JP2006234333A - 循環型穀物乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乾燥スイッチにより作動される乾燥機本体の駆動手段及びバーナ13のバーナ燃焼手段と、乾燥機本体の駆動手段及びバーナ13のバーナ燃焼手段を制御可能な不揮発メモリー付きコントローラ40と、バーナ13の燃焼状態を検出するバーナ燃焼検出手段70とを具備する循環型穀物乾燥機において、乾燥スイッチを複数回ONしバーナ燃焼手段を複数回燃焼作動したにもかかわらず、バーナ燃焼検出手段70がバーナの不燃焼状態を所定回数連続して検出すると、コントローラ40からのバーナ燃焼手段への燃焼出力を停止すると共に、通常運転時よりも短い所定時間だけ乾燥機本体の駆動手段を駆動した後に停止させる。
【選択図】図4
Description
請求項1の発明は、乾燥機本体の駆動手段及びバーナ(13)の燃焼手段をON/OFFする乾燥スイッチと、乾燥機本体の駆動手段及びバーナ(13)の燃焼手段を制御可能な不揮発メモリー付きコントローラ(40)と、前記バーナ(13)の燃焼状態を検出するバーナ燃焼検出手段(70)とを具備する循環型穀物乾燥機において、前記乾燥スイッチを複数回ONしバーナ燃焼手段を複数回燃焼作動したにもかかわらずバーナ燃焼検出手段(70)がバーナの不燃焼状態を所定回数連続して検出すると、コントローラ(40)からのバーナ燃焼手段への燃焼出力を停止すると共に、通常運転時よりも短い所定時間だけ乾燥機本体の駆動手段を継続駆動した後に停止することを特徴とする循環型穀物乾燥機とする。
まず、この発明を具備する穀物乾燥機の全体構成について説明する。
1は穀物乾燥機の機枠で、内部に貯溜タンク2、乾燥室3、集穀室4の順に積み重ねられている。乾燥室3内には、通気性網体5a,5aを左右に対向させて傾斜状の穀物流下通路5,5を形成し、左右一対の穀物流下通路5,5を正面視V字型に構成している。各穀物流下通路5,5の上位側は更にV字型をそれぞれ形成するように左右の穀物流下通路5,5の内側を断面菱形の空間部とし、この空間部を熱風室6に形成している。なお、菱形断面の空間形成体のうち下半部は通気網体により構成し、V字型の上半部は非通気性の板材により構成している。
張込ホッパ(図示省略)に投入された穀粒は、張込スイッチ(図示省略)をONすることにより駆動される昇降機30、上部搬送装置32等を経由して貯溜タンク2に張り込まれる。穀粒の張込が完了すると、乾燥作業に移行するが、前段階で水分設定スイッチ(図示省略)及び乾燥設定スイッチ(図示省略)により穀粒種類の設定や希望の乾燥仕上げ水分値を設定する。
コントローラ40の入力側には、水分計46、貯溜タンク2の穀物満量張込を検出する満量センサ47、風圧センサ48、サーモスタット49、滞留センサ50、排出シャッタ開センサ51a,排出シャッタ閉センサ51b、流下板温度センサ52、熱風温度センサ53、外気温度センサ54、排風温度センサ55、外気湿度センサ56、湿度補正温度センサ57が入力インターフェイスを介して接続されている。
この制御は、循環型穀物乾燥機でバーナ13やバーナモータ65等を制御するコントローラ40を有し、異常発生時にその異常内容に応じた異常コードを不揮発メモリーに新しいものから順次複数個記憶できるように構成し、乾燥開始時にバーナ13の着火信号が一度も入力されない異常が発生し、不揮発メモリーにこの異常が所定の複数回(例えば4回)連続して記憶されている場合には、乾燥スイッチ(図示省略)をONしてもコントローラ40からバーナ13系への燃焼出力を停止するように構成したものである。そして、前記異常内容をクリアした後に乾燥スイッチ(図示省略)をONすると、コントローラ40からバーナ13の燃焼出力がなされるものである。
乾燥スイッチをONすると、バーナモータ65、汲上ポンプ66及び風調ファンモータ69がONし、次いで、所定時間(例えば2秒)後にイグナイタ68及び制御ポンプ67がONしバーナ13の着火作動をする(ステップS1)。次いで、フレームロッド70で着火検出をし、バーナ13の不着火異常が所定回数(例えば4回)連続したか否かの判定をし(ステップS2)、所定回数連続して不着火の場合には、操作盤41の表示部(図示省略)にバーナ不着火の異常表示をし、風調ファンモータ69を短い所定時間(例えば4分)回転させて、バーナの点火作動を終了する(ステップS3)。
制御内容を図5のフローにより説明する。乾燥スイッチをONする(ステップS11)と、乾燥機本体のモータ(即ち、ファンモータ61、エレベータモータ62、バルブモータ63及び排塵機モータ64)をONし、バーナモータ65、汲上ポンプ66及び風調ファンモータ69をONする(ステップS12)。次いで、所定時間(例えば2秒)経過すると(ステップS13)、イグナイタ68及び制御ポンプ67をONしてバーナ13の着火作動をし、熱風温度センサ53により初期の熱風温度を検出し記憶する(ステップS14)。
制御内容を図6のフローにより説明する。乾燥スイッチをONする(ステップS21)と、乾燥機本体のモータ(即ち、ファンモータ61、エレベータモータ62、バルブモータ63及び排塵機モータ64)をONし、バーナモータ65、汲上ポンプ66及び風調ファンモータ69をONする(ステップS32)。次いで、所定時間(例えば2秒)経過すると(ステップS33)、イグナイタ68及び制御ポンプ67をONしてバーナ13の着火作動をする(ステップS34)。
前記のように制御することにより、バーナ13の不着火による異常でバーナ温度が低いときには、短時間のバーナ冷却運転で乾燥機の駆動を停止して無駄な待ち時間を少なくして迅速にバーナ13の再点火作動に入ることができる。また、再点火作業に際しては着火検出用のフレームロッド70が断線でないことも前もって確認できて再点火作業時の点検作業が容易となる。
乾燥機本体の正面側壁1aあるいは背面側壁1bに選択的に張込ホッパ37を取り付けようとするものである。正面側に張込ホッパ37を取り付ける場合には、図7に示すように乾燥機正面側壁1aの一側左側に昇降機30を取り付け、他側右側に張込ホッパ37を取り付け、乾燥機正面壁1aの右側部から穀粒の張込をする。即ち、乾燥機本体の機枠1の前側壁1a下部に張込ホッパ37を例えばボルト・ナットで着脱自在に取り付けて、張込ホッパ37の前後両側に長さ調節自在の支持棒38,38を取り付け、支持棒38,38の下端部を接地させ、下部搬送装置25の終端側部と張込ホッパ37の流下口部とを流下筒39により接続する。
バーナ13をロータリガス化バーナとし、遠赤外線放射体10を具備する循環型穀物乾燥機において、遠赤外線放射体10の熱風入口側にバーナ13を配設し、遠赤外線放射体10の上側半分から外気を導入してバーナ13の放射熱と混合して遠赤外線放射体10に送るようにし、遠赤外線放射体10の下方には遮蔽板75を設けて閉鎖している。この遮蔽板75の上方で、且つ、バーナ13の燃焼筒13aの下方部位に皿状のドレンパン76を設け、遠赤外線放射体10のバーナ13の対向部位に流し樋79を設けて、その傾斜下位側をドレンパン76に臨ませる。また、ドレンパン76の底部に排出パイプ77の始端部接続し、排出パイプ77の終端部をバーナ13の下方を経て外側まで延出し、排出パイプ77の終端側に延長パイプ78を接続して機外下方まで延出している。
循環型穀物乾燥機で乾燥室3に遠赤外線放射体10を具備するものにおいて、穀物流下通路5の流下板上に滞留するゴミの過熱、繰出バルブ7の異常、穀物の流下不良等に起因する穀物の異常過熱が発生することがあり、この異常過熱による火災等の不具合を防止するために流下板に流下板温度センサ52設置している。
2 貯溜タンク
3 乾燥室
4 集穀室
5 穀物流下通路
6 熱風室
7 繰出バルブ7
10 遠赤外線放射体
13 バーナ
16 排風室
25 下部搬送装置
30 昇降機
31 上部搬送装置
40 コントローラ
53 熱風温度センサ
54 外気温度センサ
70 バーナ燃焼検出手段(フレームロッド)
Claims (3)
- 乾燥機本体の駆動手段及びバーナ(13)の燃焼手段をON/OFFする乾燥スイッチと、乾燥機本体の駆動手段及びバーナ(13)の燃焼手段を制御可能な不揮発メモリー付きコントローラ(40)と、前記バーナ(13)の燃焼状態を検出するバーナ燃焼検出手段(70)とを具備する循環型穀物乾燥機において、前記乾燥スイッチを複数回ONしバーナ燃焼手段を複数回燃焼作動したにもかかわらずバーナ燃焼検出手段(70)がバーナの不燃焼状態を所定回数連続して検出すると、コントローラ(40)からのバーナ燃焼手段への燃焼出力を停止すると共に、通常運転時よりも短い所定時間だけ乾燥機本体の駆動手段を継続駆動した後に停止することを特徴とする循環型穀物乾燥機。
- 乾燥機本体の駆動手段及びバーナ(13)の燃焼手段をON/OFFする乾燥スイッチと、乾燥機本体の駆動手段及びバーナ(13)の燃焼手段を制御可能な不揮発メモリー付きコントローラ(40)と、前記バーナ(13)の燃焼状態を検出するバーナ燃焼検出手段(70)と、乾燥室(3)の熱風温度を検出する熱風温度センサ(53)を具備する循環型穀物乾燥機において、乾燥作業中にバーナ燃焼検出手段(70)によりバーナ(13)の不燃焼状態を検出すると、バーナ燃焼手段への燃焼出力を停止し、且つ、乾燥初期時熱風温度と乾燥終了時熱風温度の差が所定値以下のときには、通常運転時よりも短い所定時間だけ乾燥機本体の駆動手段を継続駆動した後に停止することを特徴とする循環型穀物乾燥機。
- 乾燥機本体の駆動手段及びバーナ(13)の燃焼手段をON/OFFする乾燥スイッチと、乾燥機本体の駆動手段及びバーナ(13)の燃焼手段を制御可能な不揮発メモリー付きコントローラ(40)と、前記バーナ(13)の燃焼状態を検出するバーナ燃焼検出手段(70)と、乾燥室(3)の熱風温度を検出する熱風温度センサ(53)と、外気温度センサ(54)を具備する循環型穀物乾燥機において、乾燥作業中にバーナ燃焼検出手段(70)によりバーナ(13)の不燃焼状態を検出すると、バーナ燃焼手段への燃焼出力を停止し、且つ、乾燥終了時熱風温度と外気温度との差が所定値以下のときには、通常運転時よりも短い所定時間だけ乾燥機本体の駆動手段を継続駆動した後に停止することを特徴とする循環型穀物乾燥機。
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2005
- 2005-02-28 JP JP2005052314A patent/JP2006234333A/ja active Pending
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