音楽再生制御手段と、を備える態様も好ましい。これに
より、再生対象ファイルの選択操作が容易になる。
【0020】本発明の一態様として、前記記録メディア
に格納されている全ての音楽ファイルを一斉に削除する
全曲削除モードと、指定した一部の音楽ファイルを削除
する1曲削除モードを選択可能な削除モード選択手段を
備え、前記全曲削除モード又は前記1曲削除モードが選
択された場合に、前記記録メディア内の複数の音楽ファ
イルに関する前記楽曲情報が前記表示手段に表示される
ことを特徴とする態様がある。
【0021】更に、前記表示手段に表示された複数の楽
曲情報の中から消去対象とする音楽ファイルを選択する
消去対象選択手段と、前記消去対象選択手段により選択
された音楽ファイルを前記記録メディアから削除する制
御を行うファイル削除制御手段と、を備える態様があ
る。
【0022】本発明において、前記記録メディア内に音
楽ファイルが存在しない場合には、前記削除モード選択
手段による選択操作を禁止する制御を行う操作制限手段
を備える態様も好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るオーディオ再生機能付きカメラの好ましい実施の形態
について説明する。
【0024】図1乃至図5はそれぞれ本発明の実施形態
に係るカメラの外観を示す正面図、背面図、平面図、底
面図、及び右側面図である。このカメラは、オーディオ
再生機能付きデジタルカメラ10であり、図1乃至図5
に示すように偏平な略直方体状の外観を有し、衣服のポ
ケットに入るサイズに形成されている。
【0025】図1に示すデジタルカメラ10の前面に
は、沈胴式の撮影レンズ12、ファインダー窓14、ス
トロボ16、ストロボ調光センサー18、マイク19、
及びセルフタイマーランプ20が設けられている。ま
た、デジタルカメラ10の前面には、撮影レンズ12の
沈胴位置で開閉されるレンズカバー(図1中不図示、図
6において符号22として記載)が設けられている。な
お、図1では、レンズカバー22が開放された状態に関
して示している。符号23は、カメラのグリップ部に相
当する部分である。
【0026】図2に示すデジタルカメラ10の背面に
は、ファインダー24、モードダイヤル26、右キー2
8、左キー30、及び上/下レバー32、メニュー/実
行キー34、キャンセル/戻るキー36、表示キー3
8、及び液晶モニタ40等が設けられている。モードダ
イヤル26は、カメラモードにおけるカメラの機能を変
更するもので、モードダイヤル26を回動操作すること
により、スチル撮影を行う撮影モード、撮影した画像を
再生する再生モード、又は動画撮影を行うムービーモー
ドを設定する。
【0027】右キー28、左キー30及び上/下レバー
32は、それぞれ対応する4方向(右、左、上、下)の
指示を入力することができるもので、右キー28、左キ
ー30は、再生モード時に順コマ送りボタン、逆コマ送
りボタンとしてそれぞれ機能し、上/下レバー32は、
カメラモード時に電子ズームの倍率調整用のズームレバ
ーとして機能する。また、右キー28、左キー30及び
上/下レバー32は、メニュー/実行キー34によって
メニューモードが設定された場合には、メニューの一覧
からメニューを選択したり、各メニューにおける各種設
定項目の選択を指示する操作ボタンとして機能する。
【0028】メニュー/実行キー34は、各モードの通
常画面からメニュー画面へ遷移させる時、或いは、選択
内容の確定、処理の実行(確認)指示の時などに使用さ
れる。キャンセル/戻るキー36は、メニューから選ん
だ項目の取消(キャンセル)や一つ前の操作状態に戻る
時などに使用される。
【0029】液晶モニタ40は、画角確認用の電子ファ
インダとして使用できるとともに、撮影した画像やカメ
ラに装填されたメモリカード(図6において符号72と
して記載)から読み出した再生画像等を表示することが
できる。また、右キー28、左キー30及び上/下レバ
ー32を使用したメニューの選択や各メニューにおける
各種設定項目の設定も液晶モニタ40の表示画面を用い
て行われる。更に、液晶モニタ40は、撮影可能枚数
(コマ数)や再生コマ番号の表示、ストロボ発光の有
無、マクロモード表示、記録画質(クオリティー)表
示、画素数表示等の情報も表示される。
【0030】図3に示すデジタルカメラ10の上面に
は、シャッターボタン42、電源スイッチを兼ねたモー
ド設定スイッチ44、及びストロボボタン46が設けら
れている。シャッターボタン42は、動画記録の場合に
あっては、録画ボタン(録画のスタート/ストップボタ
ン)として兼用される。
【0031】モード設定スイッチ44は、図3上で当該
ツマミが右方向(オーディオモード位置)に移動する時
にはロックされ、ツマミが左方向に移動する時にはロッ
クされないスライドスイッチである。ツマミが右方向に
移動してロックされると、オーディオモードを設定し、
ツマミが左方向に移動する毎にカメラモードとカメラ内
電源をOFFにするOFFモードとを交互に設定する。
【0032】モード設定スイッチ44によってオーディ
オモードが設定されている場合には、カメラ本体の各種
のスイッチは機能せず、後述のリモコン端子(図5中符
号56として記載)に接続したイヤホン(ヘッドホン)
付きのリモコン(図示せず)のスイッチのみを受け付け
るようになっている。また、モード設定スイッチ44に
よってオーディオモードが設定されてもリモコン端子5
6にリモコンが接続されていない場合には、カメラ内電
源はOFFの状態に維持され、リモコン端子56にリモ
コンを接続した後、リモコンを操作すると、カメラ内電
源がONになる。
【0033】図4に示すデジタルカメラ10の底面に
は、メモリカード(本例の場合、スマートメディア)の
スロットカバーを兼ねた電池カバー48、及び三脚ねじ
穴50が設けられている。図5に示すデジタルカメラ1
0の側面(グリップ部23と反対側の側面)には、スピ
ーカ52、音声/映像出力(VIDEO OUT)端子54、音声
出力端子を含むリモコン端子56、デジタル(USB)
端子58、及び電源入力端子60が設けられている。
【0034】図6はデジタルカメラ10の内部構成を示
したブロック図である。同図において、中央処理装置
(CPU)70は、モード設定スイッチ44、モードダ
イヤル26、シャッターボタン42、その他の操作部6
1及び図示しないリモコン等からの入力に基づいてデジ
タルカメラ10内の各回路を統括制御する。操作部61
は、前述した右キー28、左キー30、上/下レバー3
2、メニュー/実行キー34、キャンセル/戻るキー3
6、表示キー38などの入力操作手段を含むブロックで
ある。また、符号71は内部バスである。
【0035】モード設定スイッチ44がOFFモードか
らカメラモードに設定されると、CPU70はこれを検
出し、カメラ内電源をONにするとともに、レンズカバ
ー22を開放するための制御等を行う。また、モード設
定スイッチ44がカメラモードからOFFモード又はオ
ーディオモードに設定されると、CPU70はこれを検
出し、レンズカバー22を閉成するための制御等を行
う。
【0036】ここで、レンズカバー22を開放する場合
には、CPU70はドライバ62を介してモータ64を
正転させ、レンズカバー22を閉成する場合には、ドラ
イバ62を介してモータ64を逆転させる信号を出力す
る。また、レンズカバー22を閉成する場合には、予め
撮影レンズ12が沈胴位置に移動するように制御してい
る。
【0037】モード設定スイッチ44によってカメラモ
ードが設定され、モードダイヤル26によって撮影モー
ドが設定され、シャッターボタン42が押されると、C
PU70はこれを検知し、スチル撮影を行わせ、その撮
影時によって得た1コマ分の画像データをメモリカード
72に記録させる。即ち、CPU70は、フォーカス制
御及び露出制御を行い、撮影レンズ12を介して被写体
光を固体撮像素子(CCD)74の受光面上に結像させ
る。
【0038】CCD74は、受光面に結像された被写体
光をその光量に応じた量の信号電荷に変換する。このよ
うにして蓄積された信号電荷は、その信号電荷に応じた
電圧信号として順次読み出される。CCD74から順次
読み出された電圧信号は、相関二重サンプリング回路
(CDS回路)76に加えられ、ここで各画素ごとの
R、G、B信号がサンプリングホールドされるともに増
幅され、A/D変換器78に加えられる。A/D変換器
78は、CDS回路76から順次加えられるR、G、B
信号を10ビット(0〜1023)のデジタルのR、
G、B信号に変換して画像信号処理回路80に出力す
る。
【0039】画像信号処理回路80は、A/D変換器7
8から加えられる点順次のR、G、B信号を同時式に変
換する同時化処理、ホワイトバランス調整、ガンマ補
正、YC信号処理等の所定の画像処理を行う。この画像
信号処理回路80のYC信号処理によって作成された輝
度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(YC信号)は、圧縮
/伸長回路82によって所定のフォーマット(例えば、
JPEG方式) に圧縮された後、メディアコントロール回路
84を介してメモリカード72に記録される。
【0040】記録メディアの形態は、スマートメディア
に限らず、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商
標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メ
モリスティックなどでもよく、電子的、磁気的、若しく
は光学的、又はこれらの組み合わせによる方式に従って
読み書き可能な種々の媒体を用いることができる。使用
される媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが
適用される。異種、同種の記録メディアを問わず、複数
の記録メディアをカメラ本体に装着可能な構成にしても
よい。また、画像データ及び音楽データを保存する手段
は、カメラ本体に着脱可能なリムーバブルメディアに限
らず、カメラに内蔵された記録媒体(内部メモリ)であ
ってもよい。
【0041】モード設定スイッチ44によってカメラモ
ードが設定され、モードダイヤル26によってムービー
モードが設定されたときには、動画記録が可能となり、
シャッターボタン42の押下によって録画動作がスター
トし、もう一度シャッターボタン42を押下すると録画
動作が停止する。シャッターボタン42を押下継続して
いる期間、録画動作を行い、押下解除により録画を停止
するようにしてもよい。動画データは、例えば、モーシ
ョンJPEG形式によってメモリカード72に記録され
る。
【0042】一方、モード設定スイッチ44によってカ
メラモードが設定され、モードダイヤル26によって再
生モードが設定されると、メモリカード72に記録され
ている最終コマの画像ファイルがメディアコントロール
回路84を介して読み出される。この読み出された画像
ファイルの圧縮データは、圧縮/伸長回路82を介して
非圧縮のYC信号に伸長される。
【0043】伸長されたYC信号は、画像再生処理回路
86及びビデオエンコード回路88を介してNTSC方
式のカラー複合映像信号に変換され、液晶モニタ40に
出力されるとともに、音声/映像出力端子54(図5参
照)に出力される。これにより、液晶モニタ40にはメ
モリカード72に記録されている最終コマのコマ画像が
表示され、また、音声/映像出力端子54にテレビ受像
機(不図示)が接続されている場合には、テレビ受像機
に最終コマのコマ画像が表示される。
【0044】その後、右キー28が押されると、順方向
にコマ送りされ、左キー30が押されると、逆方向にコ
マ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像
ファイルがメモリカード72から読み出され、上記と同
様にしてコマ画像が液晶モニタ40に再生される。な
お、最終コマのコマ画像が表示されている状態で順方向
にコマ送りされると、メモリカード72に記録されてい
る第1コマ目の画像ファイルが読み出され、1コマ目の
コマ画像が液晶モニタ40やテレビ受像機その他の画像
表示装置に再生される。
【0045】再生対象ファイルが動画ファイルの場合に
は、動画の先頭コマが代表画像として表示され、動画再
生開始の指示を受け付ける画面になる。
【0046】次に、上記デジタルカメラ10のオーディ
オ再生機能について説明する。このオーディオ再生機能
は、メモリカード72に記録されているMP3フォーマ
ットなどの音楽ファイルを再生するもので、モード設定
スイッチ44によってオーディオモードが設定され、リ
モコン端子56にイヤホン付きのリモコンが接続されて
いると、カメラ内電源がONとなり、オーディオ再生が
可能となる。オーディオモードでは、CPU70はリモ
コンからのリモコン信号のみを受け付け、カメラ本体の
電源スイッチを兼ねたモード設定スイッチ44以外のス
イッチ入力は受け付けないようになっている。
【0047】デジタルカメラ10がオーディオモードに
設定された状態でリモコンの再生ボタンが押されると、
メディアコントロール回路84を介してメモリカード7
2から音楽ファイルが読み出される。もちろん、メモリ
カード72には、音楽ファイルがパソコンから直接、又
はこのデジタルカメラ10のデジタル(USB)端子5
8(図4参照)を介してダウンロードされているものと
する。
【0048】メモリカード72から読み出された音楽フ
ァイルの圧縮データは、圧縮/伸長回路82を介して非
圧縮の音楽データに伸長される。この伸長された音楽デ
ータは、音声処理回路90によりD/A変換等の処理が
行われ、アナログ音声信号に変換される。変換された音
声信号は、音声再生回路92により増幅され、リモコン
端子56内の音声出力端子及びイヤホン(図示せず)を
介して音声として出力される。
【0049】図7は、メモリカード72のディレクトリ
構造を示す図である。同図に示したディレクトリ名及び
ファイル名は、一例であり適宜変更可能である。ルート
(root) ディレクトリの下に、画像ファイル格納用ディ
レクトリ(DCIM)、DPOFファイル格納用ディレクトリ
(MISC) 、及び音楽ファイル格納用ディレクトリ(dsam)
が形成されている。画像ファイル格納用ディレクトリ(D
CIM)の下層には、複数のサブディレクトリ「100 _fuj
i」、「101 _fuji」…が形成されており、ディレクト
リ毎に分類して画像ファイルを保存することができる。
【0050】例えば、本デジタルカメラ10によって、
JPEG形式で保存された静止画ファイルは「DSCF****.jp
g」というファイル名(ただし、「****」は4 桁の数字
列とする。) で記録され、モーションJPEG形式で保存さ
れた動画ファイルは、「DSCF****.avi」というファイル
名で記録される。ファイル名は、記録時にCPU70に
よって自動付与される。
【0051】DPOF(Digital Print Order Format)
ファイルは、当該メモリカード72に記録されている画
像をプリントする際に参照されるプリント情報が記述さ
れたプリント情報ファイルであり、例えば、プリント枚
数やトリミング等に関する情報、及びプリント済みの有
無の情報等が記録可能で、各コマのプリント情報は1つ
のDPOFファイル(本例では、ファイル名「autprin
t.mrk」) にテキストファイル形式で記載される。
【0052】音楽ファイルは、MP3形式に従って保存
され、各ファイルには「****.svq」というファイル名が
付与される。音楽ファイルは、図示せぬパソコンから登
録したり、専用の音楽配信端末などからダウンロードす
るなどにより、メモリカード72に格納される。このよ
うに、音楽ファイルは、画像と関連付けされておらず、
画像と無関係に(独立に)記録/削除が可能となってい
る。
【0053】図8は、デジタルカメラ10における消去
メニューの一例を示す図である。電源兼用モード設定ス
イッチ44をON操作すると、デジタルカメラ10はカ
メラモードで立ち上がる。モードダイヤル26によって
撮影モード又はムービーモードに設定すると、デジタル
カメラ10は撮影可能な状態となる。このとき、表示キ
ー38を押すと、液晶モニタ40には、CCD74が捉
えるリアルタイム画像が表示される。また、モードダイ
ヤル26を再生モードに設定すると、メモリカード72
から画像データが読み出され、液晶モニタ40には、最
新の記録画像が1コマ表示される。
【0054】撮影モード、ムービーモード、再生モード
の各モード下でメニュー/実行キー34を押すと、それ
ぞれのモードに対応したメニュー画面が表示される。例
えば、再生モードの一コマ再生画面のときにメニュー/
実行キー34を押すと、図8に示すようなメニュー画面
が表示される。メニューには「消去」、「オートプレ
イ」、「リサイズ」、「プロテクト」、「DPOF」の
5項目があり、液晶モニタ40の画面下にこれらの項目
を示すアイコン94が一列に配列されたメニューバーが
表示される。
【0055】右キー28又は左キー30で項目を選択す
ると各項目に対応するサブメニューのメニューバルーン
96が表示される。メニューバルーン96の表示位置
は、画面下のメニュー項目を示すアイコン94の配列順
に合わせて移動するようになっている。サブメニューの
中から所望の設定内容を上/下レバー32で選択し、そ
の選択内容をメニュー/実行キー34の押下により確定
する。
【0056】「消去」のメニューバルーン96には、
「フォーマット」、「全曲♪」、「全コマ」、「1コ
マ」の4種類のコマンドが含まれる。「フォーマット」
は、記録メディアの論理フォーマットに従い、最適フォ
ーマットを行うコマンドである。「全曲♪」は、図7で
説明した音楽ファイル格納用ディレクトリ(dsam) 下の
音楽ファイル全てを削除する。「全コマ」は、プロテク
トファイル(リードオンリーファイル)以外の画像コマ
を全部消去する。「1コマ」は、図7で説明した画像フ
ァイル格納用ディレクトリ(DSIM) 下の画像ファイルを
対象としており、ユーザが対象画像を1コマずつ選択
し、指定された画像を1コマずつ消去していく。
【0057】上/下レバー32でサブメニュー項目を選
択してメニュー/実行キー34を押すと、それぞれの消
去の実行の確認画面となり、その確認画面で更にメニュ
ー/実行キー34を押すことで、処理が実行される。画
像プロテクトがかかっている画像(リードオンリーファ
イル)については、1コマ消去、若しくは全コマ消去処
理を実行しても消去されない。この場合、画像プロテク
トを解除してから、1コマ消去、若しくは全コマ消去処
理を実行する。
【0058】「消去」以外のメニュー項目を簡単に説明
すると、「オートプレイ」は、メモリカード72内の画
像ファイルを1つずつ順番に自動再生するモードであ
る。ただし、動画ファイルの場合には先頭コマの画像が
代表画像として再生される。「オートプレイ」の項目で
は画面切換時のワイプパターンを設定でき、「ワイプな
し」、「ワイプ1」、「ワイプ2」、「ワイプ3」の何
れかを選択することができる。ワイプ1〜3にはそれぞ
れ所定のワイプパターンが定義されている。「リサイ
ズ」の項目では画素数の変更が可能であり、「2400
→1280」、「2400→640」、「1280→6
40」の何れかを選択できる。
【0059】「プロテクト」のサブメニューには、「全
コマ解除」、「全コマプロテクト」、「1コマ設定」の
3つの選択項目が含まれている。上/下レバー32で所
望の項目を選択してメニュー/実行キー34を押すと、
それぞれのプロテクト処理実行の確認画面となり、その
確認画面で更にメニュー/実行キー34を押すことで、
プロテクト処理が実行され、読み出し専用(リードオン
リー)データとなる。
【0060】「DPOF」のサブメニューには、「全コ
マ指定/解除」、「確認/解除」、「一コマ指定」、
「日付有り」の選択項目が含まれている。DPOFファ
イルを予めデジタルカメラ10やパソコン等で作成し、
メモリカード72に画像とともに記録しておくことで、
ラボ注文時やプリント装置での印画時においてプリント
内容の指定が不要となる。
【0061】撮影モードやムービーモード下でメニュー
/実行キー34を押した場合には、撮影に関する各種設
定(ISO感度、ホワイトバランス、明るさなど)のメ
ニュー画面が表示されるが、図8で示したような「消
去」の項目をメニューに追加する態様も考えられる。
【0062】次に、上記の如く構成されたデジタルカメ
ラ10のファイル削除機能について説明する。図9は、
1コマ消去の手順を示すフローチャートである。1コマ
消去処理がスタートすると(ステップS100)、対象
画像がプロテクトされているコマであるか否かの判定を
行う(ステップS110)。対象画像がプロテクトコマ
であるとき(YES判定時)は、消去を実行せずに、本
シーケンスは終了する(ステップS120)。
【0063】ステップS110において、プロテクトコ
マでないとの判定(NO判定)を得たときは、ステップ
S112に分岐し、DPOFファイルにおいてプリント
指定の対象となっているか否かを判定する。
【0064】DPOFの指定コマとなっているとき(Y
ES判定時)は、ステップS114に進み、消去を実行
してよいか否かの確認メッセージを液晶モニタ40に提
示し、ユーザからの確認の入力を待機する。このとき、
ユーザが消去指示の取り止めを選択すると、ステップS
114はNO判定となり、消去を実行せずに本シーケン
スを終了する(ステップS120)。
【0065】その一方、ステップS114において、ユ
ーザが消去指示の確認を選択し、確認OKとの判定(Y
ES判定)を得たときは、ステップS116に進む。ス
テップS116では、DPOFファイル内の当該画像に
関するジョブ(JOB) を削除する。その後、ステップS1
18に進み、対象画像(*.jpg 又は*.avi )のファイル
を消去する。対象画像のファイル消去が完了したら、本
シーケンスは終了する(ステップS120)。
【0066】また、ステップS112において、DPO
Fの指定コマとなっていないとき(NO判定時)は、ス
テップS118にジャンプして、対象画像(*.jpg 又は
*.avi )のファイルを消去し、消去完了後に、本シーケ
ンスは終了する(ステップS120)。
【0067】図10は、全コマ消去の手順を示すフロー
チャートである。全コマ消去処理がスタートすると(ス
テップS200)、まずDPOFファイルでプリント指
定の対象となっているコマが存在するか否かを判定する
(ステップS210)。DPOFの指定コマが存在して
いるとき(YES判定時)は、ステップS212に進
み、DPOFファイルの消去を実行してよいか否かの確
認メッセージを液晶モニタ40に提示し、ユーザからの
確認の入力を待機する。このとき、ユーザが消去指示の
取り止めを選択すると、ステップS212はNO判定と
なり、消去を実行せずに本シーケンスを終了する(ステ
ップS230)。
【0068】その一方、ステップS212において、ユ
ーザが消去指示の確認を選択し、確認OKとの判定(Y
ES判定)を得たときは、ステップS214に進む。ス
テップS214では、DPOFファイル内のプロテクト
されていないコマのJOB を削除する。次いで、ステップ
S216に進み、各画像ファイル毎に対象画像がプロテ
クトされているコマであるか否かの判定を行う。もし、
対象画像がプロテクトコマでないとの判定(NO判定)
を得たときは、ステップS218に進んで、対象画像
(*.jpg 又は*.avi )のファイルを消去する。そして、
ファイル消去後にステップS220に進む。
【0069】他方、ステップS216において、対象画
像がプロテクトコマであるとき(YES判定時)は、消
去を実行せずに、ステップS220に進む。ステップS
220では、プロテクトコマを除く全コマの消去が終了
したか否かの判定を行う。この判定において、NO判定
のとき(プロテクトコマ以外の未消去の画像が残ってい
る場合)は、ステップS216に戻り、対象画像を変更
してステップS216〜ステップS220の処理を繰り
返す。
【0070】ステップS220において全コマ消去処理
が完了したことが確認されたら、本シーケンスを終了す
る(ステップS230)。
【0071】図11は、全曲消去の手順を示すフローチ
ャートである。全曲消去処理がスタートすると(ステッ
プS300)、対象となる音楽ディレクトリ(dsam)下
の全音楽ファイルの消去を実行し(ステップS31
0)、本処理を終了する(ステップS320)。
【0072】MP3形式の音楽ファイルは、例えば、演
奏時間3分のファイルで約2.88MBの容量を有している
ので、記録メディア内に二曲分の音楽ファイルが記録さ
れている場合に、全曲消去すると、5.76MBの容量が空
く。このとき、撮影する画質モードを最高画質モードに
設定した場合、ファイルサイズが1.7 MBとなるため、
3枚分の静止画の撮影が可能となる。また、画質モード
の画質設定を下げ、ファイルサイズが87KBとなる画質
モードに設定すれば、66枚分の静止画の撮影が可能で
ある。
【0073】上述した実施の形態では、メモリカード7
2内の全音楽ファイルを一斉に削除する例を述べたが、
対象ファイルを指定しながら、1曲ずつ消去する態様も
可能である。すなわち、図8で説明したメニューバルー
ン96の中に「1曲♪」という項目を追加し、又は、
「全曲♪」に代えて「1曲♪」という項目を設ける。そ
して、カメラモードで音楽ファイルを削除する場合、図
12(a)に示すように、液晶モニタ40に音楽ファイ
ルのファイル名を表示し(拡張子は省略してもよ
い。)、上/下レバー32によってカーソル98を移動
させ、対象ファイルを選択する。
【0074】例えば、「0001」を選択し、メニュー/実
行キー34を押すと、図12(b)のような確認画面と
なり、「0001を消去しますか?」という確認メッセージ
が表示される。画面下の操作案内に従って、メニュー/
実行キー34を押すと、消去が実行される。もし、キャ
ンセル/戻るキー36を押したときは、消去を実行せず
に、図12(a)のファイル選択画面に戻る。
【0075】なお、音楽ファイルには、曲名や演奏者名
(アーティスト名)など、その音楽ファイルの内容に関
する付属情報(データ)を有しているので、ファイル名
に代えて、又はファイル名と併せて、当該付属情報を液
晶モニタ40に表示することにより、ユーザはファイル
を一層選択し易くなる。
【0076】図13は、1曲消去の手順を示すフローチ
ャートである。1曲消去の処理がスタートすると(ステ
ップS400)、ステップS410において、1曲消去
の作業をやめる指示が与えられたか否かの判別を行う。
この判定においてNO判定(消去作業継続)の場合は、
ステップS412に分岐する。ステップS412では、
消去の対象とする一つの音楽ファイルを指定したか否か
が判別される。もし、対象ファイルを指定していないと
き(NO判定時)、ステップS416に分岐し、ここで
図12で説明したような手法により、消去対象とする曲
(音楽ファイル)の選択を受け付ける。ユーザが曲を選
択したら、処理はステップS410に戻る。
【0077】こうして消去対象曲の指定が行われ、ステ
ップS412においてYES判定を得ると、ステップS
414に進む。ステップS414では消去を実行してよ
いか否かの確認メッセージを液晶モニタ40に提示し、
ユーザからの確認の入力を待機する。このとき、ユーザ
が消去指示の取り止めを選択すると、ステップS414
はNO判定となり、ステップS416に進み、消去対象
とする別の曲を選択させる。
【0078】他方、ステップS414においてユーザが
消去指示の確認を選択し、確認OKとの判定(YES判
定)を得たときは、ステップS418に進む。ステップ
S418では対象音楽ファイルの消去を実行し、その
後、ステップS410に戻る。
【0079】1曲消去を継続するときは、上記ステップ
S410〜ステップS418の処理を繰り返す。図12
(a)で説明したファイルの選択画面でユーザがキャン
セル/戻るキー36を押すと、ステップS410におい
てYES判定となり、1曲消去のシーケンスが終了する
(ステップS420)。
【0080】上記実施の形態では、静止画データをJPEG
形式、動画データをモーションJPEG形式、音楽データを
MP3形式で記録する例を述べたが、本発明の実施に際
して、ファイル形式をこれらに限定するものではない。
【0081】上記実施の形態では、オーディオモード中
はリモコン信号のみを受け付け、デジタルカメラ10本
体の操作部についてはモード設定スイッチ44を除いて
スイッチ入力を受け付けない場合を説明したが、本発明
を実施する上ではこの例に限定されない。例えば、音楽
ファイルの曲名等に関する表示機能及び音楽ファイルの
削除機能を更に強化するためにオーディオモード中に表
示キー38のスイッチ入力を受け付け、表示キー38の
操作に応じて液晶モニタ66上に曲名等を表示する態様
もある。
【0082】以下、音楽ファイルのファイル操作を容易
にする機能に関する他の実施形態について説明する。
【0083】図14に示したように、デジタルカメラ1
0のリモコン端子56にはヘッドホン130付きのリモ
コン132を接続することができる。リモコン132
は、再生/停止ボタン134、送り/戻しボタン13
5、音量調整ボタン136、表示ボタン137などのス
イッチ部とLCDパネル138を有し、これらスイッチ
部が操作されると、操作に応じた指令信号がデジタルカ
メラ10の本体側に送られ、指示に対応する処理が行わ
れる。
【0084】リモコン132のLCDパネル138には
現在再生中の曲名及びアーティスト名等の情報が表示さ
れ、曲送り操作した場合は、これから再生しようとする
曲名及びアーティスト名等の情報が表示される。なお、
このLCDパネル138には1曲分の情報のみが表示さ
れる。
【0085】通常、オーディオモード中は、液晶モニタ
40のバックライトがOFF(消灯)されているが、デ
ジタルカメラ10本体の表示キー38又はリモコン13
2の表示ボタン137が押下操作されると、これに応動
して液晶モニタ40のバックライトがON(点灯)し、
図15に示すように、メモリカード72内の音楽ファイ
ルに関する楽曲情報(曲名、アーティスト名及び時間)
が曲順番号とともに一覧表示される。
【0086】これらファイルの情報は、MP3ファイル
のタグに書き込まれており、表示に際してファイルのタ
グ情報が参照される。MP3ファイルのタグに必要な情
報が書き込まれていない場合には、情報を表示すること
ができない。図15に示した1曲目のファイルのよう
に、曲名とアーティスト名が不明の場合、曲名、アーテ
ィスト名の表示欄はブランク(空欄)又はアンダースコ
アとなる。
【0087】音楽ファイルの一覧表示画面は、1画面中
に複数の音楽ファイル(本例の場合、4曲分)の情報が
同時に表示されるが、メモリカード72内に多数の音楽
ファイルが保存され、液晶モニタ40の1画面で全てを
表示できない場合には、表示可能な曲数分について表示
を行い、残りはページを分けて表示したり、スクロール
表示を行う。複数の楽曲情報を見やすく表示するため
に、曲順番号が奇数の表示欄の背景色と偶数の表示欄の
背景色が色分け(又は濃淡分け)される。そして、カー
ソル位置を合わせた表示欄については、更に別の背景色
に変わる(又は色反転する)ように制御される。
【0088】オーディオ停止中(非再生状態)に表示キ
ー38又はリモコン132の表示ボタン137を押下操
作した直後の一覧表示画面では、メモリカード72に記
録されている順番に従って1曲目から降順に楽曲情報が
表示され、このとき、1曲目の情報表示部分がカーソル
表示される。その一方、オーディオ再生中に表示キー3
8又はリモコン132の表示ボタン137を押下した直
後の一覧表示画面では、当該再生中のファイルとその前
後の曲を含む複数のファイルの情報が液晶モニタ40に
表示され、再生中のファイルの情報表示部分がカーソル
表示される。
【0089】一覧表示画面において、上/下レバー32
又はリモコン132の送り/戻しボタン135を操作す
ることにより、選択対象を示すカーソルが移動する。こ
のとき、液晶モニタ40上のカーソル表示の移動に連動
して、リモコン132のLCDパネル138における曲
名及びアーティスト名等の表示が変更される。図15に
示した一覧表示画面から所望の楽曲にカーソル位置を合
わせ、メニュー/実行キー34又は再生ボタン135な
ど所定の指示ボタンを押すと、その選択に係る楽曲の再
生が開始される。
【0090】一覧表示画面を表示させた後、無操作状態
が一定時間経過した時点で液晶モニタ40のバックライ
トが自動的にOFFされる。このような自動制御に代え
て、又はこれと併用して、表示キー38又は表示ボタン
137の再押し操作などの所定の操作に応動して液晶モ
ニタ40をOFFする態様も可能である。
【0091】図16は、図14に示したデジタルカメラ
10における消去メニューの一例を示す図である。電源
兼用モード設定スイッチ44によってデジタルカメラ1
0をカメラモードに設定するとともに、モードダイヤル
26によって再生モードを選択することにより「再生モ
ード」に設定される。再生モードにおいてメニュー/実
行キー34を押すと、図16に示すようなメニュー画面
が表示される。
【0092】メニューには「消去」、「オートプレ
イ」、「プロテクト」、「DPOF」、「セット」の5
項目があり、液晶モニタ40の画面下にこれら各項目を
示すアイコン154が一列に配列されたメニューバーが
表示される。「セット」は、各種の設定を行うメニュー
であり、図には示さないが、再生モード時に「セット」
が選択されると、「モニタの明るさ」、「再生音量」、
「セットアップ」のサブメニューが表示される。その後
「セットアップ」が選択されるとセットアップ画面が表
示され、同画面において撮影直後に撮影画像を液晶モニ
タ40に表示させる機能(ON/OFF /プレビュー)の設
定や、オートパワーセーブの作動時間(2分/5分/OF
F )の設定、USB動作モード(カードリーダ/PCカ
メラ)の設定、オープニング画面表示の有無、日付設
定、コマ番号メモリ(ON/OFF )の設定、ビープ音量
(HIGH/LOW /OFF )の設定、静止画撮影モード選択時
における液晶モニタ66の表示(ON/OFF )設定などを
行うことができる。
【0093】図16に示したように、「消去」のメニュ
ーバルーン156には、「フォーマット」、「オーディ
オ」、「全コマ」、「1コマ」の4種類のコマンドが含
まれる。「オーディオ」の項目が選択され、メニュー/
実行キー34が押下されると、図17に示すように、消
去方法を選択する画面が表示される。この選択画面に
は、「全曲消去」/「1曲消去」という2種類の消去方
法が提示されるとともに、画面下段には操作案内が表示
される。「全曲消去」はメモリカード72内の全音楽フ
ァイルを一括消去するモードである。「1曲消去」はユ
ーザが消去対象ファイルを指定し、その指定した音楽フ
ァイルのみを消去するモードである。
【0094】ユーザは、上/下レバー32によって所望
の消去方法を選択し、メニュー/実行キー34を押下す
ることによって、消去方法を指定することができる。ま
た、図17の画面でキャンセル/戻るキー36を押下し
た場合には、図16の画面に戻る。
【0095】図17に示した画面において「1曲消去」
が選択されると、図18に示すように、消去対象ファイ
ルの選択画面に遷移する。この選択画面は、メモリカー
ド72内に保存されている音楽ファイルの曲名、アーテ
ィスト名及び時間が一覧表示され、画面下段に「この曲
を消去 OK?」というメッセージとともに、消去の可
否を入力するための操作案内が表示される。
【0096】同図では、1画面に3曲分の楽曲情報を同
時に表示する例を示したが、表示可能な情報数はこれに
限定されない。複数の楽曲(より好ましくは3曲以上)
の情報を同時に表示したことにより、ユーザは前後の曲
を容易に把握でき、消去対象とするファイルを簡単に選
択できる。
【0097】図18に示した選択画面において、上/下
レバー32又はリモコン132の送り/戻しボタン13
5を操作することにより、選択対象を示すカーソルが移
動する。消去しようとする楽曲にカーソル位置を合わ
せ、メニュー/実行キー34を押下すると、その選択に
係る楽曲のファイルが消去される。図18の画面におい
てキャンセル/戻るキー36が押された場合には、消去
対象の選択操作が取り消され、図17又は図16に示し
た画面に戻る。
【0098】その一方、図17に示した画面において
「全曲消去」が選択された場合は、図19に示すような
消去確認画面に遷移する。この消去確認画面は、メモリ
カード72内に保存されている音楽ファイルの曲名、ア
ーティスト名及び時間が一覧表示され、画面下段に「全
曲消去 OK?」というメッセージとともに、消去の可
否を入力するための操作案内が表示される。前述した
「1曲消去」の場合は、消去対象として選択したファイ
ルの情報部分のみが色が変わって表示されるが、「全曲
消去」の場合は、消去対象となる全ファイルの情報につ
いて色が変わって表示される。
【0099】図19に示した画面で上/下レバー32を
操作することによって、一覧表示のページ切り換え又は
スクロールが行われ、ユーザはメモリカード72内の音
楽ファイルを容易に確認することができる。図19に示
した消去確認画面でメニュー/実行キー34を押下する
と、全ての音楽ファイルが一括消去される。また、図1
9の画面においてキャンセル/戻るキー36が押された
場合には、全曲消去の準備が取り消され、図17又は図
16の画面に戻る。
【0100】メモリカード72内に音楽ファイルが1つ
も格納されていない場合は、音楽ファイルの消去操作を
進めることができないように操作系が制限される。例え
ば、メモリカード72内に音楽ファイルが存在しないこ
とが検出されると、図16の画面において「オーディ
オ」の項目を非表示(又は、選択不能であることを示す
グレーアウト表示)としたり、図17の画面で「音楽フ
ァイルは存在しません」などのメッセージを表示するな
どの態様により、「全曲消去」/「1曲消去」の選択操
作が禁止される。このように無駄な操作を受け付けない
制御を行うことにより、操作性が向上する。
【0101】上記実施の形態では、再生モードから消去
メニューを表示させる例を述べたが、発明の実施上この
例に限定されず、撮影モード、ムービーモード、オーデ
ィオモードなど、他の動作モードから消去メニューを表
示させて、音楽ファイルの消去操作を受け付ける態様も
可能である。オーディオモードから消去メニューを表示
させた場合には、音楽ファイルの消去操作が行われる可
能性が高いと考えられるため、図16に示したサブメニ
ューに代えて、「フォーマット」、「全曲」、「1
曲」、「画像」という選択項目を提示し、図17の画面
遷移を省略する態様が好ましい。そして、「画像」の項
目が選択されたときには、「全コマ消去」/「1コマ消
去」の選択画面に遷移させる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るオーデ
ィオ再生機能付きカメラによれば、撮影したい時に記録
メディアに空き容量が少なく、既に記録されている画像
を削除したくない状況で、その記録メディアに音楽ファ
イルが登録されている場合には、音楽ファイルだけを選
択的に削除することにより、その削除により空けられた
容量分の撮影(画像記録)が可能となる。
【0103】音楽ファイルは、一旦削除しても、後で自
宅のパソコンからコピーしたり、音楽配信装置から再ダ
ウンロードするなどによって、同じ内容のファイルを再
取得できる可能性が高い。これに対し、撮影すべき画像
は、そのシャッターチャンス(動画の場合は、録画チャ
ンス)を逃したら、二度と同じ画像を記録できないとい
う特殊性がある。そのため、再取得性のある音楽ファイ
ルを犠牲にしても、撮影を優先するという本発明の意義
は大きい。
【0104】また、カメラに付属する表示手段を利用し
て、曲名、アーティスト名等の楽曲情報を表示可能な範
囲で複数表示するので、再生中の曲目及びその前後の曲
目を容易に確認することができるとともに、音楽ファイ
ルの削除操作時には消去対象を容易に確認することがで
き、曲選択を行う際の操作感を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルカメラの正面
【図2】図1に示したデジタルカメラの背面図
【図3】図1に示したデジタルカメラの平面図
【図4】図1に示したデジタルカメラの底面図
【図5】図1に示したデジタルカメラの側面図
【図6】本例のデジタルカメラの内部構成を示すブロッ
ク図
【図7】メモリカードのディレクトリ構造を示す図
【図8】消去メニュー画面の一例を示す図
【図9】1コマ消去処理の制御手順を示すフローチャー
【図10】全コマ消去処理の制御手順を示すフローチャ
ート
【図11】全曲消去処理の制御手順を示すフローチャー
【図12】1曲ずつファイルを指定して音楽ファイルを
削除する態様例を示す図
【図13】1曲消去処理の制御手順を示すフローチャー
【図14】本発明の実施形態に係るデジタルカメラの斜
視図
【図15】音楽ファイルの曲名、アーティスト名等の楽
曲情報を表示させる画面の一例を示す図
【図16】消去メニュー画面の一例を示す図
【図17】全曲消去/1曲消去の消去方法を選択する画
面の一例を示す図
【図18】1曲消去の消去モードが選択された場合の消
去対象選択画面の一例を示す図
【図19】全曲消去の消去モードが選択された場合の確
認画面の一例を示す図
【符号の説明】
10…デジタルカメラ、12…撮影レンズ、16…スト
ロボ(閃光装置)、23…グリップ部、32…上/下レ
バー(消去指示入力手段、選択手段、削除モード選択手
段、消去対象選択手段)、34…メニュー/実行キー
(消去指示入力手段、選択手段、削除モード選択手段、
消去対象選択手段)、38…表示キー(表示指示入力手
段)、40…液晶モニタ(表示手段)、42…シャッタ
ーボタン(撮影指示入力操作部)、44…モード設定ス
イッチ(モード選択手段)、70…CPU(音楽ファイ
ル削除手段、楽曲情報表示制御手段、音楽再生制御手
段、ファイル削除制御手段、操作制限手段)、72…メ
モリカード(記録メディア)、74…CCD(撮像素
子)、84…メディアコントロール回路(記録手段)、
90…音声処理回路(オーディオ再生手段)、92…音
声再生回路(オーディオ再生手段)、132…リモコ
ン、137…表示ボタン(表示指示入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/02 530 G06F 12/02 530E 5C052 H04N 5/907 H04N 5/907 Z 5C053 5/91 101:00 // H04N 101:00 5/91 N Fターム(参考) 2H053 CA41 2H054 AA01 BB11 2H100 AA12 AA13 AA18 5B082 CA09 5C022 AA13 AC03 AC13 AC22 AC32 AC42 AC52 5C052 AA11 AA16 AB03 AC02 AC08 CC01 CC06 CC11 5C053 FA04 FA07 FA08 FA14 FA23 FA27 GA11 GA20 GB06 GB11 GB36 HA22 HA29 JA02 JA21 KA04 KA05 KA24 LA02 LA03 LA11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録メディアに記録されている音楽ファ
    イルをカメラ単体の操作により削除し得る機能を備えた
    ことを特徴とするオーディオ再生機能付きカメラ。
  2. 【請求項2】 画像ファイル及び音楽ファイルが混在し
    て記録されている記録メディアから、画像ファイルを残
    して、全ての音楽ファイル又は指定した一部の音楽ファ
    イルを削除し得る機能を備え、当該削除の処理によって
    生じた記録メディアの空き容量に画像を記録できるよう
    に構成されていることを特徴とするオーディオ再生機能
    付きカメラ。
  3. 【請求項3】 撮影レンズと、 前記撮影レンズを介して入射する光を電気信号に変換す
    る撮像素子と、 前記撮像素子から出力される信号を処理する信号処理部
    と、 記録用画像を取得するための撮影開始の指示を与える撮
    影指示入力操作部と、 前記撮影指示入力操作部の操作に応動して撮像された画
    像を記録メディアに記録する記録手段と、 前記記録メディアに格納されている音楽ファイルを再生
    するオーディオ再生手段と、 前記記録メディアに格納されている全ての音楽ファイル
    又は指定された一部の音楽ファイルを前記記録メディア
    から削除する音楽ファイル削除手段と、 前記音楽ファイル削除手段によるファイル消去動作の指
    示を与える消去指示入力手段と、 を備えたことを特徴とするオーディオ再生機能付きカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のオーディオ再生機能付
    きカメラにおいて、該カメラは、前記撮影指示入力操作
    部の操作に応動して発光し得る閃光装置を備えるととも
    に、カメラ本体にはグリップ部が形成され、前記撮影指
    示入力操作部は、前記グリップ部を把持した手の指で操
    作可能な位置に設けられていることを特徴とするオーデ
    ィオ再生機能付きカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載のオーディオ再生
    機能付きカメラにおいて、該カメラは、オーディオ操作
    が可能なオーディオモードと、カメラ操作が可能なカメ
    ラモードの選択を行うモード選択手段を備え、 前記モード選択手段によってカメラモードが選択されて
    いる状態で、前記消去指示入力手段からの消去指示を受
    け付けるとともに、消去指示に応動して前記音楽ファイ
    ル削除手段によるファイル削除を実行することを特徴と
    するオーディオ再生機能付きカメラ。
  6. 【請求項6】 前記消去指示入力手段は、前記記録メデ
    ィアに格納されている全ての音楽ファイルを一斉に削除
    する全曲削除の動作を指定することができ、 前記音楽ファイル消去手段は、前記全曲削除の指示を受
    けて前記記録メディア内の全ての音楽ファイルを一括削
    除することを特徴とする請求項3、4又は5に記載のオ
    ーディオ再生機能付きカメラ。
  7. 【請求項7】 撮影画像を表示可能な表示手段と、 前記記録メディアに格納されている複数の音楽ファイル
    に関する曲名、アーティスト名及び楽曲時間のうち少な
    くとも一つの情報を含む楽曲情報を前記表示手段の画面
    上に同時に表示させる楽曲情報表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項
    に記載のオーディオ再生機能付きカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のオーディオ再生機能付
    きカメラにおいて、該カメラは、前記記録メディアに格
    納されている音楽ファイルに関する前記楽曲情報を前記
    表示手段に表示させる指示を入力する表示指示入力手段
    を有し、 前記楽曲情報表示制御手段は、前記表示指示入力手段の
    操作に応じて、前記表示手段の画面上に複数の音楽ファ
    イルに関する前記楽曲情報を表示させる制御を行うこと
    を特徴とするオーディオ再生機能付きカメラ。
  9. 【請求項9】 前記表示手段に表示された複数の楽曲情
    報の中から所望の音楽ファイルを選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された音楽ファイルを再生する音楽
    再生制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項8に記載のオーディオ
    再生機能付きカメラ。
  10. 【請求項10】 前記記録メディアに格納されている全
    ての音楽ファイルを一斉に削除する全曲削除モードと、
    指定した一部の音楽ファイルを削除する1曲削除モード
    を選択可能な削除モード選択手段を備え、 前記全曲削除モード又は前記1曲削除モードが選択され
    た場合に、前記記録メディア内の複数の音楽ファイルに
    関する前記楽曲情報が前記表示手段に表示されることを
    特徴とする請求項7に記載のオーディオ再生機能付きカ
    メラ
  11. 【請求項11】 前記表示手段に表示された複数の楽曲
    情報の中から消去対象とする音楽ファイルを選択する消
    去対象選択手段と、 前記消去対象選択手段により選択された音楽ファイルを
    前記記録メディアから削除する制御を行うファイル削除
    制御手段と、 を備えたとを特徴とする請求項7又は10に記載のオー
    ディオ再生機能付きカメラ。
  12. 【請求項12】 前記記録メディア内に音楽ファイルが
    存在しない場合には、前記削除モード選択手段による選
    択操作を禁止する制御を行う操作制限手段を備えたこと
    を特徴とする請求項10に記載のオーディオ再生機能付
    きカメラ。
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