JP2006234107A - クラッチレス圧縮機用プーリ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダンパ部の弾性材の接着時における無駄な工程をなくすことにより、プーリ作製のコストを削減する
【解決手段】圧縮機の駆動軸に固定されるハブ部30と、駆動源の駆動力を受けて回転する部材と前記ハブ部30との間に配され弾性材42により緩衝作用を奏するダンパ部31とを有して構成されるクラッチレス圧縮機用プーリにおいて、前記ハブ部30と前記ダンパ部31とが別体で構成されると共に、前記ハブ部30と前記ダンパ部31とを係合させる係合手段38,44を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調装置に用いられるクラッチレス圧縮機の駆動軸に取り付けられるプーリに関し、特に緩衝作用を奏するダンパアッシーの構造に関するものである。
クラッチレス圧縮機は、エンジン等の駆動源と常時連結状態にあると共に冷媒の圧縮比を変更する機構を備えることにより、電磁クラッチ等を用いることなく、空調装置の制御に応じた駆動状態を得ることができるものであるが、上述したように常に駆動源と連結状態にあるため、例えば圧縮室内のピストン、ベアリング等の摺動部や回転部に焼きつき等の不具合が生じると、駆動源に過大なトルクがかかり、重大な事故が発生する恐れがある。このような事故を防止するために、圧縮機の駆動軸に取り付けられるプーリに、緊急時、即ち所定以上のトルクが発生した時に破断し、駆動源と圧縮機との連結を絶つ破断手段を設ける構造が開示されている(特許文献1参照)。
また、従来のクラッチレス圧縮機用プーリは、図15に示すように、エンジンE等の駆動源の駆動力を受けて回転するリム100に固定されるアウタリング101と、このアウタリング101に対して内設されるインナリング102との間にゴム103が充填及び接着され、またインナリング102と圧縮機の駆動軸104に固定されるハブ部105とが一体に形成されている。
特開2002−372130号公報
上記のように、従来のプーリにおいては、ハブ部105とインナリング102とが一体に形成されたハブ用部材106が使用されている。このハブ用部材106は、通常その作製に特殊な加工技術を要するため、ゴム103の接着工程を行う機関(工場、企業等)とは別の機関において作製される。特に、上述したような破断手段を設ける場合には、ハブ用部材106の作製を特別な機関に依頼することが多くなる。そして、このハブ用部材106は、これを作製する機関から出荷される時点で、全体に防錆等を目的とする塗装が施されているのが一般的であり、このため他の機関がゴム103の接着工程を行う際には、ゴム103を接着加硫する前にハブ部材106の塗装の一部又は全部を剥がさなければならず、そして接着完了後に、防錆性等を取り戻すために再び塗装を施さなければならなかった。このような無駄な工程がプーリ作製のコストを増大させる要因となっていた。
そこで、本発明は、弾性材の接着時における無駄な工程をなくすことにより、プーリ作製のコストを削減することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、圧縮機の駆動軸に固定されるハブ部と、駆動源の駆動力を受けて回転する部材と前記ハブ部との間に配され弾性材により緩衝作用を奏するダンパ部とを有して構成されるクラッチレス圧縮機用プーリにおいて、前記ハブ部と前記ダンパ部とが別体で構成されると共に、前記ハブ部と前記ダンパ部とを係合させる係合手段を具備することを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、ハブ部とダンパ部とがそれぞれ独立した部材として作製され、後に係合手段により両部材が一体化されることにより、一つのダンパアッシーが完成する。これにより、弾性材を接着する工程において、従来のようにハブ部の塗装をはがす必要がなくなるため、上記従来行われていた無駄な工程が削除され、プーリ作製のコストを削減することができる。
また、上記請求項1記載の構成において、前記ダンパ部は、前記駆動源の駆動力を受けて回転する部材に固定されるアウタリングと、前記アウタリングに内設されるインナリングと、前記アウタリングと前記インナリングとの間に充填及び接着される弾性材とを有して構成されることが好ましい(請求項2)。
従来のプーリにおいては、インナリングがハブ部と一体となっていたが、本構成においては、インナリングとアウタリングとがゴム等の弾性材を介して一体となっている。これにより、ダンパ部を独立した部材として作製することができる。
また、上記請求項2記載の構成において、前記係合手段は、前記ハブ部と前記インナリングとに形成され互いに係合する凸部及び凹部からなることが好ましい(請求項3)。
例えば、ハブ部に凸部を形成すると共にインナリングに凹部を形成することにより、ハブ部とダンパ部の両部材を容易且つ確実に組み付けることができる。尚、これら凸部及び凹部の具体的形状は、適宜選択されるべきものであり、下記の実施の形態において好適なものがいくつか挙げられている。また、ハブ部に凹部、インナリングに凸部を形成することによっても、本発明の目的を達成することができる。
また、上記請求項2記載の構成において、前記弾性材が前記インナリングの内側に回り込むように配されていてもよく(請求項4)、またこの請求項4記載の構成においては、前記係合手段は、前記ハブ部と前記弾性材の前記インナリングの内側に回り込んだ部分とに形成され互いに係合する凸部及び凹部からなることが好ましい(請求項5)。
このように、ダンパ部の弾性材がインナリングの内側(ハブ部又は駆動軸側)まで回り込んだ構造とする場合には、ハブ部に最も近接するダンパ部の構成部分は、弾性材となるので、例えばハブ部に凸部を形成した場合には、これと係合する凹部を弾性材に形成することが構成上好ましい。この構成により、弾性材の弾性力によりハブ部とダンパ部との組み付け性が向上すると共に、完成したダンパアッシー全体としての緩衝作用が向上する。尚、これら凸部及び凹部の具体的形状は、適宜選択されるべきものであり、またハブ部に凹部、弾性材に凸部を形成することによっても、本発明の目的を達成することができる。
また、上記請求項1〜5記載の構成は、前記ハブ部に、所定以上のトルクがかかった場合に破断する破断手段が形成されている場合に適用されて特に好適である(請求項6)。
ハブ部に破断手段を形成する場合には、特殊な加工技術が必要となるため、ハブ部の作製を特別な機関に依頼することが多くなる。従って、このような場合には、ハブ部とダンパ部とが互いに独立した構成を有する本発明が、特に有効となる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例を説明する。尚、異なる実施例において、同一又は同様の作用を奏する箇所についてはその説明を省略する。
図1に示されるクラッチレス圧縮機(以下、圧縮機と略記する)1は、シリンダブロック2、フロントヘッド3、リアヘッド4、駆動軸5、斜板機構6、ピストン7、弁板8、吸入弁9、吐出弁10、クラッチレス圧縮機用プーリ(以下、プーリと略記する)11等を有して構成されるものである。シリンダブロック2には複数のボア15が穿設され、このボア15内にピストン7が摺動可能に配置される。フロントヘッド3は、シリンダブロック2の一端側を封止する部材であり、その内部にクランク室16が画成されている。リアヘッド4は、シリンダブロック2の他端側を封止する部材であり、その内部に吸入室17及び吐出室18が画成されている。駆動軸5は、シリンダブロック2及びフロントヘッド3に設けられたベアリング20,21により回転自在に保持され、その先端部がフロントヘッド3から突出している。斜板機構6は、クランク室16内に配置され、斜板24、シュー25、斜板角度変更部26、スラストフランジ27等を有して構成され、駆動軸5の回転力をピストン7の往復運動に転換させると共に、クランク室圧、吐出圧、吸入圧等に基づいて斜板24の角度が調節されるようになされた公知のものである。プーリ11は、駆動軸5の先端部に固定され後に詳述するダンパアッシー12と、エンジンEの駆動力により回転するリム23とを有して構成される。
本発明にかかるダンパアッシー12は、図2及び図3に示すように、ハブ部30とダンパ部31とから構成される。図3は、ハブ部30とダンパ部31とが組み付けられた状態を示す図である。本実施例にかかるハブ部30は、連結部35、円盤部36、破断部37、凸部38を有して構成される。連結部35は、駆動軸5の先端部に固定される部分であり、略円筒形状でその下部から駆動軸5の先端部が挿入されると共に、上部からボルト等の固定具により固定される。円盤部36は、連結部35の外壁面から直角に延設された略円盤状の部分であり、連結部35と一体に形成されている。破断部37は、円盤部36に形成された複数(当例では3本)のスリットからなり、円盤部36に所定以上のトルク(モーメント)がかかると各スリットの間が破断し、エンジンEと駆動軸5との連結状態を断つものである。凸部38は、円盤部36の外縁部から複数(当例では3つ)放射状に延設されると共に、圧縮機1本体から離れる方向(図中上方)へ折り返されてなる部分である。
ダンパ部31は、図2〜図4に示すように、アウタリング40、インナリング41、ゴム42を有して構成される。アウタリング40は、ダンパ部31の最外郭をなす略円筒形状の部材であり、その圧縮機1側(図中下方)の端部に外側に延設された辺部43を有し、該辺部43に、リム23(図1参照)に所定の固定具により固定されるリム固定部45が形成されている。インナリング41は、アウタリング40よりも小径の略円筒形状の部材であり、アウタリング40に対して内設され、その圧縮機1側(図中下方)の端部に内側に延設された辺部46を有する。ゴム42は、アウタリング40とインナリング41との両者に接着され、アウタリング40とインナリング41との間に充填される部分42aと、インナリング41の内側に回り込んだ部分42bとを有し、このゴム42のインナリング41の内側の部分42bには凹部44が形成されている。この凹部44は、前記ハブ部30の凸部38が係合される部分であり、該凸部38に対して、形状的、位置的、及び数的に対応している。
上記構成によれば、ハブ部30とダンパ部31とがそれぞれ独立した部材として作製され、後に凸部38及び凹部44を係合させ、両者30,31を一体化させることにより、一つのダンパアッシー12が完成する。これにより、ダンパ部31のゴム42を接着する工程において、従来のようにハブ部30の塗装をはがす必要がなくなるため、無駄な工程が削除され、プーリ11作製のコストを従来よりも削減することができる。また、本実施例においては、ゴム42がインナリング41の内側に回り込むように配されると共に、ダンパ部31側の係合手段である凹部44がゴム42のインナリング41内側の部分42bに形成されている。この構成により、凹部44周辺のゴム42の弾性力により組み付け作業が容易になると共に、ダンパアッシー12全体としての緩衝作用が向上する。
本実施例にかかるプーリは、図5に示す構造のダンパ部48を有するものである。このダンパ部48においては、ゴム42がアウタリング40とインナリング41との間に充填される部分のみを有し、係合手段としての凹部44がインナリング41に形成されている。このような構成によっても、ゴム42の接着時における無駄な工程を削除でき、プーリ作製のコストを従来よりも削減することができる。
本実施例にかかるプーリは、図6に示す構造のハブ部50を有するものである。このハブ部50においては、前記円盤部36の外縁に壁部51が立設され、この壁部51に外方へ突出する凸部52が形成されている。このような構成によっても、上記実施例1又は2と同様の作用効果を得ることができる。
図7に示す本実施例にかかるダンパアッシー55は、同図に示すハブ部56及びダンパ部57により構成されるものである。ハブ部56の円盤部61の外縁部には、上方に向かって壁部62が形成されており、この壁部62には、該壁部62の所定部分を屈曲又は湾曲させることにより外方へ突出する凸部63が形成されている。この凸部63は、下部から上部に向かって水平方向の断面積が徐々に広くなる略台形形状を有する。ダンパ部57のゴム69は、アウタリング67とインナリング68との間に充填及び接着され、インナリング68には凸部63が係合(嵌合)可能な形状を有する凹部71が形成されている。前記凸部63の両側面には、図8に示すように、小凸部64がそれぞれ1つずつ形成されている。この小凸部64は、図9(a)に示すように、略三角錐形状に形成され、図7及び図9(b)に示すように、前記凹部71の対峙する位置に形成された小凹部72に係合(嵌合)する。
このような構成によっても、上記他の実施例と同様に、ゴム69に接着時における無駄な工程を削除でき、プーリ作製のコストを従来よりも削減することができる。また、本実施例においては、凸部63が傾斜した略台形形状であると共に小凸部64が形成されていることにより、ハブ部56とダンパ部57との組み付け作業が容易になると共に確実な係合を実現することができる。
図10に示す本実施例にかかるダンパアッシー75は、同図に示すハブ部76及びダンパ部77により構成されるものである。ハブ部76の円盤部81の外縁部には、下方に向かって壁部82が形成されており、この壁部82には、その下端部から更に下方へ向かって延びる3つの凸部84が形成されている。この凸部84には、段差部85、先端部86a、幅広部86bが形成されている。ダンパ部77のゴム89は、アウタリング87とインナリング88との間に充填及び接着され、インナリング88の内壁面には、図10及び12に示すように、内側に延設する片部92が形成されると共に、図11に示すように、その片部92を含む略半分よりも下方の部分がゴム膜93により被覆されており、各片部92には、スリット状の凹部91が形成されている。尚、図12は、インナリング88及び片部92にゴム膜93が被覆されていない状態を示すものである。
図13は、本構成における凸部84と凹部91とを係合させた状態を示す図であり、凸部84の段差部85が凹部91の上面に当接し、凸部84の幅広部86bが凹部91の下面側に当接することを示している。また、凸部84の先端部86aの幅をd1(図10参照)、幅広部86bの幅をd2、ゴム膜93が被覆された状態での凹部91の幅をD1(図11参照)、ゴム膜93が被覆されていない状態での凹部91の幅をD2(図12参照)とすると、d1<D1且つd2>D2の関係が成り立つ。これにより、凸部84と凹部91を係合させる際には、凸部84を、凹部91周辺及び内部に被覆されたゴム膜93を押し分けていくように挿入していき、段差部85が片部92上面に当接するまで押し進めていくことにより、容易且つ確実に組み付け作業を行うことができる。
本実施例にかかるダンパアッシーは、図14に示す凸部95及び凹部96を有して構成されるものである。凸部95は、ゴム等の弾性材により円錐台形状に形成され、凹部96はインナリング97を湾曲させて形成されている。このような形状によっても、両者を容易且つ確実に係合させることができる。
図1は、本発明のプーリが用いられるクラッチレス圧縮機の構成例を示す図である。 図2は、本発明の実施例1にかかるダンパアッシーの構造を示す斜視図である。 図3は、実施例1にかかるダンパアッシーの構造を示す上面図である。 図4は、実施例1にかかるダンパアッシーのダンパ部の構造を示す一部断面図である。 図5は、本発明の実施例2にかかるダンパアッシーのダンパ部の構造を示す一部断面図である。 図6は、本発明の実施例3にかかるダンパアッシーのハブ部の構造を示す斜視図である。 図7は、本発明の実施例4にかかるダンパアッシーの構造を示す斜視図である。 図8は、実施例4にかかるダンパアッシーの凸部の構造を示す図である。 図9(a)は、実施例4にかかるダンパアッシーの小凸部の構造を示す図であり、図9(b)は、実施例4にかかるプーリの小凸部及び小凹部の係合状態を示す図である。 図10は、本発明の実施例5にかかるダンパアッシーの構造を示す斜視図である。 図11は、実施例5にかかるダンパアッシーにおいてゴム層が被覆された状態でのインナリング及び凹部の構造を示す図である。 図12は、実施例5にかかるダンパアッシーにおいてゴム層が被覆されていない状態でのインナリング及び凹部の構造を示す図である。 図13は、実施例5にかかるダンパアッシーにおける凸部及び凹部の係合状態を示す一部断面図である。 図14は、本発明の実施例6にかかるダンパアッシーにおける凸部及び凹部の構造を示す一部斜視図である。 図15は、従来のクラッチレス圧縮機用プーリの構造を示す一部断面図である。
符号の説明
1 (クラッチレス)圧縮機
11 (クラッチレス圧縮機用)プーリ
12,55,75 ダンパアッシー
30,50,56,76 ハブ部
31,48,57,77 ダンパ部
38,52,63,84,95 凸部
44,71,91,96 凹部
37 破断部
40,67,87 アウタリング
41,68,88,97 インナリング
42 ゴム(弾性材)
93 ゴム膜

Claims (6)

  1. 圧縮機の駆動軸に固定されるハブ部と、駆動源の駆動力を受けて回転する部材と前記ハブ部との間に配され弾性材により緩衝作用を奏するダンパ部とを有して構成されるクラッチレス圧縮機用プーリにおいて、
    前記ハブ部と前記ダンパ部とが別体で構成されると共に、前記ハブ部と前記ダンパ部とを係合させる係合手段を具備することを特徴とするクラッチレス圧縮機用プーリ。
  2. 前記ダンパ部は、前記駆動源の駆動力を受けて回転する部材に固定されるアウタリングと、前記アウタリングに内設されるインナリングと、前記アウタリングと前記インナリングとの間に充填及び接着される弾性材とを有して構成されることを特徴とする請求項1記載のクラッチレス圧縮機用プーリ。
  3. 前記係合手段は、前記ハブ部と前記インナリングとに形成され互いに係合する凸部及び凹部からなることを特徴とする請求項2記載のクラッチレス圧縮機用プーリ。
  4. 前記弾性材が前記インナリングの内側に回り込むように配されていることを特徴とする請求項2記載のクラッチレス圧縮機用プーリ。
  5. 前記係合手段は、前記ハブ部と前記弾性材の前記インナリングの内側に回り込んだ部分とに形成され互いに係合する凸部及び凹部からなることを特徴とする請求項4記載のクラッチレス圧縮機用プーリ。
  6. 前記ハブ部に、所定以上のトルクがかかった場合に破断する破断部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のクラッチレス圧縮機用プーリ。
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