JPH09178343A - 乾燥装置のバーナー制御装置 - Google Patents

乾燥装置のバーナー制御装置

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JPH09178343A
JPH09178343A JP35020295A JP35020295A JPH09178343A JP H09178343 A JPH09178343 A JP H09178343A JP 35020295 A JP35020295 A JP 35020295A JP 35020295 A JP35020295 A JP 35020295A JP H09178343 A JPH09178343 A JP H09178343A
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JP
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burner
moisture
hot air
drying
blower
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JP35020295A
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Shinji Ninomiya
伸治 二宮
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業効率の向上。 【解決手段】 熱風室11に熱風を供給するバーナー2
1および送風機23を有し、該送風機23は熱風室11
に向けて熱風を供給すると共に、バーナー21を冷却し
得るように構成し、乾燥作業終了後、前記送風機23は
前記バーナー21に所定時間送風するように構成した乾
燥装置において、乾燥作業終了後、バーナー21近傍の
雰囲気温度B℃が作業開始前のバーナー21近傍の雰囲
気温度A℃に対してα℃だけ高い許容範囲内の温度にな
るか、または、作業終了時から設定時間経過するかのい
ずれか早いときに、前記送風機23を停止させるように
構成した乾燥装置のバーナー制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥装置のバーナー制
御装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来、公知公報番号は不知であるが、熱風
室に熱風を供給するバーナーおよび送風機を有し、該送
風機は熱風室に向けて熱風を供給すると共に、バーナー
を冷却し得るように構成し、乾燥作業終了後、前記送風
機は前記バーナーに所定時間送風するように構成した装
置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、乾燥作
業終了後、バーナー近傍の雰囲気温度が低くなっても、
送風機によりバーナーを所定時間送風しないと、装置全
体は停止しないので、次の作業を行えず、作業効率の点
に課題があった。
【0004】
【発明の目的】作業効率の向上。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱風室11に
熱風を供給するバーナー21および送風機23を有し、
該送風機23は熱風室11に向けて熱風を供給すると共
に、バーナー21を冷却し得るように構成し、乾燥作業
終了後、前記送風機23は前記バーナー21に所定時間
送風するように構成した乾燥装置において、乾燥作業終
了後、バーナー21近傍の雰囲気温度B℃が作業開始前
のバーナー21近傍の雰囲気温度A℃に対してα℃だけ
高い許容範囲内の温度になるか、または、作業終了時か
ら設定時間経過するかのいずれか早いときに、前記送風
機23を停止させるように構成した乾燥装置のバーナー
制御装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
は乾燥装置、2は乾燥装置1の機枠であり、機枠2の正
面には上下方向の揚穀装置3を設ける。揚穀装置3内に
はバケットコンベア4を設け、揚穀装置3の下部には張
込口5を設け、揚穀装置3の上部には前記機枠2の上部
に位置する穀粒移送装置6の始端部を接続する。7は前
記バケットコンベア4を駆動するコンベア用モータであ
る。前記穀粒移送装置6の排出口(図示省略)の下方に
は貯留タンク8を設け、前記穀粒移送装置6の排出口下
方の貯留タンク8内には拡散装置(均分装置)9を設け
る。貯留タンク8の下部には傾斜案内部10を設け、傾
斜案内部10の下方は前後方向に長い熱風室11に形成
し、熱風室11の左右側には前記傾斜案内部10の下部
に接続した熱風を通す通気部材を設け、熱風室11の側
部に落下流路12を形成する。落下流路12の左右側に
も通気部材を設け、落下流路12のそれぞれの側部に通
気部材を介して吸引排風する前後方向に長い排風室13
を形成し、排風室13は後側部分で互いに連通し、連通
部分に排風機14を設ける。
【0007】前記各落下流路12の下部には穀粒が流下
する時間を調節する繰出ロール15をそれぞれ設け、各
繰出ロール15の下方には集殻受樋16を設け、集殻受
樋16上には移送コンベア17を設け、移送コンベア1
7の終端には前記揚穀装置3の張込口5に穀粒を戻す戻
し樋18を接続する。19は前記揚穀装置3の上部に設
けた取出用流樋、20は前記排風機14の駆動用モータ
ーであり、排風機14以外にも前記繰出ロール15およ
び移送コンベア17を作動させる。しかして、前記熱風
室11の前側の機枠2には、バーナー21を設ける。バ
ーナー21はバーナーケース22内に設け、バーナーケ
ース22の上部には送風機23および送風の風量を調節
し得る送風用モータ24を設ける。機枠2の前側近傍に
は燃料タンク25を設け、燃料タンク25には燃料ポン
プ26を接続し、図示は省略するが燃料ポンプ26と前
記バーナー21との間には燃料バルブ50を設け、燃料
バルブ50は後述する制御部からの信号、例えばオンタ
イム可変のパルス信号を受けて開閉制御されて、所定量
の燃料をバーナー21に供給する。
【0008】前記揚穀装置3の正面外周には水分計測装
置27を設ける。水分計測装置27は揚穀装置3内に戻
された穀粒をサンプリングして水分計測するものであ
り、水分計測装置27内には穀粒を破砕するローラーを
正逆回転させる制御モータ28を設けている。また、前
記貯留タンク8の正面外周には、操作装置29を設け
る。乾燥装置1は、揚穀装置3、熱風室11を作動させ
るコンベア用モータ7等の本機系統の駆動(本機モータ
系という)と、バーナー21および送風機23等の作動
(バーナ系という)により作業を行うが、30は操作装
置29に設けた揚穀装置3等を駆動させる張込スイッ
チ、31はバーナ系を作動させる乾燥スイッチ、32は
穀粒の循環流路を取出用流樋19より排出する流路に切
替えて排出させる排出スイッチ、33は前記張込スイッ
チ30〜排出スイッチ32による作動を停止させる停止
スイッチ、34は張込量設定スイッチ、35は張込量設
定用表示部、36は停止水分値設定スイッチ、37は停
止水分値設定用表示部、38は穀物種類設定スイッチ、
39は穀物種類設定用表示部、40はタイマ設定スイッ
チ、41は熱風温度、検出水分値、乾燥残時間を表示す
るデジタル表示部、42は水分補正スイッチ、43は緊
急停止スイッチである(図3)。
【0009】また、44は熱風温度センサ、45は外気
温センサ、46は排風温度センサ、47は前記バーナー
21に供給した燃料を気化させるためのカップモータ、
48は不揮発メモリ、49は制御部である(図4)。し
かして、穀物乾燥は、揚穀装置3により貯留タンク8に
穀物を供給し、穀粒は落下流路12内を流下するときに
熱風に当たって徐々に乾燥し、落下流路12より落下し
た穀粒を揚穀装置3に戻して所定の水分値になるまで循
環させて乾燥し、乾燥が終了すると、取出用流樋19よ
り取り出す。このとき、揚穀装置3を停止させ、バーナ
ー21の燃焼を停止させた後でも、バーナー21を冷却
することと残存燃料の気化させるために所定時間送風機
23を作動させることを当業者は「ポストパージ」と呼
んでいる。
【0010】この「ポストパージ」は、通常の条件で運
転作業を行ったときに、バーナー21の冷却および残存
燃料の気化が終了しているであろう時間を予め設定して
いるが、バーナー21の冷却および残存燃料の気化が終
了しているのに、「ポストパージ」を続行させると、そ
の分、後の作業に影響し、作業効率が低くなるので、
「ポストパージ」はバーナー21の保護と次の作業の開
始との兼ね合いで合理的に設定する必要があり、本発明
は、「ポストパージ」を可及的に短縮する制御を要旨と
するものである。即ち、作業開始前のバーナー21近傍
の雰囲気温度を測定し、これをA℃とし、次に、その後
のバーナー21近傍の雰囲気温度を測定してB℃とし、
該B℃=A℃+α℃になるのと、排風機14やカップモ
ータカップモータ47を停止させて乾燥作業終了から設
定時間(一定時間)経過するのといずれか早くいずれか
の条件を充足したとき、送風機23を停止させることと
し、設定時間経過前であっても、B℃=A℃+α℃にな
ると、「ポストパージ」を終了させ、送風機23を停止
させるように構成する。
【0011】この場合、実施例ではバーナー21近傍の
雰囲気温度を前記熱風温度センサ44により測定してい
るが、熱風温度センサ44はバーナー21より離れた熱
風室11内に設け、バーナー21近傍に別の温度センサ
を設けてもよく、バーナー21近傍の雰囲気温度を計測
する具体的手段は任意であり、要件ではない。また、図
6の実施例では、前記排風機14やカップモータカップ
モータ47を停止させて乾燥作業終了を制御部49が感
知すると、送風用モータ24の回転数を上昇させるよう
に構成している。しかして、穀物乾燥制御は、揚穀装置
3から揚穀装置3に至る循環経路中に、穀粒を取り出す
サンプリング装置を設け、該サンプリング装置の穀粒を
水分計測装置27に送り、水分計測装置27内のローラ
を制御モータ28により回転させて破砕し、破砕した穀
粒の電気抵抗値により水分値を測定する。そして、乾燥
初期は、サンプリングの間隔が長く、設定水分値に近付
くとサンプリング間隔を短くし、短くなったサンプリン
グの水分値に基づいて随時熱風温度等を変更して制御し
ている。この場合、乾燥させる前の揚穀装置3に張り込
む穀粒全部が均等な含水率でなく、また、青米、しいな
の含有率分布が全量の穀粒中において相違しているか
ら、前記サンプリングによる水分測定値は、そのつど相
違し、未乾燥あるいは過剰乾燥ということがある。
【0012】図7の実施例では、「測定水分」と「設定
水分」の差が一定値(例えば、3%)になると、一定回
数(所定間隔でa、b、c、d…と順次行っているとし
て、例えば、2回であれば、a、b、c、dのうち連続
するいずれか2つの水分値であり、3回でればいずれか
3つの水分値)の水分測定の測定水分値を対比させ、こ
のときの対比結果により、戻りが大きく未乾燥のときは
「設定水分」を一定値低くし、進みが大きく過剰乾燥の
ときは「設定水分」を一定値高くする。この場合、「測
定水分」と「設定水分」の差が一定値になったときとい
う条件は、「測定水分」が一定値になったときとしても
可能である。また、図8の実施例では、「測定水分」と
「設定水分」の差が一定値(例えば、3%)になると、
一定回数(例えば、2回)の水分測定の測定水分値を対
比させ、このときの対比結果により、戻りが大きく未乾
燥のときはバーナー21の「設定温度」を一定値増加さ
せ、進みが大きく過剰乾燥のときはバーナー21の「設
定温度」を一定値減少させるように構成している。この
場合、「測定水分」と「設定水分」の差が一定値になっ
たときという条件は、「測定水分」が一定値になったと
きとしても可能である。
【0013】また、図9の実施例では、「測定水分」と
「設定水分」の差が一定値(例えば、3%)になると、
一定回数(例えば、2回)の水分測定の測定水分値を対
比させ、このときの対比結果により、戻りが大きく未乾
燥のときは「水分補正値」を一定値増加させ、進みが大
きく過剰乾燥のときは「水分補正値」を一定値減少させ
るように構成している。この場合、「測定水分」と「設
定水分」の差が一定値になったときという条件は、「測
定水分」が一定値になったときとしても可能である。ま
た、水分補正値を不揮発メモリ48に記憶させて学習さ
せると、制御の精度を向上させる。また、図10の実施
例では、穀粒の張込量の設定と、穀物の種類の選定と、
外気温度と、測定水分値等の条件によって、バーナー2
1の設定温度(熱風温度)を決定する乾燥制御におい
て、戻りが大きく未乾燥のときはバーナー21の「設定
温度」を一定値増加させるいわゆる+側の補正は行う
が、乾燥が進んでいるときに行うバーナー21の設定温
度を一定値減少させる−側の補正はしないように構成し
ている。即ち、青米、しいなの含有率分布が全量の穀粒
中において相違しているから、サンプリングによる水分
測定値は、そのつど相違し、乾燥作業が進行しているに
も拘らずサンプリングした穀粒の状態によって前回の測
定した水分値よりも水分値が高くなる戻り現象が起き、
この場合は、「設定温度」を+側に補正するのである。
また、図11の実施例では、穀粒の張込量の設定と、穀
物の種類の選定と、外気温度と、「測定水分」等の条件
によって、バーナー21の設定温度(熱風温度)を決定
する乾燥制御において、一定時間毎あるいは水分測定終
了タイミング毎にバーナー21の「設定温度」を変更す
るように構成している。
【0014】
【作用】次に作用を述べる。本発明は前記の構成であ
り、揚穀装置3の張込口5に穀物を張込み、操作装置2
9の張込量設定スイッチ34により張込量を設定し、停
止水分値設定スイッチ36により停止水分値を設定し、
穀物種類設定スイッチにより穀物の種類を設定し、タイ
マ設定スイッチ40によりタイマ時間を設定し、この状
態で、張込スイッチ30を作動させると、揚穀装置3は
貯留タンク8に穀物を供給し、貯留タンク8および落下
流路12内に穀粒が充填される。次に、乾燥スイッチ3
1をオンにすると、バーナー21が燃焼を開始し、送風
機23によるバーナー21の熱風を排風機14が吸引排
風し、穀粒は落下流路12内を流下するときに熱風に当
たって徐々に乾燥し、落下流路12より落下した穀粒を
揚穀装置3に戻して所定の水分値になるまで循環させて
乾燥させ、設定水分値まで乾燥させると、作業が終了
し、取出用流樋19より取り出す。
【0015】このとき、揚穀装置3を停止させ、バーナ
ー21の燃焼を止めても、バーナー21は、作業終了直
前まで燃焼させているため、これを冷却および残存燃料
の気化させる必要があり、そのために送風機23を所定
時間作動させ、その後、乾燥装置1を停止させることを
当業者は「ポストパージ」と呼んでいる。本発明は、作
業開始前のバーナー21近傍の雰囲気温度を測定し、こ
れをA℃とし、次に、その後のバーナー21近傍の雰囲
気温度を測定してB℃とし、該B℃=A℃+α℃になる
のと、揚穀装置3等を停止させた乾燥作業終了から設定
時間(一定時間)経過するのといずれか早くいずれかの
条件を充足したとき、「ポストパージ」を終了させる。
したがって、設定時間経過すると、「ポストパージ」が
終了するだけでなく、設定時間経過前であっても、B℃
=A℃+α℃になると、「ポストパージ」を終了させ、
乾燥装置1を停止させるので、速やかに乾燥装置1を停
止させることができ、作業効率を向上させる。
【0016】また、図6の実施例では、排風機14等を
停止させて乾燥作業終了を制御部49が感知すると、送
風用モータ24の回転数を上昇させるように構成してい
るから、送風機23によるバーナー21の冷却および残
存燃料の気化を迅速に行え、B℃=A℃+α℃に早くな
り、「ポストパージ」の時間を短縮させる。しかして、
穀物乾燥制御において、「測定水分」と「設定水分」の
差が一定値(例えば、3%)になると、一定回数(例え
ば、2回)の水分測定の測定水分値を対比させ、このと
きの対比結果により、戻りが大きく未乾燥のときは「設
定水分」を一定値低くし(「設定水分」−αであり、α
は例えば0.3%)、進みが大きく過剰乾燥のときは
「設定水分」を一定値高くする(「設定水分」+αであ
り、αは例えば0.3%)から、青米、しいなの含有率
分布が全量の穀粒中において相違していても、未乾燥あ
るいは過剰乾燥を防止して、乾燥制御を正確にする。
【0017】図7の実施例では、「測定水分」と「設定
水分」の差が一定値(例えば、3%)になると、一定回
数(例えば、2回)の水分測定の測定水分値を対比さ
せ、このときの対比結果により、戻りが大きく未乾燥の
ときは「設定水分」を一定値低くし、進みが大きく過剰
乾燥のときは「設定水分」を一定値高くするように構成
しているから、乾燥制御を正確にする。また、図8の実
施例では、「測定水分」と「設定水分」の差が一定値
(例えば、3%)になると、一定回数(例えば、2回)
の水分測定の測定水分値を対比させ、このときの対比結
果により、戻りが大きく未乾燥のときはバーナー21の
「設定温度」を一定値増加させ(設定温度+αとし、α
は例えば、3℃)、進みが大きく過剰乾燥のときはバー
ナー21の「設定温度」を一定値減少させるように(設
定温度−αとし、αは例えば、3℃)構成しているか
ら、乾燥制御を正確にする。
【0018】また、図9の実施例では、「測定水分」と
「設定水分」の差が一定値(例えば、3%)になると、
一定回数(例えば、2回)の水分測定の測定水分値を対
比させ、このときの対比結果により、戻りが大きく未乾
燥のときは「水分補正値」を一定値増加させ(水分補正
値+αとし、αは例えば、0.3%)、進みが大きく過
剰乾燥のときは「水分補正値」を一定値減少させるよう
に(水分補正値−αとし、αは例えば、0.3%)構成
しているから、乾燥制御を正確にし、追い乾燥作業を防
止して、作業効率を向上させる。また、図10の実施例
では、穀粒の張込量の設定と、穀物の種類の選定と、外
気温度と、「測定水分」等の条件によって、バーナー2
1の設定温度(熱風温度)を決定する乾燥制御におい
て、戻りが大きく未乾燥のときはバーナー21の「設定
温度」を一定値増加させるいわゆる+側の補正は行う
が、乾燥が進んでいるときに行うバーナー21の「設定
温度」を一定値減少させる−側の補正はしないように構
成しているから、熱風温度の変動を最小限にして、穀物
に与える影響を少なくし、品質の低下を防止し、また、
熱風温度の変動を少なくすることにより制御を容易に正
確にし、−側の補正をしないことにより乾燥時間の短縮
を図れる。また、図11の実施例では、穀粒の張込量の
設定と、穀物の種類の選定と、外気温度と、「測定水
分」等の条件によって、バーナー21の設定温度(熱風
温度)を決定する乾燥制御において、一定時間毎あるい
は水分測定終了タイミング毎にバーナー21の設定温度
を変更するように構成しているから、乾燥工程に即した
熱風温度とし、乾燥制御を正確に行える。
【0019】
【効果】本発明は、熱風室11に熱風を供給するバーナ
ー21および送風機23を有し、該送風機23は熱風室
11に向けて熱風を供給すると共に、バーナー21を冷
却し得るように構成し、乾燥作業終了後、前記送風機2
3は前記バーナー21に所定時間送風するように構成し
た乾燥装置において、乾燥作業終了後、バーナー21近
傍の雰囲気温度B℃が作業開始前のバーナー21近傍の
雰囲気温度A℃に対してα℃だけ高い許容範囲内の温度
になるか、または、作業終了時から設定時間経過するか
のいずれか早いときに、前記送風機23を停止させるよ
うに構成した乾燥装置のバーナー制御装置としたもので
あるから、設定時間が経過することにより「ポストパー
ジ」を終了させるだけでなく、設定時間経過前であって
も、B℃=A℃+α℃の条件を充足すると終了させるの
で、速やかに乾燥装置1を停止させることができ、作業
効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乾燥装置の正面図。
【図2】 同一部省略側面図。
【図3】 操作装置の正面図。
【図4】 ブロック図。
【図5】 フロー図。
【図6】 第2実施例のフロー図。
【図7】 乾燥制御の実施例のフロー図。
【図8】 乾燥制御の実施例のフロー図。
【図9】 乾燥制御の実施例のフロー図。
【図10】 乾燥制御の実施例のフロー図。
【図11】 乾燥制御の実施例のフロー図。
【符号の説明】
1…乾燥装置、2…機枠、3…揚穀装置、4…バケット
コンベア、5…張込口、6…穀粒移送装置、7…コンベ
ア用モータ、8…貯留タンク、9…拡散装置、10…傾
斜案内部、11…熱風室、12…落下流路、13…排風
室、14…排風機、15…繰出ロール、16…集殻受
樋、17…移送コンベア、18…戻し樋、19…取出用
流樋、20…駆動用モーター、21…バーナー、22…
バーナーケース、23…送風機、24…送風用モータ、
25…燃料タンク、26…燃料ポンプ、27…水分計測
装置、28…制御モータ、29…操作装置、30…張込
スイッチ、31…乾燥スイッチ、32…排出スイッチ、
33…停止スイッチ、34…張込量設定スイッチ、35
…張込量設定用表示部、36…停止水分値設定スイッ
チ、37…停止水分値設定用表示部、38…穀物種類設
定スイッチ、39…穀物種類設定用表示部、40…タイ
マ設定スイッチ、41…デジタル表示部、42…水分補
正スイッチ、43…緊急停止スイッチ、44…熱風温度
センサ、45…外気温センサ、46…排風温度センサ、
47…カップモータ、48…不揮発メモリ、49…制御
部。
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱風室11に熱風を供給するバーナー2
    1および送風機23を有し、該送風機23は熱風室11
    に向けて熱風を供給すると共に、バーナー21を冷却し
    得るように構成し、乾燥作業終了後、前記送風機23は
    前記バーナー21に所定時間送風するように構成した乾
    燥装置において、乾燥作業終了後、バーナー21近傍の
    雰囲気温度B℃が作業開始前のバーナー21近傍の雰囲
    気温度A℃に対してα℃だけ高い許容範囲内の温度にな
    るか、または、作業終了時から設定時間経過するかのい
    ずれか早いときに、前記送風機23を停止させるように
    構成した乾燥装置のバーナー制御装置。
JP35020295A 1995-12-22 1995-12-22 乾燥装置のバーナー制御装置 Withdrawn JPH09178343A (ja)

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JP35020295A JPH09178343A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 乾燥装置のバーナー制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234333A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Iseki & Co Ltd 循環型穀物乾燥機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234333A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Iseki & Co Ltd 循環型穀物乾燥機

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