JP2006234943A - 電子写真感光体、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び画像形成方法 - Google Patents
電子写真感光体、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006234943A JP2006234943A JP2005045829A JP2005045829A JP2006234943A JP 2006234943 A JP2006234943 A JP 2006234943A JP 2005045829 A JP2005045829 A JP 2005045829A JP 2005045829 A JP2005045829 A JP 2005045829A JP 2006234943 A JP2006234943 A JP 2006234943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive member
- electrophotographic photosensitive
- layer
- image forming
- charge transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】導電性支持体1b上に少なくとも感光層1cを有するとともに、該感光体の受放電表面となる構成層中に活性酸素クエンチャーを含有している電子写真感光体とし、この電子写真感光体と、電子写真感光体に対して接触または近接して設けられ、直流成分に交流成分を重畳した電圧を印加することによって生じる放電を利用して電子写真感光体を帯電させる帯電器と、電子写真感光体表面に静電潜像を形成する潜像形成器と、静電潜像の画像部にトナーを付着させる現像器を備えた画像形成装置とする。
【選択図】図3
Description
電子写真装置の小型化を図るために、電子写真プロセスの改良が多く成されている。帯電プロセスにおいては、近接放電による帯電方式が多く採用される傾向がある。これは、電子写真感光体表面に帯電部材を接触させたり、非接触で近傍に帯電部材を配置させたりすることによって近接放電を発生させ、電子写真感光体表面の帯電を行う方式である。本方式を用いれば、大がかりな帯電装置を必要としないために、装置の小型化には非常に有効である。また最近の近接帯電方式としては、電子写真感光体上の帯電の均一性を図るために、直流電圧に交流電圧を重畳して印加する方式を採用していることが多くなっている。
図1は、近接放電による電子写真感光体表面の劣化状態を調べるために、電子写真感光体表面に帯電部材のみを非接触状態で近接配置し、連続約150時間の帯電実験を行ったときの、電子写真感光体表面の膜厚の変化を測定した結果を示すグラフである。
該電子写真感光体が導電性支持体上に少なくとも感光層を有するとともに、該感光体の受放電表面となる構成層中に活性酸素クエンチャーを含有していることを特徴とする電子写真感光体である。
前記電子写真感光体が、上記いずれかに記載の電子写真感光体であること特徴とする画像形成装置に係るものである。
前記電子写真感光体が上記いずれかに記載の電子写真感光体であることを特徴とするプロセスカートリッジに係るものである。
また、この電子写真感光体を用いることにより、長期に亘って良好な画像を安定して形成することができる高性能で、且つ信頼性の高い画像形成装置及び画像形成プロセスを提供することができる。
また、本発明の電子写真感光体をプロセスカートリッジに組み込めば、コンパクト化やメンテナンス作業の容易化を可能とし、品質の高い優れた画像が長期に亘って安定して提供される。
本発明の一実施の形態は、以下のように構成される。すなわち、
少なくとも電子写真感光体と、電子写真感光体に対して接触または近接して設けられ、直流成分に交流成分を重畳した電圧を印加することによって生じる放電を利用して電子写真感光体を帯電させる帯電器と、帯電器によって帯電させられた電子写真感光体表面に静電潜像を形成する潜像形成器と、潜像形成器によって形成された静電潜像の画像部にトナーを付着させる現像器を備えた画像形成装置に配備される前記電子写真感光体において、
該電子写真感光体が導電性支持体上に少なくとも感光層を有するとともに、該感光体の受放電表面となる構成層中に活性酸素クエンチャーを含有していることを特徴とする電子写真感光体である。
例えば、β−カロチン、イソゼアキサンテン、ルテインなどのカロチン類;例えば、テトラメチルエチレン、シクロペンテン、シクロヘキセン、2, 5−ジメチル−2, 4−ヘキサジエン、1, 3−シクロペンタジエン、1, 3−シクロペンタジエン、α−テルピネンなどのエチレン性化合物;例えば、ジエチルアミン、トリエチルアミン、1, 4−ジアザビシクロオクタン(DABCO)、N−エチルイミダゾール、N, N′−ジフェニル−N, N′−ジ(3−メチルフェニル)−1, 1′−ビフェニル−4, 4′−ジアミン等のトリフェニルアミン誘導体、N−イソプロピルカルバゾール、N−フェニルカルバゾール等の低分子カルバゾール誘導体などのアミン類が挙げられる。
例えば、ナフタレン、ジメチルナフタレン、ジメトキシアントラセン、アントラセン、ジフェニルアントラセン、フェナンスレン、ピレン、クリセン、ペリレン、コロネン、テトラセン、ペンタセン、ルブレン、3, 4−ベンゾフルオランスレン、2, 3−ベンゾフルオレン、1, 12−ベンゾペリレン、3, 4−ベンゾピレン、4, 5−ベンゾピレン、9, 10−ビス(4−メトキシフェニル)アントラセン、9, 10−ジフェニルアントラセン、1−クロロ−9, 10−ジフェニルアントラセン、9−フェニルアントラセン、4, 5−メチレンフェナンスレン、デカシクレン、1, 2:3, 4−ジベンゾアントラセン、1, 2:5, 6−ジベンゾアントラセン、ペリフランスレン、4, 7−ジフェニル−1, 10−フェナンスロリン、フルオランセン、3−メチルコランスレン、トリフェニレン、ベンゾ[ghi]ペリレン、4H−シクロペンタ[def]フェナンスレンなど、及びこれらのC1〜C20アルキル置換体、あるいは1, 3−ジフェニルイソベンゾフラン、1, 2, 3, 4−テトラフェニル−1, 3−シクロペンタジエン、ペンタフェニルシクロペンタジエン等の芳香族化合物などが挙げられる。
その中でも、特開平4−198304号、特開平1−197466号、特開平1−80868号、特開平1−104086号の各公報に示されているようなニッケル錯体が好ましく用いられる。
なお、本発明の感光体の層構造は目的や仕様などに応じて設計され、その構成は多様であるため、感光体の受放電表面となる構成層は限定されるものではない。
以下、本発明に用いられる電子写真感光体の層構造例について図面に基づいて説明する。
図3の断面図に、本発明における電子写真感光体の層構造の一例を示す。
図3の電子写真感光体では、導電性支持体1b上に電荷発生機能と電荷輸送機能を同時に有する単層構造の感光層1cが設けられている。この構成の場合には、感光層1cが受放電表面となる構成層に相当し、この感光層中に活性酸素クエンチャーが含有されている。
図4は、図3の感光層1c上に表面層1dを設けた層構造の例を示す。この構成の場合には、表面層1dが受放電表面となる構成層に相当し、この表面層中に活性酸素クエンチャーが含有されている。
図5の電子写真感光体では、導電性支持体1b上に、電荷発生機能を有する電荷発生層1eと、電荷輸送機能を有する電荷輸送層1fとが積層された積層構造の感光層1cが設けられている。この構成の場合には、電荷輸送層1fが受放電表面となる構成層に相当し、この電荷輸送層中に活性酸素クエンチャーが含有されている。
図6は、図5の電荷輸送層1f上に表面層1dを設けた層構造の例を示す。この構成の場合には、表面層1dが受放電表面となる構成層に相当し、この表面層中に活性酸素クエンチャーが含有されている。
<導電性支持体について>
導電性支持体としては、体積抵抗1010Ω・cm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、白金などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物を蒸着またはスパッタリングにより、フィルム状もしくは円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレスなどの板およびそれらを押し出し、引き抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研摩などの表面処理を施した管などを使用することができる。また、エンドレスニッケルベルト、エンドレスステンレスベルトも導電性支持体として用いることができる。
この導電性粉体としては、カーボンブラック、アセチレンブラック、また、アルミニウム、ニッケル、鉄、ニクロム、銅、亜鉛、銀などの金属粉、あるいは導電性酸化スズ、ITOなどの金属酸化物粉体などが挙げられる。
次に、感光層について説明する。感光層は前記図3〜5に示したように、積層構造でも単層構造でもよい。積層構造の場合には、感光層は電荷発生機能を有する電荷発生層と電荷輸送機能を有する電荷輸送層とから構成される。また、単層構造の場合には、感光層は電荷発生機能と電荷輸送機能を同時に有する層である。
以下、積層構造における感光層及び単層構造における感光層のそれぞれについて説明する。
(電荷発生層)
電荷発生層は、電荷発生機能を有する電荷発生物質を主成分とする層から形成され、必要に応じてバインダー樹脂を併用することもできる。電荷発生物質としては、無機系材料と有機系材料を用いることができる。
例えば、金属フタロシアニン、無金属フタロシアニン等のフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩顔料、スクエアリック酸メチン顔料、カルバゾール骨格を有するアゾ顔料、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ顔料、ジフェニルアミン骨格を有するアゾ顔料、ジベンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料、フルオレノン骨格を有するアゾ顔料、オキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔料、ジスチリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料、ジスチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料、ペリレン系顔料、アントラキノン系または多環キノン系顔料、キノンイミン系顔料、ジフェニルメタン及びトリフェニルメタン系顔料、ベンゾキノン及びナフトキノン系顔料、シアニン及びアゾメチン系顔料、インジゴイド系顔料、ビスベンズイミダゾール系顔料などが挙げられる。これらの電荷発生物質は、単独または2種以上の混合物として用いることができる。
電荷発生層に併用できる電荷輸送物質には、電子輸送物質と正孔輸送物質とがある。
例えば、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、モノアリールアミン誘導体、ジアリールアミン誘導体、トリアリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、α−フェニルスチルベン誘導体、ベンジジン誘導体、ジアリールメタン誘導体、トリアリールメタン誘導体、9−スチリルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒドラゾン誘導体、インデン誘導体、ブタジェン誘導体、ピレン誘導体等、ビススチルベン誘導体、エナミン誘導体等、その他公知の材料が挙げられる。これらの正孔輸送物質は、単独または2種以上の混合物として用いることができる。
前者の真空薄膜作製法として、真空蒸着法、グロー放電分解法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、反応性スパッタリング法、CVD法等が用いられ、上述した無機系材料、有機系材料が良好に形成できる。
また、必要に応じて、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル等のレベリング剤を添加することができる。塗布は、浸漬塗工法やスプレーコート、ビードコート、リングコート法などを用いて行なうことができる。
電荷輸送層は、電荷輸送機能を有する層であり、電荷輸送機能を有する電荷輸送物質、及びバインダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを電荷発生層上に塗布、乾燥することにより形成することができる。
電荷輸送物質としては、前記電荷発生層で記載した電子輸送物質、正孔輸送物質を用いることができる。
なお、電荷輸送物質として先にあげた高分子電荷輸送物質を用いることができる。
電荷輸送層に併用できる可塑剤としては、例えば、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート等、一般の樹脂の可塑剤として使用されているものがそのまま使用でき、その使用量は、バインダー樹脂100重量部に対して0〜30重量部程度が適当である。
電荷輸送層の膜厚は、5〜40μm程度が適当であり、好ましくは10〜30μm程度が適当である。
単層構造の感光層は、電荷発生機能と電荷輸送機能を同時に有する層である。
感光層は、電荷発生機能を有する電荷発生物質と電荷輸送機能を有する電荷輸送物質とバインダー樹脂を適当な溶媒に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥することによって形成できる。また、必要により可塑剤やレベリング剤等を添加することもできる。
なお、バインダー樹脂としては、先に電荷輸送層の項で挙げたバインダー樹脂のほかに、電荷発生層で挙げたバインダー樹脂を混合して用いてもよい。また、先に挙げた高分子電荷輸送物質も使用可能である。かかる感光層の膜厚は、5〜30μm程度が適当であり、好ましくは10〜25μm程度が適当である。
単層および積層構成からなる感光層が、受放電表面となる構成層、すなわち最表層となる層構造の場合、最表層中に活性酸素クエンチャーを添加する。単層構造の場合は、例えば、電荷発生機能を有する電荷発生物質と電荷輸送機能を有する電荷輸送物質とバインダー樹脂に活性酸素クエンチャーを分散させて製膜する。一方、積層構造の場合には、電荷輸送層として用いられる電荷発生物質とバインダー樹脂に活性酸素クエンチャーを分散させて製膜する。
活性酸素クエンチャーの添加量としては、感光体の受放電表面となる構成層中に5〜30重量%となるように調製することが好ましい。
添加量が5重量%よりも少ないと、放電によって発生した粒子のエネルギーを緩和し、感光体表面の膜厚減少を抑制する効果が十分でない。一方、30重量%よりも多いと、感光体表面の膜厚減少に対する抑制効果に問題はないが、露光部電位上昇などの問題が発生した。
本発明の感光体においては、前述のように活性酸素クエンチャーを含有する表面層が感光層の上に設けられる場合がある。
表面層に使用されるバインダー樹脂としては、ABS樹脂、ACS樹脂、オレフィン−ビニルモノマー共重合体、塩素化ポリエーテル、アリル樹脂、フェノール樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレート、ポリアリルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、アクリル樹脂、ポリメチルベンテン、ポリプ1ロピレン、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリスチレン、AS樹脂、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂等の樹脂が挙げられる。
表面層は、活性酸素クエンチャーとバインダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥することにより形成することができる。必要により、電荷輸送の物質(電荷輸送材料)、可塑剤、酸化防止剤、レベリング剤等を適量添加することもできる。
この場合、電荷輸送機能を有する構造を含まない3官能以上のラジカル重合性モノマーと、1官能の電荷輸送機能を有する構造を含むラジカル重合性化合物を用いて硬化した架橋樹脂層が特に有効に利用される。
以降、「電荷輸送機能を有する構造を含まない…」という表現を「電荷輸送性構造を有しない…」と表現し、「電荷輸送機能を有する構造を含む…」という表現を「電荷輸送性構造を有する…」と表現することがある。
CH2=CH−X1− …(I)
CH2=CY−X2− …(II)
すなわち、本発明において使用する上記ラジカル重合性モノマーとしては、例えば、トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA)、トリメチロールプロパントリメタクリレート、HPA(2ヒドロキシプロピルアクリレート)変性トリメチロールプロパントリアクリレート、EO(エチレンオキサイド)変性トリメチロールプロパントリアクリレート、PO(プロピレンオキサイド)変性トリメチロールプロパントリアクリレート、カプロラクトン変性トリメチロールプロパントリアクリレート、HPA変性トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート(PETTA)、グリセロールトリアクリレート、ECH(エチルシクロヘキサン)変性グリセロールトリアクリレート、EO変性グリセロールトリアクリレート、PO変性グリセロールトリアクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタアクリレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールテトラアクリレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールトリアクリレート、ジメチロールプロパンテトラアクリレート(DTMPTA)、ペンタエリスリトールエトキシテトラアクリレート、EO変性リン酸トリアクリレート、2,2,5,5,−テトラヒドロキシメチルシクロペンタノンテトラアクリレートなどが挙げられ、これらは、単独または2種類以上を併用しても差し支えない。
3官能以上のラジカル重合性モノマー成分が20重量%未満では架橋表面層の3次元架橋結合密度が少なく、従来の熱可塑性バインダー樹脂を用いた場合に比べて飛躍的な耐摩耗性向上が達成されない。また、80重量%以上では一方の電荷輸送性構造を有するラジカル重合性化合物の含有量が相対的に低下し、電気的特性の劣化が生じる。使用されるプロセスによって要求される耐摩耗性や電気特性が異なるため一概には言えないが、両特性のバランスを考慮すると30〜70重量%の範囲が最も好ましい。
これらの電気的特性の劣化は、画像形成において、画像濃度低下、文字の細り等の現象として現れる。このようなことから、電荷輸送性構造を有するラジカル重合性化合物としては、1官能の電荷輸送性構造を有するラジカル重合性化合物を用い、これを架橋結合間にペンダント状に固定化することによって、クラックや傷の発生、及び静電的特性の安定化を図ることが可能となる。
その他の光重合開始剤としては、エチルアントラキノン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルエトキシホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,4−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、メチルフェニルグリオキシエステル、9,10−フェナントレン、アクリジン系化合物、トリアジン系化合物、イミダゾール系化合物などが挙げられる。
これらの添加剤には公知のものが使用可能であり、例えば、可塑剤としてはジブチルフタレート、ジオクチルフタレート等の一般の樹脂に使用されているものが利用可能である。その使用量は、塗工液の総固形分に対し20重量%以下、好ましくは10%以下である。
また、レベリング剤としては、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル等のシリコーンオイル類や、側鎖にパーフルオロアルキル基を有するポリマーあるいはオリゴマーが利用できる。その使用量は、塗工液の総固形分に対し3重量%以下が適当である。
かかる塗工液は、ラジカル重合性モノマーが液体である場合、これに他の成分を溶解して塗布することも可能であるが、必要に応じて溶媒により希釈して塗布される。
上記各種エネルギーの中で、反応速度制御の容易さ、装置の簡便さから熱エネルギー及び光エネルギーを用いたものが有用である。
なお、表面層の厚さは1.0〜10.0μmの範囲であることが好ましい。膜厚が1.0μmよりも薄くなり過ぎた場合には、長期的使用において摩耗して表面層が消失しやすくなり、膜厚が10.0μmよりも厚くなり過ぎた場合には、残留電位の上昇や、微細ドット再現性の低下が考えられる。
本発明の電子写真感光体においては、導電性支持体と感光層との間に下引き層を設けることができる。
下引き層は一般には樹脂を主成分とするが、これらの樹脂は、その上に設けられる感光層が溶剤を用いて塗布形成されることを考慮すると、一般の有機溶剤に対して耐溶剤性の高い樹脂であることが望ましい。
さらに、本発明の下引き層として、シランカップリング剤、チタンカップリング剤、クロムカップリング剤等を使用することもできる。この他、本発明の下引き層には、Al2O3を陽極酸化によって設けたものや、ポリパラキシリレン(パリレン)等の有機物やSiO2、SnO2、TiO2、ITO、CeO2等の無機物を真空薄膜作成法により設けたものも良好に使用できる。この他にも公知の材料を用いることができる。下引き層の膜厚としては、0〜5μmが適当である。
また、本発明においては、耐環境性の改善のため特に、感度低下、残留電位の上昇を防止する目的から、表面層、電荷発生層、電荷輸送層、下引き層、中間層等の各層に酸化防止剤を添加することができる。
これら酸化防止剤としては、ゴム、プラスチック、油脂類などの添加剤として知られているものが使用でき、市販品として容易に入手できる。
本発明における酸化防止剤の添加量は、添加する層の総重量に対して0.01〜10重量%である。
以下、本発明に係る画像形成装置について実施形態を説明する。但し、これらはその一例であって、これに限定されるものではない。
図7は、後述する各実施例にも共通した構成を有する本発明における画像形成装置の一例を示す模式図である。図7の画像形成装置は、有機感光体からなる電子写真感光体1を備えている。電子写真感光体1は、少なくとも感光層を有し、感光体の受放電表面となる構成層中に活性酸素クエンチャーを含有することを特徴としている。
図7において、電子写真感光体1は、図示しない駆動装置により回転駆動され、その表面が近接帯電方式の帯電装置2の帯電ローラ2aにより所定の極性に帯電される。帯電された電子写真感光体1の表面は、露光装置3によって露光され、画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置4から電子写真感光体1の表面に供給される現像剤としてのトナーにより現像されて、トナー像として可視像化される。
このように、プロセスカートリッジに組み込めば、コンパクト化やメンテナンス作業の容易化を可能とし、品質の高い優れた画像が長期に亘って提供される。
次に、画像形成装置に用いる帯電装置2について説明する。
この帯電装置2は、近接放電を用いて電子写真感光体を帯電する。近接放電を用いて電子写真感光体を帯電する方法としては、回動可能なローラ状の帯電部材(以下、帯電ローラという)21を電子写真感光体に接触させて配置する接触帯電方式と、帯電ローラを電子写真感光体に非接触に配置する非接触帯電方式とがある。本実施形態においては、非接触帯電方式を用いている。
本実施形態においては、電子写真感光体表面における少なくとも画像形成領域に対して所定の帯電ギャップをもって対向するよう帯電ローラ2aを配置した非接触帯電方式を採用した。
帯電ローラ21は、軸部21aとローラ部21bとからなる。ローラ部21bは軸部21aの回転によって回動可能であり、電子写真感光体1表面のうち画像が形成される画像形成領域11に対向する部分は電子写真感光体1と非接触である。帯電ローラは、その長手方向(軸方向)の寸法が画像形成領域よりも少し長く設定されており、その長手方向の両端部にスペーサ22が設けられている。
Al製支持体(外径30mmφ)に、下記組成分からなる下引き層用塗工液を用い、乾燥後の膜厚が28μmとなるように調整しながら浸漬法により塗工し、下引き層を形成した。
アルキッド樹脂 6部
(ベッコゾール1307−60−EL、大日本インキ化学工業製)
メラミン樹脂 4部
(スーパーベッカミンG−821−60、大日本インキ化学工業製)
酸化チタン 40部
(CR−EL:石原産業)
メチルエチルケトン 50部
下記化学式(1)に示すビスアゾ顔料 2.5部
シクロヘキサノン 200部
メチルエチルケトン 80部
ビスフェーノルZ型ポリカーボネート 10部
下記化学式(2)に示す電荷輸送物質 10部
1%シリコーンオイルのテトラヒドロフラン溶液 0.2部
(KF50、信越化学工業製)
〈組成分〉
電荷輸送層に用いた電荷輸送物質
ビスフェーノルZ型ポリカーボネート
α−トコフェノール
テトラヒドロフラン
シクロヘキサノン
〈混合比(重量部)〉
電荷輸送物質/ポリカーボネート/α−トコフェノール/テトラヒドロフラン/シクロヘキサノン=4/5/1/170/50
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、サイアソーブUV−1084(ニッケル錯体)を添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例2の電子写真感光体を作製した。
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、下記化学式(3)に示すニッケル錯体を添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例3の電子写真感光体を作製した。
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、下記化学式(4)に示すニッケル錯体を添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例4の電子写真感光体を作製した。
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、下記化学式(5)に示すニッケル錯体を添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例5の電子写真感光体を作製した。
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、前記化学式(3)に示すニッケル錯体を下記混合比で添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例6の電子写真感光体を作製した。
〈混合比(重量部)〉
電荷輸送物質/ポリカーボネート/ニッケル錯体/テトラヒドロフラン/シクロヘキサノン=3.5/4.5/2/170/50
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、前記化学式(3)に示すニッケル錯体を下記混合比で添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例7の電子写真感光体を作製した。
〈混合比(重量部)〉
電荷輸送物質/ポリカーボネート/ニッケル錯体/テトラヒドロフラン/シクロヘキサノン=3/4/3/170/50
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、前記化学式(3)に示すニッケル錯体を下記混合比で添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例8の電子写真感光体を作製した。
〈混合比(重量部)〉
電荷輸送物質/ポリカーボネート/ニッケル錯体/テトラヒドロフラン/シクロヘキサノン=2.8/3.8/3.4/170/50
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、前記化学式(3)に示すニッケル錯体を下記混合比で添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例9の電子写真感光体を作製した。
〈混合比(重量部)〉
電荷輸送物質/ポリカーボネート/ニッケル錯体/テトラヒドロフラン/シクロヘキサノン=4.5/5/0.5/170/50
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、前記化学式(3)に示すニッケル錯体を下記混合比で添加すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例10の電子写真感光体を作製した。
〈混合比(重量部)〉
電荷輸送物質/ポリカーボネート/ニッケル錯体/テトラヒドロフラン/シクロヘキサノン=4.7/5/0.3/170/50
実施例1おいて表面層中に活性酸素クエンチャーを添加しないこと以外は、全て実施例1と同様にして比較例1の電子写真感光体を作製した。
実施例1おいて表面層を設けないこと以外は、全て実施例1と同様にして比較例2の電子写真感光体を作製した。
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、Sumilizar GM(酸化防止剤:住友化学社製)を用いること以外は、全て実施例1と同様にして比較例3の電子写真感光体を作製した。
実施例1おいて用いたα−トコフェノールの代りに、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)を用いること以外は、全て実施例1と同様にして比較例4の電子写真感光体を作製した。
実施例1おいて用いた表面層塗工液の代りに、下記表面層用塗工液及び製膜方法を使用すること以外は、全て実施例1と同様にして実施例11電子写真感光体を作製した。
電荷輸送性構造を有さない3官能以上のラジカル重合性モノマー 10部
(KAYARAD TMPTA:日本化薬製)
下記化学式(6)の1官能の電荷輸送性構造を有するラジカル重合性化合物 9部
(1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン:
イルガキュア184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)
前記化学式(3)のニッケル錯体 1部
テトラヒドロフラン 80部
スプレー塗工後、UV照射を行い、加熱乾燥(130℃、20分)を行った。
実施例11において表面層中にニッケル錯体を添加しないこと以外は、全て実施例11と同様にして比較例5の電子写真感光体を作製した。
作製した実施例1〜11及び比較例1〜5の電子写真感光体を、直流成分に交流成分を重畳した電圧を印加する非接触帯電器を備えたリコー製 IPSiO Color CX9000を用いて、実機通紙試験(A4、NBSリコー製My Paper使用、スタート時感光体表面帯電電位−650Vの条件)を実施し、摩耗特性(摩耗量)、及び画像(S3チャート)特性(画像濃度)の評価を行った。
実施例1〜10及び比較例1〜4の1万枚と5万枚経過時の摩耗量の値を下記表1に、実施例1〜10及び比較例1〜4の初期と5万枚経過時の画像濃度を下記表2に、また実施例11及び比較例5の5万枚と10万枚経過時の摩耗量の値を下記表3に、それぞれ示す。
また、直流成分のみの電圧を印加する接触帯電器に改造したリコー製 IPSiO Color CX9000を用いて、実機通紙試験(A4、NBSリコー製My Paper使用、スタート時感光体表面帯電電位−700Vの条件)を実施し、摩耗特性(摩耗量)を評価した。
実施例1と実施例2の1万枚と5万枚経過時の摩耗量の値を下記表4に、また実施例11と比較例5の5万枚と10万枚経過時の摩耗量の値を下記表5に示す。
すなわち、直流成分のみの電圧を印加する接触帯電方式による通紙の場合には、放電による摩耗量(膜厚変化)の差は認められず同水準であった。
しかし、本発明の目的とする直流電圧に交流電圧を重畳した近接放電による帯電方式の場合、実施例1〜11の摩耗量は、比較例1〜5に比べて耐摩耗性が高い。
なお、画像濃度の評価結果から活性酸素クエンチャーであるニッケル錯体が30重量%を超える場合(実施例8)には露光部電位上昇による画像濃度の低下が認められた。一方ニッケル錯体が30重量%を超える実施例9の場合には画像濃度は良好であり、これらの結果から、長期的に安定して良好な画像濃度を得るには活性酸素クエンチャーを概ね30重量%以内とすることが良いことがわかる。
比較例1、2の画像濃度は5万枚の範囲においては良好であるが、摩耗量が大きく、さらに長期に亘る安定した画像形成は困難である。
したがって、本発明に係る電子写真感光体を用いることによって、良好な画像を長期に亘り形成することが可能な、高性能、且つ信頼性の高い画像形成プロセス、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジを提供することができるものである。
1a 電荷輸送層
1b 導電性支持体
1c 感光層
1d 表面層
1e 電荷発生層
1f 電荷輸送層
2 帯電装置
2a 帯電ローラ
3 露光装置
4 現像装置
5 転写装置
6 定着装置
7 クリーニング装置
8 クリーニングブレード
9 除電装置
10 転写材搬送経路
11 画像形成領域
12 非画像形成領域
14 微小なギャップ
15 加圧バネ
16 電源
21 帯電ローラ
21a 軸部
21b ローラ部
22 スペーサ
Claims (12)
- 少なくとも電子写真感光体と、電子写真感光体に対して接触または近接して設けられ、直流成分に交流成分を重畳した電圧を印加することによって生じる放電を利用して電子写真感光体を帯電させる帯電器と、帯電器によって帯電させられた電子写真感光体表面に静電潜像を形成する潜像形成器と、潜像形成器によって形成された静電潜像の画像部にトナーを付着させる現像器を備えた画像形成装置に配備される前記電子写真感光体において、
該電子写真感光体が導電性支持体上に少なくとも感光層を有するとともに、該感光体の受放電表面となる構成層中に活性酸素クエンチャーを含有していることを特徴とする電子写真感光体。 - 前記活性酸素クエンチャーが、ニッケル錯体であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記感光層上に構成層として表面層を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層が、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエーテルの少なくともいずれか1つの重合体を含有していることを特徴とする請求項3に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層が、電荷輸送材料を含有することを特徴とする請求項3または4に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層が、少なくとも電荷輸送機能を有する構造を含まない3官能以上のラジカル重合性モノマーと、電荷輸送機能を有する構造を含むラジカル重合性化合物との重合体により形成された架橋構造を持つ樹脂層であることを特徴とする請求項3に記載の電子写真感光体。
- 前記電荷輸送機能を有する構造を含むラジカル重合性化合物が、1官能であることを特徴とする請求項6に記載の電子写真感光体。
- 前記受放電表面となる構成層中に含有される活性酸素クエンチャーの添加量が、該構成層全量の5〜30重量%であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 前記感光層が、電荷発生層、電荷輸送層を順に積層して構成されたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 少なくとも電子写真感光体と、電子写真感光体に対して接触または近接して設けられ、直流成分に交流成分を重畳した電圧を印加することによって生じる放電を利用して電子写真感光体を帯電させる帯電器と、帯電器によって帯電させられた電子写真感光体表面に静電潜像を形成する潜像形成器と、潜像形成器によって形成された静電潜像の画像部にトナーを付着させる現像器を備えた画像形成装置において、
前記電子写真感光体が、請求項1〜9のいずれかに記載の電子写真感光体であること特徴とする画像形成装置。 - 電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、前記電子写真感光体の表面をクリーニングするクリーニング装置手段から選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジにおいて、
前記電子写真感光体が請求項1〜9のいずれかに記載の電子写真感光体であることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 電子写真感光体に対して接触または近接して設けられ、直流成分に交流成分を重畳した電圧を印加することによって生じる放電を利用して電子写真感光体を帯電させる帯電器と、請求項1〜9のいずれかに記載の電子写真感光体を用いることを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045829A JP2006234943A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 電子写真感光体、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005045829A JP2006234943A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 電子写真感光体、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006234943A true JP2006234943A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37042699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005045829A Pending JP2006234943A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 電子写真感光体、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006234943A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012185419A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-09-27 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体、それを用いた画像形成方法、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ |
US8373160B2 (en) | 2010-03-05 | 2013-02-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge image forming apparatus, and cured film |
US8609311B2 (en) | 2011-02-04 | 2013-12-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge, and image forming apparatus |
US8673526B2 (en) | 2011-01-28 | 2014-03-18 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge, and image forming apparatus |
US8859173B2 (en) | 2010-02-23 | 2014-10-14 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge, image forming apparatus, cured film, and organic electroluminescent device |
KR20210005568A (ko) | 2018-04-25 | 2021-01-14 | 가와사끼가세이고오교 가부시끼가이샤 | 광 중합 증감제 조성물 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0553346A (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-05 | Mita Ind Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPH07128892A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | 正帯電型電子写真用感光体 |
JP2003149848A (ja) * | 2001-11-12 | 2003-05-21 | Ricoh Co Ltd | 電子写真装置 |
JP2004302452A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-28 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体、それを用いた画像形成方法、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005045829A patent/JP2006234943A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0553346A (ja) * | 1991-08-28 | 1993-03-05 | Mita Ind Co Ltd | 電子写真感光体 |
JPH07128892A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | 正帯電型電子写真用感光体 |
JP2003149848A (ja) * | 2001-11-12 | 2003-05-21 | Ricoh Co Ltd | 電子写真装置 |
JP2004302452A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-28 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体、それを用いた画像形成方法、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8859173B2 (en) | 2010-02-23 | 2014-10-14 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge, image forming apparatus, cured film, and organic electroluminescent device |
US8373160B2 (en) | 2010-03-05 | 2013-02-12 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge image forming apparatus, and cured film |
US8673526B2 (en) | 2011-01-28 | 2014-03-18 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge, and image forming apparatus |
US8609311B2 (en) | 2011-02-04 | 2013-12-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Electrophotographic photoreceptor, process cartridge, and image forming apparatus |
JP2012185419A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-09-27 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体、それを用いた画像形成方法、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ |
KR20210005568A (ko) | 2018-04-25 | 2021-01-14 | 가와사끼가세이고오교 가부시끼가이샤 | 광 중합 증감제 조성물 |
US11352450B2 (en) | 2018-04-25 | 2022-06-07 | Kawasaki Kasei Chemicals Ltd. | Photopolymerization sensitizer composition |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6040596B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2007079244A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成方法 | |
JP5610220B2 (ja) | 電子写真感光体、並びにそれを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP4194973B2 (ja) | 電子写真感光体、それを用いた画像形成方法、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP6056256B2 (ja) | 電子写真感光体、該感光体を有する画像形成装置、画像形成方法、プロセスカートリッジ、及び、電子写真感光体表面層用塗工液 | |
JP4987546B2 (ja) | 電子写真感光体、それを用いた画像形成方法、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP5887768B2 (ja) | 感光体及びその製造方法、プロセスカートリッジ並びに画像形成装置 | |
JP5564831B2 (ja) | 電子写真感光体、並びにそれを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2007279678A (ja) | 電子写真感光体およびそれを用いた画像形成方法、並びに画像形成装置、画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP2007272191A (ja) | 電子写真感光体およびそれを用いた画像形成方法、並びに画像形成装置、画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP2007272192A (ja) | 電子写真感光体およびそれを用いた画像形成方法、並びに画像形成装置、画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP5825106B2 (ja) | 静電潜像担持体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP4608438B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP2006234943A (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、プロセスカートリッジ及び画像形成方法 | |
JP5540657B2 (ja) | 電子写真感光体、並びにプロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2007206170A (ja) | 電子写真感光体、およびそれを用いた画像形成方法、画像形成装置、画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP4886483B2 (ja) | 静電潜像担持体、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP4911708B2 (ja) | 電子写真感光体の製造方法および電子写真感光体、それを用いた画像形成装置、画像形成方法および画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP4420397B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置および画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP5532393B2 (ja) | 電子写真感光体、それを用いた画像形成方法、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
JP4532366B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及びプロセスカートリッジ | |
JP2006201542A (ja) | 電子写真感光体、及びそれを用いた画像形成方法 | |
JP5929201B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5532731B2 (ja) | 電子写真感光体、並びに画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2008292590A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成装置用のプロセスカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091014 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091210 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100316 |