JP2006234271A - 燃焼装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドレンの燃焼装置外部への排出の問題を解決でき、安価に設置可能な高効率の燃焼装置を提供する
【解決手段】 燃焼室20内に、バーナ1と、バーナ1の燃焼ガス中の顕熱を吸収するメインの熱交換器4を設け、メインの熱交換器4よりも燃焼ガスの下流側に、排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器6を配置する。潜熱回収用熱交換器6を通る水を潜熱回収の熱で予備加熱し、その予備加熱した水をメインの熱交換器4の入水口に供給する。潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンをドレン中和手段14により中和した後、ドレン回収手段11で回収貯液し、このドレンを、タイミング制御手段の制御に基づき、適宜のタイミングでドレンを超音波により霧化して燃焼ファン5の送風により外部に放出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給湯器や風呂釜などの、潜熱回収型の燃焼装置に関するものである。
図5には、燃焼装置である給湯器の一例が模式図により示されており、従来、この図に示すような燃焼装置が様々に提案されている(例えば特許文献1参照。)。
この給湯器において、器具ケース40内に設けられた燃焼室20内には、燃焼手段としてのバーナ1が配置され、バーナ1にはバーナ1に燃料を供給する燃料供給通路であるガス管42が接続され、このガス管42にはバーナ1への燃料供給・停止を制御するための開閉弁(図示せず)と、バーナ1への供給燃料量を弁開度でもって制御することができる比例弁(図示せず)とが介設されている。
バーナ1の下方側には、バーナ1の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン5が設けられている。この給湯器は、図5の矢印に示すように、燃焼ファン5の回転によって、吸気口9を介して外部より吸気する空気をバーナ1に送り、この空気と、ガス管42を通って供給されるガスとによってバーナ燃焼を行い、かつ、バーナ燃焼により生じた燃焼ガスを、燃焼ファン5の回転によって、燃焼室20から排気口8側に送って排気する。
上記バーナ1の上側には、給湯熱交換器30が設けられている。図5に示す給湯器において、給湯熱交換器30は、バーナ1の燃焼ガス中の顕熱を回収するメインの熱交換器(一次熱交換器)4と、このメインの熱交換器4よりも前記燃焼ガスの流れの下流側に設けられて、燃焼ガスの顕熱および潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器(二次熱交換器)6とを有している。それぞれの熱交換器4,6は、水を通す管路と、その外周面に互いに間隔を介して立設配置された板状のフィン3とを備えている。
潜熱回収用熱交換器6の下側には、該潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンを外部へ排出するための適宜のドレン排出手段が設けられている。この図に示す給湯器においては、ドレン排出手段として、ドレンの受け皿48と、この受け皿48に接続されたドレン管49が設けられている。このドレン管49の先端側は器具ケース40の外(例えば給湯器の下部側)に導出され、受け皿48にたまった凝縮水の水滴(ドレン排水)を、ドレン管49を通して外部へ排出する構成となっている。
なお、ドレン排水は燃焼ガス中の窒素酸化物(NOx)等を含むため、酸性であるので、前記ドレン排出手段には、ドレン排水(ドレン)を中和するためのドレン中和手段(図示せず)が設けられている。例えばドレンの中和には炭酸カルシウム等を粒状にしたものが用いられ、ドレン排水は、この炭酸カルシウムと反応することで中性を示す硝酸カルシウムとなる。
前記潜熱回収用熱交換器6の入り口側には、水供給源から水を導くための給水管46が接続されており、潜熱回収用熱交換器6の出口側にメインの熱交換器4の入り口側が接続されている。また、メインの熱交換器4の出口側には給湯管47が接続されている。
なお、通常、前記給水管46には、給水管46から供給されて潜熱回収用熱交換器6へ流れ込む水の入水温度を検出する入水サーミスタ(図示せず)と、潜熱回収用熱交換器6へ流れ込む水の流量を検出する水量センサ(図示せず)とが設けられており、また、給湯管47には流れ出る湯の温度を検出することができる出湯サーミスタ(図示せず)が設けられている。
バーナ1の燃焼制御と、燃焼ファン5の回転制御は、前記各センサの検出信号に基づき、図示されていない制御装置に設けられた燃焼制御手段により、予め与えられたシーケンスプログラムにしたがって行われており、前記の如く、ガス管42から供給されるガスと燃焼ファン5により送られる空気とによってバーナ1の燃焼が行われ、それにより、給水管46から潜熱回収用熱交換器6とメインの熱交換器4を順に通って作り出された湯は、給湯管47を介して台所等の給湯場所に導かれて出湯が行われる。
潜熱回収用熱交換器6を備えた給湯器においては、給水管46から潜熱回収用熱交換器6内の水管を通る水は、バーナ1の燃焼による燃焼ガスが潜熱回収用熱交換器6を通るときに、燃焼ガス中の水蒸気が保有している潜熱を奪って(潜熱を回収して)温度を高め、さらにメインの熱交換器4を通るときに、バーナ1の燃焼火力でもって加熱されて設定温度の湯が作り出されるので、バーナ1によって効率の良い加熱ができる。
つまり、潜熱回収用熱交換器6を設けることにより、例えば給湯器においては、高位発熱量(総発熱量)ベースで熱効率が約90%以上に達し、潜熱回収用熱交換器6が設けられていない通常の給湯器に比べ、高い熱効率が達成される。そのため、近年では、特に潜熱回収用熱交換器6を備えた給湯器等の燃焼装置の需要が伸びてきており、新設の燃焼装置のみならず、燃焼装置の寿命等により、燃焼装置を買い換える場合にも、潜熱回収用熱交換器6を備えた燃焼装置が適用されるようになってきている。
特開2000−301167
ところで、潜熱回収用熱交換器6を備えた燃焼装置においては、潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンを外部へ排出することが必要であり、従来は、受け皿48にたまったドレン排水をドレン管49から給湯器の下部側等に流出させて排出する構成となっているので、液状の排水が流出されることになる。そのため、特に、例えばマンション等の集合住宅やオフィスビル等のように、給湯器がベランダ等に配置される場合、流出するドレン排水を排水口に導くことが必要となる。
しかしながら、給湯器から流出するドレン排水を排水口に導くための配管を設けるには工事費用がかかり、特に、燃焼装置の寿命等により燃焼装置を買い換える場合等には、上記配管を設けることができない場合も多い。そこで、ベランダ等に液状の排水をそのまま流出させると、利用者は非常に不快な思いをすることになるし、最悪の場合は、ドレン排水の排出ができないために、せっかく高効率の燃焼装置であっても、潜熱回収用熱交換器付きの燃焼装置を適用することができないこともあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、潜熱回収用熱交換器を備えていることにより発生するドレンの燃焼装置外部への排出の問題を解決でき、安価に設置可能な高効率の燃焼装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明は、燃焼室内に、バーナと、該バーナの燃焼ガス中の顕熱を吸収するメインの熱交換器と、該メインの熱交換器よりも前記燃焼ガスの下流側に配置されて排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器とが設けられ、前記潜熱回収用熱交換器を通る水を潜熱回収の熱で予備加熱し、その予備加熱した水を前記メインの熱交換器の入水口に供給するタイプの燃焼装置において、前記潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを霧化して燃焼装置の外部に放出するドレン霧化放出手段が設けられている構成をもって課題を解決する手段としている。
なお、ここで、潜熱回収用熱交換器を通る水および予備加熱した水とは、温水(つまり、湯)も含むものである。
また、第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、前記潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを回収貯液するドレン回収手段を有し、ドレン霧化放出手段は、前記ドレン回収手段によって回収貯液されたドレンを超音波により霧化する超音波霧化手段と、該超音波霧化手段により霧化したドレン霧を送風により燃焼装置の外部に放出するドレン霧放出ファンとを有する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第3の発明は、上記第2の発明の構成に加え、前記バーナ燃焼の給排気を行う燃焼ファンを有して、該燃焼ファンがドレン霧放出ファンを兼ねている構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第4の発明は、上記第1または第2または第3の発明の構成に加え、前記ドレンの雑菌繁殖を抑制する菌繁殖抑制手段を有する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第5の発明は、上記第1乃至第4のいずれか一つの発明の構成に加え、前記ドレンを中和するドレン中和手段を有し、ドレン霧化放出手段は前記ドレン中和手段により中和したドレンを霧化して放出する構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第6の発明は、上記第1乃至第5のいずれか一つの発明の構成に加え、前記ドレン霧化放出手段の作動タイミングを可変制御するタイミング制御手段を有し、該タイミング制御手段は予め設定されるドレン処理開始設定時刻から前記ドレン霧化放出手段を作動開始させる構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第7の発明は、上記第6の発明の構成に加え、前記潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを回収貯液するドレン回収手段と、該ドレン回収手段によって回収貯液されるドレンの液量を検出するドレン液量検出手段とを有し、タイミング制御手段は、予め設定されるドレン処理開始設定時刻からドレン霧化放出手段を作動開始させる代わりに、前記ドレン液量検出手段により検出されるドレン液量が予め設定される霧化開始設定液量以上になったときに前記ドレン霧化放出手段を作動開始させる構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第8の発明は、上記第6または第7の発明の構成に加え、前記タイミング制御手段は、予め設定されるドレン処理終了設定時刻にドレン霧化放出手段を停止させる構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第9の発明は、上記第8の発明の構成に加え、前記潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを回収貯液するドレン回収手段と、該ドレン回収手段によって回収貯液されるドレンの液量を検出するドレン液量検出手段とを有し、タイミング制御手段は、予め設定されるドレン処理終了設定時刻にドレン霧化放出手段を停止させる代わりに、ドレン液量検出手段により検出されるドレン液量が予め設定される霧化終了設定液量以下になったときに前記ドレン霧化放出手段を停止させる構成をもって課題を解決する手段としている。
本発明によれば、潜熱回収用熱交換器を有し、該潜熱回収用熱交換器を通る水を潜熱回収の熱で予備加熱し、その予備加熱した水をメインの熱交換器の入水口に供給するタイプの燃焼装置であるので、高効率の燃焼装置とすることができる。また、潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを霧化して燃焼装置の外部に放出するドレン霧化放出手段が設けられているので、ドレンの燃焼装置外部への排出の問題を解決することができる。
つまり、本発明は、ドレンを霧化して燃焼装置の外部に放出するので、従来のように、ドレンを液体のまま、管路等を通して排出する場合と異なり、配水管を設けるための工事等が必要無いので安価に設置でき、かつ、液体が流出する不快感を利用者に与えることも無く、ドレンを処理できる。
また、本発明において、潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを回収貯液するドレン回収手段を有し、ドレン霧化放出手段は、前記ドレン回収手段によって回収貯液されたドレンを超音波により霧化する超音波霧化手段と、該超音波霧化手段により霧化したドレン霧を送風により燃焼装置の外部に放出するドレン霧放出ファンとを有する構成によれば、ドレン回収手段によって回収貯液されたドレンを超音波霧化手段によって効率的に霧化でき、かつ、霧化したドレン霧をドレン霧放出ファンにより効率的に燃焼装置の外部に放出でき、簡単な装置構成で効率的にドレン処理を行うことができる。
さらに、ドレン霧化放出手段が超音波霧化手段とドレン霧放出ファンとを有する本発明において、バーナ燃焼の給排気を行う燃焼ファンを有して、該燃焼ファンがドレン霧放出ファンを兼ねている構成によれば、燃焼ファンをドレン霧放出ファンとして兼用させることにより、より一層の装置構成の簡略化を行うことができ、上記優れた効果を奏する燃焼装置を安価に実現できる。
さらに、本発明において、ドレンの雑菌繁殖を抑制する菌繁殖抑制手段を有する構成によれば、たとえドレン内に雑菌が混入したとしても、その繁殖を抑制できるので、衛生上、非常に好ましい。
さらに、本発明において、ドレンを中和するドレン中和手段を有し、ドレン霧化放出手段は前記ドレン中和手段により中和したドレンを霧化して放出する構成によれば、空気中に中性の霧を放出できるので、環境を考慮した場合に好ましい。
さらに、本発明において、ドレン霧化放出手段の作動タイミングを可変制御するタイミング制御手段を有する構成によれば、タイミング制御手段によりタイミングを可変することにより、好ましいタイミングでドレンの霧化と放出を行うことができる。
例えば、タイミング制御手段は予め設定されるドレン処理開始設定時刻から前記ドレン霧化放出手段を作動開始させる構成によれば、ドレン霧化放出の開始時刻を、例えば夜中等、利用者の生活に影響を与えにくい時刻に適宜設定することにより、利用者の生活に影響を与えにくい時間等にドレン処理を行うことができる。
また、タイミング制御手段は、ドレン回収手段によって回収貯液されるドレンの液量をドレン液量検出手段により検出し、そのドレン液量が予め設定される霧化開始設定液量以上になったときに、ドレン霧化放出手段を作動開始させる構成によれば、ドレン液量に応じてドレン霧化放出を開始するので、ドレン液量が霧化開始設定液量以上になってもドレン回収手段により貯液されたままの状態になることはなく、霧化開始設定液量を適宜設定することにより、効率的にドレン霧化放出によるドレン処理を行うことができる。
さらに、タイミング制御手段は、予め設定されるドレン処理終了設定時刻にドレン霧化放出手段を停止させる構成によれば、ドレン処理終了設定時刻を、例えば夜明け前等に設定し、利用者の生活に影響を与えにくい時間帯にドレン処理を行って、ドレン処理を終了することができる。
さらに、タイミング制御手段は、ドレン回収手段によって回収貯液されるドレンの液量をドレン液量検出手段により検出し、そのドレン液量が予め設定される霧化終了設定液量以下になったときに前記ドレン霧化放出手段を停止させることにより、ドレン液量が設定した液量以下になるまで処理できるので、多くの量のドレン液を貯液しておくことを防止でき、的確に処理を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略又は簡略化する。
図1には、本発明に係る燃焼装置の一実施形態例の構成が模式的に示されている。本実施形態例の燃焼装置は、台所等への給湯や浴槽への湯張り(湯張りのための給湯)と、浴槽内の湯水の追い焚き機能とを備えた給湯器である。給湯側の構成は従来例とほぼ同様であり、給湯熱交換器30が、メインの熱交換器4(4a)と潜熱回収用熱交換器6(6a)とを備えている。
また、給湯側の給湯管47に注湯路26を介して追い焚き熱交換器(追い焚き側の熱交換器)31が接続されており、前記注湯路26には注湯電磁弁27が設けられている。追い焚き熱交換器31も、メインの熱交換器4(4b)と潜熱回収用熱交換器6(6b)とを備えており、潜熱回収用熱交換器6bの入り口側に、注湯路26と浴槽(図示せず)からの戻り管28が接続されている。潜熱回収用熱交換器6bの出口側にはメインの熱交換器4bの入り口側が接続され、メインの熱交換器4bの出口側には前記浴槽へと続く往管29が接続されている。
なお、図1には図示されていないが、戻り管28には、浴槽湯水の温度を検出する風呂温度センサと、浴槽湯水を循環させる循環ポンプ、戻り管28を水が流れたことを検出したときにオンとなる流水スイッチがそれぞれ設けられている。
また、給湯熱交換器30側の潜熱回収用熱交換器6aの下部側にドレン受け皿48(48a)が設けられていることと同様に、追い焚き熱交換器31側の潜熱回収用熱交換器6bの下部側にもドレン受け皿48(48b)が設けられている。これらのドレン受け皿48a,48bに、それぞれ、ドレン管49が接続されている。
ドレン管49の下部側には、潜熱回収用熱交換器6(6a,6b)で発生するドレンを中和するドレン中和手段14が設けられている。このドレン中和手段14は、図3(a)に示すように、ドレンタンク13と、ドレンタンク13内に設けた炭酸カルシウム等の中和剤34とを有している。
また、ドレンタンク13には、ドレン水位検出電極35が設けられており、このドレン水位検出電極35は、ドレンタンク13内のドレン水の量を検出する。さらに、ドレンタンク13には、ドレンの雑菌繁殖を抑制する菌繁殖抑制手段16を有しており、この菌繁殖抑制手段16はUV(紫外光)ランプにより形成されている。
図1に示すように、ドレンタンク13の下部側には、潜熱回収用熱交換器6(6a,6b)で発生するドレンを回収貯液するドレン回収手段11が設けられている。このドレン回収手段11は、図1、図3(b)に示すように、例えば上側が開口の容器により形成されており、ドレン回収手段11には、このドレン回収手段11によって回収貯液されるドレンの液量を検出するドレン液量検出手段15が設けられている。
ドレン回収手段11の容器内には、超音波振動子23が設けられており、ドレン回収手段11の外側(ここでは底面側)に、超音波振動子23を超音波によって振動させる超音波発信器36が設けられている。この超音波発信器36と超音波振動子23とを有して、ドレンを超音波により霧化する超音波霧化手段21が形成されている。超音波発信器36は、給湯器の制御装置33に信号接続されている。
本実施形態例において、超音波霧化手段21により霧化したドレン霧は、燃焼ファン5(5a,5b)によって送風により給湯器の外部に放出する構成と成しており、燃焼ファン5(5a,5b)は、ドレン霧を送風により給湯器の外部に放出するドレン霧放出ファンを兼ねている。このドレン霧放出ファン(ここでは燃焼ファン5(5a,5b))と前記超音波霧化手段21とによって、潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンを霧化して給湯器の外部に放出するドレン霧化放出手段2が形成されている。
また、図2に示すように、本実施形態例の給湯器には、制御装置33に、タイミング制御手段17と、時計機構18と、メモリ19とを有している。
タイミング制御手段17は、前記ドレン霧化放出手段2の作動タイミングを可変制御するものである。本実施形態例において、タイミング制御手段17は、通常、予め設定されるドレン処理開始設定時刻から前記ドレン霧化放出手段2を作動開始させる。ドレン処理開始設定時刻は、例えば、給湯器の利用者が就寝する夜中の時刻に設定され、メモリ19に格納されている。タイミング制御手段17は、時計機構18により検出される時刻情報を取り込み、ドレン処理開始設定時刻にドレン霧化放出手段2が作動開始するように、ドレン霧化放出手段2の作動開始タイミングを制御する。
また、タイミング制御手段17は、前記ドレン処理開始設定時刻からドレン霧化放出手段2を作動開始させる代わりに、前記ドレン液量検出手段15により検出されるドレン液量が予め設定される霧化開始設定液量以上になったときに前記ドレン霧化放出手段2を作動開始させることもできる。前記霧化開始設定液量は、例えばドレン回収手段11の容器の容量に対し、例えば80%といった適宜の値に設定され、この値がメモリ19に格納されている。
つまり、本実施形態例では、タイミング制御手段17は、通常は、時計機構18の時刻情報に基づき、前記ドレン処理開始設定時刻からドレン霧化放出手段2を作動開始させるが、ドレン処理開始設定時刻に達する前に、前記ドレン液量検出手段15により検出されるドレン液量が予め設定される霧化開始設定液量以上になったときには、ドレン処理開始設定時刻に達していなくても、ドレン霧化放出手段2を作動開始させる。
なお、このように、ドレン処理開始設定時刻に達する前にドレン霧化放出手段2を作動開始させる場合、利用者が給湯器を利用していることがある。本実施形態例は、給湯バーナ1a側と追い焚き用のバーナ1b側とにそれぞれ燃焼ファン5a,5bを設けているので、燃焼用に用いられていない側の燃焼ファン5、例えば給湯側の燃焼が行われて給湯側の燃焼ファン5aが作動している場合、追い焚き側の燃焼ファン5bを、ドレン霧の放出用のドレン霧放出ファンとして動作させることができる。
また、タイミング制御手段17は、予め設定されるドレン処理終了設定時刻にドレン霧化放出手段を停止させるか、ドレン液量検出手段15により検出されるドレン液量が予め設定される霧化終了設定液量以下になったときに前記ドレン霧化放出手段を停止させるかを選択して制御する。ドレン処理終了設定時刻は、例えば利用者が給湯器を利用しない夜明け前の時刻に設定され、霧化終了設定液量は、例えばドレン回収手段11の容器の容量に対し、例えば5%以下といった適宜の値に設定される。これらの値は、それぞれメモリ19に格納しておく。
そして、例えばタイミング制御手段17は、前記ドレン処理開始設定時刻からドレン霧化放出手段2を作動開始させた時には、前記ドレン処理終了設定時刻にドレン霧化放出手段2を停止させ、前記ドレン液量検出手段15により検出されるドレン液量が前記霧化開始設定液量以上になったときにドレン霧化放出手段2を作動開始させたときには、前記ドレン液量が前記霧化終了設定液量以下になったときにドレン霧化放出手段2を停止させる。
なお、タイミング制御手段17は、前記ドレン処理開始設定時刻からドレン霧化放出手段2を作動開始させて、前記ドレン液量が前記霧化終了設定液量以下になったときにドレン霧化放出手段2を停止させてもよい。また、前記ドレン液量が前記霧化開始設定液量以上になったときにドレン霧化放出手段2を作動開始させて、前記ドレン処理終了設定時刻にドレン霧化放出手段2を停止させてもよい。
つまり、ドレンの溜まる速度は給湯器の使用頻度に応じて変わるものであり、また、給湯器の使用頻度や使用時間帯は、利用者によって異なるので、最適なドレン処理制御(ドレン霧化放出制御)が行われるように、タイミング制御手段17による制御の形態を設定する設定部を設け、利用者によって、また、同じ利用者でも、その使用頻度等が変化した場合は、臨機応変に、タイミング制御手段17による制御の形態を可変設定できるようにするとよい。
本実施形態例は以上のように構成されており、以下に、本実施形態例の給湯器の燃焼運転動作について簡単に説明する。本実施形態例において、給湯管47に接続されている台所等の給湯先への給湯動作は、従来例と同様に行われる。また、浴槽への湯張り動作とその後の追い焚き動作による保温動作は、給湯器に信号接続されたリモコン装置の自動スイッチをオン操作することにより自動的に行われる。
つまり、自動スイッチのオン操作が行われたときに、注湯電磁弁27が開かれ、給湯熱交換器30を通る水が給湯側のバーナ1(1a)の燃焼加熱により湯となり、その湯が、給湯路47から注湯通路26に入り、戻り管28と往管29を有して構成される追い焚き循環路32を通して浴槽へ落とし込まれる。なお、浴槽の水位は水位センサ(図示せず)によって検出され、この検出水位が浴槽の設定水位に達したときに注湯電磁弁27が閉じられ、湯張り動作が終了する。
湯張り後に行われる、追い焚き動作は、前記循環ポンプが駆動されて浴槽の湯水が追い焚き循環路32を通して循環されるもので、この循環水が前記流水スイッチで検知されたときに風呂側のバーナ1(1b)が燃焼駆動され、追い焚き熱交換器31を通るときに循環湯水を加熱昇温して浴槽湯水の追い焚きを行う動作である。この追い焚き動作は、前記風呂温度センサが風呂温度を検出し、その検出温度が風呂設定温度に達したときに風呂側のバーナ1bの燃焼停止と循環ポンプの停止とが行なわれて終了する。この追い焚き動作は、例えば保温時間として設定されている時間内に、定期的に行われる。
なお、前記リモコン装置に設けられている追い焚きスイッチをオン操作すると、上記追い焚き動作が単独の動作として行われる。
上記のような、給湯動作、自動湯張り動作、追い焚き動作に伴い、バーナ1(1a,1b)が燃焼して、潜熱回収用熱交換器6(6a,6b)による潜熱回収が行われると、この際に発生するドレンがドレン受け皿48(48a,48b)の上に落ち、ドレン管49を通ってドレンタンク13に収容され、ドレンタンク13内で中和剤34によって中和され、かつ、UVランプによって殺菌された状態で、ドレン回収手段11により回収貯液される。
そして、タイミング制御手段17のタイミング制御に従い、ドレン処理開始設定時刻になると、前記ドレン霧化放出手段2が作動開始され、ドレン回収手段11に回収貯液された液状のドレンが、超音波霧化手段21によって霧化され、このドレン霧が燃焼ファン5の送風によって給湯器の外部に放出される。
なお、前記ドレン処理開始設定時刻に達する前に、前記ドレン液量検出手段15により検出されるドレン液量が予め設定される霧化開始設定液量以上になったときには、ドレン処理開始設定時刻に達していなくても、ドレン霧化放出手段2が作動開始され、超音波霧化手段21によって霧化され、このドレン霧が燃焼ファン5の送風によって給湯器の外部に放出される。
そして、タイミング制御手段17の制御に基づき、時刻がドレン処理終了設定時刻になったとき、あるいは、ドレン液量が予め設定される霧化終了設定液量以下になったときにドレン霧化放出手段2が停止される。
本実施形態例によれば、潜熱回収用熱交換器6を設けることにより、高効率の燃焼装置とすることができ、また、潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンをドレン霧化手段2によって霧化して燃焼装置の外部に放出するので、従来のように、ドレンを液体のまま、管路等を通して排出する場合と異なり、配水管を設けるための工事等が必要無いので安価に設置でき、かつ、液体が流出する不快感を利用者に与えることも無く、ドレンを処理できる。
また、本実施形態例によれば、潜熱回収用熱交換器6で発生するドレンを超音波により霧化し、放出するので、ドレンを効率的に霧化して給湯器の外部に放出でき、簡単な装置構成で効率的にドレン処理を行うことができる。特に、本実施形態例では、燃焼ファン5(5a,5b)が、ドレン霧放出ファンを兼ねて、霧化したドレン(ドレン霧)を送風により放出するので、より一層の装置構成の簡略化を行うことができ、上記優れた効果を奏する給湯器を安価に実現できる。
さらに、本実施形態例によれば、ドレンの雑菌繁殖を抑制する菌繁殖抑制手段16を有するので、たとえドレン内に雑菌が混入したとしても、その繁殖を抑制できるので、衛生上、非常に好ましい。
さらに、本実施形態例によれば、ドレンを中和するドレン中和手段14を有し、ドレン霧化放出手段2はドレン中和手段14により中和したドレンを霧化して放出するので、空気中に中性の霧を放出できるので、環境を考慮した場合に好ましい。
さらに、本実施形態例によれば、タイミング制御手段17を有して、ドレン霧化放出手段2の作動タイミングを制御するので、好ましいタイミングでドレンの霧化と放出を行うことができる。
つまり、本実施形態例では、ドレン霧化放出の開始時刻を例えば夜中の時刻に設定し、利用者の生活に影響を与えにくい時刻にドレン霧化放出手段2を作動開始するので、利用者の生活に影響を与えにくい時間等にドレン処理を行うことができる。
また、タイミング制御手段17は、ドレン処理開始設定時刻にならなくても、ドレン回収手段によって回収貯液されるドレン液量が、前記霧化開始設定液量以上になったときにドレン霧化放出手段2を作動開始させるので、ドレン液量が霧化開始設定液量以上になってもドレン回収手段により貯液されたままの状態になることはなく、効率的にドレン霧化放出によるドレン処理を行うことができる。
さらに、本実施形態例によれば、タイミング制御手段17が、ドレン処理の終了タイミングも制御することにより、適宜の制御を行うことができる。例えばドレン処理終了設定時刻を夜明け前の時刻に設定して、この時刻にドレン霧化放出手段を停止させることにより、利用者の生活に影響を与えにくい時間帯にドレン処理を行って、ドレン処理を終了することができる。
また、タイミング制御手段17が、ドレン回収手段によって回収貯液されるドレン液量が予め設定される霧化終了設定液量以下になったときにドレン霧化放出手段2を停止させることにより、ドレン液量が設定した液量以下になるまで処理できるので、多くの量のドレン液を貯液しておくことを防止でき、的確に処理を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態例に限定されることはなく、様々な態様を採り得る。例えば、給湯器はマンション等の集合住宅のベランダのみならず、例えば片廊下に面するパイプシャフトに配置されていても構わないし、当然、戸建てに設けられていても構わず、様々な配置場所に配置された給湯器等の燃焼装置に本発明を適用することができる。
また、上記実施形態例では、タイミング制御手段17を設けてドレン霧化放出手段2の作動開始と作動終了のタイミングを制御したが、タイミング制御手段17に加え、例えば手動のスイッチを設け、このスイッチを利用者が操作することによって、利用者がドレン処理を行いたいときにも、随時、ドレン処理を行えるようにしてもよい。
また、タイミング制御手段17によるドレン霧化放出手段2の作動タイミング制御は、上記実施形態例の態様に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。
さらに、上記実施形態例では、ドレン中和手段14を設けたが、本発明は、ドレンを霧化して放出することにより、ドレン中の酸性成分が環境等に与える影響を小さくできる可能性があり、その場合等、場合によっては、ドレン中和手段14は省略してもよい。
さらに、上記実施形態例では、ドレンの雑菌繁殖を抑制する菌繁殖抑制手段16としてUVランプを設けたが、菌繁殖抑制手段16は必ずしもUVランプとするとは限らず、ランプ以外の紫外光照射手段や、熱等の他の方法により菌を殺菌する手段、キトサン等の菌の繁殖を抑制する手段等により、菌繁殖抑制手段16を形成してもよい。また、ドレンタンク13内に、銀イオンを担持またはコーティングさせたセラミックボールを炭酸カルシウムと共に入れて、ドレン中に銀イオンを出させることにより菌の繁殖を抑制してもよい。
さらに、菌繁殖抑制手段16は、ドレンタンク13内でなく、ドレン回収手段11内に設けてもよい。
さらに、ドレンは、酸性の液体であるため、菌繁殖抑制手段16を設けなくても、菌が繁殖しにくいと考えられるので、中和せずに霧化する等、場合によっては、菌繁殖抑制手段16を省略してもよい。
なお、ドレンは霧化させると大気中の空気により速やかに気化するので、たとえ中和せずに霧化したとしても、液体の状態でコンクリートと接触することによる不具合を防ぐことができる。
さらに、上記実施形態例では、燃焼ファン5(5a,5b)が、ドレン霧放出ファンを兼ねていたが、燃焼ファン5(5a,5b)とは個別にドレン霧放出ファンを設けてもよい。
さらに、上記実施形態例では、ドレン霧化放出手段2をドレンタンク13の下部側に設けたが、ドレン霧化放出手段2の配置箇所は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものであり、例えば燃焼ファン5(5a,5b)の近傍領域に設けることもできる。
また、燃焼ファン5とは個別にドレン霧化放出ファンを設ける場合、例えば図4(a)に示すように、燃焼ファン5(ここでは燃焼ファン5b)の下部側に超音波霧化手段21を設けてもよい。また、図4(b)に示すように、排気口側にドレン回収手段11を一体的に設けた超音波霧化手段21を形成し、ドレン送水管44に介設したポンプ50によって、ドレンタンク13内のドレンをドレン送水管44からドレン回収手段11に送水するように構成してもよい。
さらに、上記実施形態例では、燃焼装置は、給湯熱交換器30と追い焚き熱交換器31とを有する複合給湯器としたが、本発明の燃焼装置は、メインの熱交換器4と潜熱回収用熱交換器6とを備えた燃焼装置であればよいので、例えば追い焚き熱交換器31を有する風呂釜や、追い焚き熱交換器31を有していない図5に示したようなタイプの給湯器としてもよく、適宜の燃焼装置に適用できるものである。
さらに、上記実施形態例では、ガス燃焼式の燃焼装置としたが、燃焼装置は石油燃焼式の燃焼装置としてもよい。
本発明に係る燃焼装置の一実施形態例を模式的に示す要部構成図である。 上記実施形態例におけるドレン霧化放出構成を模式的に示すブロック図である。 上記実施形態例に設けられているドレンタンクとドレン回収手段、超音波霧化手段の説明図である。 本発明に係る燃焼装置の他の実施形態例に設けられる超音波霧化手段の配置構成を、燃焼装置の構成を簡略化して示す説明図である。 潜熱回収用熱交換器を備えた給湯器の一例を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1,1a,1b バーナ
2 ドレン霧化放出手段
4,4a,4b メインの熱交換器
5,5a,5b 燃焼ファン
6,6a,6b 潜熱回収用熱交換器
11 ドレン回収手段
13 ドレンタンク
14 ドレン中和手段
15 ドレン液量検出手段
16 菌繁殖抑制手段
17 タイミング制御手段
18 時計機構
21 超音波霧化手段
30 給湯熱交換器
31 追い焚き熱交換器
33 制御装置

Claims (9)

  1. 燃焼室内に、バーナと、該バーナの燃焼ガス中の顕熱を吸収するメインの熱交換器と、該メインの熱交換器よりも前記燃焼ガスの流れの下流側に配置されて排気潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器とが設けられ、前記潜熱回収用熱交換器を通る水を潜熱回収の熱で予備加熱し、その予備加熱した水を前記メインの熱交換器の入水口に供給するタイプの燃焼装置において、前記潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを霧化して燃焼装置の外部に放出するドレン霧化放出手段が設けられていることを特徴とする燃焼装置。
  2. 潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを回収貯液するドレン回収手段を有し、ドレン霧化放出手段は、前記ドレン回収手段によって回収貯液されたドレンを超音波により霧化する超音波霧化手段と、該超音波霧化手段により霧化したドレン霧を送風により燃焼装置の外部に放出するドレン霧放出ファンとを有することを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. バーナ燃焼の給排気を行う燃焼ファンを有して、該燃焼ファンがドレン霧放出ファンを兼ねていることを特徴とする請求項2記載の燃焼装置。
  4. ドレンの雑菌繁殖を抑制する菌繁殖抑制手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の燃焼装置。
  5. ドレンを中和するドレン中和手段を有し、ドレン霧化放出手段は前記ドレン中和手段により中和したドレンを霧化して放出することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の燃焼装置。
  6. ドレン霧化放出手段の作動タイミングを可変制御するタイミング制御手段を有し、該タイミング制御手段は予め設定されるドレン処理開始設定時刻から前記ドレン霧化放出手段を作動開始させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の燃焼装置。
  7. 潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを回収貯液するドレン回収手段と、該ドレン回収手段によって回収貯液されるドレンの液量を検出するドレン液量検出手段とを有し、タイミング制御手段は、予め設定されるドレン処理開始設定時刻からドレン霧化放出手段を作動開始させる代わりに、前記ドレン液量検出手段により検出されるドレン液量が予め設定される霧化開始設定液量以上になったときに前記ドレン霧化放出手段を作動開始させることを特徴とする請求項6記載の燃焼装置。
  8. タイミング制御手段は、予め設定されるドレン処理終了設定時刻にドレン霧化放出手段を停止させることを特徴とする請求項6または請求項7記載の燃焼装置。
  9. 潜熱回収用熱交換器で発生するドレンを回収貯液するドレン回収手段と、該ドレン回収手段によって回収貯液されるドレンの液量を検出するドレン液量検出手段とを有し、タイミング制御手段は、予め設定されるドレン処理終了設定時刻にドレン霧化放出手段を停止させる代わりに、ドレン液量検出手段により検出されるドレン液量が予め設定される霧化終了設定液量以下になったときに前記ドレン霧化放出手段を停止させることを特徴とする請求項8記載の燃焼装置。
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